ワインの当たり年 ヴィンテージチャート早見表と赤白・左岸右岸の読み分け
「ワインの当たり年を知りたい」と検索して、いくつかのヴィンテージチャートを見比べたことがある方なら、一度は戸惑ったはずです。同じ2015年のブルゴーニュ白なのに、あるチャートは最高評価、別のチャートは「平均的な年」。どちらが正しいのか分からないまま、なんとなく上位に出てきた表を信じて買うことになります。
この記事では先に結論を3つ置きます。第一に、ワインの当たり年に単一の正解はありません。日本を代表する2つの公式ヴィンテージチャートを171組突き合わせたところ、評価が一致したのは103組、60.2%にとどまりました。第二に、ブルゴーニュは赤と白、ボルドーは左岸と右岸で当たり年が別物です。ひとくちに「ブルゴーニュの当たり年」と言える年のほうがむしろ少数派でした。第三に、2024年以降を知りたいなら、参照先はインポーターのチャートではなく産地協会の公式発表になります。2社のチャートはどちらも2023年で止まっているためです。
ワインの当たり年に唯一の正解はない、を実測で確かめた
日本語で「ヴィンテージチャート」を検索したとき、検索上位に安定して出てくる一次情報は2つあります。ワイン専門店エノテカが公開しているヴィンテージチャートと、ワイン輸入商社ファインズが公開しているヴィンテージチャートです。どちらも自社で編集した公式資料で、日本のワイン記事の多くはこのいずれか、あるいは海外評価誌の数値を写しています。
そこでこの2つを、同じ産地・同じ色・同じ年で機械的に突き合わせました。対象はボルドー左岸・ボルドー右岸・ブルゴーニュ赤(コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌ)・ブルゴーニュ白の5系統、1989年から2023年までです。
日本の2大公式チャートを171組突き合わせた結果
両社ともに評価を掲載していた組み合わせは171組ありました。このうち評価が一致したのは103組で、一致率は60.2%です。裏を返すと68組、およそ4割の年で日本の2大公式チャートは違う評価を出しています。
| 突合の軸 | 件数 | 比率 |
|---|---|---|
| 両社ともに評価を掲載していた組み合わせ | 171組 | 100% |
| 評価が完全に一致 | 103組 | 60.2% |
| 1段階の差 | 66組 | 38.6% |
| 2段階の差 | 2組 | 1.2% |
| 片方のみが評価を掲載(2023年など) | 4組 | 参考 |
差が2段階に開いた組み合わせは2つだけでしたが、その中身が問題です。ひとつは2015年のブルゴーニュ白。ファインズは「平均的な年」、エノテカは最上位の「傑出したヴィンテージ」としています。同じ年の同じ産地の同じ色について、日本の代表的な2社が正反対の評価を出しているわけです。もうひとつは1996年のコート・ド・ボーヌ赤で、ファインズが「秀逸な年」、エノテカが「優良」でした。
食い違う理由は、両社が明記している「出典の違い」で説明できる
この差は、どちらかが間違っているという話ではありません。両社が自分のページで出典を明記しており、そこを読むと理由が機械的に分かります。
| 比較項目 | エノテカ | ファインズ |
|---|---|---|
| 評価の出典 | ワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテーターといった海外のワイン評価誌の情報を基に自社で作成 | 現地ワイン協会発行の評価などを基に自社で編集・作成 |
| 評価スケール | 5段階の数値(5が傑出、1が難しい年、NAは評価無し) | 5段階の記号(★が秀逸、●が難しい年、─は掲載なし) |
| 掲載年の範囲 | 1980年〜2023年 | 1989年〜2023年 |
| ボルドーの区分 | サン・テステフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、マルゴー、ペサック・レオニャン、サン・テミリオン、ポムロル、ソーテルヌの8区分 | 赤左岸、赤右岸の2区分 |
| ブルゴーニュの区分 | ニュイ赤、ボーヌ赤、白の3区分 | 赤、白の2区分 |
| 2023年の掲載 | ボルドー全区分とブルゴーニュ赤は評価無し、白のみ数値あり | ボルドー左岸・右岸ともに評価あり |
片方は評論家の点数を土台にし、もう片方は現地の生産者団体の見解を土台にしている。この一点で説明がつきます。評論家は「今飲んで、あるいは熟成させて、どれだけの品質に到達するか」を採点します。現地協会は「その年の栽培と収穫が実際どうだったか」を報告します。2015年のブルゴーニュ白のように、収穫時点では暑さで酸が落ちて難しいと見られた年が、評論家の試飲では豊かさを評価される、という構図はしばしば起こります。
したがって実務的な結論はこうなります。ひとつのチャートだけを見て当たり年を判断しないこと。そして自分が知りたいのが「その年の畑の出来」なのか「そのワインの完成度」なのかを先に決めることです。前者なら現地協会系、後者なら評価誌系のチャートを見るのが筋の通った使い方になります。
ブルゴーニュの当たり年は赤と白で別物になる
「ブルゴーニュ 当たり年」で調べる方が一番損をしているのは、赤と白をまとめて一つの答えで済ませてしまう点です。実際、エノテカの公式チャートはブルゴーニュをコート・ド・ニュイの赤・コート・ド・ボーヌの赤・白の3行に分けています。ファインズも赤と白の2列に分けています。つまりどちらの公式資料にも「ブルゴーニュの当たり年」という単一の欄は存在しません。単一の答えを探している時点で、公式が用意していない粒度の情報を探していることになります。
ブルゴーニュ当たり年の早見表(2010〜2023年)
両社の公式評価を、同じ表に並べ直したものが下記です。数値はエノテカの5段階(5が傑出)、記号はファインズの5段階(★が秀逸)で、換算表は後述の換算表にまとめています。網掛けの意図はなく、単純に両社の公表値を突き合わせています。
| 年 | ファインズ 赤 | エノテカ ニュイ赤 | エノテカ ボーヌ赤 | ファインズ 白 | エノテカ 白 | 両社の一致 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | ◎ | 評価無し | 評価無し | ◎ | 3 | 白のみ比較可・不一致 |
