ワイルドターキーの種類とおすすめ銘柄|12年13年の違い・定価・うまい理由を解説
ワイルドターキーとは?キング・オブ・バーボンと呼ばれる名門

ワイルドターキー(Wild Turkey)は、アメリカ・ケンタッキー州ローレンスバーグで造られるバーボンウイスキーです。高めのライ麦配合と力強い味わいから「キング・オブ・バーボン」と称され、世界中のバーボンファンに愛されてきました。日本ではCTスピリッツジャパンが正規輸入を担っています。
定番は8年熟成の「8年(101プルーフ)」で、希望小売価格は700mlで約4,000円台。さらに上には復活した12年、よりまろやかな13年、樽出しのレアブリードなどが揃います。13年は値上がり傾向ですが、8年は今も変わらず生産が続く現行品です。
この記事では、ワイルドターキーの種類ごとの味わいと値段、8年・12年・13年の違い、うまいと言われる理由、そしておすすめの飲み方までを、買取と販売の現場目線で整理します。読み終えるころには、予算と好みに合う一本を選べるはずです。
ワイルドターキーの種類一覧|ラインナップを比較

ワイルドターキーは単一の銘柄ではなく、熟成年数や度数の異なる複数のボトルを揃えています。まずは主要なラインナップを一覧で比較し、全体像をつかみましょう。度数は瓶詰め時の数値、価格帯は実勢の目安です。
| 銘柄 | タイプ | 熟成の目安 | 度数 | 味わいの特徴 | 価格帯の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| スタンダード(81) | バーボン | NAS | 40.5度 | 軽快で親しみやすい入門向け | 約1,500〜2,500円 |
| 8年(101) | バーボン | 8年 | 50.5度 | 定番。力強くバニラとスパイス | 約4,000〜6,500円 |
| レアブリード | バレルプルーフ | 6〜12年原酒 | 約58度 | 加水なしで濃厚かつ複雑 | 約7,000〜10,000円 |
| 13年 ディスティラーズリザーブ | バーボン | 13年 | 45度 | まろやかでエレガント | 約9,000〜15,000円 |
| 12年 | バーボン | 12年 | 50.5度 | 復活した長期熟成。深く濃密 | 約8,000円〜(実勢上昇) |
| ケンタッキースピリット | シングルバレル | 8〜10年原酒 | 50.5度 | 1樽ずつ瓶詰めの個性派 | 約7,000〜12,000円 |
| ライ(Rye) | ライウイスキー | NAS | 40.5/50.5度 | ライ麦主体でスパイシー | 約2,500〜6,000円 |
| マスターズキープ各種 | 限定・長期熟成 | 10〜17年など | 50〜54.5度 | 希少な上級・コレクター向け | 約40,000円〜 |
定番の8年は手に取りやすく、ロックでもハイボールでも楽しめます。バーボン全体の中での位置づけはアメリカンウイスキーおすすめ銘柄やバーボンとスコッチの違いもあわせて読むと整理しやすくなります。
「ワイルドターキーの種類とおすすめ銘柄|12年13年の違い・定価・うまい理由を解説」に関連するおすすめ商品
ワイルドターキーがうまい理由|製法と味わいの特徴

ワイルドターキーがうまいと言われる理由は、原料と樽の使い方にあります。バーボンの主原料はトウモロコシですが、ワイルドターキーはその比率をやや抑え、ライ麦を多めに配合します。この高ライ麦のレシピが、スパイシーで奥行きのある香味を生み出します。
樽詰め時の度数を比較的低めに抑えるのも特徴です。新樽に詰める原酒の度数を控えることで、加水で薄まる前の原料由来の風味が樽の中に色濃く残ります。樽は内側を強く焦がしたアメリカンホワイトオークの新樽を使い、香ばしいバニラやキャラメルの甘い香りをまとわせます。
もう一つの軸が、親子二代のマスターディスティラーです。1954年に入社したジミー・ラッセル氏は「バーボンの法王」と呼ばれ、半世紀以上にわたり一貫した味を守り続けました。その技術は息子のエディー・ラッセル氏へ受け継がれ、伝統的な力強い個性とともに現代のラインナップを支えています。ブランド名は、創業者の仲間が七面鳥(ワイルドターキー)猟に自社のバーボンを持参したことに由来すると伝わります。
ワイルドターキー8年の評価と定価|定番の101プルーフ

