カンパリオレンジとは|公式の分量と度数、赤い色の決まり
カンパリオレンジは、赤いリキュールをオレンジジュースで割るだけの一杯です。ところが、この一杯を作る二つの液体は、瓶の上では別々の扱いを受けます。片方は酒類として、片方は清涼飲料水として売られ、同じ表示の規則が掛かるのに、原材料名を丸ごと外してもらえるのは酒類の側だけです。そして両方に共通する論点が一つあります。色です。
国際バーテンダー協会の公式一覧に載る分量から始めて度数を計算し、そのうえで赤とオレンジがそれぞれどの規則に縛られているかを条文と官報の原文でたどります。EUには色が付いていることを名前の要件にしている区分が実在し、米国は総称では済まない色素を条文で名指しし、日本は原材料名を酒類だからという理由で免除しながら、その理由は着色料には及びません。
カンパリオレンジとは|公式の分量は四十五と百二十

カンパリオレンジは、イタリアの赤いビターリキュール「カンパリ」をオレンジジュースで割った一杯です。分量には公式の数字があります。
公式一覧に立っている名前は「ガリバルディ」
国際バーテンダー協会(IBA)の公式カクテル一覧を引くと、この一杯は「カンパリオレンジ」ではなくGaribaldi
という名前で載っています。区分は Contemporary Classics、材料欄はこうです。
45 ml Bitter Campari
120 ml Freshly Squeezed Orange Juice
手順はBuild all ingredients in a highball glass filled with ice.
、飾りはGarnish with an orange wedge.
です。目立つのは材料欄が銘柄名で、Bitter Campari
と指定されていること。名前が銘柄に結びついた飲み物であることが、公式一覧の書き方に出ています。
分量比は四十五対百二十、約分して三対八。日本のレシピでよく見る一対三や一対二とは一致しません。カンパリ自体の度数やカロリーの公表値はカンパリの味と度数をまとめた記事で扱っています。
公表値から出る度数はおよそ六・八パーセント
カンパリのアルコール分は日本向けで二十五パーセントです。公式配合の四十五ミリリットルに含まれる純アルコールは四十五掛ける〇・二五で十一・二五ミリリットル。液量の合計は百六十五ミリリットルなので、氷が溶ける前の度数は十一・二五割る百六十五で六・八二パーセントです。
純アルコールのグラム数は体積にエタノールの比重〇・七八九を掛けて求めます。十一・二五掛ける〇・七八九で八・八八グラム、一杯でおよそ九グラムです。分量を変えたときの数字を並べます。
| 配合 | カンパリ | ジュース | 合計 | 度数 | 純アルコール |
|---|---|---|---|---|---|
| IBA公式(45対120) | 45ml | 120ml | 165ml | 6.82% | 8.88g |
| 一対二 | 45ml | 90ml | 135ml | 8.33% | 8.88g |
| 一対三 | 45ml | 135ml | 180ml | 6.25% | 8.88g |
| 一対四(カンパリ30ml) | 30ml | 120ml | 150ml | 5.00% | 5.92g |
右の二列を見比べると、割合を変えても酒の量が同じなら純アルコールは動きません。度数だけが下がって飲みやすくなります。カクテル全般の度数の考え方はカクテルの度数の記事にまとめています。
作り方|氷を入れたグラスの中で組み立てる

公式の手順は一文だけです。氷を満たしたハイボールグラスの中で材料を組み立てる。シェイカーもミキシンググラスも使わず、順番の指定もありません。実務上はこうなります。
- 背の高いグラスに氷を入れて冷やす。
- カンパリ四十五ミリリットルを注ぐ。
- オレンジジュース百二十ミリリットルを注ぎ、下から持ち上げるように一、二度混ぜる。
- オレンジのくし切りを飾る。
混ぜすぎないほうがよいのは、比重の差でできる層が見どころだからです。糖分を含むカンパリのほうが重く、静かに注げば底に赤が沈みます。飾りがan orange wedge
と輪切りでないのは、搾って加えられる形だからです。
カンパリと相性のよいリキュール30銘柄を比較

当店が保有する製品データから、カンパリと同じ棚に並ぶリキュール三十銘柄を並べています。アルコール分は三十銘柄すべてに値が入り、最も低いのがアペロールの十一パーセント、最も高いのがシャルトリューズ・ヴェールの五十五パーセントです。
この三十銘柄には、後半で扱う制度の分かれ目がそのまま現れています。チンザノ ロッソ、マルティーニ ロッソ、カルパノ アンティカフォーミュラ、プンテメス、リレ ブランの五本はワインを土台にした酒で、いずれも十五から十七パーセントに収まります。ただし同じ帯にはスーズ十五、チナール十六・五、ベイリーズ十七も並び、この三本は蒸留酒が土台です。度数だけでは土台を見分けられません。EUの規則では、ワインを土台にした酒と蒸留酒を土台にした酒が別の枠に入ります。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位
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カンパリ 750ml 25% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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ハーブの苦味と鮮烈な赤が個性。ネグローニやスプモーニの主役になる定番ビター。 |
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2位
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アペロール 750ml 11% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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カンパリより甘く度数も低い。スプリッツで世界的に人気の食前酒。 |
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3位
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チンザノ ロッソ ベルモット 1000ml 15% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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ネグローニやアメリカーノに欠かせない赤ベルモット。手頃で使いやすい。 |
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4位
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マルティーニ ロッソ 750ml 15% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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世界で愛される赤ベルモット。カンパリと合わせる定番カクテルに最適。 |
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5位
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カルパノ アンティカフォーミュラ 750ml 16.5% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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濃厚でリッチな高級ベルモット。ネグローニの格を一段引き上げる。 |
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| 6位 | プンテメス 750ml 16% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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ベルモットとビターの中間。甘さと苦味のコントラストが楽しめる。 |
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7位
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チナール 700ml 16.5% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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アーティチョークを使う珍しいアマーロ。ほろ苦く奥深い食前酒。 |
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8位
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フェルネット ブランカ 700ml 39% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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27種のハーブが生む強烈な苦味。バーテンダーに愛される食後酒の王様。 |
