アレキサンダーとは 度数24.50%の公式レシピ2本
アレキサンダーとはどんなお酒か

アレキサンダーは、ブランデーにカカオのリキュールと生クリームを合わせてシェイクするカクテルだ。アサヒビールの「カクテルガイド」はこの飲みものを「ブランデーの芳ばしい香りに、カカオのまろやかさと生クリームがマッチした、ミルキーでソフトな口当たり。」と説明している。国際バーテンダー協会(IBA)は102品の公式カクテルの1つとして Alexander を掲載し、材料をコニャック、ブラウンのクレーム・ド・カカオ、フレッシュクリームの3つと定めている。
この記事では、その2つの公式レシピを分量まで並べ、公表されている度数がどこから来ているのかを材料の度数から計算し直した。検索でよく一緒に調べられている「度数」「名前の意味」「グラスホッパーとの違い」も、推測ではなく公表されている数字と原文で埋めている。
国際バーテンダー協会とアサヒビールで定義がそろっている点
2つの公式は分量では食い違うが、骨格については一致している。どちらも材料は3つで、技法はシェイク、注ぐのはカクテルグラス、仕上げにナツメグを振る。IBAの Garnish 欄は Sprinkle fresh ground nutmeg on top. と書かれ、アサヒの作り方は「材料を十分にシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。すりおろしたナツメグを振りかける。」となっている。すりおろしたてのナツメグという指定まで同じなので、この一手間はアレキサンダーの定義の一部だと考えてよい。
| 項目 | 国際バーテンダー協会 | アサヒビール カクテルガイド |
|---|---|---|
| ベース | Cognac |
ブランデー(ドンピエール V.S.O) |
| カカオ | Crème de Cacao (Brown) |
ボルス クレーム・ド・カカオ ブラウン |
| 乳製品 | Fresh Cream |
生クリーム |
| 技法 | Shake and strain |
シェイク |
| グラス | chilled cocktail glass |
カクテルグラス |
| 仕上げ | fresh ground nutmeg |
すりおろしたナツメグ |
| 公表度数 | 記載なし | 24.50パーセント |
右端の行が、この記事でいちばん扱いの難しいところだ。IBAは銘柄も度数も書かないので、IBAのレシピについて度数を語るときは必ず自分が置いた仮定を開示しなければならない。公表された数字を持っているのはアサヒだけである。
色と味わいは何で決まるのか
アサヒの分類ではアレキサンダーの色味は「ブラウン」、味のタイプは「ミルキー」、スタイルは「ショートカクテル」、飲む場面のタグは「食後に」となっている。色を決めているのはカカオリキュールのほうで、ブラウンを使うからブラウンになる。ここをホワイトに替えると同じ材料構成でも色が薄くなる。甘さの出どころもカカオリキュールで、ブランデーそのものには糖分がほとんど入っていない。
公式レシピは2本あり分量がそろっていない

公式を名乗れる出典は2つある。国際バーテンダー協会とアサヒビールだ。同じ名前の飲みものなのに、材料の比率も完成量も違う。まず分量をそのまま並べる。
| 出典 | ベース | カカオ | クリーム | 合計 | 比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国際バーテンダー協会 | 30ml | 30ml | 30ml | 90ml | 1対1対1 |
| アサヒビール | 30ml | 15ml | 15ml | 60ml | 2対1対1 |
国際バーテンダー協会は1対1対1、アサヒは2対1対1
IBAの Ingredients は 30 ml Cognac、30 ml Crème de Cacao (Brown)、30 ml Fresh Cream の3行だけだ。Method は Pour all ingredients into cocktail shaker filled with ice cubes. Shake and strain into a chilled cocktail glass. と続く。合計は90ミリリットルになる。
アサヒの材料欄はドンピエール V.S.O 30ml(8.9g)、ボルス クレーム・ド・カカオ ブラウン 15ml(2.9g)、生クリーム 15ml、ナツメグ 適量で、合計60ミリリットルだ。かっこの中は同社が併記している純アルコール量である。ベースの量は両者とも30ミリリットルでそろっているのに、残り2つがIBAでは倍入る。結果として、IBAのほうが甘くて重く、アサヒのほうがブランデーの比重が高い一杯になる。
「黄金比」という語はどちらの公式にも書かれていない
日本語の解説では「アレキサンダーの黄金比は2対1対1」という書き方をよく見かける。ところが、アサヒのカクテルガイドの検索で「黄金比」を引いても該当は出ず、IBAのサイト内検索で golden ratio を引いても結果は0件だった。どちらの団体もこの語を使っていない。2対1対1はアサヒの分量をそのまま比に直したものであって、国際的に決まった正解ではない。IBAの1対1対1も同じ資格を持った公式である。
比率を単一の正解として書けないのは、アレキサンダーに限った話ではない。同じことはジンフィズでもブラックルシアンでも起きていて、公式ごとに分量が違うのがカクテルの標準的な状態だと考えたほうが実態に合う。
家で作るときの手順とつまずきやすいところ
手順そのものは短い。氷を入れたシェイカーに3つの材料を注ぎ、しっかり振って、冷やしたカクテルグラスに漉しながら注ぎ、ナツメグをすりおろしてかける。IBAのMethodもアサヒの作り方も、これ以上のことは書いていない。
