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マッカラン12年18年旧オールドボトルの新旧ラベル違いと買取価格

マッカラン12年18年旧オールドボトルの新旧ラベル違いと買取価格

リンクサス酒販
コレクターやウイスキーマニアの中で注目を集めている“旧ボトル”の存在。シングルモルトの頂点とも言われるマッカランにも、旧ボトルが多数存在しています。
今回はマッカランの中でも特に人気を集める旧ボトルを紹介していきます。違いを見分けるポイントや価値について知りたい方は必見です。
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シングルモルト「ザ・マッカラン」の歴史と特徴

シングルモルト「ザ・マッカラン」の歴史と特徴
マッカランは、正式名称を“ザ・マッカラン”とするスコッチウイスキーの銘柄です。世界的に高級品として有名な銘柄で日本にも流通量が多いため、名前を聞いたことがあるという方も多いかと思います。マッカラン蒸留所にて作られるシングルモルトウイスキーであり、格別な味わいは「シングルモルトのロールスロイス」の異名で呼ばれているほどです。
マッカラン蒸留所は、スコットランドの中でもスペイサイド地方にあります。スペイサイドのモルトは華やかで香り高くフルーティーなものが多いのが特徴であり、マッカランはまさしくスペイサイドモルトらしいゴージャスさを持っています。
そんなマッカラン蒸留所は1824年に政府に認定された蒸留所でもあり、とにかく歴史が長いです。今でもその歴史は受け継がれており、さまざまな種類のボトルがリリースされています。伝統的に小さな蒸留釜を使用するのがマッカランの個性であり、製造にコストがかかる分、濃密なウイスキーを生み出しています。また樽熟成にもこだわりを持っていて、シェリー樽を筆頭とする多彩な樽で原酒の作り分けをおこなっています。
現在日本では、大手メーカーとして有名なサントリーホールディングスがマッカランの輸入と販売をおこなっています。そのため高級銘柄ではありますが、現行品であれば比較的日本国内でも簡単に入手ができます

マッカランの旧ボトルとは?現行品にはない魅力のウイスキー

国内でも流通量が多くたくさんのファンに親しまれているマッカランですが、実は入手困難なレアボトルが存在します。いわゆる今は発売されていない、マッカランの「旧ボトル」がそれにあたります。
先ほども述べたようにマッカランには長い歴史があります。そのためマッカランは時代の流れと共に、リリースされるウイスキーが変化していきました。例えば「マッカラン12年」のボトルは、現在も発売されていますがラベルデザインやボトルデザインが複数回変更となっています。そして昔のデザインのボトルは、現在は公式にて購入できないため、レアものとして高い価値が付けられています
なお発売されていた時代が古ければ古いほど、旧ボトルの価値は高くなると言われています。これはマッカランに限らず、全ての歴史あるウイスキーに共通して言えることです。特に近年はウイスキーの価値が全体的に高まっているため、旧ボトルへの注目度も高くなっています。
またマッカランは、旧ボトルはデザインが違うだけでなく味にも違いがあると言われています。おそらく昔のボトルと今のボトルで、原酒の構成や樽の種類に違いがあるためだと考えられています。ウイスキーがお好きなら、昔のマッカランと今のマッカランを飲み比べてみても面白いかと思います。なお新旧どちらが優れているかは個人の好みにもよりますが、一般的には旧ボトルの方が高く評価されていて、「美味しい」「うまい」という感想が多く見受けられています。特にウイスキーマニアたちの中では、1950年代はマッカランの黄金期という噂もあり、この頃の原酒がブレンドされた旧ボトルには特に高い価値が付けられています。

マッカランの旧ボトル紹介!新旧の違いや価格について

<マッカラン12年>

1.マッカラン12年シェリーオーク(現行品)

  • アルコール度数:40%
  • 内容量:700ml
  • 価格:10,989円(税込)
マッカラン12年シェリーオークの現行品はサントリーより販売されています。厳選されたスパニッシュオーク樽で12年以上熟成させた原種を使ったウイスキーであり、いわゆるマッカランの中でも定番ボトルの位置付けです。1本1万円程度の価格で、リッチな気分を味わいたい時にちょうど良いボトルとも言えます。お土産やギフトにも選ばれることが多いです。
マッカランの現行品は、表面の「12」という数字がシンプルであるのが見た目の特徴です。外箱はブラックに近い色で高級感を感じられます。さらに背面ラベルにはSNSのアイコンがあり、まさに現代のマッカランであることが見てとれます。 味わいや香りはどちらかというとすっきりとした印象で、全体的にまとまった味で飲みやすいです。万人受けしやすいところが魅力であるものの、過去の濃厚なマッカランのファンだった方は“少し物足りない”と感じてしまうかもしれません。

