カシスオレンジの度数は3〜5度|黄金比と作り方・純アルコール量
カシスオレンジのアルコール度数は、家庭でよく作られる割合でおよそ3〜5度に落ち着きます。度数15〜20度のカシスリキュールを、その3倍から4倍のオレンジジュースで割るからです。ここまでは計算で出ます。
そのうえでこの記事は、もう一つ別の角度から同じ一杯を見ます。国が統計をとるときに使う分類表を開き、そこに並んだ項目名だけを端から読むという角度です。日本標準産業分類の分類項目名の一覧には「カクテル」も「リキュール」も一度も出てきません。かわりに、カシスリキュールとオレンジジュースは、造られる段階でも、卸される段階でも、売られる段階でも、専門の欄をたどるかぎり最後まで別々です。二つが同じ番号に入るのは、商品として並ぶ段階ではなく、扱う事業所の側が一つに数えられるときです。
作り方と黄金比、度数と純アルコール量の計算、リキュール30銘柄の比較は先に置きます。そのあとで、分類表の欄名を順番に並べていきます。
カシスオレンジとは|カシスリキュールをオレンジジュースで割ったカクテル

カシスオレンジは、カシスリキュールをオレンジジュースで割ったロングカクテルです。略して「カシオレ」と呼ばれます。シェイカーもバースプーンでの複雑な操作も要らず、氷を入れたグラスに二つを順に注いで軽く混ぜれば形になります。
カシスはフランス語で黒すぐりを指します。日本語ではクロスグリと書かれることもあります。これを砂糖とともに仕込んだものがクレーム・ド・カシスで、フランス・ブルゴーニュのディジョン周辺が本場として知られています。濃い赤紫の色と、甘さの奥に残る酸が、オレンジジュースの酸と重なると、甘いのに間延びしない味になります。
同じカシスリキュールを別の割り材で割ると、名前が変わります。炭酸水ならカシスソーダ、ウーロン茶ならカシスウーロン、白ワインならキールです。割り材を酒からジュースに置き換えると度数が一気に下がるので、カシスオレンジは酒を飲み慣れていない人にも届く一杯になります。最初のカクテルとして選ばれやすいのは、この置き換えの結果です。
つまりカシスオレンジという名前は、酒の名前ではなく、酒と割り材の組み合わせの名前です。この点はあとで分類表を読むときに効いてきます。
カシスオレンジの作り方と黄金比|材料・手順・アレンジ

材料と割合の目安
グラス1杯ぶんの目安は、カシスリキュール30mlに対してオレンジジュース90〜120ml。カシスを45mlにするならジュースは135〜180mlです。比でいうと1対3から1対4のあいだに収まります。カシスを多くすれば甘く重たくなり、オレンジを多くすれば軽く酸が立ちます。どちらが正しいという話ではなく、氷が溶けるぶんを見込んで最初は薄めに作るほうが、飲み終わりまで味が保ちます。
オレンジジュースは、果汁の割合によって仕上がりが大きく変わります。果汁100%のものは酸と苦みがはっきり出て、カシスの甘さを受け止めます。果汁の割合が低いものは砂糖の甘さが前に出るため、カシスを減らさないと甘さが二重になります。
作る手順
タンブラーに氷を八分目まで入れ、カシスリキュールを注ぎます。次にオレンジジュースを氷に当てるように静かに加えます。最後にバースプーンかマドラーを氷の底まで差し込み、縦に二回ほど持ち上げるだけで混ざります。横にかき回すと氷が割れて薄くなるので、縦に動かすのが基本です。
二層のまま出したいときは、混ぜずにそのまま供します。カシスリキュールは糖分を多く含むぶん比重が重く、下に沈みます。飲む直前に自分で混ぜてもらう形にすると、色の変化が見えて印象が変わります。
割り材を変えたアレンジ
オレンジジュースの一部を炭酸水に置き換えると、甘さが切れて後味が軽くなります。グレープフルーツジュースに替えると苦みが加わり、甘さの角が取れます。ジンジャーエールを合わせると香りの層が一つ増えます。いずれも比率は1対3から1対4のままで通用します。ノンアルコールで似た味を作る場合は、カシスシロップとオレンジジュースを同じ比率で合わせると近い線に届きます。
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カシスオレンジの度数は3〜5度|純アルコール量と杯数の目安

度数の出し方
カクテルの度数は測るものではなく、材料から計算するものです。使うカシスリキュールの度数と量、割り材の量が分かれば、あとは割り算で出ます。
カシスリキュール30ml・20度を、オレンジジュース120mlで割った場合、酒に含まれる純粋なアルコールは30mlの20%で6mlです。全体量は150mlなので、6を150で割って4%、つまり4度です。同じ30mlでも16度のリキュールなら4.8mlとなり、全体では3.2度に下がります。カシスを45mlに増やしてオレンジを135mlにしても、20度のリキュールで5度です。比を保つかぎり帯からは外れません。
市販のカシスリキュールは15度から20度に集まっています。ここに3倍から4倍の割り材を入れるので、結果として3度から5度の帯に収まります。カクテル全体の度数の並びのなかでは低いほうで、ビールと同じか少し軽いくらいです。
純アルコール量に置き換える
近年は度数ではなくグラム数で飲酒量を測る書き方が増えています。計算式はサントリーが商品情報のページに明記しているとおりで、純アルコール量(g)=容量(ml)×アルコール分(%)÷100×0.8です。最後の0.8はアルコールの比重です。
この式に150ml・4度を入れると、150×4÷100×0.8で4.8gになります。厚生労働省が2024年2月に公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」は、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を1日あたりの純アルコール量で男性40g以上、女性20g以上としています。4.8gで割れば女性でおよそ4杯、男性でおよそ8杯という数字が出ます。ただしガイドライン自身が、これは減らすべき飲酒量の目標であって個々人の許容量を示したものではない、と但し書きを付けています。酔い方は体質と体調でも大きく動きます。
缶のカシスオレンジとの違い
