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甲州ワインの魅力とは?おすすめ・特徴と選び方、ペアリングを徹底解説

甲州ワインの魅力とは?おすすめ・特徴と選び方、ペアリングを徹底解説

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人気の甲州ワイン|赤・白ワインの特徴とおすすめ銘柄

近年、注目を集めている日本ワインの中でも、特に人気が高まっているのが甲州ワインです。日本固有のぶどう品種「甲州」を使ったワインは、繊細で上品な味わいが魅力

伝統的なスタイルから、近年はスパークリングやオレンジワインなどの多彩なバリエーションも登場し、ワイン好きの間でも話題となっています。

本記事では、甲州ワインの基本知識や選び方、楽しみ方を詳しく解説します。

さらに、ペアリングのコツやおすすめの甲州ワインも紹介するので、ぜひ参考にして、自分にぴったりの一本を見つけてみてください。

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甲州ワインとは|山梨県で人気の上品な白ワイン

「甲州」から造られる白ワイン

「甲州」から造られる白ワイン

甲州ワインとは、ブドウ品種の「甲州」から造られるワインのことです。甲州は、白ブドウの一種であり、ワイン用としてだけでなく生食用としても活用されています。

甲州ぶどうから作られているということもあり、ワインは基本的に白ワインになります。みずみずしい味わいで、香りは控えめ、上品で繊細という表現がまさにぴったりです

  • 色合い:透明感のある淡いゴールド、または琥珀色
  • 香り:柑橘系や白桃、洋梨などのフルーツの香りに加え、ほのかにスパイスやハーブのニュアンス
  • 味わい:爽やかな酸味とミネラル感があり、すっきりとした口当たり

甲州は日本の固有品種であるため、甲州ワインは日本ならではのワインと言えます。

元々は湿気の多い日本ではあまりワイン作りは盛んではありませんでしたが、近年は醸造技術が発展したことからワインのクオリティも上がり、日本が誇れるようなワインとして世界にもその存在が認められるようになってきています。

山梨県が主な産地に

山梨県が主な産地に

甲州ワインの原材料となるブドウ「甲州」。その生産量の9割以上は山梨県が占めていると言います。

そのため甲州ワインのほとんどが、山梨県で作られています。中には見学可能なワイナリーもあるので、気になる方はぜひ足を運んでみましょう。

なお山梨以外の場所では、島根県や埼玉県などでも甲州が栽培されていてワインが作られています。土地により環境が異なり、ワインの味わいにも違いが生まれているので比較してみるのも面白いかもしれません。
【関連リンク】山梨ワインファン必見!甲州甲府の一升瓶や入手困難有おすすめ15選

オレンジワインやスパークリングワインも存在

オレンジワインやスパークリングワインも存在

甲州ワインは、上記でもお伝えしているように“甲州”という白ブドウを原料にして造られるワインです。そのため、基本的には白ワインが造られています。

しかし、一方で甲州は果皮が厚く藤紫色の「グリ(灰色)」と呼ばれるブドウでもあります。そのため、果皮を果汁と醸すことで果皮由来のポリフェノールが移り、ややオレンジがかった色合いのワインが出来上がります。

そのため、甲州からは近年人気が高まっているオレンジワインも多く生産されており、そのクオリティも海外産ワインを凌駕するほどのものといわれているほどです。

また近年はスタイルが多様化していて、すっきりとした味わいだけでなく樽発酵のしっかりとした味わいのワインも生まれています。このほかスパークリングワインなども甲州から作られています。
【関連リンク】オレンジワイン完全ガイド|特徴・醸造方法・人気のおすすめワインを紹介

甲州ぶどうの特徴|湿気に強く山梨県で栽培される

日本が誇るワイン用の白ブドウ品種


甲州ワインの魅力を知るには、甲州がどんなブドウであるのかを知る必要があります。

甲州は先ほども述べたように、日本が誇るワイン用の白ブドウです。日本ワインの中でもダントツの生産量を誇っており、今や「日本ワイン代表」といっても過言ではない立ち位置となっています。

