ピーチフィズとは|黄金比は公式で1:3・作り方と度数を解説
ピーチリキュールを炭酸で割り、レモンで輪郭を付ける――ピーチフィズは、桃のやわらかな甘みに炭酸の刺激が重なる、家でも作りやすいロングカクテルだ。ただし多くの記事が「黄金比」として紹介している分量は、リキュールを造っているメーカー自身が公開しているレシピと一致していない。デ・カイパー公式のピーチフィズはピーチツリー1.5:クラブソーダ4.5、つまり1:3で、シェイクではなくビルド、砂糖も使わない。アサヒビールが公開しているピーチ・ソーダも30ml:90mlで同じ1:3である。この記事では公式レシピを社名付きで並べたうえで、作り方、度数の計算、ピーチツリーフィズとの呼び分け、ノンアル版、フィズ全体の一覧までを整理する。カクテルの分類そのものはカクテルとはの記事で扱っている。
ピーチフィズとは|桃のリキュールを炭酸で割るフィズ

ピーチフィズは、ピーチリキュールを炭酸で割って作るロングカクテルである。「フィズ」は炭酸ガスが立ちのぼるときの音に由来する呼び名で、ベースの酒に柑橘と炭酸を合わせるスタイル全体を指す。ジンで作ればジンフィズ、スミレのリキュールで作ればバイオレットフィズ、桃のリキュールで作ればピーチフィズという関係になる。
組み立てが単純なぶん、分量の振れ幅が大きい。バーで出てくる一杯と、レシピサイトで紹介される一杯と、リキュールメーカーが公式に案内している一杯は、それぞれ比率も技法も違う。この記事では最初に公式の数字を確定させてから、その周辺に手順とアレンジを置いていく。
読み方・英語表記と、検索でよく使われる表記のゆれ
読みは「ピーチフィズ」、英語表記は Peach Fizz。デ・カイパー社の米国サイトでも同じ綴りでレシピが公開されている。日本語で検索されるときは表記が割れやすく、実際に同じ一杯を指しているのに別の綴りで探されていることが多い。
| 入力される表記 | 種別 | 指しているもの |
|---|---|---|
| ピーチフィズ | 標準 | ピーチリキュールの炭酸割り |
| ピーチ フィズ/ピーチ・フィズ | スペース・中黒あり | 同上 |
| ぴーちふぃず/ぴーちふいず | ひらがな | 同上 |
| peachfizz/peach fizz | 英字 | 同上 |
| ピーチウィズ/ピーチウィズとは | 誤変換 | ピーチフィズのことが多い |
| ビーチフィズ | 誤変換 | 同上(濁点の入力ずれ) |
| ピーチツリーフィズ/ピーチ ツリー フィズ | 銘柄名付き | デ・カイパー オリジナル・ピーチツリーで作るピーチフィズ |
| ピーチソーダ/ピーチ・ソーダ | 別名称 | レモンを使わない炭酸割り。アサヒビールの公式レシピ名 |
| ピーチサワー | 近縁 | 焼酎やスピリッツを加えた炭酸割りを指すことが多い |
このうち「ピーチツリーフィズ」だけは、メーカー公式が正式に使っている呼称である。後の見出しで別立てにして扱う。
味の輪郭|甘いだけで終わらない理由
ピーチリキュールは単体だとかなり甘い。それを炭酸で3倍前後に薄め、レモンかライムを少量落とすと、甘さが後ろに下がって香りだけが前に残る。桃の香りは水に溶けやすく、炭酸の泡が立ちのぼるときに一緒に持ち上がってくるので、薄めても香りは痩せにくい。これがピーチフィズが「甘いのに重くない」と言われる理由だ。
逆に、リキュールの比率を上げすぎると香りより糖の粘りが勝つ。桃を強く感じたいときにリキュールを増やすのは、直感には合うが結果は逆になりやすい。
バーと家飲みでの位置づけ
バーでは食前や一杯目に選ばれることが多い。度数が低く、口当たりで人を選ばないためだ。家飲みではリキュール1本と炭酸水があれば成立するので、道具を揃えずに始められるカクテルの筆頭になる。同じリキュールでファジーネーブルやレゲエパンチ(ピーチウーロン)にも展開できるので、割り材を変えるだけで飲み方が増える。
ピーチフィズの黄金比|メーカー公式レシピを社名付きで比較

旧版からの訂正|「リキュール45ml:炭酸60ml」は公式のどれとも一致しない
この記事の以前の版では、黄金比として「ピーチリキュール45ml/レモン果汁20ml/シュガーシロップ小さじ1/炭酸60ml前後」と案内していた。これはメーカー公式のいずれの数字とも一致しないため訂正する。比率にすると1:1.33で、公式が示す1:3の半分以下しか炭酸が入っていない。
訂正の根拠は次の3件である。いずれも一次ソースにあたる。
- デ・カイパー社(米国)公式のPeach Fizz:ピーチツリー1.5パーツ、クラブソーダ4.5パーツ、ライム果汁少量。技法はビルド。砂糖の記載はない。
- アサヒビール公式カクテルガイドのピーチ・ソーダ:ボルス ピーチ30ml、ウィルキンソン タンサン90ml、カットレモン1/8個。技法はビルド、度数4.25%。
- アサヒビール公式カクテルガイドのジンフィズ:ドライジン45ml、レモンジュース20ml、砂糖2匙、ウィルキンソン タンサン85ml。技法はシェイク、度数14.10%。
3件目はフィズの原型であるジンフィズの公式値で、桃ではないが「フィズを作るときにソーダをどれだけ入れるか」の基準として参照できる。ベース45mlに対してソーダは85ml、つまり1:1.9。旧版の60mlはここからも不足していた。
公式レシピ横断表(デ・カイパー/キリン/アサヒビール)
| 出典 | 名称 | ベース | 炭酸 | 酸味・甘み | 技法 | 比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| デ・カイパー社(米国)公式 | Peach Fizz | ピーチツリー 1.5パーツ | クラブソーダ 4.5パーツ | ライム果汁 少量 | ビルド | 1:3 |
| アサヒビール公式 | ピーチ・ソーダ | ボルス ピーチ 30ml | ウィルキンソン タンサン 90ml | カットレモン 1/8個 | ビルド | 1:3 |
| アサヒビール公式 | ジンフィズ | ドライジン 45ml | ウィルキンソン タンサン 85ml | レモンジュース20ml+砂糖2匙 | シェイク | 1:1.9 |
