アーリータイムズはバーボンではない?意味とイエローラベル終売理由・味を解説
ケンタッキー州生まれのアメリカンウイスキー、アーリータイムズ。開拓時代を意味するブランド名の通り150年以上の歴史を持ちながら、近年は「バーボンではない」という声を検索でよく見かけるようになりました。現行の定番ホワイトラベルは、バーボンの条件を満たさない“アメリカンブレンデッドウイスキー”。一方で2023年発売のゴールドラベルはケンタッキーストレートバーボンです。そして長年日本の定番だったイエローラベルは、ブランド売却などを背景に2022年6月に取り扱いが終了しました。明治屋の公式発表や蒸留元バートン1792蒸留所の情報をもとに、噂の真相からラベルごとの違い、終売の経緯、味わいの評判、おすすめの飲み方まで、鑑定士の視点も交えて順に見ていきます。
アーリータイムズとは?|開拓者精神を体現するケンタッキー・バーボン

アーリータイムズは、アメリカ・ケンタッキー州で1860年に生まれたアメリカンウイスキーです。ブランド名の「Early Times(アーリータイムズ)」は開拓時代を意味し、小さな桶で穀物をすりつぶし直火で蒸留するという昔ながらの製法を貫いたことから名付けられたと伝えられています。現在は明治屋が日本の正規輸入元となっており、原料由来のやわらかな甘みと飲みやすさを持ち味に、ハイボールの定番として親しまれてきました。
創業者ジョン・ヘンリー・ビームとジム・ビーム一族の関係
アーリータイムズを興したのはジョン・ヘンリー・ビーム(通称ジャック・ビーム)という人物です。ビーム家といえばアメリカのウイスキー業界を代表する一族で、「バーボン中興の祖」と呼ばれるジム・ビーム(本名ジェームズ・ボーリガード・ビーム、禁酒法撤廃からわずか120日でバーボン製造を復活させた人物)の叔父にあたるのがジョン・ヘンリー・ビームだとされています。ビーム家からは30人を超える蒸留技術者が輩出されたと言われ、同じ一族の血脈が複数の有名ブランドを支えてきたことは、アメリカン・ウイスキーの歴史を語るうえで興味深いポイントです。
蒸留は「バーボンの首都」バーズタウンのバートン1792蒸留所で
アーリータイムズは現在、ケンタッキー州バーズタウンで途切れることなく操業を続ける最古の蒸留所「バートン1792蒸留所」で蒸留・瓶詰めされています。バーズタウンは「世界のバーボン首都」とも称される土地で、蒸留所名の「1792」はケンタッキー州がアメリカに加盟した年に由来します。明治屋の公式情報によれば、同蒸留所の敷地は約196エーカー(約80万平方メートル)、28棟の熟成倉庫に50万樽以上のウイスキーが眠っているとされ、その規模の大きさもアーリータイムズを支える生産基盤の厚みを物語っています。
禁酒法を生き残った歴史
1918年の第一次世界大戦による穀物配給、1920年の禁酒法施行と、アーリータイムズ蒸留所は幾度も存亡の危機に直面しました。禁酒法が始まった1920年2月時点で蒸留所には38万3000ガロンものウイスキーが残っていたと記録されています。1923年、創業者の甥ジョン・ショーンティの死去後にS.L.ガスリーがブランドの経営権を獲得すると、医療用ウイスキーとしての政府認可を取り付けて禁酒法時代も販売を継続。これが功を奏し、1953年にはアメリカで最も飲まれているバーボンウイスキーブランドの地位を獲得しました。カクテルのベースとしての楽しみ方を広めたのもアーリータイムズだと言われています。その後ブランドは長くブラウン・フォーマン社の傘下で製造が続けられましたが、2020年にサゼラック社へ売却されたことが、後述するラインナップ刷新の出発点になりました。
アーリータイムズの基本情報
| 種類 | アメリカンウイスキー(現行ホワイト=アメリカンブレンデッド/ゴールド=バーボン) |
| 産地 | アメリカ・ケンタッキー州バーズタウン(バートン1792蒸留所) |
| 主原料 | トウモロコシなどの穀物 |
| 創業 | 1860年、ジョン・ヘンリー・ビーム(ジム・ビームの叔父) |
| アルコール度数 | 40%(標準) |
| 価格帯の目安 | 現行ホワイト 1,600円前後/ゴールド 1,880円前後(終売品は相場変動) |
| 正規輸入元 | 明治屋(旧定番イエローはアサヒビールが輸入) |
