オペレーターとはどんなお酒か|白ワインのジンジャーエール割りの作り方と割合

アサヒビールのカクテルガイドは、オペレーターというカクテルのアルコール度数を5.56%と小数第2位まで公表している。材料はたった3つだ。ところが同じ名前の一杯でも、サッポロビールの公式レシピは分量もグラスも違い、サントリーにいたっては掲載そのものがない。このページでは各社の公式レシピを分量ごと並べ、公表されている度数を実際に検算し、赤ワインで作る兄弟分との差がどこにあるのかまでを一次資料から確認していく。

オペレーターとは何かと、公式が公表しているアルコール度数

オペレーターの白ワインとジンジャーエール
オペレーターの白ワインとジンジャーエールのイメージ

オペレーターは、白ワインをジンジャーエールで割ってつくるロングカクテルだ。アサヒビールのカクテルガイドは、材料を白ワイン60ml・レモンジュース15ml・ジンジャーエール60mlとし、技法はビルド、グラスはタンブラー、アルコール度数は5.56%と記載している(アサヒビール カクテルガイド「オペレーター」)。カクテルの度数が小数第2位まで公表されている例は多くない。

先に結論を3点だけ示しておく。第一に、ワインとジンジャーエールの比率は1対1で各社とも一致しているが、絶対量とグラスと、レモンを入れるかどうかは一致していない。第二に、公表されている5.56%はレモンジュース15mlを含めた総量135mlで割った値で、レモンを入れなければ同じ1対1でも6.25%になる。第三に、オペレーターはIBA(国際バーテンダー協会)の公式カクテルには収載されていない。

「オペレータ」「おぺれーたー」など表記の揺れについて

検索では「オペレーター」のほかに「オペレータ」「オペレター」「おぺれーたー」といった表記が使われ、「オペレーター 度数」と「オペレーター度数」のようにスペースの有無でも分かれる。いずれも同じ白ワインのジンジャーエール割りを指しており、アサヒビールのカクテルガイドでの表記は長音符号を付けた「オペレーター」だ。英語表記は Operator で、電話や無線の交換手を意味する一般名詞と同じつづりになる。

カクテルという分類そのものの整理はカクテルとはの記事に、ベースになるワイン側の基礎はワインとはの記事にまとめている。

リンクサス酒販のワイン在庫
リンクサス酒販のワイン在庫のイメージ

リンクサス酒販で取り扱っているワインを、下のグリッドから直接確認できる。グリッドの内容は在庫の入れ替わりに応じて自動で更新されるため、表示される銘柄や価格、在庫状況は各カードのリンク先で確かめてほしい。

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ここではワインの在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。

カクテルのベースを探す場合と、そのまま飲む一本を探す場合とでは選ぶ基準が変わる。ジンジャーエールで割ることを前提にするなら、樽の風味が強くない辛口を選ぶほうが扱いやすい。在庫全体はワインのコレクションから、スパークリング中心に探すならシャンパンのコレクションから見られる。

オペレーターの割合は1対1が基本だが、公式3社で分量もグラスも違う

オペレーターの割合と分量
オペレーターの割合と分量のイメージ

「オペレーターの割合」を調べると、多くの解説が「白ワインとジンジャーエールを1対1」と書いている。この比率自体は公式と一致している。サッポロビールは自社の解説記事で※白ワインとジンジャーエールは基本の1:1を守りつつ、お好みで調節してください。と明記しており(サッポロビール「オペレーター」)、アサヒビールのレシピも白ワイン60ml対ジンジャーエール60mlで1対1だ。

ただし、一致しているのは比率だけだった。実際に各社の公式レシピを並べると、絶対量もグラスもレモンの扱いも違う。

出典 ワイン 割り材 レモン グラス 公表度数
アサヒビール 白ワイン 60ml ジンジャーエール 60ml レモンジュース 15ml タンブラー 5.56%(数値で公表)
サッポロビール 白ワイン 90ml ジンジャーエール 90ml レモン汁 適量 コリンズグラス 公表なし
サントリー 掲載なし 掲載なし 掲載なし 掲載なし 掲載なし

