チャイナブルーとは|作り方と割合、度数5.5〜8.5度を比較

チャイナブルーとは|作り方と割合、度数5.5〜8.5度を比較

チャイナブルーは、ライチリキュールとブルーキュラソーをグレープフルーツジュースで合わせた青いロングカクテルだ。ただし「正しい割合」を一つに決めることはできない。アサヒビールは公式サイト上で三通りのチャイナブルーを公開しており、そのうち二つはライチとブルーキュラソーの多い少ないが逆転している。まず結論を三点だけ先に置く。第一に、最も広く引かれる配合はライチリキュール30ml・ブルーキュラソー10ml・グレープフルーツジュース45ml。第二に、度数は「4〜6度」ではなく、どのレシピで作るかによって約5.5〜8.5度まで動く。第三に、アサヒが公表する度数5.54%は、材料の量と度数だけで手元で再現できる。この記事では、メーカー公式に載っている配合を逐語で並べ、食い違っている箇所をそのまま表にした上で、作り方、度数の計算、リキュールの選び方、ブルーラグーンや楊貴妃との違い、名前の由来までを順に整理する。カクテル全般の分類はカクテルとはの記事にまとめている。

チャイナブルーとは|ライチとブルーキュラソーの青いカクテル

チャイナブルーとは|ライチとブルーキュラソーの青いカクテル
色で楽しむロングカクテルの一例

チャイナブルーは、ライチリキュールとブルーキュラソー、グレープフルーツジュースの三つを氷入りのグラスで合わせるロングカクテルだ。アサヒビールのカクテルガイドは、このカクテルを「ライチリキュールの独特の香りとクセのない爽やかさが心地よい飲み口」と説明し、味のタイプを「フルーティー」、色味を「ブルー」、グラスを「タンブラー」、技法を「ビルド」と分類している。同社のボルス ブランドサイトでも、味わいは「甘口・フルーティー」、難易度は「やさしい」、割り材は「フルーツジュース」と整理されている。つまりメーカー公式の位置づけは、甘口寄りで作りやすいロングドリンクということになる。

味の設計|甘みと青と酸味の担当が分かれている

このカクテルが分かりやすいのは、材料ごとに役割がはっきり分かれているからだ。甘みと華やかな香りはライチリキュール、青い色とほのかなオレンジ香はブルーキュラソー、酸味と後を引く苦みはグレープフルーツジュースが担当する。青い色は果汁ではなくリキュールから来ているので、グレープフルーツを絞っても青くはならない。ここを理解しておくと、甘すぎると感じたときはライチを減らす、色が薄いときはブルーキュラソーを足す、というように調整先が一つに決まる。

味の骨格はライチの甘みと柑橘のほろ苦さが同時に立つところにある。ライチリキュールは単体で飲むとかなり甘いが、グレープフルーツの酸と苦みが入ると輪郭が締まり、後味は思ったより軽い。「甘いカクテルは苦手だが、甘さゼロも物足りない」という層に選ばれてきたのはこのためだ。リキュールというお酒そのものの分類はリキュールとはの記事で整理している。

どんな場面で選ばれてきたか

背の高いグラスに氷をたっぷり詰めて供されるため、一杯を長く持たせやすい。食前の一杯、暑い季節、写真を撮る席など、見た目の涼しさが効く場面で選ばれてきた。アサヒのカクテルガイドも、このカクテルのシーン分類を「食前に」としている。度数の面でも、後述するとおりビールとおおむね同じか少し高い程度に収まる配合が公式に用意されており、一杯目から重くならない点が使われ続けている理由だろう。

表記ゆれ|チャイナーブルー・チャイヤブルー・ブルーチャイナ

検索の場では、正式な「チャイナブルー」以外にもさまざまな書かれ方をする。実際に当店の記事へ流入している語を拾うと、「チャイナーブルー」(長音が入る)、「チャイヤブルー」、「ブルーチャイナ」(語順が逆)、「チャイナブル」、「ちゃいなぶるー」「ちやいなぶるー」(ひらがな)、「チャイナ・ブルー」(中黒入り)、「china blue」(英字)と八通り以上になる。いずれも同じカクテルを指している。英語表記は China Blue で、中黒を入れた「チャイナ・ブルー」は日本語版ウィキペディアの見出しにも使われている書き方だ。本記事では中黒なしの「チャイナブルー」に統一して表記する。

公式レシピは一つではない|アサヒ3種と協会レシピの配合比較

公式レシピは一つではない|アサヒ3種と協会レシピの配合比較
分量を量る道具の一例

「チャイナブルーの割合は3対1対4.5」と紹介している記事は多い。しかし材料であるボルス ライチとボルス ブルーを日本で販売しているアサヒビールの公式サイトを実際に読むと、同じ会社の同じドメインの中に、配合の異なるチャイナブルーが三つ載っている。さらに日本語版ウィキペディアが日本バーテンダー協会のレシピ例として掲げる配合を加えると、四通りになる。まずは加工せずそのまま並べる。

四つの配合を横並びにする

出典 ライチリキュール ブルーキュラソー グレープフルーツジュース その他の材料 公表アルコール度数
アサヒビール カクテルガイド「チャイナブルー」 ボルス ライチ 30ml ボルス ブルー 10ml 45ml ウィルキンソン トニック 45ml 5.54%
アサヒビール ボルス ブランドサイト「チャイナブルー」 ボルス ライチ 15ml ボルス ブルー 30ml 適量 なし 低い(〜8度)と記載
アサヒビール カクテルガイド「樽ハイ・チャイナブルー」 ボルス ライチ 15ml ボルス ブルー 15ml 60ml 樽ハイ倶楽部ドライ 160ml/カットグレープフルーツ 1個 7.40%
ウィキペディア掲載の日本バーテンダー協会レシピ例 30ml 10ml 45ml なし 記載なし(当店計算で約8.5%)

