「菊正宗」という日本酒の名前を聞いたことはありますか?
菊正宗は、兵庫県・灘を代表する辛口日本酒ブランドとして全国的に知られています。特に、伝統的な生酛(きもと)造りを採用し、キレのある味わいと深いコクが特徴。
カップ酒から高級な大吟醸、さらには化粧品まで、幅広いラインナップを展開している酒造メーカーです。
本記事では、そんな菊正宗の魅力に迫り、人気の理由やおすすめの銘柄、選び方のポイントを詳しく解説します。
日本酒好きの方はもちろん、これから菊正宗を試してみたい方にも参考になる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
菊正宗とは|灘を代表する辛口の日本酒
灘の日本酒で飲みやすい辛口が特徴
菊正宗は兵庫県神戸市で作られるお酒です。いわゆる“灘のお酒”の代表ブランドで、日本全国にその名を轟かせています。製造元は神戸市にある菊正宗酒造です。
兵庫県の灘といえば、京都の伏見と並んで酒どころと言われる場所です。古くから日本酒作りが盛んで、さまざまな文化と共に日本酒が発展してきました。
そんな灘のお酒は「男酒」と呼ばれる力強さを持つのが特徴で、酸味とキレを感じる辛口酒です。スッキリとした口当たりで飲みやすく、多くの日本酒ファンから注目を集めています。
灘のお酒がこのような性質になるのは、六甲山系の宮水という名水を仕込み水に使っているからです。宮水は中硬水で、リンやカルシウム、カリウムといったミネラルを豊富に含みます。栄
養たっぷりの水でお酒の発酵が進みやすく、これが独特のキレ味を生み出すと言われています。
菊正宗もこの宮水を使用して作られており、まさに灘のお酒らしい、本格的で飲みやすい辛口に仕上がっています。料理の味を引き立てるような存在で、食中酒としても愛されています。
菊正宗の歴史と発展
菊正宗酒造記念館へ見学と試飲🍶 白鶴酒造との関係も深いとのこと 昔の女優ポスターなども展示してあって、酒造メーカーと女性タレント起用の歴史が垣間見れた✨ pic.twitter.com/TXVLB3tSPx
— ユージ🏝さばいばー (@Yuji_Tube_) August 12, 2023
菊正宗酒造が誕生したのは江戸時代の中期ごろです。創業は1959年で、現在は創業から360年以上が経っています。元々は材木商であった嘉納治郎太夫宗徳が酒造業に手を広げたことから歴史がスタートしました。
そんな菊正宗が有名になったのは18世紀末ごろのことです。18世紀末には、それまでは灘近辺だけで愛されていた日本酒が、流通の発展により江戸に運ばれるようになります。
質の良い灘のお酒は“下り酒”と呼ばれ、江戸を中心に一気にブームを巻き起こします。菊正宗のお酒も、江戸を中心に多くの人に愛されるようになっていきます。
そして人気に後押しされる形で、お酒の品質もますます向上していきます。明治期には“良い酒を作る”という信念を掲げ、巨額を投じて先駆技術を採用します。
この頃には「菊正宗」と言う名前も商標登録されます。そして明治以降は、海外に輸出を広げたり、宮内庁御用達を拝命したりと、さらなる発展を遂げるようになります。
なお昭和の中期・戦後ごろになると時代は甘口ブームになります。しかし菊正宗は、そこでも信念がブレることなく、辛口一筋の酒造りを行なっていました。
こうした信念も世の中に認められ、辛口と言えば菊正宗、菊正宗といえば辛口酒と言うようなイメージが世の中に浸透していきます。近年にも「真・辛口宣言」を発表するなど、そのこだわりは今もなお続いています。
生酛造りへのこだわり
灘の酒蔵見学?菊正宗で生酛(きもと)を試飲? 生酛は時間のかかる伝統的な手法。天然の乳酸を手作業で造る❗️山廃は明治時代に手間を一つ廃止した手法。今は人工の乳酸を使った速醸酛が多いとか?生酛はありがたく飲まねば? #菊正宗酒造 #生酛 pic.twitter.com/ogQVV2rV9d
— 時のしずく (@pti0nZzz) November 2, 2022
菊正宗といえば“生酛造り”にこだわっているのもポイントです。
生酛造りとは日本酒の製法の一つで、自然の力を利用した昔ながらの作り方のことを指しています。長い時間をかけて優良な酵母を育てていくのが特徴で、酒母は全て手作業で作られます。
生酛造りは手間が非常にかかるため、近年は採用する蔵が減ってきています。しかし菊正宗はあえて生酛造りを積極的に採用しており、上撰以上のレギュラー酒はすべて生酛造りで仕込まれています。
生酛造りにすることで、スッキリとしたキレがありつつも濃厚で味わい深い酒質のお酒になっています。余分な糖分を残さない生酛造りだからこそ、菊正宗らしい辛口の味わいが表現されているのです。
菊正宗が人気を集める4つの理由|樽酒が注目の的に
菊正宗が愛されるのにはたくさんの理由があります。ここからは菊正宗の人気の理由に迫っていきます
飲み飽きしない辛口酒で食中酒としての人気が高い
