「詳しいわけじゃないけど、ワインが好き」。
そんな気持ちを抱えている方は多いのではないでしょうか?
しかし、ワイン初心者にとっては、「どれを選べばいいのか」「どうやって楽しめばいいのか」がわからず、ハードルが高く感じることも。
本記事では、そんな初心者の方でも気軽に楽しめるよう、ワインの基礎知識や選び方、楽しみ方をわかりやすく解説します。
また、これから挑戦するのにぴったりなおすすめワインもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ワイン初心者のための基礎知識!国や品種の違いまとめ
ワインとはどんなお酒?
ワインとはそもそも、どんなお酒なのでしょうか。世界的な標準で見ると、「ブドウのみを原料とし、それをアルコール発酵させたお酒」となります。
“そんなのは当たり前”と思うかもしれませんが、冷静に考えてみましょう。日本には、“いちごワイン”など、〇〇ワインといった商品が展開されています。また、アルコール度数が高かれ少なかれワインといった表記になっているものもあるでしょう。
本来、ワインは“ブドウのみを原料”としていなければならず、ほかの果実を使ったりブドウにブレンドすることは禁じられているのです。
しかし、国によって法律が違っているため、上記の定義ではないワインも多く存在しています。そのため、ワインといった表記で混乱が起こってしまうのです。
ワイン初心者の方は、「ワインは本来、ブドウのみを原料としているお酒」と覚えておくことをおすすめします。
ワインの種類と特徴
赤ワイン、白ワイン、ロゼ、スパークリングの違い
ワインの種類は大きく分けて 赤ワイン、白ワイン、ロゼ、スパークリング の4つに分類されます。それぞれの特徴を理解することで、自分に合ったワインを見つけやすくなります。- 赤ワイン:赤ワインは黒ブドウの皮ごと発酵させて作られるため、渋みと濃厚な味わいが特徴です。肉料理やチーズとの相性が抜群で、温度は常温や少し冷やして飲むのがおすすめです。
- 白ワイン:白ブドウから作られ、爽やかでフルーティーな味わいが特徴です。魚料理やサラダとよく合い、冷やして飲むと美味しさが引き立ちます。
- ロゼワイン:赤ワインと白ワインの中間のような存在で、ピンク色が特徴です。軽やかで飲みやすく、食前酒や軽い料理にぴったりです。
- スパークリングワイン:炭酸を含むワインで、祝いの場や特別な日に人気があります。有名なものに「シャンパーニュ」があり、辛口から甘口まで幅広い種類があります。
そのほか、フランスジュラ地方でつくられているヴァンジョーヌ(黄ワイン)や、ワインにハーブなどを漬込む混成酒など、いろいろなワインがあります。
もちろん、赤ワインの中にもさまざまな種類のワインがあるなど、ワインの世界は無限大です。ワイン初心者の方は、全てを覚えようとするのではなく、まず上記の基礎を押さえた上で好きなワインを自由に選ぶようにしたいところです。
甘口と辛口の違い
ワインを選ぶ際に「甘口」「辛口」という表現を耳にすることがありますが、これはワインの糖分量によって決まります。- 甘口ワイン:ブドウの甘みを残したワインで、初心者におすすめです。デザートワインやフルーティーな白ワインが該当します。
- 辛口ワイン:糖分が少なく、すっきりとした味わいが特徴です。料理に合わせやすく、白ワインやスパークリングワインに多いタイプです。
もちろん、辛口とはいえ果実やアルコール由来の甘さを感じたり、香りの華やかさから甘さを感じることはあります。
あくまで、甘口ではないと覚えておくとわかりやすいかもしれません
一方でワインの甘口とは、その名の通り甘いワインを意味しています。甘口ワインが甘い理由は当然糖分ですが、世界のワインは糖分を添加しているのではなく、あくまで自然のアルコール発酵の過程で調整されています。
- エクストラ・ブリュット 残糖度0~6g/l
- ブリュット 残糖度12g/l
- エクストラ・ドライ 残糖度12~17g/l
- セック 残糖度17~32g/l 類
- ドゥミ・セック 残糖度32~50g/l
- ドゥー 残糖度50g/l以上
ワインボトルの裏ラベルなどに表記があるため、それらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ワインの産地と品種
フランス、イタリア、チリなど主要産地
ワインは産地によって個性がほぼ決まっています。フランスやイタリア、ドイツをはじめとした伝統国。また、アメリカやチリ、オーストラリアなどの新世界と呼ばれるワイン生産国など、世界全体でワインがつくられている傾向です。
ワイン初心者の方が全ての国の特徴を押さえることは難しいですが、大きくわけるとこのような違いがあります。
