響40年の定価400万円と抽選販売|転売したとき税金はどうなるか
サントリーウイスキー「響40年」の定価は税別400万円、100本限定の抽選販売である。数字はメーカーのニュースリリース1本に全部載っている。だがこの記事で見たいのはその先で、400万円という額のうち、法令が直接決めている部分がどれだけあるのかという話である。結論から言うと酒税は301円しかない。ただし消費税法が酒類を名指しで軽減税率から外しているので、そちらの差のほうが大きい。そして当たった1本を手放すときにかかる税は、値段ではなくその1本が生活に通常必要な動産といえるかどうかで分かれる。よく言われる「30万円を超えたら課税」という線は、条文を読むと酒類には掛かっていない。条文と国税庁の説明を並べて、どこまでが制度の話でどこからが相場の話なのかを分ける。
響40年とは|公式リリースが定めた要項をそのまま読む

サントリーウイスキー「響40年」について、価格も本数も発売日も、出所はひとつの文書に集約されている。2024年10月29日掲載のニュースリリース(掲載番号No.14692)である。書き出しはこうなっている。
サントリー(株)は、サントリーウイスキー「響40年」を100本限定で抽選販売します。11月5日(火)から募集を開始し、2025年5月27日(火)に発売します。
商品の欄はさらに短い。サントリーウイスキー「響40年」 700ml 400万円 43%
——この一行に容量・価格・アルコール度数のすべてが入っている。400万円は税別の額で、消費税を別に払う。度数の43%は響ブランドの他の銘柄と同じ数字である。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 商品名 | サントリーウイスキー「響40年」 |
| 容量 | 700ml |
| 価格 | 400万円(税別) |
| アルコール度数 | 43% |
| 販売数量 | 100本限定 |
| 発売期日 | 2025年5月27日(火)※順次発送 |
| 販売方法 | 抽選販売※一般販売はありません |
| 応募期間 | 2024年11月5日 午前9時00分〜11月12日 午後11時59分 |
| 応募資格 | 日本国内在住・応募開始時点で20歳以上・届け先も日本国内 |
出典:サントリーホールディングス ニュースリリースNo.14692(2024年10月29日掲載)
中味は1983年以前に蒸溜・貯蔵した原酒だけ
中味の条件はリリースの冒頭に書かれている。1983年以前に蒸溜・貯蔵した酒齢40年を超える超長期熟成のモルト原酒やグレーン原酒のみを使用した「響40年」を数量限定で抽選販売します。
使われている原酒の年も公表されている。1978年蒸溜の山崎ホワイトオーク樽原酒や、1981年蒸溜の白州ピーテッドモルト原酒、1979年蒸溜の知多グレーン原酒など、熟成のピークを迎えた原酒を厳選しブレンドしました。
山崎・白州・知多という3か所の原酒を、いずれも40年以上寝かせたうえで合わせている。外装についてもリリースは具体的である。超長期熟成原酒の琥珀色を美しく映すクリスタルボトルに、ボトルキャップには日本の伝統工芸である蒔絵を施しました。十二面の木箱の側面には異なる12種類の木材を使用し、日本の季節の移ろいを表しています。
抽選販売の要項|「※一般販売はありません」が意味すること

販売方法の欄は11文字の注記つきで書かれている。▼販売方法 抽選販売※一般販売はありません
。店頭に並ばないことを、メーカー自身が販売方法の欄で宣言している形である。応募期間も短い。2024年11月5日(火)午前9時00分~11月12日(火)午後11時59分まで ※先着順ではありません
。受付は8日間で、しかも先着順ではないと明記されている。早く押した人が有利になる仕組みではない。
応募資格にも条件がある。日本国内にお住まいの応募開始時点で20歳以上の方で、かつ商品のお届け先が日本国内の方に限らせていただきます。
住所と届け先の両方が国内であることが要る。サントリーグループの社員および関係者は応募できないことも、同じリリースに書かれている。
抽選そのものは、当選した人にメーカーが定価で売る仕組みである。当選者に対していくらで売るかという話と、その人が誰かに転売するときいくらで売るかという話は別の制度が動く。前者については響100周年アニバーサリーブレンドの定価と転売の記事で、酒類の公正な取引に関する基準と独占禁止法の側から整理している。この記事が扱うのは後者、つまり手放す側にかかる税の話である。
関連商品ラインナップ

響ブランドのコレクションから、在庫のあるものを掲載している。ページ内に出ているのは品揃えの一部で、年数や意匠ボトルで絞り込みたい場合は響のコーナーから辿れる。ブランドをまたいで探すならウイスキーのコーナーが入口になる。
「響40年の定価400万円と抽選販売|転売したとき税金はどうなるか」に関連するおすすめ商品
ここでは響の在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。
響40年と超高級ジャパニーズ30銘柄の比較表

響21年・30年・17年・12年、35年の意匠ボトル、ブロッサムハーモニーの年版違い、山崎・白州・竹鶴・余市の長期熟成品、マッカランまでを30銘柄並べた表である。響40年そのものの行は入っていない——一般販売がなく、当店でも常時在庫として扱える銘柄ではないためである。表の上のタブでおすすめ順と価格順に並べ替えられる。価格欄は各行の更新時点の情報で、市場相場の帯は当店の集計値である。購入先での実売価格とは異なることがあるので、金額はリンク先で確かめてほしい。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位定番最高級長熟
