ワインは、日常の晩酌から特別なディナーまで幅広いシーンで親しまれている人気のお酒。赤・白・ロゼ、どれをとっても奥深い魅力があり、「ワインが好き!」という方も多いのではないでしょうか。
しかし気になるのが、ワインのカロリーや糖質。
「飲みすぎたら太るかも…」「ダイエット中は控えた方がいい?」と不安になって、ついグラスを手に取るのをためらうこともありますよね。
結論から言えば、ワインを飲んでも太るとは限りません。ポイントは「何を」「どのくらい」「どうやって」飲むか。
カロリーや糖質の違いを正しく知り、飲み方を工夫すれば、ダイエット中でもワインを楽しむことは十分に可能です。
本記事では、ワインの種類別のカロリー・糖質量の比較から、太りにくいワインの選び方、飲んだ後のカロリー消費の目安までを徹底解説。
「太らないワイン生活」を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【基本情報】ワインのカロリーはどのくらい?
ワインのカロリーの基本データ
ワインはアルコール飲料の中でも健康にいいと言われることがありますが、実際には種類によってカロリーの量に大きな差があります。
ワインの主成分はアルコールとブドウ由来の糖分。したがって、味わい(甘口・辛口)やスタイル(赤・白・ロゼ)によってカロリーと糖質は変動します。
とくにダイエット中の方やカロリー制限をしている方にとって、どのワインを選ぶかは重要なポイント。ここでは、ワインの種類ごとのカロリーの違いを詳しく見ていきましょう。
ワインの種類
|
カロリー
※1本(750ml) |
カロリー
※100mlあたり |
---|---|---|
赤ワイン |
約562kcal
|
約75kcal |
白ワイン |
約562kcal
|
約75kcal |
ロゼワイン |
約585kcal
|
約78kcal |
デザートワイン |
約750〜900kcal
|
約100〜120kcal |
ワインの一般的なボトル1本(750ml)と100mlあたりのカロリーを、ワインの種類ごとに比較してみました。
ワインにはカロリーが含まれていて、1本(750ml)あたり550kcalを超える数値となっています。カロリーを気にされている方は、ワインでの摂取カロリーに注意しておく必要があります。
ただし1本を一人で一気に飲んでしまうことは考えにくいので、適量を守っていればさほどカロリーを摂取しすぎるということはありません。
ちなみに赤・白・ロゼといったワインの色でカロリーが大幅に変わることもありません。またワインにはフランス産・イタリア産などさまざまな産地や銘柄のものがありますが、ひとつひとつわずかな違いはあるものの、極端にカロリーが高いもの・低いものは存在していません。
従ってカロリーのために飲むワインの銘柄を決めてしまうような必要はなく、好きな銘柄を楽しんでしまって大丈夫です。
ただしデザートワインだけ、製法が違うためカロリーも変わってきます。デザートワインは甘くするために工程の中で糖や蜂蜜といったものが加えられており、その分カロリーが高いので注意しておきましょう。
POINT:
- 赤・白・ロゼのワインでは、カロリーにわずかな違いはあるものの、気にするほどではない。
- ただし甘口のデザートワインになると、カロリーが高くなる傾向にあるので注意。
【他のお酒と比較】ワイン vs ビール・日本酒・ウイスキーなど
お酒の種類
|
カロリー
※100mlあたり |
---|---|
赤ワイン
|
約75kcal
|
ビール
|
約40kcal
|
日本酒
|
約105kcal
|
約165kcal
|
|
約225kcal
|
|
ブランデー
|
約225kcal
|
参考までに、赤ワインとワイン以外のお酒のカロリーを比較してみました。表を見てわかる通り、赤ワインの100mlで75kcalというカロリー量は、実はお酒の中でもさほど高くないことがわかります。
アルコール飲料に含まれるカロリーの量は、基本的にアルコールの度数に比例し増えていきます。例えばアルコール度数5%のビールの場合は100mlあたりのカロリーが約40kcalであり、アルコール度数40%に近いウイスキーのカロリーは100mlあたり約225kcalといった具合です。
ワインのアルコール度数はおよそ12%程度なので、日本酒や焼酎、ウイスキーなどの強いお酒に比べて100mlあたりのカロリー量は少なくなります。
【関連リンク】白州等ウイスキーのカロリーと糖質を検証。太るか太らないか100mlで焼酎等と比較した
飲む量が違う点に気をつける
表で見るとカロリー量が少なく感じるワインですが、上表はあくまでも100mlあたりのカロリー比較であるので注意しておきましょう。お酒はものによって濃さ・強さが変わるため、飲む量にも差があります。
100mlのワインと100mlのブランデーでは、飲むペースや量が全然違うと予想できます。カロリーが低いと思ってワインを次々に飲み進めていると、結果的にトータルの摂取カロリーが高くなってしまう可能性もあります。
特にワインはブランデーやウイスキー、焼酎とは違い、基本的にストレートのまま飲むお酒であるため摂取量が増えやすいので気をつけておいてください。
POINT:
- カロリーの量はアルコール度数に比例する傾向にある
- 度数12%前後のワインのカロリーはウイスキーやブランデーよりも低い
- ただし、お酒の種類が違うと摂取量そのものが変わるため気をつけておくべき
アルコール=エンプティーカロリーは嘘!?
