コアントローとは 度数40%と飲み方・カクテルの公式値
コアントローとは何かを公式の言葉で確かめる

オレンジの皮の香りを軸にした無色のリキュールで、マルガリータやサイドカーの材料として名前を見かける機会が多い一本です。ところが「トリプルセックなのか」「ホワイトキュラソーなのか」「度数は何度なのか」といった基本のところは、調べる先によって書いてあることが変わります。この記事では、ブランドの国際版公式サイト、日本の輸入元が配っている製品カタログ、日本洋酒酒造組合の用語集、酒税法、そして国際バーテンダー協会の公式レシピという五つの一次資料を、どの数字がどこに書いてあるかまで示しながら並べていきます。
まず原料です。公式は材料が四つしかないことをはっきり書いています。逐語では「The ingredients are simple: water, bitter and sweet orange peels essential oils, sugar and neutral alcohol.」で、水とビターオレンジおよびスイートオレンジの果皮のエッセンシャルオイル、砂糖、そして中性アルコールだけだという説明です。香料を足していないことも別のページで明記されています。
造っている場所も一か所に限られます。公式は蒸溜所について「only distillery in the world.」と書き、フランス西部のアンジェが世界で唯一の蒸溜所だとしています。蒸溜器は銅製で、逐語は「19 custom copper alembics just like those used by Edouard Cointreau over a century ago.」=19基です。
日本で流通している4つの製品と価格
日本の輸入元はレミー コアントロー ジャパン株式会社です。同社が公開している製品カタログ(2024年5月1日付)に、次の4製品が容量と価格つきで載っています。
| 製品名 | 英語表記 | アルコール分 | 容量 | ケース入数 | 本体 | 税込 | 本体×1.1の検算 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| コアントロー | COINTREAU | 40% | 700ml | 12本入 | 2,700円 | 2,970円 | 2,970円(一致) |
| コアントロー ハーフ | COINTREAU HALF | 40% | 350ml | 24本入 | 1,850円 | 2,035円 | 2,035円(一致) |
| コアントロー ミニチュア | COINTREAU MINIATURE | 40% | 50ml | 120本入 | 350円 | 385円 | 385円(一致) |
| コアントロー ノワール | COINTREAU NOIR | 40% | 700ml | 6本入 | 4,000円 | 4,400円 | 4,400円(一致) |
4製品すべてで、カタログが載せている税込の金額が本体価格を1.1倍した値と1円も違いません(4件中4件が一致)。度数は4製品とも40パーセントで揃っており、違うのは容量と、ノワールだけが中身の設計から別だという点です。
ここでひとつ注意があります。このカタログには「希望小売価格」という語も「価格」という語も1度も出てきません。書かれているのは「税込いくら(本体いくら)」という形だけです。ですからこの記事でも希望小売価格とは書かず、輸入元のカタログに記載された金額として扱います。なお2024年5月1日版が現時点でたどれる最新版で、翌年以降のカタログのURLは開けませんでした。
ノワールはコアントローとコニャックを混ぜたもの
ノワールは中身の配合が公式に数字で書かれている珍しい製品です。逐語は「It masterfully mixes 79% of Cointreau L'Unique with 21% of Remy Martin Cognac.」で、コアントロー ルニックを79パーセント、レミーマルタンのコニャックを21パーセント混ぜたものだと明記されています。日本のカタログ側も同じ製品を「プレミアムオレンジリキュール」と「コニャック・フィーヌ・シャンパーニュ」の組み合わせとして紹介しています。コニャックそのものの格付けについてはブランデーXOの格付けやレミーマルタンの種類とランクの記事で扱っています。
味わいと香りの特徴、そして無色透明であること

ボトルは濃い琥珀色のガラスですが、中身は無色です。公式はこれを意外性として書いていて、逐語は「deep amber bottle conceals a visual surprise: a perfectly transparent liqueur.」=深い琥珀色のボトルが視覚的な驚きを隠している、中身は完全に透明なリキュールだ、という説明です。同じ段落には、カクテルにして混ぜると乳白色に濁るという記述も続きます。これはオレンジのエッセンスが高い濃度で入っていることの物理的な証拠だと公式は説明しています。
香りの土台になる果皮の扱いも公式に工程が書かれています。乾燥させたスイートオレンジとビターオレンジの果皮に、生のスイートオレンジの果皮を組み合わせるという構成です。皮は手で剥き、ビターオレンジは一本のリボン状に、スイートオレンジは四分割にします。そのあと3日から5日ほど日に干し、水分が11パーセントになるまで乾かします。干す日数は収穫と気候によって変わるとされています。
果皮の産地も公式が明かしています。乾燥果皮は主にブラジル、チュニジア、ガーナ、モロッコから、生の果皮はスペインから来ると書かれています。アルコールはフランス北部のビート(砂糖大根)由来で、砂糖もビート由来のショ糖です。中性で純度が高いことを理由に選んだという説明が添えられています。
味の設計そのものについては、公式が創業者の狙いを「甘さを抑えたことが革新的だった」と書いています。当時のリキュールでは砂糖が苦味や蒸溜の欠点を隠すために足されることが多く、そこから離れた点に意味があったという整理です。できあがった液体は蒸溜所の70名の訓練された判定員が毎日の製造分を確認しているとされています。
四角いボトルの形にも公式の説明があります。四つの側面は、オレンジのエッセンス、水、アルコール、砂糖という4つの原料を表すとともに、世界の四隅を指しているという意味づけです。
度数40パーセントとカロリー、製菓用の54度と60度

度数は40パーセントです。ただし公式サイトの製品ページには度数が書かれておらず、数字が出てくるのはよくある質問のページです。逐語は「Cointreau l'Unique contains 40% of alcohol per volume.」で、別のページには「Cointreau 40% liqueur」という表記もあります。アレルゲンの質問への回答でも同じ40パーセントという書き方が使われています。
