ワインをもっと美味しく楽しむためには、ぴったり合うおつまみが欠かせません。
しかし、赤・白・ロゼなどワインの種類によって最適なおつまみは異なります。ペアリングの基本を知ることで、ぴったりなおつまみがわかり、ワインの魅力を最大限引き出せるようになるでしょう。
本記事では、ワインの色ごとにおすすめのおつまみを紹介するとともに、ペアリングのコツや市販で買えるおつまみ、季節・イベントに合わせた提案まで幅広く解説します。
ワインに合うおつまみを探している方は、ぜひ参考にしてください。
ワインとおつまみの相性の基本
肉には赤ワイン、魚には白ワインといった形で、とくに何も考えずにワインのおつまみを作っている方もいるでしょう。 しかし、肉も白ワインに合いますし、魚だって赤ワインと相性抜群なものがあります。
まずはワインのおつまみを考える上での基本のポイントを、改めて学んでいきましょう。
ワインに合うおつまみとは?
ワインに合うおつまみとは、下記の4つが考えられます。
- ワインの味をより美味しくしてくれる
- 料理の味をより美味しくしてくれる
- 合わせることでワイン・料理共に引き立て合う
- お互いの欠点を補い合う
ワインは、フルーティーな香りと複雑性のある風味、赤ワインであればタンニン、白ワインであれば酸味が特徴です。ワインとおつまみを合わせる際、これらの特徴が、“良い方向に作用”していることが重要になります。
また、料理の後味をさっぱりさせたり余韻でハーモニーを生み出したり、あえて料理の調味料的な役割になったり、プロのソムリエはそういったところまで計算してワインとおつまみのペアリングを提案しているのです。
もちろん、日常的には難しいペアリングになってくるため凝り過ぎる必要はありませんが、これらを意識するだけでもぐっとワインの楽しみが広がっていくことは間違いないでしょう。
おつまみ選びの基本ルール
ワインにおつまみを合わせるテクニックはいろいろありますが、下記にまとめた5つのポイントを意識するだけで成功率が高まります。
1.ワインの色とおつまみの味を合わせる
まずはワインの色とおつまみの味を合わせることを意識しましょう。ワインを楽しむ際は、色ごとの特徴を押さえたおつまみ選びがポイントです。
赤ワインは渋みとコクが特徴のため、濃厚な肉料理やチーズと相性抜群です。一方、酸味が効いた白ワインには、魚介類やフレッシュな野菜を使ったさっぱりとしたおつまみがよく合います。
赤白の中間に位置するロゼワインは、軽い肉料理やグリル野菜など、バランスの良いおつまみが最適です。さらに、爽快感のあるスパークリングワインには、生ハムやオリーブ、揚げ物など塩味の効いたおつまみがぴったりです。
2.地域ごとの食材とワインの組み合わせ
ワインとおつまみを楽しむ際には、地域ごとの伝統的な食材や料理を組み合わせると、より本格的な味わいを楽しめます。たとえば、フランス産の赤ワインには、同じくフランス産のカマンベールチーズやパテ、バゲットを合わせると相性抜群です。
イタリアの白ワインには、オリーブオイルを使ったカルパッチョやカプレーゼがよく合い、爽やかな味わいを引き立てます。また、スペインのスパークリングワイン「カヴァ」には、塩味が効いた生ハムやオリーブがおすすめです。
同じ地域の食材とワインは、長年の伝統で培われた相性の良さがあり、自然なペアリングを楽しむことができます。地域ごとの組み合わせを試すことで、ワインの個性をより深く味わえるでしょう。
3.香りを合わせる
ワインにはフルーティーな香りがあります。しかし、そのほかにハーブや樽、肉、スパイス、スモーキー、土など多種多様な風味があるところも特徴でしょう。
ワインとおつまみを合わせる際、この香りの共通点を意識するだけでペアリングの成功率が高まるのでおすすめです。
2.強度を合わせる
次に、強度にも意識してみましょう。強度とは、ワインのボディと料理のボディを合わせるニュアンスです。
例えば、重厚で噛み応えのあるステーキにライトボディの赤ワインを合わせても、ワインがステーキの力強さに負けてしまうことでしょう。
爽やかな風味の鯛のカルパッチョに樽をがっつりと聞かせた白ワインを合わせてもバランスが崩れてしまうかもしれません。
ワインとおつまみのバランスを合わせるだけでも、ぐっとペアリングの幅が広がるのです。
5.酸味と渋みを意識する
最後に注目したいのが酸味と渋みです。ワインには酸が強いものが多く、これをどう生かすかによってペアリングの成功率が変わります。
例えば、お寿司とワインのペアリングを想像してみましょう。香りや強度のバランスが良くても、酸味がほとんどないワインだとお寿司とのバランスが崩れます。
しかし、ほど良く酸味があるワインを選ぶことで酢飯とバランスがよくなり、口の中がさっぱりとして、お寿司をより食べ進めやすくなるのです。 渋みはタンニンですが、脂身と結合して口の中の脂っぽさを軽減してくれる役割が期待されています。
そのため、渋みが強いワインは脂分が多い料理を利用すると相性がよくなる可能性があるのです。 少し専門的ですが、これだけでワインと料理の相性がぐっとよくなるので、覚えておいて損はないでしょう。
思わぬペアリングもある?
