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「余市10年」は、ニッカウヰスキーを代表するシングルモルトです。一時販売終了となりましたが、数量限定で復活し、再び注目を集めています。
この記事では、そんな余市10年の味、特徴、旧ボトルとの違い、価格、購入方法、おすすめの飲み方を紹介します。
「どんなウイスキーなの?」「なぜ高いの?」「どこで買えるの?」といった疑問にお答えし、余市の魅力をもっと知りたい方、購入を考えている方に役立つ情報をまとめました。

余市10年とは?北の大地が生み出す力強いモルトウイスキー
余市10年
「余市10年」は、ニッカウヰスキー余市蒸溜所で作られた、熟成10年表記のシングルモルトです。
使用されているのは、余市の冷涼な気候の中で10年以上熟成されたモルト原酒のみ。若い原酒とは違い、力強さと奥深さが際立つ一本です。
香りは格別で、オーク樽の甘さ、熟したバナナのような香り、そして余市ならではのスモーキーな香りが混ざり合っています。そして口に含むと、洋梨のような甘さと穏やかなスモーキーさが広がり、重厚なコクとモルトのうま味がなめらかに感じられます。また後味は、ピートの香ばしさとほろ苦さが長く残ります。
なお、ニッカウヰスキーでは原酒不足が続き、かつて多くの年数表記ボトル(エイジング商品)が終売となりました。その中で「余市10年」は復活・再リリースが行われた稀有な存在であり、現行品として入手できる余市の“貴重な10年表記”として高い注目を集めています。
- 商品名:シングルモルト余市 10年
- 生産者:ニッカウヰスキー
- 原材料:モルト
- アルコール度数:45%
- 定価:700ml 13,200円(税込)
- 特徴:ピートの効いたスモーキーさ、オーク樽のバニラ香、果実の甘味、力強い余韻
シングルモルト余市をおさらい

余市10年の魅力を知るためには、まずは余市がどのようなウイスキーなのかを知っておきましょう。
余市は、ニッカウヰスキーの余市蒸溜所にて作られるシングルモルトウイスキーの銘柄になります。北海道余市にて作られているウイスキーであり、純国産ウイスキー(ジャパニーズウイスキー)にも該当する高級ブランドとなっています。
単一の蒸溜所のモルトだけを使って作られるシングルモルトは、蒸溜所の個性が色濃く出ることが特徴に挙げられます。余市のモルトはスモーキーで男性的、複雑な味わいをしていて、力強く飲みごたえがあることから大きな人気を集めています。
-
石炭直火蒸留を続ける国内唯一の蒸溜所
強い火力とムラのある熱を扱う熟練技術が必要な製法。
この蒸留によって、余市らしい焦げ感・重厚さ・厚みのある味わいが生まれます。 -
海風にさらされる熟成環境
樽は潮風と冷涼な海気の中で熟成。
スモーキーさにほのかな塩味(ソルティ感)が加わり、独自の風味を形成します。 -
冬の寒さが育むゆっくりした熟成
余市の厳しい冬の低温・低湿度が熟成スピードを緩やかにし、10年以上熟成原酒ならではの豊かな香味を引き出します。
そんな余市の力強さの秘密はズバリ「石灰直火炊き蒸留」にあります。これはスコットランド・ハイランドにあるロングモーン蒸溜所に倣って採用された手法であり、蒸留時に石炭をくべ続け、火力を保ちながらウイスキーを作るというものになります。
【ミニ知識🔎ポットスチルの違い】
— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) October 3, 2025
ポットスチルは蒸溜所によって形・大きさ・蒸溜方法などが違うぞい!それによって出来上がる🥃モルト原酒が重厚になるか、軽快になるか変わってくるんじゃ!さまざまな個性の原酒をつくることでブレンドの幅を広げることが、竹鶴政孝の夢・理想でもあったんじゃよ! pic.twitter.com/DsPQCrQ5LQ
なお蒸留の際に使われるポットスチルは、下向きのラインアームを持つストレードヘッド型のものです。これを使って直火蒸留することで、原酒に成分が残りやすくなり、複雑な味わいを持つウイスキーが生まれるのです。
1000℃を超えるような高温のポットスチルに石炭を絶やすことなく焚べ入れるというのは、まさに職人技です。高度な技術が必要にはなりますが、ニッカウヰスキーは決して手を抜くことなく、こだわりの手法を採用し続けています。
また蒸留の方法だけでなく、余市では仕込み水のクオリティや熟成樽にも強いこだわりを持ち続けています。妥協せずに生み出されるその味わいは、まさにジャパニーズウイスキーの中でもトップと言える質を誇っています。
