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アラン10年を筆頭に人気のウイスキー。品薄も話題で定価や限定品とは

アラン10年を筆頭に人気のウイスキー。品薄も話題で定価や限定品とは

リンクサス酒販
スコットランド産クラフトウイスキーのパイオニアとして知られるアランは、「アラン10年」を筆頭にここ数年で大きな人気を集めています。今まさに成長途中のブランドでもあり、今後の成長にも期待がもたれています。
今回はそんなアランのウイスキーにフォーカスをしていきます。品薄も話題になっているアランをぜひチェックしてみてください。 ウイスキー買取はこちら

アランとはどんなウイスキー?

スコットランドで作られるシングルモルトウイスキー

アランはウイスキーの銘柄の一つです。ウイスキーのメッカと言われるスコットランドで作られるウイスキーであり、単一蒸留所のモルトだけを使っているシングルモルトウイスキーに該当します。
近年特に人気が高まっているシングルモルトは、蒸留所ごとに個性が色濃く現れるのがポイントです。アランはそんなシングルモルトの中でも、クセが少なめの味で、シングルモルトに興味がある方に非常におすすめできるウイスキーとなっています。
クセが少なめといっても、決して味が薄いような印象ではありません。スパイシーな味わいやスイートな飲み口のボトルがあり、とにかく品の良い、高いクオリティを感じられるのが特徴です
ちなみにアランのウイスキーには有名な「アラン10年」を筆頭にさまざまなシリーズがあり、それぞれに味のニュアンスが異なります。シリーズの詳細については後ほど詳しく解説します。

アラン島に蒸留所がある“アイランズ”系ウイスキー

アラン島に蒸留所がある“アイランズ”系ウイスキー
アランを作っているのはロックランザ蒸留所です。ロックランザ蒸留所はアラン島にあり、いわゆるスコットランドの中でも“アイランズ系”のウイスキーに該当します。
スコッチウイスキーには大きく分けて6つの産地エリアがあります。その中でアイランズと言われるウイスキーは、北部の島々で作られているウイスキーになります。本土からは離れているアイランズのウイスキーは、土壌の違いや水質の違いで豊かな個性が生まれるのが特徴です。
アラン島はウイスキーの熟成に適した環境であると言われていて、アランのウイスキーには樽熟成の豊かさを感じ取ることができます。

ボトルが大幅リニューアルされたことが話題に

アランは2019年〜2020年に大幅にリニューアルされたことも話題になりました。大人気ボトルのアラン10年はラベルが新しくなり、見た目までおしゃれになったことでさらに人気を集めるようになっています。
そんなアランのウイスキーは、人気なあまり入手困難と言われることもあるほどです。簡単に飲めるようなデイリー向けのウイスキーとは言い難いですが、特別感を味わいたい時にぜひトライしてみてください。

アランを作るロックランザ蒸留所とは

かつてはアイルオブアラン蒸留所として稼働していた

アランがどのようなウイスキーか知るためには、蒸留所にも注目してみましょう。アランの蒸留所は先ほども述べた通りアラン島に位置しており、現在は「ロックランザ蒸留所」として稼働しています。
ちなみに名称がロックランザ蒸留所になったのは近年のことで、以前はアイルオブアラン蒸留所の名称で稼働していました
アラン島はかつてウイスキー造りが栄えていた場所でしたが、過去に重税などの影響を受けウイスキー造りの文化が廃れてしまいます。そんな中でアラン島のウイスキー造りを復活させるため、1990年代に蒸留所が建設され、ウイスキーの蒸留が開始されています。いわゆるクラウドファンディングのような制度で資金を集めて開始された蒸留所であり、ウイスキーファンたちが非常に待望していたことがわかります。
そんなアランは、近年安定したウイスキー作りができるようになり、原酒が熟成時期を迎えて美味しくなったためブランド人気も向上してきています。そして2019年には、アラン島の南岸に新たなラッグ蒸留所も建設されています。新しく2つ目の蒸留所が誕生したタイミングで、アイルオブアラン蒸留所がロックランザ蒸留所に改名され、ウイスキーボトルもリニューアルされています。今後は2つの蒸留所でさらに原酒を細かく作り分けできるようになるため、更なるウイスキーの品質向上が期待されています

ロックランザ蒸留所の製法の特徴は?