公表されているカロリーと糖質
栄養の数値は公式のよくある質問と栄養成分のPDFに出ています。100ml当たりと30ml当たりの両方が公表されているので、片方から片方を計算して合うかどうかを確かめられます。
| 製品 | エネルギー(100ml) | エネルギー(30ml・公表) | 100mlの30パーセントを計算 | 炭水化物(100ml) | 炭水化物(30ml・公表) | 100mlの30パーセントを計算 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| コアントロー ルニック | 311kcal | 93kcal | 93kcal(一致) | 22.5g | 6.8g | 6.8g(一致) |
| コアントロー ノワール | 307kcal | 92kcal | 92kcal(一致) | 21.5g | 6.5g | 6.5g(一致) |
エネルギーも炭水化物も、100ml当たりの値を0.3倍して小数第1位で丸めた結果が公表の30ml当たりの値と一致します(4件中4件)。つまりこの2製品については、公表値どうしの内部矛盾がありません。
いっぽうで、純アルコール量には小さなずれがあります。公式は30mlあたりのアルコールを(9.5g)としています。厚生労働省やアサヒビールが使っている比重0.8での換算式にあてはめると、30mlの40パーセントは(9.6g)になります。差は(0.1g)で、実務上は無視できる幅ですが、公式の数字と一般的な換算式の答えが完全には一致しないという事実は押さえておくとよいところです。この換算式そのものについてはアルコール分解時間の早見表の記事で扱っています。
製菓向けには54度と60度がある
検索していると54度や60度という数字を見かけることがあります。これは実在しますが、飲むための製品ではありません。製菓向けのコアントローを案内しているサイトの運営は日仏商事株式会社で、飲料を扱う輸入元とは別の会社です。3種類の位置づけは次のとおりです。
| 製品名 | アルコール分 | サイトに書かれている位置づけ |
|---|---|---|
| コアントロー40度 | 40度 | オレンジリキュールの中でも世界中で愛されているスタンダードな商品です。 |
| コアントロー54度 | 54度 | 日本の製菓製パン市場向けに開発された製品で、通常よりもエッセンシャルオイルを多く(8倍量)含み、少量でも香りを豊かに表現することができます。 |
| コアントロー60度 | 60度 | 糖分を含まないのでお菓子の甘さを変えることなくオレンジの高い香りを加えることができます。 |
40度以外の2種類には、同じサイトに共通の注記が付いています。逐語は「ペットボトルのコアントローは、製菓市場限定商品のため、飲料用として提供しておりません。」です。つまり飲用として選べる度数は40パーセントの1種類だけで、54度と60度は製菓の材料として別の流通に乗っているものです。この点を混ぜて「コアントローには3つの度数がある」と書くと、読む人が買えない製品を探すことになります。
なお国際版公式のラインナップには、度数が書かれていない製品も2つあります。コアントロー スパイシーとコアントロー シトラスシリーズ コルシカ ポメロは製品ページにアルコール分の記載が見当たらず、よくある質問にも該当する項目がありません。確認できなかったという意味ではなく、公式が数字を出していないという意味です。
基本の飲み方と割り方を公式の分量で確かめる

そのまま飲んでよいかについては、公式が明言しています。逐語は「Cointreau is a unique liqueur that can be consumed straight, neat, or in a cocktail according to your taste and preference.」で、ストレートでも、冷やして少量でも、カクテルでも好みでよいという書き方です。ただし、ここに一つ落とし穴があります。
公式サイトにレシピのページが500件ほどありますが、コアントロー ルニックを単体で飲むためのレシピページは存在しません。単一材料のページが用意されているのはノワールのほうだけで、オンザロックとニートの2つです。また「コアントロー トニック」という名前のレシピもありません。トニックで割るレシピに相当するものはありますが、名前は「シトラス トニック」で、マンダリンジュースとレモンが必須の材料として入っています。念のため、それらしいURLを直接5本ほど叩いてみましたが、いずれも見つかりませんでした。
公式レシピの分量と、アルコール分の試算
| レシピ名 | 材料と分量 | できあがりの量 | アルコール分の試算 |
|---|---|---|---|
| コアントロー フィズ | コアントロー ルニック(60ml)/フレッシュライムジュース(30ml)/ソーダ(90ml) | 180ml | 13.33% |
| シトラス トニック | コアントロー ルニック(40ml)/マンダリンジュース(20ml)/レモン(10ml)/トニック(80ml) | 150ml | 10.67% |
| コアントロー コーラ | コアントロー ルニック(30ml)/自家製コーラ(120ml) | 150ml | 8.00% |
| コアントロー スプリッツ | コアントロー ルニック(30ml)/プロセッコ(60ml)/グレープフルーツソーダ(30ml) | 120ml | 試算しない |
| コアントロー ノワール オンザロック | コアントロー ノワール(60ml) | 60ml | 40.00% |
| ノワール ニート | コアントロー ノワール(60ml) | 60ml | 40.00% |
試算はコアントロー由来のアルコールだけを、できあがりの全量で割ったものです。フィズ、シトラス トニック、コーラの3つはアルコールを含む材料がコアントローだけなので計算が閉じます。スプリッツはプロセッコを使いますが、そのプロセッコの度数は公式に書かれていないため、合計のアルコール分は出せません。だからこの行は試算していません。ノワールの2つは単一材料なので40.00%そのままです。
なお公式が載せているフィズには由来の説明が付いています。逐語は「The Original Cointreau Fizz was created by Jean Lupoiu, a famous French bartender, in the early 1950's, in Paris.」で、フランスのバーテンダーであるジャン・リュポユーが1950年代の初めにパリで作ったとされています。
割り材を変えた飲み方の考え方は、ほかのリキュールでも共通するところが多いです。トニック割りの組み立てはジントニックの度数と黄金比やウォッカトニックの作り方、ソーダ割りの考え方はジンフィズの公式レシピ2種が参考になります。