サントリーはキール(同社のレシピページ)やキティを掲載している一方で、オペレーターのレシピは見当たらなかった。同社のレシピ検索はベースをリキュールとスピリッツで分類しており、ワインというベース区分自体が置かれていない。

比率が同じでも、レモンを15ml入れるかどうかで総量が変わるため、出来上がりの度数は変わる。次章以降でその差を数値で示す。

オペレーターとキティの違いはワインの色ではなくレモン15mlの有無

キティに使う赤ワイン
キティに使う赤ワインのイメージ

オペレーターとよく比較されるのがキティだ。一般には「白ワインで作ればオペレーター、赤ワインで作ればキティ」と説明される。しかしアサヒビールの公式レシピを突き合わせると、両者の差はワインの色だけではなかった。

項目 オペレーター キティ
ワイン 白ワイン 60ml 赤ワイン 60ml
割り材 ジンジャーエール 60ml ジンジャーエール 60ml
レモンジュース 15ml 入らない
総量 135ml 120ml
グラス タンブラー カクテルグラス
技法 ビルド ビルド
色合い クリア レッド
公表度数 5.56% 6.50%
公表純アルコール量 6g 6.2g

ワインと割り材の量はどちらも60ml対60mlでまったく同じだ。違いはレモンジュース15mlが入るかどうかと、タンブラーかカクテルグラスかの2点にある。公表度数がキティのほうが高いのも、赤ワインが強いからではなく、レモンの分だけオペレーターの総量が15ml多く、その分だけ薄まるからだ。

キティそのものの作り方やアレンジはキティの記事で扱っている。白ワインを無糖の炭酸で割る場合はスプリッツァー、カシスリキュールを合わせる場合はキールが対応する。このページはオペレーター側、つまり白ワインとジンジャーエールの組み合わせを軸に扱う。

ベースの白ワインを選ぶ手がかりになるシャルドネ30銘柄の早見表

ベースに使うシャルドネの白ワイン
ベースに使うシャルドネの白ワインのイメージ

ベースに使う白ワインを選ぶ手がかりとして、白ブドウの代表品種であるシャルドネの銘柄を産地・度数・味の方向で横並びにした早見表を置く。これはスタイルの地図であって、ここに並ぶ銘柄をジンジャーエールで割ることを勧める一覧ではない。特級や1級のクラスは割らずにそのまま味わうほうが向いており、オペレーターに使うなら樽の効いていない辛口を選ぶほうが扱いやすい。

ベースの白ワインを選ぶ手がかりになるシャルドネ30銘柄のスタイル早見表
オペレーターのベースを選ぶ手がかりとして、白ブドウの代表品種であるシャルドネを産地・度数・味の方向で横並びにした。ブルゴーニュのシャブリやマコンのようなシャープでミネラリーな辛口から、カリフォルニア・オーストラリア・イタリア・チリ・日本のふくよかなタイプ、シャルドネ100%のブラン・ド・ブランまでを含む。これはシャルドネというブドウがどこまで幅を持つかを示すスタイルの地図であって、ここに並ぶ銘柄をジンジャーエールで割ることを勧める一覧ではない。特級や1級のクラスは割らずにそのまま味わうほうが持ち味が出る。オペレーターに使うなら、樽の効いていないフレッシュな辛口を選ぶほうが扱いやすい。
画像 銘柄・スコア 定価
市場相場
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樽なしで果実そのまま、日本の良心的シャルドネ。

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20位豪州・最高峰 リーウィン・エステート アートシリーズ シャルドネ
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21位豪州・威信 ペンフォールズ ヤッタルナ シャルドネ
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“白いグランジ”、豪州が威信をかけた最高峰。

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メタルボトルの華、シャルドネ100%の贅沢な泡。

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アネモネボトルの名花、繊細なシャルドネの泡。

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ワインは銘柄ごとに希望小売価格を公表しないものが大半のため、定価の欄は空欄になり、市場相場の目安のみを記載している。ヴィンテージや流通状況によって価格は大きく変動する。なお、表のスコア欄・「プロのおすすめ」の表示・価格更新日・購入者数の表示は、行の中身にかかわらずテンプレート上で一律に描画されるもので、オペレーターへの向き不向きを示すものではない。ベースとしての向き不向きは本文の記述を参照してほしい。