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9位
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アマーロ モンテネグロ 700ml 23% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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40種の植物を配した滑らかなアマーロ。万人に勧めやすい食後酒。 |
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10位
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アヴェルナ アマーロ 700ml 29% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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シチリア生まれの甘苦いアマーロ。カラメルとハーブのコクが魅力。 |
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| 11位 | ラマゾッティ アマーロ 700ml 30% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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33種のハーブと柑橘。オレンジ香る親しみやすいミラノのアマーロ。 |
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| 12位 | ブラウリオ アマーロ アルピーノ 700ml 21% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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アルプスの薬草を使う爽快なアマーロ。ミントと松の清涼感が個性。 |
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13位
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スーズ 700ml 15% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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ゲンチアナ根を使うフランスの黄色いビター。すっきりした苦味が魅力。 |
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14位
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リレ ブラン 750ml 17% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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ボルドーワインベースの上品なアペリティフ。柑橘の香りが華やか。 |
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15位
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ピムス No.1 700ml 25% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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英国夏の風物詩。フルーツとレモネードで割る軽快なリキュール。 |
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16位
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イエーガーマイスター 700ml 35% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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56種のハーブを使うドイツの食後酒。よく冷やしてショットで人気。 |
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| 17位 | シャルトリューズ ヴェール 700ml 55% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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130種の植物を使う修道院の銘酒。高度数で複雑な薬草の香り。 |
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18位
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ベネディクティン DOM 750ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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27種の薬草と蜂蜜の甘み。気品ある香りの古典リキュール。 |
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19位
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ドランブイ 700ml 40% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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スコッチに蜂蜜とハーブを加えた銘酒。ラスティネイルの主役。 |
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20位
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コアントロー 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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オレンジ香る無色のキュラソー。マルガリータなど名作カクテルの要。 |
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21位
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グラン マルニエ コルドンルージュ 700ml 40% ★★★★★5/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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コニャックにオレンジを掛け合わせた贅沢な銘酒。香り高い万能リキュール。 |
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22位
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ディサローノ アマレット 700ml 28% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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アンズの核を思わせる甘い香り。世界で最も知られるアマレット。 |
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23位
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ルジェ クレーム ド カシス 700ml 20% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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カシスの果実感が濃厚。キールやカクテルの定番ベリーリキュール。 |
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24位
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ベイリーズ オリジナル アイリッシュクリーム 700ml 17% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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ウイスキーと生クリームのまろやかな甘さ。デザート感覚で楽しめる。 |
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25位
