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ボウモア12年・18年の違いとは?終売情報や市場価値を徹底解説

ボウモア12年・18年の違いとは?終売情報や市場価値を徹底解説

ボウモア飲み方・価格と終売情報

ウイスキーの世界に足を踏み入れると、必ず耳にするのが「アイラモルト」の名。スモーキーで個性的な味わいを持つアイラ島のウイスキーは、通を唸らせる魅力に満ちています。

その中でも「アイラモルトの女王」と称されるのがボウモア。ピートの香ばしさとフルーティーな甘み、そして潮風を思わせるニュアンスが絶妙に調和し、初心者から愛好家まで幅広く支持されています。

1779年に創業し、伝統的な製法を守り続けるボウモア蒸溜所。そのウイスキーは熟成を重ねるごとに奥行きを増し、12年、15年、18年と変化する味わいの妙も魅力のひとつです。

本記事では、そんなボウモアの歴史や製法のこだわり、ラインナップの特徴、そしておすすめの飲み方まで、じっくりと解説していきます。
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ボウモアの基本情報:アイラモルトの女王と呼ばれる理由

ボウモアの基本情報:アイラモルトの女王と呼ばれる理由

ボウモアの歴史 ~紆余曲折を経て、築かれた伝統~

ボウモア蒸溜所は、スコットランド・アイラ島で1779年に創業した、スコットランドでも最も歴史のある蒸溜所の一つです。スコッチウイスキーの長い歴史の中で、幾度となく経営の波に翻弄されながらも、独自の製法を守り抜き、世界中のウイスキー愛好家を魅了し続けてきました。
※所在地: School St, Bowmore, Isle of Islay PA43 7JS イギリス

創業当初、ボウモア蒸溜所は島内で初めて公式に認可を受けた蒸溜所として誕生しました。しかし、小規模な生産体制でありながらも、需要の高まりとともに拡張を余儀なくされます。19世紀に入ると、事業の買収・譲渡が繰り返され、一時は生産量の確保が難しい時期もありました。

20世紀に入ると、世界恐慌や戦争の影響を受け、一時は蒸溜所が稼働停止となる危機も経験します。しかし、1963年にはモリソン社(Stanley P. Morrison)による買収を経て、経営が安定し、品質向上のための設備投資が行われるようになります。

そして1994年、日本のサントリーがボウモアの資本の30%を取得し、完全子会社化したことで、経営基盤がさらに強化されました。

こうした幾多の困難を乗り越えながらも、ボウモアは伝統的な製法を守り続け、その品質を維持し続けたことで、現在の高い評価を確立するに至ったのです。

ボウモアが作られるアイラ島とは ~ウイスキーの聖地~

ボウモアが作られるアイラ島とは ~ウイスキーの聖地~

ボウモア蒸溜所が位置するアイラ島は、スコットランド西海岸に浮かぶ島で、面積は淡路島とほぼ同程度ながら、人口は約3,500人と小規模な地域です。しかし、この小さな島は世界的に「ウイスキーの聖地」として名高く、アイラモルトと呼ばれる個性的なウイスキーを生み出す地として知られています。

アイラ島の気候は緯度の割に比較的温暖で、雨量が多く、良質な水源に恵まれています。また、島の4分の1を占めるピート(泥炭)が豊富に存在し、これがウイスキーのスモーキーな風味を生み出す要因となっています。

ピート

この環境の中で、ボウモアをはじめとする9つの蒸溜所が操業しており、ラフロイグ、アードベッグ、ラガヴーリン、ブナハーブンといった名門ブランドが軒を連ねています。アイラ島のウイスキーは、強烈なピート香と潮のニュアンスを持つことで知られ、世界中のウイスキーファンから熱い支持を受けています

近年では、ウイスキー観光も盛んになり、毎年5月には「フェイズイル(Feis Ile)」と呼ばれる音楽とウイスキーの祭典が開催され、世界中の愛好家がアイラ島を訪れます。ボウモア蒸溜所でもツアーや試飲イベントが行われ、訪れる人々にその魅力を直接体験させてくれるのです。
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ボウモア蒸溜所の特徴と製法 ~伝統が生み出す唯一無二の味わい~