シャルドネという品種そのものの解説はシャルドネの記事に、ワインの度数の幅はワインのアルコール度数の記事にまとめている。

アサヒ公式のワインベースカクテル10種を度数順に並べた早見表

ワインベースカクテルの一覧
ワインベースカクテルの一覧のイメージ

オペレーターだけを見ていると、「ワインを割ったカクテルはどれも度数が低い」という印象になりやすい。実際にはそうではない。アサヒビールのカクテルガイドが度数を公表しているワインベースのレシピを10種類集め、度数の低い順に並べたのが次の表だ。

カクテル 公表度数 総量 グラス 技法 主な材料
オペレーター 5.56% 135ml タンブラー ビルド 白ワイン60ml/レモンジュース15ml/ジンジャーエール60ml
スプリッツァー 6.25% 120ml ワイングラス ビルド 白ワイン60ml/ソーダウォーター60ml
キティ 6.50% 120ml カクテルグラス ビルド 赤ワイン60ml/ジンジャーエール60ml
カリモーチョ 6.50% 120ml タンブラー ビルド 赤ワイン60ml/コーラ60ml
ベリーニ 7.58% 95ml シャンパングラス ビルド スパークリングワイン60ml/ピーチジュース30ml/グレナデンシロップ5ml
ミモザ 8.00% 90ml ワイングラス ビルド スパークリングワイン60ml/オレンジジュース30ml
キールロワイヤル 12.71% 105ml シャンパングラス ビルド スパークリングワイン90ml/クレーム・ド・カシス15ml
シャンパン・ブルース 12.90% 100ml シャンパングラス ビルド スパークリングワイン90ml/ブルー・キュラソー10ml
サングリア 13.00% — その他 ブレンド 赤ワイン750ml/オレンジ・ベリー類・ミント等
キール 13.25% 120ml ワイングラス ビルド 白ワイン100ml/クレーム・ド・カシス20ml

同じワインベースでも、割り材が炭酸飲料かリキュールかで度数は倍以上変わる。ジンジャーエールやソーダで割るオペレーター・キティ・スプリッツァー・カリモーチョはいずれも5%台から6%台に収まり、カシスリキュールを合わせるキールとキールロワイヤルは12%台から13%台に跳ね上がる。アルコールを含まない飲料で割れば薄まり、リキュールを足せば濃くなる、という当たり前の構図が公表値ではっきり出ている。

個別のレシピはミモザ、ベリーニ、サングリアの各記事で扱っている。カクテル全体を度数順に見たい場合はカクテルの度数一覧が近い。

公表度数を検算すると、アサヒが前提にしているワインの度数が逆算できる

公表度数から逆算するワインの度数
公表度数から逆算するワインの度数のイメージ

ここからが本題になる。アサヒビールが公表している度数は小数第2位まであるため、逆算が効く。各レシピについて「材料のml×その材料の度数」を足し、総量で割ってみると、今回集めた9件すべてが公表値とぴったり一致した。

カクテル 計算式 計算値 公表値 判定
オペレーター (60×0.125)÷ 135 5.56% 5.56% 一致
キティ (60×0.130)÷ 120 6.50% 6.50% 一致
スプリッツァー (60×0.125)÷ 120 6.25% 6.25% 一致
カリモーチョ (60×0.130)÷ 120 6.50% 6.50% 一致
ベリーニ (60×0.120)÷ 95 7.58% 7.58% 一致
ミモザ (60×0.120)÷ 90 8.00% 8.00% 一致
キールロワイヤル (90×0.120 + 15×0.170)÷ 105 12.71% 12.71% 一致
シャンパン・ブルース (90×0.120 + 10×0.210)÷ 100 12.90% 12.90% 一致
キール (100×0.125 + 20×0.170)÷ 120 13.25% 13.25% 一致

