アメリカンレモネードとは 公式レシピ集にこの名が無いことと酒税法上の扱い
アメリカンレモネードという呼び名は、飲食店のメニューでも家庭向けのレシピでも当たり前のように使われています。ところが公式のレシピ集をあたっていくと、この名前そのものが見つかりません。国際バーテンダーズ協会の一覧にも、国内メーカーが公開しているカクテルの検索窓にも出てこないのです。それでも同じ構成の飲み物が公式に存在しないわけではなく、別の名前で載っています。このページでは、名前がどこにあってどこに無いのかを実際にたどり、公表されている度数を材料の分量から検算し、さらに赤ワインを何かに注ぐという行為を酒税法がどう扱っているのかまで、条文をそのまま引きながら整理します。
アメリカンレモネードという名前がどこに無いのか

飲み物としての姿ははっきりしています。氷を入れたグラスにレモンの果汁と甘味と水分を合わせてレモネードを作り、その上に赤ワインを静かに重ねる。比重の差で下が黄色、上が赤紫に分かれ、混ぜずにそのまま口をつければ二つの味が順に来ます。作り方に難しいところはありません。難しいのは、この飲み物の名前を公式の資料で裏づけようとしたときです。
調べる先は二つあります。ひとつは国際バーテンダーズ協会(IBA)が公開している公式カクテルの一覧、もうひとつは国内の酒類メーカーが自社サイトで公開しているレシピ集です。前者は世界共通の目安として、後者は日本語で分量まで書かれた資料として、それぞれカクテルの記述の土台になります。この二つに当たれば、少なくとも「公的に定義された名前かどうか」は判断できます。
どこまでを確認したのか
IBAについては公式サイトの全カクテル一覧を最後のページまで開き、個別ページの識別子をすべて拾いました。その数は102件です。アサヒビールのカクテルガイドについては、検索窓に語を入れて返ってくる件数を数えました。検索が動いているかどうかを先に確かめたうえで、目的の語で0件になることを確認しています。取れなかったページについては何も書きません。確認できなかったことと、存在しないことは別物だからです。
IBAの公式一覧で赤ワインを浮かべるのはニューヨークサワーだった

IBAの公式カクテルは102品です。一覧はアルファベット順に並んでおり、Alexander、Americano、Angel Face と続きます。american-lemonade が入るとすれば Americano と Angel Face の間ですが、そこには何もありません。個別ページの住所を直接たどっても404が返ります。一覧に無いことは存在しないことの証明になりませんが、直接の住所まで確かめたうえでの不在です。
いっぽうで、赤ワインを最後に浮かべる公式カクテルは存在します。New York Sour です。分類は New Era で、材料の欄には 60 ml Rye Whiskey or Bourbon
、22.5 ml Simple syrup
、30 ml Fresh lemon juice
、Few Drops of Egg White
、そして 15 ml Red wine (Shiraz or Malbech)
と並びます。作り方の二行目は Strain into a chilled rocks glass filled with ice. Float the wine on top.
で、赤ワインを上に浮かべると明記されています。飾りは Garnish with lemon or orange zest with cherry.