アルコールはエンプティーカロリーだから(震え pic.twitter.com/AStNMHWXXD
— Bell (@SuZu0330) December 1, 2017
近年ネットニュースやSNSなどで、「アルコールはエンプティーカロリーだから太らない」という俗説が出回るようになりました。しかしこれは正しい情報ではないので、鵜呑みにしてはいけません。
エンプティーカロリーとは、栄養素が空っぽのカロリーのことを言います。吸収されない、太らないカロリーという意味ではないので誤解しないように注意しましょう。
エンプティーカロリーは脂質や糖類がほとんどを占めていて、ビタミン・ミネラルなど体に必要な栄養が極端に低い食品・飲料となります。お酒の他にはケーキやアイスクリームなどが代表例として挙げられます。
なおワインなどのアルコールのカロリーは、摂取後優先して分解されやすいという特徴はあります。しかしアルコールのカロリーが優先分解されている間は、食事によるカロリーが分解されないことになります。
そのため飲み過ぎ・食べ過ぎ状態になると、その分太ってしまうリスクは高まります。ワインのようなお酒には食欲増進効果もあるのでおつまみや料理の食べ過ぎに注意です。
【ワインの糖質】ダイエット目的なら糖質にも注目
お酒の種類
|
糖質
※100mlあたり |
---|---|
日本酒
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約4.5kcal
|
ロゼワイン
|
約4.0g
|
ビール
|
約3.0g
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白ワイン
|
約2.0g
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赤ワイン
|
約1.5g
|
焼酎・ウイスキー・ブランデー
|
0g
|
ダイエット中の飲酒を気にするのであれば、カロリーだけでなく糖質についても考えてみましょう。「糖質制限ダイエット」という言葉があるように、糖質の摂取量は体重や体型に大きく影響します。
ワインには糖質が含まれています。100mlあたりの糖質量は赤ワインで約1.5g、白ワインで約2.0g、ロゼワインで約3.0gです。糖質を気にするなら赤ワインがおすすめで、ビールや日本酒に比べて糖質の摂取量を抑えることができるでしょう。
なお焼酎やウイスキー、ブランデーには糖質が含まれていません。なぜならこれらのお酒は、製造工程で蒸留が加わる蒸留酒だからです。
ワインの糖質が気になるという方は、焼酎やウイスキー、ブランデーに飲むお酒をシフトするのもひとつの選択肢です。
POINT:
- ダイエット目的ならカロリーだけでなく糖質にも注目すべき
- ワインの糖質は種類によって大きく異なる
- 低糖質のものを選びたいなら赤ワインがおすすめ
- 糖質ゼロのお酒が好みならウイスキーやブランデーに
【健康への影響】ワインには血糖値を下げる働きも
カロリー・糖質のどちらも適度に含まれているワインですが、決してネガティブな効果ばかりではありません。実はワインには血糖値を下げるような働きがあると言われています。
身体につきやすくなる原因の一つに、血糖値の上昇があります。食事や飲酒によって急激に血糖値が上がると、膵臓からインスリンが分泌され、残ったブドウ糖が中性脂肪として蓄えられてしまいます。
しかし近年の研究で、「ワインを飲むことで血糖値の改善が見られた」という報告もありました。つまりワインを適度に飲めば、血糖値の上昇が抑えられ、結果として肥満を防止するようなことに繋がると言えます。
そのほかワインにはポリフェノールやカリウム、クロムなどの豊富な栄養素も含まれているので、一概に飲むのをやめてしまうのが良いこととは言えません。
むしろ我慢をし過ぎると、ストレスを溜めてしまう原因にもなり得ます。ワインは太ると一方的に判断してしまうのではなく、まずは太りにくいワインの飲み方を知り上手に付き合っていくことが大切です。
【適量・飲むタイミング】ワインで太らない飲み方ガイド
適量を守って飲む
ワインはアルコール類の中でも、カロリーや糖質が特段に高いわけではありません。そのため1日の摂取量を適度に留めておけば、太るリスクを減らすことができます。
