レゲエパンチの度数は4〜5度|黄金比と作り方・ピーチウーロン
レゲエパンチは、ピーチリキュールをウーロン茶で割った一杯です。ピーチウーロンと呼ばれることもあります。度数20%のリキュールを3倍から4倍のウーロン茶で割るので、仕上がりはおよそ4〜5度に落ち着きます。ここまでは割り算で出ます。
そのうえでこの記事は、同じ一杯をもう一つ別の角度から見ます。国が作った表を何枚か開いて、「ウーロン茶」という名前がどこに書かれているかを端から数えるという角度です。漢字の「烏龍茶」は、e-Govの全法令横断検索では一件も出てきません。カタカナの「ウーロン茶」が出てくる法令は二本だけで、しかもそのうち一本では「ウーロン茶を削る」という改正の一行として残っているだけです。関税の表では紅茶と緑茶だけが名前を持ち、烏龍茶は「その他のもの」の欄に入って、まとまった包装で入れると税率の欄が別になります。
作り方と黄金比、度数と純アルコール量の計算、リキュール30銘柄の比較は先に置きます。そのあとで、四枚の表と一本の法律を順にめくっていきます。
レゲエパンチとは|ピーチリキュールをウーロン茶で割ったカクテル

レゲエパンチは、ピーチリキュールを冷たいウーロン茶で割ったロングカクテルです。シェイカーもバースプーンでの複雑な操作も要りません。氷を入れたグラスに二つを順に注いで、縦に軽く混ぜれば形になります。
味の輪郭は、桃の甘い香りとウーロン茶の渋みが打ち消し合うところに出ます。ピーチリキュールは単体だと糖分が重く、そのままでは甘さが口に残ります。ウーロン茶のタンニンがその甘さを切るので、甘い香りだけが残って後味は乾きます。ジュースで割ったときには出ない味です。
同じピーチリキュールを別の割り材で割ると、名前が変わります。オレンジジュースならファジーネーブル、炭酸水ならピーチフィズ、ウーロン茶ならレゲエパンチです。逆に、割り材をウーロン茶に固定して酒のほうを差し替えると、カシスリキュールならカシスウーロンになります。つまりレゲエパンチという名前は、酒の名前でも茶の名前でもなく、二つの組み合わせに付いた名前です。この点は、あとで国の表を読むときに効いてきます。
ピーチウーロンほかの別名
全国でいちばん通じるのは、中身をそのまま言った「ピーチウーロン」です。東北、とくに宮城県では「レゲエパンチ」が通り名で、県内では「レゲパン」と略されることもあります。北海道では「クーニャン」、関西の一部では「上海ピーチ」、鹿児島などでは「ペシェウーロン」と呼ばれます。名前は違っても、ピーチリキュールをウーロン茶で割った同じ一杯です。
由来としては、仙台の飲食店で生まれてレゲエの流行とともに広まったという説明が知られています。ただし裏づける一次資料は見当たらないので、この記事では由来を断定しません。
レゲエパンチの作り方と黄金比|材料・手順・アレンジ

材料と割合の目安
グラス1杯ぶんの目安は、ピーチリキュール30mlに対してウーロン茶90〜120mlです。リキュールを45mlにするならウーロン茶は135〜180ml。比でいうと1対3から1対4のあいだに収まります。ピーチを多くすれば甘く重たくなり、ウーロン茶を多くすれば軽く渋みが立ちます。どちらが正しいという話ではなく、氷が溶けるぶんを見込んで最初は薄めに作るほうが、飲み終わりまで味が保ちます。
ウーロン茶は無糖のものを選びます。加糖のペットボトル飲料を使うと、リキュールの糖分と重なって甘さが二重になり、渋みで切る設計が成り立たなくなります。急須で淹れて冷ましたものでも、ペットボトルの無糖でも構いません。淹れたてを常温のまま注ぐと氷が一気に溶けるので、冷蔵庫で冷やしてから使います。
作る手順
タンブラーに氷を八分目まで入れ、ピーチリキュールを注ぎます。次にウーロン茶を氷に当てるように静かに加えます。最後にマドラーを氷の底まで差し込み、縦に二回ほど持ち上げるだけで混ざります。横にかき回すと氷が割れて薄くなるので、縦に動かすのが基本です。
割るお茶を変えたアレンジ
ウーロン茶を緑茶に替えると渋みが穏やかになり、桃の香りが前に出ます。ジャスミン茶に替えると花の香りが重なって、香りの層が一つ増えます。紅茶なら渋みが強くコクが出て、ほうじ茶なら香ばしさが加わります。いずれも比率は1対3から1対4のままで通用します。
お茶を使わない方向に振ることもできます。オレンジジュースにすればファジーネーブル、炭酸水にすればピーチフィズです。酒を使わずに似た味を作るなら、桃のシロップと無糖のウーロン茶を同じ比率で合わせると近い線に届きます。
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レゲエパンチの度数とカロリー|純アルコール量の早見表

仕上がりの度数は割り算で出る
ベースになるピーチリキュールは20%前後の銘柄が中心です。デカイパー ピーチツリーが20%、サザンカンフォートが21%といったところで、この帯から大きく外れる銘柄は多くありません。仕上がりの度数は、この20%を1杯ぶんの総量で割れば出ます。
1対3で作るなら、リキュール1に対して全体は4です。20を4で割って5.0%。1対4なら全体は5なので、20を5で割って4.0%です。つまり黄金比の範囲で作るかぎり、レゲエパンチはおよそ4〜5度に収まります。ビールと同じか、少し低いくらいの帯です。氷が溶けたぶんはさらに薄まるので、飲み終わりの実測はこれより下になります。
ここで注意が要るのは、渋みが度数の印象を消すことです。ウーロン茶のタンニンは甘さもアルコールの刺激も覆うので、同じ4度でも炭酸で割ったときより軽く感じます。カクテルの度数を横に並べて比べると、レゲエパンチは飲み口の軽さに対して度数がやや高めの位置にいることが分かります。
純アルコール量と杯数の目安
純アルコール量は、容量に度数を掛けて0.8を掛ければ出ます。度数20%のピーチリキュール30mlなら、30×0.20×0.8で4.8gです。45mlなら7.2g。割り材のウーロン茶は何mlにしてもこの数字を動かしません。薄く作っても濃く作っても、体に入るアルコールの量は注いだリキュールの量で決まります。