うまくいかないときの原因は、だいたい次の3つに絞られる。1つ目はシェイクが足りないこと。クリームが入る一杯は乳化するまで振らないと口当たりが分離する。アサヒの表記も「十分にシェイク」と、わざわざ程度を指定している。2つ目はグラスが冷えていないこと。IBAは chilled cocktail glass と明記していて、常温のグラスは想定されていない。3つ目は分量を目分量にすることで、比率が1対1対1と2対1対1のあいだで揺れると味の印象がまったく別物になる。
なお、氷の溶けた分が完成量に含まれるかどうかは公表されていない。後で見るように、アサヒの公表度数は材料のミリリットルを単純に足した60ミリリットルで計算したときにだけぴったり合う。つまり公表値の側は加水を計算に入れていない。実際に手元でできあがる一杯は、これより少し薄いと考えておくのが自然だ。
関連商品ラインナップ

ここから下は当店で扱っているブランデーのうち、在庫のある一部だ。在庫は入れ替わるので、価格と在庫の有無は各商品ページで確かめてほしい。
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ここではブランデーの在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。
ベースに選びたいブランデー30銘柄の比較表

アレキサンダーの味の土台になるのはベースのブランデーだ。コニャックの定番から、農家造りのポールジロー、力強いアルマニャック、りんごのカルヴァドス、国産勢まで30銘柄を横並びにした。この表からしか読み取れないことが1つある。アルコール分は38パーセントから55.7パーセントまで開いていて、40パーセントに集まる一群と、そこから外れるカスクストレングスや粕取りに分かれている。ベースの度数が変わればできあがりの度数も動くので、後で見る計算のときにこの幅が効いてくる。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位
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ヘネシー ベリースペシャル (V.S) 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
世界で最も飲まれているコニャックの入門グレード。果実味豊かで親しみやすい。 |
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2位
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ヘネシー VSOP プリヴィレッジ 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
1817年由来のVSOPの伝統。バランスのよいまろやかな熟成感。 |
¥9,900リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 | |
3位
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ヘネシー XO 700ml 40% 黒キャップ ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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1870年創始のXOの旧仕様。濃厚で複雑、長い余韻の高級コニャック。 |
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4位
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リシャール ヘネシー コニャック 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
ヘネシーの頂点に立つ至高の一本。数百種の希少原酒をブレンド。 |
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5位
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レミーマルタン VSOP 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
フィーヌ・シャンパーニュの上質なVSOP。なめらかで華やか。 |
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6位
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レミーマルタン XO 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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フィーヌ・シャンパーニュXOの傑作。豊潤でなめらかな余韻。 |
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7位
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レミーマルタン 1738 アコードロイヤル 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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王の許可に由来する記念ボトル。VSOPとXOの間を埋める豊かさ。 |
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8位
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レミーマルタン ルイ13世 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
