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世界中のウイスキー愛好家から“スコッチの王道”として称えられるザ・マッカラン。
中でも「マッカラン12年」は、ブランドの哲学をそのまま体現した1本として知られています。
華やかな香りとシェリー樽由来の濃厚な甘みは、初めての方でも「これがマッカランか」と納得できる完成度。
一方で、近年は「マッカラン12年が終売した?」という噂が広がり、価格高騰や品薄も話題になっています。
この記事では、マッカラン12年のラインナップや終売・休売の真相、定価・流通価格の推移、そして今も購入できる入手ルートをわかりやすく解説します。
これから手に入れたい方も、買取やコレクションを検討している方も、ぜひ参考にしてください。

マッカラン12年とは?スコッチウイスキーの王道シングルモルト

マッカラン12年は、スコッチウイスキー「ザ・マッカラン」の12年熟成ボトルです。マッカランはスコットランド・スペイサイドで作られるシングルモルトであり、華やかで甘美な味わいに定評があります。
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ザ・マッカランといえば高級ウイスキーとして特に有名で、長期熟成ボトルには天文学的値段がつけられるほどです。世界に認められたクオリティのウイスキー銘柄であり、イギリスの高級百貨店ハロッズのウイスキー読本ではシングルモルトのロールスロイスとも喩えられています。
ザ・マッカラン12年はそんなマッカランシリーズの中では比較的手が届きやすいランク帯で、スタンダードで親しみやすいです。
日本国内ではサントリーが正規輸入元となり、販売を手掛けています。「王道のスコッチを味わってみたい」「高級ウイスキーのマッカランを試してみたい」という方には特におすすめできる銘柄です。
マッカラン12年のラインナップと商品情報
| 品名 | 画像 | おすすめスコア | リンクサス酒販 | Amazon最安 | 楽天最安 | お酒買取 | ポイント | アルコール度数 | 香りのタイプ | 飲みごたえ | 産地 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ザ・マッカラン シェリーオーク12年 |
|
– | 濃厚な甘みと華やかな香りが魅力の王道マッカラン | ||||||||
| ザ・マッカラン ダブルカスク12年 |
|
– | アメリカン&ヨーロピアン樽が織りなす調和の味わい。バニラとスパイス香る上品な余韻 | ||||||||
| ザ・マッカラン トリプルカスク12年 |
|
– | 3種の樽を使い繊細で滑らかな味わいを実現したマッカラン | ||||||||
| ザ・マッカラン ファインオーク12年 |
|
– | ハイボール向きの軽やかで爽やかな味わいが魅力の終売ボトル | ||||||||
| ザ・マッカラン12年 エレガンシア |
|
– | 免税店限定の終売ボトル。軽やかで上品な香りが特徴 |
マッカランの12年ボトルには複数の種類が存在しています。同じ熟成年数の表記でも熟成樽の種類などが異なり、それだけ味わいも変わってきます。
ここからはマッカラン12年のラインナップを紹介していきます。ぜひ比較してみてください。
ザ・マッカラン シェリーオーク12年
- 原材料:モルト
- アルコール度数:40%
- 価格:700ml 14,850円(税込)
- 特徴:マッカランのスタンダードと言えるボトルで、華やかで上品な香りと濃厚な甘さがポイント
ザ・マッカラン シェリーオーク12年は、マッカランのブランドを代表するレギュラーボトルです。
原木の剪定から製樽まで管理された上で作られた一種類のシェリー樽のみを使い熟成を行ったというこだわりのウイスキーです。
使われる原酒は最低12年以上熟成で、まろやかかつ華やかな味に仕上がっています。
特にシェリー樽由来の濃厚な甘さが印象的で、口に含むとドライフルーツのような印象を受けます。
ほのかなジンジャー感やウッドスモーク、そしてスパイスのような余韻もあり高いレベルを感じられる1本です。
ザ・マッカラン ダブルカスク12年
- 原材料:モルト
- アルコール度数:40%
- 価格:700ml 10,890円(税込)
- 特徴:厳選のアメリカ産・ヨーロッパ産シェリーを使用して作られた完全なバランスのマッカラン
ザ・マッカラン ダブルカスク12年は、名前の通りダブルカスク=2種類の樽を使って作られたマッカランです。