|
SUNTORY サントリー 響 30年 700ml 新型 ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約700,000〜1,200,000円 |
💎 プロのおすすめ
響の定番最高級レンジ。30年以上熟成の長熟プレステージ。 |
¥726,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
2位世界最高賞・希少
|
SUNTORY サントリー 響21年 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約90,000〜160,000円 |
💎 プロのおすすめ
数々の世界最高賞に輝いた響の長期熟成ブレンデッド。 |
¥88,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
3位意匠限定
|
SUNTORY サントリー 響21年 意匠ボトル 花鳥風月 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約150,000〜250,000円 |
💎 プロのおすすめ
響21年の特別意匠ボトル。コレクター需要の高い限定品。 |
¥154,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥148,000 楽天 | 査定 買取 |
4位終売・希少
|
SUNTORY サントリー 響 17年 裏ゴールド 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約70,000〜120,000円 |
💎 プロのおすすめ
終売した響17年。長期熟成の深みで根強い人気。 |
¥77,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥88,000 楽天 | 査定 買取 |
5位限定NCF・希少
|
SUNTORY サントリー 響 17年 ノンチルフィルタード 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約120,000〜350,000円 |
💎 プロのおすすめ
冷却濾過なしの高度数仕様。限定流通の響17年。 |
¥330,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥330,000 楽天 | 査定 買取 |
6位終売・希少
|
SUNTORY サントリー 響 12年 500ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約30,000〜50,000円 |
💎 プロのおすすめ
終売した響12年。手に取りやすい熟成表記ボトル。 |
¥55,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥53,500 楽天 | 査定 買取 |
7位料飲店発・人気
|
SUNTORY サントリー 響 ブレンダーズチョイス 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約15,000〜22,000円 |
💎 プロのおすすめ
料飲店発のノンエイジ。ワイン樽後熟の華やかさ。 |
¥18,700リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
8位100周年記念
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SUNTORY サントリー 響 100周年 アニバーサリーブレンド 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約30,000〜130,000円 |
💎 プロのおすすめ
サントリー100周年を記念した特別ブレンド。 |
¥88,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥128,000 楽天 | 査定 買取 |
9位季節限定
|
SUNTORY サントリー 響 ブロッサムハーモニー 2024 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約30,000〜45,000円 |
💎 プロのおすすめ
桜の花酵母の日本酒樽で後熟した季節限定品。 |
¥26,400リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥39,255 楽天 | 査定 買取 |
10位季節限定
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SUNTORY サントリー 響 ブロッサムハーモニー 2023 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約28,000〜42,000円 |
💎 プロのおすすめ
響の春季限定ブロッサムハーモニーの2023年版。 |
¥26,400リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
11位季節限定
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SUNTORY サントリー 響 ブロッサムハーモニー 2022 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約30,000〜48,000円 |