コニャックの王と称される至宝。バカラのデキャンタに最大100年熟成の原酒。 |
¥363,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥510,000 楽天 | 査定 買取 | |
9位
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レミーマルタン エクストラ 1980-90年代 700ml 40% 古酒 ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
1980-90年代流通の希少エクストラ古酒。凝縮した熟成感。 |
¥44,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 | |
10位
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マーテル VSOP エイジド イン レッド バレル 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
コニャック最古のメゾンの革新作。赤ワイン樽で仕上げた新しい味わい。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | ¥6,138 楽天 | 査定 買取 | |
11位
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マーテル ナポレオン スペシャルリザーブ 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
ボルドリ地区原酒を贅沢に使った華やかなナポレオン格。 |
¥13,200リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 | |
12位
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マーテル コルドンブルー 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
1912年誕生のコニャックの名作。ボルドリ原酒主体の濃厚でスパイシーな味わい。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | ¥21,285 楽天 | 査定 買取 | |
13位
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クルボアジェ VSOP 700ml 40% 古酒 ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
「ナポレオンのコニャック」のVSOP旧ボトル。クラシカルで芳醇。 |
¥6,600リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥8,180 楽天 | 査定 買取 | |
14位
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カミュ エクストラ オルディネール 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
150年以上家族経営を貫く独立系メゾンの上級ライン。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 | |
15位
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バロン オタール VSOP 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
コニャック城で熟成させる歴史あるメゾンのVSOP。 |
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16位
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ポールジロー トラディション グランドシャンパーニュ 700ml ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
グランドシャンパーニュの家族経営生産者による単一畑コニャック。 |
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17位
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ハーディ ノース ド ディアマン 750ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
リムーザン樽60年熟成のグランドシャンパーニュ原酒。ダイヤモンド婚の名を冠す。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 | |
| 18位 | アルマニャック(バ・アルマニャック等)700ml 40-48% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
コニャックと並ぶフランスのブランデー。単式蒸留の力強く素朴な個性。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 | |
19位
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ニッカ シングルアップルブランデー 弘前 12年 500ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
