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ニッカウヰスキーの「フロムザバレル」は、国産ウイスキーの値上がりが続く今も、その味と価格のバランスから人気を集めています。ブレンデッドでありながら、樽出し原酒ならではの力強さと完成度で、ウイスキー好きからの評価も安定しています。
この記事では、フロムザバレルの味、ニッカウヰスキーでの位置づけ、ニッカフロンティアとの違い、さらに定価情報、終売の噂、購入しやすい場所まで詳しく説明します。
これからフロムザバレルを試したい方、または改めてその価値を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ニッカフロムザバレルとは。ビターな甘さを楽しめる樽だしウイスキー
ニッカウヰスキー フロムザバレル
調和の取れた美味さを誇るブレンデッドウイスキー
ニッカフロムザバレルは、ニッカウヰスキー株式会社がリリースするウイスキー商品の一つで正式名称を「フロム・ザ・バレル」と言います。モルト原酒とグレーン原酒を組み合わせたブレンデッドウイスキーであり、バランスの取れた味わいに定評があります。
ブレンデッドウイスキーは通常、大麦麦芽から作られる個性派なモルト原酒とサイレントスピリッツと呼ばれる穏やかなグレーン原酒をヴァッティングして作られます。フロムザバレルもこの製法であることには間違いありませんが、このウイスキーはブレンドの後、マリッジと呼ばれる樽での「再貯蔵」をしているのが特徴です。
原酒を組み合わせた後に再貯蔵で熟成させることにより、異なった原酒同士が深くなじみ合うのです。これにより、フロムザバレルは深く溶け合った、バランスの良い味わいに仕上がっているのです。
樽出しの味をダイレクトに楽しめる
フロムザバレルとは、英語で“From The Barrel”のこと。直訳すると“樽出し”の意味であり、再貯蔵した後のウイスキーをほとんど加水せず樽出しのまま瓶詰めしているのがポイントです。
これによりフロムザバレルはアルコール度数は51%と高くなっており、力強く濃厚な味を楽しめる仕上がりとなっています。一般的なウイスキーのアルコール度数は40%前後なので、フロムザバレルはアルコール度数が高めです。
なお、加水をしない樽出しのウイスキーの中には、ウイスキーらしい味を楽しめるものの個性が溢れすぎて飲みにくさを感じるようなボトルもあります。しかしフロムザバレルは先ほど述べた“マリッジ”の過程により、インパクトがありつつも調和された味が出来上がっています。
ちなみにフロムザバレルの原酒には、ニッカウヰスキーが誇る「余市蒸留所」や「宮城峡蒸留所」の原酒も使用されています。
一部に輸入原酒を使用しているためジャパニーズウイスキーには当てはまらないものの、近年ブームとなっているジャパニーズウイスキーに匹敵するような味とクオリティを堪能できると人気です。
トロみを感じるビターな甘さが特徴的

熟成、貯蔵、そして樽出しと特別な製法で作られたフロムザバレルの味わいは、一般的なブレンデッドウイスキーに比べ骨太で濃厚です。
口に含むとトロッとオイリーな舌触りを感じられ、味わいはビターよりの甘さとなっています。香りもしっかりとあり、飲み初めから飲み終わりまでしっかりと楽しむことができます。
そんなフロムザバレルは、ストレートだけでなくロックやハイボールにしても美味しいです。ブランド化するジャパニーズウイスキーやシングルモルトウイスキーに比べ、1本3,000〜4,000円程度でお手頃に入手できるコスパの良さも人気の理由につながっています。
フロム・ザ・バレルの商品情報
- ウイスキーの種類:ブレンデッドウイスキー
- アルコール度数:51%
- 容量:500ml
- 希望小売価格:3,520円(税込)
ニッカウヰスキーの中での位置付け!ニッカフロンティアとの比較は?

フロムザバレルのニッカウヰスキーでの位置付け・ランク
ニッカウヰスキーの「フロムザバレル」は、定番品と上位品の中間に位置する、実力のあるボトルと言えるでしょう。価格帯やランクで見ると余市や宮城峡のようなシングルモルトや人気の竹鶴ほど高価ではありませんが、ブレンデッドウイスキーとしてははっきりと上位に位置づけられます。
- 日常向け:ブラックニッカ、ハイニッカなど
- 中核レンジ:ニッカフロンティア、フロムザバレル、セッションなど
- 上位・プレミアム:余市、宮城峡、竹鶴など
フロムザバレルは、中心となる商品群の中でも特に人気があり、その飲みごたえと品質の高さが特徴です。アルコール度数が高く、原酒の風味がしっかりしているので、普段からウイスキーを飲んでいる方に好まれる味わいです。
この完成度の高さが、長年の人気を支えていると言えるでしょう。
【関連リンク】竹鶴ピュアモルトはまずい?実際に飲んで評価!終売後も人気の秘密とは?
