サントリーウイスキー格付け一覧|定価と値段の高い順
サントリーのウイスキーには、メーカーが決めた等級はありません。それでも公式の希望小売価格を並べてみると、ノンエイジ、12年、18年、25年と、熟成年数ごとに値段の段がきれいに分かれています。トリスやレッドの1,000円台から、山崎25年・響30年・白州25年の税込456,500円まで、同じ会社の中で400倍以上の開きがあります。
この記事では、2026年10月2日にサントリーの商品情報とブランドサイトで確かめた20銘柄の希望小売価格(2026年4月の値上げ後)を高い順に並べ、種類と度数を一覧にしました。あわせて当店の販売価格が定価の何倍かを13銘柄で比べ、S〜Cの4段階のランク早見表、山崎・白州・響から角瓶・トリスまでの特徴、響17年の休売などの注意点もまとめています。
サントリーウイスキーの格付け・ランクとは|価格を決める3つの軸

サントリーウイスキーの値段とランクを左右しているのは、大きく分けてブランド・熟成年数・希少性の3つの軸です。この3点を押さえておくと、なぜ角瓶が2,000円前後で買えて、山崎18年が6万円を超えるのかが見えてきます。
1つめの軸はブランドの格です。シングルモルトの山崎・白州と、ブレンデッドの響は、サントリーの最上位のブランドとして扱われています。2つめは熟成年数で、同じ山崎でもノンエイジより12年、12年より18年と、長く寝かせた原酒を使うほど定価が上がります。3つめが希少性です。山崎25年は公式に「年間生産本数千数百本の限定品」、響30年は「年間数千本しかつくれない」と書かれていて、数が少ない銘柄ほど市場の価格は定価を大きく超えていきます。
注意したいのは、格付けが下にある銘柄が劣っているわけではない点です。角瓶やトリスはハイボールでの飲みやすさを前提に設計された銘柄で、値段の差は「熟成と希少さにどれだけコストがかかっているか」の差です。おいしさの順位ではありません。
| 区分 | 位置づけ | 代表銘柄 |
|---|---|---|
| 最高峰 | 長期熟成と数量限定がそろう帯 | 山崎・白州の18年と25年、響21年・30年 |
| ハイクラス | ノンエイジと12年のシングルモルト、響の通常品 | 山崎・白州のノンエイジと12年、響 JAPANESE HARMONY |
| ミドル | 個性のはっきりした中核の銘柄 | 知多、碧Ao、ローヤル、スペシャルリザーブ |
| デイリー | 日常使いの定番。ハイボール向き | 角瓶、オールド、ホワイト、トリス、レッド |
4段階のランク早見表(定価で区切る)
上の4区分を「Sランク・Aランク・Bランク・Cランク」に置き換え、価格帯を税込の希望小売価格で区切りました。サントリーが発表している等級ではなく、値段の見当をつけるための便宜的な分け方です。市場の価格は定価と違うため、実際に買うときは次の章以降の当店価格もあわせて見てください。
| ランク | 希望小売価格(税込) | 該当する銘柄 |
|---|---|---|
| Sランク | 67,100円〜456,500円 | 山崎25年・響30年・白州25年・山崎18年・響21年・白州18年(休売中の響17年は当店で66,000円から) |
| Aランク | 8,250円〜17,600円 | 山崎12年・白州12年・響 JAPANESE HARMONY・山崎・白州(ノンエイジ) |
| Bランク | 3,300円〜6,600円 | 知多・碧Ao・ローヤル・スペシャルリザーブ |
| Cランク | 1,067円〜2,475円 | オールド・角瓶・ホワイト・トリス・レッド |
鑑定チームの見方
リンクサス酒販 鑑定チーム
S〜Cは同じサントリーの中での相対的な位置で、他社のウイスキーと並べるときは物差しが変わります。予算で迷ったときは、1つ上のランクに背伸びするより、同じランクの中で箱やラベルの状態がよいものを選ぶほうが満足しやすいと感じます。Aランクのノンエイジは、通常ラベルと100周年記念ラベルで値段が分かれている店もあるので、どちらのラベルかも確かめてください。
公式の希望小売価格で見る序列|2026年4月値上げ後

下の表は、サントリーの商品情報サイトに載っている希望小売価格を、2026年10月2日に1銘柄ずつ確かめて高い順に並べたものです(碧Aoだけはブランドサイトの記載)。公式は税別で書いているので、税込(10%)の金額も並べました。
| 銘柄 | 種類 | 容量 | 度数 | 希望小売価格(税別) | 税込 |