日本一のりんご産地・青森で蒸留した国産アップルブランデー。 |
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| 20位 | カルヴァドス(りんごのブランデー)700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
フランス・ノルマンディーのりんごから造る琥珀色のブランデー。 |
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21位
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ニッカ 樽出しブランデー原酒 500ml 55.7% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
加水しない樽出し55.7%の国産原酒。熟成の真髄が凝縮。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | ¥22,550 楽天 | 査定 買取 | |
22位
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ニッカ 竹鶴 秘伝 XO 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
創業者の蒸留哲学を受け継ぐ純国産ブランデーの最高峰XO。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 | |
23位
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サントリー ブランデー エクストラ(楽器ボトル)500ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
陶器の楽器型ボトルが映える、まろやかな国産ブランデー。 |
¥44,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 | |
| 24位 | キルシュ(さくらんぼのブランデー)40%前後 ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
さくらんぼから造る無色のフルーツブランデー。製菓でもおなじみ。 |
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| 25位 | フランボワーズ(木イチゴのブランデー)40%前後 ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
木イチゴの華やかな香りを蒸留した無色のオー・ド・ヴィー。 |
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| 26位 | グラッパ(ブドウの搾りかすの蒸留酒)38-50% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
ワインの搾りかすから造るイタリアの蒸留酒。広義のブランデーの仲間。 |
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| 27位 | ピスコ(ブドウのブランデー)40%前後 ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
ペルー・チリのブドウから造る蒸留酒。ピスコサワーで有名。 |
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| 28位 | メタクサ(ギリシャのブランデー系リキュール)38-40% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
ブランデーにマスカットワインとハーブを配したギリシャの銘酒。 |
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29位
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クラウンバイン K9 クリスタルデキャンタ 600ml 40% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
スワロフスキーを纏うクリスタルデキャンタ入りの贈答ブランデー。 |
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30位
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ヘネシー ブラスドール 700ml 40%(終売) ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
💎 プロのおすすめ
フランス語で「金の腕」を意味する終売の希少コニャック。 |
¥13,200リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
この表の「定価/市場相場」の列は30行すべて空欄です。輸入ブランデーの多くが日本国内向けの希望小売価格を設定しておらず、当店で裏の取れた公表値だけを入れる方針にしているためで、数値を推定して埋めることはしていません。そのぶん表の並べ替えと絞り込みのうち価格を読む機能は一部の行でしか働きません。各行に表示される金額は当店の販売価格で、絞り込みが参照する値とは別のものです。アルコール分の列はメーカー公表値が30行すべてそろっているので、この列での並べ替えは全行で意味を持ちます。この表は複数の記事で共有しているため、特定のカクテルに限った説明は入れていません。
表の並べ替えと絞り込みは、価格の欄に金額を入れていない都合で一部しか働かない。各行に出ている金額は当店の販売価格で、絞り込みが読む値とは別のものだ。アルコール分の列は各社が公表している値をそのまま入れている。
