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復活する?軽井沢ウイスキーの魅力と希少価値。気になる販売店情報も

復活する?軽井沢ウイスキーの魅力と希少価値。気になる販売店情報も

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軽井沢ウイスキー蒸留所復活。15年等ビンテージ酒屋で買える?

ジャパニーズウイスキーの人気は衰えることを知らず、市場価格は年々高騰しています。特に、終売や休売となった銘柄は、数百万円から時には1,000万円を超える価格で取引されることもあります。

その中でも「幻のウイスキー」と称される軽井沢は、世界的なコレクターから注目される希少なウイスキーの一つです。

軽井沢ウイスキーは蒸留所の閉鎖により、新たな生産が行われておらず、現存するボトルは極めて限られています。そのため、価格はオークション市場を中心に高騰し続けています。

本記事では、軽井沢ウイスキーの歴史や特徴、希少価値が高まり続ける理由について詳しく解説していきます。
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幻のウイスキーと言われる「軽井沢」

シングルモルトの先駆けとなったブランド

シングルモルトの先駆けとなったブランド

ウイスキー「軽井沢」は、長野県北佐久郡御代田町の軽井沢蒸溜所で作られていたウイスキーの銘柄です。国産モルト原酒のみから作られる、100%の国産モルトウイスキーとして1976年に誕生しました。

ちょうどこの頃は、日本の中でウイスキーブームが巻き起こった頃です。戦後の経済発展、そして1971年のウイスキー輸入自由化をきっかけに、バーボンやスコッチなど海外の有名ウイスキーが多く流通し始めていました。

そんな中、ウイスキー軽井沢はハイクオリティな国産高級ウイスキー路線の銘柄としてリリースされました。シングルモルトにこだわり、先駆けとなるような存在でした。

なお当時の軽井沢は、1本15,000円という価格で販売されていました。非常に高級品であったものの、それでもすぐに売り切れてしまうほどの人気があったほどです。

その後、ウイスキーブームは一度衰退してしまいましたが、昨今のウイスキーブームの再来で「軽井沢」がまた大きな注目を集めています。

オーシャンからメルシャン、そして蒸留所閉鎖へ


ウイスキー軽井沢の誕生のきっかけを作ったのは、オーシャンという会社です。オーシャンはかつて大黒葡萄酒という社名で、1952年ごろよりウイスキー作りをスタートさせました。

1955年にはウイスキー造りを本格化するために「軽井沢蒸留所」を建設、そして1956年より早速ウイスキー造りに取り掛かりました。

その後、1962年には、メルシャンがオーシャンを買収したことで経営権が移ります。さらに2007年にはキリングループがメルシャンを買収し、キリンの傘下となりました。

度重なる買収が行われたことからわかるように、軽井沢でのウイスキー造りが順風満帆と言えるものではありませんでした。やがてキリングループの事業再編のため、軽井沢蒸留所は完全閉鎖されることが決定、ウイスキー軽井沢の生産もストップしてしまいました。

蒸留所が稼働していないため、現在入手できる軽井沢のウイスキーはかつて生産され残されていたもののみです。そのため非常に希少価値が高く、入手困難なレアウイスキーの位置付けとなっています。

蒸留所閉鎖後も価値が上昇し続ける理由

軽井沢ウイスキーは、蒸留所の閉鎖後もオークション市場での取引価格が高騰し続けています
その背景には、以下の要因があります。

  • 限定ボトルの希少性
    軽井沢ウイスキーには、「能シリーズ」「芸術シリーズ」などの特別なデザインのボトルがあり、それらは極めて少数しか流通していません。
    そのため、1本数百万円~1億円以上の価格で取引されることもあります。
  • コレクター需要の急増
    日本国内だけでなく、香港やイギリスなどの海外市場でも、軽井沢ウイスキーは高い人気を誇ります。
    「二度と手に入らないジャパニーズウイスキー」として、投資目的で購入する人も増えています。
  • ジャパニーズウイスキーの世界的評価の向上
    山崎や響のウイスキーが世界的なアワードを受賞し、日本のウイスキー全体の価値が上がったことで、すでに生産されていない軽井沢ウイスキーの希少価値がさらに高まっています。