| 2022 | ★ | 5 | 5 | ◎ | 5 | 赤は一致・白は不一致 |
| 2021 | ●●● | 4 | 4 | ◎ | 4 | 赤は不一致・白は一致 |
| 2020 | ◎ | 5 | 5 | ★ | 5 | 赤は不一致・白は一致 |
| 2019 | ★ | 5 | 5 | ◎ | 4 | 赤白ともに一致 |
| 2018 | ◎ | 4 | 4 | ◎ | 4 | 赤白ともに一致 |
| 2017 | ●●● | 4 | 4 | ★ | 5 | 赤は不一致・白は一致 |
| 2016 | ◎ | 5 | 4 | ◎ | 4 | ニュイのみ不一致 |
| 2015 | ◎ | 5 | 5 | ●●● | 5 | 赤白ともに不一致 |
| 2014 | ●●● | 4 | 4 | ★ | 5 | 赤は不一致・白は一致 |
| 2013 | ●●● | 4 | 3 | ◎ | 4 | ニュイのみ不一致 |
| 2012 | ◎ | 4 | 4 | ●●● | 4 | 赤は一致・白は不一致 |
| 2011 | ●●● | 4 | 4 | ◎ | 4 | 赤は不一致・白は一致 |
| 2010 | ★ | 5 | 4 | ★ | 4 | ボーヌ赤と白が不一致 |
この14年のうち、赤も白も両社の評価が完全に一致したのは2019年と2018年の2年だけでした。「ブルゴーニュの当たり年」を単一の年号リストで語ることが、いかに乱暴かが分かります。
そのうえで、両社が揃って最上位に置いた年を拾うと、赤は2022年・2019年・2010年、白は2020年・2017年・2014年が安全な選択になります。逆に両社が揃って評価を下げているのは赤の2021年・2014年・2013年・2011年あたりです。
コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌで割れる年
エノテカのチャートはブルゴーニュ赤をニュイとボーヌに分けているため、同じ赤でも南北で評価が違う年が読み取れます。表の中で分かれたのは2016年(ニュイ5・ボーヌ4)、2013年(ニュイ4・ボーヌ3)、2010年(ニュイ5・ボーヌ4)の3年です。いずれもニュイ側が上でした。
ニュイはロマネ・コンティを擁するヴォーヌ・ロマネやジュヴレ・シャンベルタンを含む北側、ボーヌはヴォルネイやポマール、白の名産地ムルソーやピュリニー・モンラッシェを含む南側です。「ジュヴレ・シャンベルタンの当たり年」を調べているならニュイ列、「ムルソーの当たり年」ならブルゴーニュ白の列を見る、という読み分けになります。銘柄ごとの詳細はブルゴーニュの高級ワインとドメーヌの解説記事も併せてご覧ください。
ブルゴーニュ白の2015年問題
今回の突合で最大の食い違いだったのが2015年のブルゴーニュ白です。ファインズは「平均的な年」、エノテカは最上位の「傑出したヴィンテージ」。5段階で2段階の開きがあります。
2015年はヨーロッパ全体が高温だった年で、赤にとっては凝縮した当たり年、白にとっては酸が落ちやすい年でした。現地協会の視点に立てば白は難しい年、評価誌の試飲で豊満さが評価されれば高得点、という分岐がそのまま2社の差になっています。白ワインを買うときにこの年を「当たり年だから」と選ぶのは危険で、造り手の技量に完全に依存する年と理解しておくのが実務的です。
ボルドーの当たり年は左岸と右岸で割れる
ボルドーも事情はブルゴーニュと同じです。ファインズは赤左岸と赤右岸の2列、エノテカはサン・テステフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、マルゴー、ペサック・レオニャン、サン・テミリオン、ポムロル、ソーテルヌの8区分。どちらにも「ボルドーの当たり年」という一列は存在しません。
ジロンド川とドルドーニュ川の左側がカベルネ・ソーヴィニヨン主体の左岸、右側がメルロ主体の右岸です。品種が違えば、雨や暑さがどの時期に来たかで有利不利が入れ替わります。だからこそ、同じ年でも左右で評価が割れます。
ボルドー当たり年の早見表(2010〜2023年)
| 年 | ファインズ 左岸 | エノテカ ポイヤック | エノテカ マルゴー | ファインズ 右岸 | エノテカ ポムロル | エノテカ ソーテルヌ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | ◎ | 評価無し | 評価無し | ◎ | 評価無し | 評価無し |
| 2022 | ★ | 5 | 5 | ★ | 5 | 評価無し |
| 2021 | ●●● | 4 | 4 | ●●● | 3 | 3 |
| 2020 | ◎ | 4 | 4 | ◎ | 4 | 3 |
| 2019 | ◎ | 5 | 5 | ◎ | 4 | 4 |
| 2018 | ★ | 5 | 5 | ★ | 4 | 4 |
| 2017 | ◎ | 4 | 4 | ◎ | 4 | 4 |
| 2016 | ★ | 5 | 5 | ★ | 5 | 4 |
| 2015 | ★ | 4 | 4 | ★ | 5 | 5 |
| 2014 | ◎ | 4 | 4 | ◎ | 4 | 4 |
| 2013 | ●● | 3 | 3 | ●● | 3 | 4 |
| 2012 | ●●● | 4 | 3 | ◎ | 4 | 3 |
| 2011 | ●●● | 4 | 3 | ●●● | 4 | 5 |
| 2010 | ★ | 5 | 5 | ★ | 5 | 4 |
両社が揃って最上位に置いたのは2022年・2016年・2010年の3年です。ペトリュスのような右岸の希少銘柄を狙うなら、この3年は外れの少ない選択になります。
左岸と右岸で評価が入れ替わった年
表から左右が割れた年を抜き出すと、次のようになります。
| 年 | どちらが上か | 読み取れること |
|---|---|---|
| 2019年 | 左岸(ポイヤック5に対しポムロル4) | カベルネ・ソーヴィニヨンの完熟が有利に働いた年 |
| 2018年 | 左岸(ポイヤック5に対しポムロル4) | べと病の被害を受けた右岸で選果の差が出た年 |
| 2015年 | 右岸(ポムロル5に対しポイヤック4) | メルロが先に完熟し右岸が有利になった年 |
| 2012年 | 右岸(ファインズは右岸◎に対し左岸●●●) | 収穫期の雨を早摘みのメルロがかわした年 |