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カルーア コーヒーリキュール 700ml 20% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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コーヒーの濃厚な香り。カルーアミルクで親しまれる定番リキュール。 |
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26位
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マリブ ココナッツ 700ml 21% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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ラムベースにココナッツの甘い香り。トロピカルカクテルの定番。 |
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27位
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サザンカンフォート 750ml 21% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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ピーチと果実が香るアメリカ南部のリキュール。コーラ割りが定番。 |
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28位
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リモンチェッロ 500ml 30% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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南イタリアのレモンリキュール。よく冷やして食後酒に。 |
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29位
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チェリーヒーリング 700ml 24% ★★★★☆4/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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熟したチェリーの濃厚な甘み。シンガポールスリングに欠かせない銘酒。 |
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30位
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ディタ ライチリキュール 700ml 24% ★★★☆☆3/ リンクサス専属ソムリエスコア |
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南国ライチの甘く華やかな香り。チャイナブルーで人気のリキュール。 |
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当店で扱うスピリッツの在庫から、いま購入できるものを並べています。在庫は日々入れ替わるので、銘柄はご覧のタイミングで変わります。
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ここではその他スピリッツの在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。
赤とオレンジは同じグラスの中で別の規則に属している

ここから先は瓶とパックの表面の話です。この一杯を構成する二つの液体は、店では酒類と清涼飲料水という別の商品です。
両方に共通する論点が色です。規則は色を二つの違う方向から扱います。一方には、色が付いていること自体を名称の要件にした区分がある(カンパリがそこに入るかは後で確かめます)。もう一方には、色を足すこと自体を封じた規格がある。EU、米国、日本の順に見ます。
EUには色が付いていることが名前の要件になっている区分がある

香味付きワイン製品を定めているのは規則(EU) No 251/2014 です。附属書IIが販売名称を一つずつ定義しており、香味付きワインを並べたA部の四番目に「苦味を特徴とする香味付きワイン」が置かれています。この名称には次の三つの語を補うことも、この三つで置き換えることもできる(may be supplemented or replaced by the following terms
)、と条文は続きます。
‘Bitter vino’, whose main flavouring is natural gentian flavouring and which has been coloured with authorised yellow and/or red colour
アメリカーノも同じ形です。ここでいうアメリカーノは香味付きワインの販売名称で、カンパリとベルモットで作るカクテルのアメリカーノとは別のものです。‘Americano’, where the flavouring is due to the presence of natural flavouring substances derived from wormwood and gentian and which has been coloured with authorised yellow and/or red colours.
。条文の並びで一つ目に来るキナ入りワインだけはwhose main flavouring is natural quinine flavouring
で終わり、色の条件が付いていません。
which has been coloured
は受動態で、着色されているという状態を定義の一部として書いています。香りの条件と並列に置かれているので、色は装飾ではなく名称を名乗るための要件です。黄色または赤で着色されていない液体は、香りがリンドウ由来でも bitter vino とは名乗れません。
その二つの名前だけが一般の枠から外れている
添加物の側の規則(EC) No 1333/2008 は、附属書IIで食品分類ごとに使える添加物を決めています。この附属書を挿入した委員会規則(EU) No 1129/2011 の官報版を開くと、分類14.2.7.1「香味付きワイン」の欄はこうなっています。なお分類14.2.7 の見出しは廃止前の規則(EEC) No 1601/91 を参照したままですが、同規則は 251/2014 に置き換えられており、americano と bitter vino はいまの附属書IIの販売名称を指します。適量使用が認められる Group II と、合計二百ミリグラム毎リットルの Group III には、どちらもExcept americano, bitter vino
という但書が付きます。そのうえでE 120 Cochineal, Carminic acid, Carmines
の行に百ミリグラム毎リットルとonly americano, bitter vino
が並び、E 110 と E 129 の行にはonly bitter vino
が付きます。
アメリカーノと bitter vino だけが一般の枠から外され、代わりに名指しの色素を百ミリグラム毎リットルまで使える組み立てです。脚注はさらに細かく、(26): In americano E 100, E 101, E 102, E 104, E 120, E 122, E 123, E 124 are authorised individually or in combination
と、bitter vino について同じ形で十色素を挙げる(27)の二本です。アメリカーノは八色素、bitter vino は十色素で、二つ多いのは E 110 と E 129 です。分類14.2.7.2 の bitter soda も同じ十色素で、脚注番号だけ(28)に変わります。ただし百という上限で全部が説明できるわけではありません。カラメルには無条件の行に加えて「only americano, bitter vino」と限定した行がもう一本立ち、こちらは適量使用です。名前を指定した枠はもう一つあり、アペリティフワイン専用の E 123(三十)の行も別に立っています。
警告文が要る六色素に、この色は入っていない
色素の中には、ラベルに追加の文言を義務づけられているものがあります。規則(EC) No 1333/2008 の附属書Vがその一覧で、表題はList of the food colours referred to in Article 24 for which the labelling of foods shall include additional information
。挙がっているのは六つだけで、Sunset yellow (E110)、Quinoline yellow (E104)、Carmoisine (E122)、Allura red (E129)、Tartrazine (E102)、Ponceau 4R (E124) です。求められる文言は‘name or E number of the colour(s)’: may have an adverse effect on activity and attention in children.