| 本記事 旧版(訂正前) | ピーチフィズ | ピーチリキュール 45ml | 炭酸 60ml前後 | レモン20ml+シロップ小さじ1 | シェイク | 1:1.33 |
| 本記事 新版(推奨) | ピーチフィズ | ピーチリキュール 45ml | 炭酸 135ml | レモンまたはライム 1/8個ぶん | ビルド | 1:3 |
公式2社が独立に1:3で揃っている点は重い。デ・カイパーはピーチツリーを1984年に生み出した造り手であり、アサヒビールはボルスの国内取扱を通じて自社サイトで分量と純アルコール量まで公開している。桃のリキュールを炭酸で割るという同じ課題に対して、別々の会社が同じ答えを出していることになる。
1:3と1:2、どちらを選ぶか
1:3は公式値で、飲み口が軽く、食事と合わせても邪魔にならない。一方でグラスが大きい場合や氷が多い場合は、溶け水でさらに薄くなるため香りが痩せることがある。その場合はリキュールを増やすのではなく、氷を大きくして炭酸を1:2.5まで詰めるほうが香りは残る。
| 比率 | リキュール45mlのときの炭酸量 | 仕上がりの度数目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 1:4 | 180ml | 約4.0% | 長時間かけて飲む・暑い日 |
| 1:3(公式) | 135ml | 約4.9% | 標準。食事と合わせる |
| 1:2.5 | 115ml | 約5.5% | 香りを立てたいとき |
| 1:2 | 90ml | 約6.5% | 小さめのグラス・食前の一杯 |
| 1:1.33(旧版) | 60ml | 約8.4% | 甘さが前に出やすく推奨しない |
度数はアルコール分20%のピーチリキュールを使い、氷の溶け水を含まない前提で計算した概算である。
ピーチフィズの作り方|ビルドとシェイク、2通りの手順

ピーチフィズには技法が2通りある。メーカー公式はビルド、古典的なフィズの教本はシェイクを採る。どちらが正しいかではなく、狙う味が違う。
ビルドで作る(デ・カイパー公式の手順)
デ・カイパー公式の手順は「氷の上に注ぎ、静かにステアし、クラブソーダで満たしてライムかレモンを少量落とす」で、難易度は初心者向けと表記されている。実際の分量に置き換えると次のようになる。
| 工程 | 作業 | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | タンブラーに氷を入れる | グラスの8分目まで |
| 2 | ピーチリキュールを注ぐ | 45ml |
| 3 | 軽くステアして冷やす | 2〜3回転 |
| 4 | 冷えた炭酸で満たす | 135ml(1:3) |
| 5 | ライムかレモンを搾る | 1/8個ぶん |
| 6 | 縦に一度だけ混ぜる | 1回 |
ビルドの利点は泡が最大限残ること。桃の香りは炭酸の泡に乗って立ちのぼるので、泡を殺さないことがそのまま香りの強さになる。
シェイクで作る(フィズの伝統的な手順)
アサヒビールのジンフィズが採っているのがこちらで、レモンジュースと砂糖をベースと一緒にシェイクしてから注ぎ、最後にソーダで満たす。酸味と甘みを均一に混ぜ込みたいときに向く。ピーチで作る場合は、リキュール自体に糖が入っているぶん砂糖を減らすのが要点になる。
| 工程 | 作業 | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | シェイカーに氷とリキュール、レモン果汁を入れる | 45ml+15ml |
| 2 | 甘みを足すなら砂糖またはシロップ | 小さじ1/2まで |
| 3 | 全体が冷えるまでシェイクする | 15回前後 |
| 4 | 氷を入れたタンブラーに注ぐ | ― |
| 5 | 冷えた炭酸で満たす | 85〜120ml |
| 6 | 縦に一度だけ混ぜる | 1回 |
シェイクを挟むと氷が細かく削れて水が入るため、同じ分量でも仕上がりは1%前後薄くなる。度数を抑えたいときはむしろ好都合だ。
道具と代用|シェイカーがない場合
| 道具 | 役割 | 代用 |
|---|---|---|
| シェイカー | 冷却と混和 | 蓋付きの保存瓶。氷を多めに入れて短時間で振る |
| メジャーカップ | 分量の再現 | 大さじ1=15ml、計量スプーンで代用可 |
| バースプーン | 縦の混和 | 菜箸。グラスの底まで届くもの |
| タンブラー | 200〜300mlの容量 | 耐熱でないコップで可。細長いほど泡が持つ |
| 製氷皿 | 大きめの氷 | 市販のロックアイス。溶け水が少ない |
道具そのものの選び方はお酒の道具の記事でも整理している。
ピーチツリーフィズとは|ピーチフィズとの違いを整理する

「ピーチツリーフィズ」は、ピーチフィズの別名ではなく銘柄名が入った呼称である。デ・カイパー オリジナル・ピーチツリーで作ったピーチフィズを指す。日本での取扱元であるキリンは公式サイトで、ソーダで割った「ピーチツリーフィズ」をこの銘柄の代名詞と位置づけ、オレンジで割ったファジーネーブルと並べて紹介している。
オリジナル・ピーチツリーの基礎データ
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 商品名 | オリジナル・ピーチツリー | キリン公式 |
| アルコール度数 | 20% | キリン公式 |
| 容量 | 700ml | キリン公式 |
| 原産国 | オランダ | キリン公式 |
| 価格 | オープン価格 | キリン公式 |
| 誕生年 | 1984年 | キリン公式 |
| 原料の特徴 | 黄桃果汁を使用した無色透明のリキュール | キリン公式 |
| 発売初年の実績 | 100万ケース以上(約990万リットル) | 1995年デ・カイパー社調べ/キリン公式 |
| 代表的な飲み方 | ソーダ割り(ピーチツリーフィズ)、オレンジ割り(ファジーネーブル) | キリン公式 |