| 現行ラインナップ | ホワイトラベル/ゴールドラベル(イエロー・ブラウンは終売) |
アーリータイムズはバーボンではない?|噂の真相と理由

「アーリータイムズはバーボンではない」と言われることがありますが、これは半分正解で半分誤解です。ボトルの種類や輸出時期によって、バーボンに該当するものと該当しないものが混在しているのが実情のため、まずは「バーボン」を名乗るための条件を押さえておきましょう。
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バーボンと名乗るための条件
バーボンウイスキーには法律上の細かな規定があり、代表的なものは「アメリカ国内で製造」「原料の51%以上がトウモロコシ」「内側を焦がした新しいオーク樽で熟成」です。とくに重要なのが新樽(ニューチャー)の使用で、一度使った樽(リフィル樽)だけで熟成した原酒はバーボンを名乗れません。スコッチとの違いも知りたい方はバーボンとスコッチの違いもあわせてご覧ください。アメリカ国内向けに流通してきたアーリータイムズは、新樽の原酒に加えてリフィル樽の原酒もブレンドしているため、法律上は「バーボン」を名乗れず「ケンタッキー・ウイスキー」と表記されてきました。2022年発売の現行ホワイトラベルも同じ考え方で、ラベルには“AMERICAN BLENDED WHISKEY”と明記されバーボンの条件を満たしていません。一方、日本に長く輸入されていた旧定番のイエローラベルは輸出用として新樽熟成のケンタッキーストレートバーボンで造られており、2023年9月発売の現行ゴールドラベルも同じくケンタッキーストレートバーボン規格です。
国内向けと輸出向けで規格が違う理由
同じブランドなのに国内向けと輸出向けで規格が異なるのには、メーカー側の市場戦略が関係していたとみられます。長年の所有元であったブラウン・フォーマン社は、自社ブランド「オールドフォレスター」をアメリカ国内向けの本格バーボンと位置づける一方、アーリータイムズは主に日本など輸出市場向けの手頃なウイスキーという役割を担わせていました。アメリカ国内では価格を抑えるためにリフィル樽を一定割合使う設計にしつつ、「バーボン」という規格表示に価値を見出す日本の消費者向けには新樽100%のバーボン仕様で輸出する、という使い分けがあったと考えられます。2020年のサゼラック社への売却を機にこの構図が変わり、現行ホワイトラベルはアメリカ国内仕様に近いアメリカンブレンデッドとして日本に導入され、その後発売されたゴールドラベルで改めてバーボン規格に回帰した、という流れです。
アーリータイムズの種類・ラインナップ一覧|ラベル別の違い

アーリータイムズには、現行品と終売品をあわせて複数のラベルがあります。区分・度数・現行か終売か・味わいの特徴を整理しました。現行の主力は「ホワイト」と「ゴールド」の2種で、いずれもバートン1792蒸留所で造られています。
| ラベル | 区分・度数 | 現行/終売 | 味わい・特徴 |
|---|---|---|---|
| ホワイトラベル | アメリカンブレンデッド・40% | 現行 | ハチミツ・キャラメル・レモンピールの香り。丸みのある口当たりでハイボール向き |
| ゴールドラベル | ケンタッキーストレートバーボン・40% | 現行 | バニラ・アプリコット・シトラスの香り。桃やプラムの甘みとライ麦のスパイシーな余韻 |
| イエローラベル | ケンタッキーストレートバーボン・40% | 終売(2022年6月) | かつての日本の定番。洋梨のようなフルーティーさとスパイシーなキレ |
| ブラウンラベル | バーボン・40% | 終売(2021年) | イエローの原酒に専用原酒をヴァッティングした日本向け限定品。スモーキーで深いコク |
| 354 | バーボン・4年熟成・40% | 終売(米国流通中心) | 連邦許可番号に由来する名前。バナナやレモンのような甘くフレッシュな香り |
いずれもメーカー公式が瓶詰めするオフィシャルボトリングで、独立系ボトラーズのリリースは基本的にありません。現行品と終売品では入手しやすさも中身も大きく異なるため、次の章で現行の主力2種を詳しく比較します。
ホワイトラベルとゴールドラベルの違い|現行品はどっち?