- 伝統国=複雑性のあるワイン
- 新世界ワイン=明るくわかりやすい味わいのワイン
以下は初心者にも馴染みのある主要産地です。
- フランス:ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュなど、多彩なワイン産地があります。高級ワインから手頃なものまで幅広い種類が楽しめます。
- イタリア:世界最大のワイン生産国で、ピエモンテやトスカーナが有名です。赤ワインも白ワインも種類豊富で、料理との相性も抜群です。
- チリ:近年、日本で人気が高まっている産地です。コスパが良く、初心者でも手軽に楽しめる赤ワインや白ワインが多いのが特徴です。
カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなどの代表品種
「ワインの品質は全て、ブドウで決まる」。ワインの世界には、この定説があります。
本来、どんどん加工して理想の味わいに近づけるのが現代的な方法と考えられますが、ことワインは、どんどん人的介入を無くす、「完全に自然に任せる」といった方法へと製造方法が進んでいるお酒です。
そうなれば、より原料となるブドウの品質や種類が重要視されることでしょう。
ワイン初心者の方でワインを選ぶ際、代表的な品種を知っておくと、ワイン選びがスムーズになります。
- カベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン):世界中で最も広く栽培されている品種で、濃厚な味わいと深い渋みが特徴です。牛肉料理やチーズとよく合います。
- メルロー(赤ワイン):カベルネよりも柔らかい味わいで、初心者にも飲みやすい赤ワインに多く使われます。
- シャルドネ(白ワイン):フルーティーな味わいとコクのある風味が特徴です。魚介料理やクリーム系の料理に合います。
- ソーヴィニヨン・ブラン(白ワイン):すっきりとした酸味と爽やかな香りが特徴で、サラダや軽い前菜にぴったりです。
初心者でも失敗しない!ワインの選び方ガイド
【ポイント1】初心者は「軽め・フルーティー・甘口」から始めよう
最初に選ぶべきは、渋みが少なくて飲みやすいワイン。赤ワインならライトボディ、白ワインならフルーティーなタイプを選ぶと良いでしょう。以下がおすすめのスタイルです:- 軽めの赤ワイン:渋みが控えめで、果実味を感じられるピノ・ノワールやガメイ。
- フルーティーな白ワイン:酸味が少なく、果実の甘さが際立つリースリングやモスカート。
- 甘口ワイン:初心者でも飲みやすい甘口の白ワインやロゼワイン。デザート感覚で楽しめます。
【ポイント2】価格で選ぶなら1,000〜3,000円が狙い目
ワインは、ワンコインで購入できるものから、数十万円を超えるものまで幅広くあります。この価格差は、味わいも関係しますが、希少性です。
価格が高くなるほど土地の味わいが強く、生産者の哲学が反映されていると考えるとよいでしょう。
ただし、安いワインが美味しくないわけではありません。例えば、1,000円から3,000円のワインは、生産者が目指す味わいがよくわかるといわれているなど、玄人にも大人気です。
安いワインは「わかりやすい」、中程度のワインは「少し玄人向き」、高額なワインは「生産者の哲学が詰め込まれている」と考えると選びやすくなります。
初心者が最初に挑戦するな<です。
- 1,000円台:スーパーで気軽に購入できる価格帯。安くても十分美味しいワインが揃っています。
- 2,000〜3,000円台:ちょっと特別な日のディナーやギフトにも最適。香りや味わいのバランスが良いものが多いです。
【ポイント3】ワイン選びに役立つ!ボトルラベルの読み方
ワイン選びで困ったときは、ラベルを読むことでヒントが得られます。特に以下の3つのポイントをチェックしましょう。
- ヴィンテージ(Vintage):収穫年を表し、その年のブドウの出来を示します。初心者は新しいヴィンテージか、飲み頃とされるものを選ぶと安心です。
- アルコール度数:11〜14%が一般的です。軽めに飲みたい場合は、アルコール度数が低いワインを選びましょう。
- 産地(Appellation):産地によってワインの味わいが異なります。代表的な産地には、フランスの「ボルドー」や「ブルゴーニュ」、イタリアの「トスカーナ」などがあります。
ワイン初心者必見!ワインの楽しみ方を知ろう
ワイングラスで楽しむのが◎
ワイン初心者がワインを飲むなら、ワイングラスがおすすめです。普段、ワインを飲み馴れていない方は、自宅にあまりワイングラスを持っておらず普通のコップを利用しているかもしれません。
ワイングラスは、ワインの香りと口当たりを最大限活かすためにつくられているグラスです。ワインは、香りを楽しむことが大前提であり、その香りから魅力を理解することができます。