💎 プロのおすすめ
響の春季限定ブロッサムハーモニーの2022年版。 |
¥31,900リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
12位免税限定
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SUNTORY サントリー 響 マスターズセレクト 意匠ボトル 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約30,000〜55,000円 |
💎 プロのおすすめ
免税店・空港向けの限定意匠ボトル。 |
¥49,500リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥49,800 楽天 | 査定 買取 |
13位超希少・人間国宝意匠
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SUNTORY サントリー 響 35年 三代徳田八十吉 耀彩瓶 碧陽 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約2,500,000〜4,000,000円 |
💎 プロのおすすめ
人間国宝の陶芸意匠をまとう響35年の超希少ボトル。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
14位超希少・人間国宝意匠
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SUNTORY サントリー 響 35年 十四代酒井田柿右衛門 濁手山つつじ文 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約2,000,000〜3,500,000円 |
💎 プロのおすすめ
柿右衛門の濁手意匠をまとう響35年の超希少ボトル。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
15位超希少・人間国宝意匠
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SUNTORY サントリー 響 35年 十三代今右衛門作色絵薄墨草花文 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約2,000,000〜3,200,000円 |
💎 プロのおすすめ
今右衛門の色絵意匠をまとう響35年の超希少ボトル。 |
¥7,700,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
16位海外限定・記念
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SUNTORY サントリー 響 100周年 ジャパニーズハーモニー 海外限定 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約60,000〜130,000円 |
💎 プロのおすすめ
100周年記念の海外限定ジャパニーズハーモニー。 |
¥110,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
17位最高峰・超希少
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SUNTORY サントリー 山崎 50年 2011 150本限定 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約40,000,000〜80,000,000円 |
💎 プロのおすすめ
山崎の最高峰。世界的に別格の超希少ボトル。 |
在庫切れリンクサス入荷通知 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
18位超高級長熟
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SUNTORY サントリー 山崎 25年 新型 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約500,000〜1,100,000円 |
💎 プロのおすすめ
四半世紀熟成の山崎。濃密なシェリー樽の最高級レンジ。 |
¥1,100,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥1,100,000 楽天 | 査定 買取 |
19位限定・希少
|
SUNTORY サントリー 山崎 18年 リミテッドエディション 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約120,000〜200,000円 |
💎 プロのおすすめ
山崎18年の限定エディション。希少な長熟モルト。 |
¥165,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥150,400 楽天 | 査定 買取 |
20位超高級長熟
|
SUNTORY サントリー 白州 25年 新ボトル 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約600,000〜950,000円 |
💎 プロのおすすめ
森の蒸溜所白州の最高級25年。爽やかさと深み。 |
