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米焼酎の世界を堪能!全国の酒蔵が造る極上の一杯とペアリング

米焼酎の世界を堪能!全国の酒蔵が造る極上の一杯とペアリング

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おすすめ米焼酎10選。人気銘柄~酒蔵が造る安くて美味しい銘柄まで

日本人にとって馴染み深い原料「お米」から造られる焼酎、それが米焼酎です。

クセが少なく、すっきりとした味わいが魅力の米焼酎は、食事との相性も抜群。毎日の晩酌にはもちろん、贈り物としても喜ばれるお酒です。

とはいえ「名前は聞いたことあるけど、どんな味?日本酒とは違うの?」「おすすめの銘柄ってあるの?」と気になっている方も多いはず。

そこで本記事では、今さら聞けない米焼酎の基礎知識から、選び方・人気銘柄・飲み方・フードペアリングまでをまるごと解説!

初心者の方にもわかりやすくご紹介していくので、ぜひ米焼酎の世界をのぞいてみてください。

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米焼酎とは?基本情報と特徴を解説

米焼酎の定義と製造方法

米焼酎とは、主に米と米麹を原料として製造される本格焼酎の一種です。米本来のやさしい甘みやふくよかな香りが特徴で、日本人にとって馴染みのある味わいが楽しめるお酒です。

焼酎の中でも芋焼酎や麦焼酎に次いで有名であり、日本の各地で親しまれています。

製造方法は、日本酒と同様に原料の米を蒸し、麹菌によって糖化させた後、酵母を加えて発酵させます。発酵後に蒸留を行うことで、アルコール度数を高めた焼酎が完成します。

一般的な米焼酎のアルコール度数は25度前後ですが、飲み口は比較的やわらかく、初心者にも親しみやすい仕上がりになっています。

米焼酎の歴史は古く、一説によると戦国時代から造られていたと言われています。しかし米焼酎の人気が高まったのは比較的近代です。

なぜなら昔は、お米は生産量が足りずに貴重品とされていたため、主食用・清酒用に使われることが多かったためです。

近代ではお米の生産量が増え、さらに技術の向上とともに美味しいお米の品種が増えたため、米焼酎のクオリティも一気に上がりました

さらに低温発酵などの技術が進んだことで日本酒の吟醸酒に匹敵するような香りを持つ銘柄も現れ始めています。技術の向上とともに美味しい銘柄が増えており、愛飲者が増えているお酒だと言えます。

米焼酎の有名な産地は?球磨焼酎って?

米焼酎の有名な産地は?球磨焼酎って?
※↑山江サービスエリア 人吉の名産の球磨焼酎を温めるための酒器

米焼酎の産地としてもっとも有名なのは熊本県です。熊本県の人吉・球磨地方がルーツとされており、この地域で造られる米焼酎は「球磨焼酎」という産地呼称が認められたブランドとなります。

ただし米焼酎を作っているのは熊本県だけではありません。米どころである東北地方などでも、米焼酎は良く造られています。

先ほども述べたように日本酒の酒造が米焼酎を作っていることも多く、たとえば「八海山」や「獺祭」などの日本酒で有名な銘柄の焼酎もあります。

地方により味わいが少しずつ異なるので、米焼酎に興味がある方はぜひ各地の米焼酎を比べてみてください。

米焼酎と日本酒は何が違うの?

米焼酎と日本酒は何が違うの?

お米から造られるお酒というと、まずは日本酒を思い浮かべる方が多いかもしれません。米焼酎と日本酒は同じようにお米から造られるお酒なので、混同してしまっている方もいるでしょう。

しかし両者には、製法や味わいなどに明確な違いがあります。ここからは米焼酎と日本酒の違いについて解説していきます。

1.製法・アルコール度数が違う

米焼酎と日本酒は、そもそも製法が違います。具体的には米焼酎が「蒸留酒」であるのに対し、日本酒は「醸造酒」となります。

日本酒は、原料となるお米を発酵して造る醸造酒に当たりますが、米焼酎はさらに醸造されたお酒に蒸留という工程を加えています。蒸留とはアルコールを気化させ、さらに冷やして液体に戻すという工程です。

