「ランブルスコ」というワインをご存知ですか?
ランブルスコは、イタリア生まれの微発泡ワインで、その軽快な味わいと手頃な価格から世界中で愛されています。特にフルーティーな香りと飲みやすさが特徴で、ワイン初心者でも気軽に楽しめるのが魅力です。
日本でも、レストランやスーパー、ワイン専門店などで手に入るため、カジュアルな食事のお供にもぴったり。今回は、そんなランブルスコの種類や選び方、オススメのボトルまで詳しくご紹介します。
ぜひ自分好みの一本を見つけて、ランブルスコの魅力を堪能してみましょう!
イタリアが誇る人気スパークリングワイン「ランブルスコ」
ランブルスコはイタリアのエミリア・ロマーニャ州を中心に作られるスパークリングワインです。軽やかな口当たりであり、しかもフルーティーであることから飲みやすいと人気を集めています。
なおランブルスコとひとことで言っても、その種類は非常にさまざまです。
ランブルスコはブドウ品種の総称であり、ランブルスコの中にも色んな種類のブドウが存在しています。品種が変わると味わいも変わってくるので、違いを知っておくとお気に入りの1本を選びやすくなります。
一般的にランブルスコといえば赤ワインが多いですが、中には白やロゼとして作られているものも存在します。
また味わいも甘口から辛口までバリエーションがあるので、ぜひ飲み比べてみてください。
ランブルスコの歴史と背景
ランブルスコは、イタリア・エミリア・ロマーニャ地方を中心に生産される発泡性ワインで、古代ローマ時代から親しまれてきました。
ローマ人はそのフレッシュな味わいを好み、戦士たちが遠征に持参することもあったとされています。
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古代ローマ時代からのルーツ
ランブルスコのブドウ品種は、古代ローマの文献にも登場するほど歴史が古く、当時から食事と一緒に楽しむためのワインとして飲まれていました。
特にローマ人は、そのフレッシュで飲みやすい味わいを好み、戦士たちが遠征に持参することもあったとされています。 -
中世~ルネサンス時代の発展
中世に入ると、ランブルスコの生産技術がさらに洗練され、エミリア・ロマーニャ地方を中心に多くの修道院でワイン造りが行われるようになりました。 この時期に、ランブルスコの発泡性が自然発酵によって生まれることが知られ、スパークリングワインとしての特徴が確立されました。 -
近代の商業化と世界進出
19世紀から20世紀にかけて、ランブルスコはイタリア国内のみならず、ヨーロッパ各地やアメリカにも輸出されるようになりました。
特に1970年代には、アメリカ市場でフルーティで甘口のランブルスコが大ヒットし、一躍世界的に知られる存在となりました。
これにより、イタリア産スパークリングワインとしてのブランドが確立され、今日に至るまで人気を維持しています。 -
現代のランブルスコ
現在のランブルスコは、伝統的な製法を守りながらも、最新のワイン醸造技術を取り入れた多様なスタイルで生産されています。
甘口から辛口まで幅広いバリエーションがあり、赤ワインだけでなくロゼや白のランブルスコも登場し、より多くのワイン愛好家に楽しまれています。
このように、ランブルスコは長い歴史と地域の文化に根ざしたワインでありながら、現代のトレンドにも適応し進化し続けています。
食の都とも呼ばれるエミリア・ロマーニャ
ランブルスコの主な産地であるエミリア・ロマーニャ州は、イタリアの中部にあります。ここは食の都とも呼ばれる場所で、たくさんのイタリア料理が作られています。
例えばパルマ産の生ハムやボロネーゼソース、そしてパルミジャーノ・レッジャーノのチーズやバルサミコ酢などが作られています。ランブルスコはこうしたエミリア・ロマーニャの食文化とともに親しまれてきた微発泡性ワインです。
ちなみにランブルスコの中には、DOC=原産地呼称法により格付け認定されたものもあります。
生産地には規定があり、エミリア地方のレッジョ・エミリア地区、モデナ地区、パルマ地区と、ロンバルディア州のマントヴァ地区の定められた7つのエリアにて作られたものだけが「ランブルスコ」として販売されます。
ランブルスコはなぜ人気?飲みやすさ・コスパの良さに定評あり
穏やかなアルコールで苦味や渋みを感じにくい
ランブルスコは糖分が残った状態で、発酵を止めて作られるのが基本です。そのため赤ワイン特有の苦味や渋みを感じにくく、フルーティーで飲みやすいです。
また発酵を途中で止めているため、一般的な赤ワインに比べ度数がやや控えめなものが多く、ワイン初心者や女性の方でも親しみやすいのが特徴です。
赤ワインの一般的なアルコール度数は14%程度ですが、ランブルスコの場合はアルコール度数8〜11%前後で作られています。
どんな料理にも合うから初心者にもおすすめ
ランブルスコは料理との相性もよく、メインディッシュからデザートにまで幅広く合わせることができます。食前酒として採用したり、味の濃いイタリアンに合わせたりすることも可能です。
実際に飲食店の中にもランブルスコを取り扱っているお店は多いです。
どんなワインを選んだらいいかわからないという時に、ランブルスコは一つの選択肢となるでしょう。