山梨県で発展してきたという歴史があり、古くは山梨県のみに栽培が限定されていたという話もあります。

山梨ではもともとブドウの生産が盛んであったことや江戸など日本の主要都市から近いこと、出荷に有利だったり、ブドウ農家が多かった、ワイン造りの拠点だったことなど、さまざまな理由から甲州の栽培が発展していったと考えられます。

しかし実はその背景を辿ると、ヨーロッパ系品種のヴィティス・ヴィニフィラと中国の野生種ヴィティス・ダヴィーディの2つのDNAがふくまれた白ブドウだということが判明したそうです

もともとカスピ海生まれのブドウが中国を経由し、さまざまな交雑を繰り返した結果、日本に来歴したのではないか、といった説が有力です。

甲州ぶどうは、もともとは海外で生まれたものの、紆余曲折があった後に日本で生まれ変わり定着したといった見方が正解かもしれません。

棚栽培が盛んで湿気の多い日本でも強く育つ



甲州はもともとワイン用ではなく、生食用をメインに栽培されてきた品種です。そのため甲州の多くは今でも棚栽培が盛んです。

棚栽培には「X字剪定」や「一文字短梢剪定」などがあり、非常に技術を要するブドウ栽培といわれています。

一方、ここ数十年で糖度やワイン用ブドウとしての資質を高めるため、ヨーロッパなどで盛んな垣根栽培で栽培されている風景もよく目にするようになっています。様々な栽培方法で育てられる甲州は、幅広い味わいに対応できる品種とも言えるでしょう。

なお甲州は海外産のブドウに比べ丈夫であることが特徴であり、湿気の多い日本でもよく育ちます。通常湿度の高い環境ではカビ病などの心配がありますが、そのような環境の中でもよく育っていたことから、日本の気候にあった品種であることがわかります。

シュール・リー製法も人気に

さっぱりと爽やかな味わいが特徴の甲州ですが、近頃は「シュール・リー製法」を使ったものが多く登場しているのも特徴です。

シュール・リー製法は、澱や酵母などと接触したままワインを発酵・熟成する製法のことを指します。

この製法を採用すると、ワインはふくよかで豊かなボディを持つようになります。シャルドネやシャブリなどのワインに使われることが多く、日本の「甲州」にもこの方法が採用されるようになっています。

高級感のある甲州ワインをお求めなら、シュール・リー製法で作られるボトルに注目してみるのもおすすめです。シュール・リーによる甲州ワインは、出汁や肉汁の出る料理などとの相性が抜群です。

OIV登録により海外人気も向上

OIV登録により海外人気も向上

甲州ワインが注目されるきっかけのひとつとなったのが、OIVへの登録です。OIVとは、「Office International de la vigne et du vin」の略称で、日本語では国際ブドウ・ワイン機構と呼ばれる機関です。

甲州ワインを海外に輸出するためには、当然「甲州」といったラベル表記をしたいところですが、OIVに品種登録していない場合、欧州でこの名を使用してワインを売ることができません。

