竹鶴ピュアモルト黒ラベルと白ラベルの違い|定価と見分け方
「竹鶴の黒ラベル」を探している人が知りたいのは、今の白いラベルと中身が違うのか、そして今いくらで買えるのかです。当店の検索データ(2026年6月1日〜9月19日)では、この記事が表示された検索語のうち表示回数が最も多いのは「竹鶴 黒ラベル」(表示528回・平均2.6位)、次が「竹鶴 旧ラベル」(表示396回・平均4.7位)でした。この記事は、アサヒビールが2013年と2020年に出した発表文と現在の商品情報ページで違いを確かめ、当店の在庫26商品561本の価格を並べます。飲み比べの感想ではなく、公式の記載と当店のデータで書きます。
黒ラベルと白ラベルとは|2013年発売の旧ボトルと2020年からの現行品

「黒ラベル」「白ラベル」は通称で、メーカーの商品名はどちらも「竹鶴ピュアモルト」です。アサヒビールの発表によると竹鶴ブランドは2000年に誕生し、年数を表示しないノンエイジの竹鶴ピュアモルトは2013年8月5日の発表で、2013年9月25日に全国で発売するとされました。これが黒ラベルです。2020年3月31日にリニューアルされ、「竹鶴」のロゴを大きく配したラベルに変わりました。これが白ラベルで、現在も売られている品です。
| 項目 | 黒ラベル(旧) | 白ラベル(現行) |
|---|---|---|
| 発売日 | 2013年9月25日 | 2020年3月31日(リニューアル) |
| 容量 | 700ml・500ml・180ml・50ml | 700ml |
| 度数 | 43% | 43% |
| 発表時の価格 | オープン価格(参考小売価格の記載なし) | オープン価格・参考小売価格4,000円(税別) |
| 販売数量 | 「限定商品ではありません」 | 年間22,000箱の数量限定 |
| ラベルの図柄(発表文の記載) | 竹鶴政孝と、創業当時の余市蒸溜所のキルン塔 | 「竹鶴」のロゴ、竹鶴政孝のサイン、ニッカのエンブレム |
| 原酒の書き方(発表文の記載) | ニッカウヰスキーが保有する、数多くのモルト原酒 | 余市・宮城峡の両蒸溜所の数多くのモルト原酒 |
表はすべてアサヒビールの2013年と2020年の発表文の記載です。2013年9月25日には、数量2,900本の「竹鶴ピュアモルト シェリーウッドフィニッシュ」も同時に発売されています。この記事の以前の版は、原酒や当時の定価、飲み比べの感想を出所なしで書いていたため、発表文の記載に置き換えました。
何が変わったか|公式発表で比べる原酒・香り・ラベル

原酒の書き方が変わった
2020年の発表は、白ラベルについて「余市モルトの原酒使用比率を高めることで、コクや香ばしいピートの余韻を付与させました」と書いています。宮城峡のモルトを土台に、余市のシェリー樽原酒と余市のピート原酒を使うという説明です。2013年の発表は、黒ラベルのキーモルトをシェリー樽モルトとリメード樽モルト(鏡板を新しい材に替えた樽で熟成した原酒)としていますが、蒸溜所の名前は書いていません。
黒ラベルに「スコットランドの原酒が入っていたのでは」という説は、ウイスキー図書館(個人ブログ)などが紹介しています。アサヒビールのジャパニーズウイスキー表示基準についてのページは、ニッカが「スコットランドにベン・ネヴィス蒸溜所を保有するなど海外から様々な原酒(輸入原酒)を調達してきました」と書いています。ただし黒ラベルに輸入原酒を使ったかどうかは、当店が確認したアサヒビールとニッカの公式ページ(出所欄の7ページ)には書かれていません。当店は「使っていた」とも「使っていない」とも書きません。
確かめられるのは現行品の側です。アサヒビールの竹鶴ピュアモルトの商品情報ページは、白ラベルを「日本洋酒酒造組合の定めるジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品」と書いています。この基準は2021年2月に定められ、アサヒビールのページでは2024年4月1日から施行とされています。
香りと味の公式表現
メーカーが書いた香りと味の言葉を、時期ごとに並べます。当店が飲んで書いた感想ではありません。
| 出所 | 対象 | 香り・味の記載 |
|---|---|---|
| 2013年8月の発表 | 黒ラベル | やわらかなモルト香と甘くバニラのような熟成香、なめらかな口当たり、フルーティーでまろやかな味わい |
| 2020年1月の発表 | 白ラベル | 甘くやわらかな香りと果実を思わせる華やかな香り、モルトのコク、穏やかな樽香やピート香を伴う甘くほろ苦い余韻 |
| ニッカ公式ブランドサイト(2026年9月29日確認) | 白ラベル | 香り:りんご・杏、トースト・バニラ/味:バナナ・ネーブルオレンジ、モルトの厚みとピートのコク/余韻:ビターチョコ |
黒ラベルの記載に「ピート」の語は無く、白ラベルの記載には二つとも入っています。2020年の発表が余市モルトの原酒使用比率を高めたと書いていることと合っています。ニッカ公式ブランドサイトは、竹鶴ピュアモルトがWorld Whiskies Awards 2023で「World Best Blended Malt Whisky」を受け、International Spirits Challenge 2024で金賞を受けたと載せています。
鑑定チームの見方
リンクサス酒販 鑑定チーム
公式の言葉で比べると、黒ラベルは「まろやか」「バニラ」、白ラベルは「ピート」「コク」が目立ちます。ただし発表文は販売のための文章で、同じ条件で並べて比べたものではありません。黒ラベルは2020年のリニューアルから6年以上たっており、保管の状態でも味は変わります。ラベルの色で優劣を決めるより、まず現行の白ラベルを基準に飲み、黒ラベルは「以前の配合を知るための一本」と考えるのが当店の見方です。
「竹鶴ピュアモルト黒ラベルと白ラベルの違い|定価と見分け方」に関連するおすすめ商品
ここではニッカ竹鶴の在庫から一部を掲載しています。価格・在庫・箱の有無は各商品ページでご確認いただけます。
当店の在庫|白ラベル376本・黒ラベル58本と竹鶴26商品

