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近年、日本のウイスキー市場で存在感を増しているのが、キリンの富士ウイスキーです。世界的なウイスキー人気に加え、御殿場蒸溜所の50周年が重なり、改めて注目されています。
その記念として発売されたのが、数量限定の「富士 50th Anniversary Edition」です。通常のラインとは違う、周年記念モデルとして、発売当初から関心を集め、抽選販売や即完売となりました。
この記事では、そんな「富士50th Anniversary Edition」について、通常の富士シリーズとの違い、ボトルの種類と特徴さらには現在の相場や評価、どのような人におすすめなのかを解説します。

キリンの限定ウイスキー!富士50th Anniversary Editionとは

蒸溜所50周年記念モデルとして登場した特別なウイスキー
ジャパニーズウイスキーの中でも、近年じわじわと存在感を高めているキリンの「富士」ブランド。その節目となる形で登場したのが、富士50th Anniversary Editionです。
このシリーズは、キリンが所有する御殿場蒸溜所の操業50周年を記念してリリースされた、公式のアニバーサリーモデル。定番ラインとは異なり、周年記念という明確なテーマを持つ数量限定ボトルとして展開されました。
山崎や白州と比べると知名度は控えめながらも、「記念モデル」「限定流通」「国産ウイスキー」という条件がそろっていることから、発売後はコレクターやウイスキーファンを中心に注目を集めています。
富士50周年記念ボトルが評価されているのは、御殿場蒸溜所の50年の歴史を味わいでしっかりと体現しているからです。中には1970年代から2010年代の原酒を幅広く使用し、蒸溜所の歴史を1本にまとめるという考えで作られています。
単なる高級ボトルというだけではなく、50周年を記念する特別な原酒で作られている点が、このボトルの価値を高めている理由なのかもしれません。
こうした背景から、飲用目的だけでなく「記念に残したい」「将来的な価値も含めて保有したい」と考えるコレクション目的のユーザーが多いのも、このモデルならではの特徴といえるでしょう。
通常のウイスキー富士とはどう違う?
では、定番商品である通常の「ウイスキー富士」と、50th Anniversary Editionは何が違うのでしょうか。
まず大きな違いは、位置づけと流通形態です。
通常の富士シリーズは継続的に販売される定番ラインであるのに対し、50th Anniversary Editionは周年記念として数量限定でリリースされたモデル。追加生産や恒常的な流通は想定されていません。
また、公式情報では50th Anniversary Editionに使用されている原酒の年代幅が明かされている一方、通常版の詳細な原酒構成は公開されていません。そのため、記念モデルとして特別な設計がなされていることは確かです。
その結果、両者は「日常的に楽しむ定番ウイスキー」と「節目を象徴する記念・限定モデル」というように、用途や選ばれ方が大きく異なる存在になっています。
もちろん価格帯や手に入りにくさに関しても、大幅に違いがあります。50th Anniversary Editionは1本数万円の価格になっており、富士ブランドの中でも特に高級という位置付けです。
キリンウイスキー事業の道のりと御殿場蒸溜所の歴史

実は歴史が長いキリンのウイスキー事業
キリンという名を聞くと、どちらかというとビールのイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。しかし実はキリンはウイスキー作りの歴史も長く、製造開始から50年以上の年月が経過しています。
キリンのウイスキー事業はもともと1972年に「キリン・シーグラム社」を設立したことから始まっています。第二次世界大戦が終わり日本にウイスキーが本格流通しだしたころ、アメリカの「シーグラム・オーバーシーズ・セールス・カンパニー」の製品の販売をスタートさせ、米英2社との合弁会社を設立したのです。
白州蒸溜所からの富士御殿場蒸溜所でした。運転手だったので、お連れさんが試飲。炭酸を買えるのが嬉しい。50周年が美味しそうでしたが、3万6千円で手が出ませんでした。 pic.twitter.com/P4ZpK2Uf94
— 酒クズ (@hiro_hiro012) March 23, 2024