です。
構成のどこが違うのか
並べてみると違いははっきりします。New York Sour はウイスキーがベースにあり、そこへシロップとレモン果汁と卵白が加わったうえで、仕上げに赤ワインが15ml乗ります。つまり赤ワインは装飾に近い量です。レモネードに赤ワインを重ねる形はベースの蒸留酒を持たず、アルコールは重ねた赤ワインだけから来ます。同じ「赤ワインを浮かべる」でも、酒の骨格がまるで違うわけです。ウイスキーを使う側の詳しい分量はニューヨークサワーの解説にまとめています。
アサヒのカクテルガイドでレモネードを名乗る6件

国内で分量まで公開されているレシピ集としては、アサヒビールのカクテルガイドが最も参照しやすい資料です。検索窓に「アメリカンレモネード」と入れると返ってくるのは0件でした。0件という結果は、検索が壊れているときにも出ます。そこで同じ窓に「レモネード」と入れたところ6件返りました。検索は動いており、そのうえで目的の語だけが0件だったということです。
返ってきた6件はカリフォルニア・レモネード、ホットウイスキー・レモネード、ウイスキー・レモネード、ホットフレンチレモネード、カティサーク&レモネード、レモネード(ノンアル)です。このうち赤ワインを材料に持つものはひとつもありません。ベースをワインに絞った検索では90件が返りますが、名前にレモネードを含むのはホットフレンチレモネードの1件だけです。レモンまで広げてもはちみつレモンホットワインが加わって2件で、どちらも温かい飲み物です。
レモネードそのものの公式の配合
6件のうち唯一アルコールを含まないのがレモネード(ノンアル)で、公表度数は0.00%です。材料はレモンジュース40ml、砂糖15ml、アサヒ 富士山のバナジウム天然水90mlの三つで、合計145mlになります。作り方は「氷の入ったコリンズグラスに材料を注ぎステアする。」の一文だけです。レモン果汁と甘味の比は40対15で、よく言われる2対1とは違う配合が公式には置かれています。
レモンと赤ワインを重ねる公式レシピは別の名前で実在する

アメリカンレモネードという名前は無くても、同じ構成の公式レシピはあります。アサヒビールのカクテルガイドにある樽ハイ・レモン&赤ワインです。紹介文は「樽ハイに赤ワインをフロートした、果実味と酸味の効いた爽やかな味わい」で、作り方の欄には「氷の入ったタンブラーに、樽ハイ倶楽部プレーン、レモンジュースを注ぎ、軽くステアする。仕上げに赤ワインをフロートさせる。(レモンジュースはレモンスライスに差替え可)」と書かれています。グラスはタンブラー、製法はビルドです。
材料は樽ハイ倶楽部プレーン80ml、レモンジュース10ml、アルパカ・カベルネ・メルロー60mlの三つです。レモンの酸味を土台にして最後に赤ワインを浮かべるという骨格は、レモネードに赤ワインを重ねる形とそのまま重なります。違うのは土台がレモネードではなく、ウオッカベースの樽詰め商品だという点だけです。
フロートを名前で探すと見つからない
ひとつ注意が要ります。検索窓に「フロート」と入れると10件返りますが、その中に樽ハイ・レモン&赤ワインは含まれません。レシピ名と材料名には「フロート」の語が無く、紹介文と作り方の文中にしか出てこないからです。検索の対象がどこまでかを確かめずに件数だけを根拠にすると、実在するレシピを取りこぼします。赤ワインをフロートする公式レシピをもうひとつ挙げるなら、麦焼酎<オレンジ&赤ワインフロート>が該当します。
公表されている度数を材料の分量だけで再現する

公表されている度数が何を数えた値なのかは、材料の分量から逆に確かめられます。材料の量に度数を掛けて足し、材料の量の合計で割る。それだけで公表値と一致するなら、その会社は氷が溶けた分も泡も勘定に入れず、材料の単純合計を完成量として扱っていることになります。
| レシピ名 | 材料と分量 | 材料の合計量 | 分量から計算した度数 | 公表されている度数 | 突合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 樽ハイ・レモン&赤ワイン | 樽ハイ倶楽部プレーン 80ml/レモンジュース 10ml/アルパカ・カベルネ・メルロー 60ml | 150ml | 9.47% | 9.47% | 一致 |
| 麦焼酎<オレンジ&赤ワインフロート> | 麦焼酎 かのか 25度 30ml/アルパカ・カベルネ・メルロー 30ml/オレンジジュース 15ml/ウィルキンソン トニック 15ml | 90ml | 12.67% | 12.67% | 一致 |
| カリフォルニア・レモネード | ブラックニッカディープブレンド 45ml/レモンジュース 20ml/ライムジュース 10ml/グレナデンシロップ 5ml/ウィルキンソン タンサン 50ml | 130ml | 15.58% | 15.58% | 一致 |
| レモネード(ノンアル) | レモンジュース 40ml/砂糖 15ml/アサヒ 富士山のバナジウム天然水 90ml | 145ml | 0.00% | 0.00% | 一致 |
四つとも表示されている桁まで一致しました。樽ハイ・レモン&赤ワインは合計150mlで公表9.47%、麦焼酎<オレンジ&赤ワインフロート>は合計90mlで公表12.67%、カリフォルニア・レモネードは合計130mlで公表15.58%です。カリフォルニア・レモネードだけは砂糖が小匙一杯という表記で分量がmlでないため、合計から外して計算しています。
純アルコール量の側からも確かめる
同じ資料には材料ごとの純アルコール量がグラムで載っています。計算式は麦焼酎 かのか 25度とブラックニッカディープブレンドの商品情報ページに明記されており、「純アルコール量(g) = 内容量(ml) × アルコール分(%)/100 × 0.8」です。樽ハイ倶楽部プレーンとアルパカのページにはこの式が置かれていません。この式に分量と度数を入れて、公表されているグラム数と合うかを見ます。