定番カクテルは銘柄指定と一般名で書き分けられている

国際バーテンダー協会の公式カクテルは全部で102品あります。この102品を1品ずつ開いて材料欄を調べると、オレンジ系のリキュールの書き方がきれいに三つに分かれていることが分かります。銘柄名で「コアントロー」と指定しているもの、「トリプルセック」という一般名で書いているもの、そして「キュラソー」と書いているものです。
| カクテル名 | 英語表記 | 材料欄の書き方 | 分量 | 分類 |
|---|---|---|---|---|
| コスモポリタン | Cosmopolitan | コアントロー | 15.0ml | Contemporary Classics |
| コープスリバイバー ナンバー2 | Corpse Reviver #2 | コアントロー | 30.0ml | Contemporary Classics |
| ロングアイランド アイスティー | Long Island Iced Tea | コアントロー | 15.0ml | Contemporary Classics |
| シンガポール スリング | Singapore Sling | コアントロー | 7.5ml | Contemporary Classics |
| マルガリータ | Margarita | トリプルセック | 20.0ml | Contemporary Classics |
| サイドカー | Sidecar | トリプルセック | 20.0ml | The unforgettables |
| ホワイトレディ | White Lady | トリプルセック | 30.0ml | The unforgettables |
| ビトウィーン ザ シーツ | Between the Sheets | トリプルセック | 30.0ml | The unforgettables |
| レモンドロップ マティーニ | Lemon Drop Martini | トリプルセック | 20.0ml | Contemporary Classics |
| ブランデー クラスタ | Brandy Crusta | キュラソー | バースプーン1杯 | The unforgettables |
| マイタイ | Mai-Tai | キュラソー | オレンジキュラソー15ml | Contemporary Classics |
該当したのは102品のうち11品でした。内訳は銘柄名でコアントローと指定するものが4品、トリプルセックという一般名で書くものが5品、キュラソーと書くものが2品です。同じ団体が、同じオレンジ系のリキュールについて銘柄指定と一般名を使い分けているという点が読みどころです。マルガリータ、サイドカー、ホワイトレディは一般名で、コスモポリタンとコープスリバイバーは銘柄名で書かれています。
ついでにもう一つ。この102品の全文を検索しても、「orange liqueur」という英語の一般名は0件しか出てきません。オレンジ系で使われている語はトリプルセック、キュラソー、コアントロー、そしてグラン マルニエに限られます。
マルガリータは二つの公式で分量が違う
いちばんはっきりした食い違いはマルガリータです。コアントロー公式は自社サイトのよくある質問で「オリジナルのマルガリータ」の分量を出しており、その配合ではコアントローが全体の30パーセントを占めると自ら書いています。いっぽう国際バーテンダー協会の規格は分量も材料名も違います。
| 出典 | オレンジリキュールの表記 | オレンジリキュール | テキーラ | ライム | 合計 | オレンジリキュールの占める割合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| コアントロー公式 | コアントロー | 30ml | 50ml | 20ml | 100ml | 30.00% |
| IBA公式 | トリプルセック | 20ml | 50ml | 15ml | 85ml | 23.53% |
コアントロー公式の配合では、合計100mlに対してコアントローが30mlなので、割合は30.00%になります。公式が自ら書いている「30パーセント」という数字と一致します。国際バーテンダー協会の配合では合計85mlに対して20mlで、割合は23.53%です。つまり「マルガリータの正解の比率」は一つに決まりません。由来についてもコアントロー公式は1948年のアカプルコでの逸話を挙げていますが、これは同社の説明です。
マルガリータのベースになるテキーラの選び方はテキーラの種類と飲み方、日本市場向けの既製品についてはクエルボの度数と参考小売価格で扱っています。コアントローを使う個別のカクテルはコスモポリタンとコープスリバイバーの記事があります。
トリプルセックとキュラソーの区分をどう読むか

ここがいちばん混乱しやすいところです。トリプルセック、ホワイトキュラソー、オレンジキュラソーという三つの語は、同じものを指しているように見えて、実は分け方の軸が違います。日本洋酒酒造組合の用語集に沿って整理します。
| 用語 | 用語集に書かれている説明 |
|---|---|
| キュラソー | キュラソーは、大きく、オレンジ色をしたオレンジキュラソーと無色のホワイトキュラソーに分かれます |
| トリプルセック | トリプル(3回)蒸溜されたという意味のオレンジリキュールです。キュラソーのうち、辛口で香り高いリキュールです。 |
| ホワイト・キュラソー | オレンジの果皮で風味を付けた、香りの強い無色の甘いリキュール |
| クレーム・ド・○○ | フランス産のリキュールの中で、アルコール分よりエキス分の方が高いものをクレーム・○○と呼んでいます。 |
読み比べると、キュラソーは色で二つに分かれるという説明です。オレンジ色をしたものがオレンジキュラソー、無色のものがホワイトキュラソーという分け方で、これに着色したブルーキュラソーやグリーンキュラソーが加わります。つまりオレンジキュラソーとホワイトキュラソーは別のリキュールではなく、同じキュラソーの色による区分です。ブルーキュラソーを使うカクテルはブルーハワイやチャイナブルーの記事で扱っています。
いっぽうトリプルセックは味の区分です。用語集は「キュラソーのうち、辛口で香り高いリキュール」だとしています。ここで気をつけたいのは、同じ用語集がホワイト・キュラソーを「香りの強い無色の甘いリキュール」と説明していることです。色の区分と味の区分が交差しているうえ、一方は「甘い」、もう一方は「辛口」と反対向きの言葉で説明されています。だから「コアントローはホワイトキュラソーである」と「コアントローはトリプルセックである」を同時に成り立つ言い換えとして扱うと、説明が食い違います。
ブランド自身はトリプルセックと名乗っていない
