寒い季節に心まで温まる一杯、試してみませんか?
グリューワインは、赤ワインにシナモンやクローブ、柑橘類などのスパイスやフルーツを加えて温めた、ドイツ発祥のホットワイン。クリスマスマーケットの定番ドリンクとして、ヨーロッパでは冬の風物詩となっています。
この記事では、そんなグリューワインの基本情報・作り方・市販品のおすすめ・楽しみ方のアレンジ法までを網羅的にご紹介。
自宅でのんびり楽しみたい方も、イベントで振る舞いたい方も、ぜひ参考にしてみてください。
【基本情報】グリューワインとは?特徴・由来・ホットワインとの違い
グリューワインの定義と特徴
ドイツ発祥のホットワイン文化
グリューワイン(Glühwein)は、寒い季節にぴったりの“ホットワイン”として、主にドイツやオーストリアを中心に古くから親しまれてきた伝統的な飲み物です。
ドイツ語で「Glühwein(グリューワイン)」は「glühen=熱くなる」「Wein=ワイン」を組み合わせた言葉で、直訳すると“温かいワイン”や“輝くワイン”という意味を持ちます。
特にクリスマスマーケットでは欠かせない存在で、ヨーロッパの冬を象徴する風物詩としても有名です。体を芯から温めるその特性から、冬場の家庭やイベントでも定番のドリンクとして楽しまれています。
スパイス・フルーツ・砂糖で温めた赤ワイン
グリューワインの魅力は、単なる温めたワインではなく、シナモンやクローブ、スターアニスといったスパイスに、オレンジやレモンなどの柑橘系フルーツ、そして砂糖やはちみつなどの甘味を加えてじっくり温めることにあります。
このスパイスと果実の香りがワインに溶け込むことで、まるでスイーツのように芳醇な香りと深い味わいを楽しめるのが特徴です。
甘さや香りの調整もしやすく、好みに応じたアレンジが可能なのも人気の理由。
赤ワインをベースにすることが多いですが、白ワインやロゼを使ったバリエーションもあり、奥深い世界が広がっています。
グリューワインの歴史・由来
中世ヨーロッパのホットワインの起源
グリューワインのルーツは、なんと中世ヨーロッパにまでさかのぼります。
当時の人々は、ワインにスパイスやハーブを加えて温めることで、薬効を期待したり、保存性を高めたりしていました。ワインそのものが今よりも保存環境に左右されやすかったため、香辛料を加えて風味を補うのが一般的だったのです。
こうした“温かいスパイスワイン”は、寒冷な気候の中で体を温める役割も果たしており、貴族から庶民にまで広く親しまれていました。特にドイツやオーストリアでは、寒さが厳しい冬の定番ドリンクとして発展し、やがて「グリューワイン」という呼び名で定着していったといわれています。
クリスマスマーケットでの伝統的な飲み物
現在のグリューワインは、ヨーロッパのクリスマスマーケットには欠かせない風物詩として愛されています。
特にドイツでは、街の広場に立ち並ぶ屋台でグリューワインがふるまわれ、その場で温かいカップを手にしながら、ツリーやイルミネーションを眺めるのが冬の風物詩です。
ホリデーシーズンには、家庭でもグリューワインを手作りして楽しむ文化が根づいており、「心を温める飲み物」として今も人々の暮らしに溶け込んでいます。
グリューワインは、単なる飲み物を超えた“冬のヨーロッパ文化”そのものともいえる存在なのです。
【関連リンク】ホットワイングリューワインの違い|簡単作り方と温めるだけ市販品8選
ホットワイン・ヴァンショーとの違い
グリューワインのスパイスミックスと、ヴァンショーのスパイスミックス🍷💫 pic.twitter.com/ZXFsSiMj0F
— メリリル (@melililou) December 17, 2017
ドイツのグリューワイン vs フランスのヴァンショー
グリューワインとヴァンショーは、どちらも冬に楽しまれるスパイス入りのホットワインですが、その起源や味わいには違いがあります。
グリューワイン(Glühwein)はドイツ語圏で親しまれているスタイルで、特にドイツ・オーストリア・スイスのクリスマスマーケットで定番のドリンク。甘みがしっかりと感じられ、柑橘類やシナモン、クローブなどのスパイスが香るのが特徴です。
