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2024年値上りしそうな山崎ウイスキー。12年18年25年価格推移

2024年値上りしそうな山崎ウイスキー。12年18年25年価格推移

リンクサス酒販
近年話題となっている、国産ウイスキーの「高騰化」。特にサントリーの山崎は、定価に対し何倍もの値がつけられていると話題になっています。
今回はオークションなどでも注目を集める山崎のウイスキーについて解説していきます。価格高騰の理由や価格推移についても述べているので、ぜひ参考にしてみてください。 ウイスキー買取はこちら

高騰化が話題に!山崎のウイスキーとは

サントリーが誇るシングルモルト山崎

サントリーが誇るシングルモルト山崎
「山崎」はウイスキー銘柄の一つです。国内の大ヒットウイスキーメーカーであるサントリーが手がける品で、サントリーのウイスキーの中でもトップクラスの高級品となります。
山崎は単一蒸留所で作られる、いわゆるシングルモルトウイスキーであり、他の銘柄のウイスキーにはない特別な個性があります。作られているのは大阪府にあるサントリー山崎蒸留所で、ここは日本で一番初めにできたウイスキー蒸留所でもあります。サントリーの創業者である鳥井信治郎氏が選んだ山崎の土地は“ウイスキーづくりにふさわしい”とされる気候と風土であり、さらに美味しい水にも恵まれているのが特徴です。このような素晴らしい環境で生まれた山崎のウイスキーは、日本のシングルモルトを語る上では避けて通れない存在と言えます。

山崎の味わいと特徴について

山崎の味わいと特徴について
山崎のシングルモルトは、甘みとコクがある深い味わいをしています。また強めの味わいでありながら、刺激が少なくまろやかな舌触りで飲みやすいことも特徴に挙げられます。
山崎蒸留所ではモルト原酒を作る段階で、多彩な原酒の作り分けが行われています。発酵槽を2種類使用、さらに複数の蒸留窯で味わいの異なる原酒を生み出しています。熟成に使用する樽もさまざまで、特に山崎のウイスキーでは“ミズナラ樽”を使った原酒も使われます。ミズナラ樽でしか生まれない独特のオリエンタルな香りが、山崎らしい、ジャパニーズウイスキー特有の個性につながっています。
こうして生まれた原酒を、匠と呼ばれるブレンダーたちが最高のバランスでヴァッティングしていきます。原酒の状態を見極めた上でブレンドすることにより、とにかくまろやかで美しい香りを持つウイスキーに仕上がっているのです。

シングルモルト山崎が高騰化している3つの理由

シングルモルト山崎はサントリーの中でも高級品の位置付けではありますが、そもそも発売当初は数千円で買うこともできるボトルでした。しかしそれが今では、ノンエイジでも1万円以上の価格がつくほどに高騰しています。12年もの、18年ものといった熟成ボトルは定価に対し何倍もの価格が付けられているような状況で、その価格は日々高騰を続けています。
山崎がここまで価格高騰してしまったのには、はっきりとした理由があります。ここからは山崎がなぜ高騰しているのかを解説していきます。

1.ジャパニーズウイスキーの世界人気が高まっている

ジャパニーズウイスキーの世界人気が高まっている
山崎の価格が高騰した最大の理由は、ジャパニーズウイスキーが世界規模で人気になったからです。国内だけでなく海外からの需要も高まったため、価値が爆上がりしました
元々ジャパニーズウイスキーは、2000年以前はスコッチやアメリカンウイスキーに比べると存在感は薄めでした。しかし2000年を過ぎた頃から、上品でバランスの取れた味わいに評価が集まり始めます。その代表格となったのが山崎のウイスキーであり、2003年にはISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)にて山崎12年が日本初の金賞を受賞します。ここから徐々に日本のウイスキー、特にシングルモルト山崎の人気に火がつくようになります。
さらに国内でもハイボールブームが訪れたことで、ウイスキー人気がさらに高まっていきます。それまで玄人向け、おじさん向けの印象が強かったウイスキーが、若い世代やライトなお酒ファンたちにも浸透していきます。高級品である山崎はお歳暮やお中元などギフト品にも選ばれるようになり、2010年過ぎには人気が爆発、確かな地位を築いていくこととなります

2.原酒不足で品薄状態が続いている

原酒不足で品薄状態が続いている
一気に人気が爆発した山崎は、これまでの供給量に対し需要が大きく上回ることとなりました。その結果、2018年過ぎから原酒不足による欠品や終売などが話題に上がるようになりました
ウイスキーは製造の過程で熟成が必要になります。そのため売れたからといって、すぐに供給量を増やすことはできません。希少となってしまった山崎のウイスキーは簡単に購入ができなくなり、市場価格も一気に膨れ上がっていきました。
現在もこの状態は続いていて、特に長期熟成のボトルには数十万や数百万円超えというような、とんでもないような価格が付けられています。ジャパニーズウイスキーはどれも高騰化している状況ですが、特に山崎は価格の上がり幅が大きいので注意が必要です。

