油長酒造 風の森 純米無濾過生原酒 657 秋津穂 720ml

概要

「風の森 純米無濾過生原酒 657 秋津穂 720ml」は、奈良県御所市の油長酒造が醸す「風の森」シリーズの代表格のひとつです。蔵のある地元・奈良県産の秋津穂を100％使用し、酵母の自然な働きを生かして造られた無濾過生原酒。加水や火入れを行わず、米の個性をそのまま引き出したエネルギッシュな一本です。「657」という数字はアルコール度数16%、精米歩合65%、使用酵母7号を意味し、風の森ならではの規格表示の象徴でもあります。

香り

グラスから立ち上るのは、洋梨やライチを思わせるジューシーな香りと、青草のような清々しさ。発酵由来のガス感が爽やかさを一層引き立て、透明感のある香り立ちを楽しめます。

味わい

口に含むと、ガス感による軽快な刺激とともに、みずみずしい果実の甘みが広がります。中盤には米由来のしっかりとした旨みと厚みが顔を出し、バランスよく酸味が引き締めます。重さを感じさせない軽やかな飲み口ながら、奥行きのある旨みを堪能できます。

余韻

後口はすっきりと切れ上がり、ほのかに残る果実の甘やかさと米の余韻が心地よく続きます。爽快感と飲み応えを兼ね備えた仕上がりです。

シリーズについて

「風の森」シリーズは、油長酒造が「搾りたてそのまま」の生酒をテーマに展開する革新的な日本酒ライン。加水・火入れをせず、すべて無濾過生原酒で提供する姿勢は、日本酒の新たな可能性を切り開いています。その中でも「657 秋津穂」は、地元奈良の米を用いたフラッグシップ的存在であり、シリーズの理念を最も体現した一本です