サントリー「ほろよい〈カシスとオレンジ〉」350ml缶は、公式の商品情報でアルコール度数3%、350ml当たりの純アルコール量8.4g、エネルギーは100mlあたり54kcal、果汁1%と示されています。度数だけ見れば自作より低いのに、純アルコール量は8.4gで、150mlの自作1杯の1.75倍です。容量が2倍以上あるためです。
果汁の数字も対照的です。缶は果汁1%、自作で果汁100%のジュースを120ml使えば、一杯のうち80%が果汁になります。同じ名前の飲みものでも、中身の設計はまったく別だということになります。
カシスオレンジに使うカシス系リキュール30銘柄を比較

下の表は、クレーム・ド・カシスを中心に、同じ作り方で使えるフルーツ系・ハーブ系のリキュールを30銘柄並べたものです。度数の欄が埋まっている26銘柄については、特徴の欄と見比べれば、同じ30mlを注いだときに仕上がりが何度になるかが読めます。
並びの前半はカシスそのものです。ディジョンの造り手にオランダの定番が混じり、度数は16度から20度に分かれます。中盤からは同じ造り手の別の果実に移り、後半はライチ、メロン、ココナッツ、コーヒー、アマレット、オレンジ系と広がって、度数は40度まで上がります。ここまで来ると、同じ30mlでも仕上がりの度数は倍近く変わります。
なお、この表の価格欄には金額が入っていません。メーカー公式に小売価格の記載を確認できた銘柄が30本中3本しかなく、横に並べて比べられる形にならないためです。実際の売値は各リンク先で確認してください。度数の欄も4銘柄が空いています。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位
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ルジェ クレーム ド カシス 700ml(日本流通品 20度) | メーカーが小売価格を公表している銘柄です。金額はメーカー公式の商品情報ページで確認できます。 |
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クレーム・ド・カシスの代表格。日本流通品は公式に20度と案内されている。 |
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| 2位 | ジョセフ・カルトロン クレーム・ド・カシス・ド・ブルゴーニュ 700ml | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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ブルゴーニュ産カシスを使う造り手。香り高くキールの本格派に向く。 |
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| 3位 | ガブリエル・ボーディエ クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン 700ml | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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ディジョンの老舗が手がける王道カシス。公式サイトに16%と20%の製品が並ぶ。 |
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| 4位 | ブリオテ(Briottet)クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン 700ml 20% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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果汁含有量が高い濃厚タイプ。公式表記は20%でNoir de Bourgogne種を使う。 |
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5位
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マリー・ブリザール クレーム・ド・カシス 700ml | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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老舗ブランドのカシス。やわらかな甘さで割り材を選ばない。 |
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6位
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ボルス クレーム・ド・カシス 700ml 17% | メーカーが小売価格を公表している銘柄です。金額はメーカー公式の商品情報ページで確認できます。 |
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アサヒビールが扱う定番。公式に17%と参考小売価格が示されている。 |
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7位
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デカイパー クレーム・ド・カシス 700ml | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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バーの定番。公式は個別の度数を公表しておらず帯域表記のみになる。 |
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| 8位 | レニエ クレーム・ド・カシス 700ml 16% | メーカーが小売価格を公表している銘柄です。金額はメーカー公式の商品情報ページで確認できます。 |