一方、ヴァンショー(Vin Chaud)はフランスの冬に欠かせないホットワイン。フランス語で「熱いワイン」を意味し、味わいはグリューワインよりもややドライで、ワイン本来の風味が強調される傾向があります。
スパイスの使い方も控えめで、洗練された味わいを楽しみたい人に好まれます。
どちらも温かいワインという点では共通していますが、国ごとの気候や食文化を背景に、仕上がりの印象にははっきりとした個性が感じられます。
使用するスパイス・甘さ・アルコール度数の違い
グリューワインとヴァンショーの主な違いは、スパイスの種類・甘さ・アルコール度数にあります。
グリューワイン(ドイツ) | ヴァンショー(フランス) | |
---|---|---|
スパイス | >シナモン、クローブ、スターアニス、カルダモンなど種類が豊富 | シナモン、オレンジピールなど、種類は少なめ |
甘さ | 砂糖やはちみつを多めに加え、甘く仕上げる | 甘さは控えめで、ワイン本来の味を重視 |
アルコール度数 | 加熱によりやや下がるが、5〜7%前後が一般的 | 加熱を抑えてアルコールをしっかり残す傾向あり |
また、グリューワインではフルーツの果汁や皮を煮出して風味を引き出すことが多いのに対し、ヴァンショーはよりシンプルな仕立てであることが一般的です。
どちらも一度は試しておきたい冬の名物。甘く華やかな香りを楽しみたいならグリューワイン、ワイン本来の風味を味わいたいならヴァンショーを選んでみるとよいでしょう。
【赤or白】グリューワインに使われるワインの種類と味わい比較
定番は赤ワイン!甘口ワインが特におすすめ
グリューワインにはいろいろな種類がありますが、基本は「赤ワイン」で作るのが定番となっています。赤ワインらしいしっかりとした味に、スパイスがよく馴染みます。
特に酸味が少ない甘口のワインで作ると、全体のバランスがよくなるのでおすすめです。例えばフランス産ワインを使うなら、渋みの強いボルドー産よりもエレガントなブルゴーニュ産のワインがおすすめです。
また市販品にはすでにスパイスなどが混ぜられ、完成されたグリューワインとして発売されている商品もあります。市販品のグリューワインなら、マグカップに入れて温めるだけで簡単に飲むことができます。
白ワインで作るとあっさり爽やかな味わいに
グリューワインの定番は赤ワインですが、お好みであれば白ワインを使って作ることも可能です。
白ワインは赤ワインに比べて渋み成分が少ないので、よりあっさりとした爽やかな味わいになりやすいです。フルーツをたくさん入れてみるのもおすすめです。柑橘系のフルーツや生姜味とも相性が良いです。
白ワインを選ぶ場合は、甘みの強いワインを選ぶと糖分を加えずに美味しく飲むことができます。ドイツのリースリング種を使った甘口白ワインなどがおすすめです。
【作り方・レシピ】自宅で楽しむグリューワインの作り方
赤ワインのグリューワイン
材料 | 必要量 |
---|---|
赤ワイン | 100ml |
水 | 50ml |
黒胡椒 | 2粒 |
クローブ | 2粒 |
シナモンスティック | 1本 |
スターアニス | 1個 |
グラニュー糖 | 大さじ1 |
レモンやオレンジなど | 適量をスライス |
グリューワインには、クローブ(丁子)やスターアニス(八角)、黒胡椒といったスパイスを入れるのが定番です。1杯分のワインに適量のスパイスを入れ、全てを混ぜ合わせ温めましょう。
なおワインを温める際は、沸騰させてしまうとアルコールが飛んでしまうので注意です。沸騰ギリギリで火を止めるのが上手に作るコツです。
上記のレシピは1杯分(150ml)になります。複数人で楽しむ場合は、人数分の材料を混ぜ合わせて作りましょう。完成したらマグカップや耐熱グラスに注ぎゆっくりと飲んで見てください。
白のグリューワイン
バレンタイン前夜祭グリューワイン☆ 白ワインにレモン生姜グローヴ八角シナモン砂糖。寝ても明日は日曜。 pic.twitter.com/DFpVx8gkBf
— nori (@norizo1136) February 13, 2021
材料 | 必要量 |
---|---|
