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「サントリーローヤル15年はまずい?」真実と魅力を徹底レビュー

「サントリーローヤル15年はまずい?」真実と魅力を徹底レビュー

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シングルモルト山崎やブレンデッドウイスキー響など、サントリーから作られるウイスキーは世界的な知名度と人気を誇ります。

そんなサントリーのウイスキーの中でも隠れた名作と言われているのが「ローヤル」というブレンデッドウイスキーです。

サントリーローヤルがまずい」という意見を耳にすることがあります。しかし、本当にそうなのでしょうか?

ウイスキーの味わいは個人の好みによるところが大きいため、実際にローヤル15年ゴールドラベルを飲んでみた感想をレビューします。
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ローヤル15年ゴールドラベルを飲んで分かった「まずい」の理由と魅力

ローヤル15年ゴールドラベルを飲んで分かった「まずい」の理由と魅力

サントリーウイスキー ローヤル15年ゴールドラベルを飲みました。

ローヤル15年 容量750ml alc.43% 2007年頃の販売価格は約5,500円程度※現在は終売

  • 軽やかな口当たり
    重厚な味わいを期待すると、「さらさら」とした軽さが物足りなく感じるかもしれません。
  • 香りが立ち始めるまで時間がかかる
    飲む前にしっかり空気に触れさせることで、リンゴや桃のような香りが際立つため、急いで飲むと風味が感じにくい場合があります。

一方で、これらの特徴は「まずい」というよりも、「繊細で優雅な味わい」と評価されるポイントでもあります。

ローヤルの魅力を引き出す飲み方

「まずい」と感じる方も、飲み方次第でローヤル15年の真価を体感できることがあります。たとえば以下をご参考ください。

ストレート

ストレート

ピリピリするようなアルコール感は全くと言っていいほどありません。

「口当たりはきっとオイリーなんだろうなー」と想像していたのですが、全くと言っていいほどオイリーさは無くてさらさらでした。

口に含むとまずはシェリー樽由来の甘さがふわーっと広がり華やかな明るい甘さを感じさせながら薄れていきます。

とても上品なシェリーで頭に浮かぶのは山崎18年。グレーン原酒感はあまり感じられずモルト比率が高めなのかと思われます。

余韻は長めでフィニッシュには柑橘系フルーツのような風味が残ります!

複雑で何重にも重なる細かな香りがあるので日によっても感じ方が変わりそう。

ロック

ロック

甘みとビターさが現れストレートとはまた違ったウイスキーに感じます。

少し紅茶に似たような渋みも感じるようになりました。

ハーフロックにして和食と味わうのもいいかもしれませんね。

ハイボール

ハイボール

ハイボールにすると蜜っぽい甘さが目立ちます。

シェリー感の強いウイスキーをハイボールにしたときによく現れる渋みもなく美味しく味わえます。

これといって個性的なハイボールではないかなと思います。

ローヤル15年ゴールドラベルの評価

ただただ美味いです。

サントリーのブレンデッドウイスキーと言えば響ですが、響ブレンダーズチョイスに似ている香りがあります。ただ目指している方向は違っているように感じる。
【関連リンク】終売?値上がりする響ブレンダーズチョイス。定価購入・価格推移・評価とは

現在、一般的に販売しているブレンデッドウイスキーでシェリー感強めな物をいちから探すくらいならこのローヤル15年をオークションやフリマアプリなどで購入してみるのも良いと思います。

価格の目安ですが

  • 1万円以下であれば迷わず購入
  • 1万円前半では甘いシェリー樽が好みの方は購入

個人的には1万円以上の価値はあると思っています。

確実に言えるのは数あるプレ値のボトルの中ではまだ過小評価されていると思います。

今となっては希少なお酒なので大切に飲んでいきたいです。

ローヤルは既に終売?価格や入手方法は?