2026年9月29日時点で、当店で公開中かつ在庫がある「竹鶴」の名が付くウイスキーは26商品・561本です(商品名に「竹鶴」を含み、種類が「ウイスキー」の商品。竹鶴の名が付くブランデー1商品は除いています)。このうち白ラベル700ml(国内版)が376本で、全体の67.0%を占めます。
白ラベルと黒ラベルの在庫と価格
| 商品 | 種類 | 当店価格 | 在庫 |
|---|---|---|---|
| 白ラベル 700ml | 箱なし | 9,350円 | 261本 |
| 白ラベル 700ml | 新箱 | 10,450円 | 81本 |
| 白ラベル 700ml | 箱あり | 10,450円 | 33本 |
| 白ラベル 700ml | 黄色箱(箱2) | 10,450円 | 1本 |
| 黒ラベル 700ml | 訳あり品 | 12,200円 | 0本 |
| 黒ラベル 700ml | 箱なし | 13,200円 | 43本 |
| 黒ラベル 700ml | ギフト箱 | 14,300円 | 8本 |
| 黒ラベル 700ml | 箱あり | 14,300円 | 6本 |
白ラベルは竹鶴ピュアモルト(白ラベル)700mlの商品ページで、箱なし9,350円が261本と最も多く、箱ありは10,450円です。種類名の「新箱」と「黄色箱(箱2)」は当店が付けた箱の区別です。黒ラベルは竹鶴 旧ラベル(黒ラベル)700mlの箱なし13,200円が43本で、「訳あり品」12,200円は在庫0です。黒ラベルの700ml単品は別の商品ページにも箱あり14,300円が1本あり、合わせて58本です(ロックグラスセット22,000円・1本は数えていません)。黒ラベルの500ml・180ml・50mlの商品ページは、いずれも在庫0でした。
箱なし同士で比べると、黒ラベルは白ラベルの1.41倍の価格です。
比較表の20商品
下の比較表は、当店に在庫があり公開中の竹鶴から20商品を選んだものです。白ラベル3商品・黒ラベル2商品・12年5商品・17年4商品・21年3商品・25年1商品・限定と記念ボトル2商品で、黒ラベルの2商品は上の57本の商品ページとロックグラスセットです。並び順はこの区分の順、区分の中は価格が低い順です。表の左の番号は表示順で、評価の順位ではありません。価格と在庫は2026年9月29日時点の当店の商品ページの値です。
価格と在庫は2026年9月29日時点の当店の商品ページの情報です。表の価格は当店の販売価格で、メーカーの参考小売価格ではありません(白ラベルの参考小売価格は7,000円・税別)。黒ラベル700mlの商品ページには「訳あり品」12,200円(2026年9月29日時点で在庫0)もあり、在庫のある最も低い額は箱なし13,200円です。商品ページで在庫のある種類をご確認ください。表の上部に出る日付はページを表示した日付で、価格の取得時点ではありません。
定価はいくらか|参考小売価格4,000円から7,000円へ

