獺祭のランクと種類|値段の違いと一番高い銘柄を公式価格で比較
獺祭の種類は通年で三本、ランクは瓶に書かれた数字がそのまま順番になっている。磨き二割三分、磨き三割九分、純米大吟醸45。数字は精米歩合で、小さいほど米を多く削っている。蔵元公式の720mlで並べると、2026年8月26日時点の税込価格は6,380円、3,080円、2,475円だ。上には限定流通の一群があり、高い順に挑むが363,000円、磨き その先へが46,200円、未来へ 農家と共にが18,700円と続く。数字が小さいほど高いのは、米を削るほど一粒から取れる量が減るからだ。ただし米の量だけで説明がつくのは二割三分と45のあいだで2倍ほどまでで、実際の価格差はそれより開いている。この記事は、三本の種類とランク、一番高い一本、容量と箱による差、当店で扱う獺祭の位置を順に見ていく。後半では、その削られる米=山田錦をつくる田んぼに酒蔵がどう関われるのかを、農地法の条文で確かめる。同じ会社が同じ田んぼを使うのに、農地所有適格法人として入るか、第三条第三項の扉から入るかで、法が数える相手が入れ替わる。
獺祭の種類とランクは三本|二割三分・三割九分・45の違い

通年で流通している獺祭の種類は、大きく三本にまとまる。上から磨き二割三分、磨き三割九分、純米大吟醸45。名前に入っている数字が、そのまま並び順になっている。原料米はいずれも山田錦で、三本とも純米大吟醸だ。蔵元は山口県岩国市の株式会社 獺祭で、2025年6月1日に旭酒造株式会社から社名を変えている。
数字は精米歩合、小さいほど多く削っている
精米歩合とは、玄米を削ったあとに残った白米の重さの割合をいう。二割三分は23%、三割九分は39%、45は45%。つまり二割三分は玄米の77%を糠として落とし、残った中心の23%だけで酒を造る。蔵元は公式ページで、この磨きについて「おそらく米の磨き歩合としては日本最高峰」と書いている。
削る目的は雑味の除去だ。米の外側にはたんぱく質や脂質が多く、中心へ近づくほど純粋なでんぷんに寄るので、香りは軽く、甘みは澄む方向へ動く。精米歩合そのものの決まりごとは精米歩合とは「白米のその玄米に対する重量の割合」で扱っている。この記事が追うのは、その数字が値段にどう化けるかのほうだ。
三本の公式価格を720mlで並べる
蔵元公式サイトと直販サイトで2026年8月26日に確かめた税込価格が、次の三行になる。
| 銘柄 | 精米歩合 | 720ml | 45との比 |
|---|---|---|---|
| 純米大吟醸 磨き二割三分 | 23% | 6,380円 | 約2.58倍 |
| 純米大吟醸 磨き三割九分 | 39% | 3,080円 | 約1.24倍 |
| 純米大吟醸45 | 45% | 2,475円 | 1.00倍 |
39と45のあいだは605円しか離れていない。ところが39から23へ上がると3,300円が乗る。三本は等間隔ではなく、二割三分だけが飛び地に置かれている。この段差がどこから来るのかは、三つめの章で数字に当てる。
獺祭50は現行ラインナップに無い
検索で今も残っている「獺祭50」は、現行の三本には入っていない。蔵元公式サイトの銘柄一覧に純米大吟醸50の記載は無く、いま同じ位置にあるのは純米大吟醸45だ。50を探して見つからないときは45へ読み替えるのが早い。旧ボトルを手元に残している場合は、後半の買取の章を見てほしい。
一番高い獺祭はどれか|公式ラインを高い順に並べる

「獺祭で一番高いのはどれか」という問いに、二割三分と答えたくなる。しかし蔵元の直販サイトで720mlの値段を高い順に並べると、二割三分の上には別の一群がある。1万円を超えるものだけを抜くと六本だ。
| 順 | 銘柄 | 価格 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| 1 | 獺祭 挑む 化粧箱入り | 363,000円 | 720mlでは最高額 |
| 2 | 獺祭 磨き その先へ 化粧箱入り | 46,200円 | 常設の最上位 |
| 3 | 獺祭 未来へ 農家と共に | 18,700円 | 農家との取り組み由来 |
| 4 | 獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離 化粧箱入り | 16,830円 | 搾り方の名を冠した一本 |
| 5 | 獺祭 梅酒 純米大吟醸磨き二割三分仕込み 紙箱入り | 15,950円 | 清酒ではなくリキュール |
| 6 | 獺祭 早田 純米大吟醸 磨き二割三分 紙箱入り | 14,300円 | 人の名を冠した一本 |
1万円を下回るところにも、通年三本より高いものが並ぶ。美酔、未来を作曲、久石譲デザインの二割三分がいずれも8,800円、新生獺祭 磨き二割三分が8,470円。通年三本の最上位である磨き二割三分の木箱入り720mlが7,480円で、ここから上がこの一群になる。海外で仕込まれたDASSAI BLUEは蔵元公式サイトの銘柄一覧に価格が出ており、23が13,200円、35が7,480円、50が4,180円だ。