その後、キリンは静岡県御殿場市に初蒸溜所である富士御殿場蒸溜所を建設し、1973年より稼働を開始しています。そこからは「ロバート・ブラウン」などのウイスキーを筆頭に、数々のウイスキーを発売してきたという歴史があります。
不遇の時代を超えて「富士」や「陸」が人気に
キリン ウイスキー 陸
ただしキリンの50年間のウイスキーづくりは、決して順風満帆と言えるものではありませんでした。昭和のウイスキーブームが去るとともに、いくつもの銘柄が生産中止に追い込まれてしまったこともあります。
しかし近年はジャパニーズウイスキーの注目度も高まり、「富士」や「陸」といったブランドが登場したことからキリンのウイスキーに大きな注目が集まるようになりました。
特にプレミアムな価格帯である「富士」は3年の間で国内外で約10倍に成長するほど、ブランドとして非常に大きな伸びを見せているような状況です。
【関連リンク】キリンウイスキーの種類一覧|まずい?陸の評価を富士山麓・富士と比較
2023年に50周年を迎えた富士御殿場蒸溜所
2023年にはキリンの富士御殿場蒸溜所が50周年を迎えています。節目を迎えた蒸溜所から、「ジャパニーズウイスキー富士」の限定品がリリースされたのです。
富士御殿場蒸溜所はその名の通り、霊峰・富士の見えるエリアにあります。富士山の伏流水に恵まれ、ウイスキー作りに適した環境が揃ったこの土地では、キリンが理想とするウイスキー作りが常に行われています。
富士御殿場蒸溜所の最大の特徴は、モルトとグレーンどちらの原酒も作られているという点にあります。さらに仕込みからボトリングまでの作業を一貫して蒸溜所内で行なっているのもポイントで、これは世界の蒸溜所を見ても非常に稀であることがわかります。
そんな富士御殿場蒸溜所の魅力を表現したシリーズが「ジャパニーズウイスキー富士」です。蒸溜所のフラッグシップである富士ブランドには、シングルモルト、シングルグレーン、シングルブレンデッドと蒸溜所の原酒だけで作られる3種の定番ウイスキーが存在します。
- シングルモルトジャパニーズウイスキー富士・・・バーボン系に属する重厚な甘みやリンゴのニュアンスを感じる
- シングルグレーンジャパニーズウイスキー富士・・・洋梨のようなフルーティーさで飲みやすさに優れている
- シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー富士・・・多彩な原酒を掛け合わせることで生まれる複雑でバランスのとれた味わい
3つともそれぞれ異なる個性を持ち合わせていて、いずれのボトルも高い評価を集めています。
サントリーやニッカのジャパニーズウイスキーに比べ手に入りやすいウイスキーであるというのも、注目を集める大きなポイントになっています。
富士50th Anniversary Editionのラインナップと特徴
キリンの富士御殿場蒸溜所の50周年を記念する限定品は「ジャパニーズウイスキー富士」の特別バージョンです。
50th Anniversary Editionと名付けられたこのシリーズは、2023〜2024年夏までに3種のボトルが登場しています。
キリン シングルモルトジャパニーズウイスキー富士 50th Anniversary Edition
- ウイスキーの種類:シングルモルトウイスキー
- 原材料:モルト
- 製造工場:キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所
- アルコール度数:およそ52%
- 発売日:2023年5月23日(火)
- 限定本数:3,000本
- 価格:700ml 21,780円(税込)
富士御殿場蒸溜所へ
— よっしー (@yosshii_1018) November 25, 2023
50周年ボトルモルトは樽由来の複雑な味わい
ブレンデッドは初めおやおや…?だったけど少し置いたらグレーンが落ち着いてモルトより多層性が出てきてかなり美味しい1杯になりました pic.twitter.com/Cz6dvnWgjx
キリン50周年記念の富士シリーズ第一弾としてリリースされたのが「シングルモルトウイスキー」の限定品です。2023年5月には現在の定番品であるシングルモルト富士も登場していますが、定番品と50周年記念品は中身の原酒が異なっていて、味わいにも差が生まれています。
50周年記念ボトルのシングルモルト富士には、蒸溜所操業開始の年である1973年蒸留の原酒が使われます。さらに1970年代〜2010年代までの各世代の選りすぐりのモルト原酒が使われていることも特徴で、富士御殿場蒸溜所の歴史を感じられる設計です。