余市10年が愛される理由
余市10年が支持されるのは、その力強さと熟成による上品さのバランスが取れているからです。余市特有のスモーキーさはそのままに、10年熟成ならではの甘さ、まろやかさ、奥行きが加わり、非常に贅沢なバランスを楽しめます。
甘味・厚み・熟成感が際立ち、「余市の真価は10年から」と語る愛好家も多い1本。そんな余市は、ストレートのままでも美味しく、加水やハイボールでも楽しく飲める仕上がりになっています。
なかなか手に入りにくいボトルではありますが、ウイスキーが好きならぜひチェックしておきたい1本でもあります。
ニッカウヰスキー シングルモルト余市
「余市10年」と「シングルモルト余市(ノンヴィンテージ)」は、どちらも余市蒸溜所で作られたシングルモルトですが、味と香りはかなり違います。
一番の違いは熟成期間です。 余市10年は、10年以上熟成させた原酒だけを使っているので、樽由来の甘さや果実のまろやかさが際立ち、ピートの煙やスモーキーさも上品にまとまっていて、奥深い味わいが楽しめます。
対して、ノンヴィンテージは若い原酒も使っているため、キレのあるピート香や、直接的に伝わる力強いスモーキーさが特徴です。後味もシャープで、フレッシュな印象が残ります。
飲みやすさで選ぶなら、熟成感のバランスが取れた余市10年。ピートの刺激が好きなら、ノンヴィンテージが良いでしょう。
この2本を飲み比べてみると、余市モルトが熟成によってどう変化するか、より深く理解できるはずです。
余市10年は販売終了!?復刻したとの噂は?新旧ボトルでの変化はある?
2015年に惜しまれつつも終売となる
以前飲んだ余市10年の味を忘れる前に旧余市10年✨次の日休みって幸せ🥰 pic.twitter.com/I01n5Q0JnE
— 健太郎 (@kentatakem) May 15, 2023
高い評価を集める余市10年ですが、残念ながら2015年の夏に一度終売となり、今では簡単には買えないレアボトルの一つになっています。
余市にはもともとノンエイジの他、10年、12年、15年といった年数表記ボトルがありました。しかし2015年8月に、ノンエイジ以外のボトルは全て販売が終了しています。
終売となった理由には、人気のあまり原酒不足となり、提供が難しくなったことが挙げられるでしょう。
なお終売品となった余市10年には、非常に高い価格が付けられています。
2015年以前に発売されていた旧ボトルは当時の定価4,500円(税抜)でしたが、現在の流通価格は4〜5万円程度まで高騰しています。
昨今のウイスキー人気や希少価値の高さを考えると、この価格はこれからさらに高くなっていく可能性もあります。
余市10年 シングルモルト(旧ボトル)
- 商品名:余市10年
- 生産者:ニッカウヰスキー
- 原材料:モルト
- アルコール度数:45%
- 発売時期:〜2015年7月
- 価格:700ml 4,500円(税抜)
2022年に数量限定で復刻を果たす
余市10年復刻したんだって!うまいうまい! pic.twitter.com/2fpwyKxrgg
— はやなり@7 (@hayanari_kagome) February 19, 2023
2015年に惜しまれつつ終売となった余市10年ですが、2022年からは数量限定で復刻販売されています。ブレントやラベルが新しくなった限定品の余市10年は、「余市10年新ボトル」といった通称で流通していきました。
なお、この新ボトルの余市10年は2022年7月に北海道内で先行販売が行われ、その後2022年11月に全国展開されていきました。当然のように人気が殺到し、一気に品薄となりレアボトルになってしまったことも記憶に新しいです。
ちなみに余市10年新ボトルの販売本数は年間9,000本であり、2023年3月末には再び販売終了となっています。そこから毎年若干量ずつリリースされていますが、店頭で見かけることはほとんどなく、非常にレアなウイスキーの一つになっています。
近年、ジャパニーズウイスキーの値上がりは落ち着き、ノンヴィンテージの余市も店頭で見かけるようになりました。しかしその一方で、余市10年は流通量が非常に少なく、酒屋さんで見つけるのは難しい状況が続いています。
コレクターやファンの人気が高く、希少価値は上がり続けています。
余市10年 シングルカスク