¥605,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥628,979 楽天 | 査定 買取 |
21位長熟・入手困難
|
SUNTORY サントリー 白州 18年 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約90,000〜140,000円 |
💎 プロのおすすめ
白州の長期熟成18年。爽やかでスモーキーな人気銘柄。 |
¥82,500リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
22位限定・希少
|
SUNTORY サントリー 白州 18年 リミテッドエディション 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約120,000〜190,000円 |
💎 プロのおすすめ
白州18年の限定エディション。希少な長熟モルト。 |
¥110,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥148,118 楽天 | 査定 買取 |
23位限定・希少
|
SUNTORY サントリー 山崎 リミテッドエディション 2022 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約35,000〜55,000円 |
💎 プロのおすすめ
山崎の限定エディション。品薄の希少品。 |
¥35,200リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥58,800 楽天 | 査定 買取 |
24位世界最高賞・希少
|
NIKKA ニッカ 竹鶴 17年 ピュアモルト 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約50,000〜70,000円 |
💎 プロのおすすめ
余市と宮城峡を重ねた竹鶴17年。世界が認めた調和。 |
¥44,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥59,900 楽天 | 査定 買取 |
25位直火蒸溜・希少
|
NIKKA ニッカ 余市 12年 シングルモルト 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約66,000〜90,000円 |
💎 プロのおすすめ
石炭直火蒸溜の余市。力強くスモーキーな12年。 |
¥60,500リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥68,800 楽天 | 査定 買取 |
26位旧ボトル・希少
|
SUNTORY サントリー 山崎 12年 響キャップ 旧ボトル 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約20,000〜30,000円 |
💎 プロのおすすめ
響キャップ仕様の山崎12年旧ボトル。コレクター需要。 |
¥31,900リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
27位定番・品薄
|
SUNTORY サントリー 白州 12年 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約16,000〜25,000円 |
💎 プロのおすすめ
森の蒸溜所白州の定番12年。爽やかで軽快。 |
¥25,850リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
28位終売・希少
|
SUNTORY サントリー 山崎 10年 ホワイトラベル 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約30,000〜80,000円 |
💎 プロのおすすめ
終売した山崎10年。入門に親しまれた旧定番。 |
¥39,600リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥79,999 楽天 | 査定 買取 |
29位超高級・投資級
|
MACALLAN マッカラン 25年 旧型 700ml 木箱あり ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約450,000〜520,000円 |
💎 プロのおすすめ
四半世紀熟成の最高級スコッチ。投資対象級の希少ボトル。 |
¥495,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
30位高級モルト入口
|
ザ・マッカラン トリプルカスク 12年 700ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
実勢 約11,000〜18,000円 |
💎 プロのおすすめ
シェリー樽の王者マッカランの定番12年。高級モルトの入口。 |
¥10,000リンクサス最安 | 価格を見るAmazon | ¥15,180 楽天 | 査定 買取 |
定価400万円のうち、酒税は301円しかない

ここから制度の話に入る。まず酒税である。酒税を納めるのは買った人ではない。酒類の製造者は、その製造場から移出した酒類につき、酒税を納める義務がある。
——酒税法第6条第1項がそう定めている。蔵から出す時点でメーカーが納め、その分が価格に乗って店頭に届く。