白ワイン | 125ml |
アップルジュース | 25ml |
砂糖 | 8g |
シナモンスティック | 1本 |
スターアニス | 1個 |
レモンやオレンジなど | 適量をスライス |
白のグリューワインはスッキリとしているので、スパイスも減らし甘めに作ると飲みやすくなります。
アップルジュースや砂糖を混ぜ、まろやかな味わいにしてみるのがおすすめです。なお砂糖のほか、蜂蜜を使って作るのもありです。
基本の作り方は同じで、材料を混ぜて鍋で沸騰直前まで温めればOKです。なお白ワインは辛口・甘口で味わいが変わるので、甘口ワインを使う場合は糖分を減らしつつ調整してみましょう。
ロゼのグリューワイン
ロゼワインのグリューワインがとってもおいしい! pic.twitter.com/Foi3HTMFeX
— 穂積ノウエ (@noe_3cm) December 12, 2021
材料 | 必要量 |
---|---|
ロゼワイン | 150ml |
はちみつ | 10g |
スターアニス | 1個 |
レモン・りんご・いちごなど | 適量ををスライス |
ロゼワインを使ってグリューワインを作ることもできます。ロゼの場合はスパイスを少なめにし、フルーツを多めに入れるとジューシーさが増して飲みやすくなります。
レモンなどの酸味のある果物だけでなく、りんごやいちごを使うと華やかな味になります。こちらも材料をまぜ、沸騰直前まで温めればOKです。
【市販品レビュー】おすすめのグリューワイン9選
自分で作るのは大変という方は、市販品を選ぶのもおすすめ。グリューワインには温めるだけの完成品もあります。
お手軽にグリューワインを楽しみたい方はこちらのボトルから選んでみましょう。
シュテルンターラー グリューワイン
- ワインの色:赤ワイン
- 内容:赤ワイン、オレンジ、レモン、シナモン、クローブ、アニス、砂糖
- 味わい:甘口
- アルコール度数:10%
- 価格:1,000ml 1,540円(税込)
赤ワインにスパイスや柑橘類を混ぜた王道のグリューワインです。香辛料のスパイシーさと甘さがうまくマッチしていてバランスが良好です。
クリスマス気分を盛り上げてくれるラベルデザインでホームパーティーなどにもおすすめです。
ジ・アグリー グリューワイン
- ワインの色:赤ワイン
- 内容:赤ワイン、スペイン産柑橘、スパイス、ハーブ
- 味わい:甘口
- アルコール度数:14%
- 価格:750ml 2,145円(税込)
スペイン産の良質なぶどうから作られる赤ワインを使用したグリューワインです。おしゃれなパッケージデザインも相まって、クリスマス用の特別な一本として愛されている商品です。
ちなみにジ・アグリーの“アグリー”は不格好、ダサいという意味で、アメリカのお婆さんが編んでくれるダサいセーター“アグリーセーター”をモチーフにしています。
グートロイトハウス グリューワイン
- ワインの色:赤ワイン
- 内容:ぶどう、砂糖、シナモン、クローブ、コリアンダー、オールスパイスの成分抽出液
- 味わい:甘口
- アルコール度数:8.5%
- 価格:1,000ml 1,824円(税込)
EUテーブルワインをドイツで加工・瓶詰めしたお手軽なグリューワインです。50〜55度前後で飲むと特に美味しく、デザートワインにもおすすめです。
アルコール度数が8.5%と低めなので、飲みやすいグリューワインをお探しの方にぴったりな1本です。
モーゼルランド グリューワイン
- ワインの色:白ワイン
- 内容:白ワイン、シナモン、スターアニス、ナツメグ、カルダモンなど
- 味わい:甘口
- アルコール度数:12.0%
- 価格:750ml 1,230円(税込)
ピノ・ブラン100%から作られる白ワインをベースに、シナモンやスターアニスなどのスパイスを加えた優しく香るグリューワインです
こちらは月桂冠酒造から発売されています。白ワインのグリューワインにしてはアルコール度数が12%とやや高めで、しっかりとした飲み応えも感じることができます。
ジョセフ・ドラーテン セント・チャールズ グリューワイン
- ワインの色:赤ワイン