使用されているのはアメリカンオークおよびヨーロピアンオークのシェリー樽です。
2つの樽の特徴をうまく組み合わせることで、非常に飲みやすい、バランスの良い味に仕上がっています。
いわゆるマッカランらしいヨーロピアンオーク・シェリー樽の華やかさの中から、アメリカンオーク由来のバニラ感、バタースコッチ感も感じます。
まろやかな甘みと長く続く余韻で満足度高めの味わいです。
ザ・マッカラン トリプルカスク12年
- 原材料:モルト
- アルコール度数:40%
- 価格:700ml 約12,000円※休売中
- 特徴:3種の異なる樽で熟成させた原酒を組み合わせたマッカランで、滑らかで繊細なバランスを感じられる
ザ・マッカラン トリプルカスク12年は、アメリカンオーク・シェリー樽、ヨーロピアンオークのシェリー樽、そしてバーボン樽で熟成させた原酒を組み合わせたマッカランです。
「ザ・マッカラン シェリーオーク12年」や「ザ・マッカラン ダブルカスク12年」に比べウイスキーそのものの色味が明るいのが特徴で、ゴールドのような見た目をしています。
バーボン樽の個性が効いている味わいで、ココナッツや柑橘系のフレーバーを感じ取ることができます。
しっかり目の香りで加水しても崩れにくいため、ハイボールや水割りでも親しみやすいのがポイントです。
ザ・マッカラン ファインオーク12年
- 原材料:モルト
- アルコール度数:40%
- 価格:700ml 約16,000円※終売
- 特徴:「ハイボールのためのマッカラン」と呼ばれるボトルで爽やかな味はカジュアル向き
ザ・マッカラン ファインオーク12年は2017年までサントリーが扱っていたボトルです。
アメリカンオークのシェリー樽、ヨーロピアンオークのシェリー樽、バーボン樽の3種類の樽を使ったウイスキーで、こちらの後継品が「ザ・マッカラン トリプルカスク12年」となっています。
ザ・マッカラン ファインオークはハイボールのための一本とも言われるようなバランスです。
程よい軽さが飲みやすく、爽やかでデイリーに親しみやすいマッカランといえます。
ザ・マッカラン12年 エレガンシア
- 原材料:モルト
- アルコール度数:40%
- 価格:1,000ml 約80,000円※終売
- 特徴:免税店向けにリリースされていたマッカランでライトな口当たりが魅力
ザ・マッカラン12年エレガンシアは、2000年代初頭ごろにリリースされていた免税店向けのマッカランです。
日本国内にも「並行輸入品」として出回るケースがあり、当時のボトルが現在でも残っていることがあります。
ダークな印象のオロロソシェリーカスクに、クリスピーなフィノシェリーカスクを組み合わせた特別ブレンドのマッカランです。
フルーツエステルの香りを感じる、穏やかな印象の味わいに仕上がっています。
マッカラン12年 グランレゼルヴァ
- 原材料:モルト
- アルコール度数:45%
- 価格:700ml 約120,000円※終売
- 特徴:2007〜2009年にのみリリースされていたスパニッシュシェリー樽のマッカラン
マッカラン12年 グランレゼルヴァは2007〜2009年にのみリリースされていた希少なシリーズです。
日本国内では年間およそ12,000本限定と、非常に貴重な存在となっていました。
グランレゼルヴァといのは、特別に貯蔵されたという意味を持ちます。
ドライフルーツやカカオを思わせる濃厚な香りと、ウッディな深みが調和した芳醇な味わいが魅力です。
マッカラン12年は本当に終売?現状と公式情報まとめ

「マッカラン12年が終売した」という情報をSNSや一部の販売サイトで目にした方も多いのではないでしょうか。
しかし結論から言うと、完全な終売ではなく「一部ボトルの終売・休売・出荷制限」が正確な現状です。
流通量が減ったことで店頭や通販で見かける機会が減り、“終売”という言葉が広まっていますが、メーカーの公式発表ではマッカラン12年自体が販売終了とは明言されていません。
マッカラン12年ダブルカスク休売かぁ。まぁ、まだ終売ではないし、ね。
— えふゅる (@efyuru) April 24, 2022
結論:完全終売ではなく「一部終売・休売・出荷制限」が正しい
マッカラン12年シリーズは、「シェリーオーク」「ダブルカスク」「トリプルカスク」など複数のラインナップがあります。
このうち、一部のボトルのみが終売もしくは国内出荷を制限されているのが現状です。