では響40年1本にいくら乗っているのか。税率は酒税法第23条にある。ウイスキーは同法第3条第5号で蒸留酒類に分類され、蒸留酒類の税率は三蒸留酒類二十万円(アルコール分が二十一度以上のものにあつては、二十万円にアルコール分が二十度を超える一度ごとに一万円を加えた金額)
と書かれている。度数が21度以上なら、20度を超えた分だけ1度あたり1万円ずつ足す仕組みである。
響40年は43%なので、20度を超える分は23度。20万円に23万円を足して1キロリットルあたり43万円になる。700mlは0.0007キロリットルだから、43万円×0.0007=301円。これが響40年1本に乗っている酒税である。
ただし「酒であることを理由に決まる額」は酒税だけではない。消費税法の別表第一(第二条関係)第一号は、8%の軽減税率がかかる「飲食料品」をこう定義している。
飲食料品(食品表示法(平成二十五年法律第七十号)第二条第一項に規定する食品(酒税法(昭和二十八年法律第六号)第二条第一項に規定する酒類を除く。以下この号において単に「食品」という。)をいい
——酒類を名指しで外している。
国税庁の説明も同じである。消費者が負担する消費税は、消費税および地方消費税の合計額であり、標準税率10%と軽減税率8%の複数税率になっています。
そして軽減税率の対象は飲食料品の譲渡(食品表示法に規定する食品(酒税法に規定する酒類を除きます。)の譲渡をいい、外食を含みません。)
。つまり同じ400万円でも、酒類でない飲食料品なら消費税は8%の32万円、酒類なので10%の40万円になる。この差の8万円のほうが、酒税301円の約266倍大きい。
響4銘柄の酒税は1円も違わない|500倍の価格差と、500分の1の負担率

酒税が量と度数だけで決まるということは、同じ容量・同じ度数なら値段がいくら違っても酒税は同額になるということである。響ブランドはこれを確かめるのにちょうどいい。現在サントリーが商品情報サイトに掲載している響は3品で、いずれも700ml・43%である。そこに響40年を並べると次のようになる。
| 銘柄 | 希望小売価格・販売価格(税別) | 1klあたりの酒税 | 1本あたりの酒税 | 価格に占める酒税の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 響 JAPANESE HARMONY | 8,000円 | 430,000円 | 301円 | 3.7625% |
| 響21年 | 61,000円 | 430,000円 | 301円 | 0.4934% |
| 響30年 | 415,000円 | 430,000円 | 301円 | 0.0725% |
| 響40年 | 4,000,000円 | 430,000円 | 301円 | 0.007525% |
価格の出典:サントリー商品情報サイト(響 JAPANESE HARMONY/響21年/響30年)およびニュースリリースNo.14692(響40年)。酒税額は酒税法第23条第1項第3号から自社で計算した値で、公式が公表しているものではない。
4行とも酒税は301円で、1円も動かない。いっぽう価格は8,000円から400万円までちょうど500倍離れている。その結果、価格に占める酒税の割合は3.7625%から0.007525%へ、こちらもちょうど500分の1になる(3.7625÷500=0.007525)。酒税が定額で価格だけが変わるのだから、負担率の比は価格の比の逆数とぴったり一致する。
この見え方はウイスキー全体に効く。度数が同じなら、1万円の1本と100万円の1本で酒税は変わらない。値段の差を「税金が高いから」で説明することはできない。スピリッツの分類と酒税の記事では、蒸留酒類の中での税率の並びを扱っている。
二次流通で売ったとき、それは何の所得になるのか

ここからが本題である。400万円で当たった1本を、たとえば800万円で誰かに売った。この400万円の差は課税されるのか。答えを出すには、所得税法のどの所得に入るかを先に決めなければならない。
出発点は所得税法第33条第1項である。譲渡所得とは、資産の譲渡(建物又は構築物の所有を目的とする地上権又は賃借権の設定その他契約により他人に土地を長期間使用させる行為で政令で定めるものを含む。以下この条において同じ。)による所得をいう。
——これが譲渡所得の定義である。物を売って得た利益は、原則としてこの譲渡所得になる。国税庁も対象資産を列挙している。
譲渡所得の対象となる資産には、土地、借地権、建物、株式等、金地金、宝石、書画、骨とう、船舶、機械器具、漁業権、取引慣行のある借家権、配偶者居住権、配偶者敷地利用権、ゴルフ会員権、特許権、著作権、鉱業権、土石(砂)などが含まれます。
そのうえで、所得税法第9条第1項には所得税を課さないものが19号にわたって並んでいる。資産の譲渡を扱うのは第9号と第10号の2つで、第10号は十資力を喪失して債務を弁済することが著しく困難である場合における国税通則法第二条第十号(定義)に規定する強制換価手続による資産の譲渡による所得その他これに類するものとして政令で定める所得(第三十三条第二項第一号(譲渡所得)の規定に該当するものを除く。)
——差押えなどの強制換価手続に限られる。一般の物の譲渡に関わるのは第9号である。九自己又はその配偶者その他の親族が生活の用に供する家具、じゆう器、衣服その他の資産で政令で定めるものの譲渡による所得
——ここに挙がっているのは家具・じゆう器・衣服だが、条文は「政令で定めるもの」と受けており、その政令が施行令第25条で、そこでは「生活に通常必要な動産」と書かれている。非課税かどうかを決める言葉は「生活の用に供する」ではなく「生活に通常必要な」のほうである。国税庁の言い換えもこうなる。家具、じゅう器、通勤用の自動車、衣服などの生活に通常必要な動産の譲渡による所得です。