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アサヒビールが扱うディジョン産カシス。公式表記は16%で表中では低めになる。 |
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| 9位 | シャンボール リキュール ロイヤル 500ml 16.5% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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黒い果実とハチミツの贅沢な味わい。王冠型ボトルが象徴的。 |
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10位
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ルジェ クレーム・ド・ペシェ 700ml 15% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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みずみずしい白桃の香り。カシスと並べたいルジェの果実リキュール。 |
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11位
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ルジェ クレーム・ド・フランボワーズ 700ml 15% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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甘酸っぱいラズベリーが主役。カシス同様キールにも使える。 |
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| 12位 | ルジェ クレーム・ド・ミュール 700ml 15% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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完熟ブラックベリーの濃い果実味。深い色合いがカクテルを彩る。 |
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13位
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ルジェ クレーム・ド・フレーズ 700ml 15% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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甘い苺の香りが広がる。デザート感覚で楽しめるフルーツリキュール。 |
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| 14位 | ジョセフ・カルトロン クレーム・ド・ペシェ・ド・ヴィーニュ 700ml 18% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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ヴィンヤードピーチを使う香り高い桃。本格派のフルーツリキュール。 |
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15位
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ピーチツリー 700ml 20% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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ジューシーな桃の定番。ファジーネーブルでおなじみのリキュール。 |
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16位
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ディタ ライチ 700ml 24% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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エキゾチックなライチの香り。チャイナブルーで人気のリキュール。 |
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17位
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ミドリ メロンリキュール 700ml 20% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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鮮やかな緑とメロンの甘い香り。世界で愛される国産リキュール。 |
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18位
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マリブ ココナッツ 700ml 21% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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ラムベースにココナッツの甘い香り。トロピカルカクテルの定番。 |
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19位