山梨県では甲州ワインEU輸出プロジェクトが設立されていることから、さまざまな努力を続け、甲州をOIVへの登録を試みました。

その結果、2010年にOIVに甲州が登録され、今では数は多くないものの甲州ワインが欧州へと輸出されるような状況になっています。

甲州のOIV登録は、日本ワイン躍進のきっかけのひとつともいわれているなど、非常に価値の高いものです。

甲州ワインの選び方|ワインの個性を理解しよう

甲州ワインの選び方|ワインの個性を理解しよう
甲州ワインを選ぶ際には、産地、銘柄、味わいの特徴をしっかりチェックすることが大切です。

特に、酸味が強いものや果実感豊かなものなど、ワインごとの個性を理解し、自分の好みに合ったものを選びましょう。

酸味と果実味のバランスをチェック

甲州ワインの魅力は、その繊細な酸味とフルーティーな風味にあります。

  • 酸味がしっかりしたもの:爽やかな飲み口で、和食との相性が抜群
  • 果実味が豊かなもの:甘みやコクがあり、フルーツやチーズと好相性

ワインのラベルや説明を見て、酸味や果実味のバランスがどのようになっているか確認すると良いでしょう。

価格帯に合った品質の高いワインを選ぶ

甲州ワインには、リーズナブルなものから高級なヴィンテージまで幅広い価格帯があります。

  • 1,500円〜3,000円のワイン:デイリーワインとして飲みやすく、初めての方にもおすすめ
  • 3,000円〜5,000円のワイン:より洗練された味わいで、特別な日の食事にもぴったり
  • 5,000円以上のワイン:長期熟成されたものや、限定生産の希少なワインが多く、ワイン通にも人気

自分の予算に合ったワインを選びながら、品質の高さも意識すると、より満足度の高い1本を見つけられます。

地域別の特性を意識する

山梨県の中でも、地域によって甲州ワインの個性が変わります。

  • 勝沼地区:伝統的なワイナリーが多く、バランスの取れた味わい
  • 笛吹市・甲府市周辺:フレッシュで果実味豊かなワインが多い
  • 南アルプス市周辺:しっかりした酸味とミネラル感が特徴的

産地の特徴を知ることで、より自分好みの甲州ワインを選びやすくなります。

このように、酸味や果実味のバランス、価格、地域の特性をチェックすることで、自分にぴったりの甲州ワインを見つけることができます。

ワイン選びの楽しさを味わいながら、ぜひお気に入りの1本を見つけてみてください。

辛口から甘口まで|おすすめの甲州ワインまとめ

商品 画像 shop ポイント 価格 味わい ヴィンテージ アルコール度数 内容量
グランポレール 甲州 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 フルーティーなアロマと優しいキレが魅力。繊細でありながらエレガントで、幅広い料理にマッチする味わい。 約2,800円 辛口 NV 12% 750ml
シャトー・メルシャン 山梨甲州 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 シュール・リー製法によるうまみが魅力の一本。日本を代表するワイナリーで知名度も高く、初めての方にもおすすめ。 約2,000円 辛口 2018 11% 750ml
マルスワイン 牧丘 甲州 2024 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 柑橘系のような香りに、フレッシュを感じさせるほんのりとした甘口。和食との相性が特に良い。 約1,800円 中甘口 2021 10% 750ml
シャトー勝沼 菱山甲州 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 味のボリュームとほのかな苦味を感じる本格的な仕上がり。勝沼町菱山地区産のブドウを使用。 約2,350円 辛口 NV 12% 720ml
甲斐ワイナリー かざま甲州 辛口 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 発酵ののち、半年間ほど熟成させて作られる甲州ワイン。柔らかさとまろやかさが魅力で、価格面も文句なし。 約1,760円 辛口 NV 12% 720ml
ルバイヤート 甲州シュール・リー [2019] リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 濾過をあえて少なくした製法で、香りや旨みが強い。濃いめの味わいの料理に合わせても負けないポテンシャル。 約3,000円 辛口 2019 12% 720ml
シャトー・メルシャン 笛吹甲州グリ・ド・グリ リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 甲州がグリ系のブドウであるため、しっかりと色づく。ふくよかな味わいは、ほんのりとしたりんごのような甘さも。 約2,500円 辛口 2019 10.5% 750ml
シャトー酒折 甲州ドライ リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 酒折地区と穂坂地区の甲州をブレンド。強いミネラルと酸味で、フレッシュな味わい。 約2,200円 辛口 2020 12% 720ml
くらむぼんワイン くらむボンボン甲州 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 キュートなラベルに高すぎないアルコール、甘口の仕上がりで親しみやすい。強めのワインが苦手な方にも◎ 約2,200円 甘口 NV 9% 720ml
イケダワイナリー 樽熟甲州 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon ワイン買取 古樽熟成による、程よいまろやかさが魅力。スマートなラベルも人気の理由に。バランスの良い1本をお求めの方に。 約1,700円 中辛口 NV 12% 750ml