| 2021年 | 左岸(ポイヤック4に対しポムロル3) | 冷涼で雨の多い年に左岸が踏みとどまった年 |
つまり「2015年のボルドーは当たり年」という言い方は、右岸なら正しく、左岸なら言い過ぎということになります。マルゴーやラフィットを探しているのか、ペトリュスやシュヴァル・ブランを探しているのかで、見るべき列が変わります。
ソーテルヌの当たり年は赤とまったく別の年になる
見落とされがちなのが甘口の貴腐ワイン、ソーテルヌです。貴腐菌が付くには秋の朝霧と日中の乾燥という特殊な条件が要るため、赤にとって最悪の年がソーテルヌにとっては傑出年になることがあります。
典型が2011年です。左岸赤はファインズが「平均的な年」、エノテカのポイヤックも4止まりでしたが、ソーテルヌはエノテカの最上位である5でした。2013年も同様で、赤は左右ともファインズが「やや難しい年」・エノテカが3だったのに対し、ソーテルヌだけが4です。シャトー ディケムのようなソーテルヌを探すなら、赤のヴィンテージチャートを見ても意味がありません。
2024年と2025年の当たり年はどこで確認するのか
ここが多くの記事で曖昧にされている点です。エノテカもファインズも、公式チャートの最終掲載年は2023年です。しかも2023年について、エノテカ側はボルドー全区分とブルゴーニュ赤を「評価無し」としており、数値が入っているのはブルゴーニュ白だけでした。2024年・2025年の欄はそもそも存在しません。
「2024年は当たり年ですか」という問いに、日本のインポーター公式チャートは現時点で答えを持っていません。ではどこを見るのか。答えは産地側の生産者団体が出す公式ヴィンテージ発表です。こちらはチャートより早く、収穫の翌月には出ます。
ボルドー公式が公表している2024年
ボルドーワイン委員会の公式サイトが公開している2024年ヴィンテージのページには、点数ではなく次の4項目が示されています。
| 項目 | ボルドー公式が示す2024年 |
|---|---|
| 年の表題 | Small but truly beautiful(少量だが本当に美しい) |
| 気候 | Wet then dry(前半は雨、後半は乾燥) |
| 赤ワインの性格 | Precision, finesse(精緻さと繊細さ) |
| 辛口白の性格 | Fresh, linear, precise(フレッシュで直線的、精確) |
| 熟成ポテンシャル | 8〜15年 |
本文では、春の長雨とべと病の圧力、開花不良、複数回の雹害で収量が大きく減ったこと、それでも7月中旬から8月末にかけて日照と適度な気温に恵まれて果実が持ち直したことが説明されています。「若いうちから楽しめる年でありながら、少し寝かせる価値もある」というのが公式の総括です。数値の点数は付いていません。
もうひとつ重要なのが、ボルドー公式のヴィンテージ一覧に個別ページが用意されているのは2024年・2020年・2019年・2018年・2016年・2010年の6年だけという事実です。日本の2社が揃って最高評価を付けた2022年の個別ページは、公式サイトには存在しません。「公式がどこまで語っているか」は年によって全く違うということです。
ブルゴーニュ公式が公表している2024年
ブルゴーニュワイン委員会の2024年ヴィンテージの公式発表(2024年11月7日発表、2025年11月16日更新)は、表題からして「rare, mais déjà savoureux(少ないが、すでに美味しい)」です。
- 2024年は霜・雹・多雨が早い段階から収量を削った年で、生産量は121万ヘクトリットルと平均を大きく下回った
- 8月の乾いた晴天がぶどうの成熟を救い、厳しい選果と丁寧な醸造で品質を確保した
- できあがったワインは味わい豊かで果実味があり、フレッシュで純度が高い
- 基本的には若いうちに楽しむ年で、一部は数年の熟成で本領を発揮する
- 前年の2023年は「量にも恵まれた美しい年」と位置づけられている
ここでも数値の点数は付いていません。「2024年ブルゴーニュは、長期熟成用に買う年ではなく、早めに開けて楽しむ年」という実務的な結論だけが読み取れます。
産地公式は「当たり年ランキング」そのものを否定している
もっとも示唆的なのは、ボルドー公式サイトのヴィンテージ解説にある姿勢です。公式は各年に順位を付けたり優劣を判定したりすることを目的にしていないと明記し、ここに本当に悪い年は存在せず、あるのは違う年だけだ、という立場を取っています。提供したいのはその年を読み解くための手がかりであって、順位表ではない、という趣旨です。
つまり「当たり年ランキング」は、産地側が作っていない概念です。日本語のヴィンテージチャート記事のほとんどは順位や点数の形で提示していますが、その出どころは評価誌かインポーターの編集であり、産地公式ではありません。この構造を知ったうえで数字を見ると、40%の食い違いにも納得がいきます。
ヴィンテージチャートの記号を読み替える換算表
チャートを複数見比べるとき、最初につまずくのが記号と数値の混在です。両社の公表している凡例をそのまま並べると、次のように対応します。
★◎●と5段階数値の対応表
| 段階 | ファインズの記号 | ファインズの説明 | エノテカの数値 | エノテカの説明 |
|---|---|---|---|---|
| 最上位 | ★ | 秀逸な年 | 5 | 傑出したヴィンテージ |
| 上位 | ◎ | とても良い年 | 4 | 秀逸なヴィンテージ |
| 中位 | ●●● | 平均的な年 | 3 | 優良なヴィンテージ |
| 下位 | ●● | やや難しい年 | 2 | 平均的なヴィンテージ |
| 最下位 | ● | 難しい年 | 1 | 難しいヴィンテージ |
| 該当なし | ─ | 掲載なし | NA | 評価無し |
注意したいのは、同じ段階でも言葉のニュアンスが1段ずれていることです。ファインズの中位「平均的な年」に対し、エノテカの中位は「優良なヴィンテージ」。エノテカの「平均的」は下から2番目です。両者の言葉だけを見比べると、実際より大きな差があるように錯覚します。段階の順位で揃えるのが正しい読み方です。
チャートを見るときにやってはいけない3つのこと
- ひとつのチャートだけで判断する。今回の突合が示す通り、4割の年で評価は割れます。最低でも2つ、できれば産地公式も含めて3つ当たるのが安全です。