このように、軽井沢ウイスキーは「ただの高級ウイスキー」ではなく、コレクターズアイテム、投資資産、歴史的価値を持つ逸品として、世界中のウイスキー愛好家にとって特別な存在となっています。

軽井沢ウイスキーの特徴と味わいについて


厳選された日本産モルト:信州の澄んだ水と高品質な大麦

軽井沢ウイスキーの品質の高さを支えるのは、厳選された日本産のモルトと、信州の清らかな水です。
軽井沢蒸留所は標高850mの高地に位置し、冷涼な気候と豊かな自然環境に恵まれていました

この地で採取される水は、花崗岩層を通ってろ過された超軟水であり、ウイスキーの仕込み水として理想的です。

また、使用される大麦も、厳格な品質基準をクリアしたものだけを採用。このこだわりが、軽井沢ウイスキーの滑らかで洗練された味わいを生み出しています。

長期熟成とシェリー樽の影響:深みのある味わいと複雑な香り

軽井沢ウイスキーの大きな特徴のひとつが、長期熟成とシェリー樽の影響です。特にヨーロピアンオークのシェリー樽で熟成されることで、甘美で濃厚な香りが生まれます。

長期間の熟成によって、ドライフルーツやダークチョコレートのようなリッチな香りが増し、ウッドスパイスやスモーキーなニュアンスが絡み合う、複雑で奥深い風味が特徴的です。

シェリー樽由来のタンニンが、ウイスキーにビロードのような舌触りを与え、余韻の長さも魅力のひとつです。

スモーキーかつフルーティなバランス:唯一無二の味わい

軽井沢ウイスキーは、そのスモーキーさとフルーティな甘さの絶妙なバランスでも知られています。使用されるピーテッドモルト(ピートを焚いて乾燥させた麦芽)は、軽やかで上品なスモーキーさを持ち、一方で、シェリー樽熟成による豊かな果実味が見事に調和。

これにより、レーズンやプラムの甘さと、わずかに焦がしたオークの香ばしさが共存し、軽井沢ウイスキー独自の、重厚で洗練された味わいを生み出しています。

このスモーキーさとフルーティさのバランスこそが、軽井沢ウイスキーを世界中のウイスキー愛好家やコレクターが求める理由のひとつです。

まさに「幻のウイスキー」と呼ばれるにふさわしい、唯一無二の味わいが堪能できます。

軽井沢ウイスキーのテイスティングノート

軽井沢ウイスキーは、長期熟成とシェリー樽の影響を強く受けた濃厚で芳醇な味わいが特徴です。
その香りと味わいは、他のジャパニーズウイスキーとは一線を画し、重厚で複雑な仕上がりになっています。

  • 香り
    軽井沢ウイスキーをグラスに注いだ瞬間、濃厚なドライフルーツの甘みが立ち上ります。熟成されたレーズンやプルーン、そしてほのかなキャラメルやバニラの甘さが漂い、奥底には焚き木のスモーキーさと、シェリー樽由来の深みのあるウッディな香りが感じられます。
  • 味わい
    口に含むと、シェリー樽熟成特有の濃厚なフルーツの甘みと、トーストしたナッツの香ばしさが広がります。 中盤からは、オークのウッディな渋みが現れ、わずかにビターチョコのような苦みも感じられます。スモーキーさとフルーティさが見事に調和した、力強くもエレガントな味わいです。
  • フィニッシュ
    余韻は非常に長く、心地よいスモーキーさが持続します。シナモンやクローブのようなスパイシーさがじんわりと広がり、最後には樽由来のウッディな渋みが残る、洗練されたフィニッシュが特徴です。

軽井沢と山崎・白州・マッカランの違いを比較

軽井沢と山崎・白州・マッカランの違いを比較

軽井沢 vs. 山崎 vs. 白州:味の違いと市場価値の比較

ウイスキー 味の特徴 香りの特徴 市場価値(希少性)
軽井沢 濃厚なシェリー感、スモーキー ドライフルーツ、バニラ、ウッディ 非常に高い(市場にほぼ流通なし)
山崎 華やかでフルーティ ピーチ、はちみつ、ナッツ 高い(入手困難だが生産継続)
白州 クリアで爽やか ハーブ、ミント、柑橘 高い(入手困難だが生産継続)
  • 軽井沢はシェリー樽熟成の影響が強く、フルーティでスモーキーな味わいが特徴。
  • 山崎はフルーティで甘く、ナッツやバニラのような優雅な香り。
  • 白州は爽やかでハーバルな印象があり、比較的軽やかな飲み口。