ここまで何度も説明したように、菊正宗は辛口がとても印象的なお酒です。辛口酒の中でも非常に綺麗な酒質をしており、爽やかな酸味とキレ味で非常にバランスが優れています。
どんな食事にも合わせやすく、日常から贅沢をしたい日まで幅広いシーンで楽しむことができます。飲み飽きしにくい酒質であることも、人気の理由につながっています。
樽酒のトップシェアを誇る
菊正宗といえば、樽酒を積極的に作っていることでも有名です。樽酒は酒を木樽に入れて数日間置いたもののことで、お酒に木の香りをつけているのがポイントです。
菊正宗はそんな樽酒のトップシェアを誇っています。吉野杉製の本格的な樽酒のほか、樽酒を瓶詰めした家庭向け商品も展開しており、気軽に楽しめるようになっています。
大手酒造でラインナップが多い
菊正宗は古くから歴史を誇る酒造で、現在は非常に大手の酒造でもあります。大手であるからこその商品数で、デイリー向けのお酒からリッチな吟醸酒までさまざまな商品を展開しています。
ラインナップが豊富で自分好みの1本が探しやすいです。
中にはカップ酒やパック酒などもあり、コストパフォーマンスに優れた商品も多くあります。もちろん贈答品に向いている高級酒も展開があります。
クレンジングや化粧水などの化粧品も展開
菊正宗酒造は日本酒を用いた化粧品も展開しています。「菊正宗の化粧品」として開発されたものには、クレンジングや化粧水など多くの商品があります。
日本酒は肌にいい、と昔から言われていますが、菊正宗の化粧品からは日本酒の良さを贅沢かつ安心して素肌に取り入れることができるでしょう。
菊正宗酒造 「日本酒の化粧水」「刀剣乱舞 ONLINE」と初コラボ
菊正宗酒造は化粧品クチコミサイトやSNS、美容雑誌などで好評の「日本酒の化粧水」と大人気オンラインゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」とのコラボレーション商品を、25日に数量限定発売。 オンラインショップでは12月2日より販売開始する。 pic.twitter.com/6klrsr51gd — 食料醸界新聞 (@syokuryo_jokai) November 28, 2024
最近は人気がさらに高まり、コラボなど特別なアイテムも展開しています。ぜひ日本酒以外の製品にも注目してみてください。
【おすすめ10選】菊正宗の日本酒人気ランキング
ここからは菊正宗のおすすめ日本酒を紹介していきます。辛口酒がお好きな方、菊正宗が気になるという方は必見です。
1.菊正宗 しぼりたて純米大吟醸
- 特定名称:純米大吟醸
- 原材料:米・米麹(国産米100%)
- アルコール度数:16%
- 日本酒度:+3.5
- 価格:720ml 1,574円(税込)
こちらは火入れの回数を減らしたしぼりたてのフレッシュな純米大吟醸酒です。果実のような華やかな香りを持つお酒で、非常にリッチな印象です。
菊正宗らしいキレの良い淡麗辛口で、料理にも合わせやすい仕上がりです。生貯蔵酒なので冷やして飲むのがおすすめです。
2.菊正宗 純米樽酒
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米・米麹(国産米100%)
- アルコール度数:15%
- 日本酒度:+5.0
- 価格:720ml 1,004円(税込)
菊正宗の人気酒の一つである「純米樽酒」は、生酛造りの純米酒を吉野杉樽で貯蔵したというものです。ほんのり香る吉野杉樽の爽やかな香りが印象的で、淡麗辛口、喉越しも抜群に良いです。
モンドコレクションでも金賞を連続受賞するボトルで人気があります。スーパーやコンビニなどでも気軽に購入しやすく、デイリーにおすすめです。
3.菊正宗 特撰
- 特定名称:本醸造酒
- 原材料:米・米麹、醸造アルコール
- アルコール度数:16%
- 日本酒度:+4.5
- 価格:1,800ml 2,557円(税込)
菊正宗の特撰は、伝統製法で作られた王道の本醸造酒です。醸造アルコールが添加されたタイプであり、よりすっきりとした口当たりで食中酒として楽しみやすいのが魅力です。
冷やから熱燗まで広い温度帯で楽しめるためオールシーズンに適しています。万能な食中酒をお求めの方に推したい1本です。
4.菊正宗 上撰
- 特定名称:本醸造酒
- 原材料:米・米麹、醸造アルコール
- アルコール度数:15%
- 日本酒度:+5.0
- 価格:1,800ml 2,170円(税込)
こちらも本醸造酒で、すっきりと雑味がない本格辛口の仕上がりです。喉越しがよく飲み飽きしない味わいで、菊正宗の良いところがしっかりと詰まっています。
iTi(国際味覚審査機構)の優秀味覚賞において三ツ星を何年にも渡り受賞しており、実力派であることがわかります。一升瓶が2,000円台とコストパフォーマンスにも優れています。
5.菊正宗 本荷樽
