イチローズモルト505シルバーラベルの定価と評価、終売で高騰した理由を解説

イチローズモルト505シルバーラベルの定価と評価、終売で高騰した理由を解説

イチローズモルト505シルバーラベルの定価と評価、終売で高騰した理由を解説

イチローズモルト&グレーン505 シルバーラベルは、埼玉県秩父市のベンチャーウイスキー(秩父蒸溜所)が手がけるワールドブレンデッドウイスキーです。商品名の「505」はアルコール度数50.5度を表し、日本・スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダの5大ウイスキー原酒をブレンドしています。新型コロナ禍の飲食店を応援する飲食店限定ボトルとして2020年6月に登場し、2021年3月に終売しました。定価は約8,250円(税込)でしたが、終売後は希少性が高まり、現在は実勢で約15,000〜28,000円のプレ値で取引されています。この記事では、505シルバーラベルの味わいと評価、ホワイトラベルなど他エディションとの違い、終売で高騰した理由、定価とプレ値・買取相場、おすすめの飲み方までを、鑑定士の視点を交えて解説します。

イチローズモルト&グレーン505とは?特徴と基本情報

イチローズモルト&グレーン505とは?特徴と基本情報
イチローズモルト&グレーン505 シルバーラベルのボトルイメージ

イチローズモルト&グレーン505は、秩父蒸溜所を擁する世界5大ウイスキーの原酒をブレンドした「ワールドブレンデッドウイスキー」シリーズの一本です。ベンチャーウイスキーは、肥土伊知郎(あくと・いちろう)氏が2004年に設立した日本のクラフトウイスキーの草分けで、「イチローズモルト」の名で世界的に高い評価を受けています。505はその中でもアルコール度数50.5度のハイプルーフ仕様で、銀色のラベルから「シルバーラベル」と呼ばれます。

飲食店を応援するために生まれた限定ボトル

505シルバーラベルが特別なのは、その誕生の経緯です。2020年、新型コロナウイルスの影響で厳しい状況に置かれたバーや飲食店を応援するため、ベンチャーウイスキーが飲食店向けに出荷した限定ボトルとして登場しました。当初は一般の小売販売を想定していなかったため流通量が少なく、のちに一部の酒販店でも扱われましたが、もともと数が限られていたボトルです。こうした背景が、終売後の希少価値の高さにつながっています。

イチローズモルト505の基本情報

種類 ジャパニーズ・ワールドブレンデッドウイスキー
製造元 ベンチャーウイスキー(秩父蒸溜所/埼玉県秩父市・創業者 肥土伊知郎)
アルコール度数 50.5度(商品名「505」の由来)
容量 700ml(銀色のシルバーラベル)
原酒の構成 日本・スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダの5大ウイスキー原酒のブレンド
発売・終売 2020年6月発売(飲食店応援ボトル)/2021年3月終売
定価・実勢価格 定価 約8,250円(税込)/現在の実勢 約15,000〜28,000円のプレ値

イチローズモルト505の味わいと評価|50.5度が生むビター&スウィート

イチローズモルト505の味わいと評価|50.5度が生むビター&スウィート
テイスティンググラスに注いだウイスキー

505シルバーラベルの味わいは、50.5度のハイプルーフが生む濃厚さと、モルト比率の高さからくるしっかりとしたコクが持ち味です。ビター(ほろ苦さ)とスウィート(甘み)のバランスが良く、飲みごたえと華やかさを併せ持つ一本として高く評価されています。

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香りと味わいの特徴

香りはバニラやはちみつのような甘さに、オレンジやドライフルーツを思わせる華やかさが重なります。口に含むと、5大ウイスキー原酒のブレンドならではの複雑さと、50.5度のハイプルーフらしい力強い飲みごたえが広がります。モルトの比率が高いため、グレーン主体のブレンデッドよりもコクが深く、フィニッシュにはビターチョコレートのようなほろ苦い余韻が残ります。加水やロックで度数をやわらげると、甘く華やかな香りがより開きます。

口コミ・評価の傾向

口コミでは「ホワイトラベルより濃厚で飲みごたえがある」「ハイプルーフなのに飲みやすい」といった声が多く、ワールドブレンデッドシリーズのなかでも満足度の高い評価が目立ちます。飲食店限定だった希少性も相まって、ウイスキー愛好家からの人気が高い一本です。一方で度数が高いぶん、ストレートではアルコールの刺激を強く感じるという意見もあり、加水やハイボールで楽しむ人も少なくありません。

