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ロマネ・コンティの値段|安いやつ~最高額の物迄実際どうなのか解説

ロマネ・コンティの値段|安いやつ~最高額の物迄実際どうなのか解説

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世界で最も有名かつ価格が高いワインとして知られる「ロマネコンティ」

ニュースやドラマ作品、漫画作品などに登場することもあるため、ワインにあまり詳しくないという方でもその名を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

実はひとことでロマネコンティと言っても、その中にはさまざまなボトルが存在しています。数千万円や数億円という価格がつけられるようなものもあれば、その一方でロマネコンティの中では比較的安い価格で販売されるものもあります

ここではそんなロマネコンティについて、価格の面から深掘りしていきます。

「ロマネコンティの最高額や最安値が知りたい」
「ロマネコンティの安いやつって実際どうなの?」

このように気になっている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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ロマネコンティは世界で最も高いワインである

ロマネコンティとは

まずはロマネコンティがどのようなワインであるのかをおさらいしましょう。

ロマネコンティは、フランス・ブルゴーニュ地方にて作られている超高級な赤ワインの銘柄です。もともとはブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村、ピノ・ノワールの特級畑の名前であり、この畑のブドウを使って作られる赤ワインだけが「ロマネコンティ」と名乗れます。

ブルゴーニュの畑の中には、面積が広く複数の生産者によって所有されている畑も存在します。しかしロマネコンティの畑はわずか1.8ヘクタールと非常に狭く、生産者はドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)社ただ一つというモノポール(単独所有畑)になります。

ロマネコンティはなぜ高いのか

ロマネコンティはなぜ高いのか
ロマネコンティが高額である理由は大きく2つあります。まずは特級畑でワインの品質が非常に高いこと、そして2つ目は面積の非常に狭い畑でかつモノポールであるため、リリース本数が少なく希少価値が高いことが挙げられます。

フランス・ブルゴーニュにはブドウ畑の格付けがあり、特級畑、一級畑、村名ワイン、地方名ワインといったようにランクが分かれます。
ブルゴーニュのAOC
特級畑はグラン・クリュとも呼ばれますが、特級畑として認められているのはブルゴーニュワインの中でもわずか1%しかありません。

ロマネコンティの畑は特級畑に認められる非常に優れた土壌で、周囲も特級畑に囲まれているという環境です。東南東に向く日当たりの良い場所にあり、複雑な地層の上には石灰質の土壌が広がっています。

このような環境で育つピノ・ノワールは、非常に芳醇な香りと濃厚な果実味を持ち合わせます。ロマネコンティのワインは複雑でありながらみずみずしさや軽快さもあり、中盤になると樽香やロースト香のようなニュアンスも広がっていきます。

プロや評論家からも非常に評価の高い味わいであり、当然ながら価格も高額になります。

ちなみにロマネコンティの生産本数は年平均6,000本程度です。少ないヴィンテージの場合、4,000本程度しか作られないこともあります。

わずか6,000本程度のワインが世界中で人気となるため、当然ながら入手自体が困難になり価格も高騰していきます。特にリリースから何年も経過した古いヴィンテージに関しては、入手難易度が高くなることから価格も上がると言われています。

同じロマネコンティでも値段が変わる

同じロマネコンティでも値段が変わる
世界最高峰のワインであるロマネコンティには、平均で1本に200万円ほどの価格がつけられています

ただしヴィンテージの違いで、同じロマネコンティでも価格が変わります。

基本的には当たり年と呼ばれるヴィンテージになると値段が高くなり、ブドウの作柄が悪いとされている年には値段が低くなるという傾向にあります。

それでは実際にどれくらい価格が違うのか、過去の例から見ていきましょう。

最高額のロマネコンティはいくら?

最高額のロマネコンティは、なんと日本円での価値が10億円を超えています。

10億円の値段がついたロマネコンティは、1945年ヴィンテージのジェロボアムサイズ(3Lサイズ)となっています。

1945年はヴィンテージ・チャートにおいて星5つの評価を得るほどの傑出した年でした。しかし春先にひどい霜が降ったことから、生産量自体は非常に少なかったと言われています。

この年のロマネコンティは約600本しか生産されず、例年の10分の1の量しかリリースされていません。また3Lのジェロボアムサイズは、わずか数本に限った生産だったそうです。

品質がよく、さらに希少価値が多いボトルという条件が重なった1945年のロマネコンティは、コレクターや投資家からの注目度が高くオークションで高額落札されることとなりました。

通常サイズのボトルに関しても、1945年ヴィンテージは5,000万円や6,000万円を超える値段で落札されたという実績があります。

なおジェロボアムサイズはただ瓶の容量が大きいというだけでなく、酸化が穏やかで保存状態が良く保たれやすいという利点があります。このようなボトルそのものの特徴も、ワインの高騰化の理由につながっていると見られます。

安いロマネコンティはどれくらいの値段?