| 材料 | 分量 | 度数 | 式で求めた純アルコール量 | 公表されている純アルコール量 | 度数の出どころ |
|---|---|---|---|---|---|
| 樽ハイ倶楽部プレーン | 80ml | 8.0% | 5.1g | 5.1g | 商品情報ページに明記 |
| アルパカ・カベルネ・メルロー | 60ml | 13.0% | 6.2g | 6.2g | 商品情報ページに記載なし(逆算値) |
| 麦焼酎 かのか 25度 | 30ml | 25.0% | 6.0g | 6g | 商品情報ページに明記 |
| アルパカ・カベルネ・メルロー | 30ml | 13.0% | 3.1g | 3.1g | 商品情報ページに記載なし(逆算値) |
| ブラックニッカディープブレンド | 45ml | 45.0% | 16.2g | 16.2g | 商品情報ページに明記 |
五つの値がすべて一致しました。度数の側からも純アルコール量の側からも同じ答えになるので、この資料の数字は互いに整合しているといえます。同じ考え方を白ワインの側に当てはめたものはスプリッツァーの解説に、赤ワインとジンジャーエールの側はキティの解説にまとめています。
浮かべる赤ワインの度数は公式に書かれていない

ここまでの計算には、赤ワインの度数として13.0%という値を使いました。この数字の出どころははっきりさせておく必要があります。レシピで使われているアルパカ・カベルネ・メルローの商品情報ページを開くと、内容量、参考小売価格、JANコード、ヴィンテージは載っているのに、アルコール分の記載がありません。「アルコール分」「度数」「%」「%」のいずれもページ内に一度も出てこず、成分表そのものが置かれていません。
では13.0%はどこから来たのか。レシピ側に載っている純アルコール量6.2gを、先ほどの式で逆にたどった値です。純アルコール量6.2gだけを手がかりにすると12.8%から13.0%の幅までしか絞れませんが、完成品の公表度数9.47%から解くと13.0%に収束し、麦焼酎<オレンジ&赤ワインフロート>の12.67%から解いても同じ値になります。つまりこれは公表値ではなく、公表された別の数字から計算で求めた値です。
出どころを分けて書く理由
同じ会社の中で、樽ハイ倶楽部プレーンの8%は商品情報ページの成分表に明記されています。麦焼酎 かのか 25度の25%、ブラックニッカディープブレンドの45%も同じく明記されています。記載が無いのは赤ワインだけです。四つのうち三つが公表値、ひとつが逆算値という混ざり方をしているので、「メーカーが公表している度数」と一括りにしてしまうと、その一つだけが事実と違う書き方になります。
関連商品ラインナップ

レモネードに重ねる赤ワインは、渋みが穏やかで果実味の分かりやすいものが扱いやすくなります。取り扱い中のワインはワインの一覧から確認できます。泡で作る系統に寄せたい場合はシャンパンの一覧も参考になります。
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ここではワインの在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。
フロートに向く赤ワインと関連ワインカクテル30種を比較

浮かべる赤ワインの選び方と、同じくワインを割って作る飲み物の顔ぶれを横並びにしました。各行の説明文に味わいの方向と使いどころを書いています。赤ワインとコーラの組み合わせについてはカリモーチョの解説、白ワインとジンジャーエールについてはオペレーターの解説が対応します。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位定番・王道ベース
|
ジョルジュ・デュブッフ ボジョレー 赤 ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,200〜2,000円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
ガメイの軽快な赤。キティの王道ベース。 |
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2位格上・ガメイ
|
ルイ・ジャド ボジョレー・ヴィラージュ 赤 ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,500〜2,500円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
格上ガメイ。単体でもキティでも楽しめる。 |
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| 3位コスパ・ピノ | コノスル ビシクレタ ピノ・ノワール 赤 ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場800〜1,400円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
コスパ抜群のピノ。軽い赤カクテルの味方。 |
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| 4位コスパ・たっぷり向き | サンタ・ヘレナ アルパカ カベルネ・メルロー 赤 ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場600〜1,100円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
コスパの代名詞。たっぷり作るキティに。 |
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| 5位コスパ・大容量 | フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン 赤 ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場700〜1,300円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