ワインには、どうしても合わないといわれているペアリングもあります。工夫次第ではありますが、基本的に赤ワインと何も手を加えていない納豆、数の子とワインは合わないといわれているようです。
このように、ワインには難しいといわれているペアリングがある一方、思いがけないペアリングも存在します。
例えば、辛いものとワインは合わないというのが定説ですが、一部のロゼワインと中華は定番の組み合わせであり、甘口ワインであればむしろ辛い料理と抜群の相性となることがあるのです。
また、やや臭みが特徴の料理にはシェリーがよく合ったり、甘いスイーツに合う赤ワインや白ワインも少なくありません。 これらペアリングには高いレベルが求められますが、手軽にコンビニワインでも試すことができるためおすすめです。
一概に、“ワインにはこれは絶対に合わない”といった形でペアリングを切り捨てるのではなく、いろいろと試してみることがペアリングの幅を広げていくポイントといえるのではないでしょうか。
【白ワイン】に合うおつまみレシピまとめ
白ワインに合うおつまみを「肉・魚・野菜」など計4つ紹介していきます。
【白ワイン×肉料理】鶏肉とキノコの白ワイン煮
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材料
- 鶏肉 400g
- 玉ねぎ 1個
- マッシュルーム 4個
- しめじ 1房
- にんにく 1片
- オリーブオイル 大さじ2さじ
- 白ワイン 300cc
- 塩こしょう 適量
- ローリエ 適量
作り方
- 野菜とキノコ類を切る
- 鶏肉を切り、塩こしょうにまぶす
- 鍋にオリーブオイルと細かく刻んだニンニクを入れる
- 野菜とキノコ類を入れ、ローリエも炒める
- 鶏肉を入れた後、白ワインと塩こしょうをして煮込む
- 弱火で30分煮て、塩こしょうで味を整えて完成
白ワインと煮込むことにより、鶏肉に白ワインの風味が加わり相性がよくなります。
また、ハーブとキノコ類がシャルドネなどの野性味溢れる白ワインとの相性をよくしてくれるのでおすすめです。
【白ワイン×肉料理】豚肉のオイスター炒め
ピーマンと豚肉のオイスター炒めを作りました。オイスターソースは亜鉛が多いですし、脂身多めですので求めるワインは鉄分感じるワインですね。 pic.twitter.com/2ziVJqKhvp
— 中塚 龍雄 (@TatsuoNakatsuka) December 11, 2021
材料
- 豚肉薄切り 300g
- ショウガ 20g
- 玉ねぎ 1/2個
- きくらげ 30g
- にんにく 1片
- 長ネギ 1本
- ナンプラー 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- オイスターソース 大さじ1
- あらびき胡椒 適量
- サラダ油 適量
作り方
- 豚肉、きくらげ、玉ねぎを一口大に切る
- フライパンにサラダ油とにんにく、あらびき胡を入れる
- 豚肉を入れて中火で全体に火が通ってきたら野菜類を入れる
- 調味料を入れて全体がしんなりするまで炒める
- ネギを入れて皿に盛る
とくにおすすめは、オーストリアのグリューナーヴェルトリーナーですので、ぜひ試してみてください。
【白ワイン×魚料理】鯛のハーブソース
ドメーヌ クレールダユのマルサネロゼに鯛のフォンダン ハーブソース添えを合わせて。ピノノワールで作ったロゼ、上品でとっても美味しい。ほんのりピンク色が気分を上げる。さすがブルゴーニュ唯一のロゼだけあるなぁ。夏にぴったり。@HomeKitchenOnl1 #マルサネロゼ pic.twitter.com/Qd6H8kMd8b
— ブルゴーニュワイン専門?元Amazonバイヤー Home & Kitchen (@HomeKitchenOnl1) September 11, 2020
材料
- 鯛の切り身 1切れ
- 小麦粉 適量