四つとも「チャイナブルー」という同じ名前で公開されているレシピだ。それでも、ライチリキュールの量は15mlから30mlまで二倍、ブルーキュラソーの量は10mlから30mlまで三倍の開きがある。同じ名前の飲み物として説明されているが、口に入るものはかなり違う。

ライチとブルーキュラソーの主従が逆転する

最も目を引くのは、同じアサヒビールの公式ページ同士で二つのリキュールの多い少ないが入れ替わっている点だ。カクテルガイド版はライチ30mlに対してブルーキュラソー10mlで、ライチが三倍。ボルス ブランドサイト版はブルーキュラソー30mlに対してライチ15mlで、今度はブルーキュラソーが二倍。主役がライチなのかブルーキュラソーなのかが、公式のページ同士で反対になっている。

ボルス ブランドサイト版の手順が「氷の入ったグラスにボルス ブルー、ボルス ライチを注ぎ」とブルーキュラソーから書き始めているのも、このページがブルーキュラソーの紹介ページから辿られる導線にあることと符合する。一方のカクテルガイド版は手順を「ライチリキュール、ブルーキュラソー、グレープフルーツジュースを入れ」とライチから書いている。どちらかが誤りというより、紹介したい商品が違えばその商品を多く使う配合が示される、という性質のものだと読むのが自然だろう。ただ、それを知らずに「公式レシピ」として一方だけを引くと、まったく違う味の説明になってしまう。

トニックウォーターを入れる版と入れない版

二つ目の食い違いは割り材だ。カクテルガイド版だけがウィルキンソン トニックを45ml使い、グレープフルーツジュース45mlと合わせて割り材を90ml分入れる。ボルス ブランドサイト版とウィキペディア掲載の協会レシピ例にはトニックが登場せず、グレープフルーツジュースだけで割る。樽ハイ・チャイナブルーに至っては、割り材が炭酸入りの樽ハイ倶楽部ドライ160mlとグレープフルーツジュース60mlという構成になる。

この差は味にも度数にも効く。トニックや炭酸が入る版は液量が増えるぶん薄まり、炭酸のキレが加わって軽い。果汁だけで割る版は液量が少なく、ライチの甘みとグレープフルーツの苦みが濃く出る。「飲んだことがあるチャイナブルーと家で作った味が違う」と感じるとしたら、原因の大半はこの割り材の設計にある。同じ現象はカンパリソーダの公式レシピが3通りに割れる件でも起きており、ロングカクテルでは珍しいことではない。

どれで作るべきか|目的から選ぶ

やりたいこと 選ぶレシピ 理由
バーで出てくる味に近づけたい ウィキペディア掲載の協会レシピ例(30/10/45) 果汁だけで割る古典的な構成で、味が濃く出る
軽く飲みたい・度数を抑えたい アサヒ カクテルガイド版(30/10/45+トニック45) 液量が増えて度数5.54%まで下がる
青をはっきり出したい ボルス ブランドサイト版(15/30) ブルーキュラソーが二倍で発色が強い
人数分をまとめて作りたい 樽ハイ・チャイナブルー版 炭酸割り材が160mlと多く、一杯の量が大きい

チャイナブルーの作り方|材料と手順、注ぐ順番

チャイナブルーの作り方|材料と手順、注ぐ順番
グラスに仕上げを加える一場面

ここでは、四つの公式配合のうち最も広く引かれているウィキペディア掲載の協会レシピ例を基本形として手順を追う。軽く仕上げたい場合は、この配合にトニックウォーターを45ml足せばアサヒ カクテルガイド版と同じ構成になる。シェイカーは使わない。氷を入れたグラスの中で直接作る「ビルド」なので、道具は長めのマドラーかバースプーンが一本あれば足りる。

材料と分量

材料 分量 役割 備考
ライチリキュール 30ml 甘みと華やかな香り ボルス ライチは17%、ディタは24%と銘柄で度数が違う
ブルーキュラソー 10ml 青い色とオレンジの香り ボルス ブルーは21%。色は果汁ではなくこれで付く
グレープフルーツジュース 45ml 酸味とほろ苦さ 果汁100%が合わせやすい。白かピンクかで印象が変わる
適量 冷却と見た目 大きめを多めに。溶けにくいほど味が保つ
トニックウォーター 45ml(任意) 軽さと炭酸 入れるとアサヒ カクテルガイド版の構成になる
レモンやカットグレープフルーツ お好みで 香りと彩り 樽ハイ版はカットグレープフルーツ1個を添える

手順は四つだけ

第一に、背の高いタンブラーに氷を八分目まで入れる。アサヒの二つのレシピはいずれもグラスをタンブラーと指定している。第二に、ライチリキュール30mlとブルーキュラソー10mlを注ぐ。第三に、グレープフルーツジュース45mlを静かに加える。第四に、マドラーを底まで差し込み、縦に一度だけ持ち上げるように混ぜて完成だ。トニックを使う場合は、第三の工程の後にトニック45mlで満たしてから軽く混ぜる。アサヒの二つのレシピはどちらも最後の工程を「軽くステアする」と書いており、混ぜ方の指定はここだけ共通している。

ビルドで作る理由とステアの回数

シェイクしないのには理由がある。シェイカーで振ると微細な気泡が入って液体が白く濁り、チャイナブルーの持ち味である澄んだ青が損なわれる。炭酸入りのトニックや樽ハイを使う版では、そもそも振ると吹きこぼれる。だから公式のいずれもが技法欄に「ビルド」と書いている。

混ぜる回数の目安は、底から一度持ち上げて戻す一往復だ。二往復、三往復と増やすほど氷が削れて水っぽくなり、比重の違いで生まれていた濃淡のグラデーションも消える。見た目を楽しみたいなら、あえて混ぜ切らずに層を残すという選択もある。ただしその場合、最初の一口はグレープフルーツばかり、最後はリキュールばかりになるので、飲みながら軽く回すとよい。