容量をそろえない場合はもう一本上がある。磨き その先へのマグナムボトルは2300mlで220,000円だ。1mlあたりに直すと95.7円で、720mlの64.2円より高い。大瓶にすると単価が下がるという日本酒の常識は、この一本には効いていない。
上位の位置づけを一語ずつ開いておく。磨き その先へは二割三分の上に常設で置かれた最上位、遠心分離は搾り方の名前を冠した一本、早田は人の名を冠した一本、挑むは単品で36万円台という別枠だ。削りの深さ以外の何かが、二割三分の6,380円から上の段を作っている。この上位の一群は入手困難な日本酒25選で扱っている銘柄群と同じで、値段より前に「回ってくるかどうか」が先に立つ。
値段の差はどこから来るのか|削るほど減る米

三本の値段は、精米歩合の順番と完全に一致している。ではその差は米の削りだけで説明できるのか。玄米の重さから当たってみる。
玄米1kgから残るのは450g・390g・230g
精米歩合は白米の重さを玄米の重さで割った値だから、玄米1kgを45%まで磨けば450g、39%なら390g、23%なら230gしか残らない。同じ量の白米を用意しようとすると、必要な玄米は45を1としたとき39が約1.15倍、二割三分が約1.96倍になる。
| 銘柄 | 精米歩合 | 玄米1kgから残る白米 | 必要な玄米の倍率 | 720mlの価格倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 純米大吟醸45 | 45% | 450g | 1.00倍 | 1.00倍 |
| 磨き三割九分 | 39% | 390g | 約1.15倍 | 約1.24倍 |
| 磨き二割三分 | 23% | 230g | 約1.96倍 | 約2.58倍 |
米の量で説明がつくのは2倍まで
表の右二列を見比べると、39は1.15倍の米に対して1.24倍の値段でほぼ釣り合う。ところが二割三分は1.96倍の米に対して2.58倍だ。米の目減りだけでは、二割三分の値段のうち2倍ぶんまでしか説明できない。
残りの内訳として蔵元が公にしている数字は無いので、断定はしない。ただし精米という工程の性質からいえば、削る割合が増えるほど精米機を回す時間は伸びる。米は削られるほど小さく脆くなるので、途中で割れた粒は酒に使えない。失われた米のぶんが、一本あたりに乗る。
ここで効いてくるのが原料米そのものの性質だ。蔵元は山田錦のコンテストで重視する項目を二つ挙げており、そのうち一つが「心白が玄米の中心に発現している(精米途中に割れにくい)」だ。23%まで磨けるかどうかは、機械の側だけでなく、田んぼから来る米の側の条件でもある。この点は後半の山田錦の章で戻ってくる。
三本を並べて飲んだ印象

数字の話を離れて、三本を同じ日に同じグラスで比べるとどう分かれるか。いずれも山田錦の純米大吟醸なので、方向は同じで、輪郭の細さが変わる。
純米大吟醸45は、注いですぐに立つ香りが穏やかだ。口に入ると米の甘みが丸く広がり、後ろに軽い酸が残る。冷やしすぎると香りが閉じるので、冷蔵室から出して少し置いてから注ぐと印象が変わる。食事の横に置いても主張しすぎない。
磨き三割九分になると、上立ち香が一段はっきりする。洋梨とメロンの中間のような香りが先に来て、甘みの輪郭が細くなる。45との差は値段で605円、味では「香りが半歩前に出る」程度で、この一段は費用対効果がいい。
磨き二割三分は、含んだときの質感が明らかに違う。蔵元が「蜂蜜のような甘み」と書くとおり、甘さが舌の上に薄い膜のように乗り、そのまま余韻だけを長く残して切れる。雑味がほとんど無いぶん、単体で味わうか、味の淡い料理に合わせるほうが持ち味が出る。
甘口か辛口かで言えば、蔵元は三本とも日本酒度を公表していない。飲んだ印象としては三本とも辛口には振れておらず、削るほど甘みが澄んで軽くなる方向に動く。50・39・23のどれが美味しいかは好みの問題で、香りを取るなら39、質感を取るなら23、食事に合わせるなら45という分け方が実務的だ(50の位置には現行では45が入る)。
一升瓶で置いておくなら磨き二割三分の1800mlという手もある。蔵元の直販サイトは獺祭のすべての商品に「要冷蔵」を付けているので、開栓の前も後も冷蔵で立てて置き、飲みきれる人数かどうかで容量を選ぶといい。保存できる期間の考え方は日本酒の賞味期限にまとめている。
当店で扱っている獺祭を並べておく。カードから商品ページへ進めば、容量と在庫の状況が確かめられる。
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ここでは獺祭の在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。
容量と箱で変わる値段|1800・720・300・180ml