1.グランポレール 甲州

甲州らしい味わいを求めている方におすすめしたいのが、「グランポレール 甲州」。繊細さとエレガントさを兼ね備えた、穏やかな仕上がりが特徴です。

和食との相性がよいだけでなく、エスニックなど幅広い料理と合わせやすいところが特徴となっています。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
グランポレール 甲州 NV 山梨県

2.シャトー・メルシャン 山梨甲州

日本を代表するワイナリー、シャトー・メルシャンの山梨甲州です。シュール・リー製法で仕込まれていることで、しっかりとしたうまみを感じることができる1本に仕上げられています。

繊細ながらシャープですっきりとした味わいは、さまざまな料理との相性が良く、贈答品としてもおすすめできる白ワインです。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
シャトー・メルシャン 甲州 2018 山梨県

3.マルスワイン 牧丘 甲州 2024

老舗ワイナリー、マルスワインが醸す甲州「牧丘 甲州 2024」。牧丘は甲府盆地の北東にある丘陵地帯であり、標高が高いことからミネラル感の高いシャープな甲州ブドウが収穫できるとされています。

新酒でありながら通年商品のような造りで仕込まれているため、1年、2年と熟成させても面白い味わいを楽しめるのではないでしょうか。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
マルスワイン 甲州 2024 山梨県

4.シャトー勝沼 菱山甲州

歴史あるワイナリー、シャトー勝沼が醸すのが「菱山甲州」。山梨県勝沼町に位置する『黄金の丘』鳥居平に位置するワイナリーで、原料となっているブドウも山梨県甲州市勝沼町菱山地区産。

上質なブドウのみで醸された1本は、繊細さの中にボリューム感があり、甲州らしいほのかな苦みも感じさせるクオリティの高い仕上がりとなっています。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
シャトー勝沼 甲州 NV 山梨県

5.甲斐ワイナリー かざま甲州 辛口

真面目な仕事をすることで知られる、甲斐ワイナリー。この甲斐ワイナリーが甲州種の魅力をシンプルに惹き出すために生み出した1本。それが、「かざま甲州 辛口」です。

発酵終了より約半年の熟成をさせることで、荒々しさが取れ、柔らかくまろやかな口当たりに仕上がるとされています。

美味しいだけでない、コスパ抜群な甲州ワインとしても注目されている1本です。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
甲斐ワイナリー 甲州 NV 山梨県

6.ルバイヤート 甲州シュール・リー [2019]

ワイン通からも評価が高い丸藤葡萄酒のブランド ルバイヤートの醸す「甲州シュール・リー [2019]」。厳選された甲州ブドウをシュール・リーで仕込み、うまみとシャープさを際立たせた芸術品です。

濾過をあまりしていないことで香りが強く残るなど、甲州の魅力を最大限惹き出した1本となっています。

うまみが強い白ワインなので、石狩鍋など濃い味わいの鍋料理と合わせると抜群でしょう。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
ルバイヤート 甲州 2019 山梨県

7.シャトー・メルシャン 笛吹甲州グリ・ド・グリ

笛吹産の甲州を使用した1本、「シャトー・メルシャン 笛吹甲州グリ・ド・グリ」。グリ系ブドウである甲州の特徴を活かした、しっかりとした味わいと濃い色合いが特徴の甲州ワインとなっています。

リンゴのコンポートを思わせる甘味を感じさせることから、一般的な甲州よりもふくよかさを感じることができる1本です。

力強い味わいの和食や洋食に合わせることができる、希有な日本ワインといえるのではないでしょうか。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
シャトー・メルシャン 甲州 2019 山梨県