無色透明であることは味の設計に効いている。色が付いていないぶん、炭酸で割ったときの見た目は淡く、レモンやライムを添えたときの色がそのまま出る。桃色の一杯を想像して作ると、実物は思ったより透明に近い。
呼び分けの実態|銘柄名が付くとき、付かないとき
| 呼称 | ベース | 意味の範囲 |
|---|---|---|
| ピーチフィズ | ピーチリキュール全般 | 銘柄を問わない一般名 |
| ピーチツリーフィズ | デ・カイパー オリジナル・ピーチツリー | 銘柄を指定した呼び方 |
| ピーチ・ソーダ | ピーチリキュール全般 | レモンを使わない炭酸割り(アサヒビール公式の名称) |
| ピーチツリーサワー | オリジナル・ピーチツリー | キリンが提案する食事向けのサワー |
したがって「ピーチツリーフィズとピーチフィズの違いは何か」という問いへの答えは、作り方の違いではなく、銘柄を明示しているかどうかということになる。別のメーカーのピーチリキュールで作ったものをピーチツリーフィズと呼ぶのは、厳密には正しくない。
日本流通版20%と米国版15%|同じ銘柄で度数が違う
ここが計算を狂わせる点である。キリンが案内している日本流通版のオリジナル・ピーチツリーはアルコール度数20%。一方でデ・カイパー社の米国サイトはコーディアル/リキュール全体を「15%〜50%」と表記しており、米国で流通しているピーチツリーは日本版より低い帯に入る。公式レシピの分量をそのまま使っても、手元のボトルが何%かで仕上がりが変わる。
| 使用するボトル | 度数 | 1:3で作ったときの仕上がり | 純アルコール量 |
|---|---|---|---|
| 日本流通版 オリジナル・ピーチツリー | 20% | 約4.9% | 約7.1g |
| 米国流通の低め帯のピーチリキュール | 15% | 約3.7% | 約5.3g |
| 国産の甘口ピーチリキュール | 17%前後 | 約4.2% | 約6.0g |
リキュール45mlを炭酸135mlで割り、氷の溶け水を含まない前提の概算。純アルコール量はアルコールの比重0.789で換算している。ラベルの度数表示を確認してから比率を決めるのが、いちばん確実な調整になる。
ベースのピーチリキュールの選び方

ピーチフィズは材料が少ないので、リキュールの性格がそのまま一杯の性格になる。選ぶときの軸は3つ、色と果肉感、度数、容量である。
タイプ別|無色透明か、果肉感か
| タイプ | 見た目 | 炭酸割りでの出方 | 向いている作り方 |
|---|---|---|---|
| 無色透明・香り主体 | ほぼ透明 | 香りが立ち、後味が軽い | 1:3のビルド |
| 果汁感の強い白桃系 | うっすら濁る | 甘みが残り飲みごたえが出る | 1:3.5〜4で薄めに |
| 黄桃系 | 淡い黄色 | 厚みのある甘さ | レモンを多めに |
| ピューレ入り | 不透明 | 泡が消えやすい | シェイクせずビルド |
| 低アルコールの甘口 | 透明〜淡色 | 度数が3%台まで落ちる | 1:2で締める |
最初の1本を選ぶなら無色透明・香り主体のものが扱いやすい。分量を変えたときの味の変化が読みやすく、ファジーネーブルやチャイナブルーのような他のカクテルにも回せる。
価格帯と容量の目安
| 容量 | 作れる杯数(45ml換算) | 使い切りの目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 200ml前後 | 約4杯 | 2〜3週間 | 初めて試す |
| 500ml | 約11杯 | 2〜3か月 | 月に数回作る |
| 700ml | 約15杯 | 3〜4か月 | 定番として置く |
| 1000ml | 約22杯 | 半年前後 | 複数人で飲む |
多くの輸入リキュールはオープン価格のため定価が設定されていない。オリジナル・ピーチツリーもキリン公式で価格はオープン価格と明記されている。相場を見るときは実勢価格を並べて比べることになる。
手に入らないときの代用
ピーチリキュールが手元にないときは、桃の果汁飲料に無色のスピリッツを合わせる方法がある。ただし糖度と香りの密度が違うので、公式比率をそのまま当てても同じにはならない。桃ジュース90mlに度数40%のスピリッツ20ml、炭酸60mlあたりから始めると近い輪郭になる。リキュールそのものの分類はリキュールとはの記事で扱っている。
関連商品ラインナップ

リンクサス酒販で取り扱っている洋酒の在庫から一部を掲載している。当店はプレミア酒・希少酒を中心とした品揃えのため、カクテル用の定番リキュールそのものは常時在庫があるとはかぎらない。掲載しているのは、同じ棚に並べて楽しめる洋酒や、贈り物に選ばれることの多いボトルが中心になる。当日14:00までのご注文で当日発送に対応している。
在庫は日々動くため、価格と状態は各カードのリンク先で最新の情報を確認してほしい。気になる一本が品切れの場合でも、近いタイプの銘柄をカードからたどれる。
「ピーチフィズとは|黄金比は公式で1:3・作り方と度数を解説」に関連するおすすめ商品
ここではその他スピリッツの在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。
ピーチフィズに使うリキュール30銘柄を比較

ピーチフィズの主役はピーチリキュールだが、同じフィズのスタイルで置き換えられるリキュールは幅広い。下の表では、ピーチを含めたカクテル用リキュール30銘柄をタイプ・度数・産地・特徴・購入先で横断比較できるようにしている。多くの輸入リキュールはオープン価格のため定価は掲載せず、市場相場の目安と各モールの実勢価格を並べている。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位
|
ディサローノ アマレット 700ml ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
公式サイトに希望小売価格の記載なし |
💎 プロのおすすめ