で、食肉製品の刻印や卵殻の装飾に使った場合は除かれます。
E 120 はこの六つに入っていません。前の項で見た bitter vino の十色素のうち、E 110、E 104、E 122、E 129、E 102、E 124 の六つが附属書Vの六つと一致します。同じ表に同じ上限で並ぶ色素でも、警告文が要るものと要らないものが混在している。E 120 は要らない側です。
カンパリ自身はその区分ではない
ここで区別が要ります。カンパリはワインを土台にしていないので、規則(EU) 2019/787 の側に入ります。附属書Iの第三十区分が苦味系で、定義はこうです。
A bitter-tasting spirit drink or bitter is a spirit drink with a predominantly bitter taste produced by flavouring ethyl alcohol of agricultural origin or distillate of agricultural origin or both with flavouring substances or flavouring preparations or both.
最低アルコール分はThe minimum alcoholic strength by volume of a bitter-tasting spirit drink or bitter shall be 15 %.
で十五パーセント。(d)はthe term ‘bitter’ or ‘bitter’ may be used in the description, presentation and labelling of bitter-tasting liqueurs
と定め、苦味系リキュールが「ビター」を名乗ることも認めます。どちらの読み方でも、色の要件はここには書かれていません。なおこの十五パーセントは、当店の比較表の最低値であるアペロールの十一パーセントを上回ります。同じ棚に並ぶ酒がすべてこの区分に収まるわけではありません。
添加物の側も枠が変わります。分類14.2.6「蒸留酒」の欄では Group II が適量使用、Group III が合計二百ミリグラム毎リットルで、除外されるのは第五条第一項に定義される蒸留酒、規則(EC) 110/2008 附属書IIの一番から十四番までの販売名称、果実名を冠した浸漬・蒸留によるスピリッツ、ロンドン・ジン、サンブーカ、マラスキーノ、ミストラです。リキュールと苦味系の区分はこの除外に入っていないので、E 120 を含む Group III の色素は合計二百まで使えます。ワイン側の bitter vino が百、蒸留酒側が二百。同じ「ビター」でも土台が違えば上限が倍違います。なお1129/2011 は廃止前の規則(EC) 110/2008 を参照したままですが、同規則への言及は 2019/787 への言及と読み替えられます。
米国は総称では済まない色素を条文で名指しする

米国では酒類のラベルを財務省アルコール・たばこ税貿易管理局が所管し、規定は合衆国連邦規則集第27編にあります。ワインが第4部、蒸留酒が第5部、麦芽飲料が第7部で、この三つに同じ内容の規定が置かれています。蒸留酒の側を引きます。
Cochineal extract or carmine. If a distilled spirit contains the color additive cochineal extract or the color additive carmine, the label must include a statement to that effect, using the respective common or usual name (such as “contains cochineal extract” or “contains carmine”). This requirement applies to labels when either of the coloring materials was used in a distilled spirit that is removed from bottling premises or from customs custody on or after April 16, 2013
ワインの第4部もa statement that the product contains the color additive cochineal extract or the color additive carmine, prominently and conspicuously
と書き、例に“Contains Cochineal Extract” or “Contains Carmine”
を挙げます。麦芽飲料の第7部もほぼ同文で、三つとも同じ二〇一三年四月十六日を指しています。
蒸留酒の第5.63条(c)は「開示が必要な事項」を並べた項で、八号あります。物質を名指ししているのは第五号から第八号までの四つ(FD&C黄色五号、コチニール抽出物とカルミン、亜硫酸塩、アスパルテーム)で、色素は第五号と第六号の二号です。
この三つは「着色しています」では足りない
第5.72条の原則はThe words “artificially colored” must appear on a label of any distilled spirits product containing synthetic or natural materials that primarily contribute color