市場価値で言えば、軽井沢ウイスキーは生産終了しているため、最も希少性が高く、価格も桁違いです。
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軽井沢 vs. マッカラン:シェリー樽熟成ウイスキーの比較

ウイスキー 味の特徴 香りの特徴 市場価値(希少性)
軽井沢 濃厚なシェリー、ウッディ、スモーキー レーズン、プラム、スパイス 非常に高い(コレクター市場向け)
マッカラン 甘くなめらか、スパイス感 ドライフルーツ、バニラ、オーク 高い(生産継続しているが人気)
  • 軽井沢は、シェリー樽の影響が濃厚ながら、ピートによるスモーキーな特徴も持つ。
  • マッカランは、フルーティでスムースな甘さが際立つ。
  • どちらもシェリー樽熟成のウイスキーとして有名だが、軽井沢の方が入手困難で、オークション価格はマッカランを大きく上回る
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オークション価格が1400万円を超えた!?

オークション価格が1400万円を超えた!?

現存しているボトルが残りわずかということもあり、ウイスキー軽井沢は市場価格が高騰化しています。特に熟成期間の長いヴィンテージものには、天文学的と言われるまでの市場価格が付けられています。

近年で最も話題となったのが「軽井沢1960年」で、このボトルは2015年8月の香港オークションに出品されました。そこでの落札価格は香港ドルで約91万ドルであり、日本円に換算すると1400万円もの価値がついたことになります

軽井沢1960年は発売当初の価格が200万円であったため、なんと1,000万円以上価格時が上昇し、およそ7倍もの価値がつけられたということがわかります。もはやただのアルコール飲料としてではなく、マンションや車のような資産としての価値が生まれているのがウイスキー軽井沢の現状です。

またオークションでの高額落札は、国内外での軽井沢の注目を集めるきっかけとなりました。軽井沢は「世界で最も希少なウイスキー」と呼ばれるほどの注目を集め、現在では1960年以外のボトルも価格が高騰しています。
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軽井沢の代表的なラインナップを紹介

1.軽井沢モルトウイスキー12年


軽井沢モルトウイスキー12年は、酒齢12年〜最高31年の長期熟成原酒をベースに、複数のモルト原酒をヴァッティングさせたウイスキーとなります。なおこちらは単一蒸留所にて作られるシングルモルトではなく、複数の蒸留所の原酒を組み合わせたピュアモルトウイスキーとなります。

軽井沢らしい魅力を発揮しつつも飲みやすさにこだわって作られたボトルで、数多くの原酒の重なりが生み出す美しいハーモニーがポイントです。

2001年にはIWSCのワールドワイドウイスキー部門で金賞を獲得するなど、世界的にも評価の高いボトルとなっています。

2.軽井沢シングルモルト15年


軽井沢シングルモルト15年は、軽井沢蒸留所で作られるモルト原酒のみを使用したシングルモルトウイスキーです。15年以上の長期熟成ボトルで、中には昭和43年生まれの31年熟成原酒なども使用されています。

シェリー樽熟成原酒をベースにしていることで生まれる独特の香り、そしてルビーのような美しい色合いで人気を誇ります。

このボトルはISCでの受賞経験があり、なんと金賞を獲得しています。ボトル1本に10万円を超えるような価値がつけられていて、今後さらに高騰化すると予想されています。

3.軽井沢シングルモルト17年


軽井沢シングルモルト17年は、貯蔵17年以上の原酒をヴァッティングした熟成感を味わえるシングルモルトです。熟成によって角のとれた旨味が増しており、穏やかで柔らかく、深みのある味わいを堪能できます。

なお軽井沢シングルモルト17年は独特なフォルムのボトルもポイントです。このボトルの形は、1976年に“国産初の100%モルトウイスキー”として発売された当時の形をそのまま再現しています。