余市10年のシリーズの中には、かつて「余市10年 シングルカスク」というボトルが存在していた時代もありました。こちらは一つの樽の原酒だけを使ったシングルカスクウイスキーであり、通常の余市10年よりもさらにレアなボトルになっています。
ウイスキーは熟成される樽によって、味わいが少しずつ変わってきます。そのため余市10年シングルカスクはラベルに記載されているナンバーごとに異なる個性があり、何度飲んでも楽しめるというのが非常に大きな魅力となっていました。
なお樽で熟成された味わいをそのまま瓶詰めしているシングルカスクの余市10年は、アルコール度数も59%と高めになっているのがポイントです。濃厚で力強くビターでコクのある味わいは、一度飲んだら忘れられないほどのインパクトを感じさせます。
余市10年の定価はいくら?旧ボトル・復刻版の価格比較

余市10年は、以前のボトルが販売終了してから再販されるまでを経て、現在では市場に出回る量が非常に少ないシングルモルトです。発売当時の価格と現在の市場価格には大きな開きがあり、この差が余市10年の希少価値を示しています。
ここからは、旧ボトルと復刻版それぞれの定価と現在の販売価格をまとめ、なぜここまで価格が上がったのか、定価とのずれや値上げの背景をわかりやすく説明します。
余市10年(旧ボトル)の定価と発売当時の価格
余市10年の旧ボトルは、当時4,500円(税抜)でした。今の価格からは考えられないほど安かったのです。
当時はまだジャパニーズウイスキーの人気が今ほどではなく、山崎や白州の品薄もありませんでした。だから、余市10年を定価で買うのは難しくなく、普段飲みできるシングルモルトとして親しまれていたのです。
ただし2010年代後半からジャパニーズウイスキーの需要が急に増え、原酒が足りなくなってきました。余市10年も例外ではなく、2015年に販売終了となり、旧ボトルは市場からどんどん消えていきました。
そこから今では、当時の定価の数倍以上で取引される貴重なボトルとして、とても注目されています。現在の旧ボトルの流通価格は、ボトル状態にもよりますが、5万を超えるケースがあり、当時からするとおよそ10倍になっています。
余市10年(復刻版)の定価と市場の現在価格
2022年に限定で復活した「余市10年 新ボトル」は、まず7月に北海道で先行販売され、11月から全国で販売されました。発売時の価格は8,000円(税抜)で、以前のボトルのおよそ2倍くらいでした。
ただし、お店に出回った数が少なく、すぐに売り切れが続きました。そのため市場での人気が急上昇し、価格が定価の3〜7倍で取引されることもよくありました。
その後メーカーが価格を改定し、今の定価は13,200円(税込)になりましたが、定価で買うのは難しいまま。むしろ今、市場での販売価格を見ると、箱付きの未開封品で3万円前後と高騰しています。
状態の良いものや珍しいものだと、もっと高い値段がつくこともあります。 復活版ですが、もうすでに市場では貴重なボトルとして扱われています。
| 品名 | 画像 | おすすめスコア | リンクサス酒販 | Amazon最安 | 楽天最安 | お酒買取 | ポイント | アルコール度数 | 香りのタイプ | 飲みごたえ | 産地 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 余市10年 |
|
余市10年は限定生産で希少、定価の2倍超で取引される | 45 | スモーキー | フルボディ | 日本 | |||||
| 余市10年 シングルモルト(旧ボトル) |
|
力強いピート香と甘みが調和した余市10年 | 45 | ウッディー | リッチ | 日本 | |||||
| 余市10年 シングルカスク |
|
樽の個性が際立つ力強いピート香と深い余韻の一本 | 57 | スモーキー | フルボディ | 日本 |
余市10年が高騰化・プレミア化する理由!コレクター・投資目的の需要も
ジャパニーズウイスキーそのものが高騰している

余市10年が高くなっているのには、ジャパニーズウイスキー人気が高まっていて、余市という銘柄にブランド力が付いていることが関係しています。余市シリーズは10年ものだけでなく、余市12年、余市15年とほぼ全てのボトルが高額取引の対象になります。
さらに余市だけでなく、ニッカウヰスキーでは宮城峡や竹鶴といったジャパニーズウイスキー全般も全て高騰化しているような状況です。
ちなみにジャパニーズウイスキーは、表示に関する定義が明確に定められています。糖化・発酵・蒸留という過程を全て国内で行う必要があり、さらにアルコール度数や樽の容量、熟成期間などに関してもはっきりとルールが決められているのです。