巨人ファンのお得意様で、巨人が優勝すると日本酒の一斗樽を振舞うお客様がいるので、納品して来ました。 当店では、こういうお酒も取扱い出来ますので、お気軽にお問い合わせ下さい。配達も可能です。 菊正宗 本荷樽18リットル 36260円 pic.twitter.com/XeQNxUNT
— コミュニティストア渋谷東3丁目店 (@community762) September 14, 2012
- 原材料:米・米麹、醸造アルコール
- アルコール度数:15%
- 日本酒度:+5.0
- 価格:18L 54,290円(税込)
吉野杉製樽に詰められた、菊正宗自慢の樽酒です。本荷樽の姿をしている商品で、鏡開きや振る舞い酒、お祝い事などに活躍してくれます。
72L・36L・18Lのタイプがあり、行事に合わせて容量を選ぶこともできます。樽に詰めてから10日〜14日目ごろが飲み頃です。
6.菊正宗 嘉宝
- 特定名称:純米大吟醸酒
- 原材料:米・米麹(兵庫県三木市吉川・口吉川特A地区産特上等級山田錦100%を使用)
- アルコール度数:16%
- 日本酒度:+5.1
- 価格:1,800ml 13,200円(税込)
菊正宗 嘉宝は、菊正宗ブランドの中でも特に高級ランクのお酒です。特別栽培契約を結ぶ特A地区で採れる「山田錦」を使って作られた極上の純米大吟醸酒で、華やかで美しい味わいをしています。
2022年から通年販売が開始されていて、入手がしやすくなっています。特別な日のお酒におすすめです。
7.菊正宗 嘉宝蔵 雅 化粧箱入
- 特定名称:特別純米酒
- 原材料:米・米麹(兵庫県三木市吉川・口吉川特A地区産特上等級山田錦100%を使用)
- アルコール度数:17.5%
- 日本酒度:+6.0
- 価格:1,800ml 6,111円(税込)
嘉宝蔵 雅も契約栽培の特A地区産山田錦を使って作られるお酒です。こちらは特別純米酒タイプで、濃厚辛口のフルボディな味わいです。
普段の菊正宗とは一味違った味の厚み、コクを感じ取ることができます。化粧箱入り商品は贈答品にもぴったりです。
8.菊正宗 樽酒ネオカップ
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- アルコール度数:14〜15%
- 日本酒度:+2.5
- 価格:180ml 263円(税込)
菊正宗の樽酒を気軽に味わえる紙カップタイプの商品です。180mlと気軽に飲みやすいサイズで、空容器はゴミ分別もしやすく安心です。
カップは簡易ながらも広口になっており、樽酒らしい香りを存分に堪能できます。コンビニでも簡単に購入が可能で、アウトドアやお花見にもおすすめしたい商品です。
9.菊正宗 しぼりたてギンパック
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- アルコール度数:14〜15%
- 日本酒度:+3.0
- 価格:1,800ml 1,712円(税込)
しぼりたての生のお酒を低温貯蔵しパック詰めした商品です。詰める際だけ加熱処理がされており、まるで新酒のようなフレッシュさを味わえる工夫が実現されています。
特許出願中の新酵母「キクマサHA14酵母」が使われており、普通酒でありながらまるで大吟醸のようなフルーティーさを味わうことができます。
10.菊正宗 セセシオン 豊潤しぼりたて
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- アルコール度数:12〜13%
- 価格:500ml 858円(税込)
セセシオン豊潤しぼりたては濃厚甘口・低アルコールタイプの日本酒です。ジューシーな巨峰やプラムを思わせるフルーティーな味わいで、菊正宗らしい青みのある清涼感も感じられます。
辛めの日本酒や強いアルコールのお酒が苦手という方にも飲みやすい仕上がりになっています。デザートや濃厚なチーズと相性がよく、食後酒としても楽しむことができます。
菊正宗の選び方|日本酒の種類と特徴から比較
菊正宗の日本酒には、上記で紹介したようにさまざまな種類があり、それぞれ味わいや香り、楽しみ方が異なります。選ぶ際のポイントは、自分の好みや飲むシチュエーションに合った日本酒を見極めること。
ここでは、吟醸酒・大吟醸酒、樽酒、限定品などを比較しながら、最適な一本を選ぶコツを紹介します。
どれを選べばいいか迷った時の参考にしてください。
吟醸酒・大吟醸酒の違いを知ろう
吟醸酒と大吟醸酒は、どちらも米を磨いて(精米歩合を低くして)造られる日本酒ですが、その精米歩合や製造方法によって味わいや香りが異なります。
酒の種類 | 精米歩合 | 香り | 味わい | おすすめのシチュエーション |
---|---|---|---|---|
吟醸酒 | 60%以下 | フルーティー | 軽やかでスッキリ | 食事と合わせる・普段の晩酌 |
大吟醸酒 | 50%以下 | より洗練された香り | 繊細でまろやか | 特別な日・贈り物 |
菊正宗の吟醸・大吟醸の選び方
-
普段の晩酌に → 吟醸酒がおすすめ!