厚生労働省が2024年2月に公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」は、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を、1日あたりの純アルコール量で男性40g以上・女性20g以上としています。リキュール30mlの1杯を4.8gとして単純に割ると、女性で約4杯、男性で約8杯がその水準にあたります。効き方には体格や体質による差があるので、この数字は上限の許可ではなく目安の線として見てください。なお20歳未満の飲酒、妊娠中・授乳期の飲酒、運転前の飲酒は、法律と健康上の理由で禁じられています。
カロリーの見方
カロリーは二つに分けて考えます。アルコール由来ぶんは、純アルコール1gあたりおよそ7kcalなので、4.8gなら約34kcalです。糖分由来ぶんは銘柄による差が大きく、リキュールは栄養成分を公表していないものが多いため、確定した数字を置けません。
割り材の側ははっきりしています。食品表示基準の別表第十三は、熱量について「含まない旨の表示」ができる基準値を100gあたり五キロカロリー、飲用に供する液状の食品なら100mlあたり五キロカロリーと定めています。無糖のウーロン茶に「0キロカロリー」と書けるのはこの規定によるもので、厳密に0という意味ではありません。加糖のお茶で割ると、この0の部分がそのまま砂糖に置き換わります。
レゲエパンチに使うリキュール30銘柄を比較

下の表は、ピーチリキュールを中心に、同じ作り方で使えるフルーツ系・ハーブ系のリキュールを30銘柄並べたものです。度数の欄と特徴の欄を見比べれば、同じ30mlを注いだときに仕上がりが何度になるかが読めます。
並びの前半はアマレットとオレンジ系、中盤にカシス、チェリー、メロン、そしてレゲエパンチの定番であるデカイパー ピーチツリーが入り、後半はコーヒー、ココナッツ、ハーブ系、ベルモットまで広がります。度数は11%のアペロールから40%のコアントローやドランブイまで並ぶので、同じ30mlでも仕上がりの度数は三倍以上変わります。ウーロン茶で割るなら、20%前後の帯を選ぶのが扱いやすい線です。
なお、この表の価格欄には金額が入っていません。輸入リキュールの多くについて、メーカー公式の小売価格を当店で確認できていないためです。楽天とAmazonの価格欄も空いています。実際の売値は各リンク先で確認してください。相場の欄に金額が入るのは、メーカーが希望小売価格を公表している1銘柄だけです。度数の欄が空いているのは1銘柄だけで、公式が度数を公表していないためです。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位
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ディサローノ アマレット 700ml ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
公式サイトに希望小売価格の記載なし |
💎 プロのおすすめ
杏の核のオイルを香りの源とし、公式にナッツ不使用と明記。公式サイトは度数・容量・価格を公表していない。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 2位 | ラッツァローニ アマレット 1851 700ml 24% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
アマレッティ菓子を浸漬して造る。公式は浸漬製法ゆえ24%で釣り合うと説明している。 |
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| 3位 | ルクサルド アマレット ディ サスキラ 700ml 24% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
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公式表記は24%。マラスキーノの名門による一本。 |
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| 4位 | ディサローノ ベルベット 700ml 17% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
ディサローノにクリームを重ねた派生品。公式が低アルコール(17%)と明記している。 |
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5位
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フランジェリコ ヘーゼルナッツ 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ヘーゼルナッツの香ばしい甘み。修道士型ボトルが目を引く食後酒。 |
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| 6位 | アドリアティコ アマレット ロースト 700ml 28% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
シチリア産アーモンドを焙煎して使う。同銘柄のビアンコは16%で、シリーズ内でも度数差が大きい。 |
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7位
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コアントロー 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