ノンヴィンテージの現行ボトルは安価で狙い目


サントリーローヤルの価格や入手難易度は、現行品か否かで大きく変わります。ノンヴィンテージの「サントリーローヤル」「サントリーローヤルスリムボトル」に関しては現行品であり、比較的容易に購入することが可能です。

価格も4,000円前後とジャパニーズウイスキーにしてはお手頃であり、響などが高くて手を出しづらいという方にもおすすめできるウイスキーと言えるでしょう。

ちなみに現行品の2ボトルであれば、Amazonや楽天などのネットショップから簡単に探すことができます。

熟成ボトルは終売で高騰化も


現行品が4,000円程度の価格で購入しやすい一方で、ローヤルの12年もの、15年ものなどは現在全て終売となっています。当然希少価値が高まり、値段も高くなっているので気を付けておきましょう。

ローヤルの12年ものは15,000円税後、15年もののゴールドラベルになると50,000円ほどで取引されているのがわかります。

なお再販される予定などは特にないので、今後さらに希少価値が高まり、高騰化するということも予想されます。

そもそもローヤルの希少ボトルは入手が難しく、酒屋の中でも限られたわずかなお店にしか置いていません。見つけることができた方は、非常にラッキーと言えるでしょう。

どうしても欲しい場合はネットショップやメルカリなどで購入ができますが、中には中古品もあるので購入の際はきちんと状態を確認することが必須です。ローヤルの熟成ものをネット上で取引する際は、必ず信頼のおける相手やお店から購入するようにしましょう。
【関連リンク】ウイスキー抽選販売販売情報!定価購入は高島屋・ヨドバシ・ビックカメラ?

そもそもサントリーウイスキー「ローヤル」とは

初代ブレンダーこだわりのローヤルウイスキー

ローヤルはサントリーの手がけるウイスキー銘柄のうちの一つです。グレーン原酒・モルト原酒を組み合わせて作られたブレンデッドウイスキーに該当します。

サントリーローヤルが誕生したのは1960年のことで、サントリー60周年を記念するボトルとして開発されました。手掛けたのはサントリーの創始者であり、初代マスターブレンダーでもある鳥井信治郎氏です。

鳥井信治郎氏の遺作ともなったこのウイスキーは、氏が長年のウイスキー造りで培ってきた香り・味・色の黄金比を体現した品として注目を集めました。リッチで優雅な味を楽しめるウイスキーとして長年愛され続けてきた銘柄は、昨今のウイスキーブームで再度人気に火がつく状態となっています。

高級品としてリリースされたローヤルの歴史

高級品としてリリースされたローヤルの歴史

サントリーローヤルは、当時の人気銘柄であった「サントリーオールド」よりもさらに上クラスの高級ウイスキーとしてリリースされました。

そのため一本あたりの価格は非常に高額であり、一般家庭にとっては身近なお酒ではありませんでした。選ばれるのは一部の富裕層の間で、主に贈答用の特別なウイスキーとしてセレクトされるようなことが多い銘柄でした。

しかし1980年代以降にはサントリーから山崎・白州・響といったウイスキーが続々とリリースされたことで、ローヤルは比較的手に入りやすい銘柄へと変わっていきました。

1998年には酒税法改正によって値段も下がり、ローヤルが一般家庭や世間にも徐々に浸透していくことになりました。

今でもローヤルはリッチなウイスキーではあるものの、プレミア化してしまっている山崎や白州に比べると価格は控えめであり、ウイスキーファンにとって狙い目と言える存在でもあります。

ジャパニーズウイスキーの良さを堪能したい方は、ぜひ一度試してみる価値があります。

ボトルデザインや移り変わりにも注目


ローヤルといえば味もさることながら、独特のボトルデザインでも人気があります。角張ったような特徴的なシルエットは、酒という字の一部である「酉」の字をモチーフに作られています。この文字は干支の「とり」という意味のほか、酒の器といった意味もあると言われています。

さらにキャップ部分のデザインは、サントリーの山崎蒸留所がある場所の奥にある「椎尾神社」の鳥居をイメージして作られています。ここは晩年の鳥井信治郎氏が愛した場所として知られていて、ボトルの細部にまで鳥居氏そしてサントリーのウイスキーに対する思いが込められていることが伝わってきます。

そんなローヤルのボトルですが、実は全く同じボトルが販売され続けているのではなく、リリースから少しずつリニューアルが加えられています。

誕生から30年余りが経過した頃には12年・15年ものが発売されたり、2000年代にはリニューアルが加えられたりとラベルのカラーや中身に変化があります。

過去のローヤルのボトルは「オールドボトル」とい言われ、ウイスキーコレクターから特に大きな人気を集めています。
【関連リンク】ウイスキーオールド旧ボトル。シーバスリーガル12年等人気古酒10選