杏の核のオイルを香りの源とし、公式にナッツ不使用と明記。公式サイトは度数・容量・価格を公表していない。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 2位 | ラッツァローニ アマレット 1851 700ml 24% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
アマレッティ菓子を浸漬して造る。公式は浸漬製法ゆえ24%で釣り合うと説明している。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 3位 | ルクサルド アマレット ディ サスキラ 700ml 24% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
公式表記は24%。マラスキーノの名門による一本。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 4位 | ディサローノ ベルベット 700ml 17% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ディサローノにクリームを重ねた派生品。公式が低アルコール(17%)と明記している。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
5位
|
フランジェリコ ヘーゼルナッツ 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ヘーゼルナッツの香ばしい甘み。修道士型ボトルが目を引く食後酒。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 6位 | アドリアティコ アマレット ロースト 700ml 28% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
シチリア産アーモンドを焙煎して使う。同銘柄のビアンコは16%で、シリーズ内でも度数差が大きい。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
7位
|
コアントロー 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
オレンジ香る無色のキュラソー。マルガリータなど名作カクテルの要。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
8位
|
グラン マルニエ コルドンルージュ 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
コニャックにオレンジを掛け合わせた贅沢な銘酒。香り高い万能リキュール。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 9位 | ボルス トリプルセック 700ml 38% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
手頃で使いやすいトリプルセック。カクテルの基本オレンジリキュール。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
10位
|
リモンチェッロ 500ml 30% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
南イタリアのレモンリキュール。よく冷やして食後酒に。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
11位
|
ルジェ クレーム ド カシス 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
カシスの果実感が濃厚。キールやカクテルの定番ベリーリキュール。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
12位
|
チェリーヒーリング 700ml 24% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
熟したチェリーの濃厚な甘み。シンガポールスリングに欠かせない銘酒。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 13位 | シャンボール ブラックラズベリー 500ml 16.5% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
黒ラズベリーの濃密な甘み。丸いボトルが印象的なベリーリキュール。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
14位
|
ミドリ メロンリキュール 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
サントリーの商品情報ページが公表する希望小売価格は700ml瓶で2,420円(消費税別) |
💎 プロのおすすめ
鮮やかな緑とメロンの甘い香り。世界で人気の和製リキュール。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
15位
|
デカイパー ピーチツリー 700ml 20% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
みずみずしい桃の甘い香り。ファジーネーブルでおなじみ。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
16位
|
ベイリーズ オリジナル アイリッシュクリーム 700ml 17% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ウイスキーと生クリームのまろやかな甘さ。デザート感覚で楽しめる。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