オレンジ香る無色のキュラソー。マルガリータなど名作カクテルの要。 |
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8位
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グラン マルニエ コルドンルージュ 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
コニャックにオレンジを掛け合わせた贅沢な銘酒。香り高い万能リキュール。 |
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| 9位 | ボルス トリプルセック 700ml 38% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
手頃で使いやすいトリプルセック。カクテルの基本オレンジリキュール。 |
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10位
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リモンチェッロ 500ml 30% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
南イタリアのレモンリキュール。よく冷やして食後酒に。 |
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11位
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ルジェ クレーム ド カシス 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
カシスの果実感が濃厚。キールやカクテルの定番ベリーリキュール。 |
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12位
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チェリーヒーリング 700ml 24% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
熟したチェリーの濃厚な甘み。シンガポールスリングに欠かせない銘酒。 |
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| 13位 | シャンボール ブラックラズベリー 500ml 16.5% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
黒ラズベリーの濃密な甘み。丸いボトルが印象的なベリーリキュール。 |
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14位
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ミドリ メロンリキュール 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
サントリーの商品情報ページが公表する希望小売価格は700ml瓶で2,420円(消費税別) |
💎 プロのおすすめ
鮮やかな緑とメロンの甘い香り。世界で人気の和製リキュール。 |
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15位
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デカイパー ピーチツリー 700ml 20% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
みずみずしい桃の甘い香り。ファジーネーブルでおなじみ。 |
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16位
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ベイリーズ オリジナル アイリッシュクリーム 700ml 17% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ウイスキーと生クリームのまろやかな甘さ。デザート感覚で楽しめる。 |
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17位
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カルーア コーヒーリキュール 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
コーヒーの濃厚な香り。カルーアミルクで親しまれる定番リキュール。 |
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18位
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マリブ ココナッツ 700ml 21% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ラムベースにココナッツの甘い香り。トロピカルカクテルの定番。 |
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19位
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ティア マリア コーヒーリキュール 700ml 20% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ジャマイカ産コーヒーの上品な香り。カルーアと並ぶ定番コーヒー系。 |