さらに踏み込むと、コアントロー自身が自社をトリプルセックと呼んでいません。公式には「コアントローはトリプルセックか」という題のページがあり、そこにはこう書かれています。逐語は「triple sec is a generic term for any orange-flavored spirit without any regulations around quality or production method」で、トリプルセックは品質や製法についての規定を伴わない一般名だという説明です。そのうえで、かつて「trademarked under the name "Cointreau Triple Sec", a term abandoned over time」=Cointreau Triple Secという名で商標登録したが、その語は時間の経過とともに手放したと書いています。
そして国際版公式の本文とよくある質問の全文を検索しても、「ホワイトキュラソー」に相当する語は出てきません。つまり日本で広く使われている「ホワイトキュラソー」という呼び方は、日本の業界団体の分類に由来するもので、ブランドが自称している呼び名ではないということです。
法令はトリプルセックもキュラソーも定めていない
ではヨーロッパの法令はどう書いているのか。蒸留酒の定義を定めた規則2019/787の附属書Iには44のカテゴリーが並んでいますが、その全部を機械的に検索しても「Curacao」は0件、「Triple sec」も0件です。つまり法令上の区分名としては存在しません。
代わりに効いてくるのは第33項のリキュールという区分です。糖分が原則1リットル当たり100g以上で、最低アルコール分は15パーセントと定められています。果実名を冠するクレーム・ドは第34項で、糖分が1リットル当たり250g以上です。この糖分の段差についてはキールとクレーム・ド・カシスの記事で詳しく扱っています。
ここで一つ、公式側の書き間違いも記録しておきます。コアントロー公式のトリプルセック解説ページの脚注は、この規則の番号を「787/219」と書いています。正しくは「2019/787」です。同じ脚注はアルコール分の範囲を15パーセントから55パーセントとしていますが、規則の第33項に書かれているのは下限の15パーセントだけで、上限の規定はありません。
日本の酒税法では、リキュールは酒類と糖類などを原料としてエキス分が2度以上のもの、スピリッツはエキス分が2度未満のものと定められています。分かれ目はエキス分だけで、アルコール度数では分かれません。そしてこの法令にも、キュラソーやトリプルセックという品目はありません。お酒全体の分類の整理はお酒の種類と3分類の記事にまとめてあります。
コアントローとグラン マルニエの違い

同じオレンジリキュールとして名前が並ぶことが多い相手ですが、公式の書き方をつき合わせると違いは明快です。いちばん大きいのはベースのお酒です。グラン マルニエはコニャックを土台にしています。公式のよくある質問には「グラン マルニエはコニャックですか」という問いがあり、答えは「No, but it is a sophisticated cognac-based orange liqueur.」=いいえ、しかしコニャックをベースにした洗練されたオレンジリキュールです、というものです。
ブランデーかどうかという問いにも「No, Grand Marnier is a liqueur, a unique blend of cognac and exotic bitter oranges liqueur.」と答えており、分類としてはあくまでリキュールだという立場です。造り方は「Grand Marnier is a blend of fine cognac with distilled bitter orange liqueur.」=上質なコニャックと蒸溜したビターオレンジのリキュールのブレンドだとされています。蒸溜所と貯蔵庫の場所は「Our distillery and cellars are located at the Chateau de Bourg-Charente in the heart of the Cognac region.」で、コニャック地方の中心にあるブール・シャラントの城です。
| 比べる項目 | コアントロー | グラン マルニエ |
|---|---|---|
| ベースのお酒 | 中性アルコール(フランス北部のビート由来) | コニャック |
| アルコール分 | 40%(公式のよくある質問に記載) | 40%(公式のよくある質問に記載) |
| 度数の記載場所 | 製品ページには記載がなく、よくある質問のみ | 製品5ページに記載がなく、よくある質問の1問のみ |
| 造っている場所 | アンジェ(世界で唯一の蒸溜所) | コニャック地方ブール・シャラント |
| 起点となる年 | 1849年創業/1885年に完成 | 1880年に原型の処方を創出 |
| 中身の色 | 無色透明(公式が「完全に透明」と明記) | 公式に色の記述が見当たらない |
| トリプルセックか | 一般名であるとして自社の呼称としては使わない | 一般名であるとして否定 |
| 開封後の目安 | 2年以内を推奨 | 数か月はもつという表現 |
| 保存場所 | 暗所・常温・立てて | 涼しく暗い場所 |
| 冷蔵の指示 | 公式に冷蔵の記述はない | 必要ないが好みで冷やしてよい |
| 現在の所有 | 日本の輸入元はレミー コアントロー ジャパン株式会社 | カンパリ グループ |
表のなかで意外なのは、両社が揃って「トリプルセックは一般名である」と書いている点です。グラン マルニエ公式は「グラン マルニエはトリプルセックですか」という問いに「Triple sec is the generic name for any orange liqueur.」=トリプルセックはあらゆるオレンジリキュールの一般名です、と答え、そのうえで自社はコニャックとのブレンドなので単なるトリプルセック以上のものだとしています。コアントロー側の説明とほぼ同じ立場です。つまり「トリプルセックという分類」に対して、代表格とされる2ブランドがどちらも距離を置いています。
もう一つ記録しておきたいのは、グラン マルニエの度数がどこに書かれているかです。製品の5ページにはパーセント記号そのものが出てきません。度数の数字が出てくるのはよくある質問の1問だけで、逐語は「Grand Marnier is US 80 proof. 40% alc./vol.」です。しかもこれはブランド全体を指す書き方で、キュヴェごとの個別の度数は公式に見当たりません。コアントローも製品ページに度数がなくよくある質問に出てくるという同じ構造で、オレンジリキュールでは度数がどのページに載るかが定まっていないようです。