ワインの種類によってワイングラスにも選ぶべき種類はありますが、まず一般的なテイスティンググラスを用意しておくとよいのではないでしょうか。
色々な銘柄を飲み比べしてみよう
ワイン初心者がワインを楽しむのであれば、飲み比べにチャレンジしましょう。ワインは、1本ずつ飲んでも意外に記憶に止めておくのが難しいお酒です。
例えば、ソーヴィニヨン・ブランを原料としたワインを、生産国別に3本飲み比べしてみましょう。
同じ原料であっても、その違いに驚くはずです。飲み比べすることにより、自分の好きな味わいが見つかったり、意外な発見をすることができます。
ゲーム感覚でワインを飲み比べするだけで、意外にワインに詳しくなれるのではないでしょうか。
さまざまな料理とのペアリングに挑戦しよう
ワインの醍醐味は、何と言ってもフードペアリングです。しかし、赤には肉、白には魚、とりあえずチーズであれば良いといったペアリングでは、ワインの魅力を知ることはできません。
もちろん、ペアリングはテクニックと経験が必要ですので、ワイン初心者には難しいでしょう。だからこそ、あまり型にはまらず、どんどんペアリングしてみてください。
じつは、赤ワインとお好み焼きがよい相性だったり、ボリューミーな白ワインだったらバターソースのステーキと合うなど、いろいろな発見ができるはずです。
ワイン初心者だからこそ、型にはまらない楽しく自由なペアリングで遊んでみましょう。
ワインのおつまみ18選!赤白ロゼ・スパークリング別や簡単レシピ
ワインを美味しく飲むための温度を知ろう
ワインは適切な温度で飲むことで、香りや味わいを最大限に引き出せます。種類ごとに理想的な温度を知っておくと、より美味しく楽しめます。
赤ワインは「室温で飲む」と言われますが、実際には少し冷やすのが理想です。軽めの赤ワインは12〜15℃、重めの赤ワインは15〜18℃が適温です。冷やしすぎると渋みが強くなるので注意しましょう。
白ワインは冷やすことで、フルーティーな香りと爽やかな酸味が際立ちます。辛口は8〜12℃、甘口は6〜10℃が目安です。冷蔵庫で1〜2時間冷やしておくと適温になります。
スパークリングワインは6〜8℃が適温です。炭酸の爽快感を楽しむために、しっかり冷やすことが大切です。ただし、冷凍庫で急速に冷やすと風味を損なうため、冷蔵庫で2〜3時間冷やしましょう。
ロゼワインは8〜12℃で飲むのがベスト。冷やすことで軽やかな味わいを楽しめます。
温度管理はワインを美味しく楽しむための基本です。ワインクーラーやアイスバケツを活用し、適温を保ちながら楽しんでみてください。
【1,000〜5,000円台】初心者におすすめのワイン10選
ここからは、ワイン初心者におすすめのワインを紹介していきます。気になったワインがある方は、ぜひチェックしてみてください。
コノスル シラー レゼルバ エスペシャル ヴァレーコレクション
ワイン初心者におすすめの1本といえば、コノスルです。チリの名門ワイナリーが手がけるワインで、単一品種で幅広いワインを生み出しているところが特徴とされています。
そんな中、こちらはシラーを中心にさまざまな品種がブレンドされた特別なコノスル。
フランスであれば倍以上の価格はするであろう、ハイクオリティな仕上がりとなっているため初心者にはおすすめです。
ラベルもシックなデザインなので、より特別な雰囲気を楽しめるでしょう。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Cono Sur(コノスル) | シラー85 % カべルネ・ソーヴィニヨン6 % カルメネール5 % マルベック4 % | 2013 | チリ |
シャーウッド・エステート ストラタム ソーヴィニヨン・ブラン
ソーヴィニヨン・ブランらしい香りと味わいで人気のワイン。ソーヴィニヨン・ブラン100%のワインを知るのであれば、ワイン初心者にはこちらのワインがおすすめです。
無農薬、化学肥料不使用など、自然に配慮したブドウ栽培・ワインづくりで知られる生産者で、安全性を意識する飲み手にも支持されています。
フレッシュで生き生きとしていながらも、リッチで凝縮した果実味が特徴の品質の高い1本となっています。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Sherwood Estate(シャーウッド・エステート) | ソーヴィニヨン・ブラン100% | 2015 | ニュージーランド |
シャトー・ラルジャンテール
ワイン初心者がまず知りたいのは、フランス・ボルドーのワイン。その中でも、格付けシャトーの点在するメドックは外せない存在です。