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20位
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カンパリ 750ml 25% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ハーブの苦味と鮮烈な赤が個性。ネグローニやスプモーニの主役。 |
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21位
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アペロール 750ml 11% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
カンパリより甘く度数も低い。スプリッツで世界的に人気の食前酒。 |
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22位
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イエーガーマイスター 700ml 35% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ハーブとスパイスを浸漬して造るドイツの食後酒。よく冷やしてショットで人気。 |
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| 23位 | ガリアーノ ボニート 700ml 30% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
バニラとアニスが香る黄金色のリキュール。背の高いボトルが象徴。 |
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24位
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モリナリ サンブーカ エクストラ 700ml 40% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
アニスの清涼な甘み。コーヒー豆を浮かべて楽しむ食後酒。 |
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25位
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ベネディクティン DOM 750ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
薬草と蜂蜜の甘み。気品ある香りの古典リキュール。 |
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| 26位 | ドランブイ 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
スコッチに蜂蜜とハーブを加えた銘酒。ラスティネイルの主役。 |
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27位
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サザンカンフォート 750ml 21% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
メーカー希望小売価格は当店未確認のため未掲載 |
💎 プロのおすすめ
ピーチと果実が香るアメリカ南部のリキュール。コーラ割りが定番。 |
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| 28位 | パッソア パッションフルーツ 700ml 17% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
パッションフルーツの南国感。鮮やかな赤がカクテルに映える。 |
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| 29位 | マリーブリザール トリプルセック 700ml 38% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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💎 プロのおすすめ
1755年創業の老舗が手がけるトリプルセック。上品なオレンジ香。 |
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| 30位 | マルティーニ ロッソ ベルモット 750ml 15% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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世界で愛される赤ベルモット。マンハッタンなど定番カクテルの土台。 |
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多くの輸入リキュールはオープン価格のため定価(list_price)は掲載せず市場相場の目安のみを記載しています(2026年6月時点の実勢)。楽天/Amazon価格は各モールの実勢で、同一銘柄・容量が見つからない場合は空欄になります。カクテル用の定番リキュールはリンクサス酒販(プレミア・希少酒専門)では現在お取り扱いがないため購入先は楽天・Amazonをご案内し、リンクサス在庫がある希少ボトルは商品ページから確認できます。価格・在庫は変動します。