保存方法と賞味の目安は出典で三通りに分かれる

保存については三つの一次資料があり、書かれている内容が少しずつ違います。並べて確認します。
| 出典 | 保存場所 | 未開封の扱い | 開封後の目安 |
|---|---|---|---|
| コアントロー公式 | 暗所、常温、立てて置く(逐語は「The bottle should be stored in a dark place, at ambient temperature and standing upright.」) | 未開封なら期限はないという書き方 | 開封後は2年以内を推奨 |
| グラン マルニエ公式 | 涼しく暗い場所(逐語は「Store your Grand Marnier in a cool, dark place.」) | 記載が見当たらない | 数か月はもつという表現 |
| 日本洋酒酒造組合 | 陽の当たらない、風通しのよいところ(逐語は「陽の当たらない、風通しのよいところに保管してください。」) | 記載が見当たらない | できるだけ早くという表現 |
暗いところに置くという点は三者すべてで一致しています。分かれるのは期間の示し方です。コアントロー公式は未開封について「There is no expiration date thanks to the 40% alcohol contained in the liquid.」と書いていて、40パーセントのアルコールのおかげで期限がないという説明です。開封後については「We recommend consuming Cointreau within two years after opening the bottle, to be sure to enjoy the subtleties of its flavours to the fullest.」=香りの繊細さを十分に楽しむために2年以内をおすすめする、としています。同じページには、それより長く置いても飲むぶんには安全だが香りの成分が変化することがあると続きます。
グラン マルニエ公式は開封後を「Once opened, Grand Marnier will last for many months if stored in a cool, dark place.」と書いていて、涼しく暗い場所なら数か月はもつという表現です。日本洋酒酒造組合はリキュール全般について「できるだけ早く召し上がることをお勧めします。」としています。同じオレンジリキュールで、しかも度数が同じでも、公式の推奨期間が2年と数か月に分かれるということです。どちらかが誤りというより、どこまでを「おいしく飲める範囲」と見るかの置き方の違いだと読むのが妥当でしょう。お酒全般の期限の考え方はお酒の賞味期限と保存期間の記事にまとめています。
冷やす扱いについても公式に記述があります。冷凍庫に入れた場合について「it does not freeze in a regular freezer」=通常の冷凍庫では凍らないと書かれていますが、そのあとに摂氏17度を下回るような極端な条件では外観が変わることがあると続きます。いっぽう保存の推奨は常温です。冷蔵庫に入れるべきだという記述は公式に見当たりません。リモンチェッロのように冷凍庫で冷やして飲む習慣があるリキュールと混同しないほうがよいところです。
誕生の歴史と「トリプル」が意味するもの

年号は二つ出てきます。公式は歴史のページで1849年に生まれたと書き、別のページでは1885年にエドゥアール・コアントローが均衡のとれた濃縮リキュールを作り上げたとしています。日本の輸入元のカタログも1849年にフランス・アンジェで創業と書いています。つまり1849年は創業の年、1885年は今の中身が完成した年という使い分けです。
「トリプル」の意味が業界団体とブランドで食い違う
ここが今回いちばん面白かったところです。日本洋酒酒造組合の用語集はトリプルセックを「トリプル(3回)蒸溜されたという意味のオレンジリキュールです。キュラソーのうち、辛口で香り高いリキュールです。」と説明しています。3回蒸溜したという意味だという語源の説明です。
ところがブランド公式は、まったく別の説明をしています。逐語は「three times more concentrated in flavor than other orange liqueurs made at the time.」で、当時のほかのオレンジリキュールに比べて香りが3倍濃いものを作れたという書き方です。つまり公式にとっての「3」は蒸溜の回数ではなく香りの濃度です。同じ段落には、そのために無色で純度の高いアルコールを選んだという説明も添えられています。果皮のエッセンスをゆがめたり隠したりしないためだという理由づけです。
どちらが正しいかを決める材料は手元にありません。ただ「トリプルセックとは3回蒸溜のこと」と書くときに、それが日本の業界団体の説明であってブランド公式の説明とは違うということは、押さえておく価値があります。そしてすでに見たように、そのブランド自身はトリプルセックという呼び名を手放しています。
使われるカクテルの数は公式のなかで揺れている
公式サイトには「コアントローは500を超えるカクテルの中心にある」という記述と、「400を超えるカクテルの中心にある」という記述が、別のページに並んで存在します。どちらも現在のサイトで読めるので、公式のなかで数字が揃っていないということになります。この種の数字を記事で断定して引くと、あとから出典を示せなくなります。
造り手についても記録しておきます。マスター・ディスティラーはキャロル・カントンで、日本の輸入元のカタログには2016年からコアントローの生産に携わっていると書かれています。国際版公式は同じ人物を6代目にあたると紹介しています。
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オレンジリキュールとカクテルリキュール30銘柄の比較

| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位
|
コアントロー 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
輸入元レミー コアントロー ジャパンの製品カタログに税込価格の記載があります。 |
💎 プロのおすすめ
オレンジ果皮の香りを主役にした無色のリキュール。度数40%で公式の栄養値も公表されている。 |
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2位
|
グラン マルニエ コルドンルージュ 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー公式の公表価格は当店では未確認です。各リンク先の表示価格をご確認ください。 |