ローヤルのラインナップについて

1.サントリーローヤル

サントリーローヤルは最もスタンダードなボトルであり、現行品としてリリースされているローヤルになります。

ノンヴィンテージもののブレンデッドウイスキーであり、日本人の繊細な味覚に合わせて作られたバランスの良さが魅力です。

キーモルトには山崎パンチョン樽・白州竹炭濾過原酒が使われていて、甘く華やかな中にすっきりとした余韻を感じ取ることができます。

国産ウイスキーらしいスモーキーな香りはありながらも、薬品のようなニュアンスはなく香ばしさがアピールされています。深みがありつつも、スイスイ飲めてしまうような口当たりの良さが人気の秘訣です。

2.サントリーローヤル スリムボトル

サントリーローヤルスリムボトルは、名前の通りスリムな形状のボトルに入ったローヤルとなります。

スリムボトルの誕生は1990年ごろで、バーなどが流行した時代に、バックバーにも並べやすい機能性を追求して開発されました。

中身に関しては通常のローヤルと同じものですが、通常ボトルが700ml入りであるのに対しこちらは660mlボトルと容量に違いがあります。

3.サントリーローヤル プレミアム12年<青ラベル>


サントリーローヤルプレミアム12年は、1995年にランクの高い熟成もののローヤルとしてリリースされたボトルです。「青ラベル」と呼ばれることもあります。
こちらは1997年までのわずか2年しか販売されておらず、非常に希少なものとなっています。

このあと青いラベルのプレミアムは「ローヤル15年」に格上げ、さらに12年もののローヤルは「黒ラベル」として生まれ変わることになりました。

この頃は今とは違って原酒が豊富に余っていた時代であり、長熟の原酒がふんだんに使われていたと予想できます。プラムやカカオ、ベリーのような熟した香りに、レーズンやバニラを思わせる甘みも堪能できます。

4.サントリーローヤル 12年<黒ラベル>

サントリーローヤル12年は、青ラベルがリニューアルとなった際に誕生した12年ものボトルです。「黒ラベル」の愛称で親しまれて、2007年ごろまで約10年間発売されていました。

黒ラベルのローヤルは木苺ジャムやダークベリーを思わせるような酸味のある甘味で、スムースな口当たりと合わさって贅沢感を感じ取ることができます。

ただ甘ったるいだけではなくビター感やコク、そしてスモーキーさもあり、奥深い味わいを堪能できます。

なお12年もののローヤルは、このあと「シルバーラベル」「ホワイトラベル」といった商品もリリースされています。

いずれもレアなボトルではありますが、ローヤル好きの方なら飲み比べしてみるのもきっと面白いでしょう。

5.サントリーローヤル プレミアム15年

サントリーローヤルプレミアム15年は、1997〜2007年ごろまで発売されていたローヤルの中でも最上位のボトルとなります。

シェリー樽由来のレーズンのような芳醇さ、そしてバニラやカラメルのような甘味に熟成感と、濃厚でありながらも飲みやすいバランスに優れたブレンデッドウイスキーです。

ウイスキーファンの中では、こちらのローヤルを「響12年に匹敵する」と評価をする方もいるほどです。

6.サントリーローヤル 15年<ゴールドラベル>

サントリーローヤル15年は、ゴールドのラベルが特徴的な一本です。こちらも1997〜2007年の約10年間発売されたボトルとなります。

山崎蒸留所の原酒の強さを芯に持ち、ドライレーズンやブラックベリー、そしてプラムのような熟成香を感じ取ることができます。

味わいはメープルシロップのような甘さに、タンニンやオレンジピールなどの渋さが上手に絡み合っています。

自宅に眠るサントリーローヤルが高額買取対象に

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60年以上にわたり愛され続けているサントリーのローヤル。ノンヴィンテージの現行品以外は全て終売となっていて、市場価値は高まり続けています。

自宅に眠っているサントリーローヤルに高値がつくことがあるので、もしローヤルをお持ちの方がいればぜひ買取査定に出すことも検討してみてください。

なおローヤルのような有名ウイスキーを売るのであれば、ただのリサイクルショップではなくきちんと専門知識を持ったお酒買取のプロフェッショナルであるリンクサスに依頼することをおすすめします。

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まとめ:「まずい」の先にあるローヤルの本当の価値

「まずい」と感じる要素は、飲み方や個人の好みが影響している可能性が高いです。

しかし、ローヤル15年ゴールドラベルの繊細な味わいは、多くのウイスキーファンに愛されています

自宅に眠るローヤルがあれば、ぜひ再度じっくり味わってみてはいかがでしょうか?

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