失敗しやすい三つの点

第一に、氷が少ないこと。氷が少ないと温度が上がるのが早く、溶けた水で味が間延びする。第二に、混ぜすぎ。前述のとおり色も味も鈍る。第三に、果汁の選び違いだ。加糖された果汁飲料を使うと、ライチリキュールの甘さと重なって輪郭のない甘さになる。このカクテルの苦みと酸味は果汁が担っているので、果汁100%を選ぶかどうかで仕上がりが大きく変わる。カクテル作りの基本的な考え方はカクテルとはの記事にも整理している。

関連商品ラインナップ
店頭に並ぶ洋酒の棚の一例

リンクサス酒販の在庫から、リキュールや洋酒をまとめて掲載する。各カードから商品ページへ進むと、銘柄・容量・価格・在庫状況を確認できる。日常使いの定番ボトルから、コレクション性の高い限定流通のボトルまで並ぶ。

なお、下のカードはカテゴリー全体から自動的に選ばれて並ぶ仕組みのため、チャイナブルーに直接使うライチリキュールやブルーキュラソー以外のジャンルのボトルが混ざって表示されることがある。価格帯も数千円台から高額帯まで幅が出る。チャイナブルー用の材料を探している場合は、カード内の商品名とカテゴリー表示を確認してから進んでほしい。在庫は日々動くため、価格と在庫状況は必ず各カードのリンク先で最新の表示を確かめてほしい。

RECOMMENDED

「チャイナブルーとは|作り方と割合、度数5.5〜8.5度を比較」に関連するおすすめ商品

ここではその他スピリッツの在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。

チャイナブルーから広げたいリキュール30銘柄を比較

チャイナブルーから広げたいリキュール30銘柄を比較
種類ごとに並べた洋酒の一例

チャイナブルーの主役は、ライチリキュールとブルーキュラソーという二つのリキュールだ。ブルーキュラソーはオレンジ系リキュールの一種なので、ここから同じオレンジ系のトリプルセックやコアントロー、フルーツ系のメロンやココナッツ、ビター系やハーブ系へと横に広げていける。下の表では、フルーツ系・オレンジ系・ベリー系・ビター系・ハーブ系まで30銘柄をタイプ・度数・産地で横並びにした。

選び方の順序としては、まず手頃な定番で味の系統をつかみ、次にフルーツ系へ進み、最後にカンパリのような個性派を試すと好みの方向が見えてくる。輸入リキュールはオープン価格が大半のため、表にはメーカー定価ではなく市場相場の目安を載せている。価格は変動するので、購入前には必ず各リンク先で最新の表示を確認してほしい。

チャイナブルーから広げたい人気リキュール30銘柄 比較表
チャイナブルーはライチリキュールとブルーキュラソーを主役にした一杯で、リキュールそのものの度数と個性が味を決める。アサヒビール公式によればボルス ライチは17%、ボルス ブルーは21%で、同じ配合でも銘柄を替えると仕上がりの度数が変わる。ブルーキュラソーと同じボルスのトリプルセックをはじめ、フルーツ系のミドリ メロンやマリブ、パッソア、オレンジ系のコアントローやグランマルニエ、ベリー系のカシスやシャンボール、食前酒に向くカンパリ・アペロール、ハーブ系のベネディクティンまで、リキュールカクテルの幅を広げる定番30銘柄をタイプ・度数・産地・特徴・楽天/Amazonの購入先で横断比較できる。多くの輸入リキュールはオープン価格のため定価は非掲載で、市場相場の目安と各モールの実勢価格を参考にしてほしい。
価格は 2026/08/05 更新
画像 銘柄・スコア 定価
市場相場
特徴 リンクサス酒販
本命
Amazon 楽天 買取
ディサローノ アマレット 700ml1 ディサローノ アマレット 700ml
★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア
公式サイトに希望小売価格の記載なし
💎 プロのおすすめ

杏の核のオイルを香りの源とし、公式にナッツ不使用と明記。公式サイトは度数・容量・価格を公表していない。

在庫切れリンクサス入荷通知 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
2 ラッツァローニ アマレット 1851 700ml 24%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

アマレッティ菓子を浸漬して造る。公式は浸漬製法ゆえ24%で釣り合うと説明している。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
3 ルクサルド アマレット ディ サスキラ 700ml 24%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

公式表記は24%。マラスキーノの名門による一本。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
4 ディサローノ ベルベット 700ml 17%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

ディサローノにクリームを重ねた派生品。公式が低アルコール(17%)と明記している。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
フランジェリコ ヘーゼルナッツ 700ml 20%5 フランジェリコ ヘーゼルナッツ 700ml 20%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

ヘーゼルナッツの香ばしい甘み。修道士型ボトルが目を引く食後酒。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
6 アドリアティコ アマレット ロースト 700ml 28%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

シチリア産アーモンドを焙煎して使う。同銘柄のビアンコは16%で、シリーズ内でも度数差が大きい。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
コアントロー 700ml 40%7 コアントロー 700ml 40%
★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

オレンジ香る無色のキュラソー。マルガリータなど名作カクテルの要。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
グラン マルニエ コルドンルージュ 700ml 40%8 グラン マルニエ コルドンルージュ 700ml 40%
★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

コニャックにオレンジを掛け合わせた贅沢な銘酒。香り高い万能リキュール。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
9 ボルス トリプルセック 700ml 38%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

手頃で使いやすいトリプルセック。カクテルの基本オレンジリキュール。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
リモンチェッロ 500ml 30%10 リモンチェッロ 500ml 30%
★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

南イタリアのレモンリキュール。よく冷やして食後酒に。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
ルジェ クレーム ド カシス 700ml 20%11 ルジェ クレーム ド カシス 700ml 20%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

カシスの果実感が濃厚。キールやカクテルの定番ベリーリキュール。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
チェリーヒーリング 700ml 24%12 チェリーヒーリング 700ml 24%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