💎 プロのおすすめ
コニャックをベースにしたオレンジリキュール。度数はコアントローと同じ40%。 |
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| 3位 | ボルス トリプルセック 700ml 38% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
アサヒビールが参考小売価格を公表しています。 |
💎 プロのおすすめ
手頃で使いやすいトリプルセック。カクテルの基本オレンジリキュール。 |
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4位
|
デカイパー ブルーキュラソー 700ml 24% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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鮮やかな青が映えるキュラソー。トロピカルカクテルの彩りに。 |
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| 5位 | マリーブリザール トリプルセック 700ml 38% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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1755年創業の老舗が手がけるトリプルセック。上品なオレンジ香。 |
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| 6位 | ルクサルド トリプルム 700ml 39% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
マラスキーノで名高い蔵のトリプルセック。濃いオレンジ感が魅力。 |
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7位
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ディサローノ アマレット 700ml 28% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
アンズの核を思わせる甘い香り。世界で最も知られるアマレット。 |
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8位
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ルジェ クレーム ド カシス 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
サントリーが希望小売価格を公表しています。 |
💎 プロのおすすめ
カシスの果実感が濃厚。キールやカクテルの定番ベリーリキュール。 |
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9位
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ベイリーズ オリジナル アイリッシュクリーム 700ml 17% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
ウイスキーと生クリームのまろやかな甘さ。デザート感覚で楽しめる。 |
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10位
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カルーア コーヒーリキュール 700ml 20% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
サントリーが希望小売価格を公表しています。 |
💎 プロのおすすめ
コーヒーの濃厚な香り。カルーアミルクで親しまれる定番リキュール。 |
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11位
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マリブ ココナッツ 700ml 21% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
ラムベースにココナッツの甘い香り。トロピカルカクテルの定番。 |
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12位
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サザンカンフォート 750ml 21% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
ピーチと果実が香るアメリカ南部のリキュール。コーラ割りが定番。 |
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13位
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リモンチェッロ 500ml 30% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
南イタリアのレモンリキュール。よく冷やして食後酒に。 |
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14位
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チェリーヒーリング 700ml 24% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
熟したチェリーの濃厚な甘み。シンガポールスリングに欠かせない銘酒。 |
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15位
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ミドリ メロンリキュール 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
鮮やかな緑とメロンの甘い香り。世界で人気の和製リキュール。 |
