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300年以上の歴史を誇るマーテルは、フランス・コニャック地方で誕生した世界最古級のブランデーブランドです。
ヘネシー、レミーマルタンと並ぶ「世界三大コニャック」のひとつとして名を連ね、歴史と格式を兼ね備えたその味わいは、世界中の愛好家から支持を集めています。
その魅力は、単に古い歴史があるというだけではありません。
自社畑のぶどうと、トロンセ産オーク樽による熟成、そしてマーテル独自の蒸留技術によって生まれる、透明感のあるスムースな味わい、まるで“飲む香水”と称されるその香りの層の深さは、初めて飲む人にも、熟練のコニャックファンにも心地よく響きます。
本記事では、マーテルの歴史や味の特徴、代表的なラインナップから旧ボトルの価値まで徹底解説。
あなたの1本選びをサポートします。

マーテルとは?ブランドの歴史と世界的地位

マーテルは歴史あるコニャックブランデー
マーテルは1715年にフランス・コニャック地方で誕生した、現存する中で最も歴史あるコニャックブランドのひとつです。創業者であるジャン・マーテルは、当時すでに高品質なワインやブランデーの生産地として名を馳せていたこの地に魅了され、独自のブランデーづくりをスタートさせました。
18世紀初頭という早い段階から国外にも目を向けており、特にイギリスとの貿易を積極的に行ったことから、マーテルは「ヨーロッパの社交界でも通用するブランデー」として評価されていきます。300年以上にわたって守られてきたクラフトマンシップは、現在も同ブランドの象徴です。
今日ではペルノ・リカール社の傘下にありながらも、マーテル独自の伝統的な製法や品質基準はしっかりと受け継がれ、世界中のブランデーファンから愛され続けています。
世界三大ブランデーの一角でもある
ブランデーといえば「ヘネシー」「レミーマルタン」「マーテル」という3つのブランドが世界的な地位を確立しており、これらは「世界三大コニャック」として広く知られています。その中でもマーテルは、創業の古さだけでなく、味わいのスタイルやブレンド技術の高さにおいて独自の評価を得ています。
ヘネシーが「力強さ」、レミーマルタンが「豊潤さ・重厚感」を特徴とするのに対し、マーテルは「繊細でスムースな味わい」が最大の魅力。香り立ちが上品で飲み口が柔らかく、食中酒としても贈答用としても高い人気を誇っています。
また、マーテルはその長い歴史と国際的な評価から、多くの公式晩餐会やハイブランドのイベントなどでも提供されており、“知る人ぞ知る高級コニャック”として、通好みのブランドポジションを築いています。
おしゃれなボトルデザインでコレクターも多い
マーテルといえば、中身のコニャックのクオリティはもちろんボトルデザインがおしゃれなことでも有名です。マーテルのラインナップには、ボトルだけで価値があると言われる「バカラボトル」などの商品も多いです。そのためマーテルは飲むためだけのコニャックではなく、コレクション用のコニャックとしても愛されています。
そんなマーテルのボトルには、ゴールデンスワローと呼ばれる燕のロゴが入っています。他のメーカーと見分けたい時は、ぜひマーテルのロゴマークを探してみましょう。
マーテルブランデーの特徴と味わいの秘密

飲む香水とも呼ばれる優雅で華やかなコニャック
マーテルは飲む香水とも言われることがあり、とにかく香りが優雅で華やかです。味わいも複雑で、奥行きを楽しめます。
マーテルは自社畑を435ヘクタール所有していますが、そのうち200ヘクタールがボルドリ地区となります。作られるコニャックもボルドリ主体で、エレガントな味と言われることが多いです。
またマーテルは優雅かつ複雑でありながら、バランスの取れた味わいをしているのも特徴です。オリを取り除いて蒸留するマーテル式の方法で、クリアで軽やかなボディ感のあるコニャックに仕上げています。
オーク樽にもこだわりがあり、タンニンが少なく仕上がるトロンセ産オークで熟成しています。
ボルドリー地区産のブドウを使用する独自のブレンド
マーテルの味わいを支えているのが、コニャック地方の中でも特に評価の高い「ボルドリー地区」で育てられたブドウです。ボルドリー地区は石灰質の土壌に恵まれており、芳醇でまろやかなアロマをもつブドウが育つことで知られています。
この地域のブドウは熟成が早く、繊細で花のような香りを生む特性を持っており、マーテルではこのボルドリー産を中心に複数の地域の原酒を絶妙なバランスでブレンド。フルーティーさと華やかさ、そしてやさしい口当たりを両立させた味わいが、マーテル独自の“スムース・スタイル”を生み出しています。
トロンセ産オーク樽で熟成される柔らかな香り
マーテルの香りの奥深さは、「トロンセ産」のオーク樽での熟成によってさらに引き立てられます。トロンセの森は、フランス国内でも特に良質なオーク材の産地として知られており、その木材は細かい木目と穏やかなタンニンを含むのが特徴です。
マーテルではこのトロンセオーク樽を主に使用することで、ウッディで香ばしく、それでいて樽香が出すぎない“上品なニュアンス”を実現。
長期熟成によって育まれた香りは、ナッツやスパイス、バニラといった多層的なアロマへと変化し、飲むたびに異なる表情を楽しませてくれます。
ヘネシー・レミーマルタンとの味の違いは?