ニッカ フロンティア
ニッカフロンティアは、フロムザバレルとよく比較されるお酒です。ニッカフロンティアは500mlで2,200円(税込)と、フロム・ザ・バレルより少しお手頃な値段になっています。
ニッカフロンティアは2024年10月に発売されたばかりの新しいブレンデッドウイスキーで、ニッカの中では「普段から気軽に楽しめる」ことを意識して作られています。注目の高さと手頃な価格から、フロムザバレルと比較されることが多いようです。
なおニッカフロンティアの特徴としては、アルコール度数がやや低めで、バランスが良く飲みやすいのがポイント。特にハイボールに合うように作られており、普段使いにぴったりです。
一方、フロムザバレルはアルコール度数51%と高めで、飲みごたえがあり、原酒の味がしっかりと感じられるブレンデッドウイスキーです。モルトのコクやスパイスが強く、ストレートやロックでも味がぼやけません。
ニッカフロンティアとフロム座バレルを比較する
| 品名 | 画像 | おすすめスコア | リンクサス酒販 | Amazon最安 | 楽天最安 | お酒買取 | ポイント | アルコール度数 | 香りのタイプ | 飲みごたえ | 産地 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ニッカウヰスキー フロムザバレル |
|
再貯蔵で深みを増した濃厚な味わいの国産ウイスキー | 51 | スパイシー | フルボディ | 日本 | |||||
| ニッカ フロンティア |
|
創業90周年記念の新作。ヘビーピートモルトを主体に、豊かな香りと力強いスモーキーさが楽しめる1本。 | 48 | スモーキー | フルボディ | 日本 |
- ニッカフロンティア:価格重視・飲みやすさ重視。日常酒やハイボール向き
- フロムザバレル:度数高めで重厚。味わいをじっくり楽しみたい人向き
という違いがはっきりしています。
価格だけでなく、「どんな体験をしたいか」で選ぶのが良いでしょう。手軽さを求めるならフロンティア、より深みのある満足感を求めるならフロムザバレルがおすすめです。
ランク以上に高評価される理由
フロムザバレルが値段やランク以上に評価されるのは、贅沢な設計にあります。
最大の特徴は、アルコール度数51%という高い原酒比率、モルト原酒主体の力強いブレンド、そして熟成感と複雑さのある味わいです。
これらが、普通のブレンデッドウイスキーとは違う品質を生み出しています。 そのため、「ブレンデッドは軽い」というイメージを覆し、シングルモルト好きも納得できるブレンデッドとして評価されてきました。
値段だけ見ると中堅クラスですが、飲みごたえや完成度から「余市」や「宮城峡」の入門として選ばれることも多いです。この価格と品質のギャップこそ、フロムザバレルが長く愛される理由なのかもしれません。
フロムザバレルの定価はいくら?終売・販売終了の噂は?