同じ銘柄でも、容量と箱の仕様で値段は動く。蔵元直販の表示価格を、まず容量ごとに並べる。いずれも箱無しの税込価格だ。
容量別の蔵元公式価格と、1,000円を下回る獺祭
| 銘柄 | 1800ml | 720ml | 300ml | 180ml |
|---|---|---|---|---|
| 純米大吟醸 磨き二割三分 | 12,760円 | 6,380円 | 2,640円 | 1,683円 |
| 純米大吟醸 磨き三割九分 | 6,160円 | 3,080円 | 1,276円 | 781円 |
| 純米大吟醸45 | 4,950円 | 2,475円 | 1,012円 | 616円 |
1800mlの値段は、三本とも720mlのちょうど2倍で並んでいる。容量は2.5倍なので、1mlあたりでは一升瓶のほうが2割安い計算になる。1,000円を下回る獺祭もある。180mlなら磨き三割九分が781円、純米大吟醸45が616円。磨き二割三分の180mlでも1,683円、純米大吟醸45の300mlは1,012円で、三本の中身をいちばん安く試せるのはこの帯になる。
1mlあたりに直すと、300mlは三本とも720mlをわずかに下回る。いっぽう180mlは、二割三分と三割九分では720mlより高くつく。小瓶ほど割高になるという当たり前は、300mlの三本と純米大吟醸45の180mlには効いていない。
同じ中身で箱だけ違う四つ
二割三分には箱の仕様が四つある。中身は同じで、外側だけが変わる。
| 箱 | 1800ml | 720ml | 300ml | 180ml |
|---|---|---|---|---|
| 箱無し | 12,760円 | 6,380円 | 2,640円 | 1,683円 |
| 紙箱入り | 13,860円 | 7,150円 | 3,080円 | 1,925円 |
| 木箱入り | 14,190円 | 7,480円 | 3,520円 | — |
| 感謝木箱入り | 14,190円 | 7,480円 | 3,520円 | — |
720mlで見ると、箱無しと木箱入りの差は1,100円。この1,100円は中身にはまったく関わらないので、自宅で飲むなら箱無し、贈るなら紙箱以上、という分け方が素直だ。木箱入りと感謝木箱入りは同額だ。
当店では箱無しの磨き二割三分 720ml 箱無しと、磨き二割三分 300mlを分けて扱っている。300mlは飲み比べ用にちょうどよく、蔵元公式価格で三本そろえても4,928円。二割三分の一升瓶一本(12,760円)の半額以下で、三段の違いをひととおり確かめられる。
獺祭 全ラインナップ比較|当店価格と公式価格

銘柄名と容量、蔵元公式価格、市場の相場帯、特徴、当店の販売ページ、通販各社の検索先を横並びにしたのが次の表だ。十行のうち九行は当店の商品ページへ直接つながっている。残る一行は当店では扱っていない磨き その先へで、上限を示すために置いた。表は最安値を案内するものではなく、同じ銘柄が容量と箱でどう分かれるかを見るためのものだ。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位★★★★★
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獺祭 磨き その先へ 720ml | ¥46,200 公式 ¥46,200(化粧箱入り720ml)/当店では取り扱いなし |
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獺祭のフラッグシップ。精米歩合非公開・遠心分離搾り・極小量生産で、抽選販売も多い特別な一本です。 |
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2位★★★★★
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獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 1800ml | ¥12,760 公式 ¥12,760(箱無し)/当店 ¥15,510 |
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獺祭の代名詞。精米歩合23%まで磨いた山田錦のみで醸す純米大吟醸。一升瓶で贈答や蔵元飲み比べに最適です。 |
¥15,510リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
3位★★★★★
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獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 720ml | ¥6,380 公式 ¥6,380(箱無し)/当店 ¥8,250 |