コストコなどでも買えるコスパの良さが魅力に
コストコ来てるんだけどランブルスコが大特価 pic.twitter.com/WAADGpW4n7
— かずきマツカレーション???? (@kazukix1016kan) October 27, 2019
ランブルスコのワインはお手頃価格のものが多いのもポイントです。これにはランブルスコ種のブドウが栽培しやすく、しかも一房にたくさん実がなるという性質を持っており大量生産できるということが関係しています。
ランブルスコのワインの中には、一本1,000円ほどで購入できるものもあります。
「カルディ」や「コストコ」といったショップや、「サイゼリヤ」などのカフェレストランでも取り扱いがあるので、ぜひ機会があれば挑戦してみましょう。
ランブルスコの選び方!品種や甘辛度をチェックしよう
親しみやすい味わいと価格帯で、数多くのラインナップがある「ランブルスコ」。生産地が広いエリアにまたがっていて、種類があまりに多いため、どれを選ぶべきかわからないという方も多いのではないでしょうか。
ランブルスコの中から好みのボトルを探すには、「ブドウ品種」と「甘辛度」をチェックするのがおすすめです。ラベルに記載されている表記を確認しながら、より自分好みのランブルスコを探してみましょう。
押さえておきたい人気の3品種
ランブルスコの多くは、複数のブドウ品種をブレンドして作られます。その中でも、どんな品種のブドウが多く使われているかをチェックすることで、味わいのイメージが湧きやすくなります。
ランブルスコの代表的な3品種には「ランブルスコ・ディ・ソルバーラ」「ランブルスコ・グラスパロッサ」「ランブルスコ・サラミーノ」があります。
それぞれどのようなワインであるのか、見ていきましょう。
<ランブルスコ・ディ・ソルバーラ>
「ランブルスコ・ディ・ソルバーラ」は、ランブルスコ系品種の中でも高い品質と言われるソルバーラ種を主体に作られるワインです。タンニンが少ないため渋みを感じにくく、上品な味に仕上がっています。
色合いは淡めであり、香りはバラやスミレのような華やかさがあります。辛口のものがほとんどで、ピノ・ノワールのワインがお好きな方に特におすすめです。
<ランブルスコ・グラスパロッサ>
「ランブルスコ・グラスパロッサ」はグラスパロッサ種と呼ばれるブドウを使って作られます。丘の斜面で作られるというやや珍しい種で、豊満な果実味が印象的です。
グラスパロッサのランブルスコはワインの色も濃く、口に含むと力強いタンニンや酸味を感じることができます。渋みとバランスが取れるよう残糖分が多く作られるのも特徴で、フルボディな味わいを堪能できます。
<ランブルスコ・サラミーノ>
ランブルスコ サラミーノがサラミに合わない理由が見当たらない… pic.twitter.com/3je9sCVYhm
— 中塚 龍雄 (@TatsuoNakatsuka) September 8, 2020
「ランブルスコ・サラミーノ」のワインは、ボディ感と果実味のバランスに優れた味に仕上がります。
ソルバーラのようなエレガントさとグラスパロッサのようなふくよかさをどちらも持ち合わせていて、食事に合わせやすいのが特徴です。
ちなみにサラミーノというネーミングは、ブドウの房がサラミのような長い筒状であることから付けられています。
甘辛度を見分けて好みを探そう!セッコやドルチェなど
表記
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味わい
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セッコ(Secco) |
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セミ・セッコ(Semi Secco) |
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アマービレ(Amabile) |
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ドルチェ(Dolce) |
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ランブルスコの中には甘口のものから辛口のものまであります。
味わいはラベルに書かれているイタリア語で判断できるので、ぜひチェックしてみましょう。味わいの表現には「セッコ」や「セミセッコ」、「アマービレ」、「ドルチェ」などがあり、含まれる糖分の量が変わってきます。
キリリとした印象の味が好きなら、セッコやセミセッコと書かれたものを選ぶのがオススメです。辛口のランブルスコは、ピザやミートソース味、そのほか肉料理などしっかりとした味付けの料理と相性が抜群です。
一方で酸味や辛味が苦手なら、ドルチェやアマービレと書かれたものを選んでみましょう。甘みの際立つ味わいなので、生ハムなど塩気のあるおつまみとぜひ合わせてみてください。
気分を変えたいなら白やロゼも選択肢に
ランブルスコ ビアンコ セッコ 白のスパークリング??