- バター 大さじ1
- 大根おろし 100g
- 塩こしょう 適量
- イタリアンパセリ みじんぎり大さじ2
- ディル みじんぎり大さじ2
- オリーブオイル 大さじ2
- 粗挽き胡椒 適量
作り方
- 鯛に塩こしょうをし、小麦粉にまぶす
- フライパンにバターを入れて熱する
- 鯛の両面をしっかりと焼く
- ハーブ類と大根おろしをまぜ、オリーブオイルで和える
- 粗挽き胡椒で味を整え、皿に盛った鯛にソースをかけて完成
ハーブの香りがたっぷりとする一皿には、ソーヴィニヨン・ブランがおすすめです。
とくにニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランとの相性がよく、さっぱりとした味わいがクセになることでしょう。
【白ワイン×野菜料理】カボチャグラタン
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材料
- カボチャ 200g
- バター
- 生クリーム 200cc
- ココナッツロング 大さじ2
- パン粉
- 粗挽き胡椒 適量
作り方
- カボチャを5ミリ程度にスライスする
- 小鍋に生クリームとカボチャを入れて煮立たせる
- 粗挽き胡椒で味つけをする
- カボチャと生クリームを耐熱皿に入れる
- パン粉とココナッツロングをかけてグリルで焼く
甘いカボチャと生クリームの風味は、樽をしっかりと効かせたブルゴーニュのシャルドネと相性抜群です。
ワインは冷やし過ぎず、やや温度帯は高めがよいでしょう。 リッチなスタイルの白ワインと合わせてみてください。
【赤ワイン】に合うおつまみレシピまとめ
次に、赤ワインに合うおつまみを「肉・魚・野菜」と4つ紹介していきます。こちらも簡単にできるものを揃えているので挑戦してみてください。
【赤ワイン×肉料理】ラムのロースト
ラム肉ローストと赤ワイン(チンクアンタ)。
うめぇ〜
ほんまコスパええな、チンクアンタ。 pic.twitter.com/FUPWAgnokh
— 海苔巻 (@norimakikanbei) January 18, 2022
材料
- ラム 2本
- スペアミント 100g
- ワインビネガー 大さじ2杯
- 塩こしょう 適量
- オリーブオイル 大さじ2
- にんにく 2片
- はちみつ 大さじ2
作り方
- ラムには塩こしょうをする
- オリーブオイルとラムを漬込む
- フライパンに上記のオイルとにんにく、ラムを入れる
- 両面に焼き色がつくまで炒める
- オイル、スペアミント、ワインビネガー、はちみつ、熱湯を入れて混ぜる
- ラムに上記のソースをかけて完成
メルロー主体の赤ワインや熟成させたピノ・ノワールとの相性抜群の一皿です。
ラムの力強い歯ごたえに負けないような、パワフルなワインを選びましょう。
【赤ワイン×肉料理】鴨鍋
材料
- 鴨肉 300g
- ネギ 2本
- クレソン 1束
- 塩 適量
- だし 800cc
- 赤ワイン 200cc
- はちみつ 大さじ2
- 薄口醤油
作り方
- 塩を効かせた鴨肉をグリルで焼き、薄くスライスする
- グリルで焼いたねぎとクレソンを用意する
- 鍋にだしと赤ワイン、はちみつ、薄口醤油を入れて煮立たせる
- 具材を入れて完成
鴨とねぎというと和風のイメージですが、赤ワインとうすくち醤油、はちみつで仕立てることでワインとの相性がよくなります。
ピノ・ノワールやボージョレ・ヌーヴォー、マスカット・ベーリーAなど、比較的ボディが軽やかで華やかな赤ワインと相性がよいでしょう。
【赤ワイン×魚料理】タコの炊き込みご飯
材料
- たこ 200g
- 玉ねぎ 1/2個
- トマト 1個
- 米 2合分
- 水 2合分
- にんにく 1片
- 白ワイン100cc
- オリーブオイル 適量
- 塩 適量
作り方
- トマトは湯びきした後、皮を剥き一口大に切る
