志村けんさんが愛した日本酒「羽根屋」。
彼のユニークな飲み方や、その魅力を知ることで、より深く羽根屋の世界に浸ることができます。
今回は、志村けんがどのように羽根屋を楽しんでいたのか、その背景や飲み方に加え、羽根屋の製造方法やラインナップについても詳しくご紹介します。
志村けんと羽根屋のつながりを感じながら、あなたもこの特別な日本酒を味わってみてください。
志村けんと羽根屋の深いつながり
志村けんが愛した「羽根屋」とは?
いつも羽根屋をご愛飲くださっていた志村けんさま
— 羽根屋official (@haneya777) March 30, 2020
いつどこで、飲んでいただいても失望されないように、
妥協なき酒造りを続ける私達にとって大きな励み、支えでした。
いつかお目にかかって、直接御礼を申し上げたかったです。
今まで沢山の方々に幸せを、
本当に、本当に、ありがとうございました。 pic.twitter.com/pzU60fjTrb
志村けんさんは、テレビ番組やインタビューなどで度々「羽根屋」を愛飲していることを公言していました。彼が愛した日本酒として「羽根屋」はファンの間でもよく知られています。そのため、志村けんさんと羽根屋のつながりは、日本酒ファンにとって特別な意味を持っています。
「羽根屋」は、富山県の地酒として名高い日本酒の一つです。志村けんさんが選んだ理由には、酒の香りや味わいが彼の好みにぴったりだったことが影響しているのでしょう。今回は、志村けんさんがどのように「羽根屋」を楽しんでいたのか、その魅力と共にご紹介します。
志村けんが選んだ日本酒の背景
志村けんさんが「羽根屋」を愛飲していた背景には、彼の日本酒に対する深い愛情があると言われています。志村けんさんは、長年にわたり日本酒を愛飲し、その中でも特に「羽根屋」を選んだ理由は、繊細でありながらも力強い味わいが彼の好みに合っていたからです。
「羽根屋」は、通常の日本酒とは一線を画す個性を持っており、志村けんさんが好む飲み方に最適な日本酒と言えるでしょう。彼が飲みながら感じていたであろうその奥深い味わいを理解することで、「羽根屋」の魅力をさらに深く味わうことができます。
志村けん流の羽根屋の楽しみ方
志村けんが愛した羽根屋の飲み方
志村けんさんは、どのように「羽根屋」を楽しんでいたのでしょうか?志村けん流の「羽根屋」の飲み方には、彼自身の独自の楽しみ方があったとされています。
彼が羽根屋を飲む際には、グラスをしっかりと傾けて香りを楽しみながら、ゆっくりと味わっていたとされています。志村けんさんは、酒の温度や飲むタイミングにこだわり、常にそのお酒を最高の状態で楽しんでいました。このような楽しみ方を知ることで、私たちも羽根屋をより美味しく感じることができるはずです。
「羽根屋」を料理とともに楽しむ
「羽根屋」は、酒単体でも美味しいのですが、食事とのペアリングにもぴったりです。志村けんさんが楽しんでいたように、羽根屋を料理と一緒に楽しむことで、その味わいはさらに引き立ちます。
例えば、富山県の名産である「白えび」や「魚介の料理」と一緒に楽しむことで、羽根屋の繊細な香りとコクが絶妙にマッチします。また、志村けんさんがよく楽しんでいた焼き鳥や和食にも良く合うので、家庭でも手軽に取り入れてみてください。
ちなみに志村けんさんの愛された芋焼酎は伊七郎でした。
【関連リンク】志村けんの心を掴んだ「伊七郎」飲み方や口コミでさらに愛される理由
羽根屋を実際に購入する方法
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どこで「羽根屋」を購入できるか
「羽根屋」を購入したいと思っても、どこで手に入れることができるのでしょうか?羽根屋は、専門店やオンラインショップで購入することができます。実際に、酒屋で取り扱っている場合もありますし、ネット通販でも多くの店舗が取り扱っています。
購入の際の注意点としては、信頼できる販売店から購入することが大切です。特にオンラインショップでは、信頼性の高い店舗を選ぶことで、品質の良い商品を手に入れることができます。
「羽根屋」を手に入れるためのおすすめ購入先
羽根屋を購入する際のおすすめ購入先として、以下のオンラインショップや専門店が挙げられます
- 専門酒販店:地元の酒屋や、日本酒専門店で購入することができます。地元のお店での購入は、商品の状態を直接確認できる点が安心です。
- オンラインショップ:大手のオンラインショップや日本酒専門の通販サイトでも羽根屋を取り扱っています。特に、楽天やAmazonではレビューも確認できるので、信頼性の高い店舗を選んで購入することができます。
羽根屋のレビューと口コミ
飲み手たちの「羽根屋」の評価
「羽根屋」を飲んだ人々の口コミから、よりその魅力が明らかになります。多くの口コミで「繊細さ」と「深み」が評価され、飲みやすさを感じたという意見が多数あります。特に、特別な日の食事とともに楽しむのにぴったりな日本酒として推奨されており、食事とのペアリングに最適だという評価も多いです。
今日はコレ
— k.kaja (@kjaja1625) February 8, 2025
グランスタで売ってて即買い!