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カルーア コーヒーリキュール 700ml 20% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
コーヒーの濃厚な香り。カルーアミルクで親しまれる定番リキュール。 |
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20位
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ベイリーズ オリジナル アイリッシュクリーム 700ml 17% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
ウイスキーと生クリームのまろやかな甘さ。デザート感覚で楽しめる。 |
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21位
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ディサローノ アマレット 700ml 28% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
アンズの核を思わせる甘い香り。世界で最も知られるアマレット。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
22位
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コアントロー 700ml 40% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
オレンジ香る無色のキュラソー。名作カクテルに欠かせない万能選手。 |
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23位
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グラン マルニエ コルドンルージュ 700ml 40% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
コニャックにオレンジを掛け合わせた贅沢な銘酒。香り高い万能リキュール。 |
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24位
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カンパリ 750ml 25% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
ハーブの苦味と鮮烈な赤が個性。食前酒やカクテルの定番ビター。 |
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25位
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アペロール 750ml 11% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
オレンジ香る低度数のアペリティーボ。スプリッツで世界的に人気。 |
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26位
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チェリーヒーリング 700ml 24% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
熟したチェリーの濃厚な甘み。シンガポールスリングに欠かせない銘酒。 |
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27位
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ボルス クレーム・ド・バナナ 700ml 17% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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完熟バナナの甘い香り。トロピカルカクテルに彩りを添える。 |
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28位
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ボルス ブルー キュラソー 700ml 21% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
鮮やかな青色とオレンジの香り。見た目で楽しむカクテルの定番。 |
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29位
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プルシア プラムリキュール 700ml | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
💎 プロのおすすめ
フランス産プラムの豊かな果実味。果実リキュール好きに勧めたい一本。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 価格を見る 楽天 | 査定 買取 |
30位
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サザンカンフォート 750ml 21% | メーカー公式に小売価格の記載を確認できないため、この欄に金額は掲載していません。実際の売値は各モールのリンク先で確認してください。 |
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ピーチと果実が香るアメリカ南部のリキュール。コーラ割りが定番。 |