この工程を経ていることで、米焼酎の方がアルコール度数が高くなっています。

実際にアルコール度数を比べてみると、日本酒のアルコール度数が一般的に15度〜16度前後であるのに対し、米焼酎は25度から高いものだと40度を超えるようなものまであります

つまり日本酒に比べて米焼酎のほうが、より強いアルコール感を堪能できるという特徴があります。

2.精米歩合が違う

精米歩合とは、原料となるお米をどれだけ削っているかを表す数値となります。 日本酒造りの工程では、酒米の表面をよく磨き、表面にあるタンパク質をしっかりと削ることが大切だと言われています。精米によってタンパク質成分を削ることで、雑味が少なくクリアなお酒に仕上がるのです。 基本的に日本酒ではよく磨いたお米を使ったものの方が高級酒として扱われることが多く、大吟醸酒ともなると精米歩合は50%以下になります。

精米歩合について

一方で米焼酎造りにおいては、あえてお米を磨きすぎないことも大切です。なぜならお米表面に残るタンパク質や脂質が、米焼酎の味わいをよくすると重要視されているためです。

精米歩合でみると、85%〜90%程度のものが多く、ここが日本酒との違いと言えます。

ただし近年では、精米歩合を低くしてお米をよく磨き、吟醸酒のような香りを目指した米焼酎も存在します。

どちらが良いのかは飲み手の好みにもよるので、米焼酎選びの際には精米歩合に注目してみるのも良いでしょう。

3.米焼酎は原料米の種類が豊富

米焼酎は原料米の種類が豊富

日本酒造りで使われるお米は、「酒造好適米」と呼ばれるお酒造りに適したものが選ばれます。代表的なものでいうと「山田錦」や「美山錦」、「五百万石」、「雄町」あたりが有名です。

一方で米焼酎に使われるお米は、特に日本酒用・焼酎用のものが決まっているわけではありません。そのため山田錦などの銘柄が使われることがあれば、「コシヒカリ」や「ヒノヒカリ」といった食用米が使われることもあります。

なお沖縄で有名な泡盛も、お米を原料にした米焼酎の一種になります。泡盛の場合は国産米ではなく、インディカ米(タイ米)を使っています。

米焼酎の味の特徴は?芋焼酎や麦焼酎と比較

焼酎の種類 主な原料 味わいの特徴
米焼酎 米、米麹 すっきりとした甘み、上品で繊細な香り
芋焼酎 さつまいも、米麹 芋独特の濃厚な香りと深いコク
麦焼酎 大麦、麦麹 香ばしさとキレの良さが特徴

焼酎はさまざまなものを原料に造られます。そして造られる原料の種類によって、味わいに大きな差が生まれます。米焼酎のほかには芋焼酎や麦焼酎が有名です。

それぞれ以下のような違いがあります。

【米焼酎の特徴】


米のほのかな甘味を感じやすく、日本酒に近いフルーティーな味わいを堪能できます。芋焼酎や麦焼酎と比較すると、スッキリしていて口当たりが良く飲みやすいです。

また芋焼酎・麦焼酎が主に九州で造られているのに対し、米焼酎は比較的全国各地で造られています。中には日本酒の酒造が手がけている米焼酎もあります。

【芋焼酎の特徴】

芋焼酎の特徴

芋焼酎を簡単に説明すると、さつま芋を使った焼酎となります。ただし最初から芋だけを使うのではなく、二次仕込の際にさつま芋が投入されるのが特徴です。そのため原料は芋だけではなく、実は米麹も使っています。