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| 16位 | シャンボール ブラックラズベリー 500ml 16.5% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
黒ラズベリーの濃密な甘み。丸いボトルが印象的なベリーリキュール。 |
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17位
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フランジェリコ ヘーゼルナッツ 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
ヘーゼルナッツの香ばしい甘み。修道士型ボトルが目を引く食後酒。 |
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| 18位 | ルクサルド マラスキーノ 500ml 32% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
マラスカ種チェリーの無色リキュール。古典カクテルの隠し味に。 |
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| 19位 | ガリアーノ ボニート 700ml 30% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
バニラとアニスが香る黄金色のリキュール。背の高いボトルが象徴。 |
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20位
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モリナリ サンブーカ エクストラ 700ml 40% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
アニスの清涼な甘み。コーヒー豆を浮かべて楽しむ食後酒。 |
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| 21位 | パッソア パッションフルーツ 700ml 17% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
パッションフルーツの南国感。鮮やかな赤がカクテルに映える。 |
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22位
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カンパリ 750ml 25% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
ハーブの苦味と鮮烈な赤が個性。ネグローニやスプモーニの主役。 |
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| 23位 | アペロール 750ml 11% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
カンパリより甘く度数も低い。スプリッツで世界的に人気の食前酒。 |
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| 24位 | マルティーニ ロッソ ベルモット 750ml 15% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
世界で愛される赤ベルモット。マンハッタンなど定番カクテルの土台。 |
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| 25位 | シャルトリューズ ヴェール 700ml 55% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
130種の植物を使う修道院の銘酒。高度数で複雑な薬草の香り。 |
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26位
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ベネディクティン DOM 750ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
27種の薬草と蜂蜜の甘み。気品ある香りの古典リキュール。 |
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| 27位 | ドランブイ 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
スコッチに蜂蜜とハーブを加えた銘酒。ラスティネイルの主役。 |
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28位
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イエーガーマイスター 700ml 35% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
56種のハーブを使うドイツの食後酒。よく冷やしてショットで人気。 |
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29位
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デカイパー ピーチツリー 700ml 20% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
みずみずしい桃の甘い香り。ファジーネーブルでおなじみ。 |
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30位
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ディタ ライチ 700ml 24% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
みずみずしいライチの香り。チャイナブルーなど人気カクテルに。 |
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「定価 市場相場」の欄には、メーカーや輸入元が価格を公表しているかどうかを記しています。この欄に金額そのものを入れていない都合上、価格順の並べ替えと価格帯の絞り込みは働きません。表に出ている金額は各モールの実勢価格で、絞り込みが読む値とは別のものです。表の上部に出る日付はページを表示した日付が入る仕様で、価格を取得した時点ではありません。この表の記載は2026年7月時点に確認したものです。在庫と価格は変動するため最新情報は各リンク先でご確認ください。
