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新潟の地酒おすすめ完全ガイド|日本酒&ウイスキーの魅力と人気銘柄まとめ

新潟の地酒おすすめ完全ガイド|日本酒&ウイスキーの魅力と人気銘柄まとめ

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新潟のお酒

新潟は「米どころ」として知られるだけでなく、日本酒の聖地としても全国屈指の地位を誇ります。

「久保田」「八海山」「越乃寒梅」など、名だたる銘柄がそろうこの地では、伝統と革新が息づく多彩な地酒が造られています

雪深い気候と軟水、そして職人の技が生み出す“淡麗辛口”の味わいは、国内外の日本酒ファンを魅了してやみません。

本記事では、新潟の地酒の特徴や種類、人気銘柄から酒蔵巡りの情報まで、初心者から上級者まで楽しめる内容を幅広くご紹介。

ギフト選びやペアリング、イベント情報も盛り込みながら、“今こそ味わいたい新潟の地酒”の魅力に迫ります。

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【基本情報】新潟の地酒とは?特徴・歴史・地域別の違い

新潟県は47都道府県の中でも酒造数トップ

新潟県は47都道府県の中でも酒造数トップ

新潟県といえば、全国でもトップの米どころとして知られています。お米の作付面積、収穫量がいずれも全国第1位で、コシヒカリをはじめとする様々なお米が作られています。

そんな新潟県ですが、当然のようにお酒づくりの面でもトップレベルに君臨しています。特に注目したいのが酒造数で、新潟県には88蔵の酒造があり、これは全国でもダントツの1位となります。

そしてその中には、1560年代創業という超老舗の酒造も存在するほどです。

生産量ランキングで見ても兵庫・京都に次ぐ3位である新潟県は、お酒の質が良いのも大きな特徴にあげられます。出荷されるお酒のうち、いわゆる高級酒である「特定名称酒」の割合が高く、特に吟醸酒のシェア率は全国トップです。

そんな新潟のお酒には、国内だけでなく世界規模で有名な銘柄もあります。質の良く美味しい日本酒をお探しなら、ぜひ新潟のお酒に注目してみましょう。

新潟のお酒は淡麗辛口の味わいが特徴

新潟のお酒は淡麗辛口の味わいが特徴

新潟のお酒は、一言で表すと「淡麗辛口」の味わいです。雪が深い冷涼な環境で仕込みが行われること、ミネラルの少ない軟水を使っていることなどが淡麗辛口のお酒が多い理由に挙げられます。

辛口でも口当たりの良いものが多く、すっきりとした印象で飲みやすいものが多いです。新潟のお酒は食事に合わせるのにも向いています。

ちなみに同じ新潟でも、エリアが違うとお酒の特徴は少しずつ異なります。新潟のお酒は「上越」「中越」「下越」「佐渡」の4エリアに分けられ、それぞれ以下のような特徴を持っています。

新潟県

<上越エリア>

山間部や海岸線など多彩な自然に囲まれた場所で、豪雪地帯でもある上越エリア。ここでのお酒は、農林漁業を営む人々に癒しを与える存在でした。

そんな上越エリアのお酒は、新潟のお酒の中でも甘みを感じられるのが特徴です。お米本来の甘さが素直にお酒になっていて、切れ味もあります。

<中越エリア>

中越エリアといえば、城下町として栄えた長岡市のある場所です。酒造や

味噌蔵などが昔から多く、多彩なタイプのお酒が作られています。軽〜旨口までバ

リエーションが多く、食事にあったお酒を探すことができます。

<下越エリア>

下越エリアは新潟市のある場所です。新潟県の中でも最も都会的な場所で、江戸時代中期〜明治時代までは北前船の寄港地でもありました。

花街の伝統が残るこのエリアでは、料理を引き立てるすっきりした辛口の味わいのお酒が多く作られています。

<佐渡エリア>

自然豊かな佐渡エリアは、全国で唯一トキが生息する場所でもあります。 環境に配慮した酒造りを行うような酒造もあり、その味わいは旨みのある辛口です。

【種類・特徴】新潟の地酒の種類と精米歩合別の違い

【種類・特徴】新潟の地酒の種類と精米歩合別の違い
新潟の地酒は、「淡麗辛口」と称されるすっきりとした味わいで知られていますが、その魅力は酒の“種類”や“精米歩合”の違いにもあります。