現行のアーリータイムズで迷ったら、ホワイトラベルとゴールドラベルの2択になります。どちらも1,500〜2,000円前後で手に取りやすい価格ですが、中身の性格ははっきり違います。
ホワイトラベルは2022年9月に「世界初リリース・日本先行発売」という形で登場した現行の定番です。ラベル表記は“アメリカンブレンデッドウイスキー”で、なめらかさを追求した設計のためバーボンの条件は満たしませんが、ハチミツ・キャラメル・レモンピールの香りと丸みのある口当たりが持ち味。実勢価格は1,600円前後と手頃で、ハイボールにするとバーボンらしい香りがほのかに感じられ炭酸との相性も良いと評判です。終売したイエローラベルの後継的なポジションですが、中身は別物と考えたほうが実態に近いでしょう。
ゴールドラベルは2023年9月に発売された、ケンタッキーストレートバーボン規格のボトルです。バニラ・アプリコット・シトラス・ローストした茶葉のような香りがあり、桃やプラムの甘みとオーク樽由来のキャラメル、ライ麦のスパイシーな余韻が特徴。実勢価格は1,880円前後で、正統派バーボンの味わいをストレートやロックで楽しみたい人に向いています。ハイボールでゴクゴク飲みたいならホワイトラベル、バーボンらしいコクや甘みを味わいたいならゴールドラベルが選びやすい組み合わせです。
本格派のケンタッキーバーボンを飲み比べる|厳選20本

アーリータイムズは現在リンクサス酒販での取り扱いがありませんが、同じケンタッキー州のバーボンをもっと本格的に楽しみたいという方のために、実在庫から価格帯・熟成年数・希少性の異なる20本を厳選しました。手頃な入門クラスから、特級表記時代のオールドボトル、長期熟成の希少品まで幅広く揃えています。気になる1本が見つかったら、下の一覧から商品ページをご確認ください。
| 画像 | 銘柄・スコア | 定価 市場相場 |
特徴 | リンクサス酒販 本命 |
Amazon | 楽天 | 買取 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位定番
|
MICHTERS ミクターズ US1 アメリカン 700ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
7千円台 |
💎 プロのおすすめ
バーボンより軽やかな飲み口のクラフトアメリカン。初心者にも手頃な価格帯。 |
¥7,150リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
2位希少
|
COUNTRY AGE カントリーエイジ 80プルーフ 特級 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
2万円台 |
💎 プロのおすすめ
特級表記時代のオールドボトル。穏やかな飲み口と香ばしい古き良き風味。 |
¥22,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
3位定番
|
JOHN HAMILTON ジョンハミルトン 4年 700ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
2万円台 |
💎 プロのおすすめ
4年熟成のフレッシュな飲み口。日常使いしやすいバランス型バーボン。 |
¥22,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
4位希少
|
FOUR ROSES フォアローゼス ブラック 1990年代 750ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
2万円台 |
💎 プロのおすすめ
現行ラベルとは異なる90年代流通の旧仕様。フォアローゼスの原点を味わえる。 |
¥22,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
5位希少
|
YELLOWSTONE イエローストーン86 特級 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
2万円台 |
💎 プロのおすすめ
86プルーフ(43度)の穏やかな飲み口。特級時代の古き良きバーボン。 |
¥27,500リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
6位定番
|
HEAVEN HILL ヘブンヒル 8年 750ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
3万円台 |
💎 プロのおすすめ
名門ヘブンヒル蒸溜所のスタンダード。初心者からベテランまで支持される一本。 |
¥38,500リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
7位希少
|
OLD FORESTER オールドフォレスター 特級 750ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
3万円台 |
💎 プロのおすすめ
1870年創業、禁酒法下でも医療用として生産が認められた米国最古の継続生産ブランド。 |
¥38,500リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
8位希少
|
OLD DISTILLER オールドディスティラー 12年 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