度数は公表値で24.50パーセント

アレキサンダーで最も多く検索されているのは度数だ。そして公表値を持っているのは、調べた範囲ではアサヒビールだけである。同社のレシピページには「アルコール度数 24.50%」と小数第2位まで載っている。これはワインのおよそ2倍、ビールのおよそ5倍にあたる数字だ。「見た目はミルクセーキのようだが強い」という言われ方は、ここまで具体的な値で裏づけられる。
24.50パーセントは材料の度数から再現できる
この24.50パーセントがどこから来ているのかは、同社の商品情報ページを合わせると分かる。ドンピエール V.S.O のアルコール分は37パーセント、ボルス クレーム・ド・カカオ ブラウンは24パーセントで、生クリームは0パーセント扱いになる。それぞれの分量に度数を掛けて完成量で割ると、次のようになる。
| 材料 | 分量 | アルコール分 | 分量×度数 | 純アルコール量 |
|---|---|---|---|---|
| ドンピエール V.S.O | 30ml | 37パーセント | 1,110 | 8.9g |
| ボルス クレーム・ド・カカオ ブラウン | 15ml | 24パーセント | 360 | 2.9g |
| 生クリーム | 15ml | 0パーセント | 0 | 0g |
| 合計 | 60ml | — | 1,470 | 11.8g |
1,470を60で割ると24.50になる。公表値と小数第2位まで一致する。純アルコール量のほうも、同社が示している「純アルコール量(g) = 内容量(ml) × アルコール分(%)/100 × 0.8」に当てはめると、ブランデーは30×0.37×0.8で8.88、カカオリキュールは15×0.24×0.8で2.88となり、ページに書かれている8.9グラムと2.9グラムに一致する。数字が一致することからもう1つ分かることがある。分母の60ミリリットルは材料の単純合計であって、シェイクで溶ける氷の分は入っていない。
純アルコール量は1杯で11.8グラム
度数よりも体への影響を見やすいのは純アルコール量のほうだ。アサヒの表記を足すと1杯で11.8グラムになる。厚生労働省のe-ヘルスネットは「近年、1ドリンク = 10gという基準量が提案され、使用されています。」と書いていて、この基準で言えばアレキサンダー1杯はおよそ1.2ドリンクにあたる。60ミリリットルの小さなグラス1杯が、5パーセントのビール300ミリリットル弱に相当すると考えると量の感覚がつかみやすい。
同じページには純アルコール量の求め方も「酒の量(mL) × 度数または% / 100 × 比重 = 純アルコール量(g)」と載っていて、メーカーが使っている式と同じものだ。分解にかかる時間の考え方はアルコールの分解時間の記事にまとめてある。
レシピを替えると度数は21パーセント台まで動く
IBAのレシピには銘柄の指定がないので度数も公表されていない。ただ、コニャックの標準的な40パーセント、ブラウンのクレーム・ド・カカオを24パーセントと置けば計算はできる。30×40と30×24を足して90で割ると21.33パーセントになる。この数字は当店の計算であって、IBAが公表したものではない。
つまり、公式2本のあいだで21.33パーセントと24.50パーセントに分かれる。日本語の解説でよく見る「18から20パーセント程度」という幅は、どちらの公式にも当たらない。クリームが入ることで薄まる印象があるためか低めに見積もられがちだが、クリームは体積を増やすだけで、そこに含まれるアルコールの量そのものは1グラムも減らない。
名前の由来をめぐる5つの説

アレキサンダーという名前の由来は、日本語では「考案したバーテンダーの名前」あるいは「広告キャンペーン」と説明されることが多い。しかし、アサヒビールが「カクテルのうんちく」の1本として公開している「王女様に捧げる一杯」を読むと、同社が挙げている説はもっと多く、しかも広告キャンペーンという説は含まれていない。
同ページは「ある人は紀元前四世紀のマケドニアに生まれたアレクサンドロス大王に、ある人は『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』を書いた文豪アレクサンドル・デュマ(大デュマ)に、またある人は『椿姫』を書いた方のアレクサンドル・デュマ(小デュマ)に、あるいはその辺のアレクサンダーなるバーテンダー諸氏に、このカクテルの起源を求めてきました。」と書いている。ここまでで4系統だ。
そのうえで5つ目として、フランス側の説が紹介される。「事情通のフランス人は、これはデンマークのアレクサンドラ王女がイギリス王室へと嫁いだとき、あるいは、嫁いだあと、夫のエドワード七世が即位してアレクサンドラが王妃になったときに、捧げられたカクテルだというのです。」その証拠として、「たいていのフランス人はいまなおこのカクテルを「アレクサンドラ」といってはばからない」ことが挙げられている。
| 説 | 由来とされる人物 | 手がかり |
|---|---|---|
| 1 | アレクサンドロス大王 | 紀元前4世紀のマケドニア |
| 2 | アレクサンドル・デュマ(大デュマ) | 『三銃士』『モンテ・クリスト伯』の作者 |
| 3 | アレクサンドル・デュマ(小デュマ) | 『椿姫』の作者 |
| 4 | アレクサンダーという名のバーテンダー | 特定の人物には絞られていない |
| 5 | アレクサンドラ王女(のちの王妃) | フランスでは今も「アレクサンドラ」と呼ぶ |
公式が5つ並べて1つに決めていない以上、この記事も1つに決めることはできない。カクテルの名前の由来がこうなるのは珍しいことではなく、カクテル言葉と名前の由来で扱っている他の銘柄でも同じ構図が繰り返し出てくる。
禁酒法時代に優勢だったのはジンのほうだった