2.マッカラン12年シェリーオーク 旧ボトル


マッカランの旧ボトルは、黒ではなくブラウンのような色味の箱に入っています。ラベルデザインも異なっており、12という数字が縁取りされています
旧ボトルは現行品よりシェリーらしい華やかな香りがあるのが特徴で、酸味があるパワフルな味わいです。スパイス感や若干の渋みもあり、いい意味での個性がある味わいと言えます。
マッカランの旧ボトルの価格はリリースされた年や状態にもよりますが2〜3万円と現行品よりもやや高値に高騰しています。

3.マッカラン12年シェリーオーク 90年代以前流通

マッカランの旧ボトルには、さらに古いものも存在しています。オールドボトルと呼ばれており、90年代よりもさらに前頃に流通していた歴史のある品です。 この頃のマッカランは、「MACALLAN」のロゴの字体やラベルが大きく異なるので現行品との違いを見分けやすいです。正面ラベルだけでなく肩部分のラベルの形や、ボトルそのもののデザインも変わっています。
このマッカラン12年はシェリー感が強く、スパイスと程よいボディ感も味わえます。「フルーティー」「まろやか」といった表現がぴったりで、まさにシングルモルトのロールスロイスと呼ばれるのに恥じないクオリティがあります。
時代の古いマッカランは12年ものでも1本10万円以上の値で取引されるケースがあります。今後さらに希少価値が上がり、高騰化していくとみられています。

<マッカラン10年>

1.マッカラン10年シェリーオーク※終売

マッカラン10年シェリーオークは、すでにメーカー終売となっているウイスキーです。そのため手に入れようとするなら旧ボトルを狙うしかありません。見た目はマッカラン12年の旧ボトルに似ていますが、はっきりと“10”という数字が書かれているのがわかります。
なお現行品にマッカラン10年のファインオークが存在していますが、同じ10年もののウイスキーであっても熟成樽などが違うので味わいも大きく変わってきます。シェリーオークはシェリーらしい華やかさが魅力であり、花のような香りや蜜のような味わい、ダイレクトに響くようなうまさがあります。
マッカラン10年は、現行品のマッカラン12年よりも高い評価がなされていて、10年ものながら熟成感を堪能できると人気です。それ故に入手困難なウイスキーでもあり、ネットショップなどでもほぼ見かけることができません。終売したのが2013年ごろと約10年前であるため、今ではプレミア品となっています。

2.マッカラン10年シェリーオーク 80年代流通

10年もののマッカランにも、旧ボトルよりさらに古いものが存在しています。1980年代ごろの商品がわずかですが市場に流通していることがあるので、見かけることができればラッキーです。
なお80年代以前のマッカランは、“The”のT部分の字体が変わっているのがポイントです。ボトルデザインも古く、飾っておくだけで趣を感じられるようなボトルです。

<マッカラン18年>

1.マッカラン18年シェリーオーク旧ボトル

マッカラン18年シェリーオークにも、現行品のほか旧ボトルが存在します。見た目の特徴は12年や10年の時と同様で、18の数字に縁取りがなされています。なおこちらの旧ボトルのほか、さらに古い70年代、80年代といったマッカラン18年も存在しています。
マッカラン18年の旧ボトルは非常に価値が高く、例えば70年代表記のものであれば60万円超えの値段がつけられているほどです。一般的な流通量は少ないですが、ウイスキーの取り扱いに強いバーなどで出会える可能性があるのでぜひ探してみましょう。

2.マッカラン18年 グランレゼルバ

マッカラン18年の旧ボトルの中でも注目しておきたいシリーズに“グランレゼルバ”があります。こちらは特別に貯蔵されたという意味を持つウイスキーであり、ボトルには蒸留年やボトリングの年数が表記されているのが特徴です。
例えばマッカラン18年のグランレゼルバには1979年、1989年、1981年、1982年がありますが、1979年のボトルは1979年に蒸留したものを18年熟成させ1997年にボトリングしたというウイスキーになります。高貴なシェリー感をできる個性派ボトルであり、1本が50万円以上の値段で取引されているような状況です。