カルディで1000円以下のワイン 赤泡、ロゼ泡もあって全て美味しいけど この白泡はおすすめ キンキンに冷やして呑むのが良し ワインが苦手な人も、青りんごスパークリングの感覚で呑める ただ店舗では入手困難になってて、有ったら即買いです pic.twitter.com/5Op56eSESp — Ima (@imamamaaa) July 2, 2023
ランブルスコの中には、白やロゼとして作られているものも存在します。赤と同様にお手頃で、1,000円台で入手できるものもあります。
白のランブルスコは「青リンゴ」と例えられるようにフルーティーでさっぱりと爽やかなものが多いです。またロゼのランブルスコは、程よいベリー系の果実味を楽しめるものが多くあります。
赤ワイン特有のダイレクトな味わいが苦手な方にも、白やロゼのランブルスコがおすすめできます。デイリー向けに飲みやすいものが多くあるので、気分を変えて楽しみたい時にはぜひチョイスしてみましょう。
甘口から辛口まで!ランブルスコのおすすめ赤白ボトル10選
商品 | 画像 | shop | ポイント | 価格 | 種類 | 味わい | 生産地 | アルコール度数 | 内容量 | |||
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キアリ ランブルスコ・ロッソ | ![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | 美しい酸になめらかな口当たりで飲みやすい赤のランブルスコ。低アルコールで親しみやすい。 | 約1,200円 | 赤 | やや甘口 | エミリア・ロマーニャ州 | 7.5% | 750ml |
パスクア ランブルスコ・デッレミリア | ![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | 定番の味わいで親しみやすいランブルスコ。1,000円前後で買えることも多く、取り扱うショップも多い。 | 約1,000円 | 赤 | やや甘口 | エミリア・ロマーニャ州 | 7.5% | 750ml |
カビッキオーリ ランブルスコ・ロッソ ドルチェ | ![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | 本場イタリアでもよく親しまれる作り手。美しいルビー色に、イチゴを思わせる甘い香りと味わい。 | 約1,200円 | 赤 | 甘口 | エミリア・ロマーニャ州 | 7.5% | 750ml |
ドネリ ランブルスコ・レッジャーノ アマービレ | ![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | フルーティーな中に心地の良いタンニンを感じられる1本。ライトボディで食前酒などにもおすすめ。 | 約2,300円 | 赤 | やや甘口 | エミリア・ロマーニャ州 | 9% | 750ml |
コンチェルト ランブルスコ・レッジアーノ セッコ | ![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | 食事の魅力を引き出す、きめ細やかな泡が魅力の辛口ランブルスコ。のみごたえもあり、洗練された味わいを楽しめる。 | 約2,500円 | 赤 | 辛口 | エミリア・ロマーニャ州 | 11.5% | 750ml |
カンティーナ・ディ・ソリエーラ ランブルスコ・ディ・ソルバーラ・セッコ | ![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | 作り手は複数のランブルスコ生産者からなる協同組合ワイナリー。海鮮とのマリアージュを楽しめる辛口。 | 約2,500円 | 赤 | 辛口 | エミリア・ロマーニャ州 | 11% | 750ml |
ガヴィオリ ランブルスコ・ グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ アマービレ | ![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | 最高級区画のブドウを使用した高級品。バラのような甘さを感じる、クリーミーな舌触りの中甘口な仕上がり。 | 約2,200円 | 赤 | やや甘口 | エミリア・ロマーニャ州 | 11.5% | 750ml |