8.シャトー酒折 甲州ドライ

辛口の甲州、「シャトー酒折 甲州ドライ」。酒折地区と穂坂地区で収穫された「甲州種」を使用し、互いの魅力を上手に組み合わせてブレンドさせた逸品です。

ミネラル感が強く、酸味、旨みのバランスがよいため幅広い料理と合わせやすいことで人気の1本です。

カジュアルな価格帯であることから、日常的に甲州ワインを楽しみたい方にはおすすめの1本になるのではないでしょうか。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
シャトー酒折 甲州 2020 山梨県

9.くらむぼんワイン くらむボンボン甲州

完熟甲州ブドウを甘口に仕立てた、くらむぼんワイン人気の1本「くらむボンボン甲州」。低温発酵で仕上げていることから、フルーティな果実香とフレッシュ感を楽しむことができます。

甘さの中にもコクのある味わいで、スイーツとの相性も抜群です。可愛らしいラベルデザインとなっているので、SNSなどに投稿しても注目されるのではないでしょうか。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
くらむぼんワイン 甲州 NV 山梨県

10.イケダワイナリー 樽熟甲州

1995年創業の若いワイナリーのひとつ、イケダワイナリー。自らのワインを生み出したいといった思いから造られるこの甲州ワインは、山梨県産甲州ぶどう100%使用。

古樽でじっくりと熟成させることで、ほどよい樽感とまろやかさ、フルーティーさを楽しむことができる仕上がりとなっています。

とくに和食との相性がよい、魅力溢れるワインです。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
イケダワイナリー 甲州 NV 山梨県

11.盛田甲州ワイナリー シャンモリ 甲州遅摘み 完熟

ワイン初心者にも飲みやすい甲州ワインを生み出す盛田甲州ワイナリーの、「盛田甲州ワイナリー シャンモリ 甲州遅摘み 完熟」。

その名の通り、収穫時期を2週間程度遅らせて収穫した甲州を使用しており、甘口タイプに仕上げた逸品です。

厚みとまろやかさ、さらにミネラル感と酸味のバランスがよい、本格的な甘口ワインに仕上げられています。
スイーツとの相性がよく、大人のおやつの時間にぴったりな1本ではないでしょうか。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
盛田甲州ワイナリー 甲州 NV 山梨県

12.麻屋葡萄酒 勝沼甲州シュールリー

こだわりの甲州ワインを生み出す生産者として名高い、麻屋葡萄酒。そんな麻屋葡萄酒が醸すのが、「勝沼甲州シュールリー」です。

シュール・リーで仕立てられたことで叶う、ほどよい旨みと酸味、さらに骨格のある全体的にしっかりとした造りの1本になっています。

温度帯によって表情を変える甲州ワインといったところも、人気と魅力の秘密です。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
麻屋葡萄酒 甲州 2021 山梨県

13.シャトー勝沼 Imamura Koshu

山梨県産甲州ブドウのみで仕上げた、シャトー勝沼こだわりの甘口甲州ワインが「Imamura Koshu」です。さわやかな柑橘系の香りをベースに白桃や白い花、さらに酸味もしっかりと残した大人の味わいに仕上げられています。

ラベルは、手作り、手仕事感を当主の手でデザインされた特別感のある1本。贈答品としてもおすすめの1本です。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
シャトー勝沼 甲州 NV 山梨県

14.まるき葡萄酒 まるき ブラン

長年の歴史を持つ、まるき葡萄酒。新たなデザインなどを含め、リニューアルして人気が爆発中です。「まるき ブラン」は、山梨県産の甲州を主体にデラウェアを独自の配合でブレンドしたユニークな甲州ワイン。

ほど良い柑橘のニュアンスとうまみ、酸味が楽しめる一升瓶タイプとなっています。日常の食事に使いやすい、魅力溢れる仕上がりとなっています。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
まるき葡萄酒 甲州主体 NV 山梨県