ロックランザ蒸留所は決して規模の大きな蒸留所ではありません。いわゆるクラフト蒸留所のような位置付けであり、量よりも質にこだわったウイスキー作りをおこなっています。
そんなロックランザ蒸留所では、単式蒸留器2基を採用しています。あえて連続式のものではなく単式のものを使うことで、原料の風味や香りを強く残すような製法をとっています
アランのラインナップの中には、加水を行わずカスクフィニッシュでボトリングしているものもあります。原酒の個性、そして樽熟成の味を楽しむことができます。全体的にはシトラスを感じるフレッシュな味のものが多く、また樽由来のウッディネスも個性として表れている印象です。

ロバートバーンズ・マクリームーアもリリース

ロックランザ蒸留所は、アランのほかロバートバーンズという銘柄のウイスキーもリリースしています。

ロバートバーンズとは、もともとスコットランドの詩人の名前であり、日本国内では「蛍の光」の作詞者として知られています。
ロックランザ蒸留所はロバートバーンズと関係が深く、サインや肖像を使うことを唯一許されていると言います。ロバートバーンズのウイスキーのラベルにも、肖像が載せられているのがわかります。
そんなロバートバーンズのウイスキーは、アランモルトにも使われる原酒を複数組み合わせたウイスキーで、シングルモルトとブレンデッドウイスキーの2種類があります。スムースかつモルティな味わいの親しみやすいウイスキーであり、アランに興味がある方の入門編としてもおすすめできるシリーズとなっています。
また蒸留所からはマクリームーアというウイスキーも登場しています。

このウイスキーは、“ピーテッド麦芽”を使用したシングルモルトとなっています。フェノール値20ppmの麦芽を使用したウイスキーは、塩を帯びたようなピートの風味が特徴的です。スモーキーなニュアンスのウイスキーがお好きな方には、こちらのボトルもおすすめです。

アランのラインナップ!アラン10年など定番から限定商品まで

アランのウイスキーには、4つの定番ボトルに加え、限定商品も登場しています。ここからはアランのラインナップについて、特徴をそれぞれ紹介していきます。

アランモルト 10年

  • アルコール度数:46%
  • 熟成年数:10年以上
  • 価格:約5,500円
アランモルト10年はブランドを代表する定番ボトルの1つで、アランの中でも最も人気があります。「アラン10年」の愛称で親しまれていて、2019年にはボトルリニューアルされています。
そんなアラン10年には、ファーストフィルのバーボン樽の熟成原酒がメインに使われています。10年熟成タイプであり、蜂蜜や砂糖漬けのシトラスのような爽やかな甘味、そして柔らかくなめらかな口当たりが印象的です。
飲み進めていくうちにヘーゼルナッツやシナモンのようなスパイス感も感じ取ることができます。アルコール度数が46%とやや高めであり、ストレートのほか加水しても味が崩れにくいバランスに仕上がっています。

アラン バレルリザーヴ

  • アルコール度数:43%
  • 熟成年数:約7〜8年
  • 価格:約3,700円
アラン バレルリザーヴはアランの定番ボトルの中でも最も価格が安く、いわゆるエントリーモデルのような位置付けとなっています。原酒にはファーストフィルのバーボン樽で7〜8年ほど熟成させたものが使用されています。
アランの個性とも言えるフローラルさがベースにあり、爽やかなテイストに仕上がっています。万能型のウイスキーであり、シーンを問わず親しむことができます。

アラン シェリーカスク

  • アルコール度数:55.8%
  • 熟成年数:約7年
  • 価格:約12,000円
アラン シェリーカスクには、ファーストフィルのシェリーホグスヘッドで熟成された原酒のみが使われています。シェリー樽熟成のウイスキーらしく、フルボディでリッチな甘味を存分に堪能できます。見た目も通常のアランに比べ、ルビー色が強くなっています。
カスクストレングスでのボトリングで、アルコール度数は55.8%と高めです。シェリー樽のシングルモルトにしては1万円台で購入できるという点も魅力です。

アラン クオーターカスク

  • アルコール度数:56.2%
  • 熟成年数:9年
  • 価格:約6,000円
アラン クオーターカスクは、バーボン樽で7年熟成させた原酒を、クオーターカスクと呼ばれる小さな樽でさらに2年熟成させたものとなります。クオーターカスクは125リットルの小樽のことであり、ウイスキーに触れる面積が広いため、この樽で熟成させると木樽のニュアンスが強くウイスキーに映るのが特徴となっています。
追熟がもたらすスパイシーな味わいが印象的で、アランの柑橘系の個性と相まってレモンピールのような印象を受けます。こちらもカスクストレングスでボトリングされており、原酒のダイレクトな旨味を感じたい方にぴったりです。