|---|---|---|---|---|---|
| 山崎25年 | シングルモルト | 700ml | 43% | 415,000円 | 456,500円 |
| 響30年 | ブレンデッド | 700ml | 43% | 415,000円 | 456,500円 |
| 白州25年 | シングルモルト | 700ml | 43% | 415,000円 | 456,500円 |
| 山崎18年 | シングルモルト | 700ml | 43% | 61,000円 | 67,100円 |
| 響21年 | ブレンデッド | 700ml | 43% | 61,000円 | 67,100円 |
| 白州18年 | シングルモルト | 700ml | 43% | 61,000円 | 67,100円 |
| 山崎12年 | シングルモルト | 700ml | 43% | 16,000円 | 17,600円 |
| 白州12年 | シングルモルト | 700ml | 43% | 16,000円 | 17,600円 |
| 響 JAPANESE HARMONY | ブレンデッド | 700ml | 43% | 8,000円 | 8,800円 |
| 山崎(ノンエイジ) | シングルモルト | 700ml | 43% | 7,500円 | 8,250円 |
| 白州(ノンエイジ) | シングルモルト | 700ml | 43% | 7,500円 | 8,250円 |
| 知多 | シングルグレーン | 700ml | 43% | 6,000円 | 6,600円 |
| 碧Ao | ブレンデッド(ワールドウイスキー) | 700ml | 43% | 6,000円 | 6,600円 |
| ローヤル | ブレンデッド | 700ml | 43% | 3,900円 | 4,290円 |
| スペシャルリザーブ | ブレンデッド | 700ml | 40% | 3,000円 | 3,300円 |
| オールド | ブレンデッド | 700ml | 43% | 2,250円 | 2,475円 |
| 角瓶 | ブレンデッド | 700ml | 40% | 1,910円 | 2,101円 |
| ホワイト | ブレンデッド | 640ml | 40% | 1,410円 | 1,551円 |
| トリス | ブレンデッド | 700ml | 37% | 990円 | 1,089円 |
| レッド | ブレンデッド | 640ml | 39% | 970円 | 1,067円 |
サントリー商品情報の「希望小売価格」で、「記載の価格は消費税別の価格です」とあります。響 BLENDER'S CHOICE は「料飲店様向けに開発した商品」とされ、価格の記載がないため表に入れていません。
定価は熟成年数の階段になっている
表を見ると、山崎・白州・響の定価は銘柄ではなく熟成年数でそろっています。25年と響30年は3本とも税別415,000円、18年と響21年は61,000円、12年は16,000円、ノンエイジは山崎と白州が7,500円で響 JAPANESE HARMONYだけ500円高い8,000円です。メーカーの値付けの上では、山崎と白州に上下はありません。
その下は銘柄ごとに定価が分かれ、知多と碧Aoが6,000円、ローヤル3,900円、スペシャルリザーブ3,000円、オールド2,250円、角瓶1,910円と続きます。ホワイトとレッドは640mlなので、700mlの銘柄とは容量をそろえて比べる必要があります。
2026年4月の値上げで名前が挙がったのは響・山崎・白州
サントリーは2025年11月4日のニュースリリースで、2026年4月1日出荷分からの価格改定を発表しました。ウイスキーで「主な価格改定実施ブランド」として名前が挙がっているのは「響」「山崎」「白州」の3つで、希望小売価格も同じように改定すると書いています。山崎と白州のノンエイジが税別7,000円から7,500円に上がったように、上の表の山崎・白州・響はすべて改定後の金額です。銘柄ごとの旧定価と値上げ幅はサントリーウイスキー2026年値上げ一覧にまとめています。
「サントリーウイスキー格付け一覧|定価と値段の高い順」に関連するおすすめ商品
ここではサントリーウイスキーの在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。
当店在庫20商品の価格で比較