- チャートの評価を「今の飲み頃」と混同する。エノテカは自社ページで、チャートはあくまでワインが造られた当時の評価であり、評価が良くない年でも熟成後に美味しくなった例は多々ある、と注記しています。チャートは飲み頃カレンダーではありません。
- 格付けや造り手を無視して年だけで選ぶ。難しい年でも上位の造り手は選果と醸造で品質を確保します。逆に傑出年でも保管が悪ければ台無しです。ワインセラーでの保管条件まで含めて考える必要があります。
フランス以外の産地別に見る当たり年
「イタリアワインの当たり年」「カリフォルニアワインの当たり年」を単一の年で答えるのは、フランス以上に無理があります。国土が縦に長かったり、産地が数千キロ離れていたりするからです。
イタリアはトスカーナとピエモンテで年がずれる
ファインズの公式チャートはイタリアをトスカーナ、ピエモンテ(バローロ・バルバレスコ)、ヴェネト(アマローネ)、シチリア(エトナ)の4区分に分けています。ここから直近15年で特徴的な年を抜き出すと次の通りです。
| 年 | トスカーナ | ピエモンテ | ヴェネト | 読み取れること |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | ★ | ★ | ◎ | トスカーナとピエモンテが揃って最上位 |
| 2019年 | ★ | ★ | ◎ | 同じく両産地が揃った年 |
| 2016年 | ★ | ★ | ◎ | イタリア全土で評価が高い年 |
| 2015年 | ★ | ●●● | ◎ | トスカーナは最上位、ピエモンテは平均的で真逆 |
| 2014年 | ●● | ●●● | ●●● | 直近で最も難しかった年 |
| 2010年 | ★ | ★ | ◎ | バローロの長期熟成向きとして知られる年 |
| 2007年 | ◎ | ★ | ★ | ピエモンテとアマローネが上、トスカーナは一段下 |
| 2004年 | ◎ | ★ | ◎ | バローロの評価が突出した年 |
特に2015年はトスカーナが最上位、ピエモンテが平均的という真逆の年でした。サッシカイアやオルネッライアといったボルゲリの銘柄と、バローロやバルバレスコを同じ「イタリアの当たり年」で語ると、ここで確実に間違えます。
スペイン・ドイツ・オーストリア
同じチャートのスペイン欄(リオハ、リベラ・デル・ドゥエロ)とドイツ欄(ライン・モーゼル)を見ると、傾向が読み取れます。
| 年 | リオハ | リベラ・デル・ドゥエロ | ライン・モーゼル | オーストリア |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | ★ | ★ | ◎ | ★ |
| 2019年 | ◎ | ◎ | ◎ | ★ |
| 2018年 | ◎ | ★ | ◎ | ◎ |
| 2016年 | ★ | ★ | ◎ | ◎ |
| 2010年 | ★ | ★ | ●●● | ●●● |
| 2009年 | ◎ | ◎ | ★ | ●●● |
| 2005年 | ◎ | ◎ | ★ | ●●● |
| 2004年 | ★ | ★ | ◎ | ●●● |
スペインの当たり年は2021年・2016年・2010年・2004年とはっきりしています。一方でドイツのリースリングは2009年と2005年が最上位で、スペインの当たり年とはほとんど重なりません。ドイツの白は冷涼な年に酸が乗って評価が上がるため、南欧が暑さで当たり年になる年とは基本的に逆に振れます。
アメリカと南半球は当たり年の振れ幅が小さい
ナパやチリ、オーストラリアのチャートを見ると、記号が◎に集中していることに気づきます。天候が安定している産地では、そもそも大外れの年が出にくいためです。
| 年 | ナパ(カベルネ) | ソノマ(ピノ) | オーストラリア | チリ |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | ★ | ★ | ◎ | ★ |
| 2020年 | ●●● | ●●● | ◎ | ◎ |
| 2019年 | ★ | ★ | ◎ | ◎ |
| 2018年 | ★ | ◎ | ★ | ★ |
| 2017年 | ●●● | ◎ | ●●● | ●●● |
| 2016年 | ★ | ◎ | ◎ | ●●● |
| 2013年 | ★ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 2012年 | ★ | ◎ | ◎ | ●●● |
注目すべきは2020年のナパとソノマがともに「平均的な年」に落ちていることです。この年はカリフォルニアで大規模な山火事が発生し、煙による香りの汚染を避けて収穫を見送った生産者が相次ぎました。ナパの2020年は、産地の実力ではなく個別の事情で評価が下がった年という理解が必要です。2017年も同じく火災の影響を受けた年でした。
銘柄別の当たり年と、チャートに載らない銘柄の調べ方
ここが実務で一番使う部分です。銘柄名で当たり年を探すときは、その銘柄がチャートのどの列に属するかを先に特定するのが唯一の正しい手順になります。
5大シャトーとシャトー ディケム
| 銘柄 | 見るべき列 | 直近で両社が最上位に置いた年 |
|---|---|---|
| シャトー ラフィット ロートシルト | ボルドー左岸・ポイヤック | 2022年・2016年・2010年 |
| シャトー ラトゥール | ボルドー左岸・ポイヤック | 2022年・2016年・2010年 |
| シャトー ムートン ロートシルト | ボルドー左岸・ポイヤック | 2022年・2016年・2010年 |
| シャトー マルゴー | ボルドー左岸・マルゴー | 2022年・2016年・2010年 |
| シャトー オー ブリオン | ボルドー左岸・ペサック レオニャン | 2022年・2016年・2010年 |
| シャトー ペトリュス | ボルドー右岸・ポムロル | 2022年・2016年・2015年・2010年 |
| シャトー シュヴァル ブラン | ボルドー右岸・サン テミリオン | 2022年・2016年・2015年・2010年 |
| シャトー ディケム | ボルドー・ソーテルヌ | 2015年・2011年・2009年 |