17位
|
カルーア コーヒーリキュール 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
コーヒーの濃厚な香り。カルーアミルクで親しまれる定番リキュール。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
18位
|
マリブ ココナッツ 700ml 21% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ラムベースにココナッツの甘い香り。トロピカルカクテルの定番。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
19位
|
ティア マリア コーヒーリキュール 700ml 20% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ジャマイカ産コーヒーの上品な香り。カルーアと並ぶ定番コーヒー系。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
20位
|
カンパリ 750ml 25% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ハーブの苦味と鮮烈な赤が個性。ネグローニやスプモーニの主役。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
21位
|
アペロール 750ml 11% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
カンパリより甘く度数も低い。スプリッツで世界的に人気の食前酒。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
22位
|
イエーガーマイスター 700ml 35% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ハーブとスパイスを浸漬して造るドイツの食後酒。よく冷やしてショットで人気。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 23位 | ガリアーノ ボニート 700ml 30% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
バニラとアニスが香る黄金色のリキュール。背の高いボトルが象徴。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
24位
|
モリナリ サンブーカ エクストラ 700ml 40% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
アニスの清涼な甘み。コーヒー豆を浮かべて楽しむ食後酒。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
25位
|
ベネディクティン DOM 750ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
薬草と蜂蜜の甘み。気品ある香りの古典リキュール。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 26位 | ドランブイ 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
スコッチに蜂蜜とハーブを加えた銘酒。ラスティネイルの主役。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
27位
|
サザンカンフォート 750ml 21% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ピーチと果実が香るアメリカ南部のリキュール。コーラ割りが定番。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 28位 | パッソア パッションフルーツ 700ml 17% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
パッションフルーツの南国感。鮮やかな赤がカクテルに映える。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 29位 | マリーブリザール トリプルセック 700ml 38% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
1755年創業の老舗が手がけるトリプルセック。上品なオレンジ香。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 30位 | マルティーニ ロッソ ベルモット 750ml 15% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
世界で愛される赤ベルモット。マンハッタンなど定番カクテルの土台。 |
LINXASで探すコレクション | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
多くの輸入リキュールはオープン価格のため定価(list_price)は掲載せず市場相場の目安のみを記載しています(2026年6月時点の実勢)。楽天/Amazon価格は各モールの実勢で、同一銘柄・容量が見つからない場合は空欄になります。カクテル用の定番リキュールはリンクサス酒販(プレミア・希少酒専門)では現在お取り扱いがないため購入先は楽天・Amazonをご案内し、リンクサス在庫がある希少ボトルは商品ページから確認できます。価格・在庫は変動します。
表の並べ替えと絞り込みで、度数の低い順や価格帯から候補を絞れる。ピーチフィズを起点に別のフィズへ広げたい場合は、まず度数15〜25%の帯から選ぶと同じ比率がそのまま使える。