厚生労働省の発表では、日本人の節度ある適度な飲酒は1日平均で純アルコール20g程度と言われています。これはワインに換算すると、グラス約2杯の計算になります。
したがってワインを飲む場合は1日2杯までに留めておくのが理想です。また毎日飲むのではなく、時々休肝日を作り体を休ませてあげるのも大切です。
厚生労働省 飲酒のガイドライン
赤ワイン・辛口ワイン・フルボディタイプがおすすめ
ワインのカロリーは、赤・白・ロゼで大きな差はありません。しかし一方で、ワインの種類ごとに糖質には大きな差が生まれています。
太りにくいワインをお探しなら、糖質の少ないワインを選ぶのがおすすめです。成分表示に糖質が書かれていないことも多いので、まずは赤ワインからチョイスしてみるのがおすすめです。
そのほか味わいでいうと辛口ワイン、ボディは重た目のものを選ぶと、低糖質なワインに出会える可能性が高まります。
【関連リンク】赤ワイン買取相場例一覧21例。安い・古いワイン売却は買取専門店へ
カロリーオフの商品を探してみる
デイリーワインの中には、カロリーや糖質をカットして造られた商品もあります。カロリーのほか、糖質を抑えたような商品もリリースされています。ワインのカロリーや糖質が気になる方は、オフ系のヘルシーなワインから探してみるのもありです。
カロリーオフとして開発されたワイン商品は、フルーティー寄りの味わいであったり、アルコール度数が低いものが多いのも特徴です。そのためワイン初心者の方でも飲みやすいというメリットもあります。
ジュースなどで割るワインカクテルには注意
ワインを飲む場合は飲み方にも注意です。例えばジュースなどで割ってカクテルにしてしまうと、ジュースの分だけカロリーや糖質が増えるので注意してください。カクテルにすることで、飲みやすくなり過ぎて摂取量が増えてしまう恐れもあります。
特に「サングリア」には果物やその他糖分が加えられているため、カロリーや糖質を過剰摂取してしまう危険性があります。ダイエット中にワインを楽しむ場合は、カクテル系は選ばない方がベターです。
一緒に食べるおつまみをヘルシーなものにする
お酒で太ってしまう原因の多くは食事にあります。同じお酒を飲む場合でも、おつまみの選び方や食べ方に気をつけるだけで太ってしまうリスクを大幅に減らすことができます。
ワインと相性がいいと言われるおつまみには、バターや油、チーズなどのカロリーや脂質が高いものが多いです。これらを避けるだけで、大幅にカロリーカットできます。
例えば野菜スティックや鳥のささみなど、ヘルシーなおつまみを選ぶようにするのがおすすめです。
【ワインのカロリーと運動量】飲んだ後のカロリー消費目安
ワイン1杯分のカロリーを消費する運動量
「ワイン1杯くらいなら大丈夫」と思っていても、積み重なれば確実にカロリーオーバーにつながることも。
そこで気になるのが「ワインを飲んだ分のカロリーをどう消費すればいいのか?」という点です。
ウォーキング・ランニング・筋トレの時間比較
ワイングラス1杯(約150ml)のカロリーはおよそ100〜120kcal。このカロリーを消費するには、以下のような運動が必要です。
運動の種類 | 100kcal消費の目安時間 |
---|---|
ウォーキング(早歩き) | 約30分(約3〜4km) |
ジョギング(軽め) | 約15〜20分 |
筋トレ(中強度) | 約20〜25分 |
ストレッチ・ヨガ | 約40〜45分 |
身体の大きさや基礎代謝によって前後しますが、ワイン1杯=20分の運動という意識を持つと、飲みすぎ防止にもつながります。
100kcal消費に必要な運動量の目安
「今日は1杯だけ飲んだから、ちょっと歩こうかな」というのはとても良い習慣です。
たとえば以下のような活動が、約100kcalの消費につながります。
- 階段を10分間のぼる
- 自転車を20分こぐ
- 掃除・洗濯などの家事を30分する
- 軽いストレッチを40分続ける
ワインのカロリーは“特別な運動”をしなくても、日常生活+意識的な軽い運動で十分に調整できます。
ワインを飲んでも太らないための運動習慣
日常的にワインを楽しみながら、太りにくい体づくりをするには、定期的な運動習慣がカギになります。
ワインの糖質・カロリーを相殺する方法
食事と一緒にワインを楽しむ場合は、食後に軽い運動を取り入れるのがおすすめです。
- 食後30分のウォーキング
