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国産ウイスキーの中でも特にファン層が厚い「イチローズモルト」。
数あるラインナップの中でも、近年注目を集めているのが“黒ラベル”でおなじみの クラシカルエディション です。
ワールドブレンデッドらしい飲みやすさと、秩父らしい奥行きのある香りを併せ持つ一本で、「次に買う1本」として愛好家からの支持も高まっています。
本記事では、クラシカルエディションの定価・流通価格・味わい・評価・シリーズとの違いまで、気になるポイントをまとめて詳しく解説します。
「どこで買える?」「本当に美味しい?」「黒ラベルと白はどう違う?」と疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

イチローズモルトクラシカルエディションとは?【基本情報と特徴】
イチローズモルト&グレーン クラシカルエディション
イチローズモルト&グレーン クラシカルエディションは、株式会社ベンチャーウイスキーの人気シリーズ“イチローズモルト”より2021年に新たに登場した新定番シリーズとなります。
イチローズモルトには複数のボトルがありますが、クラシカルエディションは定番ボトルの中では定価が7,700円(税込)と既存品のシリーズに比べても価格が高めになっています。いわゆる定番ボトルの中でも上位ランクに当たるプレミアムウイスキーであり、リッチな味わいに定評があります。
ウイスキーの種類としては「イチローズモルト ホワイトラベル」の上位互換に該当し、ワールドブレンデッドウイスキーにカテゴライズされています。原酒にはジャパニーズウイスキーのほかスコッチやアメリカンウイスキーなど世界5大ウイスキーが選定されていて、それが秩父にある蒸留所でブレンド・熟成されています。
上位ボトルというだけあり、ホワイトラベルに比べてモルト原酒の比率が高めに設定されています。
モルト多めでバランスよくブレンドされた味わいは、熟成により深みが増しており飲みごたえ抜群です。麦芽の味わいとフルーティーな甘味が印象的で、深いフィニッシュと複雑な余韻を堪能できるボトルとなっています。
コンセプトと製造背景
イチローズモルト クラシカルエディションの開発には、ベンチャーウイスキー代表・肥土伊知郎(あくと いちろう)氏が長年培ってきた“ブレンドへのこだわり”が反映されています。
肥土氏は、かつて羽生蒸溜所の原酒を後世に残した「カードシリーズ」や、多彩な原酒を組み合わせてきた秩父のブレンデッド作品を手掛けてきた人物でもあり、原酒の個性を見極めながら調和をつくり出すブレンダーとして高い評価を得ています。
クラシカルエディションは、そうした肥土氏の哲学を踏まえつつ、「よりクラシックなウイスキーの味わいを追求した」という公式説明のもと誕生したボトルです。世界5大ウイスキー産地の原酒を秩父の環境で再熟成させることで、甘さ・華やかさ・スパイス感にほどよいまとまりを持たせ、日常的に楽しめるブレンデッドとして仕上げられています。
また、本ボトルは従来の限定シリーズとは異なり、レギュラーラインとして展開されている点も特徴です。ただし、近年は海外市場での人気が高まっており、国内での流通量は限られることもしばしば。シングルモルト中心のラインナップに加え、“より幅広い層に手に取ってもらえる1本”として開発された経緯があり、イチローズモルトの新しいスタンダードとして注目を集めています。
イチローズモルト&グレーン クラシカルエディションの商品情報
- 発売日・・・2021年10月23日(定番商品)
- ウイスキーの種類・・・ブレンデッドウイスキー
- 内容量・・・700ml
- 定価・・・7,700円(税込)
- アルコール度数・・・48%
そもそもイチローズモルトとは?どんなウイスキーがあるの?