→ 軽やかでスッキリとした飲み口で、刺身や寿司、天ぷらなどの料理とも相性抜群。 -
特別な日に → 大吟醸酒がぴったり!
→ より洗練された香りと繊細な味わいが特徴で、記念日や贈り物にも最適。 -
香りを楽しみたいなら → 大吟醸酒がおすすめ!
→ ワイングラスで飲むと、香りがより引き立ち、華やかな飲み方が楽しめる。
こんな人におすすめ
- 「日本酒の香りを楽しみたい!」 → 大吟醸酒
- 「食事に合わせやすい日本酒がいい」 → 吟醸酒
コクのある辛口!樽酒の特徴と日本酒度
樽酒とは、杉の木樽で熟成させることで独特の木の香りが楽しめる日本酒
菊正宗の樽酒は、生酛(きもと)造りならではのコクのある辛口の味わいが特徴で、杉の香りがほのかに広がるのが魅力です。
酒の種類 | 風味の特徴 | 香り | 料理との相性 |
---|---|---|---|
菊正宗 樽酒 | コクのある辛口 | 杉の香り | 焼き鳥、焼き魚、煮物など |
樽酒の日本酒度とその影響
日本酒度とは、日本酒の甘辛を示す数値で、高いほど辛口、低いほど甘口になります。
酒の種類 | 日本酒度 | 味わい |
---|---|---|
菊正宗 樽酒 | +5~+7 | キレのある辛口 |
- スッキリした辛口が好きなら → 樽酒が最適!
- 食事と合わせて楽しみたいなら → 焼き鳥や焼き魚と一緒に!
こんな人におすすめ
- 「スッキリした辛口の日本酒が飲みたい!」 → 樽酒
- 「食事と一緒に楽しみたい!」 → 樽酒
その他の菊正宗シリーズにも注目
しぼりたてギンパックなどシリーズ酒も
「特別な日本酒を楽しみたい!」という人には、菊正宗のしぼりたてもおすすめです。
しぼりたてギンパックとは?
- しぼりたてのフレッシュな味わい
- 軽快で飲みやすいスッキリとした口当たり
- 手軽に楽しめるパック仕様(1.8Lなど)
選び方のポイント
- 冷やして飲むと爽やかさUP!
- 晩酌や普段使いにぴったり!