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価格は各モールの実勢(2026年6月時点)で、リキュールはいずれもオープン価格のためメーカー定価は掲載していません。楽天/Amazon価格は同一品が見つからない場合は空欄になります。在庫・価格は変動するため、最新情報は各リンク先でご確認ください。最安値を保証する一覧ではありません。
選ぶときの目安は二つです。第一に度数で、甘く軽く仕上げたいなら16度前後、輪郭を立てたいなら20度前後を選びます。第二に糖分の量で、クレーム・ド・カシスと名乗るものは糖分が多く、とろみが残ります。
ここまでが、一杯を作る側の話です。以下では、この一杯を国の分類表の側からもう一度たどります。
産業分類にも職業分類にも「カシスオレンジ」の欄はない|統計法第28条

国が統計をとるとき、事業所や仕事を何かの箱に入れて数えます。その箱の並びを決めているのが統計法です。統計法は箱そのものを条文に書かず、箱を作る手続だけを書いています。
この法律において「統計基準」とは、公的統計の作成に際し、その統一性又は総合性を確保するための技術的な基準をいう。
統計法(平成十九年法律第五十三号)第二条第九項
この定義に「分類」という語は出てきません。あくまで「技術的な基準」とだけ書かれています。そのうえで第二十八条が、誰がそれを作るかを決めます。
総務大臣は、政令で定めるところにより、統計基準を定めなければならない。
統計法 第二十八条第一項
「定めることができる」ではなく「定めなければならない」と書かれています。作るかどうかの裁量はありません。第二項は、定めるときも変えるときも廃めるときも、あらかじめ統計委員会の意見を聴くことを求め、第三項はそれを公示することを求めます。
では「政令で定めるところにより」の政令には何が書いてあるのか。統計法施行令のうち、統計基準の定め方を書いた条は一箇条だけです。
法第二十八条第一項の統計基準は、公的統計の統一性又は総合性の確保を必要とする事項ごとに定めなければならない。
統計法施行令(平成二十年政令第三百三十四号)第十条
これで終わりです。何を分類するのか、いくつに分けるのか、どんな名前を付けるのかは、法律にも政令にも書かれていません。むしろ施行令の附則は、かつて分類を定めていた「統計調査に用いる産業分類並びに疾病、傷害及び死因分類を定める政令」を廃止すると書いています。中身は全部が総務大臣の告示に降りました。
分類表がここまで手続を踏むのは、それが単なる整理棚ではないからです。統計法は基幹統計調査について、報告を求められた側に義務を課しています。
前項の規定により報告を求められた個人又は法人その他の団体は、これを拒み、又は虚偽の報告をしてはならない。
統計法 第十三条第二項
拒んだり嘘を書いたりした場合の罰則は五十万円以下の罰金です。分類表の欄は、こうした義務の受け皿として置かれています。どの欄に入るかは、事業所にとって答える内容そのものです。
そして総務省は、分類に関する統計基準は現在3つだと明記しています。日本標準産業分類、日本標準職業分類、疾病、傷害及び死因分類の3つです。統計基準はこの3つがすべてという意味ではなく、別に経済指標に関するものもあります。あくまで分類に関するものが3つ、という整理です。同じページには、統計法上の統計基準ではないが統計作成に係る技術的な基準として日本標準商品分類とサービス分野の生産物分類がある、とも書かれています。
この3つのうち、一杯のカクテルに関係するのは前の2つです。日本標準産業分類は事業所を分け、日本標準職業分類は人の仕事を分けます。
実際、日本標準産業分類の分類項目名を並べた表を端から探しても、「カクテル」も「リキュール」も「ジュース」も「果汁」も「カシス」も一度も出てきません。出てくるのは、酒そのものの名としては「果実酒」が二度と「混成酒」が一度だけです。ただしこれは分類項目名を数えた話で、別に公表されている説明及び内容例示のほうには、1011に「ジュース製造業」、1026に「リキュール製造業」が現れます。欄の名前には出ないが、欄の中身には出る、という関係です。
酒類製造業の細分類は六つ|カシスは混成酒類製造業

日本標準産業分類の現行版は、令和5年7月告示の第14回改定です。令和6年4月1日から施行されています。総務省が公表している「各分類項目別の数」の合計欄で、大分類が20、中分類が99、小分類が536、細分類が1,473と示されています。1,473の欄に、この国のあらゆる事業所が振り分けられます。
カシスリキュールを造る工場と、オレンジジュースを造る工場は、この1,473のどこに入るか。両方とも中分類10「飲料・たばこ・飼料製造業」の中にあります。ただし、そこから下が分かれます。
小分類101が「清涼飲料製造業」で、その下の細分類は1011「清涼飲料製造業」の一つだけです。オレンジジュースはここです。小分類102が「酒類製造業」で、その下は六つに分かれます。1021「果実酒製造業」、1022「発泡性酒類製造業」、1023「清酒製造業」、1024「醸造酒類製造業(果実酒、清酒を除く。)」、1025「蒸留酒類製造業」、1026「混成酒類製造業」です。
この六つの並びは、第14回改定で作り直されたものです。それ以前は1021から1024までの四つで、四番目は「蒸留酒・混成酒製造業」という一つの欄でした。焼酎もウイスキーもジンもリキュールも、工場としてはそこに一緒に入っていたわけです。改定後は1022が発泡性、1024が醸造酒類、1025が蒸留酒類、1026が混成酒類となり、酒税法が酒類を発泡性酒類・醸造酒類・蒸留酒類・混成酒類の四種類に分けているのと、欄の名前がそろいました。そのうえで果実酒と清酒だけが醸造酒類から切り出され、1021と1023として別の番号を持っています。
クレーム・ド・カシスはどこに入るか。1026の説明及び内容例示は、主な例として洋酒製造業(主として混成酒を製造するもの)、みりん製造業(本みりんを含む)、薬用酒製造業、梅酒製造業、甘味果実酒製造業、合成清酒製造業、白酒製造業、リキュール製造業、薬味酒製造業を挙げています。リキュール製造業がここにあるので、カシスリキュールを造る工場は1026です。
つまりカシスオレンジの二つの材料は、造られる段階ですでに1011と1026という別の欄にいます。同じ中分類10の中にいるという点では近いのですが、小分類の段階でもう分かれています。