です。ただし三つの例外があり、認証不要の色素だけなら出所を、認証色素だけなら「Contains Certified Color」を、カラメルだけなら「colored with caramel」を書けばよいと続きます。そのカラメルの項には但書があり、ブランデー・ラム・テキーラでは二・五パーセント以下なら何も書かなくてよい一方、if any amount of caramel color is used in American single malt whisky … a statement specifying the use of caramel color must appear on the label
と、量にかかわらず記載を義務づける相手も置かれています。そのうえで最後の項がこうです。
the use of FD&C Yellow No. 5, carmine, or cochineal extract must be specifically stated on the label even if the label also contains a phrase such as “contains certified color” or “artificially colored.”
総称でまとめてよいという例外の上に、三つの物質が穴を開けています。麦芽飲料の側では、第7.147条が同じ形です。(a)が、取引上の呼び名が定まっていないスペシャリティ製品に組成表示を求め、その中身を定める(b)(3)がこう書きます。The coloring materials may be identified specifically (such as “caramel color,” “FD&C Red #40,” “annatto,” etc.) or as a general statement
と認めたうえで、However, FD&C Yellow No. 5, carmine, and cochineal extract require specific disclosure
と続きます。三つという数はどちらの部でも変わりません。
足すと種類の表示が変わる。量の条件が付かない号
もう一段深いところに、より重い規定があります。第5.155条は蒸留酒の区分と種類の表示が変わる場合を定めた条で、(b)が「変わらない場合」、(c)が「変わる場合」です。(b)の柱書はExcept as provided in paragraph (c) of this section
で始まるので、(c)が優先します。その(c)は六号あり、四号目がこれです。
The addition of the following will require a redesignation of the class or type of the distilled spirits product to which added: … (4) Certified colors, carmine, or cochineal extract;
六号のうち、再指定の閾値として量が書かれているのは一号だけです。if such coloring, flavoring, and blending materials total more than 2.5 percent by volume of the finished product
、つまり二・五パーセントを超えたときに初めて再指定になります。四号にはその条件が無いので、認証色素とカルミンとコチニール抽出物は入れた量にかかわらず書き直しを招きます。二号から六号までが同じ構えで、四号だけが特別なわけではありません。ただし同条(e)はNothing in this section has the effect of modifying the standards of identity specified in § 5.150 for cordials and liqueurs
と定めており、リキュールとして規格された製品の規格がこれで動くわけではありません。なお三号はAny material whatsoever added to neutral spirits or straight whisky
で、こちらは量以前に全面的です(一リットル当たり砂糖二グラムという枠は、そのあとに続くウォッカに限った例外です)。
第27編第4部で「carmine」に当たるのは二つの条です(第4.32条(d)に五回、第4.91条に一回)。ところが後者は色素ではありません。第4.91条は米国で認められたぶどう品種名の一覧で、その中に Carmine という品種が Carmenère と Carnelian の間に並んでいます。同じ綴りが同じ部の中で別の意味に使われているので、件数だけを数えると読み違えます。
「オレンジジュース」と名乗る限り、この色は足せない

色素そのものを定めるのは第21編、食品医薬品局の側です。第73.100条の定義はこうです。
The color additive cochineal extract is the concentrated solution obtained after removing the alcohol from an aqueous-alcoholic extract of cochineal (Dactylopius coccus costa (Coccus cacti L.)). The coloring principle is chiefly carminic acid.