熟したチェリーの濃厚な甘み。シンガポールスリングに欠かせない銘酒。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
13 シャンボール ブラックラズベリー 500ml 16.5%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

黒ラズベリーの濃密な甘み。丸いボトルが印象的なベリーリキュール。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
ミドリ メロンリキュール 700ml 20%14 ミドリ メロンリキュール 700ml 20%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
サントリーの商品情報ページが公表する希望小売価格は700ml瓶で2,420円(消費税別)
💎 プロのおすすめ

鮮やかな緑とメロンの甘い香り。世界で人気の和製リキュール。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
デカイパー ピーチツリー 700ml 20%15 デカイパー ピーチツリー 700ml 20%
★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

みずみずしい桃の甘い香り。ファジーネーブルでおなじみ。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
ベイリーズ オリジナル アイリッシュクリーム 700ml 17%16 ベイリーズ オリジナル アイリッシュクリーム 700ml 17%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

ウイスキーと生クリームのまろやかな甘さ。デザート感覚で楽しめる。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
カルーア コーヒーリキュール 700ml 20%17 カルーア コーヒーリキュール 700ml 20%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

コーヒーの濃厚な香り。カルーアミルクで親しまれる定番リキュール。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
マリブ ココナッツ 700ml 21%18 マリブ ココナッツ 700ml 21%
★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

ラムベースにココナッツの甘い香り。トロピカルカクテルの定番。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
ティア マリア コーヒーリキュール 700ml 20%19 ティア マリア コーヒーリキュール 700ml 20%
★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

ジャマイカ産コーヒーの上品な香り。カルーアと並ぶ定番コーヒー系。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
カンパリ 750ml 25%20 カンパリ 750ml 25%
★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

ハーブの苦味と鮮烈な赤が個性。ネグローニやスプモーニの主役。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
アペロール 750ml 11%21 アペロール 750ml 11%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

カンパリより甘く度数も低い。スプリッツで世界的に人気の食前酒。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
イエーガーマイスター 700ml 35%22 イエーガーマイスター 700ml 35%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

ハーブとスパイスを浸漬して造るドイツの食後酒。よく冷やしてショットで人気。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
23 ガリアーノ ボニート 700ml 30%
★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

バニラとアニスが香る黄金色のリキュール。背の高いボトルが象徴。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
モリナリ サンブーカ エクストラ 700ml 40%24 モリナリ サンブーカ エクストラ 700ml 40%
★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

アニスの清涼な甘み。コーヒー豆を浮かべて楽しむ食後酒。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
ベネディクティン DOM 750ml 40%25 ベネディクティン DOM 750ml 40%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

薬草と蜂蜜の甘み。気品ある香りの古典リキュール。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
26 ドランブイ 700ml 40%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

スコッチに蜂蜜とハーブを加えた銘酒。ラスティネイルの主役。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
サザンカンフォート 750ml 21%27 サザンカンフォート 750ml 21%
★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

ピーチと果実が香るアメリカ南部のリキュール。コーラ割りが定番。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
28 パッソア パッションフルーツ 700ml 17%
★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

パッションフルーツの南国感。鮮やかな赤がカクテルに映える。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
29 マリーブリザール トリプルセック 700ml 38%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

1755年創業の老舗が手がけるトリプルセック。上品なオレンジ香。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取
30 マルティーニ ロッソ ベルモット 750ml 15%
★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載
💎 プロのおすすめ

世界で愛される赤ベルモット。マンハッタンなど定番カクテルの土台。

LINXASで探すコレクション 価格を見るAmazon 楽天で探す 商品名検索 査定 買取

多くの輸入リキュールはオープン価格のため定価(list_price)は掲載せず市場相場の目安のみを記載しています(2026年6月時点の実勢)。楽天/Amazon価格は各モールの実勢で、同一銘柄・容量が見つからない場合は空欄になります。カクテル用の定番リキュールはリンクサス酒販(プレミア・希少酒専門)では現在お取り扱いがないため購入先は楽天・Amazonをご案内し、リンクサス在庫がある希少ボトルは商品ページから確認できます。価格・在庫は変動します。最安値を保証する一覧ではありません。

アルコール度数とカロリー|公表値5.54%を式で再現する

アルコール度数とカロリー|公表値5.54%を式で再現する
氷を入れたロングカクテルの一例

「チャイナブルーは4〜6度」と書かれていることが多い。しかしこれは四つある配合のうち、割り材の多い一つだけに当てはまる数字だ。実際には約5.5度から約8.5度まで、およそ1.5倍の幅がある。幸い、この種の計算は手元で完全に検証できる。アサヒビールは二つのレシピについて度数を小数第2位まで公表しており、その値を式で再現できるかどうかを確かめられるからだ。

度数は一つの式で出せる

使う式は一つだけだ。「各材料の量(ml)×その材料の度数(%)」をすべて足し、全体の液量(ml)で割る。ここで必要になる材料の度数は、アサヒビールの公式ラインアップページに明記されている。ボルス ライチは17%、ボルス ブルーは21%だ。グレープフルーツジュースとトニックウォーターの度数はゼロなので、分子には効かず分母だけを増やす。

アサヒ カクテルガイド版で計算してみる。ライチ30ml×17%=510、ブルーキュラソー10ml×21%=210。合計720。全体の液量はライチ30+ブルーキュラソー10+グレープフルーツジュース45+トニック45で130ml。720÷130=5.538…となり、四捨五入すると5.54%。アサヒの公表値と小数第2位まで一致する

樽ハイ・チャイナブルーでも同じ式が成立する。樽ハイ倶楽部ドライ160ml×8%=1280、ライチ15ml×17%=255、ブルーキュラソー15ml×21%=315。合計1850。全体の液量は160+15+15+グレープフルーツジュース60で250ml。1850÷250=7.40%で、これもアサヒの公表値とぴったり一致する。割り材の樽ハイ倶楽部ドライを8度として計算したときにだけ公表値と合う、という形で逆算もできている。公式が出している数字を自分の手で再現できると、以下の表の数字も安心して使える。