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獺祭フラッグシップの720ml。家庭の冷蔵庫で楽しめるサイズで、フルーティな吟醸香とクリーンな後味を堪能できます。 |
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4位★★★★☆
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獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 300ml | ¥2,640 公式 ¥2,640(箱無し)/当店 ¥4,400 |
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獺祭二割三分の300mlミニボトル。一人で気軽に飲み切れるサイズで、初獺祭やギフト用途にも人気です。 |
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5位★★★★☆
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獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 1800ml | ¥6,160 公式 ¥6,160/当店 ¥11,000 |
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精米歩合39%の絶妙なバランス。獺祭スタンダードの一升瓶で、家飲み・飲食店問わず安定した人気を誇ります。 |
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6位★★★★☆
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獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 720ml | ¥3,080 公式 ¥3,080/当店 ¥4,950 |
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獺祭エントリーラインの720ml。フルーティな香りと米の旨味を両立し、獺祭の世界観をリーズナブルに味わえます。 |
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7位★★★☆☆
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獺祭 純米大吟醸45 1800ml | ¥4,950 公式 ¥4,950/当店 ¥6,050 |
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精米歩合45%の純米大吟醸。獺祭の入門ライン的存在で、米の旨味がしっかり残ったフルボディタイプ。 |
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8位★★★☆☆
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獺祭 純米大吟醸45 720ml | ¥2,475 公式 ¥2,475/当店 ¥3,630 |
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獺祭スタンダード45の720mlボトル。家飲みやプレゼント用途で需要が高く、コスパも優れた一本です。 |
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9位★★★★☆
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獺祭 ブルー50 720ml | ¥4,180 公式 ¥4,180/当店 ¥4,400 |
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獺祭ブルーは株式会社 獺祭が米国ニューヨーク州で醸した純米大吟醸。蔵元は「from NY」と表示している。 |
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10位★★★★☆
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獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 720ml 箱無し | ¥6,380 公式 ¥6,380(箱無し)/当店 ¥7,700 |
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獺祭二割三分の箱無し仕様。化粧箱コストを抑え自家用に最適。フラッグシップ品をリーズナブルに楽しめます。 |