カルミンはthe aluminum or calcium-aluminum lake on an aluminum hydroxide substrate of the coloring principles, chiefly carminic acid
と定義され、抽出液とそれを基材に固着させたものという関係です。
使用の範囲を定めた(c)に、要になる一文があります。
Carmine and cochineal extract may be safely used for coloring foods generally in amounts consistent with good manufacturing practice, except that they may not be used to color foods for which standards of identity have been promulgated under section 401 of the act unless added color is authorized by such standards.
「規格が定められた食品には、その規格が着色を認めていない限り使えない」。ここでいう規格は連邦食品医薬品化粧品法第四〇一条に基づくものに限られ、蒸留酒の区分と種類は連邦アルコール管理法に基づく別系統なので掛かりません。だから酒の側は「足せるが書かせる」になります。効くのはオレンジジュースの側です。第21編第146部は缶詰果実ジュースの規格を並べた部で、第146.135条の見出しが「Orange juice」。条文はOrange juice is the unfermented juice obtained from mature oranges of the species Citrus sinensis
(このあとに交雑種のアンバースイートが続きます)で始まり、種と過剰な果肉を除くこと、冷やしてもよいが凍らせないことを定め、The name of the food is “orange juice”.
と書きます。あとに続くのは品種名や州名を冠してよいという話だけで、任意の添加物を並べた項がありません。
加熱殺菌したものは第146.140条に別の規格があり、こちらには任意成分の項が置かれています。ただし(b)と(c)に並ぶのは濃縮オレンジジュースと甘味料だけで、色素は入っていません。第146部にはオレンジジュース関連の規格が十二本ありますが、着色を認めた条は一本もありません。同じ部の第146.126条が「Frozen concentrate for colored lemonade」という見出しを持つとおり、認めるときは条文がそう書きます。米国で「orange juice」と名乗る液体には、カルミンもコチニール抽出物も足せない。同じグラスに注がれる二つの液体のうち、片方は色を足せば名指しで書かねばならず、もう片方はそもそも足せません。
第73.100条(d)(2)は食品の側の書き方も定めます。The label of food products intended for human use … that contain cochineal extract or carmine shall specifically declare the presence of the color additive by listing its respective common or usual name
。この規定が入ったのは二〇〇九年一月五日の改正(74 FR 216)で、酒類の三つの部が指す二〇一三年四月十六日より四年早い。食品の側が先に名指しを求め、酒類の側が後から追いついた並びです。
日本は原材料名を免除しながら、着色料は免除しない

日本で加工食品の表示を定めるのは食品表示基準(平成二十七年内閣府令第十号)です。酒類にも当たりますが、いくつかの項目が外されています。外しているのは第五条で、表の形です。
酒類を販売する場合 原材料名 アレルゲン 原産国名
左が場合、右が「表示は要しない」事項です。酒類の瓶に原材料名の一覧が無いことがあるのは、この一行が理由です。第三条第三項の省略規定でも、保存の方法、消費期限または賞味期限、栄養成分の量および熱量の三つに酒類が挙がります。ただし前の二つは飲料水及び清涼飲料水も同じ行に並んでおり、酒類だけの扱いではありません。
ところが、これらの表で「酒類」が挙がっている項目に添加物はありません。第三条第三項には添加物の行もありますが、そこに書かれた条件は「容器包装の表示可能面積がおおむね三十平方センチメートル以下」だけで、酒類であることは理由になりません。第三条第一項の表の添加物の項はこうです。
次に掲げるものを除き、添加物に占める重量の割合の高いものから順に、別表第六の上欄に掲げるものとして使用される添加物を含む食品にあっては当該添加物の物質名及び同表の下欄に掲げる用途の表示を、それ以外の添加物を含む食品にあっては当該添加物の物質名を表示する。
原材料名は要らないが添加物は要る。しかも別表第六に挙がる区分なら用途の表示も併記する構造です。ただし同じ項の4に免除があり、添加物を含む旨の表示中「色」の文字を含む場合 着色料