同産地の中でも、とくにコストパフォーマンスが高く、ボルドーの真髄を理解しやすいのがこちらの1本。コンクリートタンクとステンレスタンクを使用するなど、品質へのこだわりはボルドー随一。
カベルネ・ソーヴィニヨンが主体ながら、スパイシーなベリーに熟したメルロのニュアンスがあるなど、柔らかな飲み心地を楽しむことができるでしょう。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
シャトー・ラルジャンテール | カベルネ ソーヴィニヨン 55%、メルロ30%、プティ ヴェルド15% | 2016 | フランス |
ガヴィ デル コムーネ ディ ガヴィ ブリク サッシ
わかりやすいだけではない、深い味わいを楽しめるイタリアの白がこのワイン。バローロやバルバレスコを提供するイタリアきっての高級ワイン産地ピエモンテ州の白ワインは、大変珍しく魅力的です。
石灰質の泥灰土壌といった恵まれた土壌で育てられた土着品種コルテーゼを原料に、美しい白ワインを醸します。
フローラルなアロマを感じながらも、ミネラル感が豊富なハイクオリティなワイン。コストパフォーマンス抜群な、ワイン初心者にはぜひ飲んでほしい1本です。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
ロベルト サロット | コルテーゼ | 2017 | イタリア |
クマ オーガニック シラー
新世界ワインの中でも代表格といわれているのが、クマ。アルゼンチンのカファジャテ産のワインは、至宝とも称されています。
「高品質なワイン『しか』造れない」といわれているこの産地から生み出される、オーガニックのシラーは凝縮感が素晴らしい1本です。
非常にジューシーで柔らかな口当たりながら、果実の風味が豊かで、タンニンとスパイスがエッジを効かす、ユニークな印象。
ちょっぴり背伸びしたいワイン初心者には、ぜひチェックしてほしい1本です。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Michel Torino Cuma Organic | シラー | 2017 | アルゼンチン |
オノロ ベラ リオハ
一目見たら忘れられないビジュアルが特徴の1本。ワイン初心者にとって美味しかったらリピートしたいと思っても、そのワインを忘れてしまうところが難点です。
しかし、この絵画のようなデザインのラベルであれば、次回も手に取ることができるでしょう。
ちなみに原料となるブドウの育つ土壌は石灰岩を多く含む、粘土石灰質土壌をメインとした恵まれた土壌。全体の10%にフレンチオークを使用し5ヶ月熟成など、繊細かつリッチな味わいに仕上げられています。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
ヒル・ファミリー・エステーツ | テンプラニーリョ | 2016 | スペイン |
クラッカージャック・スパークリング・シラーズ
英語で「秀逸な」という意味をもつ、クラッカージャックの名を冠した赤ワイン。赤でありながらスパークリング仕立てとなっているため、赤ワインはちょっぴり苦手といったワイン初心者でも美味しく飲むことができます。
こちらのワインは、特に肉に合うことで知られており、強い果実味とほどよい炭酸がジューシーな肉汁、そして脂と調和します。
焼肉などの肉料理にはもちろん、分厚いステーキなどを楽しむ際のお供として使ってみてはいかがでしょうか。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
ウィンガーラ・ワイン・グループ | シラーズ | 2012 | オーストラリア |
フレシネ コルドンネグロ
世界レベルのスパークリングワインを飲んでみたい。そんなワイン初心者は、まずこのフレシネからスタートさせることをおすすめします。
こちらのワインのカテゴリは、スペインのスパークリングワイン「カバ」で、シャンパンと同じ瓶内二次発酵でつくられている逸品です。
スペインが誇る伝統品種をバランスよくブレンドしており、酸味と果実の甘み、繊細な泡、奥深い風味など完璧な味わいを楽しめます。
コストパフォーマンスにも優れた、毎日でも飲みたい1本です。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Freixenet | パレリャーダ 40%/マカベオ 35%/サレーロ(チャレロ) 25% | 2012 | スペイン |
ルイ・レグインガ インテンサス
伝統国のワイン産地の中でも、ワイン初心者が知るべき国といえばポルトガルです。とくに土着品種からつくられる赤ワインはフルボディでありながらタンニンがやわらかく、数十年の熟成を経たかのような魅力を感じることができます。