この式が全件で閉じるということは、アサヒビールが各材料に対して特定のアルコール度数を前提に置いているということだ。式を逆に解くと、その前提値が求まる。

材料 逆算される度数 商品ページの記載
アルパカ シャルドネ・セミヨン(白) 12.5% アルコール度数の記載なし
アルパカ カベルネ・メルロー(赤) 13.0% アルコール度数の記載なし
アルパカ スパークリング(泡) 12.0% アルコール度数の記載なし
ボルス クレーム・ド・カシス 17.0% レシピ側から逆算
ボルス ブルー(ブルー・キュラソー) 21.0% レシピ側から逆算

注意したいのは、この12.5%や13.0%という数値が公表値ではなく逆算値だという点だ。レシピで使われているアルパカのワインについて、アサヒビールの商品ページに掲載されているのはヴィンテージ・内容量・参考小売価格・品種・産地などで、アルコール度数の記載は見当たらない。つまり公式は度数を直接には公表しておらず、カクテルレシピ側の公表度数からしか読み取れない構造になっている。

さらに、純アルコール量の側でも同じ式が閉じる。アサヒビールは材料ごとの純アルコール量をグラム単位で併記しているが、これは「ml×度数×0.8」で計算され、白ワイン60mlなら60×0.125×0.8で6.0g、赤ワイン60mlなら60×0.130×0.8で6.2gになる。この0.8という係数は、厚生労働省が飲酒ガイドラインで示している換算式の純アルコール量(g)=摂取量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×0.8(アルコールの比重)(健康に配慮した飲酒に関するガイドライン)と同じ値だ。メーカーのレシピ表記と国の換算式が、同じ係数の上で接続している。

割合を変えたときの度数と純アルコール量の目安

割合ごとの度数と純アルコール量
割合ごとの度数と純アルコール量のイメージ

比率を変えたときに度数と純アルコール量がどう動くかを、アサヒビールと同じ式で計算した。白ワインの度数は、前章で逆算した12.5%を用いている。「20gまでの杯数」は、厚生労働省が示す節度ある適度な飲酒:1日平均純アルコールで約20g程度の飲酒(e-ヘルスネット)を1日の目安としたときに何杯に相当するかを割り戻した当店試算だ。

割合 白ワイン ジンジャーエール レモン 総量 度数(試算) 純アルコール量 20gまでの杯数
1対3 30ml 90ml — 120ml 3.13% 3.0g 約6.7杯
1対2 40ml 80ml — 120ml 4.17% 4.0g 約5.0杯
4対6 48ml 72ml — 120ml 5.00% 4.8g 約4.2杯
1対1 60ml 60ml — 120ml 6.25% 6.0g 約3.3杯
1対1にレモン15mlを加えたアサヒ公式の配合 60ml 60ml 15ml 135ml 5.56% 6.0g 約3.3杯
1対1のサッポロ公式の配合 90ml 90ml — 180ml 6.25% 9.0g 約2.2杯
6対4 72ml 48ml — 120ml 7.50% 7.2g 約2.8杯
2対1 80ml 40ml — 120ml 8.33% 8.0g 約2.5杯

表を見ると、アサヒビールの公式配合(5.56%)と、レモンなしの1対1(6.25%)の差はレモンジュース15mlぶんの希釈でしかないことがわかる。一方で純アルコール量はどちらも6.0gで変わらない。度数は割り材の量で動くが、体に入るアルコールの総量はワインの量だけで決まる。この区別は、飲む量を考えるうえで実用的な意味を持つ。

お酒を飲めるのは20歳からで、体質や体調によって適量は大きく変わる。飲まない選択も含めて、無理のない範囲で楽しみたい。アルコールを避けたいときの選択肢はノンアルコールカクテルの記事にまとめている。

オペレーターもキティもIBAの公式カクテルには入っていない

IBA公式カクテルとワインベース
IBA公式カクテルとワインベースのイメージ

オペレーターは国際的に定義された標準レシピを持つのだろうか。IBA(国際バーテンダー協会)が公表している公式カクテル一覧を全ページ確認したところ、Operator も Kitty も収載されていなかった。