3.投資・転売・コレクションなど購入の目的が増えている

投資・転売・コレクションなど購入の目的が増えている
価格高騰したジャパニーズウイスキーは、飲むためだけでなく投資や転売のために購入する方も増えてきているのが現状です。またウイスキーは長期保存ができるため、今すぐ飲むのではなくコレクションしておくという目的での購入も多く見受けられています。
純粋に買い手そのものが増えたことも、山崎の高騰化につながっています。

値上がりしそうな山崎ウイスキー7選と価格推移

山崎25年

山崎25年のネット価格推移
2012年 約105,000円
2015年 約360,000円
2018年 約780,000円
2020年 約820,000円
2021年 約1,450,000円
2022年 約1,850,000円
2023年末予想 約2,000,000円
山崎25年は年に1,200本程度しか生産されないという、山崎の中でもとにかく希少な1本です。酒齢25年以上のモルトのみが使われたウイスキーで、定番ラインナップの中では最高級ランクに当たります。
そんな山崎25年は、2010年代前半までは定価で売られていたものの、2015年前後から一気に高騰が進むようになります。2020年代に入ると価格は100万円を超えており、もうすぐ200万円に到達するのではないかという勢いです。
定価は176,000円(税込)であり、定価に対し10倍以上の価格が付けられているのがみて取れます。なお定価そのものも、2022年4月から従来よりも28%値上げになっているので注意です。

山崎18年

山崎18年のネット価格推移
2012年 約19,000円
2015年 約39,000円
2018年 約95,000円
2020年 約90,000円
2021年 約125,000円
2022年 約145,000円
2023年末予想 約150,000円
山崎18年は定価35,200円(税込)の高級ボトルです。2012年ごろまでは安価で売られていたものの、こちらもウイスキーの人気が進むにつれて価格が高騰しています。
山崎18年は限定ボトルとは違い、あくまでも通年販売がなされている定番ラインナップのボトルになります。それでも通常での購入は難しく、抽選販売に当選できるようなラッキーな方しか定価での購入はできないような状況です。
現在は10万円超えの価格で取引されています。近年の物価上昇の状況を鑑みると、2023年にさらに高騰するのではないかと考えられています。

山崎12年

山崎12年のネット価格推移
2012年 約6,000円
2015年 約14,000円
2018年 約27,000円
2020年 約20,000円
2021年 約24,000円
2022年 約27,000円
2023年末予想 約30,000円
山崎12年は前述した通り、山崎が世界人気を集めるきっかけとなったボトルです。シェリー樽原酒が中に使われた日本特有のウイスキーで、オリエンタルな香り、そして深く程よく甘い味わいに定評があります。
山崎12年の定価は2023年の時点で11,000円(税込)です。現在は定価に対し、2倍強の価格で取引されているような状況です。

山崎リミテッドエディション2021

山崎リミテッドエディション2021のネット価格推移
2021年 約60,000円
2022年 約90,000円
2023年末予想 約50,000円
山崎リミテッドエディション2021は、2021年に発売された山崎の限定ボトルです。贈り物にふさわしい山崎というテーマで発売されていて、ラベルデザインなども通常ボトルとは異なっています。
中身には厳選された酒齢12年以上のミズナラ新樽原酒が使われていて、ノンエイジ品でありながら奥深く美しい香りとバランスを持ち合わせています。定価は8,800円(税込)でリリースされましたが、限定品ということもあり4〜5万円といった価格が付けられているような状況です。
なお山崎リミテッドエディション2021の価格は、時期によって上下しているような状態です。2022年には9万円を超えたこともありますが、2023年現在は5万円弱に落ち着いているような状況です。
ただし2021年の限定品ということもあり、時期が経つにつれ、再度高騰する可能性が高いです。今手放してしまうのはやや勿体無いので、すぐに飲まない方は大切に保管しておくことをおすすめします。

山崎リミテッドエディション2022

山崎リミテッドエディション2022のネット価格推移
2022年 約31,000円
2023年末予想 約35,000円
山崎リミテッドエディション2022は、2021年引き続き発売された贈答用の限定山崎です。コンセプトは2021年と同じですが、発売時期やラベルデザインなどが2021年のものとは異なっています。
定価も2021年の頃より値上げとなっていて、一本11,000円(税込)にまで上がっています。それでも人気は高いままで、1本あたり3万円前後の価格で取引されているような状況です。
なお山崎リミテッドエディション2022は販売店によってはまだ在庫が余っている状態で、店頭には並んでいないものの抽選販売を狙えば定価購入も不可能ではありません。在庫がなくなった頃に今までの価格よりも高騰すると考えられるので、狙うのであれば今の時期がチャンスです。