原酒の供給バランスや海外需要の高まりによって、日本市場への出荷量が一時的に抑えられているため、流通が減少しています。
したがって、マッカラン自体の「生産終了」ではなく、「安定供給が難しいための一時的な供給調整」と考えるのが正確です。
このような背景から、現在は“店頭では見かけにくいが製造自体は継続している”という状況にあります。
販売元(サントリー)の公式販売情報
マッカランの販売元であるサントリーのホームページを確認すると、現行品としてラインナップされているのは「マッカラン12年 シェリーオーク」および「マッカラン12年 ダブルカスク」の2種類となっています。
これら2つのボトルに関しては、終売や休売の状況ではなく、現行品としてリリースが続いていることがわかります。
ただし、サントリーは過去の出荷情報において「一部商品が一時休売・供給制限対象となる」旨を通知しており、ウイスキー流通量の調整が行われているのは事実です。
つまり、全国どこでも扱っているというわけではないので、マッカラン12年が欲しい場合は取扱店舗をしっかりと調べて購入することが重要になります。
一部ボトルは終売・休売に
30周年でリリースするボトル紹介。
— vision (@vision_whisky) October 16, 2025
マッカラン12年 旧瓶
12年前くらいに、
「マッカランが終売になるらしい」
という情報が流れた際に、買っておいたボトル。
当店は30年前の開店当時、モルトがマッカラン12年しか置いてなかったと言われています。
当店の始まりのウイスキーの旧瓶をぜひ。 pic.twitter.com/UFeAnb4KeL
スタンダードボトルは終売とはなっていないものの、マッカラン12年には複数のボトルがあり、そのうちの一部が終売もしくは休売になっています。マッカラン12年に終売の噂が立ったのは、このようなボトルが存在するためです。
例えばマッカランのうち、現在「マッカラン ファインオーク12年」は終売となり、「マッカラン トリプルカスク12年」へと切り替わっています。
さらに切り替え後のトリプルカスク12年に関しても、2025年時点では公式サイトへの掲載がなく、休売状態であることがわかっています。
また、マッカランは12年表記ボトルが複数あり、このうち免税店限定品や過去の限定ボトルなどについては、現在ほとんど市場に出回っていません。
代表的なものとして「マッカラン12年 グランレゼルヴァ」などが挙げられますが、こちらは生産が終了しており、今ではオークションや一部の専門店でしか見つからない希少な存在となっています。
このように、「マッカラン12年=終売」という誤解は、実際には「一部限定ボトルの終売・休売」「国内流通量の減少」「人気による品薄」が重なって生まれたものです。
現行の「シェリーオーク12年」と「ダブルカスク12年」は引き続き製造・販売されていますが、在庫が安定しない地域も多いため、購入を検討している方は早めの確保をおすすめします。
マッカラン12年の定価と価格推移!今後の予測はどうなる?

公式定価(希望小売価格)の変遷
マッカラン12年は、公式の定価(希望小売価格)の値上げが続いています。
例えばマッカラン12年の代表ボトルである「マッカラン シェリーオーク12年」に関しては、以下のような値上げがここ数年で実施されています。
| 2024年3月以前 | 10,890円(税込) |
| 2024年4月〜 | 13,750円(税込) |
| 2025年4月〜 | 14,850円(税込) |
こうした値上げの背景には、原酒の供給不足と国際的な需要の高まりが大きく関係しています。
マッカランは熟成年数を重ねた原酒を使用するため、短期的に生産量を増やすことが難しく、世界的な人気拡大により価格が上昇しています。
特にアジア圏を中心とした高級ウイスキー需要の増加が、流通価格を押し上げる要因となっています。
さらに、為替変動や輸送コストの上昇も影響しており、日本市場では価格改定が段階的に実施されている状況です。同様にダブルカスク12年に関しても、価格が徐々に上がってきている状況です。
流通価格の推移
| 2016年 | 約4,500円 |
| 2017年 | 約8,000円 |
| 2018年 | 約7,000円 |
| 2019年 | 約6,500円 |
| 2020年 | 約7,000円 |
| 2021年 | 約8,500円 |
| 2022年 | 約13,500円 |
| 2023年 | 約13,500円 |
| 2024年 | 約14,500円 |