アランモルト 18年

  • アルコール度数:46%
  • 熟成年数:18年
  • 価格:約30,000円
アランモルト18年は、いわゆるアランのプレミアムバージョン的な位置付けです。ファーストフィルのバーボン樽原酒にシェルーホグスヘッドで熟成された原酒がヴァッティングされていて、凝縮された旨味を感じることができます。
熟成タイプということもあり、いつものアランらしさの中にトーストしたオークやキャラメルに近いような香ばしさが加わっています。

アランモルト 21年

  • アルコール度数:46%
  • 熟成年数:21年
  • 価格:約60,000円
アランモルトの21年には、ファーストフィル・セカンドフィルのシェリーホグスヘッドで熟成された原酒だけが使用されています。いわゆるシェリー樽の長期熟成ウイスキーであり、他のアランとは一線を画した味わいに仕上がっています。ダークチョコのような深い甘さにジンジャーのようなスパイス、そしてジャムのような味やナッツ系の余韻もあり、とにかくリッチでバランスに優れています。

アラン ソーテルヌカスク

  • アルコール度数:50%
  • 熟成年数:約8年
  • 価格:約13,000円
アラン ソーテルヌカスクは、オーク樽で熟成させたウイスキーをさらにソーテルヌカスクで追加熟成させたウイスキーです。ソーテルヌカスクは甘口貴腐ワインであるソーテルヌワインの製造に使用した樽のことです。
貴腐ワインに通じる甘い香りが特徴で、ブランデーやブドウに近いようなニュアンスを感じます。味も甘めであり、余韻には甘味を引き締める塩気も感じることができます。

アラン ポートカスク

  • アルコール度数:50%
  • 熟成年数:約8年
  • 価格:約18,000円
アラン ポートカスクは、名前の通りポートカスクで追熟した限定商品のアランです。ポートカスクは酒精強化ワインの一種であるポートワインの熟成に使用した樽のことで、この樽で熟成するとドライでスパイシーなニュアンスになると言われています。
ノンチルフィルタード、ノンカラーでボトリングされたウイスキーは、色味が濃く濃厚であるのが一眼でわかります。力強い印象のウイスキーが好きな方におすすめしたい1本です。

ストレートやロックなどアランを美味しく飲む方法

いざアランのボトルを手に入れたら、飲み方にも注目してみましょう。アランは上記で紹介したようにアルコール度数が高めのボトルが多く、ストレートはもちろんさまざまな割り方で飲めるのが特徴になっています。

<ストレート>

アランストレート
アランを初めて飲む方は、まずはストレートで飲んでみましょう。度数が高めのためアルコールのピリッとした刺激がありますが、決して飲みにくい印象ではなく、豊かな香りとおいしさを感じ取ることができます。
ストレートで飲むと、より一層モルトらしい甘味が感じやすいです。

<トワイスアップ>

ウイスキー
トワイスアップはウイスキー:水=1:1で割って飲む方法です。加水することでアルコール感が抑えられるだけでなく、香りが華開いた印象になるのでおすすめです。なおトワイスアップにする際は、冷やしすぎないように注意です。
加水に使う水は、雑味の少ないミネラルウォーターが適しています。加水のしすぎには注意しましょう。

<ロック>

アランロック
大きな氷を浮かべて飲むロックスタイルも、アランの飲み方にふさわしいです。アランの芯のある味わいは、時間が経過しても薄れにくく、ロックスタイルで楽しみやすいです。
ストレートの際にはスパイシーさが感じられるアランも、ロックにすることで甘めな印象がより強くなります。飲みやすさを求める方にもおすすめできます。

<ハイボール>

アランハイボール
ウイスキーの飲み方でハズせないハイボールも、アランで作ると非常に美味しく仕上がります。アランのハイボールは柑橘系の味わいで、食中酒にもぴったりです。

入手困難で品薄が話題のアランはお酒買取もおすすめ

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クラフトウイスキーであるアランは、人気に対して出荷数が少なめです。特にアラン10年や限定ボトルは、今では入手困難なウイスキーと言われることもあるほどです。
そんなアランのウイスキーには、お酒買取でも高めの査定額が期待できます。未開封ボトルをお持ちの方で今後も飲む予定がない方は、ぜひお酒買取の利用も検討してみましょう。
お酒買取専門店リンクサスなら、ウイスキーに詳しいスタッフが丁寧な査定を行うのでアランの高値での買取が可能です。「まずは査定だけ」という利用もできるので、アランの買取に興味をお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。
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まとめ

アランは樽熟成の旨味を感じられる、リッチでフルーティーなウイスキーです。バランスの取れた飲みやすい味わいで、ウイスキー初心者の方にもおすすめできます。
コンビニやスーパーで買えるような銘柄ではないので品薄と言われますが、ネットショップや酒販店で入手することももちろん可能です。ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
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