希少な超熟原酒がもたらす奥深い香り、繊細な味わい、そして富士らしいフルーティーさとモルトの香味が高いバランスで組み合わさっています。カスクストレングスでボトリングされている点も大きく、加水してもそのままでも強さと深みを感じるような仕上がりです。
そんなシングルモルト富士の限定品は、2023年5月に3,000本のみ限定でリリースされており、今では希少な1本となっています。
キリン シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー富士 50th Anniversary Edition
- ウイスキーの種類:シングルブレンデッドウイスキー
- 原材料:モルト、グレーン
- 製造工場:キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所
- アルコール度数:およそ51%
- 発売日:2023年11月21日(火)
- 限定本数:3,000本
- 価格:700ml 36,080円(税込)
富士シリーズの限定品第二弾は「シングルブレンデッドウイスキー」です。こちらは2023年11月の発売で、第一弾からおよそ半年後のリリースとなっていました。
こちらもシングルモルトの限定品と同じく、1973年操業当時のモルト原酒が贅沢に使われていることが大きな特徴です。またそこに各時代のモルト、そしてグレーン原酒も混ぜられており、見事な調和が表現されています。
そんなシングルブレンデッドウイスキーの限定品は、モルトの限定品よりもさらに高額で36,080円(税込)という価格がつけられていました。しかし定価が高額であるにも関わらず即完売となるほどの人気で、今では希少価値からさらなる高値がつけられています。
こちらも限定本数は3,000本と限られていて、今後さらに価値が上がると見込まれています。すでに完売であるため、公式サイトなどからはもう購入ができないレアウイスキーとなっています。
キリン シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition
それにしても富士の50周年はまじで美味しかったな。
— タカサキ (@takasaki_wh) July 3, 2024
時間かけて飲むのを推奨します。
キリンの本気を出したウイスキーです! pic.twitter.com/ZILeJwC1PJ
- ウイスキーの種類:シングルグレーンウイスキー
- 原材料:グレーン
- 製造工場:キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所
- アルコール度数:およそ52%
- 発売日:2024年6月25日(火)
- 限定本数:6,000本
- 価格:700ml 27,500円(税込)
富士シリーズの限定ボトル第三弾として登場したのが「シングルグレーンウイスキー」の50周年ボトルです。モルトと同じ工場でグレーン原酒を作り、そしてそれをシングルグレーンとして売り出しているブランドは非常に珍しいです。
ブレンデッドウイスキーの原料にするだけでなくグレーンウイスキーそのものをリリースしているという点から、キリンのグレーン原酒への自信を感じ取ることができます。50周年記念のボトルには操業当時の1970年代蒸留の原酒から、バーボンタイプ・カナディアンタイプ・スコッチタイプという3つのタイプのグレーン原酒が全て選ばれ使用されています。
さらに各年代のグレーンをブレンドすることで、甘く複雑な熟成香を生み出しています。超熟ウイスキーの複雑さを持ちながらも、シングルグレーン特有の飲みやすさで高いクオリティを発揮しています。
こちらは今までの限定品とは異なり、本数が6,000本とやや多めに設定されています。とはいえ人気は高く、争奪戦となっているため高騰化することは間違いないでしょう。
キリン富士50周年限定品はどこで買えた?今から入手する方法はある?

蒸溜所販売や限定販売がメインだった
これまでに3種類のウイスキーがリリースされてきた富士シリーズの限定品ですが、いずれのボトルも発売箇所が決まっていました。当然、通常の酒屋やスーパーなどでの展開はなく、買える場所は「富士御殿場蒸溜所売店」もしくは「抽選販売」と限られていました。
富士御殿場蒸溜所売店では発売日と同時に登場しており、非常に多くのウイスキーファンが集まる結果となっていました。例えば第一弾であるシングルモルト富士の限定リリース時には、蒸溜所に200人を超えるような来客があったそうです。
富士50th、皆さんはどれがお好みでした?