マーテルのコルドンブルー
— くまたん (@at_kumatan) July 6, 2022
初めて買ってみたけど
香りも良くて呑みやすい(っ´ω`c) pic.twitter.com/AkXd28tGIJ
世界三大ブランデーとして並び称される「ヘネシー」「レミーマルタン」「マーテル」ですが、それぞれの味わいは大きく異なります。
- ヘネシーは力強く男性的な味わいが特徴で、スモーキーで重厚感のある印象。余韻も長く、熟成感が強めです。
- レミーマルタンはフルボディで芳醇、甘さと複雑な香りが際立ち、「グランド・シャンパーニュ」など最高級の産地の原酒を多く使うことで知られています。
- それに対してマーテルは、スムースで軽やか、雑味のないクリーンな仕上がりが特徴です。華やかさの中に繊細さがあり、飽きのこない飲みやすさが魅力とされています。

このように、マーテルは他のブランドと比較して「優雅さ」や「バランスの良さ」で選ばれることが多く、上級者はもちろん、初めて本格的なコニャックに挑戦する人にもおすすめできるブランドです。
関連リンク:ヘネシーとはどんなブランデー?値段・飲み方とXO等おすすめ種類一覧
マーテルの人気ラインナップ!コルドンブルーの特徴や価格は?
マーテルは老舗コニャックであるため、先ほども述べたようにリリースされてきたボトルが非常に多いことが特徴です。海外品やオールドボトルも含めると、その数は数えきれないほどあります。
ここではまずマーテルを知りたいという人に向けて、最初にチェックしておきたい人気ボトルを紹介します。
| 品名 | 画像 | おすすめスコア | リンクサス酒販 | Amazon最安 | 楽天最安 | お酒買取 | ポイント | アルコール度数 | 香りのタイプ | 飲みごたえ | 産地 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マーテル コルドンブルー |
|
1912年誕生の伝説的コニャック。華やかで芳醇な香りが特徴 | 40 | フルーティー | スムース | フランス | |||||
| マーテル VS シングルディスティラリー |
|
– | マーテルVSは単一蒸留所製の華やかでなめらかな定番コニャック | ||||||||
| マーテル VSOP エイジドインレッドバレル |
|
赤樽由来の果実香と甘みが魅力の華やかな一本 | 40 | カラメル | リッチ | フランス | |||||
| マーテル XO |
|
– | ボルドリーとグランドシャンパーニュ産原酒の芳醇XO | ||||||||
| マーテル シャンテルー |
|
長期熟成の最高級マーテル。果実とスパイスが調和 | 40 | フローラル | ソフト | フランス | |||||
| マーテル コルドンブルー バカラクリスタル |
|
バカラ製クリスタルボトルは希少で高価、特別仕様が魅力 | 40 | フルーティー | リッチ | フランス |
マーテル コルドンブルー
- アルコール度数:40%
- 価格:約20,000円前後
マーテル コルドンブルーはマーテルシリーズの中でも最も人気のあるボトルです。1912年に生み出されたボトルで、伝説のコニャックと呼ばれた存在でもあります。
ちなみにコルドンブルーはフランスでブルーリボンのことを指します。
マーテルの象徴である砂糖漬けにしたプラムやアップルを思わせるフルーティな香りが特徴で、エレガントかつ芳醇です。2017年には「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」で金賞も受賞していて、世界的に認められています。
マーテル VS シングルディスティラリー
- アルコール度数:40%
- 価格:約7,500円前後
コニャックのランクは熟成期間で分かれています。VSは熟成年数が短めであり、ライトに楽しめるのが魅力です。
マーテル VS シングルディスティラリーは、単一の蒸留所で作られる同じ性質のオー・ド・ヴィーにこだわって作られた、マーテルブランドの定番コニャックです。プラムやアプリコットを思わせる華やかさ、そして砂糖漬けのレモンのようなみずみずしさもあります。