ベンチャーウイスキーの手がけるウイスキーブランド
イチローズモルトを作っているのは埼玉県秩父にある株式会社ベンチャーウイスキーです。埼玉県秩父にある「秩父蒸留所」にて、2007年よりウイスキーの生産や熟成を手掛けています。
そんな株式会社ベンチャーウイスキーの創業者は肥土伊知郎(あくといちろう)氏です。もともと肥土氏の実家は古くから続く老舗の酒造であり、酒造りの一環としてウイスキーも手掛けていました。しかし経営不振からウイスキーの事業の撤退を余儀なくされ、一度はウイスキーを破棄することまで命じられていたほどです。その中でもウイスキーへの情熱を捨てきれなかった肥土氏は福島県の「笹の川酒造」に原酒の預かりを依頼、そして自身で株式会社ベンチャーウイスキーを設立し、新たにウイスキーの販売や製造を手掛けていくことになったという背景があります。
肥土氏は本場スコットランドにも視察にいくなど、ウイスキーに対して情熱を掲げていました。そして土地や施設にもこだわった上で新しい蒸留所を設立、高級品質にこだわったウイスキーを作っていくことになります。
こうして生まれたウイスキー「イチローズモルト」は、世界的なウイスキーブームの後押しもあり瞬く間に人気が上昇します。今では国内を代表する人気銘柄にまで成長し、入手困難なプレミアムウイスキーの位置付けになっています。
【関連リンク】イチローズモルトはなぜ人気?プレミア化の理由とレア度・美味しい銘柄徹底解説
イチローズモルト カードシリーズ
イチローズモルトといえば、味わいもさることながら希少価値の高さでコレクターが多いことでも有名です。特に話題となったのが、限定品としてリリースされていた「カードシリーズ」です。
こちらのシリーズはトランプのカードをイメージしたラベルが特徴的で、54種類のボトルが限定品として過去にリリースされていました。今では入手が困難な希少品となっていて、なんとオークションでは54本セットに約1億円の値段がついたこともあるほどです。
イチローズモルト Nine of spadesなのだ。
— びっとこアライさん (@AraisanBtc) September 4, 2019
イチローズモルトのカードシリーズといえば、こないだのオークション落札価格がすごかったやつなのだ。未開封なら一本200万くらい?
ビライさん定価で買ったので超お得に飲んでるのだ。
バッチナンバーは隠させてもらうのだ。#アライさん飲酒部 pic.twitter.com/Vzb81M2qJp
このようにイチローズモルトは、ブランドとしても世界的な知名度があります。カードシリーズ以外にも「秩父 ザ・ピーテッド」などの限定品があり、いずれのボトルも人気があります。
限定品は入手しづらい・手が届かないという方も、クラシカルエディションなどの定番ボトルならイチローズモルトにチャレンジがしやすいのでおすすめです。これまで気になっていたという方は、ぜひこの機会にチェックしてみましょう。
| 品名 | 画像 | おすすめスコア | リンクサス酒販 | Amazon最安 | 楽天最安 | お酒買取 | ポイント | アルコール度数 | 香りのタイプ | 飲みごたえ | 産地 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| イチローズモルト&グレーン クラシカルエディション |
|
ホワイトラベル上位の定番ブレンデッドで、上品で贈答向き | 48 | トロピカル | スムース | 日本 | |||||
| イチローズモルト カードシリーズ |
|
イチローズモルトの超希少トランプシリーズで高額取引される | 54.8 | スパイシー | フルボディ | 日本 | |||||
| イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル(白) |
|
フルーティで飲みやすい、入手しやすいブレンデッドウイスキー | 46 | フルーティー | フルボディ | 日本 | |||||
| イチローズモルト モルト&グレーン リミテッドエディション(青) |
|
青リミの愛称で知られる上位版。果実香と穀物の余韻が調和 | 48 | フルーティー | リッチ | 日本 | |||||
| イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ(金) |
|
ミズナラ樽熟成で甘みと香ばしさが際立つ人気ウイスキー | 46 | ウッディー | リッチ | 日本 | |||||
| イチローズモルト ワインウッドリザーブ(赤) |
|
赤ワイン樽後熟の芳醇な香りと深い余韻が特徴 | 46 | フルーティー | フルボディ | 日本 |
イチローズモルト クラシカルエディションの評価・口コミまとめ
マイルドな美味しさが高評価のポイントに
イチローズモルトのクラシカルエディション凄く美味しい
— もめん (@ContainsSpirits) November 24, 2021
僕の好みです。
ワールドブレンドとは言えこれが8000円弱なら頭一つ抜けてる感あります
もう少し加水率が低かったらとも思うのです pic.twitter.com/S2DizkRwIH
早速イチローズモルト クラシカルエディションを開栓!