— まぐろうまいにゃ (@prowinder) July 2, 2024
あえて順番を付けるなら、シングルグレーン、ブレンデッド、シングルモルトですかね❓
キリンの技術力を結集して作った渾身のグレーン、コースターの柄その物の複雑なテイストで美味しい。
個人的にはストレート推し🥰
前回欠品のタンブラーもGET👍 pic.twitter.com/w6XRbZEIDo
富士御殿場蒸溜所では蒸溜所ツアーを実施、さらにディスティラリーショップや有料テイスティングなどがあり、いずれも予約をすることで利用ができます。ただし限定品のリリース時は特に予約が集中しやすく、申し込みすら難しくなっているのが現状です。
オンラインショップでの抽選も行われた
また蒸溜所以外では、キリンオンラインショップDRINXにて限定ウイスキーの抽選販売が行われていました。
抽選に当選した方のみが買えるという仕組みであり、発売日よりも前に告知がなされ、抽選が行われていました。
例えば2024年6月25日(火)発売の「キリン シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition」の場合、抽選は2024年5月28日(火) 12:00~2024年7月2日(火) 15:00という日程で実施されていました。
現在は正規ルートでの入手が難しい
現在は限定品3種とも抽選販売や蒸溜所での販売は終了していて、正規ルートでの入手は非常に難しくなっています。ここから富士シリーズの50周年限定ボトルを狙う場合は、高騰化している流通品を購入するか、酒屋などが独自に開催する抽選販売を狙う必要があります。
なお今後の限定品情報はまだ発表されておらず謎に包まれていますが、ここから限定ボトルが再びリリースされる場合、これまでと同様にホームページで告知され、公式オンラインショップから抽選販売が行われる可能性が高いと考えられます。
キリンのウイスキーや富士ブランドが気になるという方は、ぜひ今後の情報についてもこまめにチェックしておくようにしましょう。
今から富士 50th anniversary editionシリーズを買う方法は?
2023〜2024年にかけて、限定リリースされた富士50th Anniversary Editionシリーズ。今から入手する方法として現実的なのは、二次流通(中古・流通品)を購入することです。
例えばオークションサイトや酒類専門店、ウイスキー専門ショップなどで取り扱われており、未開封品が流通しているケースも見られます。
ただし、限定品という性質上、価格は定価を大きく上回っていることが多いので注意しておきましょう。また新品では見つかりにくく、状態や保管状況によって価値が変わることがあるので注意が必要です。
特に個人売買では、本物かどうか、保管状態が良いかどうかの判断が難しいこともあります。
そのため、購入を検討する際は、実績のある酒類専門店や信頼できる販売ルートを選ぶことが重要です。価格だけで判断せず、付属品の有無や保管状態、販売実績なども含めて総合的に判断すると安心できるでしょう。
希少性が高まっている今だからこそ、焦らず情報を整理したうえで、納得できる形での購入をおすすめします。
現在の相場はいくら?定価と中古市場・転売価格の動きを比較

販売時の定価と現在の市場価格
| モデル名 | 発売時の定価(税込) | 現在の市場価格の目安 |
|---|---|---|
| シングルモルト富士 50th Anniversary Edition | 21,780円 | 約 60,000円 |
| シングルブレンデッド富士 50th Anniversary Edition | 36,080円 | 約 45,000円 |
| シングルグレーン富士 50th Anniversary Edition | 27,500円 | 約 30,000円 |
現在の価格は、オークションやフリマでの取引事例を基にした、おおよその市場価格です。
特にシングルモルトに関しては、定価の2倍近い価格で取引されることもあります。
相場は上がっている?落ち着いている?