は用途の表示を省略できます。
用途名が要る八区分と、一括名でよい区分
別表第六は第三条関係の表で、上欄と下欄がほぼ同じ語で並びます。挙がるのは甘味料、着色料、保存料、増粘剤・安定剤・ゲル化剤又は糊料、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤又は防ばい剤の八区分。増粘剤の行だけは、主として増粘・安定・ゲル化のどの目的かで書き分けます。
着色料は二番目に入っています。着色料を使った酒類の瓶には「着色料(○○)」の形で物質名と用途が並び、物質名に「色」の字が入っていれば「コチニール色素」と単独で書けます。原材料名は書かなくてよいのに、色は書く。日本の酒瓶の裏で添加物の欄だけが妙に短いのは、この免除と非免除の組み合わせによります。
対になるのが別表第七です。同じ項の3が別表第七の上欄に掲げるものとして使用される添加物を含む食品にあっては同表の下欄に掲げる表示をもって、これに代えることができる
と定めており、物質名の代わりに一括名で書いてよい区分の表になります。イーストフード、ガムベース、かんすい、酵素、光沢剤、香料、酸味料、チューインガム軟化剤、調味料、豆腐用凝固剤、苦味料、乳化剤、水素イオン濃度調整剤、膨張剤が並び、ここに「苦味料」があります。添加物として苦味の目的で使えば「苦味料」の一括名で足り、着色の目的なら物質名まで書く。もっとも苦味が原材料そのものから来ているなら、原材料名は第五条で免除されるので瓶には何も残りません。
免除の範囲は流通の段階でも変わります。第十一条は業務用加工食品についての特例で、業務用酒類を販売する場合には原材料名・アレルゲン・原産国名を、飲食店に納める場合には別の行として原材料名・事業者名・原料原産地名・原産国名を要しないと定めています。バーのカウンターで出される一杯そのものは容器包装に入れられた加工食品ではないので、この基準の表示義務は掛かりません。
家で作るときに効いてくるのはどこか

条文の話を続けてきましたが、家で手が動くのは二か所です。ジュースの選び方と、酒の残り方です。
ジュースの選び方は表示の読み方とほぼ同じ
公式配合の材料欄はFreshly Squeezed Orange Juice
、搾りたてと指定されています。日本の「果汁100%」は容量の百パーセントという意味ではなく、果汁の割合を糖用屈折計示度で判定した結果です。仕組みはモクテルの記事で表ごと扱っています。市販品なら濃縮還元でもストレートでも成立し、果肉入りは口当たりが厚く、澄んだものは赤が沈む様子が出ます。
カンパリは開栓後も冷暗所で長く置けますが、香りは落ちます。公式配合なら七百五十ミリリットルの一本で十六杯前後です。飲み切る見通しが立たないときは、ネグローニやアメリカーノのように少量ずつ使うカクテルに回すと使い切れます。
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よくある質問

カンパリオレンジの黄金比はいくつですか。
国際バーテンダー協会の公式一覧では、カンパリ四十五ミリリットルにオレンジジュース百二十ミリリットルです。約分すると三対八で、日本でよく紹介される一対二や一対三とは一致しません。どれかが誤りということではなく、公式の数字がこの四十五対百二十だという事実が確かめられます。
カンパリオレンジの度数は何パーセントですか。
カンパリのアルコール分二十五パーセントで公式配合なら、氷が溶ける前でおよそ六・八パーセント、純アルコールで約八・九グラムです。一対二なら度数は八・三パーセントに上がりますが、酒の量が同じなので純アルコールは変わりません。
カンパリの赤い色は虫由来だと聞きました。本当ですか。
この記事は、特定の銘柄が何で着色されているかについては述べていません。扱うのは、その色素を使った場合に各国の規則が何を書かせるかという点です。公表資料を当たった結果はカンパリの記事にまとめてありますが、記載は見当たりませんでした。記載が無いことは、使っていないことの証明にも、使っていることの証明にもなりません。
日本の酒瓶に原材料名が書かれていないのはなぜですか。
食品表示基準第五条が、酒類を販売する場合について原材料名、アレルゲン、原産国名の表示を要しないと定めているためです。ただし添加物はこの免除に入っていません。着色料を使っていれば、別表第六により物質名の表示が必要になります(物質名に「色」の字が入っていれば用途の表示は省略できます)。
オレンジジュースはどれを選べばよいですか。
公式配合は搾りたてを指定していますが、市販品なら濃縮還元でもストレートでも成立します。なお日本の「果汁100%」は容量の百パーセントという意味ではなく、糖用屈折計示度が基準に達していることを指します。
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最終更新:(リンクサス酒販 鑑定士チーム監修)
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