ワイルドターキーの顔となるのが「8年」です。101プルーフ、つまりアルコール度数50.5度で瓶詰めされ、最低8年以上熟成した原酒を使います。誕生当時から変わらない製法とスペックを守る、ブランドの基準ともいえるボトルです。
味わいは、濃厚なバニラとキャラメルの甘い香りに、ライ麦由来のスパイスとオークのウッディさが重なります。度数が高い分だけ飲みごたえがあり、ロックで香りを開かせても、ハイボールにして爽快に飲んでも崩れません。希望小売価格は700mlで約4,158円(税込)と、品質に対して手に取りやすい価格です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | ストレートバーボンウイスキー |
| 熟成 | 8年以上 |
| 度数 | 50.5度(101プルーフ) |
| 容量 | 700ml / 1000ml |
| 希望小売価格 | 約4,158円(税込・700ml) |
| 味の方向性 | バニラ・キャラメル・スパイス・力強いコク |
「101」は米国のプルーフ表記で、数値を半分にした50.5がアルコール度数にあたります。低い度数のスタンダード(81=40.5度)よりも香味が凝縮し、バーボンらしさをしっかり味わえるのが8年の魅力です。
ワイルドターキー8年・12年・13年の違いを比較

「8年と12年は何が違う?」「13年はどんな位置づけ?」という疑問は多く聞かれます。3本は熟成年数だけでなく、度数や味の方向性も異なります。下の表で違いを比較しましょう。
| 銘柄 | 熟成 | 度数 | 味わい | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 8年 | 8年 | 50.5度 | 力強くスパイシー。バニラと厚み | 定番フラッグシップ |
| 12年 | 12年 | 50.5度 | より濃密でまろやか。複雑さが増す | 復活した長期熟成 |
| 13年 | 13年 | 45度 | 角がとれてエレガント。穏やか | 飲みやすい上級 |
8年と12年は同じ50.5度ですが、熟成を重ねた12年のほうが樽の甘みと複雑味が深まり、口当たりもまろやかになります。12年は1990年代に親しまれた後に長期熟成原酒の不足で生産を終え、2022年に日本で復活しました。実勢価格は8年より高く、上昇傾向にあります。
13年(ディスティラーズリザーブ)は度数を45度に抑え、より穏やかでエレガントな飲み口に仕上げた一本です。長熟ならではのなめらかさがあり、高度数が苦手な方にも向きます。なお、ライ麦主体の「ワイルドターキー ライ」はバーボンとは別物で、よりスパイシーな味わいです。バーボンとライの違いはライウイスキーとバーボンの違いでも詳しく解説しています。
レアブリードとケンタッキースピリット|上級レギュラー

定番の上には、レギュラーながら個性の際立つ上級ボトルが用意されています。バーボン好きが次の一本に選ぶのが、レアブリードとケンタッキースピリットです。
レアブリードは、加水をほとんど行わずに樽から瓶詰めしたバレルプルーフのバーボンです。6年・8年・12年熟成の原酒をブレンドし、度数は約58度前後と高め。濃厚な甘みと深いコク、長い余韻が一度で伝わる一本で、加水やロックで表情の変化を楽しめます。
ケンタッキースピリットは、1樽だけを選んで瓶詰めするシングルバレルです。度数は50.5度。樽ごとに微妙に異なる個性を味わえるのが魅力で、ボトルにはシリアルナンバーや樽番号が記されます。どちらも8年の延長線上にありながら、より凝縮した満足感が得られる上級ラインです。
マスターズキープなど限定・プレミアム銘柄

ワイルドターキーには、コレクターや愛好家に向けた限定・プレミアムのシリーズもあります。代表が「マスターズキープ」です。エディー・ラッセル氏が長期熟成の秘蔵原酒を厳選し、年ごとにテーマを変えてリリースしてきました。
マスターズキープには、オロロソシェリー樽で仕上げたリバイバル、17年熟成のボトルドインボンド、ライ麦原酒のコーナーストーン、10〜20年熟成のディケイドなど、多彩な顔ぶれがあります。いずれも本数が限られ、実勢価格は数万円が中心です。
このほか、創業年にちなんだ高アルコールの1855リザーブ、免税店限定のスタンピード、節目を記念したダイヤモンドアニバーサリー60周年なども流通しています。1990年代の旧ボトル12年ゴールドのように、終売後に価値が大きく上がった銘柄もあり、こうした希少ボトルは高騰する希少ウイスキーと同様にコレクション対象として注目されています。
ワイルドターキー終売の噂と値上がり|定価と実勢価格