つまり分岐は2段階になる。第1に、その1本が「生活に通常必要な動産」にあたり、かつ次の章で見る12区分(1個または1組の価額が30万円を超えるものに限る)にも入らなければ非課税。第2に、そこから外れれば譲渡所得として課税される。どちらに転ぶかを決めているのは、値段そのものではない。
「30万円を超えたら課税」は、酒には当たらない

ネット上でよく見るのが「30万円を超える物を売ったら課税される」という説明である。これは根拠のある話で、出所は所得税法施行令第25条にある。ただし条文を最後まで読むと、掛かる範囲が限定されていることがわかる。
法第九条第一項第九号(非課税所得)に規定する政令で定める資産は、生活に通常必要な動産のうち、次に掲げるもの(一個又は一組の価額が三十万円を超えるものに限る。)以外のものとする。
括弧の中の「一個又は一組の価額が三十万円を超えるものに限る」は、条文全体ではなく「次に掲げるもの」に掛かっている。その「次に掲げるもの」は2つの号しかない。
| 号 | 挙げられているもの | 区分数 |
|---|---|---|
| 第1号 | 貴石/半貴石/貴金属/真珠及びこれらの製品/べつこう製品/さんご製品/こはく製品/ぞうげ製品/七宝製品 | 9 |
| 第2号 | 書画/こつとう/美術工芸品 | 3 |
| 合計 | —— | 12 |
出典:所得税法施行令(昭和四十年政令第九十六号)第二十五条/e-Gov法令検索。条文は号を2つ立てているだけで、区分の数は当店が読点で数えたものである。第1号の「これらの製品」は貴石・半貴石・貴金属・真珠のすべてを受けるので、数え方によって総数は変わりうる。
第1号は一貴石、半貴石、貴金属、真珠及びこれらの製品、べつこう製品、さんご製品、こはく製品、ぞうげ製品並びに七宝製品
、第2号は二書画、こつとう及び美術工芸品
。ウイスキーはこの12区分のどこにも入らない。宝石でも真珠でもべっ甲でも珊瑚でもなく、書画でも骨とうでもない。ただし響40年のように蒔絵のキャップと12種の木材を使った木箱が付く場合、条文が「一個又は一組」と書いていることとの関係で、外装をどう評価するかは議論の余地が残る。
金地金は列挙にないのに課税される
ではその12区分に入っていなければ非課税なのか。ここで比較になるのが金地金である。金地金は貴金属の「製品」ではない地金そのもので、書画骨とうでもない。それでも国税庁の扱いははっきりしている。金地金を売ったときの所得は、原則、譲渡所得として、給与所得など他の所得と合わせて総合課税の対象となります。
つまり30万円の列挙は「非課税の例外」であって「課税の要件」ではない。列挙に載っていないから非課税になる、という読み方は成り立たない。金地金が課税されるのは、そもそも金地金が「生活に通常必要な」動産ではないからである。ウイスキーについても、判断はここに戻ってくる。
分かれ目は値段ではなく「生活に通常必要か」

非課税になるのは、法第9条第1項第9号と施行令第25条を通したときに「生活に通常必要な動産」にあたるものである。では何が「生活の用に供する」ものにあたらないのか。所得税法にはもうひとつ「生活に通常必要でない資産」という言葉があり、施行令第178条第1項がその中身を3つ挙げている。
法第六十二条第一項(生活に通常必要でない資産の災害による損失)に規定する政令で定めるものは、次に掲げる資産とする。
第1号が一競走馬(その規模、収益の状況その他の事情に照らし事業と認められるものの用に供されるものを除く。)その他射こう的行為の手段となる動産
、第2号が次の規定である。
二通常自己及び自己と生計を一にする親族が居住の用に供しない家屋で主として趣味、娯楽又は保養の用に供する目的で所有するものその他主として趣味、娯楽、保養又は鑑賞の目的で所有する資産(前号又は次号に掲げる動産を除く。)
第3号は三生活の用に供する動産で第二十五条(譲渡所得について非課税とされる生活用動産の範囲)の規定に該当しないもの
で、これは第25条の12区分——つまり30万円超の貴金属や書画骨とうを受ける枠である。
第2号の後半「その他主として趣味、娯楽、保養又は鑑賞の目的で所有する資産」が、その考え方を条文の言葉にしている。飲むために買って手元に置いてある1本は「生活の用に供する」動産に近づき、未開栓のまま保管し続けている1本は遠ざかる。ただし条文が挙げているのは趣味・娯楽・保養・鑑賞の4つで、値上がり益を狙って持つことはこのどれにも書かれていない。第178条第2号に当たるかどうかと、非課税になるかどうかは同じ問いではない。
国税庁がフリマアプリやオークションについて書いているのも同じ線である。生活の用に供している資産(古着や家財など)の売却による所得は非課税(この所得については確定申告が不要)で、損失は生じてないものとみなされます。
古着や家財が例に挙がっているのは、それが典型的に生活の用に供する動産だからで、未開栓のまま保管された400万円のボトルが同じ扱いになるとは限らない。同じ「響40年」という1本でも、取得の経緯や保有のしかたで結論が分かれうる。
実務上の入口としては、まずウイスキー投資の記事で扱っている「資産として買う」という発想に自分が当てはまるかどうかを確かめるのが早い。当てはまるなら、次の計算の話になる。
譲渡所得の計算と、5年という境目

譲渡所得として課税される場合の計算式は、国税庁が1行で示している。
譲渡所得の金額 = 譲渡価額 - (取得費(注1) + 譲渡費用(注2))-50万円
(注3)
末尾の(注3)は(注3)譲渡所得の特別控除の額は、その年の長期の譲渡益と短期の譲渡益の合計額に対して50万円です。