参考小売価格の推移
「竹鶴の定価」として出てくる数字は時期によって違います。出所と時点を付けて並べます。
| 時点 | 対象 | 価格 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 2013年9月(発売) | 黒ラベル | オープン価格(額の記載なし) | アサヒビール発表 |
| 2020年3月(リニューアル) | 白ラベル | 参考小売価格4,000円(税別) | アサヒビール発表 |
| 2024年4月の改定前 | 白ラベル | 4,500円(税別) | ノリフネ(個人ブログ) |
| 2024年4月1日出荷分から | 白ラベル | 7,000円(税別) | ノリフネ・アサヒビール改定発表(額の記載なし) |
| 2026年9月29日確認 | 白ラベル | 参考小売価格7,000円(税別) | アサヒビール商品情報 |
2024年の値上げについて、アサヒビールの2023年12月19日の発表は対象に竹鶴ピュアモルトを含め、2024年4月1日出荷分から改定するとだけ書いており、額は載せていません。改定前後の額はノリフネの記載で、4,500円と7,000円(いずれも税別)です。現在の7,000円(税別)はアサヒビールの商品情報ページで確かめられ、税込では7,700円です。2020年の4,000円からは1.75倍になりました。
黒ラベルの当時の定価について、ウイスキー図書館は「約3,000〜4,950円(税込)」と書き、この記事の以前の版も約4,000円と書いていましたが、2013年の発表は「オープン価格」で額がありません。当店は黒ラベルの公式の定価額を確認できていないため、この記事には書きません。
2026年9月の実売
ノリフネは2026年9月29日9時時点で、白ラベルがAmazonで6,800円前後(送料無料)、楽天市場の御用蔵大川で6,580円(送料無料)で売られていると書いています。参考小売価格7,700円(税込)より安い値です。当店の白ラベルは箱なし9,350円で、参考小売価格より1,650円高く、これらの店より高い値です。当店の強みは価格ではなく、白ラベル・黒ラベル・年数表記の竹鶴を一つの店で比べて選べる品揃えにあります。
鑑定チームの見方
リンクサス酒販 鑑定チーム
白ラベルを1本だけ飲みたいなら、参考小売価格に近い店を探すほうが安く済みます。当店をおすすめできるのは、黒ラベルと並べて買いたい場合や、12年・17年など年数表記の竹鶴もまとめて見たい場合です。黒ラベルは製造が終わっているため参考になる定価がなく、価格は店ごとに大きく違います。箱の有無と液面の高さを見て、同じ条件で比べてください。
見分け方|ラベル・容量・JANコード・英語ラベル

黒ラベルと白ラベルは、ラベルを見れば分かります。発表文の記載では、黒ラベルは竹鶴政孝と余市蒸溜所のキルン塔を描いたラベル、白ラベルは「竹鶴」の大きなロゴと竹鶴政孝のサイン、ニッカのエンブレムを配したラベルです。2013年の発表には500ml・180ml・50mlもあり、2020年のリニューアルの発表は700mlだけです。ただし当店には白ラベルの50mlのミニチュアボトルもあるため、小さい瓶だから黒ラベルとは限りません。ラベルで確かめてください。
現行の白ラベル700mlのJANコードは、アサヒビールの商品情報ページでは「4904230064374」です。黒ラベルのJANコードは当店が確認した公式ページには載っておらず、確認できていません。
当店には白ラベルの海外流通品(英語ラベル)700mlもあり、11,000円で16本の在庫があります。当店の検索データでは「竹鶴 逆輸入 違い」も表示55回ありますが、国内版と海外流通品の中身が違うかどうかについて、公式の説明は見つかりませんでした。違いとして確かめられるのはラベルの言語です。
どちらを買うか|飲み比べ・ハイボール・贈り物

飲み比べたい人は、白ラベルと黒ラベルを1本ずつ並べるのが近道です。当店では箱なし同士で9,350円と13,200円、合わせて22,550円です。白ラベルのミニチュアボトル50ml(2,200円・1本)もありますが、黒ラベルの50mlは在庫0でした。
ハイボールで毎日飲むなら、今も出荷されていて価格の基準がある白ラベルが向きます。アサヒビールの商品情報ページでは、30mlあたりの純アルコール量は10.3gです。ウイスキーと炭酸の割合の目安はハイボールの割合と量の目安で説明しています。製造が終わった黒ラベルを割って飲むかどうかは、価格を見て決めてください。
贈り物にするなら、箱の有無が見た目を左右します。当店の白ラベルは箱あり10,450円、黒ラベルは箱ありとギフト箱が14,300円です。竹鶴の味の評判をもっと知りたい方は竹鶴ピュアモルトの評価と飲み方、宮城峡のモルトについては宮城峡の定価と余市との違いもご覧ください。
2026年の限定品|エッセンシャルズ2026