| 2025年 | 約12,000円 |
こちらはマッカラン12年 シェリーオークのAmazon価格推移をまとめたものです。
上表を見てもわかるように、マッカランはおよそ10年前には5,000円前後の価格で販売されていました。しかし定価の値上げに伴い、流通価格も一気に上昇していることがわかります。
一方で2025年時点では12,000円と、定価よりもやや安値で購入できる状況であることがわかります。
数年続いたウイスキーブームが落ち着きを見せつつあり、マッカランもようやく投機的な高騰から実需ベースの価格帯へと戻りつつある状況です。
ここ数年はプレミア価格で取引されることも多かったものの、2025年現在では安定した供給が見られ、比較的入手しやすくなっています。
今後の予測
以上の定価改定と市場価格の動きを踏まえると、今後のマッカラン12年には次のような展望が考えられます。
-
公式価格が下がる可能性は低い
現在の価格水準を維持するか、原酒コストや為替の影響により、さらに値上がりする可能性があります。 -
流通価格は定価ベースで安定へ
以前のような過度なプレミア化は落ち着きつつあり、今後は定価に近い価格帯での販売が主流になる見込みです。 -
休売・終売ボトルは引き続き高騰傾向
「ファインオーク12年」など、既に流通を終えたボトルは希少価値が高く、今後も市場価格が上昇する可能性があります。 -
現行品も将来的にプレミア化の余地あり
シェリーオーク12年やダブルカスク12年といった現行モデルも、ラベル変更や仕様変更が行われた際には“旧ボトル”として再評価、高等化となることが予想されます。
総じて、マッカラン12年は今後も高価格帯で推移する安定銘柄といえるでしょう。
値動きが落ち着いている今こそ、適正価格のうちに入手しておくのが賢明です。
現在も買える?マッカラン12年の入手ルート
百貨店や大型酒販店で正規購入報告あり
リミテッド2024山崎、白州、マッカラン12年も定価だったから値上げ前に買い漁ってしまった🥰
— なんとかなるさ (@happyha52255146) April 1, 2025
当分買えないわ💨
カクヤスたまにやるじゃん❤️ pic.twitter.com/JiHH4lN7va
マッカラン12年を確実に手に入れるなら、まずは百貨店や大手酒販店などの正規取扱店をチェックしましょう。
伊勢丹・高島屋・成城石井などでは、タイミングによってはシェリーオーク12年やダブルカスク12年の在庫が確認されています。イオン系列やビックカメラ、カクヤスなどの酒販店も、シーズンによっては取り扱いがあります。
正規流通品は管理状態が良く、贈答用としても安心できる箱付き・化粧箱入りボトルが多いのが特徴です。
販売価格は定価ベースですが、品質や真贋の確実性を重視するなら、もっとも信頼できる入手ルートといえます。
Amazonやネット販売
Amazonや楽天市場などのオンラインショップでも、マッカラン12年は引き続き流通しています。
2025年現在、定価よりやや安値で販売されているケースも見られますが、価格だけで判断するのは注意が必要です。
特にAmazonマーケットプレイスや並行輸入品では、ボトルの状態(液面低下や箱潰れ)や真贋の確認を怠ると、後悔につながる可能性があります。
購入する際は、本当に信頼できるショップなのかを確認することをおすすめします。
信頼できるネットショップを選べば、自宅にいながら安全にマッカランを入手することができます。
レアボトルや終売ボトルは中古品・二次流通品を狙う
「マッカラン12年 グランレゼルヴァ」や「ファインオーク12年」など、すでに終売・休売となったボトルは中古市場で探すのが現実的です。
ただし、個人間取引では保管状態や真贋を保証できないケースが多く、オークションやフリマアプリでの購入はリスクが高い点に注意が必要です。
おすすめは、専門業者による査定済み・真贋保証付きの二次流通ショップを利用すること。
「お酒買取専門店リンクサス」など、ウイスキーに精通した業者では、状態の良いレアボトルを安全に購入できるほか、買取相談にも対応しています。
希少ボトルほど偽物リスクが高まるため、正規査定を受けた安心ルートでの購入が重要です。
マッカラン12年を美味しく飲む方法
マッカラン12年は適度な熟成年数で、ストレートだけでなくさまざまな飲み方で美味しく飲めるのがポイントです。華やかな味と香りが強めなので、加水しても薄まった印象になりにくいというメリットがあります。