おいしく作るコツ|炭酸・氷・レモンの扱い

材料が3つしかないぶん、差が出るのは扱い方のほうである。押さえる点は3つだけだ。
炭酸の入れ方|混ぜるのは縦に一度だけ
デ・カイパー公式もアサヒビール公式も、炭酸を加えたあとは「軽くステア」としている。ここで何度もかき混ぜると泡が抜け、香りを持ち上げる力が落ちる。バースプーンを氷の間にまっすぐ差し込み、底から一度だけ持ち上げる。これで比重の差は十分に均される。
| やりがちな操作 | 起きること | 代わりにやること |
|---|---|---|
| 炭酸を勢いよく注ぐ | 泡が一気に抜ける | グラスの縁を伝わせて注ぐ |
| 何度も横に混ぜる | 香りが弱くなる | 縦に一度だけ持ち上げる |
| 常温の炭酸を使う | 泡持ちが短い | 冷蔵庫で冷やしてから使う |
| 開封して時間が経った炭酸を使う | 気が抜けている | 小容量を都度開ける |
| グラスが常温 | 注いだ瞬間に泡が飛ぶ | グラスも冷やす |
氷の大きさと量
氷は大きいほど溶けにくく、味が薄まりにくい。家庭用製氷皿の小さな氷しかない場合は、量を多めに入れて隙間を減らすと溶けるスピードが落ちる。グラスの8分目まで入れるのが目安になる。
| 氷の種類 | 溶けやすさ | 10分後の薄まり | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| ロックアイス(大) | 遅い | 小さい | ゆっくり飲む |
| 製氷皿の角氷 | ふつう | 中くらい | ふだん使い |
| クラッシュドアイス | 速い | 大きい | フローズン寄りにしたいとき |
| 冷凍庫で長期保存した氷 | ふつう | 中くらい | においが移るため非推奨 |
レモンと甘みの調整
公式レシピはいずれも柑橘を少量しか使わない。デ・カイパーは「ライム果汁少量」、アサヒビールのピーチ・ソーダは「カットレモン1/8個」である。ピーチリキュールにもともと糖が入っているため、砂糖やシロップを足すのは基本的に不要で、足すとしても小さじ1/2までにとどめたい。
| 柑橘の量 | 味の変化 | おすすめの場面 |
|---|---|---|
| なし | 桃の甘さがそのまま出る | ピーチ・ソーダとして飲む |
| 1/8個ぶん(公式) | 甘さが後ろに下がる | 標準 |
| 1/4個ぶん | 酸味が前に出る | 食事と合わせる |
| 果汁20ml | サワー寄りになる | シェイクで作るとき |
炭酸の扱い自体はジンソーダの記事やカンパリソーダの記事とも共通する。
ピーチフィズの度数とカロリーの目安

度数の計算の前提を先に決める
ピーチフィズの度数が「4%」とも「7%」とも書かれるのは、前提が揃っていないからだ。決めるべきは3つ、リキュールの度数、比率、氷の溶け水を含めるかどうかである。この記事ではリキュール20%・1:3・溶け水を含めないを標準として計算している。
| 前提 | この記事の設定 | 変えたときの影響 |
|---|---|---|
| リキュールの度数 | 20%(日本流通版) | 15%なら約1.2ポイント下がる |
| 比率 | 1:3 | 1:2なら約1.6ポイント上がる |
| 氷の溶け水 | 含めない | 含めると0.5〜1.0ポイント下がる |
| シェイクの有無 | ビルド | シェイクすると約1ポイント下がる |
ピーチ系ロングドリンクの度数比較
アサヒビールは自社のカクテルガイドで、各レシピの度数と純アルコール量を公開している。公式値が取れるものは公式値を、それ以外は同じ前提で計算した概算を併記した。
| ドリンク | ベース | 割り材 | 度数 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| ピーチ・ソーダ | ボルス ピーチ 30ml | ソーダ 90ml | 4.25% | アサヒビール公式 |
| ピーチフィズ(1:3・20%) | ピーチリキュール 45ml | 炭酸 135ml | 約4.9% | 本記事の計算 |
| ピーチフィズ(1:2・20%) | ピーチリキュール 45ml | 炭酸 90ml | 約6.5% | 本記事の計算 |
| ファジーネーブル | ピーチリキュール 45ml | オレンジジュース 135ml | 約5% | 本記事の計算 |
| ジンフィズ | ドライジン 45ml(47.5度) | ソーダ 85ml | 14.10% | アサヒビール公式 |
| ピーチリキュール ストレート | ― | ― | 20% | キリン公式 |
同じ桃のリキュールを使っていても、ジンフィズとは3倍近い開きがある。フィズという名前が共通していても度数は共通していない。お酒の強さの感じ方そのものはお酒に強い・弱いの記事で扱っている。
純アルコール量で見た適量
カロリーはリキュールの糖分に左右され、オープン価格の輸入リキュールでは栄養成分が公表されていないことが多い。そのため、この記事では公表値が取れる純アルコール量を基準に置く。アサヒビール公式はボルス ピーチ30mlの純アルコール量を4.1gと明記している。アルコール1gあたりのエネルギーは約7kcalなので、アルコール由来分だけで約29kcal、これに糖分が加わる形になる。
| 杯数 | 純アルコール量(20%・45ml) | アルコール由来のエネルギー概算 |
|---|---|---|
| 1杯 | 約7.1g | 約50kcal |
| 2杯 | 約14.2g | 約100kcal |
| 3杯 | 約21.3g | 約150kcal |
| 4杯 | 約28.4g | 約200kcal |
飲み口が軽いぶん杯数が進みやすいのがピーチフィズの特徴でもある。飲酒は20歳になってから、体調と場面に合わせた量で楽しんでほしい。
ノンアル版・フローズン・割り材アレンジ

ノンアルコールで作る(バージン・ピーチフィズ)