ここでは、日本酒の基本となる分類や、新潟ならではの製法や特徴的な酒について解説します。

純米酒・吟醸酒・大吟醸の違い

純米酒|米の旨味が豊かな飲み応え

純米酒は、米・米麹・水のみで造られた日本酒で、醸造アルコールを一切加えないのが特徴です。米本来の旨味とコクがしっかり感じられ、飲みごたえのある味わいに仕上がります。

新潟の純米酒は、軟水仕込みによるなめらかさと穏やかな香りが魅力で、日常使いにもぴったり。煮物や焼き魚など、和食全般と相性抜群です。

吟醸酒|フルーティーで華やかな香り

吟醸酒は、精米歩合60%以下まで磨いた米を使用し、低温でじっくり発酵させて造られます。バナナやメロンを思わせるフルーティーな香りと、軽快で爽やかな飲み口が特徴。

新潟の吟醸酒は、控えめながらも品のある香りと繊細な味わいで、洋食との相性も良好です。特別な日の食中酒としても重宝されます。

大吟醸|精米歩合50%以下、繊細な風味

大吟醸酒は、米を50%以下まで丁寧に磨き、香り・味わいともに高いバランスを持つ高級酒です。香り高く、繊細でスッと消えるような余韻が特徴で、ギフトやお祝いにも選ばれることが多いです。

新潟の大吟醸酒は、過度な主張を避けた“控えめなエレガンス”が魅力。冷酒でいただくと、その透明感ある美味しさをより堪能できます。

特別純米・特別本醸造の特徴

特別純米・特別本醸造の特徴
特別純米酒と特別本醸造酒は、原材料や製造工程において“特別”な要素があると認められた日本酒です。

特別純米酒は、精米歩合が60%以下で、かつ製法にこだわりがある純米酒。米の旨味を感じながらも、キレのある味わいが特徴です。

特別本醸造酒は、醸造アルコールを少量添加して造られたタイプで、軽快で飲みやすく、料理と合わせやすい万能酒として親しまれています。

新潟の特別純米・特別本醸造酒は、丁寧な仕込みと冷涼な気候によるクリアな味わいが際立ち、初心者にもおすすめの一本です。

新潟独自のカテゴリー(雪中貯蔵酒・生原酒)

新潟独自のカテゴリー(雪中貯蔵酒・生原酒)
新潟の酒造文化には、独自の工夫と自然環境を活かした製法が息づいています。その中でも注目されるのが「雪中貯蔵酒」と「生原酒」です。

雪中貯蔵酒

豪雪地帯である新潟では、雪を活用して酒を貯蔵・熟成する「雪中貯蔵酒」が造られています。

雪室(ゆきむろ)と呼ばれる天然の冷蔵庫で低温かつ安定した環境で熟成されることで、角が取れたまろやかでやさしい味わいになります

生原酒

「生原酒」は、火入れ(加熱処理)をせず、アルコール添加も行わない、まさに“しぼりたて”のフレッシュな地酒です。豊かな香りと力強い味わいが特徴で、冷やして飲むとその鮮度がより際立ちます。

どちらも新潟の自然風土と職人技が生んだ“地酒の進化系”として、県外のファンからも高い支持を集めています。

【銘柄紹介】新潟の地酒おすすめランキング|人気銘柄・プレミアムボトル

商品 画像 shop ポイント 価格 種類 味わい 香り アルコール度数 内容量
朝日酒造 久保田 千寿 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon 久保田買取 久保田の中からまず選びたい定番の1本。あっさりしていて淡麗な味わいは食事に合わせやすい。やや温度を上げても◎ 1,320円 日本酒 淡麗辛口 すっきりとした吟醸香 15% 720ml
八海酒造 純米大吟醸 八海山 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon 日本酒買取 全てが吟醸作りという八海山の中でも、やや高級な純米大吟醸酒。辛口だがふわりと広がる甘やかさがある。 2,266円 日本酒 淡麗辛口 すっきりとした吟醸香 15.5% 720ml
石本酒造 越乃寒梅 純米大吟醸 無垢 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon 日本酒買取 兵庫県三木市志染町産山田錦を使って作られる贅沢なお酒。厚みのある味わいで、ゆっくり味わうのに最適。 5,500円 日本酒 淡麗辛口 山田錦のふくよかな香り 16% 1,800ml
麒麟山酒造 麒麟山 伝統辛口 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon 日本酒買取 麒麟山の定番酒で、4号瓶や一升瓶のほかワンカップも登場中。冷やでも美味しいが、55度の飛びきり燗で豊かさUP。 1,100円 日本酒 淡麗辛口 ふくよかな香り 15% 720ml
菊水酒造 菊水の辛口 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon 日本酒買取 加熱処理後、瓶詰め前の火入れは行わない「生詰」のお酒。適度なフレッシュさと熟成感が共存している。 2,342円 日本酒 淡麗辛口 熟れた果実のような香り 15% 1,800ml
朝日酒造 朝日山 純米にごり リンクサス酒販 楽天市場 Amazon 日本酒買取 甘みと酸味が美しい純米にごり酒。日本酒度でみるとかなりの甘口だが、口当たりが良いためスイスイ飲める仕上がり。 1,050円 日本酒 淡麗甘口 穏やかで甘酸っぱい香り 13% 720ml
白瀧酒造 上善如水 純米吟醸 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon 日本酒買取 日本酒初心者の方にもおすすめしやすい、水のようにストンとおちるすっきりとしたお酒。クセが少なく飲みやすい。 1,587円 日本酒 淡麗辛口 華やかで上品な香り 14〜15% 720ml
越後鶴亀 純米酒 リンクサス酒販 楽天市場 Amazon 日本酒買取 すっきりとした辛口で、後から甘みと旨みのニュアンスも広がる。後味すっきりで食中酒にも最適。 2,860円 日本酒 やや辛口 程よく甘い香り 15% 1,800ml