そして条件を全て満たしたものしか「ジャパニーズウイスキー」を名乗ることはできません。つまりジャパニーズウイスキーであることそのものが、高級品の証のようになっているのです。
ジャパニーズウイスキーは世界5大ウイスキーの一つにも数えられていて、非常に大きな注目を集めています。特に近年は価格の上がり幅が大きく、余市10年にも高い値段が付けられています。
国内だけでなく海外からの需要も高い
余市10年は純国産ウイスキーですが、国内だけでなく海外からの需要も高くなっています。本場スコッチのような複雑さと奥行きがありながらも、飲みやすく食事に合わせやすいというところが人気につながっています。
実際に余市10年は、過去に「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」での銀賞なども複数回にわたって受賞しています。
また余市10年シングルカスクに関しては、2001年にWWAの前身である「ベスト・オブ・ザ・ベスト」の総合第1位も獲得しています。
数々の受賞歴がある余市10年は、それだけ世界的に認められているブランドであり、プロからの評価も高いウイスキーであることがわかります。
そして国内だけでなく海外にも販売できる市場があるため、それだけ高値がつきやすくなるのです。
終売により希少価値が増している

ここまで何度も述べたように、余市10年は一度終売となったボトルであり、そのぶん希少価値が高いです。簡単に手に入らないというのも査定額が高くなる理由の一つです。
なお余市10年には2015年以前の旧ボトル、そして2022年に限定発売された新ボトルが存在しますが、どちらも希少価値は高いため、流通価格も定価より高くなっています。
特に2015年以前のボトルは「旧ボトル(オールドボトル・旧ラベル)」と呼ばれ、定価に対して10倍ほどの価格が付けられているような状況です。
いわゆるプレミア化していて、こちらはジャパニーズウイスキーのトレンドが例え下火になっても、価値が落ちにくいボトルになると思われます。
コレクターや投資目的の購入も多く値段が上がりやすくなっている
余市10年のようなウイスキーは、正しく保管をしていれば半永久的に日持ちします。そのためすぐに飲むつもりではなく「コレクションに加えたい」という方からも購入希望が集まりやすいです。
さらに近年はウイスキーの価格高騰に注目した投資家や転売ヤーからの購入も殺到しています。
つまり流通本数に対し買い手が圧倒的に増えている状態で、それだけ価格も上がり続けているのです。
余市10年はどこで買える?おすすめ販売店・抽選・入手ルート

ご承知の通り、余市10年は非常に数が少なく、お店で見かけることは稀です。復刻版も同様に、見つけたらすぐに購入すべきほどの希少価値があり、定価での入手は難しい状況です。
ここでは、購入できる可能性のあるお店、抽選に関する情報、そしてオンラインで安全に入手する方法をまとめました。
店頭で買える可能性のある店舗は?
余市10年を店頭で購入できる可能性があるのは、主に以下のような店舗です。
- 百貨店の酒売り場(大丸・三越・伊勢丹など)
- ウイスキー専門店
- 大手酒販店(やまや、リカーマウンテン など)
ただし、こういったお店でも普通に棚に並んでいることはまずありません。『入荷したらすぐに売り切れ』というのがよくあるパターンで、そもそも入荷数がすごく少ないのが理由です。
お店によっては、会員の人しか買えなかったり、お店が商品を仕入れるときからプレ値が付いていることもあります。
定価で買いたい場合は、購入の条件や値段をちゃんと見てから買うようにしましょう。
抽選販売情報をチェックしよう
余市10年を 定価で購入できる最も現実的な方法 が抽選販売です。
抽選が実施される主な販売先は以下のとおりです。
- 百貨店のオンライン抽選
- 酒販店の会員向け抽選
- 一部専門店のメール会員限定抽選
- 北海道エリアの酒販店(限定入荷時)
抽選販売は通常、定価で購入できるため、高額な転売品を買いたくない方には一番おすすめです。 ただし、あくまでも運に左右されるので、確実に買えるというわけではないので注意しましょう。
なお抽選の情報は急に出ることが多いので、お店のアプリやメールマガジンに登録しておくと便利です。
【関連リンク】ウイスキー抽選販売2025年版!定価購入は高島屋・ヨドバシ・ビックカメラ?