マーテルらしいなめらかでフルーティーな1本で、マーテル初挑戦の方にもおすすめです。マーテルの中では手の届きやすいVSランクのボトルでありながら、ベルベットを思わせる上品さがあります。
マーテル VSOP エイジドインレッドバレル
- アルコール度数:40%
- 価格:約9,000円前後
黄金の輝きを放つコバカラーが印象的な1本です。香りにはライムやリコリスのようなほろ苦さがあり、そこからじわじわと砂糖漬けのフルーツのようなニュアンスが顔を出します。
ちなみにレッドバレルは、赤みを帯びたオーク樽のことを指します。レッドバレルから生み出される味わいは、プラムやハネムーンピーチ、アプリコットといった果実のようです。
ロックにしたりカクテルベースにしたりと、幅広い飲み方で楽しむことができます。
マーテル XO
- アルコール度数:40%
- 価格:約25,000円前後
マーテルXOはアーチ型のボトルが目印です。ブランドのビジョンと感性を象徴する1本とされていて、中身のブランデーにもこだわりを感じます。
エレガントさが特徴のボルドリー地区のブドウと、力強さのあるグランドシャンパーニュ地区のブドウをブレンドしています。生まれる味はイチジクやクルミを彷彿させるフルーティでまろやかな味わいで、余韻は絹のように滑らかで非常にリッチです。
マーテル シャンテルー
- アルコール度数:40%
- 価格:約48,000円前後
マーテル シャンテルーは、マーテルの最高級コニャックが眠る場所“シャンテルーの酒造”から名がつけられています。マーテルの中でも最高級に該当するコニャックの一つで、熟成期間が非常に長く、通常のマーテルXOよりも高級です。
フレッシュな黄桃やアプリコットのような気品あるフルーティーさに、砂糖漬けしたフルーツ、そしてジンジャーのようなスパイスのニュアンスも加わります。とにかく調和の素晴らしいコニャックで、骨格のしっかりした完成されたコニャックと言えます。
マーテル コルドンブルー バカラクリスタル
- アルコール度数:40%
- 価格:約100,000円前後
マーテルにはバカラ社製のクリスタルボトルがあります。人気のマーテルコルドンブルーのクリスタルボトルが例で、スマートでスタイリッシュなデザインの瓶で人気を集めています。
中身は同じコルドンブルーでもボトル自体に価値があるため、流通価格は10万超えの高い値段になっています。スペシャルな外箱や替え栓が付属でついていることも、バカラボトルの特徴となります。
なおバカラボトルはコルドンブルー以外の商品もあります。全て人気で希少価値が高いので、持っている方は非常にラッキーです。
マーテルの旧ボトルとは?価格相場や入手難易度を解説
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マーテルには「旧ボトル」が存在する
「旧ボトル」とは、現在流通している現行デザインのものとは異なるラベル・形状・素材・キャップ仕様などを持つ過去のマーテル製品を指します。歴史の長いマーテルには、たくさんの旧ボトルが存在しています。
例えばコルドンブルーの場合、瓶の色やラベルデザイン、キャップ(コルク式や特定仕様)などに違いがみられています。
- ラベルの色・形状:年代によって様々なデザイン・カラーのものが存在している
- ボトルの色:1970〜1990年ごろはクリアボトルではなく、グリーンボトルが採用されていた
- キャップの形:現行品はコルクだが、1960年ごろまでのボトルにはスプリングのついたティンキャップが使われていたことも
- 箱のデザイン:現行品は青い箱だが、過去にはベージュや水色のような箱が採用されていたこともある
- そのほか:古い時代のものは輸入業者が異なっていたり、リボンシールに違いが見られたりする場合もある
旧ボトルの存在はコレクターの間でしばしば話題となり、同じ銘柄であっても旧ラベル・旧仕様のものは希少性が高く、プレミア価格が付くことがあります。
なお、旧ボトルのマーテルは、ボトリングされた時代が異なることも特徴です。「現行品とは味わいが異なる」ともされていて、まろやかで奥行きのある風味が楽しめるのも魅力のひとつです。
こうした“時代を越えて育った味”を求める愛好家にとって、旧ボトルは特別な価値を持つ存在となっています。
マーテル旧ボトルの価格相場!現行品よりもレアで高額に!?