— dimao (@dimao1727) October 23, 2021
優しい甘さとほのかなピートで美味しいですね😁
酒屋さん曰わく月に1、2回は入荷予定と言われていました
多分皆やってると思いますがイチローズモルトが増えてくると並べて飾りたくなりますね😂 pic.twitter.com/UVbx8F25lJ
イチローズモルト クラシカルエディションは2021年リリースの比較的新しい商品ですが、人気が高いため口コミも多く投稿されていました。
口コミを見ると「美味しい」との投稿が多数で、非常に評判が良いことがわかります。
特に“定番シリーズの中でも頭ひとつ抜けている”といった報告や“甘くマイルドで飲みやすい”といった口コミが目立っている印象でした。
ブレンデッドのためクセも少なく、ほんのりとしたスモーキーさが良いアクセントになっているとのことです。いわゆる飲みやすいウイスキーであり、万人受けしやすい味であることがわかります。
ストレートでもロックでも飲めるバランスの良さ
イチローズモルトのクラシカルエディションをいろいろな飲み方で飲んでみました‼️
— Migo (@MigoWhisky) October 24, 2021
ストレート:うまい😋
トワイスアップ:うまい😍
ロック:うまい🤗
ご参考になれば幸いです✌️ pic.twitter.com/M3d5TLb3t7
イチローズモルト クラシカルエディションは、どんな飲み方でも楽しめるのも魅力です。グラスにそのまま注いで楽しむストレートはもちろん、トワイスアップやロック、そしてハイボールなど割って飲んでもバランスが崩れにくいです。
優しい甘さでありながらもアルコール度数が48%と高めで芯のしっかりとした味があるため、割り負けしにくいです。イチローズモルト クラシカルエディションをボトルでGETできた方は、いろいろな飲み方で比べてみるのも面白いでしょう。
なお初めにチャレンジする際は、やはりストレートで飲むのがおすすめです。まずはそのままの味わいを確かめた上で、徐々に加水をしながら香りの変化を楽しんでみてください。
ビターな余韻が特徴的との声も
イチローズモルトのクラシカルエディション
— フルメタル安藤 (@nasuno500000000) June 15, 2025
お世話になった酒屋の閉店セールで買った
ストレートだとまず甘味、ビリビリ来るスパイシーな後味が残った
ロックにするとまろやかになり、メロン、バナナ感ある甘みと、ビターな余韻を引く感じ
度数も個性も強めなので、白の方が好きな人もいるんじゃないか pic.twitter.com/sFKUWfZ9LI
イチローズ モルト&グレーン クラシカルエディション 48%
— しんた (@shinta_whisky) April 20, 2022
ホワイトラベルと比べると、コクやビターさを感じます✨
倍の値段を出すほど違いがあるかと言われると正直微妙な気がしますが、ただそれはホワイトラベルの完成度とコスパが高いが故にそう感じるのだと思います。#TWLC#イチローズモルト pic.twitter.com/RxzVRXMHyA
マイルドで甘いという声がある一方で、ホワイトラベルに比べるとビターでドライだという声も。この辺りは好みが分かれるポイントになりそうです。
イチローズモルト クラシカルエディションの味わいは、このほかスパイシー、酸味といったニュアンスで表現されることもあります。
どちらかというと甘い一辺倒のウイスキーではなく、ビターさやスパイス、わずかな酸味が重なる“多層的な味わい”がクラシカルエディションの魅力です。
“飲みごたえのあるブレンデッド”を求める層からは、特に高評価を獲得しています。
クラシカルエディションとホワイトラベル・リーフシリーズとの違いは?