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※蔵元公式価格は株式会社 獺祭の公式サイトおよび直販サイトの税込表示(2026年8月26日取得)。当店価格と在庫は変動します。
表を読む手順を三つに絞る。第一に容量を見る。720mlは飲み比べと贈答の両方に使える標準で、1800mlは家に置いて何度も注ぐ前提、300mlと180mlは味を確かめる用だ。第二に精米歩合を見る。23・39・45の三段のうち、どこに立ちたいかが決まれば候補は三分の一になる。第三に箱の有無を見る。同じ二割三分の720mlでも、箱無しと木箱入りでは1,100円の差が出る。
当店価格が蔵元公式価格より高い行がある点は、先に断っておきたい。蔵元直販の値段は蔵から直接送る場合の価格で、小売店を通る一本には別の値段が付く。小売の店頭価格は仕入れと在庫で動く。表の「定価」列は基準線であって、市場の下限ではない。
場面ごとに四本を挙げる。香りを一段上げたいなら磨き三割九分 720ml、一升瓶で置いておくなら磨き二割三分 1800ml、毎日の食卓に置くなら純米大吟醸45 720ml。贈るなら磨き二割三分 720mlが定番で、相手の飲み慣れによっては三割九分のほうが収まりがいい。在庫は入れ替わる。取り寄せ表示の銘柄も注文は受け付けているので、各商品ページの表示を確かめてほしい。飲まずに置いてある一本があるなら、リンクサスの日本酒買取で状態を見せてもらうこともできる。
山田錦という一点|80俵4,000万円のコンテスト

三本とも原料米は山田錦だ。値段の差を米の目減りだけで説明しきれないと前に書いた。説明のつかない部分に何が乗っているかを蔵元は公にしていないが、米そのものの手当てに費用がかかっていることは、蔵元が自分で公表している数字から見える。
蔵元は2019年から「最高を超える山田錦プロジェクト」というコンテストを続けている。2026年7月14日の告知によれば、契約する全国の山田錦農家に、それまでの山田錦を超えるものへ挑んでもらう仕組みだ。グランプリ米は80俵で4,000万円、蔵元自身が「市場価格の約20倍」と書いている。準グランプリは1,500万円。それ以外でも条件を満たした山田錦は一俵5万円で買い取るとされる。
審査で特に重視する項目は二つ挙げられている。「心白が大きすぎない(高精白に耐えうる)」と「心白が玄米の中心に発現している(精米途中に割れにくい)」。心白とは米粒の中心にある白く不透明な部分で、大きすぎると削っている途中で粒が割れる。23%まで削れる米かどうかは、精米機の性能より前に、田んぼで実った時点の粒の形で決まっている。
応募資格の書き方も具体的だ。原則として山田錦の生産者を対象とし、個人生産者のほか農事組合法人や酒米部会などのグループを含む。集荷業者は対象外で、出品する米は等級検査を受けたものに限られる。なお蔵元が4,000万円を「市場価格の約20倍」と書いていることから逆算すると、市場価格は一俵2.5万円ほど。原料費に効くのは各1名のグランプリよりも、条件を満たした米を一俵5万円で買い取るほう、つまり相場のおよそ2倍のほうだ。
ここで一つ疑問が出る。それほど米の質が値段を左右するなら、酒蔵が自分で田んぼを持って作ればいいのではないか。ところが日本では、株式会社が農地に手をかけようとした時点で、農地法という関門を通ることになる。応募資格にわざわざ「農事組合法人」という言葉が並んでいるのは、農業を法人でやる形が個人と会社のあいだにもう一つあるからだ。農事組合法人は農業協同組合法が定める法人で、農地法はこれを自分で定義せず、株式会社や持分会社と並べて名前だけを引いている。次の章から、酒蔵と田んぼのあいだに立っている条文を順に開いていく。
酒蔵は田んぼを買えるのか|農地法第三条の入口

先に断っておくと、獺祭の蔵元は契約農家から山田錦を買っており、自ら農地を持っているという公表は無い。以下は「もし蔵が田そのものに手をかけるなら」という仮定で、条文がどこに関門を置いているかを見る。農地法(昭和二十七年法律第二百二十九号)第三条第一項は、農地について所有権を移転する場合も、賃借権や使用貸借による権利を設定する場合も、当事者が農業委員会の許可を受けなければならないと定める。買うのも借りるのも、同じ一項の中で同じ許可にかかる。
農地又は採草放牧地について所有権を移転し、又は地上権、永小作権、質権、使用貸借による権利、賃借権若しくはその他の使用及び収益を目的とする権利を設定し、若しくは移転する場合には、政令で定めるところにより、当事者が農業委員会の許可を受けなければならない。
農地法(e-Gov 法令検索)第三条第一項(ただし書以下略)
第一項には第一号から第十六号までのただし書が続くが、いずれも収用や相続、農地中間管理機構が絡む場面で、ここでは当たらない。ところが第二項に入ると扉が二つに分かれる。第二項は「次の各号のいずれかに該当する場合には、することができない」と書き、その第二号にこう置く。