「ワイルドターキーは終売?」という噂を見かけますが、定番の8年やレアブリードは今も生産が続く現行品です。一方で、13年(ディスティラーズリザーブ)は米国での生産終了が伝えられ、定価8,800円に対して実勢が1万円を超える場面も増えています。長期熟成の12年も実勢価格が上昇傾向です。
下の表は、当店で取り扱う主な銘柄の販売価格を安い順にまとめたものです。希望小売価格(定価)が公表されているものは併記しました。限定品や旧ボトルは定価が定められていないため、実勢の目安として参照してください。
| 銘柄 | 容量・度数 | 当店販売価格 | 定価・参考 | 主な購入先 |
|---|---|---|---|---|
| ワイルドターキー 8年(101) | 700ml / 50.5度 | ¥6,600 | 約4,158円(税込) | LINXAS・酒販店・Amazon |
| レアブリード | 700ml / 約58度 | ¥9,900 | オープン価格 | LINXAS・酒販店 |
| 13年 ディスティラーズリザーブ | 700ml / 45度 | ¥17,000 | 定価8,800円 | LINXAS・専門店 |
| 12年 | 700ml / 50.5度 | ¥24,200 | 参考約8,000円(税抜) | LINXAS・専門店 |
| ケンタッキースピリット | 750ml / 50.5度 | ¥27,500 | オープン価格 | LINXAS・専門店 |
| マスターズキープ リバイバル | 750ml / 50.5度 | ¥48,400 | 限定・オープン価格 | LINXAS |
| 1855 リザーブ | 750ml / 54.5度〜 | ¥66,000 | 限定・オープン価格 | LINXAS |
ワイルドターキーのおすすめの飲み方とペアリング

ワイルドターキーは度数が高い分、飲み方で表情が大きく変わります。香りをじっくり楽しむならロック、爽快に飲むならハイボールが定番です。下の早見表を目安に、その日の気分で選んでみてください。
| 飲み方 | おすすめ度 | ポイント |
|---|---|---|
| ロック | ★★★ | 氷で香りが開く。8年・12年向き |
| ストレート / トワイスアップ | ★★★ | 13年や長熟の複雑さを味わう |
| ハイボール | ★★★ | 8年101が崩れず爽快。食中にも |
| カクテル | ★★☆ | オールドファッションドなどに |
高度数の8年はハイボールにしても風味が薄まりにくく、濃いめに作るのがおすすめです。作り方の基本はハイボールの黄金比が参考になります。バーボンはオールドファッションドやミントジュレップといったウイスキーカクテルとも好相性で、甘みのあるバニラ香がカクテルに深みを与えます。ペアリングは、ナッツやビターチョコ、グリル料理やバーベキューなど香ばしい料理とよく合います。
ワイルドターキーの購入・買取とよくある質問

ワイルドターキーは、定番の8年から限定のマスターズキープまでお酒の通販LINXASで取り扱っています。終売銘柄や旧ボトルをお持ちで売却を検討中の方は、お酒の買取専門のLINXAS買取で査定が可能です。最後によくある質問をまとめました。
ワイルドターキーはウイスキーですか?バーボンとの関係は?
ワイルドターキーはウイスキーの一種であるバーボンウイスキーです。バーボンはトウモロコシを主原料(51%以上)とし、内側を焦がした新樽で熟成させた、アメリカを代表するウイスキーを指します。
ワイルドターキー8年と12年の違いは?
どちらも度数は50.5度ですが、12年のほうが熟成が長く、樽の甘みと複雑味が深まりまろやかです。8年は力強い定番、12年は復活した長期熟成として実勢価格も高めです。
ワイルドターキー13年は終売ですか?
13年(ディスティラーズリザーブ)は米国での生産終了が伝えられ、入手しづらくなっています。定価8,800円に対し実勢は1万円超となる場面もあり、値上がり傾向です。
ワイルドターキーとワイルドターキーライの違いは?
主原料が異なります。通常のワイルドターキーはトウモロコシ主体のバーボン、ライはライ麦を主体としたライウイスキーで、よりスパイシーでドライな味わいです。
ワイルドターキーの最上級(最高級)は?
レギュラーではバレルプルーフのレアブリードが上位です。限定では17年熟成や長期熟成のマスターズキープ各種、旧ボトルの12年ゴールドなどが最高峰に位置づけられます。
ワイルドターキー8年の定価はいくら?
希望小売価格は700mlで約4,158円(税込)、1000mlで約4,994円(税込)です。実勢では4,000〜6,500円ほどで流通しています。
ワイルドターキーのおすすめの飲み方は?
ロックで香りを開かせる飲み方と、高度数を活かした濃いめのハイボールが定番です。長熟の13年はストレートやトワイスアップで複雑さを味わうのも向いています。
ワイルドターキーの購入・買取はどこで?
購入はお酒の通販LINXASで、8年から限定銘柄まで取り扱っています。売却は買取専門のLINXASで、終売品や旧ボトルも査定対象です。状態の良いものは高評価がつきやすくなります。