いまアレキサンダーといえばブランデーが当たり前だが、同じアサヒのページは「そのフランス人でさえ、このカクテルにはブランデー・ベースのものだけでなく、ジン・ベースのものがあったことは認めていますし、アメリカで禁酒法が施行されていた1920年代には圧倒的にジン・ベースのものの方が優勢だったことも、記録のうえからはあきらかなことのように見えます。」と書いている。
つまり、ブランデー版があとから主流になったという順序そのものは、公式の記述で裏が取れる。禁酒法下のアメリカで質の悪いスピリッツの匂いを覆い隠すためにクリームと甘味が使われた、という説明はこのページには書かれていないので、ここでは踏み込まない。
ジン版の別名プリンセス・メアリーと1922年
同ページはさらに、ジン版に「プリンセス・メアリー」という別名があること、そしてそれが「かのアレクサンドラ王妃の孫娘にあたるメアリー王女が1922年に結婚した際に、さるイギリス人が記念につくったカクテルであるという複数の証言が確認できる」ことを書いている。その人物は「ロンドンのシローズ・バーにいたハリー・マッケルホン」で、ホワイト・レディやサイドカーの作者としても知られる、と続く。
ここで注意しておきたいのは、公式自身が断定を避けていることだ。「本当にこれが彼の「創作」であったかはわかりませんし、もしかしたら既存のカクテルにメアリー王女の名前をつけてしまっただけなのかもしれませんけれど。」と結ばれている。年と名前まで具体的に出ている話でも、公式が留保を付けているならその留保ごと引くのが正しい。ハリー・マッケルホンの名はサイドカーの記事にも出てくる。
ブランデーアレキサンダーという呼び方の扱い
「ブランデーアレキサンダー」という呼び方は日本語でも英語でも広く使われているが、これを公式カクテルの名前として書くことはできない。IBAの102品にこの名前の項目はなく、iba-world.com/iba-cocktail/brandy-alexander/ は404を返す。サイト内検索で brandy alexander を引いても結果は0件で、alexander で出てくるのは Alexander の1ページだけだった。アサヒのカクテルガイドでも同じで、レシピとして登録されているのは「アレキサンダー」1件のみである。
| 探した語 | 国際バーテンダー協会 | アサヒ カクテルガイド |
|---|---|---|
| アレキサンダー / Alexander | 1件 | 1件 |
| ブランデーアレキサンダー | 0件(直URLは404) | 0件 |
| アレクサンダー | — | 0件 |
| ジンアレキサンダー | 0件 | 0件 |
| プリンセス・メアリー | 0件 | 0件 |
| アレクサンドラ | 0件 | 0件 |
「ブランデーアレキサンダー」はジン版と区別するための通称と考えるのが実態に近い。公式の名前は日本語でも英語でもアレキサンダーだけだ。
カロリーと生クリームの表示をどう読むか

生クリームが入るので、アレキサンダーはカロリーの高い一杯だと説明されることが多い。方向としてはそのとおりだが、「1杯およそ何キロカロリー」と数字を書くには根拠が足りない。理由は2つあって、1つは法令と成分表で使われている用語がレシピの用語と違うこと、もう1つは体積を重さに直す公式の換算値が存在しないことだ。
法令に「生クリーム」という語は1度も出てこない
乳製品の規格を定めているのは「乳及び乳製品の成分規格等に関する命令」で、2024年4月1日施行の現行版を全文で検索すると「生クリーム」という語は0件、「クリーム」は60回出てくる。法令上の用語はあくまで「クリーム」で、定義は第二条に「この命令において「クリーム」とは、生乳、牛乳、特別牛乳又は生水牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したものをいう。」と書かれている。成分規格の側では乳脂肪分が18.0パーセント以上と定められている。
「乳等省令」という名前で引かれているのを見かけるが、これは現行の法令名ではない。同じ内容を指すなら「乳等命令」あるいは正式名称で書くのが正しい。賞味期限や表示の制度についてはお酒の賞味期限の記事でも触れている。
1杯何キロカロリーかを公式の根拠で出すことはできない
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年で「クリーム/乳脂肪」(食品番号13014)を引くと、可食部100グラム当たりのエネルギーは404キロカロリー、脂質は43.0グラム、水分は48.2グラムとなっている。古い版の433キロカロリーという数字がいまも引用されているが、増補2023年の値は404である。
| 成分 | 可食部100g当たり |
|---|---|
| エネルギー | 404kcal |
| 水分 | 48.2g |
| たんぱく質 | 1.9g |
| 脂質 | 43.0g |
| 炭水化物 | 6.5g |
問題は単位だ。成分表は100グラム当たりで書かれているのに、レシピは15ミリリットルや20ミリリットルとミリリットルで書かれている。ミリリットルをグラムに直すには比重が要るが、クリームの比重は成分表にも乳等命令にも載っていない。カカオリキュールについても、アサヒは4つの容量すべてでアルコール分と純アルコール量は公表しているが、エネルギーは公表していない。したがって「アレキサンダー1杯は何キロカロリー」と書かれている数字は、どこかで比重と糖質量を推定して積み上げたものであって、公表値ではない。この記事でも数字は出さない。
グラスホッパーやバーバラとの違いを数値で見る

アレキサンダーはカカオリキュールと生クリームを使う一群のカクテルの1つで、アサヒのカクテルガイドには同じ骨格の兄弟が何本も登録されている。公表度数が全部そろっているので、印象ではなく数字で比べられる。
| カクテル | 材料と分量 | 完成量 | 公表度数 | 純アルコール量 |
|---|---|---|---|---|