イチローズモルトには、クラシカルエディション以外にも“定番ボトル”と呼ばれる人気商品が多くあります。
ここでは主要ボトルを取り上げ、クラシカルエディションとの違いを踏まえながら比較できるようにまとめました。
初めて選ぶ方も、飲み比べを楽しみたい方も、ぜひ参考にしてください。
| ボトル名 | ラベル色 | 種類 | アルコール度数 | 定価(税込) | 味わいの傾向 | クラシカルとの主な違い | ターゲット層 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| モルト&グレーン ホワイトラベル | 白 | ブレンデッド | 46% | 4,235円 | 柑橘系の爽やかさ、軽快でライト。ややスパイシーという声も | クラシカルよりライト。価格は約半分。初心者向けの飲みやすさ | 初心者・普段飲み |
| モルト&グレーン クラシカルエディション | 黒 | ブレンデッド | 48% | 7,700円前後 | 甘味・スパイス・ビターがバランス良く、多層的 | (比較の軸となるボトル) | 幅広い層・バランス派 |
| モルト&グレーン リミテッドエディション | 青 | ブレンデッド | 46% | 11,000円 | レーズン・ドライフルーツの濃厚な香り。複雑で重厚 | クラシカルより上位ライン。香りの厚み・希少性が高い | 香り重視の愛好家 |
| ダブルディスティラリーズ | 緑 | ピュアモルト | 46% | 8,800円 | ミズナラ樽由来のオリエンタル香。酸味・スパイスが特徴 | クラシカルより香りの個性が強く、より複雑 | 個性派・香り好き |
| ミズナラウッドリザーブ | 金 | ピュアモルト | 46% | 8,800円 | ミズナラのウッディ香。ピート感もあり奥深い | 和樽の香りが強く、クラシカルより主張がハッキリ | 香り重視・ピート好き |
| ワインウッドリザーブ | 赤 | ピュアモルト | 46% | 8,800円 | 赤ワイン樽由来の芳醇な甘味・渋み。ビターな余韻 | クラシカルより重厚でフルーティ。個性が強い | ワイン樽好き・濃厚派 |
イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル(白)
- ウイスキーの種類:ブレンデッドウイスキー
- アルコール度数:46%
- 定価:4,235円(税込)
世界の複数産地の原酒を組み合わせ、秩父で再熟成したワールドブレンデッドとして知られる一本です。
入手しやすく、価格も手頃なため「イチローズモルトの入口」として選ばれることが多い印象です。
クラシカルよりも軽快・フレッシュ寄りの味わいで、初心者でも安心して選びやすいのが特徴です。
クラシカルエディションとの違い
- 価格はクラシカルの約半分で手を出しやすい
- 柑橘系を思わせる爽やかさがあり、飲み口はよりライト
- 一部レビューでは“ややスパイシー”“若いニュアンスがある”との声も
イチローズモルト モルト&グレーン リミテッドエディション(青)
- ウイスキーの種類:ブレンデッドウイスキー
- アルコール度数:46%
- 定価:11,000円(税込)
世界の熟成原酒をブレンドしたという、人気のブレンデッド。
年に数回しか流通しないという情報もあり、定番ラインナップながら白や黒のラベルよりも希少になっています。
レーズンやドライフルーツを思わせる甘く濃厚な香りが特徴で、香りの複雑さを求める層から支持されています。
青ラベルは“香りの厚み・豊かさ”を求める愛好家向けの位置づけです。