通販のおすすめ購入先
店頭でまったく見つからない場合、オンライン購入を検討するのも一つの方法です。
ただし、余市10年は人気商品なので、個人間での売買はちょっと心配な点もあります。偽物だったり、状態が良くなかったりするリスクも否定できません。
安心して購入したいのであれば、お酒買取店・酒屋などが運営している信頼できるお店を選ぶのが良いかと思います。
- 信頼できる酒販店EC
- 大手モールの酒専門店
- 買取店が販売する「査定済みボトル」
特に鑑定済みのボトルは、状態、液面の高さ、ラベルの状態、箱の有無などがきちんと確認されているので、安心して購入できます。
急いで探している場合には、とても頼りになります。
余市10年をより楽しむために!飲み方ガイド

余市10年をせっかく手に入れたなら、すぐにでも味わってみたくなりますよね。
もちろん自宅のコレクションとして大切に保管するのも魅力的ですが、開栓してみるとその奥深い香りと味わいにきっと驚かされます。
余市10年は、飲み方によって表情がガラリと変わるウイスキーです。
ストレート、ロック、ハイボール…どのスタイルでも個性が際立ち、それぞれ違った魅力を楽しめます。
ここでは、余市10年を最大限に堪能するための“3つのおすすめの飲み方”と、そのポイントを分かりやすく紹介します。
まずは「ストレート」で味の変化を楽しもう
まず、余市10年の味をそのまま味わうには、ストレートが一番です。冷やしすぎず、常温に近い温度で飲むと、バニラやスモーク、フルーツのような香りが引き立ち、香りの変化をより楽しめます。
ウイスキーを飲み慣れていない方には、水を半分程度加えるトワイスアップもおすすめです。アルコールの刺激が抑えられ、甘みや熟成された風味がより感じやすくなります。
さらに、余市10年は香りがとても良いので、テイスティンググラスや脚付きのグラスなど、グラスにもこだわると、より深く味わうことができます。
「ロック」で飲む際のポイントは?
ロックで飲むなら氷にこだわりましょう。溶けにくい丸氷やロックアイスがおすすめです。
味が薄まりにくく、余市10年のうまさを保てます。
グラスに注いだら、軽く混ぜて温度を均一にすると、よりおいしくなります。
時間がたつにつれてほんのり加水されたようになり、甘さや樽の香りが広がり、ストレートとは違う味が楽しめます。
なおアルコール度数が高いのが苦手な方は、ウイスキーを少なめ、氷・水多めのハーフロックもおすすめです。自分に合う飲み方をぜひ探してみましょう。
「ハイボール」にするともったいない?
「10年ものをハイボールにするのは贅沢」と思われがちですが、余市10年のように味わいが濃く厚みのあるモルトは、ハイボールでもしっかり存在感を発揮します。
スモーキーさとフルーティーな甘みが爽やかに広がり、食事との相性も抜群です。晩酌にもぴったりでしょう。
ストレートやロックとは全く違う味わいを楽しめるので、飲み比べもおすすめです。
特に燻製料理や揚げ物、濃い味付けの肉料理などと合わせると、余市特有のピートの香りが引き立ち、食中酒としても楽しめます。
余市10年のよくある質問とその回答(FAQ)

Q.余市10年の定価はいくら?
現行品の余市10年は、700mlで13,200円(税込)です。
もともと旧ボトルの時代は、税抜き価格4,500円で販売されていました。しかしこちらは終売となり、リニューアル時には税抜き8,000円/税込み8,800円に価格が引き上げられています。
さらに2024年には価格改定が行われ、1万円をこえるランクに変わっています。
なお、物価高などの影響があれば、今後さらに低下が上がる可能性もあります。
Q.どこで買えますか?抽選はありますか?
店頭で見かけることは少ないですが、百貨店、酒屋さん、ウイスキー専門店などで、たまに見かけることがあります。
定価で買うなら、抽選販売が現実的でしょう。抽選は百貨店のオンライン抽選や、酒屋さんの会員向け抽選などが一般的です。
なお抽選の情報は不定期なので、各社のアプリやメール通知に登録しておくと便利です。
もし早く手に入れたい、または珍しい旧ボトルが欲しいという場合は、二次流通品を探してみるのも良いでしょう。その場合は信頼のおけるショップを利用するように徹底しましょう。
Q.余市10年はなぜ高いのですか?
- 10年以上熟成原酒の確保が難しく、生産量が非常に少ない
- 2015年の終売により旧ボトルが希少化
- 2022年以降の復刻版も年間数千本規模で流通量が極端に少ない
- ジャパニーズウイスキー全体の人気上昇
これらの要因が重なり、定価の数倍から10倍以上で取引されることもよくあります。
Q.余市10年の評価は?
スモーキーさと果実の甘さ、それに熟成によるまろやかさがうまく合わさった、バランスの取れた一本として高く評価されています。
愛好家の中には「余市の良さは10年から」と言う人も多く、香りの深さ、後味の長さ、味の厚みは、熟成年数がないものとは明らかに違う、という意見があります。
まとめ
余市10年は、余市蒸溜所特有のスモーキーさと、熟成による甘さ、深みが調和した、余市モルトの良さが味わえる一本です。旧ボトル、復刻版ともに数が少なく、今も人気があります。
飲み方で香りや味が変わるので、ストレート、ロック、ハイボールなど、色々なスタイルで楽しめるのも良い点です。余市の奥深さを知りたい方は、一度試してみる価値があるでしょう。
もし「余市10年を探している」「余市のウイスキーについてもっと知りたい」と思っているなら、気になるボトルを調べてみてください。
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