安いロマネコンティはどれくらいの値段?
ロマネコンティのうち、安いボトルには100万円前後のボトルがあります。

ロマネコンティは平均価格が200万円前後、少なくとも1本で100万円は下らないと言われることがおおいです。そのため100万円前後のボトルは、ロマネコンティの中でもかなり安いと言えるでしょう。

ただし安いといってもおよそ100万円で、もちろんこちらは1本の価格になります。ブルゴーニュの特級畑ワインでも数十万円で買えるボトルがあるので、どんなに安いロマネコンティでも他のワインに比べた場合ははるかに高額であることが伺えます。

ロマネコンティはもともと特級畑のワインであり、作り手も超一流です。そのため作柄が良くないことや生産量が多いことが理由で他のヴィンテージより安くなることはあっても、高級品かつ超高品質であることには間違いありません

ロマネコンティの当たり年はいつ?ヴィンテージチャート

1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017
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※横スクロールで新しいヴィンテージまで確認できます。
※1〜5で、数字が大きくなるほど当たり年だと評価されています。

ロマネコンティのヴィンテージチャートは上表の通りです。

例えば近年のものだと2009ヴィンテージや2010ヴィンテージ、2015ヴィンテージなどが当たり年と評価されています。

当たり年のロマネコンティは価格も上がりやすいです。反対に当たり年でないロマネコンティは、価格的には狙いやすいです。

ただし近年は、どのヴィンテージでも高い値段になりつつあります。時間が経過すればするほど価格が上がっていくこともあるので注意しましょう。

ロマネコンティの安いやつは実際どうなのか

ロマネコンティの安いやつは実際どうなのか

当たり年に比べて早熟タイプが多い

当たり年に比べて早熟タイプが多い
ロマネコンティの安いボトルは、当たり年のボトルに比べるとやや早熟なタイプが多い傾向にあります。

ロマネコンティは全体的に長熟成を持つワインであり、20〜40年ほどの熟成期間があります。作柄が良い当たり年ボトルの中には、100年以上の熟成期間に耐え得るボトルも存在するとされています

これに比べると、安いロマネコンティはどちらかというと早熟タイプが多いと言えます。ただし日持ちしないというわけではなく、十分に熟成を楽しむことは可能です。

ワインセラーなどの最適な環境を用意し、保管をするようにしておきたいところです。

「特別な体験」であることには間違いない

「特別な体験」であることには間違いない
ロマネコンティの味わいは、ヴィンテージによって変わります。価格の安いヴィンテージと価格の高いヴィンテージでは、当然ながら香りのニュアンスや味わいも変わってくるでしょう。

ただしロマネコンティの場合、高ければ美味しい、安ければ美味しくないというわけでもありません。ロマネコンティは飲むことそのものが「特別な体験である」と表現されていて、その素晴らしさには価格はあまり関係しないと言えるでしょう。

ラベル不良で安くなっている場合もある

ラベル不良で安くなっている場合もある
ワインの値段は質の高さやヴィンテージのほか、見た目の状態でも上下することがあります。例えばラベル不良のワインなどは、状態の良いものに比べ安値がつけられることがあります。

例えばロマネコンティにおいても、ラベルが破れている、変色しているといったように状態が悪いものはやや価格が下がる場合があります

ただしラベルだけが破損している場合は、中のワインの味には影響はありません。そのためコレクション目的ではなく飲むためにロマネコンティを購入したいという方には、意外と狙い目であると言えます。

状態不良や偽物の品には注意する


値段の下がっているロマネコンティは、ワインの質が劣化している場合もあるので注意しましょう。液面低下していたり、コルクが傷んでいたりするワインは味が落ちていることもあります。

なお極端に値段が安いロマネコンティは、偽物という可能性もゼロではありません。ロマネコンティのような人気かつ高級なワインは、残念ながら偽物が出回ることも多いのです。

状態の良し悪しや偽物・本物の区別は素人目にはわからないこともあります。購入する際は信頼のおけるショップであるのか、適切な査定を受けたものであるのかを必ずチェックしておきましょう。

ロマネコンティではないDRC社ワインも

ロマネコンティを生産するDRC社(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)は、ロマネコンティ以外の畑も所有しています。ロマネコンティよりもやや安い価格帯のものがあるので、ぜひ合わせてチェックしてみましょう。

例えばDRC社の特級畑ワインには、ロマネ・コンティのほか以下のものがあります。

  • ラ・ターシュ・・・チェリーやベリー系の甘酸っぱさをもつ赤ワイン。
  • リシュブール・・・筋肉質なスタイルが特徴の赤ワインで長期熟成向き。
  • ロマネ・サン・ヴィヴァン・・・きめ細やかで繊細な要素を持つ、やや早熟な赤ワイン。
  • グラン・エシェゾー・・・華やか、女性的という言葉が似合う赤ワイン。
  • エシェゾー・・・ラズベリー、イチゴの香りやスパイシーなアロマを持つ赤ワイン。
  • モンラッシェ・・・DRC社の特級畑白ワインで、生産数はロマネコンティよりも少ない。

またこのほか、「ヴォーヌ・ロマネ」などの村名ワインもリリースしています。

DRC社のワイン作りをお手頃な価格で知りたい方は、このようなワインを選ぶのも一つの選択肢になってくるでしょう。

ロマネコンティや希少なワインの買取はリンクサスへ

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ロマネコンティはどれだけ安いボトルでも100万近い価格がつけられます。当然ながら、お酒買取査定においても高値がつく銘柄です。

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なおリンクサスの買取査定は、店頭買取出張買取宅配買取に対応しています。ワインは1本から、大量買取にも対応しているのでぜひご相談ください。
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まとめ

今回は価格面に注目しながらロマネコンティを解説しました。

ロマネコンティの平均価格は200万円前後と非常に高額で、世界のワインと比較しても非常に高額であることがわかります。中には1本に億越えの価格が付くボトルもあり、その価値は天文学的とも言えます。

安いボトルでも100万円は下らないと言われていて、資産的価値まで認められているワインです。安いといっても品質が劣っているわけではなく、素晴らしいワインであることには間違いありません。

リンクサスではロマネコンティの高額買取を実施しています。気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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