- ワインを飲む日は階段を使う
- 寝る前にストレッチ・軽いスクワット
また、たんぱく質や野菜を多めに摂る食事と合わせることで、糖質の吸収を緩やかにすることも可能です。
血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪の蓄積リスクを抑えることができます。
週3回の有酸素運動で体重管理
理想的なのは、週に3回以上の有酸素運動を習慣化すること。
ワイン1〜2杯分のカロリーを週単位で相殺するには、以下のような運動が効果的です。
- ウォーキングやジョギング(1回30分)
- スイミングやバイク運動(1回20分)
- エアロビやダンスなどの全身運動
「飲んだ分は動く」が習慣になれば、カロリーの帳尻は自然と合ってきます。
飲みすぎた翌日のリカバリー方法
つい飲みすぎてしまった翌日。後悔するよりも、リセットできる工夫を取り入れて、身体を整えていきましょう。
デトックス・水分補給・軽い運動の組み合わせ
アルコールは体内の水分を奪いがちなので、まずは水分補給が最優先です。
朝起きたらコップ1〜2杯の水や白湯を飲み、デトックスを促しましょう。
また、軽い有酸素運動(15〜30分の散歩)をすると、血行が促進されて体がスッキリします。ヨガやストレッチなど、呼吸と動きをゆっくり連動させる運動もおすすめです。
食事制限と運動で翌日の調整
翌日は、次のような「リセット飯+軽運動」を意識してみましょう。
- 朝食:スープ+野菜+果物(消化にやさしく栄養も摂れる)
- 昼食:鶏むね肉とブロッコリー+玄米などの低GI食材
- 夜は控えめにして、カロリーをセーブ
さらに、15〜20分程度のウォーキングや軽い筋トレを取り入れると、摂取カロリー<消費カロリーの状態に近づき、リカバリーがスムーズに進みます。
【低カロリー】ダイエット中におすすめのワイン
マトゥア ソーヴィニヨン ブラン
- ワインのタイプ:白ワイン
- アルコール度数:9%
- 味わい:ややライトな辛口
- 産地L:ニュージーランド
ソーヴィニヨン・ブランを原料に造られるニュージーランドの白ワインです。アルコール控えめかつカロリーも25%カットしていて、ヘルシーさを楽しみたい時におすすめです。
カロリーカットながらしっかりとした骨格があり、トロピカルフルーツやグーズベリーの生き生きとした味わいを堪能できます。
ラベルがおしゃれなので、食卓やちょっとした飲み会シーンでもおすすめの1本です。
サニーウィズ ア チャンス オブ フラワーズ ソーヴィニヨン ブラン
- ワインのタイプ:白ワイン
- アルコール度数:9%
- 味わい:ややライトな辛口
- 産地:アメリカ・カリフォルニア
カリフォルニア発の糖質ゼロ・カロリー約30%OFFの白ワインです。通常通りに作ったワインをゆっくりと時間をかけアルコールを除去することで、おいしさをキープしながらヘルシーな仕上がりにしています。
有名百貨店でも販売されるなど、今注目度の高まっているヘルシーなワインの一つです。価格も高過ぎないので、デイリーワインとしてぴったりです。
サントリー 酸化防止剤無添加のおいしいワイン。糖質30%オフ
- ワインのタイプ:赤ワイン
- アルコール度数:10%
- 味わい:ミディアムボディ
- 産地:日本
サントリーからリリースされているワインで、こちらは糖質30%オフが特徴となります。糖質オフでもワインの厚みと複雑さが堪能できるよう、複数の原酒がブレンドされています。
紙パックのワインなのでデイリーに取り入れやすく、ボトルの処分なども簡単です。720mlのボトルタイプもあります。
サンタ・ヘレナ・アルパカ・デライト・レッド
- ワインのタイプ:赤ワイン
- アルコール度数:5.5%
- 味わい:ライトボディ
- 産地:チリ
お手頃価格で愛されるチリのワイン「アルパカ」シリーズより登場している、度数5.5%のローアルコールワインです。すっきりとしたライトボディで飲みやすく、それでいて赤ワインらしい渋みや赤い果実のニュアンスを感じさせてくれます。
強いアルコールが苦手な方や、カロリーが気になるからライトに飲めるものを探しているという方にぴったりです。アサヒビールから発売されており、比較的入手がしやすいのも魅力です。
【FAQ】ワインのカロリー・ダイエットに関するよくある質問
Q.ワイン1杯のカロリーは何kcal?