ピーチフィズは構造が単純なので、アルコールを抜いても輪郭がほとんど変わらない。ベースをピーチリキュールからノンアルコールのピーチシロップや桃の果汁飲料に替え、同じ1:3の考え方で炭酸を合わせる。名前としては「バージン・ピーチフィズ」と呼ばれることが多い。
| 材料 | 分量 | ポイント |
|---|---|---|
| 桃のシロップ | 30ml | 糖度が高いので少なめから |
| 桃の果汁飲料 | 60ml | 果汁分が高いほど香りが残る |
| 無糖の炭酸水 | 120ml | 甘さを打ち消す役割 |
| レモンまたはライム | 1/8個 | 入れないと甘さが立つ |
| 氷 | グラス8分目 | 大きめが望ましい |
シロップだけで作ると甘さが勝つので、果汁飲料と半分ずつ合わせるとバランスが取りやすい。ノンアルコール飲料の表示の考え方はノンアルシャンパンの記事でも整理している。
フローズンとピーチ・リッキー
| アレンジ | 変える点 | 味の方向 |
|---|---|---|
| フローズン・ピーチ | クラッシュドアイスと一緒に撹拌 | 甘さがまろやかになり量感が出る |
| ピーチ・リッキー | 砂糖を使わずライムを丸ごと搾る | 甘さを削り酸味で締める |
| ピーチ・コリンズ | 背の高いグラスで炭酸を増やす | さらに軽く、長く飲める |
| ピーチ・ハイボール | 炭酸をトニックに替える | 苦みが加わり食事向きになる |
| ホット・ピーチ | 炭酸をお湯に替える | 香りが強く立つ。泡は消える |
割り材別の味の変化
| 割り材 | できるもの | 甘さ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 炭酸水(無糖) | ピーチフィズ/ピーチ・ソーダ | ふつう | 香りがいちばん立つ |
| トニックウォーター | ピーチトニック | やや甘い | 苦みで輪郭が出る |
| オレンジジュース | ファジーネーブル | 甘い | 果汁の厚みが出る |
| ウーロン茶 | レゲエパンチ | 控えめ | 渋みで甘さが消える |
| グレープフルーツジュース | ピーチグレープフルーツ | 控えめ | 酸味と苦みが同時に来る |
| 牛乳 | ピーチミルク | 甘い | とろみが出る。泡は立たない |
| ジンジャーエール | ピーチバック | 甘い | 生姜の辛みが後を引き締める |
| スパークリングワイン | ベリーニ寄り | ふつう | 度数が上がる |
フィズ一覧とピーチカクテルの違い|カクテル言葉まで

フィズと名の付くカクテル一覧
「フィズとは何か」を一言でいえば、ベースの酒に柑橘と甘み、炭酸を合わせたロングドリンクの総称である。ベースを差し替えるだけで名前が変わる。
| 名称 | ベース | 度数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ジンフィズ | ドライジン | 14.10%(アサヒビール公式) | フィズの原型 |
| ピーチフィズ | ピーチリキュール | 約4.9% | 桃の香りが主役 |
| ピーチツリーフィズ | オリジナル・ピーチツリー | 約4.9% | 銘柄を指定した呼び方 |
| バイオレットフィズ | バイオレットリキュール | 約5〜8% | 紫色が特徴 |
| カシスフィズ | カシスリキュール | 約4〜6% | 赤い色と酸味 |
| スロージンフィズ | スロージン | 約6〜9% | 果実味が濃い |
| キウイフィズ | キウイリキュール | 約4〜6% | 緑色と種の粒感 |
| ライチフィズ | ライチリキュール | 約4〜6% | 香りが華やか |
| カルーアフィズ | コーヒーリキュール | 約5〜8% | 甘さが強く出る |
| シルバーフィズ | ジン+卵白 | 約12〜14% | 泡立ちが白い |
| ゴールデンフィズ | ジン+卵黄 | 約12〜14% | とろみが出る |
| ロイヤルフィズ | ジン+全卵 | 約12〜14% | もっとも重い仕上がり |
度数はベースとなるリキュールの度数と比率で変わるため、公式値が公開されているもの以外は目安である。ジンそのものについてはプレミアムジンの記事とジントニックの記事で扱っている。
ピーチリキュールを使うカクテル一覧
| 名称 | 割り材 | 技法 | 度数の目安 |
|---|---|---|---|
| ピーチフィズ | 炭酸水+柑橘 | ビルド | 約4.9% |
| ピーチ・ソーダ | 炭酸水 | ビルド | 4.25%(アサヒビール公式) |
| ファジーネーブル | オレンジジュース | ビルド | 約5% |
| レゲエパンチ(ピーチウーロン) | ウーロン茶 | ビルド | 約5% |
| ピーチミルク | 牛乳 | ビルド | 約5% |
| ピーチ・コーラ | コーラ | ビルド | 約5% |
| ベリーニ | スパークリングワイン | ビルド | 約8〜10% |
| ウーウー | ウォッカ+クランベリー | ビルド | 約10% |
| セックス・オン・ザ・ビーチ | ウォッカ+果汁 | ビルド | 約10% |
| ピーチツリーサワー | 炭酸+柑橘(食事向け) | ビルド | 約5% |
桃のリキュールは割り材を選ばない。同じ1本で炭酸、果汁、茶葉、乳製品まで受けるので、1本目のリキュールとして勧めやすい。カシスオレンジやアマレットサワーと同じ棚に置いておくと、家飲みの選択肢が一気に増える。
ピーチフィズのカクテル言葉
カクテル言葉は花言葉と同じで、公的機関や業界団体が定めた規格ではなく、書き手や店によって内容が変わる。ピーチフィズについては「移り気」「私を助けて」などが紹介されることがあるが、出典が明示されている例は少ない。由来のはっきりした定義がある呼び方ではないという前提で受け取っておきたい。
一方で、名前の由来のほうははっきりしている。「フィズ」は炭酸が抜けるときの擬音で、19世紀のアメリカでジンフィズが広まったことでスタイルの名前として定着した。ピーチツリーが1984年に登場したことで、そこにピーチが加わった、という順序になる。
よくある質問

ピーチフィズの黄金比はどれが正しいですか?