下の表は、当店で2026年10月2日時点に在庫があり公開しているサントリーのウイスキーから20商品を選び、ランク順に並べたものです。Sランクの山崎・白州・響の長期熟成品から、ノンエイジ、知多・碧Ao、年数表記のあるローヤルやスペシャルリザーブの旧ボトルまで入れました。表の価格は当店の販売価格で、メーカーの定価ではありません。
価格と在庫は2026年10月2日時点の当店の商品ページの情報です。表の価格は当店の販売価格で、メーカーの希望小売価格ではありません。希望小売価格との比べ方は本文の「高い順ランキング」の表にまとめています。表の上部に出る日付はページを表示した日付で、価格の取得時点ではありません。
当店では、角瓶・トリス・ホワイト・レッド・スペシャルリザーブ・オールドの現行品は2026年10月2日時点で扱いがなく、ローヤルの現行品は660mlのスリムボトルだけです。ローヤル・スペシャルリザーブ・オールドは、旧ボトルや年数表記のあるボトル(ローヤル15年 ゴールドラベル、スペシャルリザーブ10年、オールド 寿 特級など)を扱っています。現行のローヤルの値段や種類はサントリーローヤルの値段と定価とローヤルの種類と年代別の違いで詳しく紹介しています。
サントリーウイスキー高い順ランキング|定価と当店価格

ここからは、20銘柄を希望小売価格の高い順に並べ、当店で同じ銘柄の現行品に在庫があったものは、2026年10月2日時点の当店価格と定価に対する倍率を並べました。当店価格は在庫がある中でいちばん安い仕様の価格です。
| 順位 | 銘柄 | 度数 | 定価(税込) | 当店価格(2026年10月2日) | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 山崎25年 | 43% | 456,500円 | 1,100,000円 | 2.41倍 |
| 2 | 響30年 | 43% | 456,500円 | 726,000円 | 1.59倍 |
| 3 | 白州25年 | 43% | 456,500円 | 605,000円 | 1.33倍 |
| 4 | 山崎18年 | 43% | 67,100円 | 121,000円 | 1.80倍 |
| 5 | 響21年 | 43% | 67,100円 | 88,000円 | 1.31倍 |
| 6 | 白州18年 | 43% | 67,100円 | 82,500円 | 1.23倍 |
| 7 | 山崎12年 | 43% | 17,600円 | 26,400円 | 1.50倍 |
| 8 | 白州12年 | 43% | 17,600円 | 25,850円 | 1.47倍 |
| 9 | 響 JAPANESE HARMONY | 43% | 8,800円 | 14,300円 | 1.63倍 |
| 10 | 山崎(ノンエイジ) | 43% | 8,250円 | 14,300円 | 1.73倍 |
| 11 | 白州(ノンエイジ) | 43% | 8,250円 | 12,650円 | 1.53倍 |
| 12 | 知多 | 43% | 6,600円 | 6,050円 | 0.92倍 |
| 13 | 碧Ao | 43% | 6,600円 | 4,400円 | 0.67倍 |
| 14 | ローヤル | 43% | 4,290円 | 700mlの扱いなし(660mlスリムは3,573円) | - |
| 15 | スペシャルリザーブ | 40% | 3,300円 | 現行品の扱いなし | - |
| 16 | オールド | 43% | 2,475円 | 現行品の扱いなし | - |
| 17 | 角瓶 | 40% | 2,101円 | 現行品の扱いなし | - |
| 18 | ホワイト | 40% | 1,551円 | 現行品の扱いなし | - |
| 19 | トリス | 37% | 1,089円 | 現行品の扱いなし | - |
| 20 | レッド | 39% | 1,067円 | 現行品の扱いなし | - |
順位は定価の高い順。同じ定価の銘柄は当店価格の高い順に並べています。ホワイトとレッドは640ml、そのほかは700mlです。
当店価格を比べられた13銘柄のうち、定価に対する倍率がいちばん高いのは山崎25年の2.41倍で、いちばん低いのは碧Aoの0.67倍でした。定価を下回っているのは知多(0.92倍)と碧Ao(0.67倍)の2銘柄で、どちらも定価より安く買える状態です。碧Aoは2025年12月中旬以降に順次リニューアル品へ切り替わっていて、希望小売価格はリニューアル後の商品のものです。当店の碧Aoがリニューアルの前と後のどちらの中身かは、購入前に商品ページで確かめてください。