四つのレシピの度数を並べる

レシピ 純アルコールの計算 全体の液量 度数 出どころ
アサヒ カクテルガイド版 30×17+10×21=720 130ml 5.54% アサヒ公表値と一致
ボルス ブランドサイト版(果汁90mlと仮定) 15×17+30×21=885 135ml 約6.6% 公式表記は「低い(〜8度)」
樽ハイ・チャイナブルー版 160×8+15×17+15×21=1850 250ml 7.40% アサヒ公表値と一致
協会レシピ例(果汁のみ) 30×17+10×21=720 85ml 約8.5% 当店計算。公表値なし

表の前提を明記しておく。ライチリキュールはボルス ライチの17%、ブルーキュラソーはボルス ブルーの21%、樽ハイ倶楽部ドライは8%として計算している。ボルス ブランドサイト版はグレープフルーツジュースが「適量」なので、90mlと仮定した場合の値だ。果汁を120mlまで増やせば約5.4%まで下がる。ライチリキュールをディタ(24%)に替えると、協会レシピ例の度数は約8.5%から約10.9%まで上がる点にも注意したい。カクテル全体の度数の比べ方はカクテルの度数一覧の記事にまとめている。

純アルコール量(グラム)で見ると差はもっと大きい

度数のパーセントは濃さを表すが、一杯で体に入るアルコールの総量は別の話になる。アサヒのカクテルガイドは材料ごとの純アルコール量をグラムでも公表しており、カクテルガイド版はライチ30mlで4.1グラム、ブルーキュラソー10mlで1.7グラム、合計5.8グラムだ。一方で樽ハイ版は樽ハイ倶楽部ドライ10.2グラム、ライチ2グラム、ブルーキュラソー2.5グラムで合計14.7グラム。度数の差は5.54%対7.40%と1.3倍程度だが、一杯あたりの純アルコール量では2.5倍の差になる。樽ハイ版は一杯の量そのものが250mlと大きいためだ。

このグラム表記も自分で確かめられる。「量(ml)×度数(%)÷100×0.8」で計算すると、30×17÷100×0.8=4.08でアサヒの4.1グラムと一致し、10×21÷100×0.8=1.68で1.7グラムと一致する。厚生労働省が飲酒量の把握に純アルコール量(グラム)を用いる考え方を示しているとおり、「度数が低いカクテル」でも一杯の量が大きければ摂取量は増える。見た目の度数だけでなく、この数字で比べる習慣をつけると判断を誤りにくい。

カロリーの考え方

カロリーはメーカーが公表していないため、断定的な数字は置かない。内訳としては、ライチリキュールとブルーキュラソーの糖分とアルコール、グレープフルーツジュースの果糖が中心になる。軽くしたい場合の調整先は三つある。果汁の一部を無糖の炭酸水に替える、リキュールの量を控えて氷で全体量を保つ、加糖果汁ではなく果汁100%を選ぶ、のいずれかだ。いずれも甘さを減らす方向に働くので、物足りなければグレープフルーツを絞って香りで補うとよい。

ライチリキュールとブルーキュラソーの選び方

ライチリキュールとブルーキュラソーの選び方
リキュールを注ぎ分ける一場面

材料は三つしかないので、一つ替えるだけで仕上がりがはっきり変わる。ここでは公式に度数や容量が明記されている銘柄を軸に、選択肢の違いを整理する。

素材 公式に確認できる数値 役割 選ぶときの目安
ボルス ライチ アルコール17%/700ml/果実系 甘みと香りの主役 標準的な甘さ。度数が低く軽く仕上がる
ディタ アルコール24%(一般的な表記) 甘みと香りの主役 ボルスより度数が高く、同量でも濃く出る
ボルス ブルー アルコール21%/200mlと700ml/果実系 青い色とオレンジ香 ターコイズブルーの発色。小容量の200mlもある
白グレープフルーツ果汁 酸味と苦み すっきり大人びた味にしたいとき
ピンクグレープフルーツ果汁 酸味と甘み 甘く飲みやすくしたいとき
トニックウォーター 軽さと炭酸 度数を下げつつキレを足したいとき

ライチリキュールの度数は17〜24度と幅がある

アサヒビールのボルス ライチの公式ページには、アルコール17%、容量700ml、種類は果実系と明記されている。同ページはこのリキュールについて「日本ではライチリキュールの草分け」であり、「この日本で、開発を重ね、ボルス ライチが誕生した」「2003年にはアジア各国でも発売され、世界中で人気を集めるリキュールに成長した」とも記している。ライチリキュールというカテゴリー自体が日本市場と結びついて育ってきたことが、メーカー公式の記述から読み取れる。

もう一つの定番であるディタは度数が24%とされ、ボルスより7ポイント高い。同じ30mlを使っても、純アルコール量は4.08グラム対5.76グラムで約1.4倍になる。レシピの数字をそのまま守っても、手元のボトルが違えば出来上がりは違う。「レシピどおりなのに強く感じる」という場合、原因はたいていここにある。

ブルーキュラソーの正体はオレンジのリキュール

ブルーキュラソーは青い果物のリキュールではない。ボルス ブルーの公式ページは、これを「独自のレシピに基づいてつくり上げているブルーキュラソー」と説明し、味わいを「フレッシュでちょっとした酸味のあるオレンジに、ユニークな後味」、香りを「マンダリンオレンジのようなフレッシュな香り」、色を「ターコイズブルー」と記載している。味はオレンジ、色だけが青という構成だ。