メーカー公式は1:3です。デ・カイパー社公式のPeach Fizzはピーチツリー1.5パーツにクラブソーダ4.5パーツ、アサヒビール公式のピーチ・ソーダはボルス ピーチ30mlにソーダ90mlで、いずれも1:3で一致しています。よく紹介される「リキュール45mlに炭酸60ml」は1:1.33で、公式のどれとも一致しません。リキュール45mlで作るなら炭酸は135mlが公式比率にあたります。
ピーチフィズはシェイクとビルドのどちらで作りますか?
デ・カイパー公式はビルド(氷の上に注いで軽くステア)です。一方でフィズの原型であるジンフィズは、アサヒビール公式でもシェイクと明記されています。ピーチリキュールはもともと糖と香りが溶け込んでいるため、混ぜる必要が薄くビルドで十分に仕上がります。レモン果汁を20mlほど加えて酸味を効かせたい場合だけシェイクを選ぶと使い分けが整理できます。
ピーチフィズの度数は何%ですか?
アルコール分20%のピーチリキュールを45ml使い、公式比率の1:3で炭酸135mlを合わせた場合、氷の溶け水を含めない計算で約4.9%です。缶チューハイと同じ帯になります。1:2まで詰めると約6.5%、1:4まで薄めると約4.0%です。手元のリキュールが15%なら同じ比率でも約3.7%まで下がるため、ラベルの度数表示を確認してから比率を決めるのが確実です。
ピーチツリーフィズとピーチフィズは違うものですか?
作り方は同じで、違うのは銘柄を明示しているかどうかです。ピーチツリーフィズはデ・カイパー オリジナル・ピーチツリーで作ったピーチフィズを指します。日本での取扱元であるキリンは公式サイトで、ソーダ割りの「ピーチツリーフィズ」をこの銘柄の代名詞と位置づけています。別のメーカーのピーチリキュールで作ったものは、一般名のピーチフィズと呼ぶのが正確です。
ピーチフィズはノンアルコールでも作れますか?
作れます。ベースを桃のシロップや桃の果汁飲料に替え、同じ1:3の考え方で無糖の炭酸水を合わせます。バージン・ピーチフィズと呼ばれることが多い作り方です。シロップだけだと甘さが勝つので、シロップ30mlと果汁飲料60mlを合わせ、炭酸120ml、レモンかライムを1/8個ぶん搾ると輪郭が近くなります。柑橘を入れないと甘さが立つため、少量でも加えるのがコツです。
ピーチフィズはどんな味ですか?甘すぎませんか?
公式比率の1:3で作ると、桃の香りは残りますが甘さは後ろに下がります。ピーチリキュールを炭酸で3倍に薄めるため、糖の粘りが表に出にくくなるためです。甘く感じる場合は、リキュールを減らすよりレモンかライムを1/4個ぶんまで増やすほうが効きます。逆に桃を強く出したいときにリキュールを増やすと、香りより糖の重さが勝ってしまうことが多いので注意してください。
ピーチフィズとピーチサワー、ピーチソーダの違いは何ですか?
ピーチ・ソーダはアサヒビールが公式レシピ名として使っている呼び方で、柑橘を搾らずピーチリキュールを炭酸で割ったものです。ピーチフィズはそこに柑橘を少量加えたもの。ピーチサワーは焼酎やスピリッツを加えた炭酸割りを指すことが多く、ベースが変わるぶん度数も上がります。同じ炭酸割りでも、柑橘の有無とベースの構成で呼び名が分かれています。
シェイカーがなくても作れますか?
作れます。デ・カイパー公式の手順自体がビルドで、シェイカーを使いません。氷を入れたタンブラーにピーチリキュールを注ぎ、軽く混ぜてから冷えた炭酸で満たし、最後に柑橘を搾って縦に一度だけ混ぜれば完成です。シェイクで作りたい場合も、蓋の閉まる保存瓶に氷を多めに入れて短時間振れば代用できます。メジャーカップは計量スプーン(大さじ1=15ml)で代えられます。
ピーチリキュールは開栓後どのくらいで飲み切ればよいですか?
リキュールは度数が20%前後と低く糖分を含むため、蒸留酒に比べて風味の変化が早く進みます。明確な期限が表示されている商品は少ないため、開栓後は冷暗所で保管し、数か月を目安に飲み切るのが無難です。色が濃くなってきたり香りが丸くなってきたら、香りが立つ炭酸割りよりも果汁割りに回すと使い切りやすくなります。未開封のものは直射日光と高温を避けて保管してください。
ピーチフィズのカクテル言葉には決まった定義がありますか?
ありません。カクテル言葉は花言葉と同じで、公的機関や業界団体が定めた規格ではなく、紹介する媒体によって内容が変わります。ピーチフィズについて「移り気」などが挙げられることがありますが、出典が明示されている例はほとんどありません。一方で名前の由来ははっきりしていて、「フィズ」は炭酸が抜けるときの擬音、ピーチは1984年に登場したピーチツリーの普及によって加わったものです。



