マーテルの旧ボトルは、現行品よりも高値で取引されるケースが多いです。例えば「コルドンブルー」の場合、現行品なら2万円前後で手に入りますが、90年代ごろまで遡ると3万円近い価格で流通していることもあります。
さらに、80年代や70年代のものとなると、状態や付属品の有無によっては4万円〜5万円を超えることもめずらしくありません。
この価格差の背景には、単なるパッケージデザインの違いだけでなく、ボトリング当時の製法や原酒の構成が現在と異なることが関係しています。長期熟成を経た原酒が贅沢に使われていた時代のブレンドであることや、自然な経年変化によって味わいがさらに丸みを帯びている点が、愛好家にとっては大きな魅力です。
また、旧ボトルならではの「グリーンボトル」や「ティンキャップ」「筆記体ラベル」などの仕様も、現在では見られない希少なディテールとして評価されており、コレクターズアイテムとしての価値も高まっています。
特に未開栓で保存状態が良い個体や、箱付き・限定パッケージのものは入手困難でプレミア価格がつきやすく、オークションや専門店でも人気の的となっています。
限定品・終売品は特に価値があがりやすい
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旧ボトルの中でも、限定品や終売品は特にプレミア性が高まりやすい存在です。たとえば、製造終了がアナウンスされたボトルや、海外市場限定、記念エディションとして登場したモデルなどは、そもそもの流通量が少なく、時間とともに市場から姿を消していきます。
もちろんそれだけ入手難易度は高くなり、オークションやコレクター間での争奪戦になることもしばしば。特に人気シリーズであるバカラクリスタル製ボトルや、ナポレオンランクのリモージュ(陶器)ボトルなどは、その見た目の重厚感も相まって、贈答用・コレクション用としての需要が非常に高いです。
熟成過程で樹齢300年のオーク樽で寝かせたすごい #コニャック#マーテル #コルドンブルー #300周年 限定品 40度 700ml
— 伊勢屋酒店【日本酒&ウイスキー】 (@ISEYA_SAKETEN) June 7, 2019
1715年に設立されたマーテル社の創業300周年を
記念して少量発売#ブランデー #cognac#蒸留酒 #アロマ #素敵な香り#bar #バー #ショットバー#ラウンジ #東海 #愛知 #三河 pic.twitter.com/d8qKUhJuLQ
ただし高額なボトルだからと言って、必ずしも良いものだとは限らないので注意が必要です。旧ボトルはどちらかというと“飲むコニャック”というよりも、飾って楽しむコレクションアイテムや資産価値を見込んだ投資対象としての側面が強くなります。
特に長期保存されたボトルは、保管状態によって中身の品質が劣化している可能性もあるため、「飲む用」として購入する場合は慎重な見極めが必要です。液面の低下やコルクの劣化、ボトル内の沈殿物の有無なども、購入時の重要なチェックポイントとなります。
また買う場所をしっかりと見極めないと、偽物を掴まさせることもあるので、気をつけなければなりません。特にマーテルの旧ボトルや限定品は高額で取引されることから、模造品やラベルだけを貼り替えた偽装品が市場に出回るこのようなリスクを避けるためには、信頼できる酒販店を選ぶことが重要です。特に旧ボトルのような二次流通品の場合、「きちんと査定を受けているか」「保管状態が明示されているか」「写真が複数枚掲載されているか」など、販売元の情報公開の丁寧さが判断材料になります。
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マーテル・コルドンブルーの魅力と品薄の理由

マーテルは、コルドンブルーを筆頭に、人気が高いコニャックです。時には品薄で話題になることもあります。
ではなぜ、人気が高く、品薄になってしまうのでしょうか?その理由を調査してみました。
マーテルの魅力と口コミ評価
「飲みやすい」と評価されている
妹夫婦から呑めないからととても良いブランデーをいただきましてね…☺️✨
— ぴっぴ🐥 (@torikago1000) May 20, 2022
マーテルのコルドンブルー
香りが最高です…🤦♀️よかったのだろうかこんな良い酒をもらって…