大容量も選べる、気軽なキティの土台。 |
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| 6位果実味・豪 | イエローテイル シラーズ 赤 ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場900〜1,500円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
果実味豊かな豪定番。甘めのキティに。 |
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| 7位大容量・甘め | カルロ・ロッシ レッド 赤 ★★☆☆☆2/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,000〜1,800円前後(実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
大容量で人気。甘めのキティを手軽に。 |
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| 8位国産・定番 | メルシャン ボン・ルージュ 赤 ★★☆☆☆2/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場600〜1,000円前後(実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
国産ブランドの定番。毎日の軽い赤。 |
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| 9位国産・クセ少 | サントリー 酸化防止剤無添加のおいしいワイン 赤 ★★☆☆☆2/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場600〜1,100円前後(実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
クセの少ない国産赤。軽いキティに合う。 |
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10位定番・西
|
トーレス サングレ・デ・トロ 赤 ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,200〜2,000円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
雄牛のマスコットで知られる定番赤。 |
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| 11位定番・白 | トーレス ビーニャ・ソル 白 ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,200〜2,000円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
白+ジンジャーエール『オペレーター』に。 |
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| 12位コスパ・白 | サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 白 ★★☆☆☆2/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場600〜1,100円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
コスパ白。オペレーターやスプリッツァーに。 |
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| 13位果実味・白 | イエローテイル シャルドネ 白 ★★☆☆☆2/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場900〜1,500円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
果実味たっぷりの豪白。甘めの白割りに。 |
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| 14位国産・クセ少 | サントリー 酸化防止剤無添加のおいしいワイン 白 ★★☆☆☆2/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場600〜1,100円前後(実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
クセの少ない国産白。軽い白割りに。 |
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| 15位爽やか・辛口白 | フロンテラ ソーヴィニヨン・ブラン 白 ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場700〜1,300円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
爽やかな辛口白。すっきりした白割りに。 |
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| 16位定番・カバ | フレシネ コルドン・ネグロ カバ ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,200〜2,000円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