同じ定価の3本どうしでも、当店価格には大きな差があります。税込456,500円の3本は、山崎25年1,100,000円、響30年726,000円、白州25年605,000円。67,100円の3本は、山崎18年121,000円、響21年88,000円、白州18年82,500円です。メーカーの値付けでは並んでいる3本が、当店の販売価格では山崎が頭ひとつ高くなっている、というのが今回の数字から読み取れることです。
鑑定チームの見方
リンクサス酒販 鑑定チーム
倍率で見ると、ノンエイジや12年は1.47〜1.73倍、山崎18年は1.80倍、山崎25年は2.41倍と、山崎のほうが上乗せが大きくなっています。一方で響21年は1.31倍、白州18年は1.23倍で、同じSランクの中では定価に近い値段で手に取りやすい銘柄です。贈り物で「最高峰の3本から1本」と考えるなら、倍率の低い銘柄から当たると予算を抑えやすくなります。
山崎・白州・知多|サントリー3大蒸溜所の個性

サントリーの味の幅を支えているのが、性格の異なる3つの蒸溜所です。響の公式サイトは、響の原酒が「サントリーが保有する3つの蒸溜所」で育まれていると書き、京都・山崎、山梨・白州、そしてグレーン原酒をつくる愛知県知多半島の知多蒸溜所を挙げています。
山崎蒸溜所は、1923年に鳥井信治郎が日本で初めてのウイスキーづくりを始めた場所です。シングルモルト山崎は、ここでつくられたモルト原酒だけでできています。白州蒸溜所は1973年に山梨県の南アルプスのふもとに開かれた、森の中の蒸溜所です。白州のシングルモルトはすっきりとした軽快さが持ち味になります。知多蒸溜所はブレンデッドの土台になるグレーン原酒をつくる拠点で、シングルグレーンの知多はここの原酒が中心です。公式は知多を「軽やかな味わいとほのかな甘い香りが特長」と紹介しています。
角瓶も、公式の説明では「山崎と白州蒸溜所のバーボン樽原酒をバランス良く配合」したウイスキーです。デイリーの銘柄にも、最上位のブランドと同じ蒸溜所の原酒が使われています。知多の評価や飲み方は知多ウイスキーの評価と飲み方、現行品と終売の噂はサントリー知多は終売ではないで紹介しています。
山崎・白州・響|ジャパニーズの最高峰

サントリーの頂点に立つのが、シングルモルトの山崎・白州と、ブレンデッドの響です。どれも年数表記のある上位品は数量が限られ、店頭で定価で見かけることはほとんどありません。それぞれの個性を、公式の説明をもとに見ていきます。
山崎|ミズナラ樽とワイン樽
ノンエイジの山崎は、公式によると「ワイン樽貯蔵モルト」と「ミズナラ樽貯蔵モルト」などの原酒を合わせ、「やわらかく華やかな香り、甘くなめらかな味わい」に仕上げたシングルモルトです。山崎18年は「酒齢18年以上のスパニッシュオーク樽熟成原酒を中心に」したフルボディ、山崎25年はミズナラ樽やスパニッシュオーク樽などで熟成した酒齢25年以上の原酒を合わせた限定品です。値段の推移は山崎ウイスキーの値段と価格推移、25年の詳細は山崎25年の定価と価格推移にまとめています。
白州|ライトリーピーテッドの爽やかさ
白州のノンエイジは、公式によると「ほのかなスモーキーフレーバーを備えた「ライトリーピーテッドモルト」」とさまざまな原酒を合わせ、「爽やかで軽快なキレの良い味わい」に仕上げています。白州25年は、スモーキーな原酒やスパニッシュオーク樽原酒など酒齢25年を超える原酒を厳選した一本です。定価は山崎と同じですが、当店価格は白州のほうが、18年で38,500円、25年で495,000円安くなっています。18年の詳細は白州18年の定価と価格推移をご覧ください。
響|3蒸溜所の原酒を合わせたブレンデッド
響は、山崎・白州・知多の原酒を合わせたブレンデッドです。響 JAPANESE HARMONYは熟成年数を表記しないボトルで、響21年はモルト原酒もグレーン原酒も「酒齢21年以上」、響30年は「最低でも酒齢30年以上」の原酒を使った数量限定品と公式に書かれています。料飲店向けの響 BLENDER'S CHOICEは、当店では18,700円で扱っています。響の年数ごとの違いは響ブレンダーズチョイスと響ライン全比較、3ブランドの違いは山崎・白州・響の違いで詳しく比べています。
知多・碧Ao・ローヤル・スペシャルリザーブ|中核の銘柄