ラベル見て弘前公園の西濠?と思ってたら、華吹雪使ってるからなんだ
いい香りでジューシー✨
羽根屋の華吹雪、素晴らしい👍#羽根屋#華吹雪 pic.twitter.com/UE8jyWzD6R
富山の"羽根屋"。フルーティーな口当たりとはまさに羽根屋のこと。純米での製造が多いので、日本酒が苦手という人にこそオススメの銘酒 pic.twitter.com/EJt8try3VH
— ひざまる🐔名古屋の焼き鳥冒険記🐔 (@hizamaru_KD) February 10, 2025
富美菊酒造の酒造り
「羽根屋」を醸造するのは富山市にある富美菊酒造。創業は大正5年(1915年)と100年を超える歴史を誇る老舗酒蔵です。
富美菊酒造のある富山市は富山平野のほぼ中心。南に立山連山をはじめとする北アルプス、北には富山湾に面し、暴れ川で知られる常願寺川と遠く飛騨に源を発する神通川という二つの河川の潤された平野。
古くからの米どころとしても知られ、豊かで清らかな水と相まって、多くの酒蔵が所在し、それぞれの特色を競っています。
多くの酒蔵が切磋琢磨する地で、富美菊酒造は100年余り酒造りを続けてきました。
富美菊酒造は現在、全国市場にターゲットにした純米酒などを展開する「羽根屋」と、地元の人に愛され、富山県の代表酒をめざして醸造している地元市場向けで酒蔵の名前を冠したブランド「富美菊」の二つのブランドを展開しています。
「羽根屋」への道
はじまりは、現在四代目蔵元を務める羽根敬喜氏が、家業の富美菊酒造を継ぐため富山に戻り酒造の世界に飛び込んだことでした。四代目は、関東の国立大学に進学後、大手発酵会社に勤務していました。
さまざまな思いがあって、家業を継ぐ決心のもと実家に戻ってきました。そこで気になったのが、鑑評会などに出品するお酒と市販酒との製造法の違い。市販酒こそおししいものにとの思いを募らせていきました。
あるとき、「全ての酒を、大吟醸と同じ造りでつくる」という発想にたどり着きます。今までの酒造りの常識に反する発想は、現場を仕切る杜氏たちの大反対にあいます。杜氏の言い分にも一理あります。
全ての酒を大吟醸と同じ方法で造るためには、膨大な作業を全ての酒に投入するということ。酒造りの現場は回らなくなってしまいます。
そこで四代目は自ら酒蔵へ入り、酒造りを行うことで説得。まずは洗米、吸水を大吟醸と同じ方法で行い、その良さを認めてもらったそうです。
その後、ベテラン杜氏の作業を見様見真似で覚え、酒造りの全工程を自分のものとしていきました。
こう書くと、簡単に習得したように思われますが、きっと並々ならぬ苦労と努力があったにちがいありません。現在は、蔵元杜氏として地元蔵人ともに「羽根屋」の醸造に勤しんでいます。
「羽根屋」の魅力
「羽根屋」は全国市場を相手にする限定醸造の特別酒との位置付け。その醸造は少量単位の手間のかかる限定吸水による原料処理、手間のかかる箱麹・蓋麹による丁寧な麹処理という、最高級の吟醸酒の醸造のみ用いられる手法をすべての「羽根屋」に投入し、市販酒こそおいしものにとの四代目の想いが溢れたお酒に仕上がっています。
「羽根屋」の銘柄は古くからの屋号。「翼が飛翔するが如く、呑む人の心が浮き立つような日本酒として存在したい」という思いが込められています。
翼の縁か、2015年には「羽根屋 純米大吟醸50 翼」がJALファーストクラスラウンジに採用されました。
さらに2016年「IWC インターナショナルワインチャレンジ」で金メダルを獲得。世界が認めた一本になりました。
他にも、フランスの日本酒品評会「Kura Master 2018」で最高賞を、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」でも連続受賞するなど、その評価は国内外で高まっています。
「羽根屋」の味わいとは
一口に「羽根屋」といっても少数生産ながら、四季醸造を取り入れており、数多くの種類がラインナップされています。中からいくつかの「羽根屋」についてご紹介しましょう。
羽根屋 純吟 煌火~きらび 生酒
「羽根屋」ブランドの代表銘柄のようなお酒。なんと一年中醸造されており、出荷されるお酒は常に新酒という驚きのお酒なのです。