タヴェルネッロ ランブルスコ・ロッソ | ![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | 赤いベリーのフルーツを詰め込んだような、すっきり爽やかな甘みをもつ。キュートな赤いラベルも人気の理由に。 | 約1,000円 | 赤 | やや甘口 | エミリア・ロマーニャ州 | 8% | 750ml |
チェビコ グランディ・コルディス・ランブルスコ ドルチェ | ![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | ハートデザインのラベルがキュートなランブルスコ。“大いなる情熱”と親しまれる甘口は、口に含むと心地よい。 | 約1,700円 | 赤 | 甘口 | エミリア・ロマーニャ州 | 8.5% | 750ml |
クエルチオーリ レッジアーノ ランブルスコ ドルチェ ロザート ロゼ |
![]() |
リンクサス酒販 | 楽天市場 | Amazon | シャンパン買取 | 果実味豊かな甘口ロゼ、優しい味わいとお手頃価格が魅力。 | 約1,200円 | ロゼ | 甘口 | エミリア・ロマーニャ州 | 8.16% | 750ml |
1.キアリ ランブルスコ・ロッソ
- ワインのタイプ:赤
- 味わい:やや甘口
- アルコール度数:7.5%
- 価格:750ml 約1,200円
こちらは100年以上の歴史を誇る、エミリア・ロマーニャ州の老舗が手掛けるランブルスコです。イタリアでも日亨的に飲まれているブランドで、イギリスやアメリカ、フランスなどでも人気があります。
こちらはアマービレと呼ばれるやや甘口の赤ワインで、美しい酸となめらかな舌触りが印象的です。
2.パスクア ランブルスコ・デッレミリア
- ワインのタイプ:赤
- 味わい:やや甘口
- アルコール度数:7.5%
- 価格:750ml 約1,000円
1,000円前後の価格で購入しやすいランブルスコです。定番の中甘口タイプで、どんな料理にも幅広く合わせることができます。
コンビニやスーパーで取り扱われていることも多く、入手がしやすいのもポイントです。
3.カビッキオーリ ランブルスコ・ロッソ ドルチェ
- ワインのタイプ:赤
- 味わい:甘口
- アルコール度数:7.5%
- 価格:750ml 約1,200円
カビッキオーリはランブルスコの本場イタリアで多くのファンに支持される作り手です。こちらは甘口タイプのランブルスコで、イチゴのようなソフトな甘みを堪能できます。
初心者でも飲みやすい味わいで、スパークリングワインの入り口としてもおすすめです。
4.ドネリ ランブルスコ・レッジャーノ アマービレ
- ワインのタイプ:赤
- 味わい:やや甘口
- アルコール度数:9.0%
- 価格:750ml 約2,300円
フルーティーな中に軽いタンニンを感じられるランブルスコです。エレガントな味わいで、イチゴのようなニュアンスも楽しめます。
特に生ハムやチーズとの相性がよく、このほか食前酒としても飲みやすいです。ライトなボディなので、スイスイと飲めてしまう印象です。
ちなみにドネリのランブルスコには、アウトドアシーンで飲みやすい缶タイプもあるのでぜひチェックしてみましょう。
5.コンチェルト ランブルスコ・レッジアーノ セッコ
- ワインのタイプ:赤
- 味わい:辛口
- アルコール度数:11.5%
- 価格:750ml 約2,500円
優れた作り手として名を馳せるメディチ・エルメーテが手がけるランブルスコです。辛口の味わいで食事に合わせやすく、繊細な泡と美しいルビー色で食卓に彩りを与えてくれます。
フレッシュブルーベリーやカシスなどを思わせるアロマで、レーズンのような果実感やタンニンも感じられます。ミディアムボディで飲みごたえも十分で、リッチな時間を味わいたい方におすすめです。
6.カンティーナ・ディ・ソリエーラ ランブルスコ・ディ・ソルバーラ・セッコ
- ワインのタイプ:赤
- 味わい:辛口
- アルコール度数:11%
- 価格:750ml 約2,500円