山崎50年

山崎50年は、2011年に150本限定で発売されたとにかく希少な山崎のボトルです。酒齢50年を超える希少な原酒のみが使われていて、ミズナラ樽特有の香木の伽羅を思わせる芳香に特徴があります。特別な1本ということで、ボトルもクリスタル製と手がかけられているのがわかります。
発売時の定価は100万円でしたが、世界のオークションでは5,000万円を超えるような値段が付けられています。現在も高騰化が進んでいて、今後は6,000〜7,000万円という価格になるのではないかと予想がなされています。

山崎NV

山崎NVのネット価格推移
2012年 約3,000円
2015年 約4,000円
2018年 約7,500円
2020年 約9,000円
2021年 約11,000円
2022年 約13,000円
2023年末予想 約15,000円
山崎は年代ものだけでなく、ノンヴィンテージの定番ボトルですら価格高騰している状況です。山崎NVの定価は4,950円(税込)ですが、ネットで購入しようとすると1本1万円は超えてくるような状況です。
定価ボトルは定期的に抽選販売などで見かけることができるので、ぜひ狙ってみましょう。

ウイスキー山崎を定価・安価で手に入れる方法は?

百貨店や酒販店の抽選販売が狙い目

高騰化が続く山崎のウイスキーですが、定価で買えないという訳ではありません。特に「山崎NV」、「山崎12年」あたりの通年販売ボトルは、運が良ければゲットできるのでぜひ調べてみましょう。
通年販売ボトルは、定期的に抽選販売のラインナップに並びます有名百貨店や大手酒販店でよく抽選販売が行われているので、スケジュールをチェックしてみましょう。なおお店によっては、カード会員限定など購入や抽選申し込みにルールが設けられている場合があります。

限定ボトルは公式サイトから抽選申し込みしよう

限定ボトルは公式サイトから抽選申し込みしよう
山崎の中でも数量限定でリリースされるボトルがあります。数量限定リリースのボトルは、発売のタイミングで公式サイトから抽選応募できるケースがあるのでぜひ狙ってみましょう。
サントリーは公式サイトでウイスキーの販売情報をニュースで流してくれます。公式サイトの特設ページからそのまま応募できることがほとんどなので、ぜひお気に入り登録しこまめにチェックしておきましょう。

ウイスキー福袋で運が良ければ手に入ることも

ウイスキー福袋で運が良ければ手に入ることも
山崎のウイスキーは、「ウイスキー福袋」の目玉商品となることも多いです。購入には運も必要ですが、山崎のウイスキーをお得に手に入れたい方はぜひ注目してみましょう。
ウイスキー福袋は中身がランダムなので、山崎以外のウイスキーに出会うきっかけにもなります。いろいろなウイスキーを試してみたいという方におすすめです。

ウイスキー山崎を高値で売るならお酒買取がおすすめ

ウイスキー山崎を高値で売るならお酒買取がおすすめ

お酒買取専門店とは

お酒買取専門店とは、お酒ジャンルに精通した買取専門店のことです。高騰している山崎のウイスキーは、ブランドバッグや着物のように買取専門店で高額取引ができます
ただのリサイクルショップに売ってしまうと、山崎の価値を正しく理解してもらえずに損をしてしまうケースもあるかもしれません。しかしお酒に特化した買取専門店ならプロの査定員が在籍しているので、山崎のような高級酒を相場に見合った価格で買い取ってもらうことができます

メリカリで山崎を売るのはありなのか

結論から述べると、メルカリでも山崎の取引は可能です。ただしあくまでも個人的な範囲でのやり取りになるので注意です。お酒の販売には販売免許などが求められることがあるので気をつけましょう。
またメルカリの場合は、自分で値段などを決め交渉をしなければならないので注意です。お酒の状態や市場価値を見極めた上で値段をつけないと、トラブルの原因になる場合もあります。またお酒の瓶は割れ物なので、梱包時にも注意が必要です。
「お酒の知識に自信がない」「できるだけ早く現金化したい」という方はお酒買取専門店での取引が安全でおすすめです。お酒買取専門店なら、お酒に詳しくない方でもスムーズに山崎を売ることができます。

お酒買取専門店リンクサスはお客様負担ゼロ

お酒買取専門店リンクサスはお客様負担ゼロ
お酒買取専門店リンクサスは全国規模で買取を行なっているお酒専門の買取店です。あらゆるお酒ジャンルに精通しており、特に山崎のような高級ウイスキーの買取には強いです。山崎の買取査定を検討中の方はぜひ利用してみましょう。
リンクサスのお酒買取は、お客様負担ゼロで利用可能です。店頭買取のほか宅配買取や出張買取にも対応しています。
ウイスキー買取はこちら

まとめ

山崎のウイスキーは、熟成ボトルはもちろんノンエイジボトルまで高騰化しているような状況です。今のウイスキーを取り巻く環境を考えると、今後も高騰化が進んでいくと予想できます。
限定ボトルや長期熟成ボトルには、特に高い価値が付けられています。ぜひこの機会に、希少な山崎のウイスキーについてチェックしてみてください。
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