15.ダイヤモンド酒造 シャンテ 下岩崎甲州 2020

勝沼町下岩崎地区の甲州を使用した、こだわりの甲州ワイン「シャンテ 下岩崎甲州 2020」。除梗せず房のままプレスした後、シュール・リーなどの製法を経て造られることから、厚みとうまみがしっかりと感じられる1本です。

リンゴのコンポートのようなトロピカルな風味が特徴であり、しっかりとした脂身が乗った鶏肉料理との相性が抜群となっています。

ブランド ブドウ品種 ヴィンテージ 生産地
ダイヤモンド酒造 甲州 2020 山梨県

甲州ワインを楽しむために|購入場所のすすめ

甲州ワインを楽しむために|購入場所のすすめ
甲州ワインを購入する際は、品質管理がしっかりしているお店や専門的な知識を持つ販売店を選ぶのがおすすめです。

1. ワイナリー直売所

甲州ワインを最も新鮮な状態で楽しみたいなら、ワイナリーの直売所で購入するのがおすすめです。

ワイナリーでは、造りたてのワインを直接購入できるだけでなく、スタッフからワインの特徴やおすすめの飲み方を詳しく教えてもらえるため、より深くワインの魅力を知ることができます。また、ワイナリー限定のワインや、一般市場には流通しない希少な商品を手に入れるチャンスもあります。

ワイン造りの現場を見学できることも多く、生産者のこだわりや情熱を感じながら、自分にぴったりの1本を見つけられるのが魅力です。

2. 専門のワインショップ

ワイン選びに自信がない場合や、品質の良いワインを確実に手に入れたい場合は、専門のワインショップでの購入が安心です。専門店にはワインに詳しいスタッフが常駐しており、味の好みや飲むシーンに合わせたワインを提案してもらえます。

また、温度や湿度の管理がしっかりされているため、品質が安定しており、ワイン本来の味を損なうことなく楽しめるのも大きなメリットです

さらに、甲州ワインだけでなく、フランスやイタリアのワインと比較しながら選べるため、国際的な視点で自分の好みに合った1本を見つけやすいのも魅力のひとつです。

3. オンラインショップ・百貨店のワインコーナー

地方に住んでいる場合や、近くに専門のワインショップがない場合は、オンラインショップを活用するのが便利です。オンラインならいつでも気軽に、地域を問わず多様な甲州ワインを手に入れることができます。

また、百貨店のワインコーナーなら、ソムリエが厳選した高品質な甲州ワインが揃っており、ワイン初心者でも安心して選べる環境が整っています。

口コミや評価を参考にしながら購入できるのもオンラインショップの利点で、事前に飲んだ人の感想をチェックしながら、自分に合ったワインを見つけられます。

4. スーパー・酒屋での購入(気軽に楽しむなら)

普段使いのワインとして気軽に楽しみたいなら、スーパーや酒屋での購入も一つの選択肢です。最近では、大手スーパーや地域の酒屋でも甲州ワインを取り扱っていることが増えており、リーズナブルな価格帯のワインを手軽に試すことができます。

特にワイン初心者や、特別なシーンではなく日常的にワインを楽しみたい人にとっては便利な選択肢です。ただし、スーパーなどでは長期間棚に置かれているワインもあるため、購入する際はワインの回転率が良い店舗を選ぶことが重要です。

ワインの鮮度を保つためにも、在庫の管理が行き届いた店舗を選ぶことをおすすめします。

甲州ワインを美味しく飲む方法|温度帯やペアリング

スタイルに合わせた温度を選ぼう

スタイルに合わせた温度を選ぼう

フレッシュかつフルーティーな味わいを持つ甲州ワインは、どちらかというと冷やして飲むのがおすすめです。ただし一言で甲州ワインといっても様々なスタイルがあるので、スタイルに合わせて温度を選ぶことも大切です。