アサヒビールの2026年5月1日の発表によると、「竹鶴ピュアモルト エッセンシャルズ 2026」は日本で2026年6月16日に1万本の数量限定で発売され、海外でも1万本を出すとされています。2030年のブランド発売30周年に向けて、2026年から2030年まで毎年出すシリーズの第1弾です。国内の参考小売価格は2万5,000円(税別)・2万7,500円(税込)、度数は43%です。
発表は、余市蒸溜所の石炭直火蒸溜に焦点を当て、ブランド誕生の年である2000年に仕込んだ余市と宮城峡の長期熟成原酒を一部に使ったと書いています。ラベルは白を基調とし、下の色帯は竹鶴ピュアモルトのブランドカラーの黒から、シングルモルト余市の濃藍へ移るグラデーションです。黒ラベル・白ラベルとは別の商品です。
当店には竹鶴エッセンシャルズ2026 700mlが1本あり、価格は28,600円(2026年9月29日時点)で、参考小売価格(税込)より1,100円高い値です。
よくある質問
竹鶴の黒ラベルと白ラベルは何が違いますか?
黒ラベルは2013年9月25日に発売されたノンエイジの竹鶴ピュアモルト(700ml・500ml・180ml・50ml)で、白ラベルは2020年3月31日のリニューアル後の現行品(700ml)です。アサヒビールの2020年の発表は、余市モルトの使用比率を高めてコクとピートの余韻を加えたこと、ラベルを「竹鶴」のロゴと竹鶴政孝のサインに変えたことを挙げています。度数はどちらも43%です。
竹鶴の黒ラベルの定価はいくらでしたか?
2013年の発売時のアサヒビールの発表は「オープン価格」で、参考小売価格の記載がありません。当店は黒ラベルの公式の定価額を確認できていません。白ラベルは2020年の発売時が参考小売価格4,000円(税別)、現在は7,000円(税別)です(アサヒビール商品情報・2026年9月29日確認)。
竹鶴ピュアモルトはなぜ売っていないのですか?
アサヒビールの2020年の発表は、原酒を有効に使うため年間の販売数量を22,000箱(1箱=700ml×12本)に限ると書いています。現在の商品情報ページにも「数量限定」とあります。同じ発表は、竹鶴・余市・宮城峡を中心とするプレミアムウイスキーの出荷調整が2015年以降続いているとも書いています。
旧竹鶴にはスコットランドの原酒が入っていたのですか?
アサヒビールは、ニッカがスコットランドにベン・ネヴィス蒸溜所を保有するなど海外から原酒(輸入原酒)を調達してきたと公表していますが、黒ラベルに輸入原酒を使ったかどうかは、当店が確認した公式ページには書かれていません。2013年の発表は原酒を「ニッカウヰスキーが保有する、数多くのモルト原酒」と書き、2020年の発表は「余市・宮城峡の両蒸溜所」と書いています。現行の白ラベルは、日本洋酒酒造組合のジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した商品だとアサヒビールの商品情報ページに書かれています。
黒ラベルは今いくらで買えますか?
当店では2026年9月29日時点で、黒ラベル700mlの主な商品ページに箱なし13,200円(43本)と箱あり・ギフト箱14,300円(計14本)があり、別の商品ページにも箱あり14,300円が1本あります。同じ日の白ラベルは箱なし9,350円(261本)で、黒ラベルは白ラベルの1.41倍です。価格と在庫は変わるため商品ページでご確認ください。
出所:アサヒビール(2013年8月5日 竹鶴ピュアモルト発売)・同(2020年1月16日 リニューアル)・同(2023年12月19日 価格改定)・同(2026年5月1日 エッセンシャルズ2026)・アサヒビール商品情報 竹鶴ピュアモルト・アサヒビール ジャパニーズウイスキー表示基準について・ニッカ公式 竹鶴ピュアモルト・ノリフネ(ニッカの値上げ銘柄一覧)。本文中の記事名はそれぞれの記事へのリンクです。当店の在庫・価格・検索データは2026年9月29日時点。




