芋焼酎は芋らしい独特の香りがあり、クセが強いと言われています。コクのある焼酎なので、飲みごたえがあります。

【麦焼酎の特徴】


麦焼酎は大麦をベースに造られます。芋焼酎では米麹を使っていますが、麦焼酎の場合は麹も麦から造られたものを使用することが多いです。

ただし銘柄によっては、米麹をベースに二次仕込み段階で麦を投入するものもあります。

なお大麦を用いた蒸留酒にはウイスキーがありますが、ウイスキーとは違い樽による長期熟成は基本的に行いません。そのためウイスキーとも違った味になります。

麦焼酎の特徴は、シンプルであっさりしており、喉越しが良いことです。サワーのベースに使われることも多いです。

麹や蒸留方法で変わる米焼酎の味わい

米焼酎における麹の違い

米焼酎における麹の違い

米焼酎造りでは、「麹」が必ず使われます。麹には黄麹・黒麹・白麹といった種類があり、使われる麹の種類によって焼酎の味が大きく異なります。

それぞれの麹の違いは以下の通りです。

特徴項目

黄麹

黒麹

白麹

主な特徴

日本酒造りで古くから使用されている麹

沖縄の泡盛由来
クエン酸を多く分泌

黒麹の変異種
クエン酸を分泌

味わいの傾向

爽快でフルーティー

芳醇でコク深い

軽快でマイルド
キレの良い爽やかさ

香り

上品で華やか

力強く個性的

爽やかで控えめ

その他のポイント

クエン酸を作らない
管理が難しいが導入蔵が増加

味が安定しやすく、飲みごたえがある

昭和の米焼酎ブームを支えた
現在も主流で使われている

【黄麹】

日本酒造りで使われる麹であり、黒麹・白麹よりも歴史が古いです。クエン酸を作らないため、出来上がる焼酎は爽快でフルーティーな味わいになります。

温度管理や衛生管理が難しいものの、近年は技術の向上により黄麹を取り入れる蔵が増えてきています。

【黒麹】

もともと沖縄の泡盛に使われていた麹菌です。黄麹に比べてクエン酸を分泌するのが特徴で、味わいが安定しやすいです。

芳醇な香りとどっしりしたコクが生まれやすく、黒麹からできた焼酎は飲みごたえがあります。

【白麹】

黒麹から変異してできた麹です。黒麹同様にクエン酸を分泌しますが、黒麹に比べ軽快でマイルドな味わいに仕上がります。キレが良く爽やかな焼酎になるため、飲みやすいです。