マッカラン12年にトライする際は、ぜひ色々な飲み方で違いを比べてみてください。ここからはマッカラン12年のおすすめの飲み方をいくつか紹介していきます。
ストレート
マッカランらしい香りや樽のニュアンスをダイレクトに楽しみたいなら、やはりストレートからの挑戦がおすすめです。マッカラン12年はまろやかな舌触りと甘さで、ストレートで飲めば濃密さを堪能できます。
なおストレートの場合は、ごつめの食事よりもナッツやチョコレートなどをおつまみにゆっくり飲むことをおすすめします。
そしてストレートで飲む場合には、冷やしすぎないように注意しましょう。ストレートの冷やしすぎはマッカラン12年の香りを損なってしまう原因となります。できれば常温に近い状態で、ゆっくりと堪能するように飲むのがベストです。
ロック
ロックは“オン・ザ・ロック”と呼ばれる飲み方で、氷を入れたグラスにマッカラン12年を注ぎ飲む方法です。氷で冷やされることにより、マッカランの刺激が薄まり飲みやすくなります。そして氷が徐々に溶けていくことで、マッカランの味が変化していくのも楽しめます。
なおロックにする場合は、通常の氷ではなくロックアイスと呼ばれる大きい氷を使用するのがおすすめです。
ハイボール
マッカラン12年のハイボールは非常に贅沢な味わいです。マッカランはハイボールでも味や香りが崩れにくく、特に「ザ・マッカラン ファインオーク12年」や「ザ・マッカラン トリプルカスク12年」を飲む場合におすすめしたい飲み方です。
炭酸を入れてハイボールにすることで、爽快感が増し飲みやすさが倍増します。食中酒にマッカランを取り入れたい方にもピッタリの飲み方です。
マッカラン12年に関してよくある質問(FAQ)
Q. マッカランが品薄なのはなぜ?
- 熟成12年という期間を要する原酒が限られており、生産量を短期的に大きく増やしづらい。
- 世界的に高級ウイスキー需要が拡大しており、特にアジア市場での取り合いが激化している。
- スパニッシュシェリー樽等、熟成用の特定樽の入手が難しくなっており、これが供給制限の一因となっている。
「マッカラン12年が手に入りにくくなっている」と感じる方が多い背景には、主に上記の要因があります。
そのため、「終売」という言葉が一人歩きして「もう買えないのかも」と感じるユーザーが増えていますが、実際には部分的な流通制限・在庫減少という形で表れているのが実情です。
Q. マッカラン12年はいくらで売れる?
終売・休売ボトル、あるいは旧ラベル品など希少性が高いマッカラン12年は、中古市場・オークションでの取引価格が相応に高くなっています。
ただし「いくらで売れるか」はボトルの状態、ラベル・箱の有無、流通年代、市場の旬などによって大きく変わるため、売却を考える場合は専門の買取店で査定を受けることをおすすめします。
Q. 今後、再販やリニューアルの予定はある?
公式から「12年表記すべてを終売にします」という発表は出されていないため、現行品(シェリーオーク12年/ダブルカスク12年)はリリース継続中です。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 一部ボトル(限定版・旧ラベル品)が既に終売または休売になっているため、「12年=在庫が潤沢」という状況ではありません。
- ラベル変更・熟成原酒の入手難・流通量調整などが理由で、仕様が変わる可能性があります。仕様変更があった場合、旧仕様ボトルがプレミア化するケースもあります。
そのため、「再販予定あり・手に入る可能性あり」という前提のうえで、流通動向や販売店情報を定期的にチェックするのが賢明です。
まとめ
ザ・マッカランが長年にわたり世界中のウイスキーファンを魅了し続けている理由それは、シェリー樽がもたらす香りの深さと、妥協を許さない職人の手仕事にあります。
マッカラン12年は、その哲学を最もわかりやすく体現した1本。
口に含んだ瞬間に広がる華やかな香りと、余韻に感じるウッディでリッチな甘みは、12年という熟成年数を超えた完成度を誇ります。

時代とともに価格やラインナップは変化しても、マッカランが追い求めるのは「最高の一滴」。
そのブレない姿勢こそが、世界中のコレクターや愛飲家から支持される理由です。
これからウイスキーを深く楽しみたい方にこそ、まずはマッカラン12年を手に取ってほしい。
その一杯から、スコッチの真髄がきっと感じられるはずです。
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