最上位の3ブランドの下を支えるのが、定価3,300円〜6,600円(税込)の中核の銘柄です。それぞれに持ち味がはっきりしていて、ロックや少量の加水でじっくり飲むのに向いています。
| 銘柄 | 種類 | 度数 | 定価(税込) | 持ち味(公式の説明より) |
|---|---|---|---|---|
| 知多 | シングルグレーン | 43% | 6,600円 | 軽やかな味わいとほのかな甘い香り |
| 碧Ao | ブレンデッド | 43% | 6,600円 | 2019年4月発売。「世界5大ウイスキー」の原酒からブレンド |
| ローヤル | ブレンデッド | 43% | 4,290円 | 1960年の登場以来、高級ウイスキーとして親しまれてきた銘柄 |
| スペシャルリザーブ | ブレンデッド | 40% | 3,300円 | 1969年発売。キーモルトに白州モルトを採用 |
当店価格では、知多が6,050円、碧Aoが4,400円で、どちらも定価を下回っています。ローヤルとスペシャルリザーブは、おもにローヤル12年 ブラックラベル(13,200円)やスペシャルリザーブ10年(13,200円)といった、いまは公式の商品情報に載っていない年数表記のボトルを扱っています。現行のローヤルが公式で確かめられたのは700mlと660mlスリムボトルのノンエイジで、当店には660mlのスリムボトル(3,573円)があります。
角瓶・オールド・トリス・ホワイト・レッド|デイリーの定番と度数

サントリーウイスキーの裾野を支えているのが、税込1,000円〜2,000円台のデイリーの定番です。家庭のハイボールや店の角ハイで親しまれてきた銘柄で、度数はトリスの37%からオールドの43%まで幅があります。
| 銘柄 | 容量 | 度数 | 定価(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| オールド | 700ml | 43% | 2,475円 | スパニッシュオーク樽の原酒を強化したまろやかさ |
| 角瓶 | 700ml | 40% | 2,101円 | 山崎と白州のバーボン樽原酒を配合。角ハイボールの定番 |
| ホワイト | 640ml | 40% | 1,551円 | 1929年に国産ウイスキー第1号として発売。1964年に今の名前へ |
| トリス | 700ml | 37% | 1,089円 | 1946年に誕生。モルト・グレーンにグレーンスピリッツも使用 |
| レッド | 640ml | 39% | 1,067円 | 前身は1930年発売の「赤札」 |
角瓶は甘やかな香りと厚みのあるコク、ドライなあとくちが特長で、炭酸で割ると香りが開きます。ホワイトとレッドは640mlなので、700mlに直すとホワイトは約1,696円、レッドは約1,167円で、トリス(1,089円)とレッドはほぼ同じ価格帯です。角瓶の割り方は角ハイボールの割合と作り方で紹介しています。
鑑定チームの見方
リンクサス酒販 鑑定チーム
デイリーの銘柄は、定価で比べると差は1,400円ほどですが、度数が37%から43%まで違うので、ハイボールにしたときの濃さも変わります。同じ割合で作るなら、トリスよりも角瓶のほうがしっかりした味になります。まとめ買いをするなら、4Lや2.7Lのペットボトルのある銘柄(角瓶・トリス・ホワイト・レッド)を選ぶと置き場所も含めて扱いやすいです。
休売・品薄・旧ボトルの銘柄と選び方の注意点

サントリーウイスキーを選ぶうえで避けて通れないのが、休売や品薄による価格の上昇です。原酒は熟成に長い年月がかかるため、需要が増えてもすぐには出荷を増やせません。その結果、年数表記のボトルは定価で手に入りにくくなっています。
とくに知っておきたいのが響17年です。サントリーは「2018年9月以降、サントリーウイスキー「響17年」は販売を休止いたしております」と案内していて、終売ではなく休売の扱いです。2026年10月2日時点の公式の商品情報に載る響は、JAPANESE HARMONY・21年・30年の3本で、響12年も載っていません。当店では響17年を66,000円から扱っています。経緯は響17年の休売と響21年の定価にまとめています。
| 状態 | 該当する銘柄の例 | 入手の目安 |
|---|---|---|
| 休売(販売休止) | 響17年 | 新品の出荷なし。市場の在庫を買うことになる |