選ぶときの目安は二つです。第一に度数で、甘く軽く仕上げたいなら17度前後、桃の輪郭を立てたいなら20度前後を選びます。第二に糖分の量で、リキュールと名乗るものは糖分が多く、とろみが残ります。ウーロン茶の渋みはこのとろみを切るために効くので、甘い銘柄ほどウーロン茶を強めに淹れると釣り合います。リキュールという分類そのものを先に押さえておくと、表の見え方が変わります。
ここまでが、一杯を作る側の話です。以下では、この一杯を国が作った表の側からもう一度たどります。
「烏龍茶」という漢字は、現行法令に一度も出てこない

まず名前から確かめます。e-Govの法令検索には、現行の法令の全文を横断して語を引く機能があります。ここに「烏龍茶」と入れると、結果は0件です。
表記を変えても同じでした。「烏龍」「烏竜」「うーろん」がいずれも0件、中国茶の分類でいう「青茶」も、品種名の「鉄観音」「包種茶」も0件です。発酵の度合いで呼ぶ「半発酵茶」「部分発酵茶」「発酵茶」「不発酵茶」も、すべて0件でした。
ヒットしたのはカタカナの「ウーロン」だけで、その二本が商標法施行規則と小売物価統計調査規則です。日本でよく飲まれているお茶を名指しした現行法令は、この二本しかありません。
ほかの茶はどうか
比べるために、ほかの茶も同じ検索にかけました。「荒茶」は食品表示基準の一本だけ。「茶業」は13の文が拾われ、法令としては二本で、うち一本が後で扱うお茶の振興に関する法律です。「茶飲料」は4つの文で三本、「緑茶飲料」は2つの文で二本でした。
ここで数え方に注意が要ります。この検索が返す件数は、語が現れた文の数であって、出現回数でも法令の本数でもありません。以下の回数は、すべて法令の全文を落として自分で数えたものです。
四本の法令で数えた出現回数
商標法施行規則の全文84,230字のうち、「ウーロン茶」は1回、「緑茶」1回、「紅茶」1回、「麦茶」1回、「昆布茶」1回でした。小売物価統計調査規則の10,146字では「ウーロン茶」1回、「緑茶」2回、「紅茶」1回、「茶飲料」3回です。食品表示基準の156,723字には「ウーロン茶」も「烏龍」も一度も現れず、「緑茶」が4回、「荒茶」が1回、「麦茶」が1回でした。
そしてお茶の振興に関する法律です。全文2,031字で、「お茶」が38回、「茶」を含む語が54回出てきますが、「緑茶」「紅茶」「ウーロン茶」「荒茶」は一度も出てきません。
ここで数えたのは、法律・政令・省令の条文だけです。告示や統計の分類表まで広げると景色が変わります。総務省の日本標準商品分類には「76 12273 ウーロン茶」という番号があり、緑茶飲料や紅茶と同じ深さで並んでいます。文部科学省の日本食品標準成分表にも「<茶類>(発酵茶類)ウーロン茶 浸出液」という一行があります。測るための表と、私人が自分で書き込む欄は名前を与え、国が税や義務を課すために引く欄は名前を与えない、という分かれ方です。
つまり国は、お茶をひとまとめに扱う場面では種類を書かず、種類を書く場面ではウーロン茶をほとんど書かない、という書き分けをしています。次からは、その数少ない例を一枚ずつめくります。
関税率表の茶の欄|紅茶には名前があり、烏龍茶にはない

一枚目は関税定率法の別表です。関税率表と呼ばれるこの表は、輸入されるすべての物を類と項と号に分けて税率を割り当てます。茶が入るのは第九類で、類の名前は「コーヒー、茶、マテ及び香辛料」です。コーヒーと同じ類に置かれ、香辛料と同じ類に置かれています。
第九類のなかで茶は〇九・〇二の項です。項の見出しは「茶(香味を付けてあるかないかを問わない。)」で、香りを付けたジャスミン茶やアールグレイもここに入ります。この項の下は四つの号に分かれます。
四つの号は発酵で切られている
〇九〇二・一〇は「緑茶(発酵していないもので、正味重量が三キログラム以下の直接包装にしたものに限る。)」で税率20%。〇九〇二・二〇は「その他の緑茶(発酵していないものに限る。)」で、くずは無税、その他は20%です。〇九〇二・三〇は「紅茶及び部分的に発酵した茶(正味重量が三キログラム以下の直接包装にしたものに限る。)」で20%。〇九〇二・四〇は「その他の紅茶及び部分的に発酵した茶」です。
切っている軸は二つで、一つは発酵しているかどうか、もう一つは3kg以下の小分け包装かどうかです。烏龍茶は発酵の途中で止める茶なので、「部分的に発酵した茶」として三〇と四〇の側に入ります。ここでも烏龍茶という名前は使われません。三〇の号では紅茶と同じ一行に置かれ、税関が実務で使う実行関税率表になって初めて「-紅茶」と「-その他のもの」に割れます。割れてもなお、烏龍茶の側は名前ではなく「その他」と呼ばれます。
名前の有無が税率の欄を分ける
差がいちばん大きく開くのは〇九〇二・四〇の中です。この号は「一 くず(飲用に適するものを除く。)無税」と「二 その他のもの」に分かれ、その「二」がさらに「(一)紅茶 五%」と「(二)その他のもの 二〇%」に分かれます。紅茶だけが名指しされて5%、名指しされない側は20%です。
烏龍茶は名指しされない側にいます。3kgを超えるまとまった包装で輸入するとき、関税定率法の別表が書いている基本税率は、紅茶が5%、烏龍茶が20%です。ただし実際に適用されるのは多くの場合WTO協定税率のほうで、税関の実行関税率表では紅茶が3%、その他のものが17%になります。どちらの表で見ても、名指しされている側だけが低い欄に入るという形は変わりません。一枚目の表から読めるのは、国が茶を発酵で切り、包装の重さで切り、そのうえで紅茶と緑茶にだけ名前を与え、烏龍茶には与えていないということです。
商標の区分表だけが、ウーロン茶を商品として名指しする

二枚目は商標法施行規則の別表です。商標を登録するときは、その商標をどの商品やサービスに使うのかを申請書に書きます。そのときに使う区分の一覧が、この別表です。第一類から第四十五類まであり、それぞれの類の下に細かい品名が並びます。
第三十類は食品の類です。その下の三番目の枝が「茶」で、並んでいるのはこの五つです。