卸と小売で二つの材料はまた別の欄へ|「別掲を除く」が抜くもの

工場を出た二つの材料は、次に卸の段階に入ります。中分類52「飲食料品卸売業」の下を見ると、小分類522「食料・飲料卸売業」があり、その細分類のなかに5222「酒類卸売業」と5225「飲料卸売業(別掲を除く)」が並んでいます。
ここで効いているのが「別掲を除く」という短い括弧です。飲料を卸す会社を全部まとめれば、酒も清涼飲料もそこに入るはずです。この括弧が何を外しているかは、説明及び内容例示のほうが開いています。5225は「主として酒類及び牛乳以外の各種の飲料(缶詰、瓶詰を含む)を卸売する事業所」です。外れているのは酒だけではなく、牛乳も5227「牛乳・乳製品卸売業」という別の欄です。いっぽう茶は割れていて、茶葉なら5226「茶類卸売業」ですが、ペットボトルの茶類飲料は5225の中に残ります。カシスリキュールを卸す会社は5222、オレンジジュースを卸す会社は5225です。同じ小分類522の中にいて、しかし隣り合った別の欄です。
小売でも同じことが繰り返されます。中分類58「飲食料品小売業」には小分類585「酒小売業」があり、細分類は5851「酒小売業」の一つだけです。一方で小分類589「その他の飲食料品小売業」の中に5892「飲料小売業(別掲を除く)」があります。こちらの説明も「主として酒類及び牛乳以外の各種の飲料を小売する事業所」で、牛乳は5891です。茶は卸と同じ割れ方をしていて、茶葉や紅茶は5893「茶類小売業」、ペットボトルの茶類飲料は5892のままです。
ついでに言うと、オレンジという果実そのものを扱う会社は、飲料の欄ですらありません。中分類52の小分類521には5214「果実卸売業」があり、小売のほうには小分類582「野菜・果実小売業」の下に5822「果実小売業」があります。オレンジは、実のままなら果実の欄、搾ってジュースにすれば飲料の欄です。
この構造は、酒を売るには免許が要るという事情と噛み合っています。酒税法は酒類の販売業に税務署長の免許を求めており、酒だけは制度上ずっと別扱いされてきました。産業分類はその別扱いを、括弧書き一つで表に写し取っています。もっとも同じ条のただし書は、酒場や料理店のようにその場で飲用に供する店をこの免許から外しています。次に見る欄は、まさにその店の欄です。
カシスオレンジを出す店はどの欄に落ちるか|酒場、ビヤホールとバー

次は、二つの材料を混ぜて出す側です。中分類76「飲食店」の小分類は、管理部門の欄を含めて九つあります。761「食堂、レストラン(専門料理店を除く)」、762「専門料理店」、763「そば・うどん店」、764「すし店」、765「酒場、ビヤホール」、766「バー、キャバレー、ナイトクラブ」、767「喫茶店」、769「その他の飲食店」という並びです。
この並び方には癖があります。762「専門料理店」の下は、7621の日本料理店から7629のその他の専門料理店まで、出す料理で分かれます。763のそば・うどん店も764のすし店も同じです。ところが765と766は料理ではなく、営業の形で分かれています。同じ中分類の中で、分ける基準が途中で切り替わっているわけです。
総務省が公表している「分類項目名、説明及び内容例示」を見ると、二つの欄はこう説明されています。
主として酒類及び料理(簡易な食事を含む)又は酒類のみをその場所で飲食させる事業所をいう。
日本標準産業分類(令和5年7月告示)細分類7651 酒場、ビヤホール
主として洋酒や料理などを提供し、客に遊興飲食させる事業所をいう。
日本標準産業分類(令和5年7月告示)細分類7661 バー、キャバレー、ナイトクラブ
765の側に挙げられている例は、大衆酒場、居酒屋、ダイニングバー、オーセンティックバーの四つです。766の側はスナックバーだけで、しかもオーセンティックバーをわざわざ765へ送り返しています。名前に「バー」が付く店が両方に出てきて、ダイニングバーとオーセンティックバーは765、スナックバーは766です。分け目は看板の言葉ではなく、酒と料理をその場所で飲食させるのか、客を遊興飲食させるのかという営業の形にあります。
ですからカシスオレンジを注文できる店は、多くが765か766のどちらかに入ります。どちらに入るかで、その店が国の統計のどの行に足し込まれるかが変わります。
その場で飲ませるかどうかが効いていることは、隣の欄を見るとよく分かります。すし店は764ですが、内容例示は持ち帰り専門のすし屋を7711へ、宅配専門のすし屋を7721へ送り返しています。中分類77「持ち帰り・配達飲食サービス業」です。同じ品物を扱っていても、その場所で飲食させるかどうかで中分類ごと変わります。765が「その場所で」と書き、766が「客に」と書いているのは、この線引きの裏返しです。
そしてここが要点です。765の欄も766の欄も、店を数えるための欄であって、飲みものを数えるための欄ではありません。カシスリキュールとオレンジジュースは、造る段階で1026と1011、卸で5222と5225、酒屋や飲料店といった専門の小売で5851と5892と、専門の欄をたどるかぎり最後まで別々です。二つが同じ番号に入るのは、商品として並ぶ段階ではなく、扱う事業所の側が一つに数えられるときです。品揃えで括る総合小売なら中分類56の5631「コンビニエンスストア」や5811「食料品スーパーマーケット」、その場で飲ませるなら765か766。どれも店を数える欄であって、飲みものを数える欄ではありません。
そのコンビニエンスストアが飲食料品を扱う店でありながら中分類58に置かれていないのは、説明が「主として飲食料品を小売する業態の事業所」となっていて、品物ではなく業態で立てられた欄だからです。分類表が商品ではなく事業所を追いかけていることが、ここにもよく出ています。
作る人と運ぶ人は別の職業|日本標準職業分類の小分類392バーテンダー

分類に関する統計基準のもう一つが日本標準職業分類です。こちらは事業所ではなく、人が就いている仕事を分けます。平成21年12月告示のものが最新で、分類項目名を数えると大分類が12、中分類が74、小分類が329ありました。産業分類の細分類1,473に比べると、ずいぶん粗い刻みです。