ワールドブレンデッドならではの個性

505の魅力は、世界5大ウイスキーの原酒を一本にまとめた「ワールドブレンデッド」という設計にあります。スコッチのスモーキーさ、バーボンの甘やかな樽香、アイリッシュのなめらかさ、そして秩父をはじめとするジャパニーズモルトの繊細さが層になって重なり、単一の産地のウイスキーにはない奥行きを生み出します。とくに505はモルトの比率が高く設計されているため、同じワールドブレンデッドのホワイトラベルと飲み比べると、コクと余韻の長さの違いがはっきりと感じられます。ハイプルーフながら荒さは少なく、加水で開く香りの変化を楽しめるのも、長期熟成モルトを扱う秩父蒸溜所のブレンド技術ならではです。

シルバーラベルとホワイトラベル・他エディションの違い

シルバーラベルとホワイトラベル・他エディションの違い
イチローズモルトのラインナップイメージ

イチローズモルト&グレーン ワールドブレンデッドウイスキーには、定番のホワイトラベルから、上位のクラシカルエディション(黒ラベル)、シリーズ最高峰のリミテッドエディション、そしてハイプルーフの505シルバーラベルまで、複数のエディションがあります。主な違いはアルコール度数と原酒の構成・位置づけです。代表的な4つを比較表にまとめました。

エディション ラベル色 度数 位置づけ・特徴
ホワイトラベル 白ラベル 46.5度 シリーズ定番の入門ボトル。世界5大ウイスキー原酒をブレンドしバランス良好
クラシカルエディション 黒ラベル 48度 モルト比率を高めた上位版。ホワイトラベルを強化した位置づけで飲みごたえアップ
リミテッドエディション 48.5度 シリーズ最高峰。秩父蒸溜所の10年以上熟成モルトをキーに使う限定ボトル
505 シルバーラベル 銀ラベル 50.5度 飲食店限定・終売のハイプルーフ。濃厚な味わいと希少性で人気

度数の低い順に、ホワイトラベル(46.5度)→クラシカルエディション(48度)→リミテッドエディション(48.5度)→505シルバーラベル(50.5度)という構成です。505は度数が最も高く、もともと飲食店限定で終売しているため、4種のなかでもとくに入手しにくい一本です。クラシカルエディションの値上げや定価の変遷についてはクラシカルエディションの評価と飲み方もあわせて参考にどうぞ。

イチローズモルト505は終売?定価と高騰した理由

イチローズモルト505は終売?定価と高騰した理由
終売したウイスキーのイメージ

505シルバーラベルは現在、終売となっています。2020年6月の発売からおよそ1年弱、2021年3月をもって販売を終えました。もともと飲食店応援のための限定ボトルで生産数が少なかったうえ、終売したことで市場の在庫が減り、価格は定価の約8,250円から、実勢で15,000円を超える水準まで高騰しています。

終売で高騰した3つの理由

高騰の背景には、大きく3つの要因があります。1つ目は、もともと飲食店限定で一般流通量が少なかったこと。2つ目は、終売によって新たな供給が止まり、希少性が一段と高まったこと。3つ目は、イチローズモルトというブランド自体の世界的な人気と評価の高さです。ベンチャーウイスキーのボトルは終売後に価格が大きく上がる例が多く、505もその典型といえます。実際にオークションサイトでは、直近の平均落札価格が17,000円前後で推移しています。

定価で手に入れるのは難しい

すでに終売しているため、定価の約8,250円で新たに入手するのはきわめて困難です。現在流通しているのは、発売当時に購入された在庫が中古市場やフリマ・オークションに出回っているものが中心で、価格は出品ごとに大きく異なります。同じく入手困難な国産クラフトの動向は駒ヶ岳ウイスキーが手に入らない理由も参考になります。

イチローズモルト505の価格比較|定価・プレ値・主な購入先

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酒販店に並ぶウイスキーボトル

505シルバーラベルを含む、ワールドブレンデッドシリーズ主要4種の価格を比較しました。品名・度数・定価(税込目安)・現在の実勢価格・主な購入先を、実勢価格の安い順にまとめています。各銘柄の画像や最新価格、おすすめ順・価格順での並べ替えは、リンクサス酒販やAmazon・楽天などの通販でも確認できます。505はリンクサス酒販でもお取り扱いがあり、終売ボトルをお探しの方はリンクサス酒販のウイスキー一覧もあわせてご確認いただけます。価格は時期・状態・店舗で変動するため、あくまで目安としてお考えください。