同ページはさらに、ボルス ブルーが「ボルスのリキュールの中でも最古のもののひとつ」で、「19世紀には『クレーム・ド・シエル』の名で知られていました」と歴史にも触れている。つまりチャイナブルーは1980年代以降の比較的新しいカクテルだが、青の担い手であるリキュール自体は19世紀まで遡る。容量は200mlと700mlの二種類があり、使う量が10mlと少ないので、家で作るだけなら200mlで十分足りるのは実用上ありがたい。トリプルセックの代わりにマルガリータ・アズールなどのカクテルにも使えると公式が案内している。

グレープフルーツジュースは白かピンクか

果汁は味の方向を決める最後の分岐点になる。白(ホワイト)グレープフルーツは酸味と苦みがはっきり出て、ライチの甘さを引き締める。ピンク(ルビー)グレープフルーツは酸味が穏やかで甘みが強く、色も赤みが差すため青と混ざったときの色調がわずかに変わる。甘さを抑えて大人びた味にしたいなら白、飲みやすさを優先するならピンクを選べばよい。

絞りたての生果汁を使うと、香りと苦みが目に見えて立つ。アサヒの樽ハイ版がカットグレープフルーツを添える構成にしているのも、香りを補う狙いがあるのだろう。ただし生果汁は果肉の粒が浮いて透明感が落ちるので、澄んだ青を見せたいときは濾すか、市販の果汁100%を使うほうが仕上がりは整う。

ブルーラグーン・スカイダイビングとの違い

ブルーラグーン・スカイダイビングとの違い
グラスの形の違いを示した図

ブルーキュラソーで青くするカクテルはチャイナブルーだけではない。見た目が似ていても、ベースのお酒と割り材が変われば味も度数もまったく違う。代表的な青いカクテルを構成で並べる。

青いカクテルを構成で並べる

カクテル ベース 主な構成 技法 チャイナブルーとの違い
チャイナブルー ライチリキュール ライチ+ブルーキュラソー+グレープフルーツ ビルド 基準となる一杯
ブルーラグーン ウォッカ ウォッカ+ブルーキュラソー+レモン ビルドまたはシェイク 蒸留酒がベースで度数が高い
スカイダイビング ラム ラム+ブルーキュラソー+ライム シェイク シェイクで作る短い一杯
ブルーハワイ ラム ラム+ブルーキュラソー+パイナップル+レモン シェイクまたはブレンド 果実感が強く南国風
マルガリータ・アズール テキーラ テキーラ+ブルーキュラソー+ライム シェイク 塩を縁に付ける辛口系

並べてみると、チャイナブルーだけがベースにリキュールを使っていることが分かる。他の四つはウォッカ・ラム・テキーラという蒸留酒がベースで、度数はおおむね二倍以上になる。「青いカクテルは強い」という印象があるとすれば、それはブルーラグーンやスカイダイビングの側の話で、チャイナブルーには当てはまらない。個別の作り方はブルーラグーンの記事スカイダイビングの記事ブルーハワイの記事でそれぞれ扱っている。

青の出どころはすべて同じ

五つとも、青い色はブルーキュラソーから来ている。果汁やシロップで青くしているわけではないので、ブルーキュラソーを切らすと、どのカクテルも青くならない。逆に言えば、ブルーキュラソーを一本持っていれば、ベースのお酒を替えるだけでこの五種類を作り分けられる。前述のとおりボルス ブルーには200mlの小容量があり、一杯に使う量は10ml前後なので、少量でも十分に試せる。ウォッカの選び方はウォッカとはの記事を参照してほしい。

楊貴妃・チャイナバイオレットとの違い

楊貴妃・チャイナバイオレットとの違い
ライチ系カクテルの一例

ライチリキュールを使う一杯には、チャイナブルーのほかにも近縁のカクテルがいくつかある。とくに混同されやすいのが「楊貴妃」だ。名前も由来もライチに結びついているため、同じものだと思われることがある。

楊貴妃との違いは桂花陳酒の有無

楊貴妃は、ライチが楊貴妃の好んだ果物として伝えられていることにちなんだカクテルとされる。複数のレシピサイトで紹介されている構成を見ると、ライチリキュールとグレープフルーツジュースにブルーキュラソーを合わせるところまではチャイナブルーと同じで、そこに桂花陳酒(けいかちんしゅ)が加わるという説明が一般的だ。桂花陳酒はキンモクセイの花を白ワインに漬け込んだ中国の酒で、独特の甘い花の香りを持つ。つまり楊貴妃から桂花陳酒を抜くとチャイナブルーに近づく、という関係になる。

ただし注意点がある。楊貴妃については、アサヒビールのカクテルガイドにも日本語版ウィキペディアにも独立した項目が見当たらない。レシピを紹介しているのは主に二次情報のサイトで、分量も出典によって差がある。チャイナブルーのようにメーカー公式で分量まで確認できる状態にはないので、本記事では構成の違い(桂花陳酒が入るかどうか)までを事実として扱い、具体的な分量は断定しない。

ライチ系カクテルの仲間を並べる

カクテル 主な構成 チャイナブルーとの違い
チャイナブルー ライチ+ブルーキュラソー+グレープフルーツ 澄んだ青 基準となる一杯
楊貴妃 ライチ+桂花陳酒+グレープフルーツ+ブルーキュラソー 資料により幅がある 桂花陳酒が加わり花の香りが乗る
チャイナバイオレット ライチ+グレープフルーツが基本とされる 淡い色 青くしない構成として紹介されることが多い
ライチ・マティーニ ライチリキュール+ウォッカなど クリア ボルス公式が「最も有名」と挙げる一杯
ライチ・リッキー ライチリキュール+ライム+炭酸 クリア 果汁を使わず炭酸で割る
ディタトニック ライチリキュール+トニック クリア 材料が二つだけで最も手軽