1.朝日酒造 久保田 千寿

  • お酒の種類:日本酒(吟醸酒)
  • 原料:五百万石(麹米50%、掛米55%)
  • 日本酒度:+5.0
  • 酸度:1.1
  • アルコール度数:15%
  • 価格:720ml 1,320円(税込)

これぞ久保田の原点と言える1本で、非常に美しい淡麗ですっきりとした味わいです。穏やかで優しい吟醸香で、食事シーンにも合わせやすいです。

縁起の良い名前も相まって、ちょっとしたギフトやプレゼントにも人気の日本酒です。特にヒラメのお刺身など、繊細な味わいの海鮮料理と相性抜群です。

2.八海酒造 純米大吟醸 八海山

  • お酒の種類:日本酒(純米大吟醸酒)
  • 原料:山田錦など(45%)
  • 日本酒度:+4.0
  • 酸度:1.4
  • アルコール度数:15.5%
  • 価格:720ml 2,266円(税込)

手作りの麹と八海山の雪解け水を使って作る純米大吟醸酒です。キレのある純米酒で、辛口ですが上品な甘やかさもあります。

八海山は全量が吟醸作りのお酒として知られています。吟醸酒好きさんにぜひ一度味わってほしい1本です。

3.石本酒造 越乃寒梅 無垢 純米大吟醸

  • お酒の種類:日本酒(純米大吟醸酒)
  • 原料:山田錦など(48%)
  • 日本酒度:+4
  • 酸度:-
  • アルコール度数:16%
  • 価格:1,800ml 5,500円(税込)

兵庫県三木市志染町産山田錦を使用したスペシャルな純米大吟醸酒です。お米本来の旨みが最大限に引き出されていて、味わいに厚みがあります。ぜひ時間をかけてゆっくりと楽しみましょう。

なおこちらの無垢シリーズには、精米歩合を35%まで磨いた上位ボトル「金無垢」もあります。

4.麒麟山酒造 麒麟山 伝統辛口

  • お酒の種類:日本酒(普通酒)
  • 原料:新潟・奥阿賀産米
  • 日本酒度:-
  • 酸度:-
  • アルコール度数:15%
  • 価格:720ml 1,100円(税込)

「デンカラ」の相性で親しまれる、麒麟山の大人気酒です。切れがよく、飲み飽きしないのが魅力です。

10度に冷やして、20度でゆるりと、そして55度の飛びきり燗にしてと多彩な飲み方で味わうことができます。

特にとびきり燗にすると、香りが強くなり個性をダイレクトに感じられるのでおすすめです。

5.菊水酒造 菊水の辛口

  • お酒の種類:日本酒(本醸造酒)
  • 原料:新潟県産米(70%)
  • 日本酒度:-
  • 酸度:-
  • アルコール度数:15%
  • 価格:1,800ml 2,342円(税込)

一度の火入れ後、瓶詰め前には火入れを行わない生詰のお酒です。生詰ならではのフレッシュさを感じさせつつ、熟成を経て作られる豊かな香味も与えてくれます。

いわゆる超辛口のお酒で、上品な旨みとキレのよさも持ち合わせています。

6.朝日酒造 朝日山 純米にごり

  • お酒の種類:日本酒(純米にごり酒)
  • 原料:新潟県産米(麹米65%、掛米70%)
  • 日本酒度:-40.0
  • 酸度:2.7
  • アルコール度数:13%
  • 価格:720ml 1,050円(税込)