- 内容:赤ワイン、シナモン、クローブ、アニス、オレンジ、レモンなど
- 味わい:甘口
- アルコール度数:10.0%
- 価格:1,000ml 1,078円(税込)
1860年創業という老舗のワイナリーが作るドイツのグリューワインです。イオンなどでも取り扱いがあり、簡単に購入しやすいのが魅力です。
味わいは王道のグリューワインで、甘味がありつつも甘すぎずバランスに長けています。
ハー・ハーブス ホットワイン
- ワインの色:赤ワイン
- 内容:ぶどう果汁、アロニア果汁、オレンジ果汁、生姜、キャロブ、ブラックペッパー、エルダーフラワー、アニス、シナモン、クローブ、カルダモン、エキナセア、花椒、カモミール、レモングラス、チンピなど
- 味わい:やや甘口
- アルコール度数:10.0%
- 価格:500ml 987円(税込)
養命酒酒造が製造する13種類のハーブ入りホットワインです。ハーブエキスを混ぜ込むのではなくハーブそのものをお酒に漬け込み成分を抽出するという方法で、ハーブらしい魅力を存分に引き出しています。
体を温める生姜やリラックス効果の期待できるカモミールなどが入っており、ほっと一息つきたい時におすすめです。
ラプンツェル グリューワイン
今年も
— 江園こりん (@Colin5Ezono) November 9, 2021
おいしい冬支度 🎀#ラプンツェル #グリューワイン #KALDI #カルディ pic.twitter.com/ww7BLVPkwe
- ワインの色:赤ワイン
- 内容:赤ワイン、シナモン、クローブ、アニス、オレンジ、レモンなど
- 味わい:甘口
- アルコール度数:10.0%
- 価格:1,000ml 987円(税込)
カルディで買えるグリューワインとして人気を集めているボトルです。単品商品の他、お得な陶器カップ付きの「グリューワインセット」なども発売されています。
キュートなラベルデザインと温めるだけという手軽さで多くの食卓で親しまれています。
エーデルワイン 森のアダージョ ホットワイン
ホッと温まるホットワイン「森のアダージョ」🍷
— 株式会社エーデルワイン (@edelwein1962) February 6, 2025
寒波によって疲れが出ているかと思いますので、体を温めてゆっくりと大人のリラックスタイムに!
ホットワインで寒波期間、寒い冬を乗り切りましょう😊 pic.twitter.com/6YVlbTS1N6
- ワインの色:赤ワイン
- 味わい:甘口
- アルコール度数:6.5%
- 価格:360ml 530円(税込)
岩手エーデルワインよりリリースされている、甘口タイプのホットワインです。360mlという小さめサイズで買えるので、一人でホットワインを気軽に楽しみたい方にもぴったりです。
アルコール度数も6.5%と控えめで、カクテル感覚で親しむことができます。
ドクターディムース カトレンブルガー アップルシナモン グリューワイン
- ワインの色:白ワイン
- 内容:リンゴ・キウイ・ライムなど
- 味わい:甘口
- アルコール度数:8.5%
- 価格:750ml 1,375円(税込)
リンゴやキウイなど、フルーツを原料にしたフルーツワインです。フルーツ由来の甘さとシナモン・ハーブのニュアンスが絶妙に調和します。
甘みのある白ワインタイプのグリューワインなので、タンニンの強い赤ワインが苦手という方にも適しています。
【クリスマス・冬イベント向け】グリューワインの楽しみ方
グリューワインと相性の良いおつまみ・スイーツ
シュトーレン・プレッツェル・チョコレート
グリューワインの甘くスパイシーな香りには、ドイツの伝統菓子「シュトーレン」がぴったり。ラム酒漬けのドライフルーツやナッツが、グリューワインの香りと絶妙に調和します。
また、塩気のあるプレッツェルを合わせれば、甘じょっぱいコントラストで手が止まらなくなる美味しさに。濃厚なダークチョコレートとも相性が良く、口の中でスパイスとカカオが溶け合う瞬間は格別です。
チーズ・ナッツ・クリスマススイーツとのペアリング
クリーミーなカマンベールチーズやブルーチーズは、グリューワインの果実味とスパイスを引き立ててくれる存在。