右岸は2015年が加わり、ソーテルヌに至っては2011年・2009年という左岸赤とは重ならない年が最上位です。ディケムの2011年は、同じ年のポイヤックが4止まりであることを考えると、まったく別の物差しで選ぶ必要があると分かります。格付けの成り立ちについてはボルドー格付けと希少銘柄の解説記事にまとめています。
オーパスワン・サッシカイア・グランジ
| 銘柄 | 見るべき列 | 公式チャートで最上位の年 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| オーパスワン | ナパ・カベルネ ソーヴィニヨン | 2021年・2019年・2018年・2016年・2013年・2012年 | 2020年と2017年は山火事の影響で平均的評価 |
| ケンゾー エステート | ナパ・カベルネ ソーヴィニヨン | オーパスワンと同じ列で読む | 藍・紫鈴など銘柄ごとに品種構成が違う |
| サッシカイア | トスカーナ・ボルゲリ | 2021年・2019年・2016年・2015年・2010年 | ピエモンテの評価を流用しない |
| ガヤ バルバレスコ | ピエモンテ | 2021年・2019年・2016年・2010年・2007年・2004年 | トスカーナとずれる年がある |
| ペンフォールズ グランジ | オーストラリア・バロッサ | 2018年・2010年・2005年 | 南半球なので収穫は同年の2〜4月 |
| ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ | ブルゴーニュ ニュイ赤・白 | 赤は2022年・2019年・2010年、白は2020年・2017年 | モンラッシェとコルトン シャルルマーニュは白の列 |
オーパスワンの値段や年ごとの違いはオーパスワンはなぜ高いのかを解説した記事で詳しく扱っています。DRCの年別相場はロマネ コンティの値段とヴィンテージの記事を参照してください。
南半球の銘柄で見落としやすいのが収穫時期です。オーストラリアやチリ、ニュージーランドの収穫は2月から4月なので、同じ「2018年」でも北半球より半年ほど早く瓶詰めされています。北半球と同じ気候ニュースで当たり年を推測すると外れます。
モンペラのようにチャートに単独掲載されない銘柄はどう調べるか
「シャトー モンペラの当たり年」「シャトー ボーモンの当たり年」といった検索は非常に多いのですが、これらの銘柄はエノテカにもファインズにも単独の欄がありません。公式チャートに載るのは産地とアペラシオンの単位までで、個別シャトーの欄は存在しないからです。
この場合の正しい手順は次の3ステップです。
- そのシャトーが属するアペラシオンを調べる。シャトー モンペラならカスティヨン コート ド ボルドー、つまりボルドー右岸側です。
- チャートで対応する列(右岸)の年評価を見る。右岸なら2022年・2016年・2015年・2010年が最上位です。
- そのうえで造り手の評判と価格帯で補正する。手頃な価格帯のワインは早く飲み頃が来るため、10年以上前の当たり年より、直近の良年のほうが状態面で有利なことが多くなります。
この「アペラシオンに置き換えてから見る」という手順を知っているだけで、チャートに載らない9割の銘柄について当たり年が判断できるようになります。シャブリのように産地名がそのまま銘柄名になっている場合は、ブルゴーニュ白の列をそのまま使えます。
はずれ年のワインは本当に買う価値がないのか
「はずれ年」「オフヴィンテージ」という言葉は強すぎます。今回参照した公式資料はどちらも、そこまで断定的な書き方をしていません。
熟成でひっくり返る年が実際にある
エノテカは自社のチャートページで、チャートはワインが造られた当時の評価であり、評価が良くない年でも実際に熟成してみたら美味しくなったというワインは多々あると明記しています。ボルドー公式も、本当に悪い年は存在せず、あるのは違う年だけだという立場です。
実例として分かりやすいのが2011年のソーテルヌです。同じ年の赤は左右とも平均的な評価でしたが、貴腐の条件が揃ったソーテルヌだけが最上位でした。2012年の右岸も同様で、左岸が平均的だった年にメルロが早く完熟して右岸だけ評価が上がっています。年全体の評価を鵜呑みにすると、こうした逆転を全部見落とします。
はずれ年が買いになる3つの条件
| 条件 | 理由 | 具体例 |
|---|---|---|
| 造り手が上位クラス | 選果と醸造で品質差を吸収できる資本と技術がある | 難しい年でも格付け上位シャトーは水準を保つ |
| 今から数年以内に飲む予定 | 難しい年は飲み頃が早く来るため待たなくてよい | ブルゴーニュ公式が2024年を早飲み向きと位置づけている |
| 価格差が2割以上ある | 当たり年のプレミアムを避けて中身を取れる | 同銘柄で傑出年と平均年を比べると価格差が出やすい |
逆に贈り物や記念日のボトル、あるいは長期保有を前提とする場合は、素直に両社が揃って最上位に置いた年を選ぶのが確実です。ブルゴーニュ赤なら2022年・2019年・2010年、ボルドーなら2022年・2016年・2010年、ブルゴーニュ白なら2020年・2017年です。
当たり年ワインの査定で価格が決まるポイント
当たり年であることは、査定額を左右する4つの要素のうちのひとつにすぎません。実際の重みづけは次のようになります。
| 要素 | 査定への影響 | 確認されるポイント |
|---|---|---|
| 銘柄と格付け | 最も大きい | 5大シャトー、ブルゴーニュ特級、カルトワインなど流通量の少なさ |
| 保管状態 | 大きい | 液面の下がり、コルクの浮き、ラベルの汚損やカビ |
| ヴィンテージ評価 | 中程度 | 複数のチャートで揃って高評価かどうか |
| 付属品の有無 | 小さいが確実に効く | 木箱、外箱、購入時のカプセルやタグ |
ヴィンテージ以上に効くのは保管状態
液面がボトル肩まで下がっている、コルクが数ミリ押し上がっている、ラベルにカビの跡がある。この3つはいずれも温度変化を受けた履歴を示します。傑出年のボトルであっても、この兆候があると査定額は大きく下がります。逆に平均的な年でも、適正温度で保管された記録があれば評価は安定します。
詳しい相場感はワイン買取の相場と高く売るコツの記事で、テレビ番組で使われた高額ワインの実例は格付けチェックの歴代ワイン一覧でまとめています。シャンパーニュのヴィンテージについてはサロンの当たり年を扱った記事が参考になります。