この表のうち、メーカー公式で確認できるのはライチ・マティーニとライチ・リッキーだ。アサヒビールのボルス ライチのページは「ボルス ライチを使ったカクテルで最も有名なのは『ライチ・マティーニ』です」と記しており、おすすめカクテルとしてライチ・リッキー、ライチ イージーミックス、チャイナブルーの三つを挙げている。メーカーが自社のライチリキュールの代表的な使い道としてチャイナブルーを挙げていることは、このカクテルの定番性を示す一つの根拠になる。なお「チャイナバイオレット」については公式・ウィキペディアいずれにも記載が見つからず、構成の説明は資料により揺れる。

アレンジとノンアル|ピンク果汁・トニック割り・市販品

アレンジとノンアル|ピンク果汁・トニック割り・市販品
果実を使った飲み物の一例

材料が三つしかないぶん、どれか一つを替えるだけで別の一杯になる。ここまでに出てきた公式レシピの違い自体が、実はアレンジの見本になっている。

果汁と割り材を替えるアレンジ

名前 替える箇所 仕上がり 度数の変化
ピンクチャイナブルー 果汁をピンクグレープフルーツに 甘みが増し色調がやわらぐ 変わらない
トニック割り トニックウォーターを45ml足す 炭酸が入って軽快になる 約8.5%から5.54%へ下がる
炭酸水割り 無糖の炭酸水を足す 甘さが薄まりキレが出る 下がる
生搾り 果汁を生のグレープフルーツに 香りと苦みが立つ ほぼ変わらない
樽ハイ仕立て 割り材を炭酸入りの缶チューハイ系に 一杯の量が増える 約7.4%(量は2.5倍)
青を強めにする ブルーキュラソーを30mlに 発色が強くオレンジ香が増す 上がる

バージンチャイナブルー(ノンアル)

アルコールを抜いた版は「バージンチャイナブルー」「ノンアルコール チャイナブルー」「モクテル チャイナブルー」などと呼ばれる。作り方は、ライチリキュールをライチ風味のシロップに、ブルーキュラソーを青いシロップに置き換え、グレープフルーツジュースで割るという構成が一般的だ。青の色は色付きシロップから出るので、見た目はほとんど変わらない。飲食店のレシピでも、青いシロップを使ってこのカクテルを再現する例が公開されている。

甘さは元のレシピより出やすい。リキュールが担っていたアルコールの辛さがなくなるぶん、砂糖の甘さだけが残るからだ。果汁を白グレープフルーツにする、無糖の炭酸水で伸ばす、レモンを少し絞る、のいずれかで締めると近い印象になる。ノンアルのカクテル全般はノンアルコールカクテルの記事で扱っている。

同名の市販品「キセキのチャイナブルー」は別物

「チャイナブルー 缶」「チャイナブルー 市販」で探している場合、混同しやすいのがクランド(KURAND)が販売する「キセキのチャイナブルー」だ。これは埼玉県で造られた果実酒として販売されている商品で、カクテルのチャイナブルーを再現したものと案内されている。バーで注文するチャイナブルーそのものではなく、ライチとグレープフルーツの果汁を使った瓶詰めの果実酒という位置づけになる。同名だが分類が違うので、缶チューハイの棚を探しても見つからない。

自分で作る場合との違いは、割合を調整できないことと、開栓後の保存が必要になることだ。逆に、リキュールを二本買わずに味を試せる利点はある。ライチリキュールとブルーキュラソーを揃えるとおおむね数千円になるので、一度だけ味を確かめたいなら既製品、繰り返し飲むなら材料を揃える、という使い分けが現実的だろう。

名前の由来とカクテル言葉|景徳鎮の青

名前の由来とカクテル言葉|景徳鎮の青
カクテルの名前と言葉を表した図

名前の意味は、実は中国そのものを指してはいない。由来をきちんと説明している資料と、そうでない話を分けて整理する。

「チャイナ」は中国ではなく陶磁器

日本語版ウィキペディアの「チャイナ・ブルー」の項目は、このカクテルが「中国の陶磁器である景徳鎮を思わせる鮮やかな青色のカクテルカラーであることから命名された」と説明している。さらに「『チャイナ・ブルー』を直訳すると『中国の青』という意味合いになるが、『陶磁器のような青』という意味のカクテル名となる」とも書かれている。英語の china が小文字で「磁器」を意味する一般名詞であることを踏まえた説明だ。白磁に藍色で絵付けした染付の器の色合いが、グラスの中の澄んだ青に重ねられている。

この由来を知ると、澄んだ青を保つことがこのカクテルの作法である理由も分かる。混ぜすぎて濁らせてしまうと、そもそも名前の根拠になっている「磁器のような青」が失われる。氷を多めにして冷たさを保ち、ステアを一往復にとどめる、という手順の指定は、見た目の問題であると同時に名前に忠実であるための手順でもある。

考案者と誕生年は特定できない

ここは正直に書いておきたい。考案者や誕生年を、一次資料で確認することはできなかった。日本語版ウィキペディアの項目には考案者も誕生年も記載がなく、アサヒビールの公式ページも配合と味の説明にとどまり、来歴には触れていない。二次情報のサイトには考案者を特定の日本のバーのバーテンダーとする記述や、「1980年代後半から1990年代はじめ」とする推定が見られるが、いずれも出典が示されていないか、別の二次情報を参照しているものだった。

状況証拠として言えるのは次の点だ。アサヒビールのボルス ライチの公式ページは、このリキュールが日本でライチリキュールの草分けとして開発されたこと、2003年にアジア各国へ展開したことを記している。ライチリキュールというカテゴリー自体が日本市場で育ったのであれば、それを主役にしたチャイナブルーが日本で生まれ、日本で定着したという説明とは矛盾しない。ただし、これはあくまで整合するというだけで、考案者を特定する根拠にはならない。本記事では、確認できていないことは確認できていないと書く方針を取る。

なお、このカクテルは国際バーテンダー協会の公式カクテルには含まれていない。一方で日本語版ウィキペディアは日本バーテンダー協会によるレシピ例を掲載しており、国内では標準的な一杯として扱われてきたことがうかがえる。