久保田で有名な朝日酒造が、久保田以前よりリリースしていた銘柄が朝日山です。そんな朝日山の純米にごりは、新潟のお酒としては非常に珍しい甘口のにごり酒です。

口に含むととろみ、果実のような甘酸っぱさを感じ、冷やすと特に美味しいです。甘いですが口当たりはすっきりとしていて飲みやすさも抜群です。

7.白瀧酒造 上善如水 純米吟醸

  • お酒の種類:日本酒(純米吟醸酒)
  • 原料:国産米(55%)
  • 日本酒度:+4
  • 酸度:-
  • アルコール度数:14〜15%
  • 価格:720ml 1,587円(税込)

上善如水(じょうぜんみずのごとし)の名のとおり、まるで水のように様々なものと調和し、ストンと喉奥へ落ちていくようなお酒です。

新潟・越後湯沢の雪解け水から生まれる柔らかさに定評があります。

シンプルで分かりやすい美味しさは、日本酒初心者の方や女性の方にもおすすめしやすいです。

8.越後鶴亀 純米酒

  • お酒の種類:日本酒(純米酒)
  • 原料:山田錦、五百万石、こしいぶき(60%)
  • 日本酒度:+3.0
  • 酸度:1.5
  • アルコール度数:15%
  • 価格:1,800ml 2,860円(税込)

新潟らしい辛口酒ですが、口に含むと後からフルーティーな印象が広がるバランスの良いお酒です。口当たりなめらかですっきりとした、まさに新潟を代表する1本と言えます。

常温でも熱燗でも楽しめるお酒です。冷やしてワイングラスで飲むのもありです。

【ペアリング】新潟の地酒と郷土料理・おつまみの相性

【ペアリング】新潟の地酒と郷土料理・おつまみの相性
新潟の地酒は、料理との相性に優れていることでも知られています。とくに地元ならではの郷土料理やおつまみと組み合わせれば、地酒の魅力を一層引き立てる“極上のマリアージュ”が楽しめます

ここでは、新潟地酒と食のペアリングを具体的にご紹介します。

新潟の郷土料理と相性抜群の地酒

新潟の風土と歴史が育んだ郷土料理は、地酒との相性も抜群。味わいのバランスを意識したペアリングは、食事の満足感をより深めてくれます。

のっぺ × 純米酒

新潟の郷土料理「のっぺ」は、里芋や人参、椎茸などを優しい味わいの出汁で煮た一品。素材の旨味がじんわり広がるこの料理には、米の旨味がしっかりと感じられる純米酒がよく合います。

おすすめは「吉乃川 純米酒」や「鶴齢 純米酒」など、まろやかさとキレを両立した一本。

へぎそば × 辛口の吟醸酒

布海苔(ふのり)をつなぎに使ったコシの強い「へぎそば」は、新潟を代表する名物そば。つるりとした喉越しと上品な出汁には、軽やかでキレのある辛口吟醸酒がぴったりです。

「久保田 千寿」や「越乃寒梅 吟醸」などの淡麗辛口タイプがおすすめ。

鮭の塩引き × 大吟醸

新潟の冬の味覚「鮭の塩引き」は、しっかり塩味が効いた熟成系の鮭料理。旨味が凝縮された味わいには、香り高く繊細な味わいの大吟醸酒がベストマッチ。

「八海山 大吟醸」や「北雪 YK35」など、すっきりとした後味の大吟醸で、鮭の濃厚な旨味を引き立てましょう。

おつまみ・デザートとのペアリング

地酒は食中酒としてだけでなく、おつまみやスイーツとの相性も抜群。新潟ならではの食材を活かした意外な組み合わせを楽しんでみてください。

笹団子 × 甘口の吟醸酒

よもぎの香りが広がる「笹団子」は、もちもち食感とあんこの甘さが魅力の和スイーツ。そんな優しい甘さには、ほんのり甘口の吟醸酒がよく合います。

「雪中梅 吟醸酒」や「白瀧酒造 上善如水 吟醸」など、フルーティーでやわらかな風味を持つ一本が相性◎。

かんずり × 辛口純米酒

新潟特産の発酵調味料「かんずり」は、唐辛子・柚子・糀を原料にしたピリッと辛味のある薬味。冷奴や焼き物のアクセントとして活躍します。そんな辛味には、雑味の少ない辛口純米酒がぴったり。