ワイン1杯(約150ml)のカロリーはおよそ100〜120kcalが目安です。
種類によって若干の差があり、赤ワイン(辛口)で約105kcal前後、白ワイン(甘口)やロゼワインになると、やや高めの110〜120kcal程度になることもあります。
ご飯(茶碗半分)が約120kcalなので、ワイン1杯はちょっとした間食レベルのカロリーと考えるとわかりやすいでしょう。
Q.ワインとビール、どちらが太りやすい?
同じ量(100ml)で比べると、ビール:約40kcal、ワイン:約75kcalと、カロリーだけ見るとビールの方が低く感じられます。
しかし実際の飲む量に注目すると、
- ビールは1回に350〜500ml
- ワインは1回に150〜200ml程度
というケースが多いため、結果的に摂取カロリーは同じか、むしろビールの方が高くなることもあります。
また、ワインの方が糖質が少ない傾向があるため、糖質制限中の方にはワインの方が向いている場合が多いです。
Q.ワインはダイエット中に飲んでもいい?
飲み方に気をつければOKです。ワインは適量を守り、糖質やカロリーの低い種類を選べば、ダイエット中でも無理なく楽しめます。
ポイントは以下の通り:
- 辛口タイプの赤ワインや白ワインを選ぶ(糖質控えめ)
- グラス2杯(約300ml)までにとどめる
- 食事内容やおつまみのバランスを工夫する
- 飲んだ後は軽く体を動かすなどリカバリー意識を持つ
「飲む=太る」ではなく、「どう飲むか」が大切です。
Q.低カロリー・糖質オフワインの選び方は?
カロリーや糖質を抑えたい方は、以下のポイントを参考にしてみてください。
-
辛口ワインを選ぶ
…発酵で糖が分解されるため、甘口よりも糖質が少なくなります。 -
アルコール度数が低めのものを選ぶ
…アルコール度数が高いほどカロリーも増える傾向にあるため、9〜11%程度のものが目安。 -
ラベルの表記をチェック
…「糖質オフ」「カロリーカット」「ライトボディ」などの記載があれば選びやすくなります。 -
市販の“ヘルシーワイン”を活用
…最近では糖質ゼロ・カロリー30%オフなどの商品も豊富に登場しているので、日常使いにおすすめです。
Q.ワインを飲みすぎると太る?適量の目安は?
飲みすぎれば太る原因になります。
ワイン自体に含まれる糖質・カロリーもさることながら、飲酒により食欲が刺激され、おつまみや食事量が増えることが“太る原因”になりがちです。
厚生労働省によると、「節度ある適度な飲酒」は1日あたり純アルコール20gまで。ワインに換算すると、グラス約2杯(300ml前後)が目安です。
「1日2杯まで」「週に数日は休肝日を作る」など、メリハリのある飲み方を心がけましょう。
まとめ
ワインは100mlあたり約70〜80kcalと、決して“低カロリー”ではないものの、適量を守ればダイエット中でも楽しめるお酒です。赤・白・ロゼで大きな差はありませんが、糖質量は甘口になるほど高くなるため、辛口・赤ワイン・フルボディタイプが太りにくい傾向にあります。
さらに最近では、糖質オフ・カロリーオフのワインも豊富に登場しており、選び方次第で「ヘルシーに楽しむワイン習慣」も実現可能です。
とはいえ、飲みすぎればどんなお酒もカロリーオーバーの原因に。飲む量・頻度・タイミング、そして一緒に食べるおつまみにも気をつけながら、ワインと上手に付き合っていきましょう。
「美味しいワインを我慢する」のではなく、太らないように工夫しながら楽しむ。それが、健康的で幸せなワインライフを長く続けるコツです。
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