農地所有適格法人以外の法人が前号に掲げる権利を取得しようとする場合
農地法(e-Gov 法令検索)第三条第二項第二号
前号すなわち第一号は、所有権から賃借権までの権利を並べたうえで、それを取る者が「農地及び採草放牧地の全てを効率的に利用して耕作又は養畜の事業を行うと認められない場合」には許可できないと書く。権利の名前が並んでいるのは、その先の一文の主語を決めているからだ。この時点では、買うことも借りることも、農地所有適格法人でない法人であればまとめて止められている(柱書のただし書は区分地上権や政令で定める相当の事由があるときを外すが、ここでは当たらない)。
では農地所有適格法人とは何か。第二条第三項が定義しており、農事組合法人、株式会社(公開会社でないものに限る)、持分会社の三つのいずれかであって、四つの要件すべてを満たすものをいう。
| 号 | 要件の中身 | 数え方 |
|---|---|---|
| 第一号 | 主たる事業が農業であること(その法人が行う農業に関連する事業であれば、農畜産物を原料又は材料として使用する製造又は加工も「農業」に含む) | 事業の主従 |
| 第二号 | 一定の者が持つ議決権の合計が総株主の議決権の過半、持分会社では社員の総数の過半 | 過半 |
| 第三号 | 常時従事者たる構成員が理事等の数の過半を占めること | 過半 |
| 第四号 | 理事等または省令で定める使用人のうち一人以上が、農作業に一年間に省令で定める日数以上従事すること | 一人以上 |
第一号の括弧が、酒蔵にとっては一番効く。条文は「農業」の中に「その行う農業に関連する事業であつて農畜産物を原料又は材料として使用する製造又は加工」を明文で含めている。田を持って自分で米を作れば、その米で酒を造る部分まで「農業」の側に数えられる。逆に、米を全部買っている蔵の酒造りは「その行う農業に関連する事業」にあたらず、この括弧には入らない。しかもここは省令に投げていない。省令に投げた「その他」を施行規則第二条で開くと、貯蔵・運搬・販売、電気や熱の供給、資材の製造、農作業の受託など六つが並ぶが、酒造りはそこに無い。
断っておくと、農地所有適格法人になれば買うことも借りることもできる。四つの要件は所有だけの入場券ではない。第三条第三項は、その四要件を満たさないまま借りたい法人のために開いている別の扉だ。第二号と第三号が過半という割合で数えるのに対し、第四号は一人という頭数で書いている。この一語がもう一度だけ、別の場所に現れる。
日数の物差しが二本ある側と、一本も無い側|六十日と百五十日

農地法の本則を通して読むと、「一人以上」という言い方は二か所にしか現れない。二か所とも、法人の役員か、それに準じる権限を持つ使用人を指している。一つめが前章で見た第二条第三項第四号、二つめが第三条第三項第三号だ。
その法人の理事等又は農林水産省令で定める使用人(いずれも常時従事者に限る。)のうち、一人以上の者がその法人の行う農業に必要な農作業に一年間に農林水産省令で定める日数以上従事すると認められるものであること。
農地法 第二条第三項第四号
これらの権利を取得しようとする者が法人である場合にあつては、その法人の業務を執行する役員又は農林水産省令で定める使用人(次条第一項第三号において「業務執行役員等」という。)のうち、一人以上の者がその法人の行う耕作又は養畜の事業に常時従事すると認められること。
農地法 第三条第三項第三号
並べると、違いは一か所に集まる。前者には「一年間に農林水産省令で定める日数以上」という物差しが付いていて、後者には付いていない。前者が委ねた省令の中身は農地法施行規則第八条にある。見出しは「農作業に従事する日数」で、本文は「法第二条第三項第四号の農林水産省令で定める日数は、六十日」と始まる(括弧内に、年間従事する日数の二分の一を超える日数のうち最も少ないものが六十日未満のときはその日数とする、という調整がある)。
しかも前者が持っている物差しは六十日だけではない。条文は理事等と使用人を「いずれも常時従事者に限る」と絞っており、この「常時従事者」は同じ第二条第三項第二号ホが定義した語だ。同条第四項が「前項第二号ホに規定する常時従事者であるかどうかを判定すべき基準は、農林水産省令で定める」とし、それを受けた施行規則第九条が判定の入口を三つ置く。第一号が「その法人の行う農業に年間百五十日以上従事すること」、第二号と第三号が付録の算式による別経路だ。この判定を通ったうえに、さらに第八条の農作業六十日が重なる。物差しが二本ある。
後者、つまり四要件を満たさないまま借りる側の第三条第三項第三号には、日数の委任が無い。条文は「常時従事すると認められること」で終わり、施行規則がこの号について置いているのは使用人の範囲と、申請書に従事状況と従事計画を書かせることだけで、何日という数字はどこにも無い。
| 項目 | 農地所有適格法人になる側(第二条第三項第四号) | 四要件を満たさないまま借りる側(第三条第三項第三号) |
|---|---|---|
