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希少シャトーペトリュスのワイン値段価格は?当たり年と格付けとは

希少シャトーペトリュスのワイン値段価格は?当たり年と格付けとは

リンクサス酒販
世界最高峰のワイン産地といえば、ボルドーとブルゴーニュ、シャンパーニュでしょう。各産地には素晴らしい銘柄が数多く揃えられていますが、その中でもとくに名声が高い銘柄が、「シャトー・ペトリュス」ではないでしょうか。
ボルドー右岸を代表するシャトー・ペトリュスは、入手困難であることから大変高額なことでも知られています。
本記事では、シャトー・ペトリュスの基本情報や、おすすめのシャトー・ペトリュスを紹介していきます。
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シャトー・ペトリュスの基本情報

シャトー・ペトリュスの基本情報を下記にまとめました。
  • シャトー・ペトリュスとは?
  • シャトー・ペトリュスの歴史
  • シャトー・ペトリュスの特徴
それぞれ解説します。

シャトー・ペトリュスとは?


シャトー・ペトリュスとは、ボルドー右岸ポムロール地区に位置するシャトーです。メルローを中心とした黒ブドウ品種を栽培しており、そのヴィンテージによってカベルネ・フランなどのブレンド配分が変化します。
シャトー・ペトリュスの位置するポムロール地区の特徴が、格付けがないところです。同じ右岸のサンテミリオンには格付けが存在しますが、ポムロールにはそういったものがないため、あくまでワインに特別な称号などは存在していません
その一方、ポムロールのワインは逆に希少価値が高いといわれ、「格付けによるバイアス」ではなく、あくまで銘柄自体の素晴らしさで評価を得ています。
シャトー・ペトリュスは、まさにそのポムロール地区最高峰のワインと知られており、その価値はボルドー左岸のメドックの格付けトップである5大シャトーを凌ぐとすらいわれているほどです。
事実、プリムール(先物取引き)2005年ヴィンテージのシャトー・ペトリュスにつけられた価格は1本34万円と大変高額です。(実際に世に出る前のワイン)
シャトー・ペトリュスは、世界のワイン愛好家であれば全ての人たちが一度は手にしてみたい、まさに憧れのワインでもあります。

シャトー・ペトリュスの歴史

シャトー・ペトリュスの歴史は他のシャトーとは違い、まだ謎に包まれている部分があります。そもそも、その名も19世紀頃、当時のオーナーのアルノー家に付けられたのではないかと言われているほどです。
シャトー・ペトリュスの名の由来はその昔、この地区の名前だったといわれていますが推測の域を出ていません。ただし、ペトリュスといった言葉はラテン語であり、石、十二使徒の長である聖ペテロといった意味があるといわれています。
シャトー・ペトリュス自体は古くからワインを製造していたと考えられていますが、初めて文献に出てきたのは1837年です。
その品質の高さから1889年、パリ開催の博覧会で金賞を受賞したことからその名が広がったと考えられています。
第二次世界大戦頃には、すでにメドックの格付け級の名声を手にしていたシャトー・ペトリュスですが、その歴史が動いたのは1925年。マダム・ルーバが単独オーナーとなった後、瞬く間に品質が高まったことが理由です
その頃からすでに格付け1級ワインと同等の価格で取引されるようになり、著名なワイン評論家などの評価なども手伝い、瞬く間に入手困難なワインに。
アメリカのケネディー、ロックフェラーといった名門ファミリーのお気に入りになったといったエピソードも人気に拍車をかけました。
現在、畑は約11ヘクタールほどといわれており、年間生産量も4万本に満たないレベルです。世界中にファンを抱えるブランドであり、当たり年ヴィンテージも年々高額になっていることから、今後も手軽に入手できる存在ではなくなっていくのではないでしょうか。

シャトー・ペトリュスの特徴

シャトー・ペトリュスの特徴
シャトー・ペトリュスは、メルローを主体にカベルネ・フランをブレンドする、エレガントタイプのワインをつくります。コンクリートタンクを利用し、樽熟成は最低でも21ヶ月以上。新樽も、そのヴィンテージによりますが、最低50%最大100%と贅沢なつくりとなっています。
メルローでありながら、非常に堅牢であり数十年以上の熟成に耐える力強さのある味わいが特徴です。トリュフや湿った土、驚くほどの凝縮感、複雑なスパイスなどその香りの多さは数えきれないほどと言われています。
それでいてタンニンはヴィロードのように滑らかで、口当たりも繊細といった奇跡のような味わい。
誰もが一度飲んだら忘れることができないという、奇跡のワインといえるのではないでしょうか。

シャトー・ペトリュスのこだわり

シャトー・ペトリュスは、なぜここまで品質が高いのでしょうか。そこには、シャトー・ペトリュスだからこそのこだわりが詰め込まれています
シャトー・ペトリュスの品質の高さの秘密を、下記で解説していきましょう。