カンティーナ・ディ・ソリエーラはメディチ家が所有、複数の生産者が集まる協同組合ワイナリーです。こちらは安価でありながらも質が高く、コスパの良いランブルスコとなっています。
ソルバーラ種で作られるエレガントな辛口の味わいで、海鮮系の料理に合わせやすいです。もちろんイタリアンのお供にもぴったりです。
7.ガヴィオリ ランブルスコ・ グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ アマービレ
- ワインのタイプ:赤
- 味わい:やや甘口
- アルコール度数:11.5%
- 価格:750ml 約2,200円
クリーミーできめ細かな泡のやや甘口なランブルスコです。
コクのあるランブルスコとして評価の高いグラスパロッサ種を使っており、いわゆる高級ボトルとなります。
甘口でありながらもアルコール度数が11.5%とランブルスコにしては高く、飲みごたえもしっかりと感じられます。
8.タヴェルネッロ ランブルスコ・ロッソ
- ワインのタイプ:赤
- 味わい:やや甘口
- アルコール度数:8%
- 価格:750ml 約1,000円
赤いベリーのフルーツをギュッと詰め込んだような、すっきりと爽やかでありながら甘やかなランブルスコです。サントリーが輸入元となって発売しているため、非常に手に入れやすくコスパにも優れたボトルです。
赤いラベルのボトルデザインも人気で、映える1本として注目を集めています。
9.チェビコ グランディ・コルディス・ランブルスコ ドルチェ
- ワインのタイプ:赤
- 味わい:甘口
- アルコール度数:8.5%
- 価格:750ml 約1,700円
ハートを模したデザインとおしゃれな様相のボトルで人気の高い甘口ランブルスコです。イチゴやイチジク、スミレを感じさせるアロマで“大いなる情熱”と表現されています。
甘みの中にランブルスコらしい酸味もあり、バランスに長けた一本です。ピザやフルーツに合わせるのにおすすめです。
10.クエルチオーリ レッジアーノ ランブルスコ ドルチェ ロザート ロゼ
- ワインのタイプ:ロゼ
- 味わい:甘口
- アルコール度数:8.16%
- 価格:750ml 約1,200円
チャーミングな見た目を楽しめる、ロゼタイプのランブルスコです。果実味を持つ甘口のランブルスコで、甘すぎない優しさが魅力に。
有機栽培のブドウを使ったこだわりの1本でありながら、お手頃価格で試せるのも魅力です。
ランブルスコの購入ガイド!価格や購入場所を比べよう
まずは自分の好みに合った1本を探そう
ランブルスコは、甘口から辛口まで幅広い種類があり、泡の強さや風味も異なります。まずは、自分の好みを知ることが重要です。
甘口が好きならアマービレ(やや甘口)やドルチェ(甘口)、スッキリした味わいが好みならセッコ(辛口)を選びましょう。
また、華やかで軽やかな味わいを楽しみたいならロゼランブルスコがおすすめです。
ランブルスコは、日常の食事に合わせやすいのも魅力。ピザやパスタなどカジュアルな食事には甘口、肉料理やチーズには辛口と、料理との相性を考えて選ぶのも良いでしょう。
デザートと一緒に楽しむなら、甘口のランブルスコがぴったりです。
また、飲みやすさも選ぶ際のポイントになります。フルーティなものや酸味が際立つものなど、同じランブルスコでも個性はさまざま。
初心者なら、まずは口コミ評価の高い銘柄を試すのもおすすめです。
自分の味覚に合った1本を見つけることで、ランブルスコをより楽しむことができます。
価格を比較しシーンに合った1本を選ぼう
ランブルスコは、比較的手頃な価格で楽しめるスパークリングワインですが、価格帯によって品質や楽しみ方が変わります。
シーンに合わせて最適な1本を選ぶために、価格の目安を知っておくと便利です。
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1,000円前後のランブルスコ:
気軽に楽しめるデイリーワインとして最適。スーパーやコンビニでも購入できることが多く、日常の食事と合わせやすい。
特に初めてランブルスコを試す人におすすめ。 -
2,000〜3,000円のランブルスコ:
ワンランク上の品質で、特別なディナーやギフトにも向いています。
バランスの取れた味わいが特徴で、レストランなどでも提供されることが多い。 -