3万円台 |
💎 プロのおすすめ
後のウィレット蒸溜所が関わったとされる、1990年代初頭ボトリングの希少な日本向け一本。 |
¥38,500リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
9位希少
|
YELLOWSTONE イエローストーン 7年 特級 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
4万円台 |
💎 プロのおすすめ
クラシックな特級表記時代のバーボン。まろやかで香り高い味わい。 |
¥44,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
10位定番
|
THE YELLOW ROSE OF TEXAS ザ・イエロー ローズ オブ テキサス 8年 750ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
4万円台 |
💎 プロのおすすめ
バーズタウン熟成のクラシックバーボン。南北戦争期の民謡に由来する名前。 |
¥49,500リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
11位希少
|
OLD TAYLOR オールドテイラー 6年 750ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
5万円台 |
💎 プロのおすすめ
19世紀後半生まれの名門。重厚な味わいと芳醇な香りで長年愛される。 |
¥55,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
12位定番
|
Johnny Drum ジョニードラム 8年 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
5万円台 |
💎 プロのおすすめ
力強さとまろやかさを兼ね備えた、オールドボトル市場で人気の銘柄。 |
¥55,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
13位希少
|
J.T.S.BROWN JTSブラウン 10年 特級 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
6万円台 |
💎 プロのおすすめ
10年熟成の重厚な味わい。古き良きバーボンらしい芳醇な香り。 |
¥60,500リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
14位定番
|
OLD HEAVEN HILL オールドヘブンヒル マイルド アンド メロウ 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
6万円台 |
💎 プロのおすすめ
その名の通りマイルドでメロウな飲み口。ヘブンヒルの熟成技術を体感できる一本。 |
¥66,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
15位希少
|
1492 12年 ウイスキー特級 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
8万円台 |
💎 プロのおすすめ
1989年以前の旧酒税法時代に日本向けへ流通したコレクターズアイテム。 |
¥88,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
16位希少
|
BOURBON ROYAL バーボンローヤル 12年 特級 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
9万円台 |
💎 プロのおすすめ
12年熟成の深いコクと複雑な香味を持つ、希少性の高いヴィンテージバーボン。 |
¥99,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
17位レア
|
OLD CROW オールドクロウ 旧ボトル 特級 750ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
15万円台 |
💎 プロのおすすめ
1835年ジェームズ・C・クロウ博士が築いた製法を受け継ぐ、バーボン史に名を残す銘柄。 |
¥154,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
18位レア
|
OLD HEAVEN HILL オールドヘブンヒル 15年 750ml ★★★★☆4/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
17万円台 |
💎 プロのおすすめ
15年の長期熟成。ヘブンヒルの技術と伝統を体現するフルボディの一本。 |
¥176,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
19位レア
|
OLD BOURBON CLUB オールドバーボンクラブ 12年 750ml ★★★☆☆3/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
17万円台 |
💎 プロのおすすめ
深いコクと複雑な香味をまとう、愛好家とコレクターから高評価の希少品。 |
¥176,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
20位レア