オレンジリキュールだけを並べても、コアントローの代わりに何を選べるかは決まりません。カクテルを組むときに相手として使うリキュールが見えてはじめて、揃える順番が決まってきます。そのため上の表にはオレンジ系だけでなく、組み合わせる相手になる系統もまとめて入れてあります。表は並べ替えができるので、表示される順番は操作によって変わります。
ベリー系はキール、コーヒー系はコーヒーリキュール、ハーブとビター系はカンパリとベルモット、アマレットはアマレットの各記事で個別に扱っています。
よくある質問

コアントローはストレートで飲めますか。
公式のよくある質問に「can be consumed straight, neat, or in a cocktail according to your taste and preference.」とあり、ストレートでも冷やしてでもカクテルでも好みで構わないと書かれています。ただし公式サイトには、コアントロー ルニックを単体で飲むためのレシピページはありません。単一材料のページが用意されているのはノワールのオンザロックとニートの2つだけです。
コアントローをトニックウォーターで割るレシピは公式にありますか。
「コアントロー トニック」という名前のレシピは公式にありません。トニックを使う公式レシピは「シトラス トニック」で、コアントロー40mlにマンダリンジュース20ml、レモン10ml、トニック80mlを合わせる配合です。マンダリンジュースとレモンが入る点が、単純なトニック割りとは違います。
マルガリータの黄金比はいくつですか。
一つに決まりません。コアントロー公式はコアントロー30ml、ブランコテキーラ50ml、ライム20mlを挙げ、国際バーテンダー協会はトリプルセック20ml、テキーラ50ml、ライム15mlを規格としています。オレンジリキュールの占める割合も30.00%と23.53%で違います。
コアントローはトリプルセックですか、それともホワイトキュラソーですか。
呼び方の出どころが違います。コアントロー公式は「トリプルセックは品質や製法の規定を伴わない一般名だ」と説明し、かつて商標登録したCointreau Triple Secという名も手放したと書いています。国際版公式に「ホワイトキュラソー」に相当する語は出てきません。いっぽう日本洋酒酒造組合の用語集では、キュラソーは色で「オレンジキュラソー」と「ホワイトキュラソー」に分かれ、トリプルセックは「キュラソーのうち、辛口で香り高いリキュール」と味で分けられています。なお規則2019/787の附属書I全44カテゴリーにも、日本の酒税法の品目にも、キュラソーとトリプルセックという区分名はありません。
コアントローとグラン マルニエはどちらもトリプルセックですか。
どちらのブランドも自らはそう名乗っていません。グラン マルニエ公式は「Triple sec is the generic name for any orange liqueur.」としてトリプルセックを一般名と位置づけ、自社はコニャックとのブレンドだと説明しています。コアントロー公式も同じくトリプルセックを一般名だとし、かつて商標登録したCointreau Triple Secという名は手放したと書いています。ベースが中性アルコールかコニャックかという違いはありますが、アルコール分はどちらも40パーセントです。
開封したコアントローはいつまでに飲めばよいですか。
公式は「We recommend consuming Cointreau within two years after opening the bottle, to be sure to enjoy the subtleties of its flavours to the fullest.」と書いていて、開封後2年以内をおすすめしています。それより長く置いても飲むぶんには安全だが、香りの成分が変化することがあるという説明が同じページに続きます。未開封については「There is no expiration date thanks to the 40% alcohol contained in the liquid.」と書いていて、40パーセントのアルコールのおかげで期限はないという書き方です。
コアントローは冷蔵庫や冷凍庫で保存したほうがよいですか。
公式が書いている保存条件は「The bottle should be stored in a dark place, at ambient temperature and standing upright.」で、暗所、常温、立てて置くという指示です。冷蔵や冷凍を勧める記述はありません。冷凍については、通常の冷凍庫では凍らないが摂氏17度を下回る極端な条件では外観が変わることがある、と説明されています。
コアントローの度数は何パーセントですか。
飲用のコアントローは40パーセントです。公式の製品ページには度数が書かれておらず、数字が出てくるのはよくある質問のページで、逐語は「Cointreau l'Unique contains 40% of alcohol per volume.」です。ノワールも40パーセントです。54度と60度の製品も実在しますが、これらは製菓市場向けで「ペットボトルのコアントローは、製菓市場限定商品のため、飲料用として提供しておりません。」と明記されています。
コアントローは何のカクテルに使われますか。
国際バーテンダー協会の公式102品を1品ずつ確認すると、材料欄に銘柄名でコアントローと書かれているのは4品です。コスモポリタン、コープスリバイバー ナンバー2、ロングアイランド アイスティー、シンガポール スリングです。マルガリータ、サイドカー、ホワイトレディ、ビトウィーン ザ シーツ、レモンドロップ マティーニの5品は、銘柄名ではなく「トリプルセック」という一般名で書かれています。
コアントローは無色なのに、なぜボトルは濃い色なのですか。
公式はボトルと中身の対比を意外性として説明しています。逐語は「deep amber bottle conceals a visual surprise: a perfectly transparent liqueur.」で、深い琥珀色のボトルが視覚的な驚きを隠している、中身は完全に透明なリキュールだという書き方です。四角いボトルの4つの側面については、オレンジのエッセンス、水、アルコール、砂糖という4つの原料と、世界の四隅を表すという意味づけが公式に書かれています。色そのものの理由については公式に説明が見当たりません。



