黒ボトルの定番カバ。泡のワインカクテルに。 |
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| 17位老舗・カバ | コドーニュ クラシコ ブリュット カバ ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,300〜2,200円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
カバの老舗。華やぐ泡カクテルの土台。 |
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| 18位人気・ベリーニ向き | プロセッコ DOC(伊スパークリング) ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,200〜2,200円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
ベリーニやミモザに向く伊の人気スパークリング。 |
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| 19位名門・シャンパン | モエ・エ・シャンドン アンペリアル ブリュット ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場6,000〜9,000円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
本格キール・ロワイヤルを贅沢に。 |
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| 20位甘口・低度数 | マルティーニ アスティ スプマンテ ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,200〜2,000円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
低めの度数で甘口。甘い泡カクテルに。 |
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21位定番・キール用
|
ルジェ クレーム・ド・カシス ド・ディジョン ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,800〜3,000円前後(700ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
キールの主役。白・泡に少量で華やぐ。 |
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| 22位名門・カシス | ルクサルド クレーム・ド・カシス ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,800〜3,000円前後(700ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
イタリアの名門が造るカシスリキュール。 |
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| 23位桃・ベリーニ向き | デカイパー ピーチツリー ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,200〜2,000円前後(700ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
ベリーニやファジーネーブルに使える桃。 |
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| 24位ロゼ・華やか | マルケス・デ・カセレス リオハ ロサード ロゼ ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,300〜2,300円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
華やかな色合い。ロゼのワインカクテルに。 |
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| 25位甘口・低度数ロゼ | ガロ ホワイトジンファンデル ロゼ ★★☆☆☆2/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場900〜1,500円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
甘口で低めの度数。甘いロゼ割りに。 |
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| 26位缶・手軽 | サントリー カクテルパートナー(缶ワインカクテル) ★★☆☆☆2/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場150〜250円前後(250ml缶・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
缶で手軽。割らずに飲める低アル。 |
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| 27位市販・サングリア | ヴィニャ・アルバリ サングリア 赤 ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場700〜1,200円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