- 玉ねぎとにんにくはみじん切りにする
- 玉ねぎとニンニクを炒め、火が通ったらたことトマトを入れる
- ワインと水を加えて煮込む
- 米を入れて好みの硬さに煮込む
- 塩こしょうで味を整え、オリーブオイルを振って完成
トマトや白ワイン、オリーブオイル、にんにくを加えることで、魚介の炊き込みご飯も赤ワインとぐっと相性が良くなります。
まろやかなメルローとの相性もよいですが、ポルトガルのドウロ産の赤ワインとの相性も魅力的です。
【赤ワイン×野菜料理】ブルーチーズサラダ
材料
- ブルーチーズ 50g
- グレープフルーツ 1/2個
- エンダイブ 1/3株
- 粗挽き胡椒 適量
- 粒マスタード 大さじ1
- はちみつ 大さじ1
- 白ワインビネガー大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
作り方
- グレープフルーツは皮を向いて一口大に切る
- ブルーチーズは1cm角に切る
- エンダイブも一口大に切る
- 粒マスタードなどを混ぜてドレッシングを作る
- 皿に盛りつけた後、ドレッシングと粗挽き胡椒をかけて完成
グレープフルーツの酸味とエンダイブの苦味、またブルーチーズの奥深さが赤ワインと相性抜群です。
ドレッシングがやや甘酸っぱいので、チリ産のカベルネ・ソーヴィニヨンやカルメネールと合わせるとよいでしょう。
【ロゼ・オレンジワイン】に合うおつまみレシピまとめ
ロゼワイン・オレンジワインに合うおつまみを「肉・魚・野菜」を計3つ紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
【ロゼ・オレンジワイン×肉料理】牛とたけのこオイスター炒め
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材料
- 牛肉 150g
- たけのこ水煮 100g
- 木ノ芽 2g
- オイスターソース 大さじ1
- ナンプラー 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- ごま油 適量
- 白みそ 適量
作り方
- 牛肉は食べやすいサイズに切る
- フライパンにごま油をひき、具材を炒める
- 軽く全体に火が通ったら、オイスターソースなどを入れる
- 粒マスタードなどを混ぜてドレッシングを作る
- 木ノ芽をかけて完成
ロゼやオレンジワインは中華系の料理と相性がよく、こってり個性的な味わいのナンプラーやオイスターソースと喧嘩せずに美味しく合わせられます。
比較的、フルーティーなロゼとオレンジワインを用意すると相性がよくなるでしょう。
【ロゼ・オレンジワイン×魚料理】タイ風海老揚げ
おうちで呑もう。タイ風海老の唐揚げ スイートチリソース炒め。タコ?グリル
キュウリと大根のサラダ #おうちごはん #多国籍料理 pic.twitter.com/LmdcQYHVBk
— エリカの日常 (@erika082020) January 22, 2021
材料
- 海老 10尾
- にんにくみじん切り 2片分
- 粗挽き胡椒 適量
- 卵白 1個分
- ナンプラー 小さじ1
- 片栗粉 大さじ1
- 油 適量
- キュウリ 1/3本
- 玉ねぎスライス 少量
- 唐辛子 1本
- 酢 1/4カップ
- 砂糖 1/2カップ
- 塩 小さじ2
作り方
- 海老にニンニクとナンプラー、粗挽き胡椒をまぶし10分置く
- 卵白に塩、片栗粉をまぜて海老をくぐらせる
- 酢、砂糖、塩を中火にかけてとろみを出す
- 海老を油で揚げる
- きゅうりの細切り、玉ねぎスライスをソースと合わせる
- 揚がった海老にかけて完成
甘酸っぱさが特徴のロゼワイン・オレンジワインは、エスニック系の料理との相性も抜群です。
とくに揚げ物はロゼスパークリングとの相性がよく、さっぱりと南国気分で食べ進めることができるでしょう。