| 対象 | 理事等または省令で定める使用人 | 業務を執行する役員または省令で定める使用人 |
| 従事の対象 | 農業に必要な農作業 | 耕作又は養畜の事業 |
| 日数の定め | 二本(第九条・常時従事者の判定=百五十日ほか三通り/第八条・農作業六十日) | なし |
| その号が置かれた項に「過半」が現れる回数 | 三か所(第二条第三項) | 〇か所(第三条第三項) |
「過半」という語も数えておく。農地法の本則に三回あり、三回とも第二条第三項だ。もっとも過半は法人の顔ぶれを問う要件にしか使われない語なので、その要件を課さない第三項に出てこないのは当然でもある。数えて分かるのは「過半が無い」ことではなく、顔ぶれを問う要件そのものが降ろされている、という一点だ。
米という字が一度も無い法律|出口の紐を書面に書かせる

ここで第三条第三項の書き出しを見ておく。括弧の中が効いている。
農業委員会は、農地又は採草放牧地について使用貸借による権利又は賃借権が設定される場合において、次に掲げる要件の全てを満たすときは、前項(第二号及び第四号に係る部分に限る。)の規定にかかわらず、第一項の許可をすることができる。
農地法 第三条第三項
外れるのは第二項の第二号と第四号の二つだけだ。第一号の効率的利用も、第六号の周辺地域への支障も、借りる側にそのまま残る。しかもこの扉が開くのは使用貸借による権利と賃借権を新しく設定するときだけで、既にある賃借権の譲受けも地上権も永小作権も入らない。
降ろされた二つの号の代わりに置かれているのが、第三項の第一号だ。
これらの権利を取得しようとする者がその取得後においてその農地又は採草放牧地を適正に利用していないと認められる場合に使用貸借又は賃貸借の解除をする旨の条件が書面による契約において付されていること。
農地法 第三条第三項第一号
許可を出すのは農業委員会だが、実際に契約を切るのは貸した側だ。降りるのは第二項の二つの号で、そのうえで第三項が自分の三つの号を課す。第二号は「地域の農業における他の農業者との適切な役割分担の下に継続的かつ安定的に農業経営を行うと見込まれること」。
出口の紐は放置されない。第三条の二は、第三項の扉から入って許可を得た者に限って三つの事由で農業委員会が勧告できるとし、適正に利用していないのに貸した側が解除しないとき、または勧告に従わなかったときは、許可を「取り消さなければならない」と書く。できる、ではない。
この形の珍しさも数えておく。e-Gov 法令検索の全法令横断で「解除をする旨の条件が書面による契約」を引くと該当は一文で、農地法第三条第三項第一号だけが返る。ただし「書面による契約において付されている」まで縮めると二文二法令になり、都市農地の貸借の円滑化に関する法律が並ぶ(2026年8月26日取得)。「農地法だけ」ではなく「この長さで残るのは農地法だけ」が正確だ。
法令の章を閉じる前に、初めから追ってきた米に戻る。農地法の本則に「米」という字は一度も出てこない。「品種」も〇回だ。「稲」は二回あるが、どちらも同じ「水田裏作」の定義の括弧の中で、そこは稲を植える期間かどうかを分けるためだけに使われている。「作物」を含む語は本則に二十九回あるが、うち十四回は「農作物」だ。この法律は作物を見ていないのではなく、稲か稲以外かという粗さでしか見ていない。山田錦か一般米かという線は、法律の側にはどこにも引かれていない。
線が現れるのは省令に降りたところ、それも一か所だけだ。毎年の報告そのものは、どちらの道から入った者にもある。第六条が農地所有適格法人に、第六条の二が第三項の扉から入って借りた者に、同じ言い回しで「毎年、事業の状況その他農林水産省令で定める事項を農業委員会に報告しなければならない」と課している。分かれるのは中身のほうだ。買った側の報告事項を並べた施行規則第五十九条は十四号あるが、そこに作物の種類は出てこない。名称と面積、事業の種類と売上高、構成員の議決権、理事等の従事状況、翌年の従事計画。入口で顔ぶれを数えられた側は、出口でも顔ぶれを書く。借りた側の第六十条の二は七号で、その第三号が「作物の種類別作付面積又は栽培面積、生産数量及び反収」。入口で顔ぶれを免れた側だけが、出口で何をどれだけ穫ったかを書く。書かなかったときの扱いも逆で、三十万円以下の過料を定めた第六十八条は第六条の報告にだけ付いていて、第六条の二には無い。
獺祭の買取・査定

贈り物で受け取った獺祭が飲みきれずに残っている、旧ボトルが押し入れから出てきた、といった相談は多い。日本酒は熟成を前提に造られていないものが大半で、置いておく年数が延びるほど評価は動きやすい。リンクサスの日本酒買取で査定を受け付けている。査定で見ている点は次のとおり。
| 項目 | 見ているところ |
|---|---|
| 未開栓 | 栓とキャップシールに手が入っていないか |
| 製造年月 | ラベル裏または肩の表示。新しいほど現行品として扱いやすい |
| 保管状態 | 冷蔵か常温か、立てていたか横にしていたか |