| バーバラ | ウオッカ30 / カカオブラウン15 / 生クリーム15 | 60ml | 26.00パーセント | 12.5g |
| アレキサンダー | ブランデー30 / カカオブラウン15 / 生クリーム15 | 60ml | 24.50パーセント | 11.8g |
| ゴールデンキャデラック | カカオホワイト20 / ガリアーノ20 / 生クリーム20 | 60ml | 22.00パーセント | — |
| グラスホッパー | カカオホワイト20 / ペパーミントグリーン20 / 生クリーム20 | 60ml | 16.00パーセント | 7.6g |
グラスホッパーはスピリッツ抜きで16.00パーセント
グラスホッパーの材料はボルス クレーム・ド・カカオ ホワイト20ml(3.8g)、ボルス ペパーミントグリーン20ml(3.8g)、生クリーム20mlで、ベースの分類は「リキュール」だ。ブランデーやウオッカのようなスピリッツは1滴も入っていない。それでも公表度数は16.00パーセントある。使っているリキュールがどちらも24パーセントあるためだ。
アレキサンダーとの差は8.5ポイント、純アルコール量では11.8グラムと7.6グラムで4.2グラムの差になる。色が違い、ミントの清涼感があり、スピリッツが入らないぶん軽い、という定性的な説明は正しい。ただし「グラスホッパーは12度くらい」と書かれているのを見かけるが、公表値は16.00である。詳しくはグラスホッパーの記事にまとめてある。
バーバラとの差はベースの30ミリリットルだけ
いちばん比較しやすいのがバーバラだ。ボルス クレーム・ド・カカオ ブラウン15ml、生クリーム15mlという部分がアレキサンダーと1ミリリットルも違わず、ベースの30ミリリットルがブランデーからウヰルキンソン・ウオッカ40°に替わっているだけである。ウオッカのほうが度数が高い(40パーセント対37パーセント)ので、公表度数は26.00と、アレキサンダーより1.5ポイント上がる。
ここから読み取れることは1つで、「ウオッカ版のほうがさっぱりしているから軽い」という言い方は味の話であって、強さの話としては逆になる。アサヒの説明文もバーバラを「さっぱりとしたウオッカが効いたクリーミーで、チョコレートの風味が漂う大人の味わい」としており、軽いとは書いていない。
生クリームを抜くと別のカクテルになる
生クリームを抜いたらどうなるかもよく聞かれる。ブランデーにミントのリキュールを合わせるとスティンガーになり、IBAの分量は 50 ml Cognac と 20 ml White Crème de Menthe だ。クリームは入らない。同じブランデーベースの食後酒でも、クリームがあるかないかで別の名前の飲みものになる。この系統はスティンガーとフレンチコネクションにそれぞれ記事がある。
合わせたいものと飲む場面
アサヒの分類でアレキサンダーに付いているタグは「ショートカクテル」「食後に」「ドラマティック」の3つだ。食後という位置づけは、同じカカオとクリームの兄弟すべてに共通している。甘さと脂肪分があるので、食前や食中に置くと後の料理の味が分かりにくくなる。
合わせるなら、カカオの方向をそろえるのがいちばん失敗しない。カカオ分の高いビターチョコレート、ナッツ、ドライフルーツあたりが素直に合う。逆に酸味の強い果物や塩気の強いおつまみは、クリームの口当たりとぶつかりやすい。デザートそのものと合わせると甘さが重なるので、アレキサンダーをデザートの代わりにするという使い方のほうが向いている。
ブランデーとカカオリキュールの選び方

材料は3つしかないので、選び方の余地があるのは実質2つだ。ここでは公表されている規格と価格をもとに、どこで選択肢が分かれるかを整理する。
コニャックを名乗れるかどうかで選択肢が変わる
IBAは材料を Cognac と指定している。コニャックはフランスの限られた地域で造られたブランデーだけが名乗れる呼称なので、この指定に従うなら選択肢はコニャックに限られる。一方、アサヒが使っているドンピエール V.S.O は同社の商品説明に「コニャックの原酒も使用しながら、手軽に飲めるおいしい味に仕上げたブランデーV.S.Oです。」とある製品で、コニャックそのものではない。640ミリリットルで参考小売価格は1,300円(税別)だ。
つまり、日本の公式レシピはコニャック以外のブランデーで組まれている。コニャックでなければならないという決まりは、日本国内の公式に関しては存在しない。コニャックの等級や銘柄ごとの違いはコニャックとブランデーの違いとブランデーの等級の記事にまとめてある。銘柄で選びたい場合はヘネシーやレミーマルタンの記事が参考になる。
味の設計としては、カカオの甘さに負けない香りの強さが要る。VSクラスは果実味が前に出て混ぜやすく、VSOP以上になると樽由来の甘い香りが加わって輪郭が出る。XOや長期熟成品は単体で完成しているので、混ぜるよりブランデーグラスでそのまま飲むほうが向いている。
カカオリキュールはブラウンとホワイトで色が変わる
アレキサンダーに使うのはブラウンのほうだ。アサヒの商品情報によると、ボルス クレーム・ド・カカオ ブラウンは700ミリリットルで参考小売価格1,940円(税別)、アルコール分24パーセント、JANコードは8716000964984。同社の説明では「カカオ豆からダークチョコレートのリッチなフレーバーを備えた成分を抽出して使用しています。」となっている。
| 製品 | 容量 | 参考小売価格(税別) | アルコール分 | 純アルコール量(30ml当たり) |
|---|---|---|---|---|
| ボルス クレーム・ド・カカオ ブラウン | 700ml | 1,940円 | 24パーセント | 5.8g |
| ボルス クレーム・ド・カカオ ホワイト | 700ml | 1,940円 | 24パーセント | 5.8g |
| ボルス ペパーミントグリーン | 700ml | 1,940円 | 24パーセント | 5.8g |