ボトルは1本で1万円越えであり、高級品の位置付けでもあります。
クラシカルエディションとの違い
- 青ラベルはクラシカルよりさらに上位ラインで、希少価値が高い
- 香りはより濃厚で、フルーツやスパイスが複雑に重なる
- レビューでは「贅沢系の味わい」「クラシカルより豊かな香り」との声も
イチローズモルト ダブルディスティラリーズ(緑)
- ウイスキーの種類:ピュアモルトウイスキー
- 定価:8,800円(税込)
- アルコール度数:46%
羽生蒸溜所と秩父蒸溜所という2つの原酒を掛け合わせたピュアモルト。
ミズナラ樽原酒の個性が特徴で、香りが非常に華やかなボトルです。
クラシカルエディションがブレンデッドであるのに対し、モルトウイスキーであるこちらは個性派の位置付け。
さらに今後は羽生蒸溜所の原酒がなくなることから、希少価値が高まるボトルとも予想されています。
クラシカルエディションとの違い
- 香りの個性が強く、よりオリエンタルで複雑
- 柑橘の酸味やブラックペッパーのスパイスが際立つ
- クラシカルよりも“香り主体”の設計で、個性派ウイスキーに分類される
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ(金)
- ウイスキーの種類:ピュアモルトウイスキー
- 定価:8,800円(税込)
- アルコール度数:46%
羽生原酒をキーモルトに、ミズナラ樽で再熟成した一本。
ミズナラ由来のウッディな香りが特徴で、香り重視の愛好家に人気があります。
特に“香りの深み”や“ウッディ感”が好きな方に適したボトルです。
クラシカルエディションとの違い
- ミズナラ樽ならではの伽羅・白檀のような和の香りが際立つ
- ピート強めの原酒も使用されており、スモーキーな個性あり
- クラシカルよりも香りの主張が強く、より趣味性の高い構成
イチローズモルト ワインウッドリザーブ(赤)
- ウイスキーの種類:ピュアモルトウイスキー
- 定価:8,800円(税込)
- アルコール度数:46%
赤ワイン樽で再熟成を行った人気シリーズで、赤いリーフラベルが印象的。
甘さと渋みが調和した奥行き深い味わいが魅力です。
個性の強いワイン樽熟成が好みの方に向く一本です。
クラシカルエディションとの違い
- 赤ワイン樽特有のフルーティさと渋みが強く出る
- ビターチョコやオレンジピールのような余韻が特徴
- クラシカルよりも“芳醇で重厚系”の味わい
イチローズモルト クラシカルエディションは定価購入できる?

イチローズモルトの中でも「クラシカルエディション」は、比較的手に入りやすいといわれる一本です。とはいえ、すべての酒屋で見かけるわけではなく、タイミングや店選びによって入手難易度が大きく変わります。
ここでは、“定価で手にしたい方が知っておくべきポイント”をわかりやすく紹介します。
イチローズモルトの中では比較的入手しやすい
イチローズモルトは日本のウイスキーの中でも人気が高いブランドで、しばしば入手困難であることも話題に上がります。
ですがワールドブレンデッドであるクラシカルエディションは、イチローズモルトの中でも“比較的”手に入れやすい位置づけです。
特にリーフシリーズ(青・緑・赤・金)などのピュアモルト系や、流通が限られる限定品と比べるとまだ見つかりやすい印象があります。
ただし、
- スーパーなど、どこにでも並んでいる“常時在庫の定番酒”ではない
- 人気ゆえに、地域や店舗によっては即完売も珍しくない
という状況もあります。
そのため、「入手しやすい=いつでも定価で手に入る」という意味ではありません。
値上げの噂は本当?