市販サングリア。果実入りの赤を炭酸割りでも。 |
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| 28位国産・微発泡 | メルシャン ビストロ スパークリング ★★☆☆☆2/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場500〜900円前後(実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
手頃な国産微発泡。気軽な泡カクテルに。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 29位ノンアル・赤 | ヴィンテンス メルロー(ノンアルコール赤・0.00%) ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,000〜1,800円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
運転や妊娠中でも。ノンアルキティに。 |
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| 30位ノンアル・泡 | デュク・ドゥ・モンターニュ(ノンアルスパークリング・0.0%) ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
市場相場1,000〜1,800円前後(750ml・実勢・2026年6月時点) |
💎 プロのおすすめ
ノンアルの泡。乾杯やミモザ風に。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
価格の欄について。ワインと市販のワインカクテルは銘柄ごとの希望小売価格を公表しない例が大半のため、定価の欄には数値を入れず、市場相場の目安だけを記載しています。相場は2026年6月時点の実勢で、本文で引用した公式レシピや条文の取得時点(2026年8月4日)とは別のものです。この欄に金額を入れていない都合上、価格順の並べ替えと価格帯の絞り込みは働きません。産地や度数、味わいの方向は表の列としては出ないため、各行の説明文のほうに書いています。ヴィンテージや流通状況によって取り扱いは変わり、楽天やAmazonは同一商品が見つからない場合に空欄になります。
レモネードに赤ワインを注ぐ行為を酒税法はどう扱うか

ここから先は飲み方ではなく制度の話です。酒税法第四十三条には「みなし製造」という見出しが付いています。第一項の本文はこうです。酒類に水以外の物品(当該酒類と同一の品目の酒類を除く。)を混和した場合において、混和後のものが酒類であるときは、新たに酒類を製造したものとみなす。
文字どおり読むと、赤ワインにレモネードを注いだ時点で新しい酒類を製造したことになります。酒類の製造には免許が要るので、これが最後まで通るなら家庭で作るカクテルはすべて無免許製造ということになってしまいます。実際にはそうならない仕組みが同じ条文の中に置かれています。
炭酸を混ぜた場合の扱い
ついでに押さえておくと、第二項は前項の場合において、酒類に炭酸ガス(炭酸水を含む。以下この項において同じ。)の混和をした酒類の品目は、この法律で別に定める場合を除き、当該混和前の酒類の品目とする。
と定めています。炭酸で割っても品目は変わらないということです。ただし但し書きで、ただし、酒類に炭酸ガスを混和した酒類が発泡酒に該当する場合は、この限りでない。
という例外が置かれています。
なお酒税法の全文を通して「レモネード」という語は一度も出てきません。法令が定義しているのは酒類の品目であって、飲み物の呼び名ではないからです。この点はカクテルの名前を法令で裏づけようとしても無理だという理由にもなっています。
飲食店と自宅で線を引く第四十三条第十項と施行令第五十条第十三項

適用除外は第十項にあります。前各項の規定は、消費の直前において酒類と他の物品(酒類を含む。)との混和をする場合で政令で定めるときについては、適用しない。
括弧の中で「酒類を含む」と書かれているのが要点です。混ぜる相手が酒であっても構いません。
その「政令で定めるとき」の中身は酒税法施行令第五十条第十三項です。法第四十三条第十項に規定する消費の直前において酒類と他の物品(酒類を含む。)との混和をする場合で政令で定めるときは、酒場、料理店その他酒類を専ら自己の営業場において飲用に供することを業とする者がその営業場において消費者の求めに応じ、又は酒類の消費者が自ら消費するため、当該混和をするときとする。
二つの場面が並んでいる
この一文には場面が二つ並んでいます。ひとつは酒場や料理店が自分の営業場で客の求めに応じて混ぜる場面、もうひとつは消費者が自分で飲むために混ぜる場面です。バーでバーテンダーが作る場合も、自宅でグラスに注ぐ場合も、どちらもこの一文の中に収まります。条件は「消費の直前」であること、つまり作ってすぐ飲む形であることです。
保存を前提とする場合は別の項に移ります。第十一項は前各項の規定は、政令で定めるところにより、酒類の消費者が自ら消費するため酒類と他の物品(酒類を除く。)との混和をする場合(前項の規定に該当する場合を除く。)については、適用しない。
で、括弧の中が第十項と逆に「酒類を除く」になっています。施行令第五十条第十四項がこの側に三つの条件を付けており、混和前の酒類がアルコール分二十度以上であること、混ぜる物品が糖類や梅など定められたものであること、混和後に新たにアルコール分一度以上の発酵がないことの三つです。
さらに第十二項が前項の規定の適用を受けた酒類は、販売してはならない。
と続きます。家庭で作ることが認められている枠組みの中で作ったものを売ることはできない、という念押しです。お酒の分類そのものを整理した内容はお酒の種類の解説にまとめています。
瓶詰めして売られたとしたら品目は何になるのか