特異な土壌

シャトー・ペトリュスは、上記でお伝えしたようにボルドー右岸のポムロール地区に位置するシャトーです。
この地は、左岸の砂利系の土壌とは違い粘土質土壌が主体であることから、カベルネ・ソーヴィニヨンよりメルローなどの品質が高くなるといわれています。
そのため、レヴァンジルやラ・コンセイヤント、ガザンといった同地区で有名なシャトーもメルローを中心としたブレンドにてワインを醸すところが特徴です。
さて、シャトー・ペトリュス最大の特徴は、まず上記のような有名シャトーと畑が隣接していながらも、その土壌組成に若干の違いがあるところです。
まず、「スメクタイト」と呼ばれる膨潤性のある粘土が表土に出てくるところがポイントです。ほどよく水分を溜め込み、乾燥しても水分量をわずかに含むといったほか粘土質とは違った特徴を持つため、より理想的なブドウ栽培ができると考えられています

こだわりのつくり

こだわりのつくり
シャトー・ペトリュスは、栽培方法、そして醸造方法にも強いこだわりを持っています。ブドウ果の間引き、ブドウの葉を摘んで日光に当たる量を調整する「グリーンハーベスト」などをいち早く導入。
さらに、収穫は多くのワイナリーが早朝に行うところ、水滴を飛ばすために午後のみに収穫を行うところも特徴かもしれません。
また、驚くべきことにこれだけの有名シャトーでありながら、1969年から使われているセメントタンクでのアルコール発酵、さらに自然酵母のみという、伝統的なつくりを今も続けているのです
コラージュも伝統的に卵白でおこない、濾過もなし。
大規模かつ最新の醸造設備などではなく、あくまで昔ながらの、「ペトリュス」の味わいが守られているところこそ、同シャトーが人気であり続ける秘密なのではないでしょうか。

シャトー・ペトリュスの当たり年

シャトー・ペトリュスの当たり年
シャトー・ペトリュスなど、偉大なワインはそのヴィンテージによっても価値が変わっていきます
ここからは、シャトー・ペトリュスの当たり年について解説していきましょう。

当たり年とは?

ワインには、当たり年と呼ばれるものがあります。ワインの多くは、その年に収穫されたブドウを使いワインを仕込まれます。中にはストックしていた果汁を使ったり、さまざまな年代のワインをブレンドするつくり方もありますが、シャトー・ペトリュスなど、銘醸地の多くは、その年に収穫されたブドウでワインを仕込みます。
例えば、「シャトー・ペトリュス 1989年」だった場合を見ていきましょう。
これは、1989年に収穫されたブドウを使用して仕込まれたワインを意味します。発売は熟成などを経た後などで1991年以降ですが、ブドウが収穫された年がヴィンテージとして表記されるため、「シャトー・ペトリュス 1989年」となるわけです。
豆知識ですが、ワインのヴィンテージは使用されるブドウで最も比率が多い品種の収穫年になることもあります

シャトー・ペトリュスの当たり年

シャトー・ペトリュスの当たり年
シャトー・ペトリュスは、古くから存在するシャトーです。そのため、当たり年と呼ばれるグレートヴィンテージが数多く存在しています。
基本的に、シャトー・ペトリュスはどのヴィンテージも偉大ですが、その中でも秀逸とされているのが下記の当たり年です。
  • シャトー・ペトリュス 1961年
  • シャトー・ペトリュス 1982年
  • シャトー・ペトリュス 1989年
  • シャトー・ペトリュス 1990年
  • シャトー・ペトリュス 2000年
  • シャトー・ペトリュス 2009年
とくに近年では、シャトー・ペトリュス 2009年の評価も高く、かのワイン評論家ロバート・パーカー氏は、「100点」をつけているほどです。
さて、上記の当たり年のワインの中でも、シャトー・ペトリュス史上最も評価が高いといわれているのが、「シャトー・ペトリュス 1961年」です。
「シャトー・ペトリュス 1961年」は、上記でお伝えしたロバート・パーカーJr氏が100点をつけたほか、「不死身のワイン」と評価したことから世界中のワイン愛好家に知れ渡ることとなったワインになります。
なんとその価格は1本750mlで、300万円を超えるなど、まさに液体の宝石として扱われています。
ちなみに、ペトリュスではこの年に生産本数が極端に少なかったといわれており、その結果、伝説の1本となったとも考えられているようです

おすすめのシャトー・ペトリュス

シャトー・ペトリュスは、伝説的な存在感を放つワインです。そのため、入手が難しいと考えている方もいるはずでしょう
しかし、今は日本国内でも通販で購入することは可能なので、それらを利用してシャトー・ペトリュスを手に入れるといった手段がおすすめです。
ここからは、おすすめのシャトー・ペトリュスを数本紹介していきます。