という意味である。同じ年に他の物も売っていれば、50万円はその合計に対して1回しか使えない。
50万円は所得税法第33条第4項の特別控除である。前項に規定する譲渡所得の特別控除額は、五十万円(譲渡益が五十万円に満たない場合には、当該譲渡益)とする。
取得費については(注1)取得費とは、一般に購入代金のことです。このほか、購入手数料や設備費、改良費なども含まれます。
と説明されている。響40年なら、リリースが示している税別400万円に消費税10%を加えた440万円が購入代金になる(送料や手数料は別)。
ここから先は保有期間で2つに割れる。長期譲渡所得となるのは、所有期間が5年を超えている場合で、短期譲渡所得となるのは、所有期間が5年以内の場合です。
条文の側は所得税法第33条第3項第1号で一資産の譲渡(前項の規定に該当するものを除く。次号において同じ。)でその資産の取得の日以後五年以内にされたものによる所得(政令で定めるものを除く。)
を短期としている。そして短期譲渡所得の金額は全額が総合課税の対象になりますが、長期譲渡所得の金額はその2分の1が総合課税の対象になります。
長期が半分になる根拠は所得税法第22条第2項第2号にある。
| 売却価格 | 譲渡益 | 特別控除 | 控除後 | 短期(5年以内) | 長期(5年超) |
|---|---|---|---|---|---|
| 450万円 | 10万円 | 10万円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 490万円 | 50万円 | 50万円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 500万円 | 60万円 | 50万円 | 10万円 | 10万円 | 5万円 |
| 600万円 | 160万円 | 50万円 | 110万円 | 110万円 | 55万円 |
| 800万円 | 360万円 | 50万円 | 310万円 | 310万円 | 155万円 |
| 1,000万円 | 560万円 | 50万円 | 510万円 | 510万円 | 255万円 |
| 1,500万円 | 1,060万円 | 50万円 | 1,010万円 | 1,010万円 | 505万円 |
計算は所得税法第22条・第33条および国税庁タックスアンサーNo.3152の式に当てはめた自社試算。譲渡費用を0円、同じ年に他の総合課税の譲渡益がないものと仮定している。実際の税額はこの金額を他の所得と合算して累進税率を適用したうえで決まる。
表の上から2行目までが0円なのは、特別控除の50万円で吸収されるからである。取得費440万円に50万円を足した490万円が、課税対象がゼロで収まる上限になる。これを1円でも超えると、超えた分が課税の側に回る(長期に当たるならその2分の1)。
給与所得者には、申告が要るかどうかの目安もある。年末調整が済んでいる給与所得者であっても、その給与所得以外に副収入等によって20万円を超える所得を得ている場合には、確定申告をすれば税金が還付される人を除いて、確定申告が必要となります
。表4でいえば、いちばん右の課税対象額が20万円を超えるかどうかが目安になる。ただしこれは所得税の確定申告についての線で、税金が一切かからないという意味ではない。
5年の境目も置ける。響40年の発売期日は2025年5月27日で、順次発送とされていた。条文は「取得の日以後五年以内」と書いているので、境目は2030年の5月下旬に来る。ただし順次発送のため実際の取得日は当選者ごとに前後し、1日単位の判定は取得の日をいつと見るかにも左右される。境目に近い時期に手放すなら税務署に確かめてほしい。
反復して売ると、そもそも譲渡所得ではなくなる
ここまでは1本を1回売る話である。これが繰り返しになると、所得の種類そのものが変わる。所得税法第33条第2項第1号は一たな卸資産(これに準ずる資産として政令で定めるものを含む。)の譲渡その他営利を目的として継続的に行なわれる資産の譲渡による所得
を譲渡所得から外している。国税庁の言い方はこうなる。(5) (1)から(4)までの資産以外の資産を相当の期間にわたり、継続的に譲渡している場合の所得は、事業所得または雑所得となります。
金地金についても同じことが書かれていて、金地金の譲渡が営利を目的として継続的に行われている場合には、その実態に応じて事業所得または雑所得となります。
となっている。
事業所得や雑所得になると、50万円の特別控除も長期の2分の1も使えない。さらに、酒類を継続して売る行為そのものに免許の問題が出てくる。酒類の販売業又は販売の代理業若しくは媒介業(以下「販売業」と総称する。)をしようとする者は、政令で定める手続により、販売場(継続して販売業をする場所をいう。以下同じ。)ごとにその販売場の所在地(販売場を設けない場合には、住所地)の所轄税務署長の免許(以下「販売業免許」という。)を受けなければならない。
——酒税法第9条第1項である。この免許の話はウイスキーの転売と酒類販売業免許の記事で詳しく扱っている。
響・人気ウイスキーの査定と買取

査定で見ているのは銘柄だけではない。液面の位置、キャップシールの状態、外箱と付属品の有無、ラベルの汚れや退色が金額に効く。響40年のような超長期熟成品は、クリスタルボトルと木箱が揃っているかどうかで評価が変わる。
価格の推移を先に知りたい場合は、響30年の定価と相場の記事や響17年・21年の記事が近い帯を扱っている。山崎の長期熟成品については山崎55年の抽選と二次流通の記事がある。
響40年と転売の税金についてよくある質問

店頭でよく聞かれるものをまとめた。
響40年の定価はいくらですか?