確認項目 内容
一覧ページの実掲載数 102件
刊行物での告知件数 101件
カテゴリー The Unforgettables/Contemporary Classics/New Era
Operator が入るべき位置 Old Cuban/Old Fashioned/Paloma/Paper Plane の間に該当項目なし
Kitty が入るべき位置 Jungle Bird/Kir/Last Word/Lemon Drop Martini の間に該当項目なし
収載されているワイン系 Bellini/Champagne Cocktail/Kir/Mimosa/Spritz/New York Sour/Sherry Cobbler/Porto Flip

アルファベット順の一覧で、Operator が入るはずの Old Fashioned と Paloma の間、Kitty が入るはずの Kir と Last Word の間には、いずれも該当する項目がなかった(IBA公式カクテル一覧)。一方で Kir・Mimosa・Bellini・Spritz といったワイン系は収載されている。つまりワインベースだから外れているわけではなく、オペレーターとキティという呼び名そのものが国際的な標準リストに載っていない。

国際標準に載っていないことは、質が低いという意味ではない。各国で親しまれているローカルな飲み方は数多くあり、ワインを身近な飲料で割る習慣はヨーロッパにも古くからある。ただし「国際的に決まったレシピがある」という前提で分量を語ることはできない。実際、前章で見たとおり国内メーカー間でも分量は揃っていない。

名前の由来を説明した公式資料は存在しない

オペレーターの名前の由来
オペレーターの名前の由来のイメージ

「オペレーター」という名前の由来については、電話交換手が仕事の合間に飲んだことにちなむという説がよく紹介されている。この説の出どころを一次資料に当たって探したが、メーカー公式にも業界団体にも、由来を説明した記述は見つからなかった。アサヒビールのレシピページには味の説明はあるが由来の記載はなく、サッポロビールの解説記事にも由来の節そのものが置かれていない。

興味深いのは、同じサッポロビールがキティについては由来の節を設けていることだ。しかもその説明は、サントリーの説明と食い違っている。

出典 キティの名前の由来として挙げている説
サッポロビール 「子猫」を意味する英語の「kitten」が語源とする説が有力です。
サントリー BAR-NAVI ちなみに「キティ」とは、英語圏の女性の名前「キャサリン」の愛称。また幼児語で子猫の意味があります。

サッポロビールは子猫を意味する kitten を語源とする説を有力とし、サントリーは女性名キャサリンの愛称と幼児語の子猫の両方を挙げている。どちらも公式の情報でありながら、重点の置き方が違う。キティですらこの状態であり、オペレーターについては公式の説明そのものが存在しないというのが現状だ。

白ワインとジンジャーエールの選び方とおいしく作るコツ

白ワインとジンジャーエールの選び方
白ワインとジンジャーエールの選び方のイメージ

材料が2つか3つしかないぶん、選び方と温度管理が味を決める。ベースの白ワインは、樽の風味が強くないフレッシュな辛口が合わせやすい。樽熟成の効いた濃厚なタイプは、ジンジャーエールの甘みとぶつかりやすく、そのまま飲むほうが持ち味が出る。

素材 選び方の目安 仕上がりの傾向
樽を使わない辛口の白 シャブリ系やソーヴィニヨン・ブランなど酸のあるタイプ 酸が立ち、ジンジャーエールの甘みと釣り合う
樽の効いた白 割らずにそのまま飲むほうが向く 樽香が浮きやすい
辛口のジンジャーエール しょうがのキレを出したいとき 甘さ控えめで食事に合わせやすい
一般的なジンジャーエール まろやかに飲みやすくしたいとき 甘みが出て親しみやすい
レモン アサヒ公式は15ml、サッポロ公式は適量 後味が締まる。入れない公式もある
氷 大きめのものを多めに 溶けにくく薄まりにくい

つくり方の手順自体は単純だ。氷を入れたグラスに冷やした白ワインを注ぎ、レモンを使うなら先に加え、最後に冷えたジンジャーエールで満たして軽く一度だけステアする。アサヒビールもサッポロビールも技法はビルドで、シェイクは使わない。炭酸を保つために、材料はすべて冷やしておき、混ぜすぎないことが要点になる。

よくある質問

オペレーターのよくある質問
オペレーターのよくある質問のイメージ
オペレーターのアルコール度数はどのくらいですか?