シャトー・ペトリュス 1987年

凝縮感のある、エレガントな味わいが特徴の1987年。スペクテイター85点、アドボケイト87点といった高得点を叩き出している、シャトー・ペトリュスきっての魅力的な1本です。
ブラックベリーやカシスなどの黒果実のアロマ。
シナモンの香り、長い余韻など、どれをとっても素晴らしい仕上がりです。
ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産国
シャトー・ペトリュス メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン 1987 フランス

シャトー・ペトリュス 2008年

パーカーポイント97点で話題となった、2008年。濃い紫色の外観、モカ、キャラメル、ブラック チェリー、ブラックカランなど、凝縮感のある強烈なアロマが特徴的です。
最大30年は熟成のポテンシャルがあるともいわれる、モンスターレベルのシャトー・ペトリュスではないでしょうか。
ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産国
シャトー・ペトリュス メルロー、カベルネ・フラン 2008 フランス

シャトー・ペトリュス 2016年

近年稀に見る素晴らしい出来栄えと話題なのが、2016年です。ワインアドヴォケイト誌100点満点、ジェームス・サックリング99-100点満点、ワインスペクテーター誌96点と、世界的に権威を持つワイン評論誌がこぞって話題にした、奇跡の1本です。
瑞々しい果実味と豊富なタンニンがありながら、驚くほどにスムースな味わいに仕上げられている、まさにグレートヴィンテージです。
ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産国
シャトー・ペトリュス メルロー、カベルネ・フラン 2016 フランス

シャトー・ペトリュス 2017年

ワインアドヴォケイトが98点をつけた、驚くべきヴィンテージが2017年です。また、ワインジャーナリストのヒュー・ジョンソン氏曰く、「卓越を極めたメルロのソロ演奏だ。芳醇で凝縮されたワインは世界の富豪の間で配分されている」と、今までにない絶賛をしたことでも話題となりました。
まさにブドウ、そしてポムロール全体の魅力がひとつになった、驚愕の凝縮感を楽しめる1本になっているのではないでしょうか。
ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産国
シャトー・ペトリュス メルロー、カベルネ・フラン 2017 フランス

シャトー・ペトリュス 1994年

完璧に熟成を経た、素晴らしい品質の1994年。丁寧に栽培されたメルローを主体に、絶妙なバランスでカベルネ・フランがブレンドされています
ブラックチェリーや桑の実を想わせる黒系果実のアロマ。さらにブラッドオレンジや赤スグリなどのフレッシュなニュアンスが、オーケストラのように重なり合う極上の仕上がり。
それでいてとてもピュアな印象があり、引き締まったタンニンが最後まで続く、ほかのワインでは味わえない体験ができるでしょう
ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産国
シャトー・ペトリュス メルロー、カベルネ・フラン 1994 フランス

ワインの買取について

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お酒買取リンクサスでは、シャトー・ペトリュスをはじめ、数多くの高級ワインの高価買取しております。ワインの買取経験、知識が豊富なバイヤーが正確な査定をいたしますので、ワイン買取をリンクサスでぜひ、ご検討くださいませ。
リンクサスでワインを高価買取するコツを下記にまとめました
  • 買取前にボトルをキレイにする
  • 当たり年のワインは高価買取
  • 付属品も一緒に売る
  • 保存方法が適正であること
  • 早めに売る
シャトー・ペトリュスはもちろん、ワインボトルを買取前にキレイにしていただけますと高価買取が期待できます。特別な年代物のワインでなければ、お手数ですがお客様ご自身でキレイにしていただけますと幸いです。
その他、当たり年のワインはそうでないヴィンテージのワインと比較して高価買取になります。付属品の有無、保存状態も査定額を左右するポイントですのでご注意ください。
またシャトー・ペトリュスであっても、早めにお売りいただけますと高価買取が期待できます。長期熟成によって価値が高まるワインもありますが、どんな偉大なワインであっても飲み頃を過ぎると劣化していくことは間違いありません。
“ワインを買取したい”と思われた際、できるだけ早くお売りいただけますと幸いです。
ちなみに、リンクサスでは下記の買取方法をご用意しております。
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ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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まとめ

シャトー・ペトリュスは、世界最高峰のワインのひとつです。しかし、意外にもどういったワイナリーなのか、その品質の高さの理由をご存知ない方も少なくありません。
ぜひ、シャトー・ペトリュスについて知りたい、興味のある方はあらためて本記事を参考にしてみてください
また、リンクサスではシャトー・ペトリュスはじめ、世界各国のワインを高価買取しております。ぜひ、ワインの処分にお悩みのお客様はリンクサスをご活用いただけますと幸いです。
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