【ロゼ・オレンジワイン×野菜料理】ナスのマリネ
材料
- ナス 3本
- オリーブオイル 大さじ1
- にんにく 1片
- レモン汁 大さじ1
- タイム 3本
- 塩 少々
- みょうが 適量
- 白ワイン 大さじ1
作り方
- ナスは焼いて皮をむく
- バットにレモン汁や白ワイン、タイムなどを入れる
- 温かいナスをバットに入れて冷蔵庫で30分冷やす
- 皿に盛り、たっぷりとみょうがを乗せて完成
またみょうがのようなクセのある野菜も、ロゼやオレンジワインであれば難なく合わせられるため、ぜひ積極的に活用していきたいところです。
大人気オレンジワイン!料理に合うおすすめオレンジワイン20選
気分転換に!ワインに合う意外なおつまみレシピ
【意外な肉料理】牛肉の赤みそ漬け
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材料
- 牛肉(焼肉用) 5枚
- 玉ねぎ 1/2個
- 赤みそ 50g
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ4
- サラダ油 適量1
作り方
- すりおろした玉ねぎと、みそ、みりん、砂糖を混ぜる
- バットにひき、牛肉が隠れるように包んで一晩冷蔵庫で寝かせる
- フライパンに油を入れ、牛肉を焦げないように焼く
和風のイメージを与える味噌漬けですが、赤みそを使うことで赤ワインとの相性がよくなります。
また、牛肉のうまみと玉ねぎの甘さも感じられることから、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどボディの強い赤ワインとの相性もよくなるでしょう。 日本のマスカット・ベーリーAは、とくによく合います。
【意外な魚料理】赤酢のバッテラ
マカナイ:いわしのバッテラ(江戸前の赤酢で)
もともと向いているサカナではないので、ムズカシかったです w
でも、まあ、マカナイなので、、 pic.twitter.com/Nclqhxxokj
— Akila Inouye (@wellover) June 18, 2020
材料
- 米 300g
- 赤酢 大さじ3
- 砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ1
- 市販のしめさば 1切れ
- 大葉 数枚
- ガリ 数枚
- 赤ワイン 適量
- 醤油 適量
作り方
- 炊いた米に赤酢と砂糖、塩を入れて酢飯を作る
- ラップに皮が下になるようにしめさばを置く
- 上にご飯を乗せてラップで巻き、形を整えて30分置く
- 大葉とガリを乗せる
- 醤油に軽く赤ワインを混ぜて完成
バッテラとワインはイメージがつかないかもしれませんが、ちょっとした工夫でワインと相性がよくなります。赤酢はクセが強過ぎないまろやかな風味であることから、白でも赤でも合うように仕上がるところが特徴です。
また、醤油に赤ワインを混ぜることでワインとのブリッジになってくれることも、バッテラとの相性をよくしてくれる特徴でしょう。
【意外な野菜料理】ゆず大根
材料
- 大根 300g
- ゆず 1個
- 砂糖 大さじ3
- 塩 大さじ2
- 酢 大さじ2
- 鷹の爪輪切り 適量
作り方
- 大根は食べやすく拍子切りにする
- ゆずは汁を絞った後に皮を千切りにする
- 砂糖、塩、酢、ゆずの汁を入れて混ぜる
- 大根に和えて冷蔵庫で1時間馴染ませる
やや甘口のマスカット系の白ワインは、甘味と酸味のバランスが漬け物と取れるため、とくにおすすめの組み合わせになります。
リラックスタイムに!ワインに合うスイーツは?
ワインは甘いものと合わないといわれていますが、種類によってはおつまみになるものもあります。
ここからは、ワインに合うスイーツを2つ紹介しましょう。
マカロン
企画参加しまーす☺️?
チョコ、マカロン、ワインを用意しました?