アサヒビールのカクテルガイドは5.56%と公表しています。これは白ワイン60ml、レモンジュース15ml、ジンジャーエール60mlの合計135mlで計算した値です。レモンを入れずに白ワインとジンジャーエールを1対1で合わせた場合は、同じ計算式で6.25%になります。氷が溶けるぶんは含まれていないため、実際に口にするときはこれより低くなります。

オペレーターの割合は何対何ですか?

ワインとジンジャーエールを1対1にするのが基本で、この比率はアサヒビールとサッポロビールで一致しています。ただし絶対量は違い、アサヒビールは60ml対60ml、サッポロビールは90ml対90mlです。グラスもタンブラーとコリンズグラスで異なります。ワインを多くすれば度数と飲みごたえが増し、ジンジャーエールを増やせば軽くなります。

オペレーターとキティの違いは何ですか?

一般には白ワインで作るのがオペレーター、赤ワインで作るのがキティと説明されます。ただしアサヒビールの公式レシピを比べると、違いはワインの色だけではありません。オペレーターにはレモンジュース15mlが入りキティには入らない点と、グラスがタンブラーとカクテルグラスで異なる点があります。ワインと割り材の量はどちらも60ml対60mlで同じです。

オペレーターの黄金比という言い方は正しいですか?

「黄金比」という語は、今回確認した範囲ではメーカー公式のどのページにも使われていませんでした。サッポロビールの表現は「基本の1:1」で、アサヒビールは比率に名前を付けず分量をmlで示しています。比率そのものは1対1で間違いありませんが、公式が用いている呼び方ではないという点は知っておくとよいと思います。

オペレーターは国際的な公式カクテルですか?

いいえ。IBA(国際バーテンダー協会)が公表している公式カクテル一覧を全ページ確認しましたが、Operator も Kitty も収載されていませんでした。一方で Kir、Mimosa、Bellini、Spritz といったワイン系は収載されています。つまりワインベースだから外れているのではなく、この呼び名自体が国際的な標準リストにありません。

オペレーターの名前の由来は何ですか?

電話交換手にちなむという説がよく紹介されますが、メーカー公式にも業界団体にも由来を説明した記述は見つかりませんでした。対照的にキティについてはサッポロビールとサントリーがそれぞれ説明を載せていますが、子猫を意味する kitten を語源とする説と、女性名キャサリンの愛称とする説とで食い違っています。

どんな白ワインを使えばよいですか?

樽の風味が強くない、フレッシュで酸のある辛口が合わせやすいです。シャブリ系のシャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、辛口のリースリングなどが向きます。樽熟成の効いた濃厚なタイプや、特級・1級といったクラスのワインは、割らずにそのまま楽しむほうが持ち味が出ます。

白ワインのアルコール度数に決まりはありますか?

色による区別の規定は見当たりません。国税庁の分類では、果実を発酵させた果実酒はアルコール分20度未満、果実に糖類を加えて発酵させたものは15度未満とされています。国内の地理的表示では、たとえばGI山梨が補糖なしで8.5%以上20.0%未満と定めています。いずれも赤白の区別なく適用される数値です。

1杯あたりの純アルコール量はどのくらいですか?

白ワインを60ml使う配合なら約6.0g、90ml使う配合なら約9.0gです。厚生労働省の換算式「摂取量×アルコール濃度×0.8」で計算した値で、アサヒビールがレシピに併記している純アルコール量とも一致します。割り材を増やしても度数が下がるだけで、体に入るアルコールの量はワインの量で決まる点に注意してください。

飲まないワインや洋酒を売ることはできますか?

可能です。リンクサス酒販ではワインやシャンパーニュ、洋酒の買取に対応しています。ボトル内の液面の高さ、コルクやキャップシールの状態、ラベルの傷み、箱などの付属品の有無が評価に影響します。直射日光と高温を避けた冷暗所で保管し、状態の良いうちにご相談いただくのが確実です。

ここまでの内容は、アサヒビール・サッポロビール・サントリーの公式レシピ、IBAの公式カクテル一覧、厚生労働省の飲酒ガイドライン、国税庁の酒類分類にあたって確認した。各社の公表内容は更新されることがあるため、最新の数値は本文中のリンク先で確かめてほしい。

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