米焼酎が大きく流行した昭和時代は、白麹を使った焼酎がもっとも人気でした。現在も白麹を使った米焼酎は多数造られています。

蒸留方法でも味が変わる

米焼酎は原料米の種類や麹の種類のほかに、蒸留方法でも味が変わります。

蒸留方法には「常圧蒸留」と「減圧蒸留」の2通りがあり、それぞれ以下のような違いがあります。

特徴項目

常圧蒸留

減圧蒸留

蒸留方法

高温で蒸留し、蒸気を冷やして液体に戻す伝統的手法

気圧を下げて低温で蒸留する方法

味わいの傾向

原料の個性が出やすく、風味豊かでコクのある味わい

雑味が少なく、すっきりとした軽やかな味わい

香り

香り高く、原料の特徴が前面に出る

香りは控えめで、クセが少ない

向いている人

焼酎の風味をしっかり楽しみたい方、通好み

焼酎の匂いが苦手な方、焼酎初心者、すっきり系を好む方

その他のポイント

昔ながらの製法で、濃厚な味を求める人に人気

技術的に新しい手法。飲みやすく女性にも好まれやすい

【常圧蒸留】

常圧蒸留は伝統的な蒸留方法で、原料をもろみにした後、高温で熱し、発酵させて気化させた蒸気をもう一度冷やして液体に戻す方法です。

原料の成分がそのまま多く残りやすくなるため、出来上がる焼酎は風味豊かなものになります。

【減圧蒸留】


減圧蒸留は、温度はさほど高くせずに気圧を下げることで蒸留する方法になります。

低温蒸留になるので、常圧蒸留で造った焼酎よりも香りが少なくなり、雑味も減ったスッキリとした味わいになります。焼酎独特の匂いが苦手な人にも飲みやすいです。

米焼酎の選び方!初心者から上級者まで

米焼酎の選び方!初心者から上級者まで
米焼酎には多種多様な銘柄があり、味や香り、飲み口もさまざまです。

ここでは、焼酎ビギナーからこだわり派まで、それぞれのレベルや好みに合わせた選び方をご紹介します。

初心者向け:飲みやすい米焼酎

米焼酎をこれから試してみたい方には、クセが少なくすっきりとした飲み口の銘柄がおすすめです。

お米本来のやさしい甘みと軽やかな香りが感じられるため、焼酎初心者でも抵抗なく楽しめます。

おすすめ銘柄:

  • 白岳しろ:ソフトな口当たりと澄んだ香りで、どんな料理にも合わせやすい一本。
  • 鳥飼:フルーティーな香りが特徴で、日本酒好きにも人気の米焼酎。ワイングラスで楽しむのもおすすめ。

どちらも飲みやすく、家飲みやプレゼントにもぴったりです。

上級者向け:風味豊かな米焼酎

焼酎にある程度慣れていて、より深みのある味わいや香りを楽しみたい方には、個性豊かな上級者向け銘柄がおすすめ。

原料や麹、蒸留方法の違いによって味の広がりが生まれ、飲み比べも楽しくなります。

おすすめ銘柄:

  • 山乃美(やまのび):香り高く、どっしりとした旨みを持つ本格派。常圧蒸留ならではの骨太な味わいが魅力。
  • 白岳しろ 樽貯蔵:通常の白岳しろとは異なり、熟成された香りとコクが楽しめる1本。ウイスキー派にもおすすめ。

好みやシーンに合わせて、深みのある1杯をじっくり味わいたい方に最適です。

価格帯別おすすめ銘柄

米焼酎は価格帯によっても選び方が変わってきます。予算に応じて、自分に合った1本を見つけてみましょう。

価格帯

特徴とおすすめ銘柄

1,000円〜2,000円台

日常使いしやすいコスパ重視の銘柄が中心。
例:白岳しろ、吟香 鳥飼、豊永蔵、白水など

2,000円以上

熟成タイプや限定流通など、香味豊かな高級米焼酎。
例:山乃美、白岳しろ樽貯蔵、鳥飼プレミアムなど

価格が高ければ良いというわけではなく、「どんなシーンで」「どんな飲み方で」楽しみたいかをイメージして選ぶと、満足度の高い1本に出会えるはずです。

おすすめの米焼酎ランキング10選

1.吟香鳥飼(鳥飼酒造)

  • 産地:熊本県
  • アルコール度数:25度

米焼酎を代表する球磨焼酎の中でも、特に有名な銘柄です。まるでトロピカルフルーツのような華やかな香りが特徴で、フルーティーな中にも焼酎らしいピリッとした辛味もあります。

甘口の焼酎であるため、焼酎が苦手な方や初めての方でも挑戦しやすい1本です。

2.白岳しろ(高橋酒造)

  • 産地:熊本県
  • アルコール度数:25度

1900年創業の、100年以上の歴史を持つ酒造が手がける球磨焼酎です。減圧蒸留方式で作られており、クセのない軽やかな味わいで非常に飲みやすいです。

スムースな口当たりは食中酒としても人気が高く、飲食店で白岳しろを扱っているところも多いです。

3.八海山 本格米焼酎黄麹三段仕込み 宜有千萬(八海醸造)

  • 産地:新潟県
  • アルコール度数:25度

日本酒で有名な八海山の酒造が手がける焼酎です。八海山の醸造技術を取り入れており、清酒酵母と黄麹を使用した三段仕込みを行っています。

ほのかな吟醸香を楽しめる、まるで吟醸酒のような焼酎です。

4.獺祭 焼酎 39度(旭酒造)