三 茶 ウーロン茶 紅茶 昆布茶 麦茶 緑茶
商標法施行規則 別表(第六条関係)第三十類
現行の法令の条文のなかで、烏龍茶が固有の名前を持って商品として並んでいるのは、ここだけです。五十音順で先頭に置かれています。関税率表では「部分的に発酵した茶」としか呼ばれなかったものが、ここでは紅茶や緑茶と同じ資格で名前を持ちます。
葉は野菜、飲料には茶が無い
同じ別表のなかで、商品としての茶は二か所に分かれます。第三十類の三が加工された茶です。生の葉のほうは第三十一類の十「野菜」の欄にあり、しょうが、ぜんまい、大根、たけのこと並んで「茶の葉」が入っています。摘んだままの茶葉は、この表のうえでは野菜です。
そして第三十二類です。この類は飲みものの類で、下は六つに分かれます。一 ビール、二 清涼飲料、三 果実飲料、四 飲料用野菜ジュース、五 乳清飲料、六 ビール製造用ホップエキス。茶という枝がありません。二の清涼飲料にはアイソトニック飲料、コーラ飲料、サイダー、炭酸水、ミネラルウォーターなど十四の品名が並びますが、ここにも茶は入っていません。ペットボトルのウーロン茶を出願する側から見ると、飲みものの類ではなく食品の類に戻ることになります。
ピーチリキュールの側と、店で出す行為の側
レゲエパンチのもう一方の材料はどこにいるでしょうか。第三十三類が酒の類で、下は清酒、焼酎、合成清酒と白酒と直しとみりん、洋酒、果実酒、酎ハイ、中国酒、薬味酒の八つです。四番目の「洋酒」に並ぶのが、ウイスキー、ウォッカ、ジン、ブランデー、ラムそして「リキュール」です。ピーチリキュールはここに入ります。梅酒は八番目の薬味酒の側です。
混ぜた一杯そのものを一語で名指ししている欄が、第三十三類の六「酎ハイ」です。ピーチリキュールをウーロン茶で割った一杯に、この表は商品としての名前を用意していません。店で出す行為のほうは第四十三類の二「飲食物の提供」にあり、そこは料理の系統で三つ、飲みもので二つ、あわせて五つに割れます。飲みものの側の二つがこれです。
(四) アルコール飲料を主とする飲食物の提供
(五) 茶、コーヒー、ココア、清涼飲料又は果実飲料を主とする飲食物の提供
商標法施行規則 別表(第六条関係)第四十三類 二 飲食物の提供
居酒屋がレゲエパンチを出す行為は(四)、喫茶店がウーロン茶を出す行為は(五)です。材料の段階でも、提供する段階でも、この表は二つを同じ欄に入れません。
物価を測る表から、ウーロン茶が削られた日

三枚目は小売物価統計調査規則の別表です。総務省が毎月、全国の店を回って値段を調べる調査があり、その調査で値段を聞く品目を並べたのがこの表です。この調査で国が毎月値段を聞くのは、ここに載っている品目です。
現行の別表は令和8年1月1日から施行されたもので、飲みものの部分は緑茶、紅茶、茶飲料に始まり、コーヒー豆、果実飲料、野菜ジュース、コーラ、炭酸水、ミネラルウォーターなど十五の品名が並びます。そのあとに酒が続きます。清酒、焼酎、ウイスキー、ワイン、ビール、発泡酒、チューハイ、ビール風アルコール飲料の八つです。
ウーロン茶という品目名はありません。あるのは「茶飲料」という一語だけで、この一語が種類を問わずお茶の飲料を受けます。実際にどの銘柄の値段を聞くかは規則ではなく調査の実施要領の側で決まるので、規則の条文のうえでは、烏龍茶は名前を持たない一語のなかにいます。酒の側にはリキュールの欄がなく、混ぜた一杯に近いのは「チューハイ」です。レゲエパンチの二つの材料は、どちらも自分の名前では並んでいないことになります。
削られた一行
ウーロン茶が最初からなかったわけではありません。この規則の附則には、平成十六年十二月一日から施行する改正のただし書として、次の一行が残っています。
別表の一の項の改正規定中「羊肉」、「キャラメル」及び「ウーロン茶」を削る部分、…は、平成十七年一月一日から施行する。
小売物価統計調査規則 附則(平成十六年十二月一日施行)ただし書
2005年1月1日に、ウーロン茶は品目の並びから削られました。現行法令のなかで「ウーロン茶」という語が残っているもう一か所は、この「削る」という改正の一行です。国がその名前を書いた最後の場面が、その名前を消すという指示だった、という形で残っています。
名前が書き換えられた三度の改正
同じ附則を順にたどると、飲みものの名前が国の側で書き換えられてきた過程が読めます。平成七年一月一日には、別表の一の項の「ウイスキー(輸入品)」が「ウイスキー」に、「ビール(輸入品)」が「ビール」に改められ、四の項からは「ビール(国産品) ウイスキー(国産品)」が削られました。輸入品と国産品を分けて測るのをやめた改正です。
平成十九年十二月一日には「チューハイ」が「チューハイ ビール風アルコール飲料」に改められ、新しい飲みものが一つ増えました。そして平成二十二年一月一日には、「緑茶飲料」が「茶飲料」に、「ぶどう酒」が「ワイン」に改められています。
ここで茶の側に起きたことがはっきりします。緑茶と紅茶は名前を保ったまま残り、ウーロン茶だけが2005年に品目の並びから削られました。2010年には「緑茶飲料」という名前が「茶飲料」という一語にまとめられ、ペットボトルの側からも種類の名前が消えました。残ったのは、種類を書かない「茶飲料」という一語だけです。同じ改正で「ぶどう酒」が「ワイン」になったのとは、向きが逆です。
食品表示基準が葉の産地を問うのは緑茶だけ

四枚目は食品表示基準です。内閣府令で、包装された食品に何を書かなければならないかを決めています。全文156,723字のうち、「ウーロン茶」も「烏龍」も一度も出てきません。「緑茶」が4回、「荒茶」が1回、「麦茶」が1回です。
緑茶が出てくるのは別表第十五です。この表の1は、原材料と添加物のなかで重量の割合がいちばん高い生鮮食品について、その割合が五十パーセント以上であるときに産地を書かせる食品を並べています。1の(1)から(22)までのあとに、農産物漬物から野菜冷凍食品、おにぎりまで2から6の五つが続きます。飲みものらしいものが入るのは、1の(5)だけです。