フロムザバレルの定価は3,520円(税込)
フロムザバレルの定価は、500mlボトルで3,520円(税込)です。余市や宮城峡といったニッカウイスキーの定価ボトルは7,000円越えなので、これらの人気ボトルと比較すると若干安めの価格帯となっています。
特に人気ウイスキーが3,000円台で売られているのは非常に珍しいので、コスパの良いお酒を探している方は必見です。
そんなフロムザバレルはお店を巡れば今でも定価購入できます。ただしかつては2,000円台であったため、定価そのものが従来よりも値上げしているという点には注意です。
近年のウイスキーを取り巻く環境を考えると、今後さらに価格が上がる可能性もあるでしょう。
終売や販売終了の噂はウソ!しかし欠品に注意
フロムザバレルは終売の噂もありましたが、販売されてますね。
— ⌚腕時計依存症(手遅れ) (@TJEin8vLqmGjX7w) September 5, 2022
フロムザバレルは、2020年以降に終売や販売終了の噂が流れました。この頃は国産ウイスキーのさまざまなボトルが終売となった時期であり、フロムザバレルも終売するのではないかと懸念されていたようです。
しかし実際には終売の事実はなく、今でも本数は限られているものの定期的に販売されているので安心しましょう。
ただし終売が噂となったことで、需要が高まり欠品が相次いでいる状態なので注意しましょう。販売の事実はあるものの、「なかなかお店に置いていない」「定価販売しているところがない」という意見も挙がっています。
定価購入できるケースはレア
現行品であり、定価販売もされているフロムザバレルですが、実は定価で買えるのはとてもレアケース。なぜなら人気ウイスキーであり、そもそも取り扱っているショップが少ないからです。
ショップによっては取り扱いがあっても、プレ値が付けられていることもあり、その価格は5,000円を超えることも多いです。
特にネットショップの場合は、定価よりも高額となっていることがほとんどです。
フロムザバレルを手に入れたい方は、近くの酒飯店を狙うかネットショップで買うべきか、交通費や送料などを比較してみてください。定価でスムーズに買えるようなお店はレアなので、ぜひ見かけたら手に入れておきましょう。
フロムザバレルはどこで売ってる?定価で買う方法と狙い目のショップ

「フロムザバレルはどこで売ってるの?」と気になる方へ向けて、フロムザバレルの購入を狙えるショップをいくつか紹介していきます。
成城石井はフロムザバレルの販売報告が多数
成城石井にフロムザバレル売ってますね😊
— matsu (@matsu18116954) October 17, 2022
とうとう成城石井のフロムザバレルも値上げか。。。4000円超えるとちょっとな。。。 pic.twitter.com/HN95ZzbZrr
— すずけん@旅行行きたい (@suzusuke1988) December 6, 2022
SNSなどでフロムザバレルの購入報告が多いのは「成城石井」です。成城石井はニッカウヰスキーの販売するウイスキーに強いといった口コミもあります。
フロムザバレルは成城石井の店頭で狙えるほか、タイミングが合えばネットショップからでも買える場合があります。しかしネットショップの場合、送料等を含め4,000円を超える価格になっているとの情報なので、金額には気を付けておきましょう。
やまやは店舗で在庫が異なるものの定価程度で買える
人気ウイスキーの取り扱いが多いことで有名な「やまや」にも、フロムザバレルが並ぶことがあります。やまやの店頭なら、フロムザバレルを定価に近い価格で買えるチャンスがあります。
ただしやまやは店舗によって在庫状況が大きく異なるので、全店で取り扱いがあるわけではありません。自宅近くのやまやに直接問い合わせて調べてみましょう。
ドンキホーテやビッグカメラは見つけられたらラッキー
かなりお買い得??#ニッカ#フロムザバレル#ドンキホーテ pic.twitter.com/gVeFexRWbI
— shun1 (@shakotanvell) July 11, 2020
近所のビッグカメラで、フロムザバレルを定価で買えた。
— 台 (@rockman708) August 5, 2021
ここ数日で一番嬉しい。
ドンキホーテやビックカメラのお酒コーナーでも、フロムザバレルの購入報告がわずかにあります。ただし口コミ投稿は少なく、近年の情報は少ないので確実ではありません。
ここ最近で品薄・高騰化しているフロムザバレルは、大型店舗のお酒コーナーでも見つけづらいのが現状です。今後さらに入手困難となる可能性も大です。
中古品や二次流通品を買うのはあり?