「越乃景虎 超辛口」や「八海山 特別純米酒」など、シャープな味わいで口の中をリセットしてくれる辛口酒が好相性です。

温度別のペアリング提案(冷酒・常温・熱燗)


地酒は飲む温度によっても印象がガラリと変わります。料理の種類や季節に合わせて温度を変えることで、より深く味わいを楽しめます。

  • 冷酒(5〜10℃):刺身やサラダなど、軽くて繊細な料理にぴったり。香り高い吟醸・大吟醸と好相性。
    おすすめ:久保田 萬寿(純米大吟醸)、北雪 大吟醸 YK35
  • 常温(15〜20℃):煮物・焼き魚など、出汁や旨味を感じる料理と合わせやすい。純米酒・特別純米酒向き。
    おすすめ:吉乃川 特別純米、鶴齢 純米酒
  • 熱燗(45〜50℃):鍋料理や味の濃い郷土料理と相性抜群。香りを和らげ、旨味を引き出す飲み方。
    おすすめ:越乃景虎 本醸造、八海山 本醸造

【酒蔵巡り】新潟の酒蔵・蔵元情報と見学ガイド

【酒蔵巡り】新潟の酒蔵・蔵元情報と見学ガイド
新潟県は日本有数の酒どころで、多くの魅力的な酒蔵が点在しています。ボトルをそのまま購入して楽しむのもいいですが、新潟に訪れる機会があれば酒屋巡りをしてみるのも面白いかもしれません。

ここでは、代表的な酒蔵の情報や見学方法、地酒ツアーのおすすめプラン、そして「にいがた酒の陣 2025」の情報と参加方法をご紹介します。

代表的な酒蔵・蔵元一覧

朝日酒造(久保田)【長岡市】

1830年創業の朝日酒造は、代表銘柄「久保田」で知られています。蔵見学は予約制で、公式サイトの予約申込ページから申し込めます

アクセスは、JR信越本線来迎寺駅から徒歩約15分、またはJR長岡駅からタクシーで30~40分です。

八海醸造(八海山)【南魚沼市】

八海醸造は、新潟を代表する銘柄「八海山」を製造しています。蔵見学を実施しており、ガラス越しに酒造りの様子を見ることができます

詳細な見学情報は公式サイトで確認できます。

石本酒造(越乃寒梅)【新潟市】

1907年創業の石本酒造は、銘酒「越乃寒梅」の蔵元です。

蔵見学に関する詳細は、公式サイトのお問い合わせページで確認できます。

北雪酒造(北雪)【佐渡市】

北雪酒造は、佐渡の自然を活かした酒造りを行っています。蔵見学は事前予約制で、午前9時30分から11時30分、午後1時から3時30分の間で受け付けています。

所要時間は約15~20分で、見学後には試飲も楽しめます。

酒蔵見学の予約方法・体験情報

酒蔵見学は多くの場合、事前予約が必要です。各酒蔵の公式サイトや電話で予約を受け付けています。

見学内容や所要時間、試飲の有無などは蔵元によって異なるため、事前に確認しましょう。

なお、夏時期は酒造りを行なっていない蔵もあるので注意しましょう。

新潟の酒蔵巡り・地酒ツアーのおすすめプラン

新潟の酒蔵巡り・地酒ツアーのおすすめプラン

新潟市内を効率的に巡る「新潟地酒タクシー」など、地酒を楽しむツアーが多数あります

新潟清酒達人検定に合格した観光ガイドが案内するタクシープランもあり、希望に応じて行き先の変更や時間の延長も可能です。

時期によって開催されているプランが異なるので、新潟に訪れる機会がある方はぜひチェックしてみましょう。ツアー会社から申し込めるプランなどもあります。

にいがた酒の陣 2025 情報と参加方法

 

「にいがた酒の陣」は、新潟県内の酒蔵が一堂に会し、多彩な日本酒を楽しめる国内最大級の日本酒イベントです

2004年に新潟県酒造組合の設立50周年を記念して初開催されて以来、毎年多くの日本酒ファンが訪れています。

2025年の開催概要

  • 開催日時:2025年3月8日(土)および9日(日)
  • 午前の部:10:00~13:00(試飲開始 10:30)
  • 午後の部:14:30~17:30(試飲開始 15:00)
  • 会場:朱鷺メッセ ウェーブマーケット(新潟市中央区万代島6番1号)
  • チケット情報:
    Aチケット(指定座席あり):5,000円(税込)
    Bチケット(座席なし):3,500円(税込)