  • 産地:山口県
  • アルコール度数:39度

日本酒の獺祭で有名な旭酒造が手がける焼酎です。清酒獺祭の当日の酒粕をそのまま蒸留して造る焼酎で、獺祭らしい綺麗な香りをそのまま焼酎に残しています。

アルコール成分が高いため、刺激の強い焼酎を求めている方にもおすすめです。

5.十四代 秘蔵焼酎 25度(高木酒造)

  • 産地:山形県
  • アルコール度数:25度

米どころとして有名な山形県で造られる、日本酒の技術を生かした焼酎です。あくまでも少量生産であり、非常にレアで価値が高いです。

主食用として用いられるコシヒカリ・あきたこまちといったブランド米に加え、日本酒醸造に用いられる山田錦もブレンドしています。

6.米焼酎 ねっか(合同会社ねっか奥会津蒸留所)

  • 産地:福島県
  • アルコール度数:25度

2017年に生まれたばかりの焼酎で、歴史が浅いにもかかわらず数々の賞を受賞する注目の銘柄です。毎年少しずつ精米歩合や配合を変えており、味の変化を楽しめます。

福島県開発の「きらめき酵母」を取り入れていて、とても飲みやすい上に香り高いのが特徴です。

7.耶馬美人 純米25°(旭酒造)

  • 産地:大分県
  • アルコール度数:25度

「やばびじん」と読む焼酎です。超低温発酵でゆっくりと時間をかけて造られた米焼酎は、極上の吟醸酒そのもののような香りが魅力です。丸みのある優しい米焼酎です。

なお耶馬美人は麦焼酎も手がけており、麦焼酎の方も人気があります。

8.武者返し 球磨焼酎 25度(寿福酒造)

  • 産地:熊本県
  • アルコール度数:25度

熊本さんのヒノヒカリを全量使用した、こだわりの米焼酎です。昔ながらの常圧蒸留を貫いており、深いコクと味わいの厚みを感じられます。

特に燗酒にすると甘味やまろやかさが引き立つのでおすすめです。

9.豊永蔵 減圧(豊永酒造)

  • 産地:熊本県
  • アルコール度数:25度

球磨焼酎の有名銘柄の一つである「豊永蔵」です。控えめな吟醸香がすっと鼻に抜けていくような、上品さを感じられる焼酎です。

端麗でキレ味がありつつも、口に含むとしっかりとした旨味やコクも感じられます。豊永蔵はこのほか常圧の蒸留や35度の焼酎なども出していますが、こちらの減圧タイプが最もスタンダードな1本となります。

10.水鏡無私 25度(松の泉酒造)