イチローズモルトシリーズは、国産ウイスキー全体の需要増加や原酒不足の影響を受け、過去に価格改定が行われたことがあります。実際、定番ボトルとして人気の「ホワイトラベル」は、以前より価格が引き上げられた経緯があり、ブランド全体として値上げ傾向にあるのは事実です。
一方で、クラシカルエディションのメーカー希望小売価格は現在も7,700円(税込)で据え置かれています。
ただし、世界的なウイスキーブームや原材料の高騰、物流コストの上昇など、市場環境は年々厳しくなっており、将来的に価格改定が行われる可能性は決してゼロではありません。
さらにクラシカルエディションは人気が高く、登場直後には流通価格が1万円を超えるケースも見られました。最近はやや落ち着きを見せていますが、入荷量や需要によっては再び高騰する可能性もあります。
特にイチローズモルトは“需要が集中しやすいボトル”であるため、相場で見つけた際は購入しておくのが安心です。
酒屋やウイスキーに強いショップを狙おう
イチローズモルト クラシカルエディションは、いわゆるディスカウントショップや一般的なスーパーでは、そもそも扱いがないことがほとんどです。
定価で手に入れたい場合は、販売店選びがとても重要になります。
特に狙いたいのは、次のようなお店です。
- ウイスキー専門店・品揃えが豊富な酒販店
- 百貨店など正規流通品を丁寧に扱う信頼性の高いショップ
- 地域に根づいた昔ながらの酒屋で、こまめに仕入れをしている店
こうした店舗はイチローズモルト クラシカルエディションのスポット入荷が比較的多く、タイミングが合えば“定価”あるいは“正規価格”で購入できる可能性があります。
特に、専門店や地元酒屋はオンラインに情報を出さないケースも多いため、店頭をチェックしたり、店員さんに入荷状況を質問してみると、思わぬ出会いがある場合もあります。
抽選販売やウイスキーくじもおすすめ
イチローズモルト
— はつがい (@whisky_roundup) July 9, 2022
クラシカルエディション
こみや酒店の抽選で当たりました!
とてもとても嬉しい😂
最高な企画をありがとうございます!#こみや酒店 #イチローズモルト pic.twitter.com/PFzEyESsPT
イチローズモルト クラシカルエディションを確実に定価で手に入れたい場合は、酒屋が実施している抽選販売をチェックしておくのも有効な方法です。人気銘柄ほど店頭での販売が難しくなるため、最近では公平性を保つために抽選形式を採用するショップが増えています。
応募自体は無料であるケースが多く、タイミングさえ合えば定価で購入できるチャンスに直結します。
酒ゃビックのウイスキーくじが始まってた事に気づかず、慌てて今日買いに行きました。
— 桃花 (@xx_momohana_xx) September 26, 2025
店舗にウイスキーくじ残り2本。
くじの内訳は…でしたが、価格がリーズナブルだったので、1本のみ購入。
イチローズモルト クラシカルエディションでした!
3,850円なら大当たりでは!
早速、今日頂きます!!! pic.twitter.com/8GXykTG7hT
また、一部の酒販店が実施しているウイスキーくじ(ウイスキー福袋)も要注目です。購入したくじの中にイチローズモルト クラシカルエディションが含まれていることがあり、正規価格帯やさらなる安値で入手できる可能性があります。
もちろん“運”の要素はありますが、限定ボトルが当たることもあり、楽しみながら挑戦できるのが魅力です。
いずれの場合も、販売店の公式SNSやメルマガ、店頭告知をこまめにチェックしておくと情報を逃さずに済みます。特にイチローズモルトは入荷情報が突然出ることも多いため、複数の店舗をフォローしておくとより確率が高まります。
抽選やくじ形式を上手に活用して、正規価格での入手を狙ってみてください。
【関連リンク】2025年ウイスキー福袋はいつ?おすすめはリカマン・ビックカメラ・イオンか
過去のロットなどは中古品・二次流通品で探すのもおすすめ
イチローズモルト クラシカルエディションは、ロット(製造時期)によって味わいがわずかに異なるといわれることがあります。
「以前飲んだロットをもう一度味わいたい」
「現行品とは違う風味を楽しみたい」
という方は、二次流通(中古市場)で探す方法もあります。
ただし、
- プレミア価格がつくことがある
- 保存状態にバラつきがある
- 偽装品リスクがある
という点には注意が必要です。
購入するなら、信頼性の高いショップに絞りましょう。
クラシカルエディション(黒ラベル)はどんな人におすすめ?