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OLD GRAND DAD オールドグランダッド 100プルーフ 特級 750ml ★★★★★5/ ウイスキープロフェッショナルスコア |
19万円台 |
💎 プロのおすすめ
ライ麦比率が高い高プルーフ設計。バーボン通に愛される本格派の一本。 |
¥198,000リンクサス最安 | — | 楽天で探す 商品名検索 | 査定 買取 |
| 品名 | 価格(税込目安) | 度数 | 飲みごたえ | 希少性 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| MICHTERS ミクターズ US1 アメリカン 700ml | 7,150円 | 40% | 軽やか | 定番 | バーボンより軽やかな飲み口のクラフトアメリカン。初心者にも手頃な価格帯。 |
| COUNTRY AGE カントリーエイジ 80プルーフ 特級 750ml | 22,000円 | 40% | ミディアム | 希少 | 特級表記時代のオールドボトル。穏やかな飲み口と香ばしい古き良き風味。 |
| JOHN HAMILTON ジョンハミルトン 4年 700ml | 22,000円 | 40% | 軽やか | 定番 | 4年熟成のフレッシュな飲み口。日常使いしやすいバランス型バーボン。 |
| FOUR ROSES フォアローゼス ブラック 1990年代 750ml | 22,000円 | 43% | ミディアム | 希少 | 現行ラベルとは異なる90年代流通の旧仕様。フォアローゼスの原点を味わえる。 |
| YELLOWSTONE イエローストーン86 特級 750ml | 27,500円 | 43% | ミディアム | 希少 | 86プルーフ(43度)の穏やかな飲み口。特級時代の古き良きバーボン。 |
| HEAVEN HILL ヘブンヒル 8年 750ml | 38,500円 | 40% | ミディアム | 定番 | 名門ヘブンヒル蒸溜所のスタンダード。初心者からベテランまで支持される一本。 |
| OLD FORESTER オールドフォレスター 特級 750ml | 38,500円 | 40% | ミディアム〜重厚 | 希少 | 1870年創業、禁酒法下でも医療用として生産が認められた米国最古の継続生産ブランド。 |
| OLD DISTILLER オールドディスティラー 12年 750ml | 38,500円 | 40% | 重厚 | 希少 | 後のウィレット蒸溜所が関わったとされる、1990年代初頭ボトリングの希少な日本向け一本。 |
| YELLOWSTONE イエローストーン 7年 特級 750ml | 44,000円 | 40% | ミディアム | 希少 | クラシックな特級表記時代のバーボン。まろやかで香り高い味わい。 |
| THE YELLOW ROSE OF TEXAS ザ・イエロー ローズ オブ テキサス 8年 750ml | 49,500円 | 40% | ミディアム | 定番 | バーズタウン熟成のクラシックバーボン。南北戦争期の民謡に由来する名前。 |
| OLD TAYLOR オールドテイラー 6年 750ml | 55,000円 | 40% | 重厚 | 希少 | 19世紀後半生まれの名門。重厚な味わいと芳醇な香りで長年愛される。 |
| Johnny Drum ジョニードラム 8年 750ml | 55,000円 | 40% | ミディアム〜重厚 | 定番 | 力強さとまろやかさを兼ね備えた、オールドボトル市場で人気の銘柄。 |
| J.T.S.BROWN JTSブラウン 10年 特級 750ml | 60,500円 | 40% | 重厚 | 希少 | 10年熟成の重厚な味わい。古き良きバーボンらしい芳醇な香り。 |
| OLD HEAVEN HILL オールドヘブンヒル マイルド アンド メロウ 750ml | 66,000円 | 40% | ミディアム | 定番 | その名の通りマイルドでメロウな飲み口。ヘブンヒルの熟成技術を体感できる一本。 |
| 1492 12年 ウイスキー特級 750ml | 88,000円 | 40% | 重厚 | 希少 | 1989年以前の旧酒税法時代に日本向けへ流通したコレクターズアイテム。 |
| BOURBON ROYAL バーボンローヤル 12年 特級 750ml | 99,000円 | 40% | 重厚 | 希少 | 12年熟成の深いコクと複雑な香味を持つ、希少性の高いヴィンテージバーボン。 |
| OLD CROW オールドクロウ 旧ボトル 特級 750ml | 154,000円 | 40% | ミディアム〜重厚 | レア | 1835年ジェームズ・C・クロウ博士が築いた製法を受け継ぐ、バーボン史に名を残す銘柄。 |
| OLD HEAVEN HILL オールドヘブンヒル 15年 750ml | 176,000円 | 40% | 重厚 | レア | 15年の長期熟成。ヘブンヒルの技術と伝統を体現するフルボディの一本。 |
| OLD BOURBON CLUB オールドバーボンクラブ 12年 750ml | 176,000円 | 40% | 重厚 | レア | 深いコクと複雑な香味をまとう、愛好家とコレクターから高評価の希少品。 |
| OLD GRAND DAD オールドグランダッド 100プルーフ 特級 750ml | 198,000円 | 50% | 重厚(高プルーフ) | レア | ライ麦比率が高い高プルーフ設計。バーボン通に愛される本格派の一本。 |
イエローラベルが終売した理由|休売の経緯と時期