原料の酒米は地元富山県産の「五百万石」。60%に磨いた「五百万石」に常願地川水系の清冽な伏流水とあわせて、富山県産でまとめたお酒になっています。
グラスに注ぐとスッと立ち上がる華やかな香り、口に入れると米の甘味に旨味が加わり、口の一杯に広がります。
嫌味なくクドさもなく流れるようにクリアな味わいに仕上がっています。妙な苦みや過大な酸味もなくスーッと喉奥へ消えてゆくナチュラルな味わいは、淡白な和食、富山湾の幸の白エビやホタルイカにもピッタリの味わいではないでしょうか。
生酒ですから、常温か冷や、キリッとした雪冷えあたりで愉しむのがおすすめですが、日向燗あたりに温めても思わぬ味の発見があるかもしれません。
羽根屋 純米吟醸 愛山 生原酒
今日の一献
— カモン@車両減らしたい (@KMN58019976) August 14, 2020
「羽根屋 愛山 純米吟醸 生原酒」
めちゃめちゃいい香り(*´-`)#富美菊酒造 #富山県富山市 pic.twitter.com/eKfKsE9PcW
「羽根屋 純米吟醸 愛山 生原酒」は、名前の通り兵庫県産の愛山を原料米に使用。60%まで磨き上げて醸造。
出来上がったお酒を無濾過のまま瓶詰した一本です。酒米「愛山」を「羽根屋」が醸造したレアなお酒でもあります。
口にしていただくと分かると思いますが、「愛山」を使ったお酒の魅力である芳醇でふくらみのある米の旨味が溢れてきます。
しかし、ただ旨いだけではありません。さすが「羽根屋」と小膝を軽くたたきたくなるような、クリアでナチュラルな味わいと見事に調和し、奥行きのあるお酒に仕上がっています。
羽根屋 羽根屋特別純米 瓶燗火入れ
「羽根屋 羽根屋特別純米 瓶燗火入れ」は、先に紹介したお酒と違って一本ずつ丁寧に火入れされたお酒です。しかし無濾過なので、瓶の底に若干の澱があるものもあります。
こちらは、富山県産五百万石を60%まで磨き上げて丁寧に仕込まれた一本です。
蔵元のHPでは、「新緑を吹き抜ける疾風のような爽やかな透明感。フレッシュな酸味とまろやかな旨味を大切に1本」と紹介されています。
グラスに注いでみると他の「羽根屋」と同様、どこまでも透き通っています。華やかな香りも生酒と遜色なく立ち上がります。口あたりはスッと軽い感じの飲み口。米の鮮やかな甘みや旨みもしっかりと息づいています。
飲み進むと、切れのよい酸味が現れ、そのまま喉奥へキレよく消えて行きます。
常温や軽く冷やした花冷えはもちろん、あえて日向燗やぬる燗で味わっても美味しいお酒ではないでしょうか。さすがに熱燗はないでしょうが、燗酒にして飲むと新たな境地が垣間見えるかもしれません。
【関連リンク】熱燗の作り方と楽しみ方!温度の違いで変わる日本酒の魅力と料理とのペアリング
「羽根屋」のラインナップは少数生産ですので、なかなか思った商品が手に入らないかもしれません。
蔵元のお近くの方は酒蔵まで出向いてはいかがでしょうか。その時、酒蔵で造られた旬のお酒を試飲して買い求めることもできます。運が良ければ杜氏さんの説明をきけるかもしれません。
※現在は一般の方の蔵見学はお休みとのことで見学希望の方は公式ホームページをご確認ください
しかし多くの人はそうはいきません。今はネットという便利なものがあります。
全国どこからでも購入することができます。こまめにチェックをして、見付けたら即購入したいところです。
富美菊
ちなみに富美菊酒造にはもうひとつのブランドがあります。「富美菊」です。
こちらは酒に煩い地元富山向けのお酒。しかしながら、「富美菊」のラインナップも魅力的な商品が並んでいます。機会があったらこちらも是非味わってください。
まとめ
「羽根屋」は、志村けんさんが愛した日本酒としても知られる、富山県の伝統的な酒蔵が手がけた特別な日本酒です。
志村けんが愛したその味わいには、酒造りの職人たちの深いこだわりと、数々の賞を受賞した実績があります。
希少で手に入りにくいお酒ですが、その繊細で豊かな味わいは一度味わえば忘れられないものになるでしょう。志村けんが愛した「羽根屋」を手に入れた際には、彼の飲み方や楽しみ方を参考にしながら、心ゆくまでその魅力を堪能してください。
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