(5) 緑茶及び緑茶飲料
食品表示基準 別表第十五(第三条、第十条関係)1
紅茶飲料もウーロン茶飲料も麦茶も、この並びにはありません。原料原産地の表示そのものは、輸入品以外の加工食品すべてに課されています(輸入品は原産国名の表示になります)。ただしそれは「国内製造」「中国製造」といった製造地の表示で足りる場合が多く、葉そのものの産地まで遡って書かせているのは、緑茶と緑茶飲料だけです。
荒茶という一語
この(5)には、表の冒頭の括弧書きで例外が付いています。原材料のうち重量の割合がいちばん高い生鮮食品を書くのが原則ですが、緑茶と緑茶飲料については「荒茶の原材料」を書け、という指示です。
荒茶は、摘んだ葉を蒸して揉んで乾かしたところまでの、仕上げ加工の前の状態を指します。緑茶飲料の原材料でいちばん重いのは水ですが、水の産地を書かせても意味がないので、葉のほうへ遡らせる仕組みです。現行法令のなかで「荒茶」という語が出てくるのは、この一か所だけでした。
麦茶は穀類加工品
もう一つ、この基準のなかで茶の位置が動く例があります。食品群を並べた別表第一では、9の「穀類加工品」に、アルファー化穀類、米加工品、オートミール、パン粉、ふと並んで「麦茶」が入っています。同じ別表第一の6には「茶、コーヒー及びココアの調製品」という食品群があるのに、麦茶はそちらではなく9に入ります。原料が大麦で茶の木ではないからです。
ここまでで四枚の表に共通する形が見えます。国は茶を、名前で並べるのではなく、原料か、発酵の度合いか、加工の段階かで切ります。烏龍茶はそのどの軸でも中間にいるので、独立した欄をもらえないまま、そのつど別の欄に吸収されます。
「お茶の振興に関する法律」には「お茶」の定義がない

最後は、表ではなく、お茶そのものを名前に掲げた法律です。平成二十三年法律第二十一号、題名は「お茶の振興に関する法律」。全十一条、附則を含めて2,031字しかありません。2011年4月22日に公布されて同じ日に施行され、それから一度も改正されていません。
この法律には定義規定がありません。定義は条文中の括弧書きに散っていて、第二条第一項が「お茶の生産、加工又は販売の事業(以下「茶業」という。)」と事業のほうを定義し、第四条が「茶樹の改植(茶樹を除去した後、苗木を植栽することをいう。)」と行為を定義しています。ほかに茶業団体、加工事業者、基本方針、振興計画も括弧書きで定義されます。定義されているのは事業と事業者と団体と計画と行為で、お茶そのものはどこにも定義されていません。
本文に「お茶」は38回、「茶」を含む語は54回出てきますが、緑茶も紅茶もウーロン茶も一度も出てきません。お茶の種類を一つも書かないまま、お茶の振興を命じています。
罰則がなく、義務は手続だけの十一条
条文の並びは、第一条が目的、第二条が農林水産大臣の基本方針、第三条が都道府県の振興計画、第四条から第十条までが個別の施策、第十一条が国の援助です。個別の施策は、生産者の経営の安定から輸出の促進、お茶の文化の振興、顕彰まで七つです。
このうち、農林水産大臣に基本方針を課している第二条第一項でさえ「定めるものとする」で、「しなければならない」ではありません。「しなければならない」が使われているのは三か所だけで、そのすべてが手続です。中身のほうは、第四条から第十一条までの八条が例外なく「努めるものとする」で終わります。罰則の条はありません。誰かに何かを禁じる条もありません。
農林水産大臣が文部科学大臣に協議する
この法律でいちばん目を引くのは第二条第五項です。
農林水産大臣は、基本方針を定め、又はこれを変更しようとするときは、あらかじめ、文部科学大臣に協議しなければならない。
お茶の振興に関する法律 第二条第五項
「しなければならない」が使われている三か所のうち、二つは基本方針と振興計画の公表で、残る一つがこの協議です。農産物の振興を定める法律で文部科学大臣が出てくるのは、この法律が茶業だけでなく「お茶の文化」も対象にしているからです。第一条は「お茶に関する伝統と文化が国民の生活に深く浸透し」という認識から始まり、第九条は「お茶の伝統に関する知識等の普及」を求めています。
ここまで四枚の表と一本の法律をめくってきました。財務省の関税率表は烏龍茶を発酵の度合いで測り、特許庁の区分表は名前で並べ、総務省の物価の表からは名前ごと消し、消費者庁の表示基準は緑茶だけに産地を問い、農林水産省と文部科学省の法律はお茶を一つの塊として扱って種類を書きません。目的が違うのだから切り口が違うのは当たり前だ、と言うこともできます。
それでも一つ、目的の違いでは説明のつかない形が残ります。五つの資料のなかで烏龍茶に固有の名前を与えていたのは、私人が自分でその語を書き込む商標の区分表だけでした。名前が要らないわけではありません。同じ関税率表の紅茶には名前があり、その名前が五%と二〇%を分けています。国の表は、切り分ける理由がある相手にだけ名前を与えます。烏龍茶はそのどれにも当たらないまま、「部分的に発酵した茶」「その他のもの」「茶飲料」に吸収されてきた、ということになります。
飲まないリキュール・洋酒の査定と買取

レゲエパンチを作るために買ったピーチリキュールが、一度使ったきり棚に残っているという話はよく聞きます。リキュールは一本700mlあり、1杯30mlで使えば20杯以上とれるので、家で作るぶんには余ります。
リンクサス酒販の洋酒買取では、フルーツリキュールやハーブ系リキュール、未開栓の洋酒の査定に対応しています。評価に効くのは、液面の位置、コルクやキャップの状態、ラベルの傷み、箱など付属品の有無です。糖分の多いリキュールは未開栓であれば年数が経っていても評価が付くことがありますが、開栓後は香りが落ちるのが早いので、状態の良いうちに判断されるのをおすすめします。
保管は、直射日光と高温多湿を避けて立てて置くのが基本です。横に寝かせると、糖分を含む液がコルクに触れて劣化を早めます。リンクサス酒販のトップページから買取の流れを確認できます。
よくある質問

レゲエパンチとはどんなカクテルですか?