フロムザバレルは数が少ないため、上記でも説明したように、お店で普通に買うのは難しいことが多いです。「すぐに飲みたい」「探す時間がない」という場合は、中古品などを検討するのも良いでしょう。
フロムザバレルは人気ウイスキーですが、現行品であることから市場にはある程度の数が出回っており、しっかりと探せば状態が良いものも見つかります。ちなみに最近は海外からの「逆輸入品」と表示されたフロムザバレルも出回っています。
ただし、値段には注意が必要です。中古市場では6,000円前後の高い値段がついていることが多く、定価との差をどう考えるかが大切です。お店を探す手間や交通費を考えて、その値段で納得できるかを考えてから買うようにしましょう。
また、フリマアプリなど個人間のやり取りでは、問題が起こる可能性もあります。保管状態が不明だったり、配送中に壊れたりする心配があるので、なるべく避けた方が良いでしょう。
フロムザバレルの中古ボトルを 安心して買いたいなら、きちんと査定や検品をしている信頼できるお店を使うのがおすすめです。状態がはっきり書かれたものであれば、値段に納得しやすいでしょう。
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うますぎ?まずい?フロムザバレルの評価を調べてみた

玄人向けウイスキーから世界の有名銘柄へ
フロムザバレルがリリースされたのは1985年。当時は今のように濃厚なウイスキーが流行っていた時代ではなく、スムースでライトなウイスキーが評価されていた頃でした。そのためフロムザバレルの強めな香りと味は、悪評こそなかったものの“玄人向け”と判断されることが多かったです。
しかし2000年代を過ぎると、日本のウイスキーやシングルモルトのような力強いウイスキーが評価される時代が訪れフロムザバレルも評価されていくようになります。2009年にはWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)の「ベストジャパニーズブレンデッドウイスキー」を受賞、さらに2015年のISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)では最高賞である「トロフィー」も獲得するなど、世界的に評価されていくこととなります。
フロムザバレルは「うまい」とSNSで評判
フロムザバレル、ストレートうまいですね😋🥃🥃 pic.twitter.com/Mgtc8CLovz
— TYLER (@gagjkupgjm) December 11, 2022
フロムザバレル ハイボール
— プラスキー (@plus_whisky) December 28, 2022
寒いから鍋のお供でいただきます。
このハイボール好きじゃない人いないでしょ!?的なハイボール。
バニラとかドライフルーツ系の甘い香りとと、何よりカスクストレングスの厚みある味わい。
うまいね〜〜〜
#ウイスキー pic.twitter.com/cR7625yile
現在のフロムザバレルは、SNSでもたくさん評価されています。まずいといった口コミはほとんど見受けられず、評価の多くが「うまい」「厚みのある味わいで美味しい」といったものであることがわかります。
また感想や評価を見ていると、ストレート・ハイボール・ロックといろいろな飲み方で挑戦している方がいることがわかります。
ボトルを購入し自宅で晩酌している方も多く、人気ウイスキーでありながら身近に感じやすいのも特徴となっています。
フロムザバレルをおいしく飲む方法!ハイボールやロックが人気

もし運よくフロムザバレルのボトルを手に入れることができたら、飲み方にもこだわりたいところです。
前述したように、フロムザバレルはストレートのほかハイボールやロックで飲むのも人気です。
まずは王道のストレートを試してみよう
Pikoさんオススメのニッカウイスキー フロムザバレルをストレートでいただきました🥃✨
— キール(Kir:R) (@Kir_R_NieR) January 22, 2022
香り良し、ガツンとくるのに癖もなく飲みやすくて…美味しかった😍
これは良いものを知れました(≧∇≦)ᵗᑋᵃᐢᵏ ᵞᵒᵘ ¨̮ pic.twitter.com/qq7erhRQzn
フロムザバレルに初挑戦する方は、ぜひ最初はストレートで飲んでみましょう。アルコール度数51%と刺激は強めですが、ストレートが一番樽出し本来の魅力を味わうのにふさわしいです。
フロムザバレルのストレートは、とにかく力強く濃厚、オイリーで口当たりも滑らかです。インパクトがありながらもバランスに優れていて、まるで高級ウイスキーのような上品さも感じ取ることができます。
ロックにしても薄れない魅力がある
食後はフロムザバレルのロック。
— つくねん◎ (@tukunen13) January 13, 2021
バニラ香るフルーティな甘さと余韻の軽いスモークとビターさ。
うまい!#TWLC pic.twitter.com/g2NWQVFXYI
氷を入れて飲むオン・ザ・ロックは、ニッカウヰスキーの公式でもおすすめされている飲み方の一つです。しっかりと冷やして飲むことで、力強いウイスキーが飲みやすくなります。
なおボディのしっかりとしたフロムザバレルは、細かな氷で作るクラッシュアイススタイルでも美味しいのがポイントです。この飲み方はウイスキーミストと呼ばれており、アルコールへの抵抗感が抑えられるので初心者にもおすすめです。
ハイボールは濃い味に仕上がる
フロム ザ バレルをハイボールで乾杯🥃✨
— つくも (@tukumo9) August 25, 2020
炭酸に負けない濃い味ハイボール😋 美味い😋#TWLC pic.twitter.com/BTGaOSFYJ2
飲み会や居酒屋でも人気のハイボール。当然フロムザバレルを使って作ることもできます。そもそもの味が濃いめのフロムザバレルで作るハイボールは、ソーダに割負けせず仕上がりが濃厚で、ウイスキーの持つ味や香りを感じやすいのが特徴となっています。
フロムザバレルでハイボールを作る際は、水:ソーダ=1:3.5程度で作るのがおすすめです。あらかじめグラスをしっかりと冷やしておく、マドラーで丁寧にステアすることを心がけると、さらに美味しい仕上がりになります。
フロムザバレルの新作!?エクストラマリッジの特徴や違いとは?