良く熟した果実のアロマと丸みのある果実味とタンニン、余韻も長く、一級品といっても過言ではない素晴らしい赤ワインです。
日常的に使いやすい価格帯など、コストパフォーマンスに優れた1本となっています。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Rui Reguinga(ルイ・レグインガ) | アレンテージョ | 2017 | ポルトガル |
ムートン・カデ ソーヴィニヨン・ブラン
ボルドー1級シャトーが手がけるカジュアルラインの白ワイン。
『世界で一番愛されているボルドーワイン』と称されているブランドで、ハイクオリティなボルドーの味わいながらコストパフォーマンスに優れた商品を数多く生み出す、ワイン初心者に人気のブランドです。
こちらのワインはボルドーでは珍しいソーヴィニヨン・ブラン100%の白ワインで、『2013チャレンジインターナショナル・デュ・ヴァン』で金賞を受賞。
画一的ではない、あらたなボルドーの白を知ることができる必飲の1本でしょう。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
バロンフィリップロスチャイルド | ソーヴィニヨンブラン | 2013 | フランス |
自宅でワインを楽しもう!ワインの開け方と保存方法
ワインの栓を上手に開ける方法
コルク抜きの使い方
コルク栓のワインを開けるには、ワインオープナーを使います。まず、ボトルの口を覆っているキャップシールをカッターで切り取り、ワインオープナーのスクリューをコルクの中央に垂直に差し込みます。
スクリューを奥まで回し入れたら、オープナーのテコを利用してゆっくりコルクを引き抜きましょう。最後に手で軽く引き抜くとスムーズです。
スクリューキャップの開け方
スクリューキャップのワインは回すだけで簡単に開けられます。手でしっかりとキャップを持ち、反時計回りに回すと開封できます。
初心者にも扱いやすく、アウトドアやカジュアルな場面に最適です。
ボトル開封後の保存方法は?
(*´꒳`*) ワインが1本飲みきれない…そんな時ってありますよね!🍷
( *`ω´) そんなときはこちら!ドドン
(*´꒳`*) ポンプでお手軽にに空気をぬけるバキュバン!フタをきゅっとしてポンプでしゅぽしゅぽするだけ!
( *`ω´) 家飲みに欠かせないアイテム!
(*´꒳`*) 以上通販風にお送りしました! pic.twitter.com/1Oc27XwgFA
— ビック酒販🍷 (@bic_shuhan) March 8, 2020
開封したワインは空気に触れることで酸化が進み、風味が変わってしまいます。そのため、できるだけ早く飲みきるのが理想ですが、保存する場合は以下の方法を試しましょう。
- 冷蔵庫での保存 開封後のワインは必ず冷蔵庫に入れましょう。赤ワインも例外ではなく、冷蔵庫で保存することで酸化を遅らせることができます。飲む際は、赤ワインなら少し常温に戻してから楽しむと良いでしょう。
- バキュームポンプを使った保存 専用のバキュームポンプを使い、ボトル内の空気を抜くことで酸化を防ぎ、風味を保てます。これにより、保存期間を1〜2日程度延ばすことが可能です。
未開封ワインの保存は温度・湿度に注目
未開封のワインを長期間保存する際は、温度と湿度を適切に管理することが重要です。
- 温度管理 ワインの適切な保存温度は10〜15℃です。高温になると劣化が進み、低温すぎると風味が損なわれるため、一定の温度を保つことが大切です。直射日光の当たらない涼しい場所で保存しましょう。
- 湿度管理 湿度は60〜70%を保つのが理想的です。湿度が低すぎるとコルクが乾燥して縮み、空気が入りやすくなり、ワインが劣化してしまいます。適切な湿度を保つことで、コルクの状態を良好に保てます。
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- ワインをキレイにしておく
- 付属品があると高価買取
- 当たり年のワインは高価買取
- なるべく早く売る
- 正しく保存する
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まとめ
ワインの世界は広く奥深いため、初心者には難しく感じるかもしれません。しかし、基本を押さえれば、どなたでも自分に合った美味しいワインを見つけ、楽しく味わうことができます。
本記事でご紹介した基礎知識や選び方を参考に、気軽にワインライフを始めてみてください。
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