当たり年のワインを探す
下記のグリッドはワインのカテゴリー全体から自動で選ばれて並びます。そのため本文で取り上げた銘柄とは別のジャンルや価格帯のボトルが混ざることがあります。狙いのヴィンテージが決まっている場合は、商品ページの年号表記を必ずご確認ください。
「ワインの当たり年 ヴィンテージチャート早見表と赤白・左岸右岸の読み分け」に関連するおすすめ商品
ここではワインの在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。
当たり年ワイン主要20銘柄の比較表
5大シャトー系、オーパスワン、ケンゾー エステート、DRC、エマニュエル ルジェ、サッシカイア、グランジ、ドメーヌ タカヒコまで、年違いを含めて横断比較できる一覧です。星印の列は当店のおすすめ度であり、前掲のヴィンテージ評価とは別の指標です。年の評価そのものはブルゴーニュの早見表とボルドーの早見表をご覧ください。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位Napa 2017 (○平均年)
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Opus One 2017 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥72,600(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
カリフォルニア・ナパ産・カベルネ主体のフルボディ・○平均年。 |
¥72,600リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
2位Napa 2012 (★傑出年)
|
Opus One 2012 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥79,200(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
カリフォルニア・ナパ産・カベルネ主体のフルボディ・★傑出年。 |
¥79,200リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
3位Napa 2010 (◎良年)
|
Opus One 2010 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥82,500(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
カリフォルニア・ナパ産・カベルネ主体のフルボディ・◎良年。 |
¥82,500リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
4位Napa 2005 (◎良年)
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Opus One 2005 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥90,200(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
カリフォルニア・ナパ産・カベルネ主体のフルボディ・◎良年。 |
¥90,200リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
5位Napa 2021 (★傑出年)
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Opus One 2021 750ml ★★★★☆4/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥58,300(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
カリフォルニア・ナパ産・カベルネ主体のフルボディ・★傑出年。 |
¥58,300リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
6位Napa 2019 (★傑出年)
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KENZO ESTATE 藍 ai 2019 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥40,150(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
カリフォルニア・ナパ産・カベルネ主体のフルボディ・★傑出年。 |
¥40,150リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
7位Bordeaux 1984 (▲難しい年)
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Château Margaux 1984 750ml ★★★☆☆3/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥110,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ボルドー左岸産・カベルネ・メルロー主体・▲難しい年。 |
¥110,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
8位Bordeaux 1998 (◎良年)
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Château Margaux 1998 750ml ★★★★☆4/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥88,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ボルドー左岸産・カベルネ・メルロー主体・◎良年。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