ピーチリキュールを冷たいウーロン茶で割ったロングカクテルです。氷を入れたグラスにリキュールを注ぎ、ウーロン茶を加えて縦に軽く混ぜるだけで作れます。桃の甘い香りをウーロン茶の渋みが切るので、甘いのに後味が乾くという飲み口になります。ピーチウーロンという呼び名でも知られています。
レゲエパンチとピーチウーロンは違うものですか?
同じ一杯の別名です。中身はどちらもピーチリキュールのウーロン茶割りで、作り方も黄金比も変わりません。東北ではレゲエパンチ、全国的にはピーチウーロンが通りやすく、ほかに北海道の「クーニャン」、関西の一部の「上海ピーチ」、鹿児島などの「ペシェウーロン」があります。
レゲエパンチの黄金比はどのくらいですか?
ピーチリキュール30〜45mlに対して、ウーロン茶でグラスを満たすのが目安です。比でいうと1対3から1対4に収まります。リキュール30mlならウーロン茶90〜120ml、45mlなら135〜180mlです。ピーチを多めにすると甘く華やかに、ウーロン茶を多めにするとすっきり軽くなります。氷が溶けるぶんを見込んで、最初は薄めに作るほうが飲み終わりまで味が保ちます。
レゲエパンチのアルコール度数は何度ですか?
度数20%のピーチリキュールを1対3から1対4で割ると、およそ4〜5度になります。1対3なら20を4で割って5.0%、1対4なら20を5で割って4.0%という計算です。氷が溶けたぶんはさらに下がります。ビールと同じか少し低いくらいの帯ですが、ウーロン茶の渋みが甘さとアルコールの刺激を覆うので、実際より軽く感じられます。
1杯の純アルコール量はどのくらいですか?
容量に度数を掛けて0.8を掛けると出ます。度数20%のピーチリキュール30mlなら、30×0.20×0.8で4.8gです。45mlなら7.2gになります。割り材のウーロン茶を増やしてもこの数字は変わりません。厚生労働省が2024年2月に公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を1日あたり純アルコールで男性40g以上・女性20g以上としています。
ウーロン茶以外のお茶でも作れますか?
作れます。緑茶なら渋みが穏やかで桃の香りが前に出やすく、ジャスミン茶なら花の香りが重なって華やかになります。紅茶はコクが出て、ほうじ茶は香ばしさが加わります。いずれも無糖のものを選ぶのがコツで、加糖の飲料を使うとリキュールの糖分と重なって甘さが二重になり、渋みで切るという設計が崩れます。比率は1対3から1対4のままで通用します。
「烏龍茶」という言葉は法令に出てきますか?
漢字の「烏龍茶」は、e-Govの全法令横断検索では0件でした。「烏龍」「烏竜」「青茶」「鉄観音」「包種茶」「半発酵茶」「部分発酵茶」もすべて0件です。カタカナの「ウーロン茶」で引くと、商標法施行規則と小売物価統計調査規則の二本だけが返ります。日本でよく飲まれているお茶ですが、名指しした現行法令はこの二本しかありません。
関税率表では烏龍茶はどこに入りますか?
関税定率法の別表、第九類「コーヒー、茶、マテ及び香辛料」の〇九・〇二「茶」の項です。烏龍茶は発酵の途中で止める茶なので「部分的に発酵した茶」として扱われ、固有の名前は与えられません。3kgを超える包装の〇九〇二・四〇では、「二 その他のもの」がさらに「(一)紅茶 五%」と「(二)その他のもの 二〇%」に分かれます。これは基本税率で、税関の実行関税率表のWTO協定税率では紅茶が3%、その他のものが17%です。
ウーロン茶が国の統計から消えたというのは本当ですか?
総務省の小売物価統計調査については本当です。小売物価統計調査規則の附則に、別表の一の項から「羊肉」「キャラメル」及び「ウーロン茶」を削る部分は平成十七年一月一日から施行する、という一行が残っています。現行の別表に並ぶ茶は「緑茶」「紅茶」「茶飲料」の三つで、ウーロン茶という品目名はありません。「緑茶飲料」を「茶飲料」に改める改正が平成二十二年一月一日にあり、ペットボトルの側からも種類の名前が消えました。
飲まないリキュールや洋酒は買取してもらえますか?
はい、リンクサス酒販の買取窓口で査定できます。ピーチリキュールのように糖分の多いものは、未開栓で液面が保たれていれば年数が経っていても評価が付くことがあります。ラベルがきれいで、直射日光と高温多湿を避けて立てて保管されていたものほど高く評価されます。箱など付属品が残っていれば一緒にお持ちください。



