<マッカラン25年>

1.マッカラン25年(現行品)

  • アルコール度数:43%
  • 内容量:700ml
  • 価格:220,000円(税込)
マッカラン25年は、現行品であってもなかなか手に入らないため希少価値が高いです。厳選されたスパニッシュオークの樽で熟成したというその味わいは、とにかくラグジュアリーで飲む人々を虜にしていきます。シェリーのニュアンスにウッドスモーク、そしてシトラスのような香りも現れ、余韻も長く堪能できます。
サントリー公式サイトによると定価な220,000円(税込)ですが、ネットの流通価格を見るとおよそ50万円以上の値がつけられている状態です。外箱が木箱になっているのも大きな特徴です。

2.マッカラン25年アニバーサリーモルト

マッカラン25年アニバーサリーモルトは、マッカランの旧ボトルでラベルに大きく25と書かれているのが特徴です。スコットランドでは25という数字は縁起が良いと言われていて、マッカラン25年アニバーサリーモルトは特別なウイスキーとして扱われています。
25年熟成の原酒が詰められたウイスキーで、ボトルやラベルを見ると蒸留年月が分かるようになっています。流通商品の中には1950年代蒸留など古いものもあり、1本が100万円以上の価格で取引されています

マッカラン旧ボトルの買取査定はリンクサスへ!

マッカラン旧ボトルの買取査定はリンクサスへ!
マッカランの旧ボトルはとにかく沢山の種類があります。もし買取査定をご希望であれば、お酒に特化した買取専門店に依頼することをおすすめします。お酒買取専門店ならプロの査定員がマッカランの査定を行うため、旧ボトルの種類や蒸留年などの違いと価値を細かく見極めることができます
お酒買取専門店リンクサスでは、ただいまマッカランの旧ボトルを買取強化しています。出張買取宅配買取店頭買取とお客様に合った方法で買取査定を行わせていただくのでぜひご利用ください。
もちろん旧ボトルではなく新しいマッカランの買取や、その他のウイスキー・お酒に関しても買取査定が可能です。「旧ボトルなのかどうかわからない」「持っているマッカランの今の価値が知りたい」という方も、まずは一度お気軽にご相談ください。

Q .マッカラン旧ボトルの買取価格はどれくらい?

マッカラン旧ボトルの買取価格はどれくらい?
マッカランの旧ボトルはそれぞれ価値が変わってくるので、モノを見ないとはっきりとした買取価格をお伝えすることは難しいです。ですがマッカラン12年と熟成年数が短いもので合っても、数千円〜数万円の買取価格が期待できます。熟成年数の長いマッカラン18年の旧ボトルになると、査定額が1本10万円超えのものも出てきます。1970年以前など、ボトリングの年が古ければ古いほど値段が上がります。
リンクサスは電話やオンラインLINEを利用した簡易査定にも対応しています。ラベルやボトルの写真を送っていただくと、買取価格の目安をお伝えできます。

Q .マッカランが高額買取になるポイントは?

マッカランが高額買取になるポイントは?
マッカランのような高級ウイスキーは、外箱や付属品の有無で査定額が大きく変化します。箱や冊子など付属品が揃っている“完備品”は査定額がUPするので、買取査定の際はぜひ揃えておくようにしましょう。
また旧ボトルなど古いウイスキーの場合、液面がどれだけ低下しているかも判断のポイントとなります。液面低下がほとんど見られない品の方が高額買取になるので、日頃から適切な温度・湿度で管理しておくように心がけましょう。
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まとめ

マッカランは新旧ボトルで味が大きく異なると言われています。旧ボトルはとりわけ評価が高く、「マッカラン12年」「マッカラン10年」など熟成年数の短いボトルでも高額取引の対象になるほどです。現行品よりもシェリー感が強くリッチな味わいであるため、機会があればぜひ比べてみてください。
さらにマッカランには18年の旧ボトル、グランレゼルバというレア品、25年アニバーサリーモルトなどのプレミアボトルも存在しています。市場ではなかなか手に入らないものなので、お持ちであればぜひ価値を調べてみてはいかがでしょうか。
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