【ショコラ】
ラ・メゾン・デュ・ショコラ
ピエール・マルコリーニ
ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ(そら子様より?)
【マカロン】
サダハル・アオキ
【ワイン】
苺のワイン pic.twitter.com/UAkughSgyc— なる~☆ (@12vegaStar) February 12, 2022
材料
- アーモンドプードル 100g
- 粉糖 80g
- ココアパウダー 10g
- 卵白 2個分
- グラニュー糖 70g
- チョコレート 100g
- 生クリーム 100ml
作り方
- 生クリームを温め、チョコレートを入れて溶かしてガナッシュをつくる
- ラップで包んで冷蔵庫で冷やす
- ボウルに粉糖を入れ、ココアパウダーと合わせる
- 卵白とグラニュー糖でメレンゲをつくる
- 粉糖とメレンゲを混ぜ合わせる
- 絞り出して形成し、オーブンで焼く
- 焼いた生地にガナッシュを絞り出す
- 生地を挟んで完成
マカロンのサクサク生地がスパークリングワインと相性がよいため、アフタヌーンティーにもおすすめのおつまみです。
チョコレートであれば、甘口系の赤ワインや発泡性の赤ワイン「ランブルスコ」とも合わせやすく、まさに大人のペアリングが完成します。
ベイクドチーズケーキ
今日はベイクドチーズケーキとワイン? pic.twitter.com/1ITgaLtx6Z
— 啓太@gamer (@pranksterin) December 15, 2017
材料
- クリームチーズ 400g
- 卵 2個
- グラニュー糖 100g
- 小麦粉 大さじ3
- 牛乳 120g
- レモン汁 小さじ2
作り方
- クリームチーズをレンジで40秒温め柔らかくする
- クリームチーズにレモン汁と牛乳、小麦粉などを入れる
- 都度、泡立て器で混ぜる
- 余熱しておいたオーブンで30分以上焼く
- あら熱が取れたら冷蔵庫で一晩寝かす
シンプルなベイクドチーズケーキは、シャルドネとの相性がびったりです。とくに樽を入れたナッティーなシャルドネとの相性がよく、どんどん食べ進められます。
レモン汁を入れることで柑橘のニュアンスが出るので、ソーヴィニヨン・ブランなどとの相性も魅力的でしょう。
季節やイベントに合わせたワインのおつまみ提案
季節ごとのおすすめおつまみ
- 春:アスパラガスや新鮮なハーブを使った料理 春の訪れを感じるアスパラガスのソテーや、爽やかな香りのハーブを使ったサラダは、白ワインやロゼワインと好相性。軽やかな味わいで食卓が華やぎます。
- 夏:冷製料理(ガスパチョ、冷製パスタ) 暑い夏には、冷たくてさっぱりした料理が最適。トマトを使ったガスパチョや冷製パスタは、酸味のある白ワインやスパークリングワインとぴったりです。
- 秋:キノコのグラタンや栗を使った料理 秋の味覚であるキノコや栗を使った料理は、コクのある赤ワインとの相性が抜群です。キノコのグラタンや栗のペーストを添えたバゲットなどがオススメ。
- 冬:煮込み料理やチーズフォンデュ 寒い冬には、温かい煮込み料理やチーズフォンデュが恋しくなります。濃厚な赤ワインや芳醇な白ワインとともに、体を温めるひとときを楽しみましょう。
イベントに合わせたおつまみ
- ホームパーティー向け盛り合わせ 生ハムやチーズ、オリーブを盛り合わせたプレートは、どんなワインにも合わせやすく、見た目も豪華でパーティーを盛り上げます。
- ギフトに最適な高品質おつまみセット おしゃれなパッケージの高級チーズやクラッカー、ナッツの詰め合わせは、ワイン好きへの贈り物として最適です。ワインとセットにすると、さらに喜ばれるでしょう。
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まとめ
ワインは日々の暮らしに彩りを添えてくれる特別なお酒です。その魅力をさらに引き出すには、相性の良いおつまみが必要不可欠。
本記事では、ワインの種類に合わせたおつまみやペアリングのコツを紹介しました。お気に入りの組み合わせを見つけて、ワインライフをより豊かに楽しんでください。
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