銘柄 度数 定価(税込目安) 現在の実勢価格 主な購入先
ホワイトラベル 46.5度 約3,300円 約3,000〜3,500円 酒販店・Amazon・楽天
クラシカルエディション(黒ラベル) 48度 約7,700円 約8,000〜10,000円 Amazon・楽天・専門店
リミテッドエディション 48.5度 約11,000円 約12,000〜15,000円 Amazon・楽天・専門店
505 シルバーラベル(終売) 50.5度 約8,250円 約15,000〜28,000円(プレ値) リンクサス酒販・フリマ・オークション

表のとおり、505シルバーラベルは定価では約8,250円ながら、終売後はプレ値で15,000円を超える水準まで上がっています。リミテッドエディションよりも高値で取引されることも多く、希少性の高さがうかがえます。購入を急がない場合は、複数の販売先で状態と価格を見比べるのがおすすめです。

イチローズモルト505はどこで買える?プレ値でも買うべきか

イチローズモルト505はどこで買える?プレ値でも買うべきか
イチローズモルト505と暮らしのイメージ

終売した505シルバーラベルは、現在は新品としての一般販売がほとんどなく、入手先は中古市場やフリマ・オークション、終売ボトルを扱う酒販店が中心になります。主な購入先と、それぞれの特徴を整理しました。

主な購入先と選び方

Amazon・楽天では終売ボトルを扱う出店者の在庫が見つかることがあり、フリマアプリやオークションでは出品ごとに価格が大きく変わります。終売ボトルを安心して選ぶなら、未開封・箱付き・ラベルの状態を写真で確認できる出品や、状態をきちんと表記している酒販店を選ぶのが安心です。リンクサス酒販でも505を取り扱っており、希少な終売ウイスキーをお探しの方はウイスキー一覧から状態と価格を確認できます。

プレ値でも買うべき?判断のポイント

505はプレ値での取引が中心のため、「定価より高くても買うべきか」と迷う方が多い一本です。飲んで楽しみたい場合は、同じワールドブレンデッドのホワイトラベルやクラシカルエディションなら比較的手頃な価格で味わいの方向性を確かめられます。一方で、505ならではのハイプルーフな飲みごたえや、終売ボトルとしての希少性に価値を感じるなら、状態の良い一本を選んで手に入れる意味は十分にあります。保管して将来の価値を楽しむのも、終売ボトルならではの魅力です。

イチローズモルト505のおすすめの飲み方

イチローズモルト505のおすすめの飲み方
ウイスキーハイボールのイメージ

505は50.5度とハイプルーフなので、飲み方によって表情が大きく変わります。代表的な飲み方と、その特徴・おすすめのポイントを早見表にまとめました。まずは少量のストレートで香りを確かめ、好みに合わせて加水やハイボールに展開するのがおすすめです。

飲み方 目安 特徴・おすすめポイント
ストレート 常温で少量ずつ 50.5度の濃厚なコクと複雑な香りをそのまま味わえる。少量の常温水(チェイサー)と一緒に
加水・トワイスアップ ウイスキー1:水1前後 度数がやわらぎ、甘く華やかな香りが開く。ハイプルーフの505と好相性
オン・ザ・ロック 大きめの氷を1個 冷やして引き締め、時間とともに変化する味を楽しむ。食後にゆっくりと
ハイボール ウイスキー1:炭酸水3〜4 爽快でキレがあり食事に合う。度数が高いぶん少し濃いめでも飲みごたえ十分

希少なボトルなので、ストレートや加水でじっくり味わうのが基本ですが、ハイボールにすると食事に合わせやすく、505のコクを軽やかに楽しめます。ハイボールの黄金比づくりは角ハイボールの黄金比、カクテルのアレンジはウイスキーカクテル一覧も参考にどうぞ。