5,000円以上のランブルスコ:
高級なヴィンテージものや特別な醸造方法で作られたランブルスコ。
熟成された深みのある味わいが楽しめ、ワイン愛好家や贈り物としても喜ばれます。
シーンに応じて適切な価格帯を選ぶことで、ランブルスコの魅力をより引き出すことができます。
カジュアルなパーティーで楽しむならリーズナブルなものを、記念日やギフトには少し高価なものを選ぶと良いでしょう。
ワイン専門店やオンラインショップなら在庫が豊富
ランブルスコは、スーパーや百貨店でも購入できますが、より多くの種類を比較したいなら、ワイン専門店やオンラインショップを利用するのが賢明です。
特に、ランブルスコは種類が豊富なため、取り扱い店舗の違いで手に入る銘柄が大きく変わることがあります。
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ワイン専門店:
ソムリエやスタッフに相談しながら、自分の好みに合ったランブルスコを選べるのが魅力。
試飲ができる店舗もあり、実際に味を確かめながら購入可能。 -
オンラインショップ:
世界各国のランブルスコを取り扱っており、スーパーでは見かけない銘柄も購入可能。
価格比較もしやすく、レビューを参考に選ぶことができるため、初心者でも安心。 -
輸入食材店・百貨店:
品質の高いランブルスコが揃っており、高級ラインや限定品なども手に入りやすい。
試飲イベントを開催していることもあり、新しい銘柄との出会いも期待できる。
特にオンラインショップでは、送料無料のセット販売や定期購入など、お得なサービスを提供していることも多いため、いくつかのショップを比較しながら購入するとより良い選択ができるでしょう。
また、ランブルスコは開封後の炭酸の抜けやすさも考慮し、まとめ買いよりも、その都度新鮮なものを購入するのがベスト。
購入場所を工夫することで、より美味しくランブルスコを楽しむことができます。
ランブルスコを美味しく飲む方法・飲み方
ランブルスコはやや冷やして飲むのが◎
低温調理器で鶏レバーのコンフィを作りました!まさにクリーム!合わせたのはイタリアのランブルスコ!泡の赤ワインが初夏の暑さをチルアウトしてくれました! pic.twitter.com/6xAxaqdg13
— Soothing kitchen (@Soothingkitche1) July 2, 2023
ランブルスコは熟成感を堪能するような赤ワインとは違い、フレッシュな微発泡をカジュアルに楽しむ飲み方がおすすめです。
温度は4〜8℃前後がおすすめなので、飲む前に半日ほど冷蔵庫にて冷やしておくと良いでしょう。
なおセッコなど辛口タイプのランブルスコの場合は、温度をわずかにあげても良いかもしれません。10℃くらいにしておくと、渋みや苦味を感じにくく、飲みやすくなります。
赤ワインや白ワイン向けのグラスがおすすめ
ランブルスコはシャンパンのような微発泡性のワインですが、シャンパンと同じ細いグラスを利用するよりも、赤インや白ワイン向けのグラスを使って飲むことをおすすめします。
特に甘口タイプのランブルスコや赤ワインタイプのランブルスコは、ボウル部分がやや膨らんだグラスが良いでしょう。
ほんのりと膨らみのあるグラスを利用することで、微発泡の中にある飲みごたえやコク、香りを堪能しやすくなります。
またグラスを新調する場合は、リムの薄いものを選ぶのがおすすめです。リムが薄いとグラスが唇に触れる感覚が少なくなるので、ランブルスコの滑らかさをより一層楽しみやすくなります。
お酒の通販LINXAS(リンクサス)でシャンパンを探す
まとめ
ランブルスコは、微発泡の爽やかさとフルーティーな風味が魅力のイタリア産スパークリングワインです。赤ワインが主流ですが、白やロゼ、甘口から辛口までバリエーションが豊富なのも特徴。
また、比較的手頃な価格で購入できるため、気軽に飲み比べながら自分好みの一本を見つける楽しさもあります。
食事との相性も良く、ピザやパスタ、チーズやデザートなどさまざまな料理とマッチ。さらに、スーパーやワイン専門店、オンラインショップでも手に入りやすいので、気軽に試してみることができます。
「ランブルスコってどんな味?」と思った方は、まずはお手頃なボトルから試してみてはいかがでしょうか?