| ドンピエール V.S.O | 640ml | 1,300円 | 37パーセント | 8.9g |
| ウヰルキンソン・ウオッカ 40° | 720ml | 870円 | 40パーセント | 9.6g |
ホワイトのほうは同社の説明では蒸溜によってミルクチョコレートの味わいを生み出しているとされ、価格も度数もブラウンと同じだ。ホワイトに替えると色が薄くなり、味の方向がミルク寄りに動く。カカオ系のリキュール全般についてはチョコレートリキュールの記事も参照できる。
生クリームは乳脂肪分18.0パーセント以上のものが法令上の「クリーム」にあたる。植物性脂肪を使った代替品は法令上のクリームではないので、レシピの再現という点では乳脂肪のものを選ぶほうが公式に近い。アルコールを入れない形で楽しみたい場合はモクテルの考え方が使える。
飲まない洋酒の査定と買取について

アレキサンダーを1杯作るのに使うブランデーは30ミリリットルだ。700ミリリットルのボトルなら23杯分あることになり、カクテル用に買った1本を飲みきれないまま置いている、という話はよく聞く。ブランデーは開けたあとも度数が高いので急に傷むわけではないが、未開封のまま何年も置いてある高級品なら、飲まないと決めた時点で査定に出すという選択肢がある。
リンクサスグループでは洋酒の買取のほか、ウイスキー、日本酒、焼酎のカテゴリーごとに査定を受け付けている。未開封であること、箱や付属品が残っていること、ラベルの状態がよいことが評価に効く。当店の取り扱い商品はリンクサス酒販の商品ページから確認できる。
よくある質問

アレキサンダーの度数はどのくらいですか。
アサヒビールのカクテルガイドが公表している値は24.50パーセントです。ドンピエール V.S.O 30ml、ボルス クレーム・ド・カカオ ブラウン 15ml、生クリーム 15mlという同社のレシピを材料の度数から計算すると、(30×37+15×24)÷60で24.50となり、公表値と小数第2位まで一致します。国際バーテンダー協会のレシピは銘柄を指定していないため度数の公表値はありませんが、コニャックを40パーセントと置くと21.33パーセントになります。
アレキサンダー1杯の純アルコール量はどれくらいですか。
アサヒビールのレシピページに材料ごとの純アルコール量が併記されており、ブランデーが8.9グラム、カカオリキュールが2.9グラムで、合計11.8グラムです。厚生労働省のe-ヘルスネットが紹介している1ドリンク10グラムという基準に当てはめると、およそ1.2ドリンクにあたります。
アレキサンダーの黄金比は2対1対1で合っていますか。
アサヒビールの分量を比に直せば2対1対1になりますが、国際バーテンダー協会は1対1対1です。どちらも公式なので、片方だけを正解とすることはできません。なお「黄金比」という語はアサヒのカクテルガイドの検索でも国際バーテンダー協会のサイト内検索でも該当がなく、どちらの団体も使っていない表現です。
ブランデーアレキサンダーというのが正式名称ですか。
正式名称ではありません。国際バーテンダー協会の102品に Brandy Alexander という項目はなく、直接のURLは404を返します。同協会にあるのは Alexander の1ページだけです。アサヒビールのカクテルガイドでも登録されているレシピは「アレキサンダー」1件のみでした。ジン版と区別するための通称と考えるのが実態に近い呼び方です。
名前の由来は何ですか。
アサヒビールが公開している「王女様に捧げる一杯」というページには、アレクサンドロス大王、大デュマ、小デュマ、アレクサンダーという名のバーテンダー、デンマークのアレクサンドラ王女という5系統の説が並べて紹介されています。同社も1つに決めておらず、フランスでは今もこのカクテルを「アレクサンドラ」と呼ぶという指摘が添えられています。
グラスホッパーとの違いは何ですか。
材料と度数が違います。グラスホッパーはクレーム・ド・カカオ ホワイト20ml、ペパーミントグリーン20ml、生クリーム20mlで、スピリッツを使いません。公表度数は16.00パーセント、純アルコール量は7.6グラムです。アレキサンダーは24.50パーセント、11.8グラムなので、8.5ポイントの差があります。
生クリームなしでも作れますか。
クリームを抜くとアレキサンダーではなくなります。ブランデーにミントのリキュールを合わせたものは、国際バーテンダー協会ではスティンガーという別のカクテルとして登録されており、分量はコニャック50ml、ホワイト・クレーム・ド・マント20mlです。牛乳で代用すれば軽い口当たりにはなりますが、公式のレシピではありません。
アレキサンダー1杯のカロリーはどのくらいですか。
公式の根拠で数値を出すことはできません。日本食品標準成分表(八訂)増補2023年のクリーム(乳脂肪)は可食部100グラム当たり404キロカロリーですが、レシピはミリリットルで書かれており、クリームの比重は成分表にも法令にも載っていません。カカオリキュールについてもメーカーはエネルギーを公表していません。正確に知りたい場合は、使う製品ごとの栄養成分表示を合計してください。
ベースはコニャックでなければいけませんか。
国際バーテンダー協会のレシピはコニャックを指定していますが、アサヒビールの公式レシピが使っているドンピエール V.S.O は「コニャックの原酒も使用しながら、手軽に飲めるおいしい味に仕上げた」と説明されている製品で、コニャックそのものではありません。日本の公式に関しては、コニャックでなければならないという決まりはありません。
ウオッカで作ると軽くなりますか。
度数の面では逆に上がります。ウオッカで作るバーバラは、カカオリキュール15mlと生クリーム15mlがアレキサンダーと同じで、ベースの30mlだけがウヰルキンソン・ウオッカ40°に替わります。ウオッカのほうが度数が高いため、公表度数は26.00パーセントとアレキサンダーより1.5ポイント高くなります。































