ニッカ竹鶴(Taketsuru)とは、1988年にニッカウヰスキー創業者で「日本ウイスキーの父」と称される竹鶴政孝の名を冠して誕生した、ジャパニーズ・ブレンデッドモルト(ピュアモルト)の最高峰ブランドです。北海道の余市蒸溜所(力強くスモーキー)と宮城県の宮城峡蒸溜所(華やかでフルーティ)という、竹鶴政孝氏が手がけた二つの対照的な蒸溜所のモルト原酒のみをブレンドし、グレーン原酒を一切含まないことで、単一蒸溜所では到達できない複雑性と調和を実現しています。「最高の敬意を込めて創業者に捧げる」というニッカウヰスキーの理念が結実した、日本を代表するモルトウイスキーです。
竹鶴最大の特徴は、性格の異なる二大蒸溜所のモルトを掛け合わせる「ヴァッティングの妙」にあります。余市由来の重厚なピート香とコク、宮城峡由来の軽やかなフルーティさが一本のなかで溶け合い、ドライフルーツ・ナッツ・ほのかなスモークが織りなす奥行きのある味わいを生みます。現行の「竹鶴ピュアモルト(ノンエイジ)」を中心に、2020年に惜しまれつつ終売となった「竹鶴17年」「竹鶴21年」「竹鶴25年」といった年数表記ボトルは、世界的な受賞歴と希少性から二次流通市場で高値で取引される、コレクター垂涎の銘柄です。
ニッカ竹鶴の特徴・哲学
- 創業者・竹鶴政孝に捧げるピュアモルト — 1988年誕生、ニッカの理念の結晶
- 余市×宮城峡の二大蒸溜所をブレンド — 対照的な個性の調和
- モルト原酒のみ・グレーンを含まない — ブレンデッドモルトの最高峰
- ドライフルーツとナッツの香味 — ほのかなスモークが包む奥行き
- 世界最優秀ブレンデッドモルトの受賞歴 — 国際的に認められた品質
- 年数表記ボトルの終売と希少性 — コレクターズアイテムとしての価値
主要ラインナップ
- 竹鶴ピュアモルト(ノンエイジ・現行品) — 700ml、バランス良くドライフルーツとナッツ、入手しやすい定番
- 竹鶴12年(旧ボトル) — 700ml、軽快で親しみやすい終売の中堅
- 竹鶴17年(2020年終売) — 700ml、完熟フルーツとスパイス、世界最優秀受賞
- 竹鶴21年(2020年終売) — 700ml、深いコク・チョコレート・タバコ、世界的銘酒
- 竹鶴25年(2020年終売) — 700ml、極めて複雑な長熟原酒の極み
- 竹鶴35年 — 700ml、超長期熟成の超希少ボトル
- 竹鶴ピュアモルト リミテッドエディション — 700ml、限定リリースの特別仕様
- 旧竹鶴ピュアモルト(年数表記なし旧ラベル) — 700ml、現行前のオールドボトル
ニッカ竹鶴の国際的評価・受賞歴
竹鶴の世界的評価は数々の受賞歴に裏付けられています。「竹鶴21年ピュアモルト」はワールド・ウイスキー・アワード(WWA)で複数回にわたり世界最優秀ブレンデッドモルトに選出され、「竹鶴17年」も国際的な品評会で最高評価を獲得するなど、長年にわたり世界のトップに君臨するブレンデッドモルトとして知られます。「最も美しいブレンデッドモルト」と評される調和の取れた香味は、ジャパニーズウイスキーの国際的地位を押し上げる原動力となりました。創業者・竹鶴政孝の物語はNHK連続テレビ小説の題材にもなり、ブランドの知名度と人気をさらに高めています。終売後はその希少性も相まって、世界中のコレクターと愛好家から絶大な支持を集めています。
ニッカ竹鶴の飲み方・楽しみ方
竹鶴はブレンドの妙を最も堪能できる「ストレート」が王道で、特に17年以上の長熟ボトルはこの飲み方が推奨されます。「ロック」では大きめの氷でゆっくりと香味が開き、現行のピュアモルトに最適。「トワイスアップ」(常温の水1:1)では隠れたフルーティさが花開き、繊細なアロマを楽しめます。現行のノンエイジは「ハイボール」にすると余市由来のスモークと宮城峡由来の華やかさが爽やかに引き立ち、食中酒としても活躍します。料理とのペアリングは寿司・天ぷらなどの和食、ハードチーズ、ドライフルーツとナッツ、ローストビーフ、ダークチョコレートとの相性が抜群で、ナッツ感とコクが料理の余韻を深めます。
ニッカ竹鶴の買取・投資価値
竹鶴は未開封で「ピュアモルト(ノンエイジ・現行)」が5,000〜10,000円、「竹鶴12年(旧)」が15,000〜30,000円、「竹鶴17年」が30,000〜60,000円、「竹鶴21年」が80,000〜150,000円、「竹鶴25年」が200,000〜400,000円、「竹鶴35年」が数百万円規模、「リミテッドエディション」が30,000〜80,000円が買取相場の目安です。「2020年の年数表記終売」「世界最優秀ブレンデッドモルトの受賞歴」「創業者・竹鶴政孝の物語性」というブランドストーリーから、竹鶴17年・21年・25年といった終売ボトルは近年安定したプレミア取引を維持しています。箱・付属品の有無、ラベルや液面の状態によって査定額が変動するため、保管状態の良いボトルほど高値が付きやすい傾向にあります。
リンクサス酒販のニッカ竹鶴取り扱い
リンクサス酒販では、入手しやすい現行の「竹鶴ピュアモルト(ノンエイジ)」から、終売で希少性が高い「竹鶴17年」「竹鶴21年」「竹鶴25年」、さらに超長熟の「竹鶴35年」やリミテッドエディション・旧ラベルのオールドボトルまで幅広く取り揃え、専門スタッフがボトル状態・ラベル・キャップシール・液面・専用箱や付属冊子・正規流通ラベルを厳密に確認した上で出品しています。並行品・正規品を明確に区別表示し、買取査定・真贋鑑定・贈答ラッピング・限定ボトルの入荷案内にも対応。日本ウイスキーの父が遺した名門ピュアモルト、ニッカ竹鶴を安心してお選びいただけます。