イチローズモルトの中でも「クラシカルエディション」は、味わいのバランスが非常によく、幅広い層から支持されている一本です。ブレンデッドならではの飲みやすさと、秩父らしい奥行きを両立しており、「最初の1本」にも「常備酒」にも使える汎用性の高さが魅力。
ここでは、特にどんな人におすすめなのかを、具体的なポイント別に紹介していきます。
バランスがよく飲みやすいウイスキーを探している
クラシカルエディションは「飲みやすさ」と「ほどよい個性」を両立した、非常にバランスの良いワールドブレンデッドです。
甘味・スパイス・ビターが自然に調和しており、クセが強すぎず、かといって軽すぎない絶妙な仕上がり。
日常的に1杯楽しみたい時はもちろん、特別な日にもすっと寄り添ってくれる柔軟性があります。
ウイスキーに慣れていない方から愛好家まで、誰にでもフィットしやすい万能型の味わいで、「飲んでみたら想像以上においしかった」という声も多い一本です。
程よくビターな味わいが好み
甘さだけに寄らず、ほどよいビター感が欲しいという方にもクラシカルエディションは向いています。口に含んだ瞬間は柔らかな甘味が広がりつつ、余韻にかけてほのかな苦味やスパイスが心地よく現れ、味に深みを与えてくれます。
「甘口は物足りないけれど、重すぎるのも苦手」という方にとって、ちょうどよい飲み応えに仕上がっているのが魅力です。
ビターなニュアンスは、加水やロックにするとより優しくまとまり、飲み方によって表情が変わるのも楽しみのひとつです。
ロックやハイボールなど幅広いスタイルで楽しみたい
クラシカルエディションは、どの飲み方でも味が崩れにくい“応用力のある”設計です。
ストレートでは甘味とスパイスの調和をじっくり味わえ、ロックにすれば氷の溶け具合とともにビターがまろやかに変化します。ハイボールにすると香りがふわりと広がり、後味はスッキリと軽やか。
食中酒としても相性がよく、シーンを選ばず楽しめる1本です。飲み方による表情の変化が大きいため、さまざまなスタイルで飲み比べしたい方に特におすすめです。
話題のイチローズモルトを飲んでみたい
「イチローズモルトを一度味わってみたい」という方にとっても、クラシカルエディションは最適なスタート地点です。
リーフシリーズ(青・赤・金など)のように希少性が高すぎず、価格があまり高騰しすぎていない点も魅力。比較的入手しやすいため、ブランドの世界観を気軽に体験できます。
秩父蒸溜所の個性をブレンデッドでうまく表現しており、評判の高さも納得の一本です。初めてイチローズモルトに触れる方はもちろん、ブランドストーリーに興味がある方にも安心してすすめられます。
ウイスキー好きの人へのギフトを探している
ギフトとして“失敗しにくい”のもクラシカルエディションの強みです。バランス型の味わいで、ウイスキーに詳しい人でも飲みやすく、万人受けしやすい設計。
価格も1万円弱と贈り物としてちょうど良いラインで、箱付きのボトルを扱う店舗も多いため、見た目の高級感も十分です。
「ちょっと良いウイスキーを贈りたい」「相手の好みが細かく分からない」という時でも選びやすい万能ギフト。ウイスキー好きの方はもちろん、記念日や季節のギフトにも適した一本です。
まとめ
イチローズモルト クラシカルエディションは、甘味・スパイス・ビターが心地よく調和した、バランス型のワールドブレンデッド です。48%のしっかりしたボディがありながら飲みやすく、ストレート・ロック・ハイボールまで幅広く楽しめる点が高く評価されています。
入手しやすさの面でも、リーフシリーズや限定品に比べれば手が届きやすく、イチローズモルトを初めて味わう方にもおすすめできる一本です。
ただし人気銘柄のため、常に店頭で見つかるとは限りません。抽選販売や専門店のスポット入荷、ウイスキーくじなどを活用すれば、定価で購入できるチャンスもあります。
今後の価格動向によっては相場が上昇する可能性もあるため、「気になっている」という方は早めにチェックしておくと安心です。
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