味わいのクオリティはもちろん、見た目にもおしゃれなボトルであるためコレクター人気が非常に高いです。

4.軽井沢マスターズブレンド10年


軽井沢マスターズブレンド10年は、上記で紹介したボトルとは違いブレンデッドウイスキーとなります。軽井沢蒸留所の10年以上貯蔵モルト原酒に、グレーン原酒をブレンドし味を整えています。

ブレンデッドながらのバランスの良さが魅力であり、若目の熟成ながら非常に飲みやすい味わいがポイントです。

海外の輸入原酒も使用しているとのことで、独特のスモーキーさ・ピーティーさを感じることができます。こちらのボトルは2002年のIWSCワールドワイドウイスキー部門で金賞を獲得しています。

5.軽井沢 ヴィンテージ


軽井沢ヴィンテージは、一般リリースではなく蒸留所の隣に存在していた「メルシャン軽井沢美術館」ショップでの限定販売品です。

樽出し原酒など、限定品ならではの特別な味わいを飲めることで人気を集めたシリーズ品です。そもそもレアな軽井沢ウイスキーの限定品というだけあり、価格は何十万〜何百万レベルとなっています。

なお軽井沢ヴィンテージボトルにはさまざまなシリーズがあり、蒸留年や熟成期間などが異なります。アルコール度数が高いボトルが多いのも、ヴィンテージシリーズの特徴です。

6.軽井沢 1960年


軽井沢1960年は、記念のタイミングに過去に2度だけリリースされた超希少なボトルです。

1度目のリリースは1993年で、当時の皇太子さまのご成婚記念ボトルとして発売されました。2回目のリリースは2013年で、すでに蒸留所が閉鎖してしまった後、残る原酒の在庫を買い取ったイギリスのナンバーワン・ドリンクス・カンパニーによって製品化されました。

特に2度目のリリース品は非常に希少で、世界で41本しか存在していません。熟成52年という長期熟成ボトルであり、なんと当初から一本に200万円の値段がつけられていたほどです。

2015年のオークションで1400万円だったことを考えると、現在はさらに価格が上昇していると考えられます。

軽井沢は入手困難!数十万円を超える価格高騰に注意

軽井沢は入手困難!数十万円を超える価格高騰に注意

軽井沢はすでに蒸留所がクローズとなっているため、オフィシャルボトルはリリースされていません。残っていた原酒も全て売却済みであり、入手は非常に困難です。

通常の酒屋などではもちろん購入不可能なので、注意しておきましょう。

どうしても軽井沢を入手したい場合は、オークションまたはネットショップで購入する必要があります。ただし安くても数十万円という値段であり、全て中古品である点を覚えておきましょう。

軽井沢のボトルを購入した場合は、信頼のおける購入先を見つけることが大切です。偽物のボトルでないか、きちんとした環境で保存されていたものなのかどうかという点をチェックするようにしましょう。

正規販売店は存在するのか?

現在、軽井沢ウイスキーを販売する正規の販売店は存在しません

軽井沢蒸留所は2000年に蒸留を停止し、2012年には完全閉鎖されたため、新たなボトルが市場に供給されることはなく、日本国内の酒販店や免税店でも新品としての販売は行われていません。

注意点:

  • 正規販売店がないため、軽井沢ウイスキーを購入する際は信頼できる取引ルートを選ぶことが重要
  • 偽物の流通も増えているため、オークションや専門店での購入時には注意が必要

オークションでの購入(Sotheby’s, Bonhams, ヤフオク)

オークション名 特徴 取引価格 注意点
Sotheby’s(サザビーズ) 世界的に有名な高級オークションハウス。軽井沢ウイスキーの限定ボトルや高額取引の実績が多数。 数百万円~1億円以上 競争率が高く、落札価格が急騰する可能性がある
Bonhams(ボナムズ) ウイスキーオークションに強いイギリスの有名オークションハウス。コレクター向けの出品が多い。 数百万円~数千万円 競争率が高く、相場より高値で落札されることが多い
ヤフオク(Yahoo!オークション) 国内で軽井沢ウイスキーを入手できる数少ないオンラインオークション。手頃な価格帯のボトルも出品される。 数十万円~数百万円 偽物のリスクがあるため、出品者の評価やボトルの詳細を確認することが重要

軽井沢ウイスキーは、国内外のオークションで最も取引されるジャパニーズウイスキーの一つです。
特に希少なボトルは、オークションでのみ入手可能で、価格も年々上昇傾向にあります。