富士50th Anniversary Editionシリーズの二次流通価格を見てみると、全体的に発売当初の定価を上回る水準で取引されているのがわかります。とくにオークションサイトやフリマアプリでは、定価よりもかなり高値で売買されるケースが多く、限定モデルとしての評価が価格に反映されているのがみて取れます。
例えば、シングルモルト富士50thは、未使用品の場合5万円台後半から6万円前後の価格で落札されています。これは、発売時の約21,780円(税込)から見ると、非常に高い人気があることを示しています。
同じくシングルブレンデッドやシングルグレーンのボトルでも、定価からの上昇が見られ、特に数量限定・希少性が高いモデルほどプレミア価格になりやすい傾向です。
オークションの落札履歴を見ると、モデルや出品状況によっては定価比で1.5倍程度に達する落札例も確認されています。
さらに、ただ高値なだけでなく「入手がしづらい」という点にも注目です。現在、ネットショップで富士50thシリーズを常時取り扱っている店舗は少なく、あっても完売や欠品状態が続いているケースがほとんどです。そのため、購入を検討する場合は二次流通に頼らざるを得ず、結果として相場が下がりにくい状況が生まれています。
特にシングルモルトやシングルブレンデッドは、数量の少なさと限定性の高さからプレミア感が強く、二次流通での動きが活発になっています。
今後の相場についても、この人気と限られた在庫量を考えると、短期間で価格が大きく下がる可能性は低く、高値が維持されるか、緩やかに上昇する傾向が続く可能性が高いと考えられます。
富士50thシリーズの評価!味わいや香りの口コミまとめ
他シリーズに比べてもずば抜けて美味しいと高評価
キリン富士御殿場蒸溜所見学の最後の試飲は、シングルグレーンジャパニーズウイスキー富士と陸🥃
— 𝐌𝐎𝐑𝐈𝐲|バーボン激推しの人 (@KensChoiceJapan) February 23, 2025
有料試飲は、シングルブレンデッド富士 2022 マスターピース、シングルグレーン富士 30年、シングルグレーン富士 50thアニバーサリーエディションを🥃
やはり50th Anniがアタマ一つ抜けて素晴らしい✨ pic.twitter.com/Kvjr2322EE
富士50th Anniversary Editionシリーズについては、実際に試飲した人や購入者から、「他の富士シリーズと比べても明らかに完成度が高い」といったような声が多く見られます。
とくに御殿場蒸溜所の見学ツアーや有料試飲で通常の富士と飲み比べた人ほど、その違いを強く実感しているようです。
シングルグレーン、シングルブレンデッド、通常の富士と飲み比べたうえでも「50thが頭ひとつ抜けている」といった評価があることから、単なる限定品ではなく“味で納得できる1本”として受け止められていることが分かります。
複雑さや熟成感が高い評価のポイントに
とりあえず、無事初日ゲットいたしました…!
— せるじお@ハイボール&ウイスキー語ってる人 (@serjiowhisky) June 25, 2024
シングルグレーン ジャパニーズウイスキー
富士50th Anniversary Edition
イベントと試飲で頂いてきましたが、
めちゃくちゃうまいです…。
グレーンの分かりやすいキャラメルやメープルだけじゃない。… pic.twitter.com/bmq2ktSBbH
うぉぉぉぉぉお!#富士御殿場蒸溜所 にて、
— せるじお@ハイボール&ウイスキー語ってる人 (@serjiowhisky) November 21, 2023
「富士50th Anniversary Edition」
シングルブレンデッド 51%
無事確保!!
シングルモルトの時よりは待機列に少し余裕ある印象です🥃
爆速で有料試飲。熟成感めちゃくちゃいい。
円熟したフルーティさとエステリーさがたまらぬ…#ウイスキー pic.twitter.com/7kMvTGp5mw
味わいに関するレビューで特に目立つのは、複雑さと熟成感に対する評価です。
例えば シングルグレーン富士50thに関しては、「よくあるグレーンウイスキーのキャラメルやメープルのような甘さだけではない」「奥深く、飲むごとに味が変わる」というような意見があり、良い意味で期待を裏切る出来だと考えられています。
また、シングルブレンデッド富士50thについては、「熟したフルーティーさ」「華やかな香り」「熟成によるまとまりの良さ」といった表現が多く、長期熟成を感じさせるバランスの良さが評価されています。