かつて日本のスーパーや酒販店で定番だったイエローラベルは、現在は終売となっています。「売ってない」「どこで買える?」と探している人が多いのは、この終売が理由です。
イエローラベルは長くアサヒビールが輸入・販売していましたが、2021年12月に休売となり、2022年6月に日本での取り扱いが正式に終了しました。ほぼ同時期にブラウンラベルも2021年に終売しています。背景には、2020年にブランドがブラウン・フォーマン社からサゼラック社へ売却されたという最大の転換点があります。新オーナーのもとで製造方法や供給体制が見直され、世界的なウイスキー人気による原酒不足も重なりました。加えてアサヒビールは「澱(おり)の発生により見た目品質の確認が必要になった」ことも休売理由として説明しています。これらが重なり、定番イエローラベルの日本での販売終了につながりました。終売後、明治屋を正規輸入元として2022年9月にホワイトラベル、2023年9月にゴールドラベルが登場していますが、前述の通りホワイトラベルはバーボンではないアメリカンブレンデッドのため、「昔のイエローラベルの味」をそのまま求める場合は終売品を探すことになります。
アーリータイムズの価格・相場と終売品の入手方法

アーリータイムズの価格は、現行品か終売品かで大きく変わります。現行のホワイト・ゴールドは1,600〜1,880円前後と手頃ですが、終売したイエロー・ブラウンは複数の販売情報を見る限り、発売当時の定価から数倍程度まで相場が上がっているとされます。イエローラベルはかつて700mlが1,760円前後で販売されていましたが、終売後は流通量の減少により数千円台後半まで値上がりしたという情報が複数のウイスキー系メディアで報告されています。ブラウンラベルも同様に、発売当時1,300円前後だったものが終売後に値上がりする傾向が見られます。ただし中古市場の相場は出品者や状態、時期によって変動が大きいため、あくまで参考情報としてお考えください。
終売したイエローラベル・ブラウンラベルは、現在はフリマアプリ・ネットオークション・古酒を扱う酒販店などで探すのが現実的です。人気が高く流通量が減っているため定価より高くなっていることが多く、状態(液面の下がりやラベルの傷み)も個体差があります。購入時は未開封かどうか、保管状態、出品者の評価をよく確認しましょう。古いボトルの見分け方はウイスキーの旧ボトル(オールドボトル)の解説も参考になります。
アーリータイムズの味わいと評判|「まずい」は本当?

アーリータイムズは「まずい」と検索されることもありますが、価格帯と用途を踏まえれば「普段飲みやハイボールには十分おいしい」という評価が中心です。「まずい」という声が出る背景には、主に2つの事情があります。
1つ目は、高級バーボンと同じ基準で比べてしまうケースです。アーリータイムズはあくまで手頃な普段使いの一本で、濃厚さや複雑さを前面に出すタイプではありません。ストレートでじっくり味わうと「軽い」「アルコール感が強め」と感じる人がいるのはそのためです。2つ目は、2022年のブランド刷新による味の変化です。イエローラベル時代はバーボンらしいバニラ・カラメルのニュアンスと芳醇な香りが評価されていましたが、ホワイトラベルはアメリカンブレンデッドへと分類が変わり、なめらかさを重視した分、バーボン特有の力強い個性は薄まりました。「別物になった」と感じる従来のファンがいる一方、クセの少なさを好む新しい層には受け入れられやすい味わいです。
ハイボールにすると評価が大きく変わるのもこの銘柄の特徴です。炭酸で割ると軽快さと穀物由来の甘みがほどよく開き、食事に合わせやすいすっきりとした味わいになります。ホワイトラベルはとくにハイボール向きに設計されており、コスパ良くゴクゴク飲める食中酒として支持されています。バーボンらしいコクを楽しみたいときは、ゴールドラベルをロックやストレートで試してみてください。ウイスキー全般の楽しみ方はウイスキーカクテル一覧もどうぞ。
アーリータイムズのおすすめの飲み方|ハイボール・ストレート

アーリータイムズは、割り方や飲み方を変えるだけで印象が大きく変わります。代表的な飲み方と作り方の目安、向いているシーンを整理しました。
| 飲み方 | 作り方の目安 | 特徴・向いているシーン |
|---|---|---|
| ハイボール | ウイスキー1:炭酸水3〜4/よく冷やす | 王道。爽快でゴクゴク飲める。食事にも合う定番の飲み方 |
| ストレート | 常温で少量ずつ | 香りと甘みをダイレクトに。味わいを確かめたいときに |
| オン・ザ・ロック | 大きめの氷を1個 | 冷えて口当たりがやわらぐ。時間で変わる香りも楽しめる |
| 水割り | ウイスキー1:水2前後 | アルコールがやわらぎ、食事に合わせやすい |
| カクテル(コーラ・ジンジャーエール割りなど) | ウイスキー1:割り材3前後 | 甘く飲みやすい。お酒初心者にも |
ハイボールはウイスキー1に対して炭酸水3〜4が目安です。グラスにたっぷりの氷を入れてよく冷やし、炭酸が抜けないよう静かに注ぐのがコツ。すっきり飲みたいときは炭酸を多めに、しっかり味わいたいときは濃いめにと、好みで調整できます。より詳しい黄金比はハイボールの作り方・黄金比でも解説しています。ゴールドラベルはロックにすると時間の経過で香りの開き方が変わるのも楽しみのひとつ。ホワイトラベルは軽快なので、ストレートよりもハイボールや水割りの方が持ち味が活きます。なお飲酒は20歳になってから、体調や適量に配慮して楽しみましょう。
アーリータイムズに関するよくある質問

アーリータイムズはバーボンですか?