ボウモア蒸溜所の最大の特徴は、創業以来守り続けられている伝統的な製法にあります。その中でも特に注目すべきは、スコットランドの蒸溜所では数少なくなった「フロアモルティング(床での麦芽発芽)」を今も行っている点です。

1. フロアモルティングの継承

通常、大手蒸溜所では麦芽を外部から仕入れることが一般的ですが、ボウモアでは今でも独自の麦芽床を持ち、職人たちの手作業で発芽を管理しています。

この工程により、ボウモア特有の香りや風味が生まれるのです。


2. ピートを使用した乾燥工程

ボウモアのスモーキーな香りの源は、ピート(泥炭)を焚いて麦芽を乾燥させる工程にあります。ピートの煙が麦芽に吸収されることで、独特のスモークフレーバーが形成されるのです。

この工程は18時間以上かけて慎重に行われ、その後さらに熱風乾燥を行うことで香りのバランスを調整しています。

3. 海抜0メートルの熟成庫「No.1 Vaults」

ボウモアの熟成には、スコットランド最古の貯蔵庫「No.1 Vaults(第一貯蔵庫)」が使用されます。この貯蔵庫は海抜0メートル以下に位置し、波打ち際に面しているため、潮風を直接受ける環境にあります。

この独特な熟成環境が、ボウモアのウイスキーに潮の香りやわずかな塩味をもたらし、バランスの取れた味わいを生み出す要因となっています。

4. 樽の選定と熟成方法

ボウモアのウイスキーは、バーボン樽やシェリー樽を中心に熟成されます。特にシェリー樽熟成による甘みのある香りや、バーボン樽によるバニラやスパイスのニュアンスが特徴的です。

これらの樽で長期間熟成されることで、ボウモア独自の複雑な味わいが形成されます。

アイラモルトの女王と呼ばれる理由

アイラモルトの女王と呼ばれる理由

ボウモアが「アイラモルトの女王」と称される理由は、アイラ島特有のスモーキーなフレーバーを持ちつつも、洗練されたバランスの良い味わいを備えている点にあります

アイラモルトの中でも、ラフロイグやアードベッグは強烈なピート香が特徴ですが、ボウモアはそれらと比べて穏やかで、フルーティーな甘みやバニラのような滑らかさが感じられる点が魅力です。

スモーキーさと甘み、そして潮のニュアンスが絶妙に調和し、多くのウイスキー愛好家に愛される理由となっています。

また、ボウモアは熟成による変化が顕著なウイスキーでもあります。12年、15年、18年と熟成が進むにつれて、ピートの強さが和らぎ、より複雑で奥行きのある味わいへと変化していきます。この長い熟成による変化の妙も、ボウモアが「女王」としての風格を持つ理由の一つと言えるでしょう。

このように、ボウモアは長い歴史の中で幾多の困難を乗り越えながらも、伝統的な製法とアイラ島の自然環境を活かし、「アイラモルトの女王」としての地位を確立してきました。その深みのある味わいと洗練されたバランスが、多くのウイスキーファンに愛され続ける所以なのです。

ボウモアのラインナップ:終売品・限定品から12年まで比較

ボウモアの歩んできた道は複雑です。240年の歴史の中で事業譲渡や買収などを経て、現在はサントリーの下で安定した製品作りに従事しています。

しかし複雑な経営は思わぬ副産物を生み出し、その強烈な個性が世界のモルトマニアを唸らせているのです。珍しいボトルに入った珍品もありますが、ここではウイスキーとして珍重されている逸品を紹介します。

ブラックボウモア


銘柄 ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスク 700ml
取引価格 400万円以上 ※現在価格
評価 世界827本限定!
味・特徴 ブラックボウモアは現在幻と言われるほど希少性の高い商品です。ファーストからファイナルまで種類がありますが、状態によって取引価格が違います。
5つのシェリーカスクで成熟したシングルモルトの色はほとんど黒に近く、名称の由来となっています。