特別感を楽しみたいなら、季節限定の生酒も
菊正宗の季節限定「生酒(なまざけ)」は、火入れ(加熱処理)をせずに仕上げられた、フレッシュな香りとフルーティーな味わいが楽しめる特別な日本酒です。
通常の日本酒に比べて、よりみずみずしく、爽やかな口当たりが特徴で、日本酒初心者から愛好家まで幅広い層に人気があります。
酒の種類 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
しぼりたてギンパック | フレッシュな香り&味わい | 普段飲みやすい日本酒を探している人 |
生酒(限定) | みずみずしく旨みたっぷり | 新鮮な日本酒を味わいたい人 |
こんな人におすすめ
- 「手軽に飲める日本酒がほしい!」 → しぼりたてギンパック
- 「新鮮な日本酒を飲みたい!」 → 季節限定の生酒
菊正宗の美味しい飲み方|おすすめ温度やおつまみ
まずは冷やして飲んでみよう
菊正宗のキリリとした辛口の味わいは、「冷や」の飲み方と相性が抜群です。
飲み方に迷った方は、まずは冷やして飲んでみましょう。特にしぼりたて純米大吟醸酒などは、ほんのりと冷やすことでその魅力を発揮しやすくなります。
一方で熱燗派、ぬる燗派という方は、純米酒や本醸造酒、普通酒などのお酒を選ぶのがおすすめです。温めることでコクが増し、生酛造りらしい味を堪能しやすくなります。
菊正宗のご当地つまみの旅シリーズがおすすめ
菊正宗 ご当地おつまみのまぐろホルモンを昨日食べました〜美味しかったです❣️今日は焼きチーズを?買って帰りました?レモネードサワー?も買ったから一緒に食べるのが楽しみ?カップ酒と合わせたら結構な男前だったな?♀️ pic.twitter.com/04nql1WBb5
— 幸田酒店 (@kamatakohda) August 16, 2020
菊正宗は食中酒にも相応しい味わいで、比較的どのようなタイプの食事でも合わせやすいです。お好きな食事やおつまみに合わせて、ぜひマリアージュを楽しんでみましょう。
なお菊正宗ブランドからは、「ご当地つまみの旅シリーズ」というおつまみ商品も多数リリースされています。
レトルトパウチ商品でお手軽に食べられるので、おつまみに迷ったらぜひこちらもチェックしてみましょう。
【関連リンク】外せない!日本酒に合うおすすめ最強絶品おつまみと簡単レシピ計12選
菊正宗の日本酒に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 菊正宗の日本酒の日本酒度はどれくらいですか?
菊正宗の日本酒度は種類によって異なりますが、全体的に辛口のものが多く、日本酒度が高めのものが特徴です。
特に辛口好きの方には、本醸造や樽酒など日本酒度が高めのものがおすすめです。辛口でも爽やかで飲みやすいタイプがお好みなら、純米酒や大吟醸といったものをチェックしてみましょう。
Q2. 菊正宗の読み方は?
菊正宗(きくまさむね)と読みます。
「菊正宗」という名前には、「菊」のように気高く、「正しく、誠実な酒造りを行う」という意味が込められています。菊の花は、日本において皇室の紋章にも使用される格式高い花であり、長寿や繁栄を象徴する縁起の良い植物とされています。
また、「正宗」(まさむね)という言葉は、日本酒の伝統的なブランド名に使われることが多く、江戸時代には「正宗」と名のつく酒が品質の良い日本酒の代名詞となっていました。
菊正宗は、350年以上の歴史を持つ日本酒ブランドとして、その名に恥じない品質を誇り続けています。
Q3. 菊正宗の樽酒の特徴は?
樽酒とは、杉の木樽で熟成させることで、独特の香りと風味が楽しめる日本酒のことです。
菊正宗の樽酒は、「生酛(きもと)造り」によるコクのある辛口の味わいと、杉の香りのバランスが絶妙なのが特徴です。
Q4. 菊正宗の価格はどれくらいですか?
菊正宗の日本酒は種類によって価格帯が異なりますが、一般的には720mlボトル(4合瓶)で1,500円~5,000円程度の価格で販売されています。
さらに数百円から手軽に楽しめるカップ酒、コスパ重視のパック酒などもあります。反対に、特別なシーンに合わせた樽酒は数万円以上するものもあります。
シーンや予算に合わせて選べるのも、菊正宗シリーズの大きな魅力と言えるでしょう。
まとめ
菊正宗は、兵庫県・灘の酒造りの伝統を受け継ぐ、辛口日本酒の代表ブランドです。日本酒の本来の旨みを最大限に引き出すために、生酛造りにこだわり、すっきりとしたキレとコクのある味わいを生み出しています。
その品質は、食中酒としての万能さや飲み飽きしないバランスの良さからも、多くの人々に愛され続けています。
また菊正宗は、飲むシーンや好みに合わせて選べる豊富なラインナップが魅力です。爽やかな香りの吟醸・大吟醸酒、樽の香りが楽しめる樽酒、しぼりたてのフレッシュな生酒など、どの銘柄にも独自の魅力があります。
さらに、特別な日のお祝いには、大吟醸や純米大吟醸といったプレミアムな銘柄もおすすめです。
「普段の晩酌にぴったりな一本を探している」
「料理と合わせて楽しめる辛口の日本酒を見つけたい」
「伝統的な酒造りの味わいを堪能したい」
そんな方には、菊正宗の日本酒がぴったり。ぜひ、お気に入りの一本を見つけて、灘の伝統とこだわりが詰まった美味しさを堪能してみてください。
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