| 箱と付属品 | 紙箱・木箱・栞・専用袋がそろっているか |
| 液面と色 | 減りが無いか、黄色みが出ていないか |
箱の有無は査定に効く。容量と箱の章で見たとおり、蔵元公式価格の時点で箱無しと木箱入りには720mlで1,100円の差がついている。捨ててしまった箱は戻らないので、贈答で受け取ったものは箱ごと保管しておいたほうがいい。
現行ラインナップから外れた純米大吟醸50や、磨き その先へ、遠心分離、早田といった一群は、現行三本とは別の見方をする。飲む予定が無いまま常温で置いておくのが、いちばん価値を落とすので、迷っている段階で一度状態を見せてもらえれば判断しやすい。
購入のほうはリンクサス酒販の獺祭一覧にまとめてある。品揃えは入荷で動くので、各商品ページの表示を確かめてほしい。
獺祭のよくある質問

獺祭の種類とランクは何段ありますか。
通年で流通している種類は磨き二割三分、磨き三割九分、純米大吟醸45の三本です。数字は精米歩合で、23%、39%、45%を意味します。この三本の上に、磨き その先へや遠心分離、早田といった限定流通の一群があります。三本はいずれも山田錦を使った純米大吟醸なので、特定名称(清酒の製法品質表示基準)の上では同じ枠に入り、階段のように見えるのは精米歩合と値段の順番が一致しているためです。
獺祭で一番高いのはどれですか。
蔵元直販サイトで720mlの価格が出ている範囲では、363,000円の獺祭 挑むが最も高く、次いで磨き その先への46,200円、未来へ 農家と共にの18,700円と続きます。容量をそろえない場合は、磨き その先へのマグナムボトル2300mlが220,000円で最高額。通年三本の中で最も高いのは磨き二割三分の木箱入り720mlで7,480円です(税込・2026年8月26日取得)。
二割三分と三割九分はどれくらい値段が違いますか。
蔵元公式の720ml箱無しで、磨き二割三分が6,380円、磨き三割九分が3,080円です。差は3,300円で、およそ2.07倍になります。一方で三割九分と純米大吟醸45(2,475円)の差は605円しかありません。三本は等間隔ではなく、二割三分だけが離れた位置にあります。
なぜ精米歩合が小さいほど高いのですか。
玄米を削るほど、残る白米が減るからです。玄米1kgから残る白米は45%なら450g、23%なら230gで、同じ量をそろえるのに必要な玄米は約1.96倍。ただし720mlの価格差は約2.58倍あるので、米の目減りだけでは2倍ぶんまでしか説明がつきません。
獺祭50はもう買えないのですか。
蔵元公式サイトの銘柄一覧に純米大吟醸50の記載はなく、現行ラインナップから外れています。同じ位置にあるのは純米大吟醸45で、蔵元公式価格は720mlで2,475円です。50の未開栓ボトルが手元にある場合は、リンクサスの日本酒買取で査定できます。
一升瓶と720mlはどちらが得ですか。
1mlあたりでは一升瓶のほうが2割ほど安くなります。三本とも1800mlの蔵元公式価格が720mlのちょうど2倍で、容量は2.5倍あるためです。ただし開けたあと冷蔵で置いて飲みきれる人数かどうかで選ぶほうが実際的です。飲み比べだけなら300mlもあり、1mlあたりでは720mlをわずかに下回ります。
1,000円前後で買える獺祭はありますか。
1,000円を下回るものが二つあります。180mlの磨き三割九分が781円、純米大吟醸45が616円です。1,000円台では純米大吟醸45の300mlが1,012円、磨き三割九分の300mlが1,276円、磨き二割三分の180mlが1,683円。通年三本のなかで720mlの最安は純米大吟醸45の2,475円です(いずれも蔵元公式・箱無し・税込・2026年8月26日取得)。
獺祭は甘口ですか辛口ですか。冷やして飲むのですか。
蔵元は三本とも日本酒度を公表していません。飲んだ印象としては三本とも辛口方向には振れておらず、磨きが深くなるほど甘みが澄んで軽くなります。磨き二割三分は蔵元自身が「蜂蜜のような甘み」と表現しています。蔵元の直販サイトは獺祭の全商品に「要冷蔵」を付けているので常温保存は想定されていません。冷やしすぎると香りが立ちにくくなるため、冷蔵室から出して少し置いてから注ぐと印象が変わります。
獺祭 ブルーは日本の獺祭と何が違いますか。
蔵元が「from NY」と表示しているとおり、醸造地が米国ニューヨーク州にあります。Type 23、35、50の三つがあり、蔵元公式サイトの銘柄一覧では13,200円、7,480円、4,180円。50は国内の磨き三割九分より1,100円高い位置です。当店では獺祭 ブルー50を扱っています。
蔵元の名前は旭酒造ではないのですか。
2025年6月1日に旭酒造株式会社から株式会社 獺祭へ社名が変わりました。所在地は山口県岩国市周東町獺越で、代表取締役は桜井一宏氏、創業は1948年1月23日です。ラベルや古い記事に旭酒造と書かれていても、同じ蔵を指しています。


