カシスオレンジを作る人は、この329のどこにいるか。大分類Eの「サービス職業従事者」の中、中分類39「飲食物調理従事者」です。その下の小分類は二つしかありません。391「調理人」と392「バーテンダー」です。
中分類39「飲食物調理従事者」の下に独立した番号を与えられたのは、この二つだけです。バーテンダーは、料理ではなく飲みものを作る仕事として、調理人と別の番号を持っています。
面白いのは、産業分類のほうには「バーテンダー」という語が分類項目名に一度も出てこない点です。店は766「バー、キャバレー、ナイトクラブ」という箱にまとめられ、そこで働く人の呼び名は出てきません。逆に職業分類のほうは、392という三桁の番号で人だけを名指しします。表が違えば、見えるものも変わります。
そして、作った一杯を席まで運ぶ人は392ではありません。中分類40「接客・給仕職業従事者」の403「飲食物給仕従事者」です。中分類40には、401の飲食店主・店長から407の娯楽場等接客員まで七つの小分類が並びます。店主も、作る人も、運ぶ人も、全部違う番号です。
もう一つ、同じ「カシスリキュールを作る」でも欄が分かれます。工場で酒そのものを造る人は大分類Hの「生産工程従事者」です。手を動かして造るなら534「飲料・たばこ製造従事者」、設備を制御して造るなら504「飲料・たばこ生産設備制御・監視員」と、同じ大分類の中でさらに割れます。カウンターで一杯に仕立てる人は大分類Eの392。大分類の段階で別々です。産業分類が1026と765を分けたのと同じ切れ目が、人の側にも入っています。
カウンターの向こう側で一人がすべてを済ませる小さな店でも、統計の上ではその人の主たる仕事がどれかで一つの番号に決まります。分類表は二つの職業の欄を用意していますが、実際に何人がそこに立つかは、店の大きさのほうが決めます。
モノの表も同じ線で分かれる|日本標準商品分類

ここまで、事業所を分ける表と人を分ける表を見てきました。では、モノそのものを分ける表はないのか。あります。日本標準商品分類です。ただし二つ、断りが要ります。
一つは日付です。総務省が公表しているものは「日本標準商品分類(平成2年6月改定)」で、1990年6月の改定が最後です。廃止されたわけではなく今も公表されていますが、産業分類が2023年に第14回の改定を経ているのと比べると、時計の進み方がまったく違います。
もう一つは位置づけです。総務省は分類に関する統計基準を3つと明記し、そこに商品分類を入れていません。同じページで、統計法上の統計基準ではないが統計作成に係る技術的な基準として日本標準商品分類とサービス分野の生産物分類がある、と説明しています。つまり商品分類は、統計基準とは別枠で公表されている表です。
その商品分類の中分類76「飲料,氷及び製造たばこ」を開くと、最初の枝が「76 1 アルコールを含まない飲料」と「76 2 アルコールを含む飲料(医薬用を除く。)」です。読点が全角のカンマなのは、この表が平成2年のままだからです。オレンジジュースは76 1の下、清涼飲料から非発泡性飲料、果実飲料、天然果汁、かんきつとたどって「76 1221112 オレンジ」に落ちます。カシスリキュールは76 2の下、ビール、果実酒、穀物を原料として発酵させた飲料、蒸留酒と続いた先の「76 29 その他のアルコールを含む飲料」の中の「76 294 リキュール」です。
ここで気づくことがあります。商品分類の76 1と76 2は、中分類76を開いてすぐの枝です。産業分類の101「清涼飲料製造業」と102「酒類製造業」も、中分類10を開いてすぐの枝でした。事業所を数える表とモノを数える表が、同じ深さで、アルコールを含むか含まないかという同じ一本の線を引いています。職業分類だけは飲みものを分けないので、作る人と運ぶ人という別の軸で39と40に分かれました。表が変わっても、二つは必ずどこかで分かれます。
そして商品分類も、飲みものを一杯という形では扱いません。総務省は、この表における商品の範囲は価値ある有体的商品(有形財)で市場において取り引きされ、かつ移動できるもののすべてであり、無形財、サービス、土地、家屋(組立家屋を除く。)、立木、地下にある資源等は含まれない、と説明しています。ボトルに詰められたカシスリキュールは有体的で移動できるので、この範囲に入ります。グラスに注いで店で出す行為のほうは、そもそも商品の表が扱う対象ではありません。
総務省は同じページで、この表は統計の結果を表示するための分類であり個々の商品を認定するものではない、補助金等の申請時に必要となる商品の特定については所管の機関に問い合わせてほしい、とも断っています。分類表は、数えるために作られていて、認めるためには作られていません。
三つの表を並べると、こうなります。カシスリキュールは、造る工場が1026、卸す会社が5222、売る店が5851、モノとしては76 294。オレンジジュースは1011、5225、5892、76 1221112。バーテンダーは392、運ぶ人は403、出す店は765か766。番号はいくらでも出てきますが、グラスに入った状態の「カシスオレンジ」という一杯を指す番号は、統計基準となっている二つの分類表のどちらにもありません。
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カシス以外のリキュールについてはリキュールの区分と特徴、カシスという素材そのものについてはカシスの解説にまとめています。
よくある質問

カシスオレンジのアルコール度数はどのくらいですか?
家庭でよく作られる割合ではおよそ3〜5度です。度数15〜20度のカシスリキュールを、その3倍から4倍のオレンジジュースで割るためです。たとえば20度のリキュール30mlを120mlのジュースで割ると、純粋なアルコールは6mlで全体は150mlになり、4度になります。同じ30mlでも16度のリキュールなら3.2度に下がります。
カシスオレンジの黄金比はどのくらいですか?
カシスリキュール30mlに対してオレンジジュース90〜120ml、カシスを45mlにするならジュース135〜180ml。比でいうと1対3から1対4のあいだが目安です。カシスを多くすると甘く重たくなり、オレンジを多くすると軽く酸が立ちます。氷が溶けるぶんを見込んで、最初は薄めに作るほうが飲み終わりまで味が保ちます。
カシスオレンジ1杯の純アルコール量は何グラムですか?