いずれのモデルも、記念ボトルというだけでなく、味そのものが良いからこそ、高い評価につながっているのだと思います。
高いけれど「文句なし」の声も
有料試飲1杯目は富士50th Anniversary Edition
— ボアダム (@boredom_whiskey) May 6, 2024
しっかり熟成感もあり文句なし美味しかった
かなりお高いけどまだ残ってたなら買っちゃってたかもしれん pic.twitter.com/EpdB9Gfzv8
価格については正直高いという意見も見られますが、それと同時に「飲んでみたら文句が出ない」「値段は張るが、それに見合う完成度」といった納得感のあるコメントが多いのも印象的です。
有料試飲で初めて口にした人の中には、「もし在庫が残っていたら、そのまま買っていたかもしれない」と感じるほど満足度が高かったという声もあり、価格以上の価値を感じられることがわかります。
富士50thシリーズおすすめの飲み方・人気シーン

ストレート|味の全体像を確認する
やはりまず試したいのは、ストレート。
シングルモルト・ブレンデッド・グレーンいずれもアルコール度数はやや高めですが、角が立ちにくく、香り・甘み・樽由来のニュアンスが自然につながる設計になっています。
ストレートで飲むと、原酒の構成や熟成具合、そして50周年モデルならではの個性が、一番はっきりと感じられるはずです。
3種類のボトルの飲み比べや、通常の富士との比較をしたい場合にもおすすめです。
少量加水・ロック|味と香りの変化を楽しむ
ストレートの次は、少量の加水やロックもおすすめです。
水を加えることで香りが開きやすくなり、甘みやフルーティさが前に出やすくなります。その一方で余韻の輪郭がより穏やかになるため、ゆっくりと楽しめるのも魅力です。
またロックでは温度変化による味の移ろいを楽しめるため、時間をかけて飲むシーンにも向いています。
ハイボールよりも“腰を据えて飲む一杯”向き
富士シリーズはハイボールにも合いますが、50周年記念ボトルは、普段ハイボールにするより、ストレートやロックでじっくり味わうのがおすすめです。素材や熟成の風味が生きるので、あまり割らない飲み方の方が、このボトルの個性を感じやすいでしょう。
もちろん、ハイボールがダメというわけではありません。濃くて深みのあるウイスキーなので、炭酸で割っても味が崩れにくく、いつもよりリッチで満足できるハイボールになります。
できれば氷を少なめにして、炭酸も少し弱めに注ぐと、香りや後味が楽しめます。
「今日は軽く一杯」というより、特別な日に贅沢なハイボールとして味わうのが、富士50周年記念ボトルには合うと思います。
人気のシーンは「特別な時間」
- 週末にゆっくり飲みたいとき
- 節目や記念日の一杯
- 蒸溜所の背景を思い浮かべながら味わう時間
富士50thシリーズは上記のような、落ち着いたシーンで選ばれやすいウイスキーです。
価格帯や限定性を考えても、「今日はこれを飲もう」と決めて、わざわざ開ける特別な1本としての位置づけがしっくりきます。
ウイスキーには賞味期限がないので、しばらく寝かせておき、とっておきの日に開栓するというのもいいかもしれません。
また、お祝い・プレゼントとして選ぶのにもおすすめです。
他のジャパニーズウイスキーと比べると?

山崎・白州・響との比較
富士50th Anniversary Editionを、代表的なジャパニーズウイスキーである山崎・白州・響と比べると、立ち位置の違いがはっきりします。
そもそも山崎や白州、そして響はサントリーのウイスキーなので、キリンのウイスキーとは作られる場所も、考えも変わるのです。
わかりやすく異なる大きなポイントは、価格帯です。
山崎・白州・響の限定モデルや記念ボトルは、定価自体が高く、さらに中古市場では数十万円クラスになることも珍しくありません。
一方で、富士50thは「50周年記念モデル」でありながら、サントリー系の限定品ほどプレ値・高額になりにくいという特徴があります。
- 山崎・白州・響:ブランド力と希少性が突出した“超プレミア枠”
- 富士50th:記念モデルとしての特別感を持ちつつ、比較的現実的な価格帯
また味わいの方向性も異なります。
山崎や白州は蒸溜所ごとの個性が強く、響はブレンデッドならではの完成度が魅力。一方で富士50thシリーズは熟成感とバランスの良さを重視した設計。
主張が強すぎず、ストレートでもロックでも安定して楽しめる点が特徴です。
富士 50th Anniversary Editionはどのランク?