サントリーのニュースリリースNo.14692に「700ml 400万円 43%」と記載されています。この400万円は税別の額で、消費税10%を加えると440万円になります。販売方法の欄には「抽選販売※一般販売はありません」と明記されており、店頭に並ぶ商品ではありません。
響40年を転売したら税金はかかりますか?
一律にかかるとも、かからないとも言えません。所得税法第9条第1項第9号と同法施行令第25条は、「生活に通常必要な動産」の譲渡による所得を非課税としています。日常的に飲むために持っていた1本ならここに入りえますが、400万円の抽選限定品が「通常必要」といえるかは別問題で、当たり前に非課税になるわけではありません。反対に、生活に必要とはいえない持ち方をしていた1本はこの非課税から外れ、譲渡所得として課税されえます。なお「生活に通常必要でない資産」を3つ挙げている所得税法施行令第178条は、災害や盗難による損失の計算を定めた第62条を受けた規定で、課税されるかどうかを直接決める条文ではありません。判断は個別の事情によるため、所轄の税務署または税理士にご確認ください。
30万円を超えるお酒を売ったら課税されると聞きましたが本当ですか?
その30万円という数字は所得税法施行令第25条にありますが、掛かるのは同条が挙げる12区分だけです。第1号が貴石・半貴石・貴金属・真珠及びこれらの製品・べつこう製品・さんご製品・こはく製品・ぞうげ製品・七宝製品の9つ、第2号が書画・こつとう・美術工芸品の3つで、酒類はどちらにも入っていません。ただし列挙にないから非課税になるわけでもありません。金地金は列挙にありませんが、国税庁は原則として譲渡所得になると説明しています。
課税される場合、いくらから税金が出ますか?
国税庁タックスアンサーNo.3152の式は「譲渡所得の金額 = 譲渡価額 - (取得費(注1) + 譲渡費用(注2))-50万円(注3)」です。取得費を税込440万円、譲渡費用を0円と置くと、売却価格が490万円までは特別控除の50万円で吸収されて課税対象額は0円になります。所有期間が5年を超えていれば、控除後の金額の2分の1が総合課税の対象になります。
400万円の中に酒税はいくら入っていますか?
酒税法第23条第1項第3号により、蒸留酒類は1キロリットルあたり20万円、アルコール分が21度以上なら20度を超える1度ごとに1万円を加えます。響40年は43%なので1キロリットルあたり43万円、700ml換算で301円です。響 JAPANESE HARMONY(税別8,000円)も同じ700ml・43%なので酒税は同じ301円で、価格が500倍違っても酒税額は変わりません。
何本も繰り返し売った場合はどうなりますか?
所得税法第33条第2項第1号は「営利を目的として継続的に行なわれる資産の譲渡による所得」を譲渡所得から除いています。国税庁も、資産を相当の期間にわたり継続的に譲渡している場合の所得は事業所得または雑所得になると説明しています。この場合は50万円の特別控除も長期譲渡の2分の1も使えません。あわせて、酒類の販売業には酒税法第9条第1項の販売業免許が必要になります。






