ワインの温かさとチーズのコクが混ざり合い、冬の夜にぴったりの味わいを演出してくれます。
さらに、ローストしたナッツやクリスマスならではのスパイスクッキー(ジンジャーブレッドやシナモンクッキー)などの季節感あふれるスイーツも、グリューワインと好相性。温かいワインと共に味わえば、心も体もぽかぽかに。
ホームパーティーでのホットワインバーの作り方
カクテル風アレンジレシピの提案
グリューワインをパーティーの主役にしたいなら、「ホットワインバー」の設置がおすすめ。大きめの鍋にグリューワインを用意し、カットフルーツ(オレンジ・リンゴ・レモン)やシロップ、スパイスを小皿で並べれば、ゲストが自分好みにアレンジできる楽しい演出に。
シロップには、はちみつ、メープル、ジンジャーシロップなどを用意すると◎。炭酸水を加えて軽やかにしたり、シロップで甘みを足したりと、オリジナルホットワインカクテルを自由に楽しめます。
ブランデー・ラムを加えた大人向けアレンジ
大人の夜におすすめなのが、ブランデーやラム酒をプラスするアレンジ。ベースのグリューワインに少し加えるだけで、奥行きのある香りとリッチな味わいが加わり、贅沢な一杯に仕上がります。
特に、バニラビーンズやカルダモンを加えると、甘さ控えめのエレガントな風味に。年末年始やクリスマスのディナーシーンにぴったりです。
ギフト・プレゼント用グリューワインの選び方
名入れグラス・限定ボトルセット
冬の贈り物としても人気のグリューワイン。特にラベルやボトルデザインにこだわった限定エディションは、クリスマスギフトとして高い人気を誇ります。
カルディや成城石井などでは、クリスマス限定デザインのミニボトルセットなども販売されることがあります。
さらに、名入れグラスや木箱入りのセット商品などは、特別感のある贈り物として重宝されます。ワイン好きの方や、ホームパーティーのホストに贈ると喜ばれること間違いなしです。
ラッピング・メッセージカードの活用法
贈り物としての完成度を高めるには、ラッピングやメッセージカードのひと工夫がカギ。手書きのカードを添えるだけでも、温かい気持ちが伝わります。
特に冬場は、雪の結晶や赤・緑を使ったクリスマス風のラッピングが季節感を演出してくれます。
ワインボトル専用のギフトバッグやスリーブケースを使えば、見た目も華やかで、渡した瞬間に喜ばれるギフトに仕上がります。
【飲み方・温め方】グリューワインを美味しく飲む方法
温度は50〜55度くらいに温めよう
グリューワインは温めて飲むのが基本なので、既製品を買う場合も温めてみてください。ただし温めすぎて沸騰しないように注意です。あまりに熱くしすぎてしまうと、アルコールや香りが飛んでしまう恐れもあります。
50〜55度の温度帯で飲むと、飲みやすく、適度に体も温まりやすくなるのでおすすめです。
シュトーレンを合わせてみよう
グリューワインにあわせる食べ物といえば「シュトーレン」が定番です。シュトーレンは焼き菓子の一種で、バターをたっぷりと使った生地にドライフルーツやナッツを練り込んで作られます。洋酒が効いているのも特徴で、比較的長持ちしてくれます。
グリューワインの本場ドイツでもグリューワイン+シュトーレンの組み合わせでよく親しまれています。シュトーレンの甘味とグリューワインの甘味がマッチし、より豊かなデザートタイムにしてくれること間違いなしです。
【関連リンク】簡単&おしゃれ!ワインにぴったりのおつまみアイデア集を徹底的に紹介
まとめ
グリューワインは、寒い季節にぴったりのホットワイン。
赤ワインや白ワインにスパイスとフルーツを加えて温めることで、体がぽかぽかと温まり、リラックス効果も抜群です。
本格的なレシピで手作りするのも良し、市販品で手軽に楽しむのも良し。
シュトーレンやチーズなどのおつまみと合わせて、自分だけの冬のご褒美時間を演出してみてはいかがでしょうか?
クリスマスや冬のギフトとしても人気の高いグリューワイン。ワイン初心者の方も、甘口派の方も、この冬はぜひ一度その魅力を味わってみてください。
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