    ※各回ともに先着順で販売され、イープラスにて2025年1月19日(日)13:00より販売開始されていました。

「にいがた酒の陣 2025」は、2025年3月8日(土)と9日(日)に朱鷺メッセで開催されました。

会場では、県内80の酒蔵が約400種類の日本酒を提供し、試飲や購入が可能です。また、日本酒に合う新潟の郷土料理やおつまみも楽しめます

このイベントはほぼ毎年開催されており、例年3月上旬に行われることが定番となっています。翌年以降も実施される可能性が高いので、気になる方は情報をチェックしてみてください。

【その他お酒】新潟県で日本酒以外に有名なアルコールは?

日本酒があまりにも有名な新潟県ですが、作られるお酒は他にももっともっとあります。

ブルワリーやワイナリーなどもあり、近年ではウイスキー蒸留所なども新設されています。

新潟はクラフトビール発祥の土地

新潟はクラフトビール発祥の土地

新潟県は、実はクラフトビール発祥の土地でもあります。今でこそ全国に何百ヵ所と増えたクラフトブルワリーですが、全国で初めてクラフトビール醸造を始めたのは新潟市にある「エチゴビール」でした。

新潟では大麦麦芽に新潟産コシヒカリを配合したビールを開発するなど、新潟でしか作れないような特別なビールも登場しています。現在はブルワリーの数も増えていて、大型のブルワリーからマイクロブルワリーまで様々な場所が存在しています。

見学ツアーや併設パブ・レストランなどを用意しているブルワリーもあるので、新潟に訪れる機会のある方はぜひ調べてみると良いでしょう。

日本ワインの生産も行われている

 

意外かもしれませんが、新潟はワイナリーも数ヵ所あり日本ワインの生産が積極的に行われています。中でも近年注目を浴びているのが「新潟ワインコースト」です。

新潟ワインコーストは新潟市にある5軒の生産者達が集まりワイン産地を形成するエリアで、ブドウ畑のほかレストランやマルシェなども用意されています。海と砂に囲まれた場所で、ワイン作りに適した環境が整えられています。

ここで生まれる日本ワインたちは、どれも独特で個性のある豊かな味わいをしています。

新進気鋭のウイスキー蒸留所も

ここ最近登場したお酒なら、ウイスキーにも注目です。新潟には「新潟亀田蒸留所」がここ数年で誕生し、2021年2月より稼働しています。

新潟亀田蒸留所は、「ニューポットPeated」がワールドウイスキーアワード2023のNew Make &Young Spirits部門にて世界最高賞を受賞しています。

まさに今大注目の銘柄であり、これ

から更なる成長をしていくことが期待されています。

【注目銘柄】新潟県でおすすめのワインやウイスキー

カーブドッチ もぐら(シャルドネ)

  • お酒の種類:ワイン
  • 原料:ブドウ(シャルドネ)
  • アルコール度数:12.5%前後
  • 価格:750ml 約4,000円(税込)

カーブドッチは新潟県注目のワインです。

皮由来の厚みや樽のボディ感も加わり、全体的に贅沢な仕上がりになっています。もぐらが描かれたキュートなラベルデザインも人気理由の一つです。

新潟亀田蒸溜所 ニューボーン ピーテッド2年

  • お酒の種類:ウイスキー
  • 原料:モルト
  • アルコール度数:55%
  • 価格:200ml 約5,000円(税込)

3年未満の原酒をニューボーンとして瓶詰めしたウイスキーです。バーボン樽主体の作りで、フルーティーさと後味の甘さが印象的です。

ウイスキー品評会で受賞経験のある新潟亀田蒸留所の希少ボトルとして、今後価値が高まっていく可能性も大の1本です。

まとめ

日本酒王国・新潟には、味わい深い魅力がぎっしり詰まっています
米の質、清らかな水、そして雪国ならではの自然環境が生み出す淡麗辛口の酒たちは、食卓を引き立て、贈り物にも最適です。

「日本酒をもっと楽しみたい」「本物の地酒を味わってみたい」――そんな想いがあるなら、新潟の地酒は絶対に外せません。

さらに新潟には日本酒だけでなく、新進気鋭のウイスキー蒸溜所なども登場しています

初心者も愛好家も、きっとお気に入りの一本が見つかるはずです。
次の一杯は、ぜひ新潟のお酒にロックオンしてみてください。
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