イチローズモルトで一番人気は?おすすめシリーズ

イチローズモルトで一番人気は?おすすめシリーズ
イチローズモルトのシリーズボトル

「イチローズモルトで一番人気は?」とよく聞かれますが、入手しやすさと評価のバランスで人気が高いのは、ワールドブレンデッドの定番ホワイトラベルです。希少性や話題性では、終売した505シルバーラベルや、トランプの絵柄で知られるカードシリーズが特に人気を集めています。

シリーズ別の選び方

まずイチローズモルトの味わいを知りたいなら、手頃で完成度の高いホワイトラベルが入口に最適です。もう少し飲みごたえを求めるなら、モルト比率を高めたクラシカルエディション(黒ラベル)へ。さらに上位を狙うなら、秩父の熟成モルトをキーに使うリミテッドエディションがおすすめです。希少な終売ボトルや高評価のモルトを探している方は、ワインウッドリザーブの価値や、ウイスキーの世界的な人気を整理したウイスキー販売数ランキングもチェックしてみてください。

イチローズモルト505に関するよくある質問

イチローズモルト505に関するよくある質問
ボトルの状態を確認するイメージ
イチローズモルト505とは何ですか?

秩父蒸溜所を擁するベンチャーウイスキーが手がける、ワールドブレンデッドウイスキーの一本です。日本・スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダの5大ウイスキー原酒をブレンドしており、商品名の「505」はアルコール度数50.5度を表します。銀色のラベルからシルバーラベルとも呼ばれます。

イチローズモルト505の定価はいくらですか?

定価は約8,250円(税込)でした。ただし2020年6月に飲食店応援の限定ボトルとして登場し、2021年3月に終売しているため、現在は定価での入手はきわめて困難です。実勢価格は約15,000〜28,000円のプレ値で取引されています。

イチローズモルト505の買取価格はいくらですか?

状態や時期で変動しますが、未開封・箱ありで11,000円前後からが目安です。オークションでの平均落札価格は17,000円前後で推移しています。終売の希少ボトルのため、未開封でラベルや化粧箱の状態が良いものほど高い査定が期待できます。

なぜイチローズモルト505は高騰したのですか?

もともと飲食店限定で一般流通量が少なかったうえ、2021年3月に終売して供給が止まり、希少性が高まったためです。加えて、イチローズモルトというブランド自体が世界的に高く評価されていることも、価格上昇の大きな要因になっています。

シルバーラベルとホワイトラベルの違いは?

505シルバーラベルは度数50.5度のハイプルーフで飲食店限定・終売、ホワイトラベルは度数46.5度のシリーズ定番です。505のほうがモルト比率が高く濃厚で、希少性も高い一方、ホワイトラベルは比較的手頃に味わいの方向性を確かめられます。

イチローズモルトで一番人気の銘柄は?

入手しやすさと評価のバランスでは、定番のホワイトラベルが安定した人気です。希少性・話題性では、終売した505シルバーラベルや、トランプの絵柄で知られるカードシリーズが特に注目を集めています。

イチローズモルト505のおすすめの飲み方は?

まずは少量のストレートで香りを確かめ、加水やトワイスアップで度数をやわらげると甘く華やかな香りが開きます。食事に合わせるならハイボールがおすすめで、度数が高いぶん少し濃いめにしても飲みごたえが残ります。

イチローズモルト505の買取はどこでできますか?

終売の希少ボトルのため、ウイスキーに詳しい買取専門店での査定がおすすめです。リンクサスでもウイスキーの買取に対応しており、相場をふまえた査定が可能です。購入をご希望の場合はリンクサス酒販のウイスキー一覧もあわせてご確認いただけます。

まとめ

まとめ
イチローズモルトのある情景

イチローズモルト&グレーン505 シルバーラベルは、秩父蒸溜所のベンチャーウイスキーがコロナ禍の飲食店を応援するために2020年に出荷した、度数50.5度のワールドブレンデッドウイスキーです。5大ウイスキー原酒のブレンドが生むビター&スウィートな味わいと、2021年の終売による希少性で、今も高い人気を保っています。

定価は約8,250円でしたが、終売後はプレ値で15,000円を超える水準まで高騰しており、定価での入手は難しいのが現状です。味わいの方向性を知りたいならホワイトラベルやクラシカルエディションから、希少な505そのものを楽しみたいなら状態の良い一本を選ぶのがおすすめです。ご自宅に眠っている未開封のイチローズモルトや終売ボトルがあれば、状態の良いうちにウイスキーの買取査定で相場を確認しておくと安心です。

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