カクテル言葉に公式な定めはない

「チャイナブルーのカクテル言葉は何か」という問いもよく検索されている。ここでも先に結論を書くと、カクテル言葉は業界団体やメーカーが定めている公式のものではない。アサヒビールのカクテルガイドにもボルスのブランドサイトにも日本語版ウィキペディアにも、チャイナブルーのカクテル言葉についての記載はない。花言葉と同じで、書籍やウェブ記事が広めてきた言い伝えの類と考えるのが正確だ。

実際には二次情報のサイトで「不老長寿」といった言葉が紹介されており、ライチが古くから美容や長寿に結び付けて語られてきたことに由来すると説明されることが多い。贈り物やメッセージ性を添えたい場面で使うぶんには差し支えないが、「公式に決まっている」という前提で受け取ると事実と食い違う。出どころが特定できない情報である、という点まで含めて知っておきたい。

よくある質問

チャイナブルーとはどんなカクテルですか?

ライチリキュールとブルーキュラソー、グレープフルーツジュースを氷入りのグラスで合わせる青いロングカクテルです。アサヒビールのカクテルガイドは味のタイプを「フルーティー」、色味を「ブルー」、グラスを「タンブラー」、技法を「ビルド」と分類しています。甘みはライチリキュール、青い色はブルーキュラソー、酸味と苦みはグレープフルーツが担当する構成で、シェイカーを使わずに作れます。

チャイナブルーの割合はどれが正しいですか?

一つに定めることはできません。アサヒビールの公式サイトだけで三通りの配合が公開されており、カクテルガイド版はライチ30ml・ブルーキュラソー10ml・グレープフルーツジュース45ml・トニック45ml、ボルス ブランドサイト版はブルー30ml・ライチ15ml・果汁適量、樽ハイ版はライチ15ml・ブルー15ml・果汁60ml・樽ハイ倶楽部ドライ160mlです。最も広く引かれているのは、日本語版ウィキペディアが日本バーテンダー協会のレシピ例として掲げる30ml・10ml・45mlの配合です。

チャイナブルーのアルコール度数はどのくらいですか?

どのレシピで作るかによって約5.5度から約8.5度まで変わります。アサヒビールはカクテルガイド版を5.54%、樽ハイ・チャイナブルーを7.40%と公表しています。果汁だけで割る協会レシピ例は液量が少ないぶん濃くなり、ボルス ライチ17%とボルス ブルー21%で計算すると約8.5%です。「4〜6度」という説明は、割り材の多い配合だけに当てはまる数字です。

公表されている5.54%はどうやって計算されていますか?

各材料の量と度数を掛けて合計し、全体の液量で割ります。ライチ30ml×17%=510、ブルーキュラソー10ml×21%=210で合計720。全体の液量は30+10+45+45で130mlなので、720÷130=5.538となり5.54%になります。同じ式で樽ハイ版も計算でき、160×8+15×17+15×21=1850を250mlで割ると7.40%とアサヒの公表値に一致します。

チャイナブルーはどんな味ですか?

ライチの華やかな甘い香りが先に立ち、グレープフルーツの酸味とほろ苦さが後から締める味です。アサヒビールはこのカクテルを「ライチリキュールの独特の香りとクセのない爽やかさが心地よい飲み口」と説明し、ボルスのブランドサイトでは味わいを「甘口・フルーティー」と分類しています。甘口寄りですが果汁の苦みがあるため、後味は見た目ほど重くありません。

ブルーキュラソーがない場合はどうすればよいですか?

青い色はブルーキュラソーからしか出ないため、代わりがないと青くはなりません。味だけを近づけたい場合は、ライチリキュールとグレープフルーツジュースだけで作ると、淡い色のライチカクテルになります。色を出したい場合は製菓用の青いシロップで代用できますが、ブルーキュラソーはオレンジ風味のリキュールなので、香りは変わります。ボルス ブルーには200mlの小容量もあり、一杯に使う量は10ml前後なので少量でも十分試せます。

楊貴妃というカクテルとは何が違いますか?

一般に紹介されている構成では、楊貴妃はライチリキュール・グレープフルーツジュース・ブルーキュラソーに桂花陳酒(キンモクセイの花を白ワインに漬けた中国の酒)が加わります。桂花陳酒を抜くとチャイナブルーに近づく関係です。ただし楊貴妃はアサヒビールのカクテルガイドにも日本語版ウィキペディアにも独立した項目がなく、分量は出典によって差があります。

チャイナブルーの「チャイナ」は中国という意味ですか?

中国そのものではなく、英語で「磁器」を指す言葉に由来するとされています。日本語版ウィキペディアは、中国の陶磁器である景徳鎮を思わせる鮮やかな青色から命名されたもので、直訳すれば「中国の青」だが実際には「陶磁器のような青」という意味のカクテル名になる、と説明しています。

チャイナブルーのカクテル言葉はありますか?

公式に定められたものはありません。アサヒビールのカクテルガイドにもボルスのブランドサイトにも日本語版ウィキペディアにも、カクテル言葉の記載はありません。二次情報のサイトでは「不老長寿」といった言葉が紹介されており、ライチが古くから長寿や美容に結び付けて語られてきたことに由来すると説明されますが、出どころが特定できる情報ではありません。

缶や市販でチャイナブルーは買えますか?

カクテルそのものの缶入り商品は一般的ではありませんが、クランド(KURAND)が「キセキのチャイナブルー」という名称で、チャイナブルーを再現したという埼玉県産の果実酒を販売しています。分類は缶チューハイではなく瓶詰めの果実酒です。割合を自分で調整することはできませんが、リキュールを二本買わずに味の方向を確かめられます。

最終更新:2026年7月27日(リンクサス酒販 鑑定士チーム監修)

▶ お酒を探す:リンクサス酒販トップ ▶ お酒の査定・買取:ブランデー・洋酒買取

前後の記事