ボトルによって異なります。現行の定番ホワイトラベルはバーボンの条件を満たさない“アメリカンブレンデッドウイスキー”でバーボンではありません。現行のゴールドラベル(2023年発売)はケンタッキーストレートバーボンです。終売した旧定番のイエローラベルも、輸出用の新樽熟成バーボンでした。
アーリータイムズのイエローラベルはなぜ終売したのですか?
主な理由は、2020年にブランドがブラウン・フォーマン社からサゼラック社へ売却され方針が見直されたこと、世界的な原酒不足で安定供給が難しくなったこと、澱の発生など品質保持の問題で供給が滞ったことです。日本では2021年12月に休売、2022年6月に取り扱いが正式終了しました。
アーリータイムズのホワイトラベルとゴールドラベルの違いは?
ホワイトラベルは2022年発売のアメリカンブレンデッドウイスキーで、ハチミツやレモンピールの香り、丸みのある口当たりが特徴。ハイボール向きで実勢1,600円前後です。ゴールドラベルは2023年発売のケンタッキーストレートバーボンで、バニラやアプリコットの香りとライ麦のスパイシーな余韻があります。実勢1,880円前後で、ストレートやロック向きです。
アーリータイムズの創業者はジム・ビームと関係がありますか?
創業者ジョン・ヘンリー・ビーム(通称ジャック・ビーム)は、後に「バーボン中興の祖」と呼ばれるジム・ビームの叔父にあたる人物とされています。ビーム家は多くの蒸留技術者を輩出したアメリカを代表するウイスキー一族です。
アーリータイムズは完全に終売したのですか?
完全な終売ではありません。旧定番のイエローラベルやブラウンラベルは終売ですが、現在は明治屋が正規輸入元となり、現行のホワイトラベル・ゴールドラベルが販売されています。終売したのは一部のボトルです。
アーリータイムズはどこで買えますか?
現行のホワイト・ゴールドは、明治屋のほかAmazon・楽天などの通販、スーパーや酒販店で購入できます。終売したイエローラベルやブラウンラベルは、フリマアプリ・ネットオークション・古酒を扱う酒販店で探すのが現実的です。
アーリータイムズのおすすめの飲み方は?
王道はハイボールです。ウイスキー1に対して炭酸水3〜4を目安に、よく冷やして作ると爽快に楽しめます。バーボンらしいコクを味わいたいときは、ゴールドラベルをストレートやロックで。コーラ・ジンジャーエール割りなどのカクテルも飲みやすくおすすめです。
アーリータイムズの終売品や旧ボトルは査定してもらえますか?
現行のホワイト・ゴールドは日常的に消費される手頃なお酒のため、単品では査定対象になりにくいのが実情です。一方、終売したイエロー・ブラウンラベルや未開封の古い輸出用バーボンは、希少性から状態が良ければ査定対象になることがあります。
まとめ

アーリータイムズは、1860年創業・ジム・ビームの叔父にあたるジョン・ヘンリー・ビームが興した歴史あるアメリカンウイスキーです。「バーボンではない?」と言われるのは、現行のホワイトラベルがバーボンの条件を満たさないアメリカンブレンデッドだから。ゴールドラベルはケンタッキーストレートバーボンで、長年の定番だったイエローラベルは2022年6月に日本で終売しました。現行はホワイトが1,600円前後、ゴールドが1,880円前後と手に取りやすく、ハイボールで気軽に楽しめます。
はじめての一本なら、ハイボール向きのホワイトラベルか、バーボンらしいゴールドラベルがおすすめです。物足りなさを感じたら、本記事で紹介したような本格派のケンタッキーバーボンにも目を向けてみてください。ご自宅に終売したイエローラベルや古いボトルが眠っている場合は、状態が変わらないうちに一度相場を確認しておくと安心です。




