9位Bordeaux 2003 (★猛暑年)
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Château Latour 2003 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥242,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ボルドー左岸産・カベルネ主体・★猛暑年。 |
¥242,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
10位Bordeaux 1988 (◎良年)
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Château Latour 1988 750ml ★★★★☆4/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥187,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ボルドー左岸産・カベルネ主体・◎良年。 |
¥187,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
11位Bordeaux 2011 (○平均年)
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Château Haut Brion 2011 750ml ★★★★☆4/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥91,300(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ボルドー左岸グラーヴ産・カベルネ・メルロー主体・○平均年。 |
¥91,300リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
12位Bordeaux 1997 (○平均)
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Château Ausone 1997 750ml ★★★☆☆3/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥88,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ボルドー右岸サンテミリオン産・カベルネ・フラン主体・○平均年。 |
¥88,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
13位Bordeaux 2021 (◎セカンド)
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Carruades de Lafite 2021 750ml ★★★★☆4/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥46,200(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ラフィットのセカンドラベル・メルロー高め・◎良年。 |
¥46,200リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
14位Bordeaux 2004 (○セカンド)
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Les Forts de Latour 2004 750ml ★★★☆☆3/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥38,800(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ラトゥールのセカンド・クラシックな仕上がり・○標準年。 |
¥38,800リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
15位Bourgogne 2022 (★傑出年)
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エシェゾー グラン・クリュ 2022 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥660,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ブルゴーニュ特級・ヴォーヌロマネ隣接・★傑出年。 |
¥660,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
16位Bourgogne 2022 白 (★傑出年)
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DRC コルトン・シャルルマーニュ 2022 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥1,100,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
DRC唯一の白・シャルドネ特級・★傑出年。 |
¥1,100,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
17位Bourgogne 2006 (◎良年)
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Emmanuel Rouget Clos Parantoux 2006 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥363,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
ヴォーヌロマネ幻の畑・熟成のピーク・◎良年。 |
¥363,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