例えば一般的な甲州ワインは、7〜9度程度にしっかりと冷やして飲むことで美味しく飲めます。一方で樽熟成を経て作られたオレンジワインなど、豊かな風味を持つものは冷やしすぎず13度前後にする方が望ましいかもしれません。

ワインの種類 適温 味わいの特徴
辛口の甲州ワイン 8〜12℃ シャープな酸味とミネラル感が際立ち、和食と相性抜群
やや甘口の甲州ワイン 10〜14℃ 果実の甘みが引き立ち、フルーティーな香りが楽しめる
樽熟成タイプ 12〜16℃ コクや深みがしっかり感じられ、飲みごたえアップ

またスパークリングワインを飲む際には、5〜8度程度までよく冷やすことでその魅力を感じやすくなります。

ワインセラーやワインクーラーがあると、自分好みの温度帯で飲みやすくなるのでおすすめです。
【関連リンク】初心者でも安心!ワインクーラーの使い方と選び方、シチュエーション別活用法

専用グラスで繊細な味わいを感じやすくなる

甲州ワインには専用のグラスもあります。通常の白ワイングラスでも問題ありませんが、より美味しく飲む丈には専用グラスを選ぶのもおすすめです。

専用グラスを使用することで、甲州ワインならではの和柑橘のニュアンスを拾いやすくなります。また樽熟成タイプであれば、バニラのような香りを楽しめます

適度な酸味も感じられるため、食事とのペアリングも楽しめるようになるでしょう。



一方で甲州ワインの中には、地元ならではの一升瓶ワインもあります。親しみやすい一升瓶ワインは、湯呑み茶碗でカジュアルに楽しむといった方法もあります。

味わいやシーンに合わせたグラスをチョイスして、変化を楽しみながら堪能してみてはいかがでしょうか。

だしや椎茸とのペアリングを楽しむ

だしや椎茸とのペアリングを楽しむ

ワインを楽しむ上で欠かせない、ペアリング。甲州ワインは海外のワインとはまた違った個性があるので、特殊なペアリングを楽しむことができます。

特におすすめなのが「だし」の味わいや「椎茸」などの味わいです。甲州ワインにはグルタミン酸が多く含まれているため、だしや椎茸などを使ったもの、和風に調理したものとの相性がよいとされています。

また、お酢との相性もよいことから、お寿司や漬け物といった一般的なワインでは難しいとされるペアリングも難なくこなしてくれるでしょう。

生臭みが懸念されている数の子など、パワーが強いわけではなく、独特の風味があるものとの相性がよいところもポイントです。

和のニュアンスを持つもの、クセがあるものの味わいが強過ぎない料理を選ぶと上手にペアリングできるので試してみましょう。
【関連リンク】簡単&おしゃれ!ワインにぴったりのおつまみアイデア集を徹底的に紹介
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まとめ

日本ワインの代表格として、その存在感を高めている甲州ワイン。爽やかな酸味と繊細な味わいは、和食との相性も抜群で、日常の食卓にも取り入れやすいワインです

さらに、シュール・リー製法を採用した旨味のあるものや、果皮由来のコクを活かしたオレンジワインなど、スタイルの幅も広がり続けています。

購入する際は、ワイナリー直売所や専門店で品質の良いものを選ぶのがおすすめですが、オンラインショップや百貨店でも厳選された甲州ワインが手に入ります。気軽に楽しみたいなら、スーパーや酒屋で手に入るリーズナブルな一本から試してみるのも良いでしょう。

また、適切な温度管理やグラス選びによって、甲州ワインのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。和の食材とのペアリングも楽しみながら、日本が誇るワイン文化を存分に味わってみてください。

ワインの奥深い魅力を知り、自分にぴったりの甲州ワインを見つけることで、より一層ワインの楽しみが広がるはずです。ぜひ、本記事を参考に、最高の一本と出会ってください。

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