  • 産地:熊本県
  • アルコール度数:25度

松の泉酒造は、蔵の敷地内に備長炭を敷き詰め、地場を浄化し環境を整えて焼酎づくりを行っている酒造です。

備長炭の効果により、透き通るような透明感を持つ米焼酎が生まれています。スッキリとしているため食事とも合わせやすく、食中酒に人気です。

米焼酎を美味しく飲む方法!焼酎ハイボールのレシピも

焼酎は温度帯や割り方など、色々な方法で楽しめるお酒です。ここからは米焼酎のおすすめの飲み方について、いくつか紹介します。

水割りで飲む


焼酎の定番として知られている方法で、その名の通り水で割って飲む方法です。冷たい氷を入れたグラスに注ぐことで、スッキリとした爽快感を楽しめます。

その場で水を加える方法のほか、あらかじめ加水して1日程度寝かしておく「前割り」という方法もあります。

お湯割りで飲む


米由来の優しい香りが楽しめる米焼酎は、お湯割りとの相性が良いです。温めると、より香りや旨味が引き立つようになります。

ストレート・ロックで飲む


焼酎をストレートで飲むのは珍しく感じるかもしれませんが、特に沖縄の泡盛などはストレートでも飲まれることが多いです。

米焼酎はスッキリ目の味わいのため、芋焼酎や麦焼酎に比べてストレートでも飲みやすいです。ストレートなら素材本来の香りや味を薄めずにそのまま堪能ができます。

ストレートだと少し強すぎるという方には、氷の上から注ぐロックもおすすめです。氷が溶けていくにつれて、味が変化していくのを楽しめます。

焼酎ハイボールにする


近年人気を集めているのが、焼酎に炭酸を入れて割る「焼酎ハイボール」です。炭酸の程よい刺激でさっぱりとするので、強いアルコール感が苦手な方にもぴったりです。

<レシピ>

  • 米焼酎:炭酸水・・・1:3程度
  • お好みでレモンやライムなど

氷を入れたグラスに適量の米焼酎を注いだ後、炭酸を注ぎマドラーでゆっくりかき混ぜて完成です。

おすすめのフードペアリング

おすすめのフードペアリング
米焼酎はクセが少なく、やさしい甘みとすっきりした飲み口が特徴のため、さまざまな料理と相性抜群。

シーンや食事に合わせたペアリングを楽しむことで、米焼酎の魅力がより一層引き立ちます。

和食との相性

米焼酎は、繊細な味わいの和食と非常に好相性です。特に以下のような料理におすすめです。

  • 寿司・刺身:お米の香りとすっきりした飲み口が、魚介の旨みを引き立てます。
  • 天ぷら:油っぽさを流してくれる効果があり、口の中をリセットしてくれます。
  • 出汁のきいた煮物やおでん:やさしい甘みのある米焼酎が、和風の味付けと調和します。

素材の味を大切にした料理と合わせることで、米焼酎の繊細な風味がより際立ちます。

焼肉との相性

一見、濃厚な焼肉と米焼酎はミスマッチに思えますが、実は抜群の組み合わせです。

  • 米焼酎の軽やかさとキレの良さが、焼肉の脂のコクを程よく中和してくれるため、後味がさっぱり。
  • 濃い味のタレ焼きや塩味のホルモンなどともバランスが取れ、肉の旨みを引き立てます。

ビールとは違った、大人の焼肉ペアリングを楽しみたい方におすすめです。

よくある質問(Q&A)

よくある質問(Q&A)

Q.米焼酎と泡盛の違いは?

米焼酎と泡盛は、原料・麹・製法に違いがある別のお酒です

米焼酎は主に白麹や黄麹を使い、日本産の米(精米された米)を原料として常圧または減圧で蒸留されます。一方、泡盛は黒麹菌を使用し、タイ米(インディカ米)を使って仕込まれるのが一般的。

製法や麹の違いにより、泡盛は香りが強く、コクのある味わいになります。

味の違いもはっきりしており、

  • 米焼酎:すっきり軽やか、上品でクセが少ない
  • 泡盛:芳醇で重厚、ややクセがあり飲みごたえがある

焼酎初心者やあっさりとした味わいを好む人には、米焼酎のほうが取り入れやすいでしょう。

Q.米焼酎を保存する方法は?

米焼酎をおいしく保つには、直射日光を避けて涼しい場所で保管することがポイントです。

未開封であれば常温保存でも問題ありませんが、開封後は空気と触れることで風味が徐々に変化していきます。

美味しさを長持ちさせるためのコツ:

  • 開封後は冷暗所(できれば冷蔵庫)で保存
  • なるべく早め(1〜2ヶ月以内)に飲みきる
  • キャップをしっかり閉めて空気に触れさせない

アルコール度数が高いため腐敗することは少ないですが、風味を損なわないための管理が大切です。
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まとめ

いかがでしたか?

米焼酎は、お米ならではのやさしい甘みとすっきりとした飲み口が魅力で、焼酎の中でも非常に飲みやすいジャンルです。芋焼酎や麦焼酎に比べてクセが少なく、初心者でも取り入れやすいのがポイント。

近年では、吟醸酒のようなフルーティーな香りを持つ銘柄も増えており、焼酎ファンだけでなく、日本酒好きにも注目されています。

この記事で紹介した選び方や人気銘柄を参考に、ぜひ自分にぴったりの米焼酎を見つけてみてください。

「香り」「味」「飲み方」「料理との相性」——楽しみ方は無限大。今日からあなたも米焼酎の魅力にハマるかもしれません!

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