18位Toscana 2020 (◎良年)
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Sassicaia 2020 750ml ★★★★☆4/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥55,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
イタリア・ボルゲリ産・スーパータスカン・◎良年。 |
¥55,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
19位South Australia 2016 (◎良年)
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Penfolds Grange 2016 750ml ★★★★★5/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥99,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
南オーストラリア産・シラーズ・◎良年。 |
¥99,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
20位北海道余市 2022 (◎良年)
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ドメーヌ タカヒコ ナナ・ツ・モリ ピノノワール 2022 750ml ★★★★☆4/ J.S.A.認定ソムリエスコア |
当店販売価格 ¥88,000(在庫あり) |
💎 プロのおすすめ
北海道余市産・ピノ・ノワール・日本ワイン新星・◎良年。 |
¥88,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
※星印の列は当店のおすすめ度であり、ヴィンテージ評価そのものではありません。年ごとの作柄評価は本文のブルゴーニュ・ボルドー早見表をご覧ください。価格と在庫は2026年7月時点。横スクロールで全列を表示します。
ワインの当たり年についてよくある質問
ヴィンテージチャートの最新版はどこで確認できますか
日本語で参照できる公式資料は、エノテカとファインズが公開しているチャートの2つです。ただしどちらも掲載は2023年までで、2024年・2025年の欄はありません。2024年以降を知りたい場合は、ボルドーワイン委員会やブルゴーニュワイン委員会といった産地側の公式ヴィンテージ発表を確認してください。
ブルゴーニュの当たり年はいつですか
赤と白で答えが変わります。赤は2022年・2019年・2010年、白は2020年・2017年・2014年が、エノテカとファインズの両社が揃って高評価を付けた年です。加えて赤はコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌで割れる年があり、2016年・2013年・2010年はニュイ側が上でした。
ボルドーの当たり年はいつですか
両社が揃って最上位に置いたのは2022年・2016年・2010年です。ただし左岸と右岸で評価が入れ替わる年があり、2015年は右岸が上、2019年と2018年は左岸が上でした。長期軸では2005年・2000年・1990年・1982年も伝説的な年として扱われています。
2024年のワインは当たり年ですか
インポーターのチャートにはまだ掲載がありません。産地公式の発表では、ボルドーは収量は少ないが精緻で繊細な年、熟成ポテンシャルは8〜15年、ブルゴーニュは生産量121万ヘクトリットルと平均を大きく下回るものの、味わい豊かでフレッシュな早飲み向きの年とされています。どちらも点数評価は付けていません。
同じ年なのにサイトによって評価が違うのはなぜですか
チャートの出典が違うためです。エノテカは海外のワイン評価誌の情報を基に、ファインズは現地ワイン協会発行の評価などを基に、それぞれ自社で編集しています。当サイトが両社を171組突き合わせたところ、一致は60.2%で、およそ4割の年は評価が異なりました。どちらかが誤っているのではなく、評価の物差しが違います。
2015年のブルゴーニュ白は当たり年ですか
2社の評価が最も割れた年です。ファインズは平均的な年、エノテカは最上位の傑出したヴィンテージとしています。高温で酸が落ちやすかった年のため、造り手の技量に結果が大きく左右されます。上位区画の実力ある造り手を選ぶ前提でなければ、白の2015年は積極的にはおすすめしにくい年です。
シャトー モンペラのような銘柄の当たり年はどう調べますか
公式チャートに個別シャトーの欄はありません。まずその銘柄が属するアペラシオンを調べ、対応する産地の列を見るのが正しい手順です。モンペラはカスティヨン コート ド ボルドーなので、ボルドー右岸の列を使います。そのうえで価格帯に応じ、直近の良年を選ぶほうが状態面で有利です。
はずれ年のワインは美味しくないのですか
そうとは限りません。エノテカは自社のチャートページで、評価が良くない年でも熟成後に美味しくなったワインは多々あると注記しています。ボルドー公式も、本当に悪い年は存在せず、あるのは違う年だけだという立場です。上位の造り手であること、数年以内に飲むこと、価格差が十分にあることの3条件が揃えば、難しい年はむしろ賢い選択になります。
ソーテルヌやシャトー ディケムの当たり年は赤と同じですか
まったく違います。貴腐ワインは完熟ではなく貴腐菌の発生条件で決まるため、評価軸そのものが別です。エノテカのチャートでは2015年・2011年・2009年のソーテルヌが最上位で、2011年は同じ年のポイヤックが4止まりでした。赤のチャートを見てソーテルヌを判断しないでください。
当たり年のワインは何年くらい寝かせればよいですか
産地と格付けによって大きく変わるため、一律の年数はありません。参考になるのは産地公式が示す熟成ポテンシャルで、ボルドー公式は2024年について8〜15年としています。長期熟成を前提にするなら、保管環境の確保が先決です。温度と湿度が一定に保てない場合は、当たり年より状態の良い直近の良年を選び、早めに開けるほうが満足度は高くなります。




