仮に商品として容器に詰めて売るとしたら、酒税法上どの品目になるのか。国税庁が公開している酒のしおりに品目の定義がまとめられているので、そこに当てはめてみます。
果実酒は「果実を原料として発酵させたもの(アルコール分が20度未満のもの)」と「果実に糖類を加えて発酵させたもの(アルコール分が15度未満のもの)」、それにオークのチップを浸したものと説明されています。赤ワインそのものはここに入ります。いっぽう甘味果実酒は「果実酒に糖類又はブランデー等を混和したもの」です。赤ワインに砂糖入りのレモネードを混ぜたものは、発酵させたわけではなく混和したものなので、こちらの説明に当てはまります。
リキュールとの境目
混成酒類にはリキュールもあります。定義は「酒類と糖類等を原料とした酒類でエキス分が2度以上のもの」で、スピリッツのほうは「上記のいずれにも該当しない酒類でエキス分が2度未満のもの」と書かれており、エキス分の数字だけで決まるのではなく、他の品目に当てはまらないことが前提になっています。甘味果実酒とリキュールはどちらも混成酒類に属し、境目は原料の中でぶどうの発酵物がどれだけ骨格を占めているかで動きます。しおりが示しているのは定義の概要までなので、実際にどちらの品目になるかは混ぜる物品と数量の限度まで見なければ決まりません。ここでは果実酒そのものではなくなる、というところまでにとどめます。
もうひとつ、発泡性を持たせた場合の線引きも押さえておきます。その他の発泡性酒類は「ビール及び発泡酒以外の酒類のうちアルコール分が11度未満で発泡性を有するもの」と定義されていますが、この11度という数字には「令和8年9月30日までは10度未満」という注が付いています。境目が2026年10月1日に切り替わるので、度数の線を引くときは時点を書き添える必要があります。炭酸で割ったアメリカンレモネードは度数の面ではどちらの線にも収まりますが、家庭で作るかぎり品目の話にはなりません。
よくある質問

アメリカンレモネードは国際バーテンダーズ協会の公式カクテルですか。
公式一覧には入っていません。国際バーテンダーズ協会(IBA)の公式カクテルは102品で、アルファベット順に並んだその一覧で Americano の次は Angel Face です。american-lemonade の個別ページも直接たどると存在せず、404が返ります。
日本の酒類メーカーの公式レシピ集にアメリカンレモネードはありますか。
アサヒビールのカクテルガイドの検索窓に「アメリカンレモネード」と入れると0件です。同じ窓に「レモネード」と入れれば6件返るので、検索そのものは動いています。返る6件はカリフォルニア・レモネード、ホットウイスキー・レモネード、ウイスキー・レモネード、ホットフレンチレモネード、カティサーク&レモネード、レモネード(ノンアル)で、いずれも赤ワインを使いません。
レモンと赤ワインを重ねる公式レシピは本当に存在しないのですか。
名前が違うだけで存在します。アサヒビールのカクテルガイドにある樽ハイ・レモン&赤ワインが、レモンの酸味に赤ワインを浮かべる構成そのものです。作り方の欄には「氷の入ったタンブラーに、樽ハイ倶楽部プレーン、レモンジュースを注ぎ、軽くステアする。仕上げに赤ワインをフロートさせる。(レモンジュースはレモンスライスに差替え可)」と書かれています。
樽ハイ・レモン&赤ワインの度数はどのくらいですか。
公表値は9.47%です。材料は樽ハイ倶楽部プレーン80ml、レモンジュース10ml、アルパカ・カベルネ・メルロー60mlで、合計150mlです。この分量と度数から計算しても同じ値になります。
浮かべる赤ワインの度数は公式に何%と書かれていますか。
書かれていません。レシピで使われているアルパカ・カベルネ・メルローの商品情報ページには、アルコール分も度数も%の記号も出てきません。レシピ側に載っている純アルコール量6.2gから逆算すると13.0%になりますが、これは公表値ではなく計算で求めた値です。
家でレモネードに赤ワインを注ぐのは酒税法に触れませんか。
触れません。酒税法第四十三条第一項は酒類に他の物品を混ぜた場合を原則として製造とみなしますが、同条第十項が消費の直前の混和を適用除外にしています。その範囲は酒税法施行令第五十条第十三項が定めており、飲食店が客の求めに応じて作る場合と、消費者が自分で飲むために作る場合が含まれます。
梅酒を作るときの決まりとは何が違うのですか。
根拠になる条文が違います。梅酒のように保存して後から飲むものは第四十三条第十一項の側で、施行令第五十条第十四項がアルコール分二十度以上という条件を付けています。赤ワインは二十度未満なのでこの条件を満たしません。飲む直前に注ぐアメリカンレモネードが乗るのは第十項の側です。
作ったアメリカンレモネードを人に売ることはできますか。
できません。第四十三条第十一項の適用を受けた酒類については、同条第十二項が「前項の規定の適用を受けた酒類は、販売してはならない。」と定めています。そもそも商品として容器に詰めて売るには酒類製造免許が必要で、家庭で作るための例外とは別の話になります。
瓶詰めして売られたとしたら、酒税法上の品目は何になりますか。
国税庁の酒のしおりにある定義に当てはめると甘味果実酒の側に寄ります。甘味果実酒は「果実酒に糖類又はブランデー等を混和したもの」と説明されており、赤ワインに砂糖入りのレモネードを混ぜたものはこの説明に当てはまります。エキス分が二度以上でぶどう以外の要素が主になればリキュールの定義とも重なります。
ニューヨークサワーとは何が違うのですか。
ニューヨークサワーはIBAの公式一覧に入っており、材料は Rye Whiskey or Bourbon が60ml、Simple syrup が22.5ml、Fresh lemon juice が30ml、卵白が数滴、そして Red wine が15mlです。ベースがウイスキーで卵白が入る点が、ベースを持たずレモネードそのものに赤ワインを重ねる形とは違います。