とても飲みやすいし悪い酔いもしません…おつまみは甘くない方がいい気がしますね。お酒の甘味を大事にしたい感じです。 pic.twitter.com/J7nusXjz6R
マーテル・コルドンブルーは、その飲みやすさと上品な味わいで多くの人々を魅了してきた銘柄です。アルコールの角が取れたまろやかな口当たりと、バニラやナッツ、スパイスが調和した香りが特徴で、初心者でもスッと飲める軽やかさがあります。
口コミでも「思っていたよりも軽くて飲みやすい」「強すぎないのにしっかり味がある」といった好意的な声が目立ち、初めて本格的なコニャックを試す人にもおすすめされています。
熟成された原酒の深みがありながらもクセがなく、誰にでも開かれた味わいが、多くのファンを惹きつける理由になているのでしょう。
ストレートだけじゃなく様々な楽しみ方ができる
晩酌に久々ブランデー。マーテルのコルドンブルーうめぇよ。若い時みたいにストレートは無理なんで炭酸割だが。ヘネシーはよく飲んでたんだがマーテルは珍しい…無茶飲みしてたのって数十年前だよな…
— Kei_TB/浮上率底辺 (@TORA_kko) July 4, 2013
コルドンブルーは、楽しみ方の幅が広いことでも知られています。王道のストレートはもちろん、トワイスアップやロック、水割りでも香りが損なわれにくく、味のバランスが非常に良いのが特長です。
季節やシーンに合わせて飲み方を変えられるため、自宅での晩酌からおもてなし、パーティーシーンまで幅広く活躍します。また、上質な香りはカクテルのベースにも使われることがあり、ハイボール風にアレンジして楽しむ人も増えています。
「飲み方を選ばない万能性」と「飲む人を選ばない親しみやすさ」。この2つの要素が、マーテル・コルドンブルーのロングセラーたる理由のひとつです。
マーテルが品薄になる理由

安定した酒質でファンが多い
マーテル・コルドンブルーは、長年にわたり品質を維持し続けているブランドとして、多くの固定ファンを持っています。
熟成原酒を贅沢に使いながらも、ロットごとのブレが少ないことから、「いつ飲んでもハズレがない」という信頼感が評価されています。
そのため、リピート購入者が多く、常に一定の需要がある状態が続いています。一度魅力を知った人が手放さない銘柄であることが、慢性的な品薄傾向の一因です。
高級レストランやバーでも扱われる
マーテル・コルドンブルーは、プロフェッショナルの現場でも選ばれる一本です。
星付きレストランや高級ホテルのバーラウンジ、会員制のバーなど、接客の質が問われる現場で採用されることが多く、業務用ルートでも安定した需要があります。
見た目の華やかさと、味わいの完成度、ブランドの格を兼ね備えているため、「特別な一杯」としての演出にも最適。プロによる指名買いが多いことも、在庫流通を圧迫する要因のひとつとなっています。
ギフト需要も多い
コルドンブルーは、その高級感あるデザインと知名度から、贈り物としても非常に人気があります。
父の日や誕生日、定年祝いや昇進祝いなど、人生の節目に「確実に喜ばれる一本」として選ばれることが多く、ギフトシーズンには需要が一気に高まります。
特に外箱付きモデルや限定ラベル品はプレミア感が増し、贈答用として在庫が押さえられる傾向も。その結果、一般向けの店頭在庫が減少し、品切れとなるケースも見られます。
旧ボトルは特にコレクター人気が高い
さらに、マーテル・コルドンブルーの旧ボトル(旧ラベル・旧仕様)はコレクターからの人気が非常に高いことでも知られています。
グリーンボトル時代のモデルや、特別な刻印があるバージョン、バカラ製のボトルなどは、オークション市場でも高額で取引されることが多く、プレミアアイテムとして確立しています。
その影響もあり、「将来的な価値上昇を見込んで現行品を確保しておく」という投資的な動きも広がっており、コルドンブルーは“飲むための一本”だけでなく、“保有する価値のある銘柄”としても需要が増しているのです。

マーテルブランデーの美味しい飲み方と楽しみ方

おすすめの飲み方(ストレート/ロック/トワイスアップ)
- ストレート:ブランデー本来の香りと味わいをしっかり感じたいならストレートがベスト。グラスに注いで数分置くと、アルコールの刺激が和らぎ、果実や樽の香りがより際立ちます。
- ロック:氷を加えることで温度が下がり、香りや味わいの変化をゆっくりと楽しめます。徐々に溶ける氷とともに、ブランデーの表情が変わっていく過程も醍醐味のひとつ。