| 現行品にない年数表記 | 響12年、ローヤル12年・15年、スペシャルリザーブ10年 | 公式の商品情報に載っていない。旧ボトルとして流通 |
| 数量限定・品薄 | 山崎18年・25年、白州25年、響21年・30年 | 定価で買える機会は少ない。市場では定価を上回る |
| 通常流通 | 角瓶、トリス、知多、碧Ao、オールド | 店頭や通販で手に入りやすい |
定価を上回る価格のボトルを買うときは、いくつかの店の価格を見比べ、ラベルやキャップの状態、化粧箱の有無を確かめてください。山崎の買い方は山崎ウイスキーはどこで買える?、国産の希少銘柄はジャパニーズウイスキーの国産レア銘柄10選、世界での立ち位置はウイスキー世界販売数ランキングもあわせてご覧ください。
サントリーウイスキーのおいしい飲み方

サントリーウイスキーは、同じ一本でも飲み方を変えるだけで表情が変わります。価格帯ごとに向いた飲み方を知っておくと、一本を長く楽しめます。
角瓶やトリス、知多なら、まずはハイボールが分かりやすい飲み方です。よく冷やしたグラスに氷をたっぷり入れ、ウイスキー1に対して炭酸水3〜4が目安になります。炭酸は静かに注ぎ、混ぜすぎないのがコツです。山崎の公式サイトも、山崎は1対2、1対3などで割った濃いめのハイボールをすすめています。
山崎・白州・響の年数表記のボトルは、香りをじっくり楽しむストレートやロック、少量の加水が向いています。山崎の公式サイトは、氷を入れない水と1対1で割る「トワイス・アップ」(アルコール度数約20%)も紹介しています。常温の水をチェイサーに用意して交互に飲むと、最後まで香りを楽しめます。チェイサーの選び方はチェイサーとはにまとめています。
よくある質問
サントリーウイスキーの格付け・ランクはどう決まりますか?
サントリーが公表している等級制度はありません。ただ、公式の希望小売価格を並べると、ノンエイジ(税別7,500円〜8,000円)、12年(16,000円)、18年と響21年(61,000円)、25年と響30年(415,000円)という熟成年数の段がはっきり分かれています。販売価格にはここに希少性が上乗せされ、当店の価格でも、同じ定価の山崎のほうが白州より高くなっています。
サントリーの3大ウイスキーは何ですか?
山崎・白州・響の3銘柄を指して呼ばれることが多いですが、サントリーが決めた呼び名ではありません。蒸溜所でいえば、響の公式サイトは、響の原酒をつくる「サントリーが保有する3つの蒸溜所」として山崎・白州・知多を挙げています。
サントリーウイスキーを高い順に並べるとどうなりますか?
税込の希望小売価格では、山崎25年・響30年・白州25年が456,500円で並び、次が山崎18年・響21年・白州18年の67,100円、山崎12年・白州12年の17,600円と続きます。いちばん安いのはレッド640mlの1,067円です。当店の販売価格(2026年10月2日時点)で並べると、山崎25年1,100,000円、響30年726,000円、白州25年605,000円の順になり、同じ定価でも差がつきます。
2026年の値上げで何が上がりましたか?
サントリーは2026年4月1日出荷分からの価格改定で、ウイスキーの「主な価格改定実施ブランド」として響・山崎・白州の3つを挙げました。山崎と白州のノンエイジは税別7,500円、響 JAPANESE HARMONYは税別8,000円になっています。角瓶・トリス・オールドなどは、この発表でブランド名が挙がっていません。
角瓶やトリスの度数は何度ですか?
角瓶は40%、トリス(トリスウイスキー)は37%です。同じデイリーの銘柄でも、ホワイトは40%、レッドは39%、オールドは43%と少しずつ違います。山崎・白州・響・知多・碧Aoの700mlはいずれも43%です。
響17年は終売ですか?
サントリーは「2018年9月以降、サントリーウイスキー「響17年」は販売を休止いたしております」と案内していて、終売ではなく休売の扱いです。新品の出荷はないため、手に入るのは市場に残っている在庫になります。
出所:サントリー 商品情報「ウイスキー」(各商品の希望小売価格・度数、2026年10月2日閲覧)・サントリー ニュースリリース No.14932(2025年11月4日)・サントリー「響17年」販売休止のお知らせ・サントリー 響「多彩な原酒」・サントリー 碧Ao・サントリー 角瓶 製品紹介・サントリー 白州蒸溜所




