オークションのメリット

  • 希少なボトルを入手できる
  • 世界中のコレクターと競り合うことで、市場価格を把握できる
  • 限定品やコレクターズアイテムが出品されることが多い

オークションのデメリット

  • 価格が高騰しやすく、相場より高値で落札する可能性がある
  • 偽物やリフィル(中身のすり替え)リスクがある
  • 落札後の返品やキャンセルが難しい

軽井沢ウイスキーの偽物を見分ける方法

軽井沢ウイスキーの偽物を見分ける方法

ラベル・ボトル・シリアルナンバーのチェック

軽井沢ウイスキーの偽物を見分けるには、ラベルやボトルの細部を確認することが重要です。正規品のラベルはフォントが均一で、印刷が鮮明ですが、偽物は文字がぼやけていたり、フォントが微妙に違うことがあります。

また、ボトルの形状や厚みにも注意が必要で、正規品は一定の規格に基づいて作られています。キャップ部分のデザインや刻印の有無も確認ポイントです。

さらに、限定ボトルにはシリアルナンバーが刻印されており、偽物はフォントや配置が不自然だったり、番号が重複していることがあります。購入前に公式画像と比較し、細かい違いがないかをチェックしましょう。

正規品と偽物の違い

正規品と偽物の違いは、細部に現れます。正規品のラベルは精巧な印刷で、デザインが一貫していますが、偽物はラベルの質が低く、フォントやレイアウトに微妙なズレがあります。

ボトルのガラスの質感も異なり、正規品は均一な厚みがあるのに対し、偽物はガラスの透明度や形状が不均一な場合があります。シリアルナンバーがある場合、正規品は刻印が明確で均一ですが、偽物はフォントが違ったり、印字が雑なことが多いです。

また、正規品の液体の色にはある程度の一貫性がありますが、偽物は極端に濃い色や不自然な色味をしていることがあります。

信頼できる販売ルートの選び方

軽井沢ウイスキーを購入する際は、信頼できる販売ルートを選ぶことが重要です。最も安全なのは、Sotheby’sやBonhamsなどの公認オークションハウスを利用することです。

また、ウイスキー専門店の鑑定済み商品も安全性が高い選択肢です。オンラインで購入する場合は、実店舗があるかを確認し、販売実績のあるショップを選びましょう。

口コミやレビューを参考にし、過去に偽物を販売した履歴がないかも調べることが大切です。購入時には、箱や付属品の有無、販売業者の保証や返品ポリシーも確認し、万が一のリスクを避けるようにしましょう。

軽井沢が復活するというウワサは本当?


希少品となってしまった軽井沢ウイスキーですが、現在は復活の計画が立てられています。実際に軽井沢ウイスキー社、Plan・Do・See、そして三菱地所が「軽井沢」の再度の製造開始を試みています。

軽井沢ウイスキー社は、当時のメルシャン軽井沢蒸留所で最後のモルトマスターであった内堀修身氏を顧問に招き、さらにウイスキー・ディスティラーであった中里美行氏を工場長に任命しています。そして2021年12月に軽井沢蒸留所の建設に着工を開始しており、近い未来での商品リリースを目指しているとのことです。

つまり幻と言われていたウイスキー「軽井沢」は、近頃復活することになっています。当時のモルトマスターやディスティラーが携わるということもあり、どれだけ軽井沢の味わいが再現されるかに期待が寄せられています。

まとめ

軽井沢ウイスキーは、日本が誇る伝説的なシングルモルトとして、その価値を高め続けています。蒸留所の閉鎖により生産が完全に終了し、現存するボトルの希少性は年々増しており、オークション市場では驚異的な価格で取引されています

シェリー樽熟成による芳醇な香りと、スモーキーさとフルーティーさが絶妙に調和した味わいは、他のジャパニーズウイスキーにはない独自の魅力を持ちます。その歴史と特別な製法が生み出す唯一無二の存在感は、今なお世界中のウイスキーファンを魅了し続けています。

軽井沢ウイスキーは単なる蒸留酒ではなく、日本のウイスキー文化の象徴ともいえる存在です。これからも、その価値と伝説は語り継がれていくことでしょう。
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