- トワイスアップ(水割り):ブランデーと常温の水を1:1で割る飲み方。香りがふわっと広がり、口当たりも柔らかくなるため、初心者や昼間の一杯にもおすすめです。
マーテルブランデーは、その豊かな香りとまろやかな口当たりから、さまざまなスタイルで楽しむことができます。なかでもおすすめなのが、上記の3つの飲み方です。
シーンや気分に合わせて飲み方を変えることで、マーテルの魅力を何倍にも味わうことができます。
温度・グラス・香りの楽しみ方
マーテルブランデーを最大限に楽しむためには、温度とグラスの選び方も重要です。
- 温度:ブランデーの適温は18〜22℃前後。冬場は手のひらでグラスを包み込みながら少し温め、香りを立たせるのもおすすめです。ただし加熱しすぎるとアルコールの刺激が強くなるため、常温が基本です。
- グラス:ブランデーグラス(スニフター)が理想的。丸みのある形状が香りを閉じ込め、飲む瞬間にしっかりと鼻へ立ちのぼらせてくれます。ワイングラスでも代用は可能ですが、できればブランデー専用グラスを使うとより本格的に楽しめます。
- 香りの楽しみ方:グラスを軽く回して揮発させたあと、グラスの縁からゆっくりと香りをかいでみてください。マーテル特有のフルーティーなアロマ、オーク樽由来のウッディな香り、バニラやナッツ、スパイスのニュアンスなど、さまざまな香調が複層的に感じられるはずです。
初心者におすすめの銘柄と飲み方
マーテルブランデーが初めてという方には、VSOP(Very Superior Old Pale)が特におすすめです。長すぎない熟成期間で仕上げられたVSOPは、スムースで飲みやすく、それでいてブランデーらしい深みと香りをしっかり感じられる絶妙なバランスを持っています。
初めて飲む場合は、「トワイスアップ」や「ロック」で、少しアルコール感を和らげて楽しむのが◎。香りをしっかり感じながらも口当たりが優しく、ブランデーの世界への入り口として最適です。
また、特別感を味わいたい方には「コルドンブルー」もおすすめ。リッチな香りと洗練された飲み口で、初心者でも「本物のブランデーはこんなに美味しいのか」と驚くはずです。
料理・スイーツとのペアリング提案
ブランデーなら飲んでる
— すぎさん (@sugiirono) August 20, 2016
マーテル コルドンブルーとチーズ盛り合わせ
思い出は酒と供に、君を思うと切なくて、あの時は流れても今も幸せを願う
♪As Time Goes By
マーテルブランデーは、単体で楽しむだけでなく、料理やスイーツとの相性も抜群です。おすすめのペアリング例をご紹介します。
- チーズ(ブリー、コンテ、ブルーチーズなど):脂肪分の高いチーズは、ブランデーの果実味と調和し、互いの香りを引き立て合います。特にコルドンブルーはナッティな香りがあるため、熟成系のチーズとの相性が抜群です。
- ドライフルーツ & ナッツ:アプリコットやイチジク、クルミやアーモンドなどの自然な甘み・香ばしさが、ブランデーの複雑な香りと絶妙にマッチします。
- ビターチョコレートやオペラケーキ:濃厚なカカオやコーヒー風味と、マーテルの甘くほろ苦いアロマが重なり合い、至福の時間を演出します。
- メイン料理との合わせ:鴨のローストやポークソテーといった肉料理の後に飲む“食後酒”としての楽しみ方もおすすめ。食事の余韻を引き立てながら、リラックスした時間を演出してくれます。
まとめ
マーテルは、300年以上にわたって世界中で愛されてきた、コニャックの象徴ともいえるブランドです。
その繊細で上品な味わいは、飲むたびに香りと深みの余韻が広がり、まさに「飲む芸術」と呼ぶにふさわしい逸品です。
現行の人気銘柄であるコルドンブルーやVSOPはもちろん、ボトル自体に価値がある旧ボトルやバカラ仕様の限定品など、コレクターアイテムとしての魅力も兼ね備えているのがマーテルの奥深さ。
「美味しく飲む」「贈って喜ばれる」「集めて楽しむ」マーテルには、ブランデーの楽しみ方すべてが詰まっています。
これを機に、あなたもマーテルの世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
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