フロムザバレル40周年を記念し生まれた特別な1本
ご縁があってフロム・ザ・バレルのエクストラマリッジが手に入ったので飲み比べ。香りはEMの方がややレーズンとかベリーっぽい重めの甘い香りが強くてノーマルで感じたややトロピカルっぽい香りは感じず。飲むとEMはピートスモーク、ウッディ、タンニン様の渋みの余韻がノーマルとの相違点。 pic.twitter.com/GXSijJNEaC
— Pleiades (@deo_ribo) December 6, 2025
2025年、フロムザバレルには新しいボトルが誕生しました。その名は「フロム・ザ・バレル エクストラマリッジ」。
これはフロムザバレルの40周年を記念して、2025年に発売された特別なボトルです。通常のフロムザバレルとは異なり、熟成方法に工夫が凝らされています。
ただし、これは日本国内では正式には販売されていません。海外向けに販売されており、日本で見かける場合は並行輸入品か、中古品であることがほとんどです。
そのため知らない人も多いですが、マニアの中では「フロムザバレルの新作」として関心を集めています。ただ、定番商品の後継というよりは、あくまで記念品のような位置付けだと考えると良いでしょう。
通常版のフロムザバレルとの違いは?
エクストラマリッジ最大の違いは、貯蔵期間が通常版の約2倍に設定されているところです。
これにより、味わいはより濃厚で奥行きがあり、熟成感の強い仕上がりになっています。ウッディさやコクが増し、通常版よりも落ち着いた印象を受けるのが特徴です。
一方でボトルサイズは500ml、アルコール度数は51.4%と、この辺りは通常版と同じです。外観や基本スペックは似ていますが、中身の設計と熟成による味わいが主な違いです。
エクストラマリッジのボトルは、フロムザバレルらしい力強さはそのままに、より深みと複雑さを求める方におすすめです。ただし日本未発売というだけあり、国内では見つかりづらく、中古市場では2万円を超える価格が付けられていることもあります。
蒸溜所見学で飲めるとの噂も
セミナーの後は有料試飲へ✨🍻🎶
— トミー (@Sub01C60443) December 12, 2025
フロム・ザ・バレルのエクストラマリッジもありました✨
やはり、シングルカスク宮城峡10年は別格だった😅
ナインディケイズもありましたが、今回は、、、。
シングルモルト宮城峡10年は2026年2月3日から有料試飲があるそうです(ボトルの販売はなし) pic.twitter.com/bxL8GWNngq
「フロムザバレル エクストラマリッジは、残念ながら日本ではまだ販売されていません。ただ、蒸溜所見学の際に有料試飲として提供されることがあるようです。
セミナー後の試飲コーナーで見かけたという情報もあり、15mlを300円(税込)で試せた例もあります。気になる方はぜひチェックしてみましょう。
ただしこちらはいつも置いてあるわけではなく、時期や内容によって提供が変わるのでご注意ください。とは言え、日本で公式に味わえる数少ない機会と言えるでしょう。
もし見学のタイミングが合えば、通常版との違いを体験できるかもしれません。訪問時にはぜひ試飲メニューを確認してみてください。
まとめ
フロムザバレルは、樽出しならではの濃厚さと、再貯蔵によって生まれる調和の取れた味わいを両立した、完成度の高いブレンデッドウイスキーです。余市や宮城峡のようなシングルモルトとは異なる魅力を持ちながら、価格以上の満足感を得られる点が、長年支持されてきた理由といえるでしょう。
一方で、人気の高さから流通量は多くなく、定価での購入は簡単ではありません。終売ではないものの、欠品やプレミア価格が発生しやすい状況が続いているため、購入タイミングや入手ルートの見極めも重要になります。
味・価格・希少性のバランスを理解したうえで選べば、フロムザバレルは今なお満足度の高い1本として楽しめるはずです。
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