150ml・4度の1杯なら4.8gです。純アルコール量の計算式は容量(ml)×アルコール分(%)÷100×0.8で、サントリーが商品情報のページに明記しています。厚生労働省が2024年2月に公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」は、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を1日あたり男性40g以上、女性20g以上としています。ただしガイドライン自身が、これは減らすべき飲酒量の目標であって個々人の許容量ではないと但し書きを付けています。酔い方も体質と体調で大きく変わるため、あくまで机上の目安です。
缶のカシスオレンジと自分で作るものは何が違いますか?
サントリー「ほろよい〈カシスとオレンジ〉」350ml缶は、公式の商品情報でアルコール度数3%、350ml当たりの純アルコール量8.4g、エネルギーは100mlあたり54kcal、果汁1%と示されています。度数は自作より低いのに、容量が2倍以上あるため純アルコール量は150mlの自作1杯の1.75倍になります。果汁の割合も、缶が1%なのに対し、果汁100%のジュースを120ml使えば一杯の8割が果汁です。
日本標準産業分類に「カクテル」という欄はありますか?
分類項目名を並べた一覧には出てきません。同じ表で「リキュール」「ジュース」「果汁」「カシス」も一度も現れず、酒そのものの名としては「果実酒」が二度、「混成酒」が一度あるだけです。この一覧は事業所を分けるための表なので、飲みものの名前で引くことは想定されていません。なお、これは分類項目名を数えた結果で、別に公表されている説明及び内容例示には1011に「ジュース製造業」、1026に「リキュール製造業」が現れます。
統計基準とは何ですか。いくつあるのですか?
統計法第二条第九項は「公的統計の作成に際し、その統一性又は総合性を確保するための技術的な基準」と定義しています。総務省は、分類に関する統計基準は現在3つ、すなわち日本標準産業分類、日本標準職業分類、疾病、傷害及び死因分類だと明記しています。統計基準はこの3つがすべてという意味ではなく、あくまで分類に関するものが3つという整理です。
カシスリキュールを造る会社は産業分類のどこに入りますか?
中分類10「飲料・たばこ・飼料製造業」の小分類102「酒類製造業」の下、細分類1026「混成酒類製造業」です。1026の説明及び内容例示にリキュール製造業が挙げられています。102の下は1021「果実酒製造業」、1022「発泡性酒類製造業」、1023「清酒製造業」、1024「醸造酒類製造業(果実酒、清酒を除く。)」、1025「蒸留酒類製造業」、1026「混成酒類製造業」の六つです。令和5年7月告示の第14回改定より前は四つで、焼酎もウイスキーもリキュールも「蒸留酒・混成酒製造業」という一つの欄に入っていました。オレンジジュースを造る会社は同じ中分類10でも小分類101「清涼飲料製造業」で、細分類は1011の一つだけです。
居酒屋とバーは産業分類で同じ欄ですか?
違います。居酒屋は細分類7651「酒場、ビヤホール」、バーは細分類7661「バー、キャバレー、ナイトクラブ」です。総務省の内容例示では、7651に大衆酒場、居酒屋、ダイニングバー、オーセンティックバーが挙げられ、7661にはスナックバーが挙げられたうえで、オーセンティックバーを7651へ送り返しています。名前に「バー」が付いていても、ダイニングバーとオーセンティックバーは7651の側です。
バーテンダーは職業分類で独立した番号を持っていますか?
持っています。日本標準職業分類の中分類39「飲食物調理従事者」の下は、小分類391「調理人」と392「バーテンダー」の二つだけで、392がバーテンダーです。一方、作った一杯を席まで運ぶ仕事は中分類40「接客・給仕職業従事者」の403「飲食物給仕従事者」で、別の番号になります。なお産業分類のほうの分類項目名には「バーテンダー」という語は現れません。
飲まないリキュールや洋酒は買取してもらえますか?
はい、飲みきれないリキュールや洋酒はリンクサス酒販の買取窓口で査定できます。クレーム・ド・カシスのように糖分の多いリキュールは、未開栓で液面が保たれていれば年数が経っていても評価が付くことがあります。ラベルがきれいで、直射日光と高温多湿を避けて立てて保管されていたものほど高く評価されます。箱など付属品が残っていれば一緒にお持ちください。