富士50th Anniversary Editionのランクを一言で表すなら、「高級ジャパニーズウイスキーの入口に位置する記念モデル」です。
- 普段飲み用の定番ウイスキーよりは明らかに上
- 山崎や響の超高額限定品ほど敷居は高くない
このちょうど中間に位置します。
実際の値段は、プレ値でも10万には届きません。山崎や白州の記念ボトルは軽く10万円を超えることもあるので、これに比べると、高級ボトルでありながら現実的に狙いやすい位置付けと言えるでしょう。
とはいえ、ノンエイジのジャパニーズウイスキーが数千円〜1万円前後で購入できることを考えると、富士50th Anniversary Editionは明確に上位クラスのウイスキーです。価格帯だけでなく、熟成感や味わいの厚み、全体の完成度においても、通常ラインとの差ははっきりと感じられるでしょう。
一言で言うなら、「ちょっと贅沢な ジャパニーズウイスキー」と表現するのが一番イメージしやすいかと思います。
結局、富士 50th Anniversary Editionは買うべき?

富士50周年記念版は、話題性だけでなく、味、完成度、限定性という3つの点で魅力的なウイスキーです。 ですが、全ての方にオススメできるわけではありません。
ご自身が以下のどのタイプに当てはまるか、ぜひご確認ください。
おすすめできる人
- 限定ウイスキーを1本持ちたい人
- 深みのある味わいを体感したい人
- 特別な日に楽しめるウイスキーを探している人
- 山崎ほど高額は避けたい人
- グレーンやブレンデッドの長熟ボトルに興味がある人
富士50th Anniversary Editionシリーズは、限定性と味わいの完成度を両立した記念モデルです。普段飲みのウイスキーとは一線を画し、「ここぞ」というタイミングで開けたくなる特別感があります。
一方で、山崎や響の記念ボトルほど価格が跳ね上がりにくく、高級ウイスキーの世界に一歩踏み出したい人にとって狙いやすいボトルであることも確かです。
そのため、限定ウイスキーが欲しい、熟成感のあるボトルを飲んでみたいという人にぴったりです。
またシリーズの特徴として、シングルモルトだけでなくグレーンやブレンデッドにも力を入れているのが特徴です。特に単一蒸溜所のグレーンを使った長期熟成ボトルやブレンデッドの限定品は珍しく、日本のウイスキーの魅力を知る上で貴重な存在と言えるでしょう。
おすすめしにくい人
- 純粋な投資目的だけの人
- 即飲み目的およびコスパ重視の人
- ハイボールなど割って飲みたい人
- 強烈なスモーキーなど個性派な味わいが好きな人
富士50thは価格上昇の可能性はあるものの、投資専用として確実性を求めるにはやや不向きです。山崎や響の限定ボトル、オールドボトルに比べると価格が大幅に上がっているわけではありません。
また、やや高額であるため日常的に気軽に飲む用途や、コスパ重視で消費したい人にとっては割高に感じる場面もあるでしょう。
そして味わいは熟成感とバランスを重視した設計のため、ハイボール主体で飲みたい場合や、強烈なスモーキーさ・クセの強さを求める人には物足りなく感じられる可能性があります。
用途や好みが明確な場合は、別タイプのウイスキーを選ぶほうが満足度は高くなるかもしれません。
まとめ
富士50周年記念エディションは、キリン御殿場蒸溜所の50年の歩みが詰まった特別な限定品です。シングルモルト、シングルブレンデッド、シングルグレーンの3種類のウイスキーに、長期熟成された原酒と蒸溜所の想いが込められており、通常の富士シリーズとは一線を画しています。
価格は手頃とは言えませんが、山崎や響の記念ボトルほど高騰しておらず、高級ジャパニーズウイスキーへの入門として検討しやすいでしょう。味わいも素晴らしく、記念ボトルでありながらその品質で評価されている点が、このシリーズの特徴です。
ただし、普段使いや投資目的には不向きかもしれません。また入手はしづらいので、根気良く探す必要もあります。
富士50周年記念エディションは、特別な時間にじっくりと、蒸溜所の歴史や熟成の深さを味わうための1本です。限定ウイスキーとしての価値と味の両方を求める方にとって、記憶に残るシリーズとなるでしょう。
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