ボウモア1963 30年


銘柄 モリソン記念ボトル世界600本限定 ボウモア1963年 蒸留 30年
販売価格 230万円以上 ※現在価格
評価 モリソン記念ボトル世界600本限定 !
味・特徴 30年表記のボウモアは多く流通していますが、1963年代の蒸留商品は特に入手が難しい商品です。
箱など付属品のあるものは、特に高値で取引される傾向にあります。

ボウモア 1974


銘柄 ボウモア 1974 21年
販売価格 30万円以上
評価 エイジと年代表記あり
味・特徴 1974年のヴィンテージ商品も現在入手困難な商品です。
21年というエイジ表記と1974年という年代記載がある商品と、エイジ表記が無く1974年のみ表記された2種類が流通しており、後者が珍品として高価で取引されています。

ボウモア 12年 旧ボトル

銘柄 ボウモア BOWMORE 12年 旧ボトル(かもめ)
販売価格 4万円以上
評価 ヨード感、ピートのスモーキーさとフルーティなフレーバーが素晴らしい。
味・特徴 現在の商品が流通するまでは、このボトルが定番商品でした。 カモメが印刷されたオールドボトルは貴重になっています。

ボウモア カスクストレングス


銘柄 ボウモア・カスクストレングス Cask Strength 56% 700ml  旧ボトル
販売価格 6万円前後
評価 ☆×4.43  やはり最高です。原酒の味わいはこれに尽きると思います。
味・特徴 12年の旧ボトルに似ていますが、中央部分にカスクストレングスと表記があります。カスクストレングスとは加水されていない原酒のこと。
そのためアルコール度数が高いのが特徴です。白ラベルのほか数が少ない シルクプリントもあり、さらに高査定です。

ボウモア 18年

銘柄 ボウモア 18年
販売価格 18,480円(税込)
評価 ☆×5  香りの良さ、色の美しさ、食事との相性がいい。
味・特徴 サントリーが事業参加することで安定したクオリティのボウモアが生産されるようになりましたが、18年は休売となる時期もあったほど、希少価値が高いです。
クセのある伝統の味わいをしっかり受け継いでいます。

ボウモア 15年

銘柄 ボウモア 15年
販売価格 13,156円(税込)
評価 ☆×5
味・特徴 ボウモア15年は「ダーク&インテンス(濃厚で深みのある味わい)」と評されることが多く、ウイスキー愛好家から高い評価を受けています。特にシェリー樽由来の甘みと、アイラモルト特有のスモーキーさが絶妙に調和している点が特徴です。

ボウモア 12年

銘柄 ボウモア 12年
販売価格 7,260円(税込)
評価 ☆×4.48
味・特徴 サントリーが事業参加後に製造された現行品の12年です。
18年に比べライトな仕上がりになっていますが、女王らしい気品に満ちた香りと味わいです。

ボウモアの味わい:香り・後味・飲み方のおすすめ

ボウモアの香りと風味

ボウモアの香りと風味
ボウモアは、アイラモルトらしいスモーキーな個性を持ちながらも、バランスの取れた味わいが特徴のウイスキーです。

一般的に、アイラモルトは強烈なピート(泥炭)の香りが前面に出る傾向がありますが、ボウモアはスモーキーさとフルーティーな甘み、スパイシーな余韻が絶妙に融合しており、初心者からウイスキー愛好者まで幅広く楽しめます

香りの特徴

  • スモーキー:アイラモルト特有のピート香。焚き火のようなスモーキーさが漂う。
  • フルーティー:オレンジピールやドライフルーツの甘く芳醇な香り。
  • スパイシー:シナモンやナツメグなど、ほのかなスパイスのアクセント。
  • 潮のニュアンス:ボウモアは海沿いの貯蔵庫で熟成されるため、ほのかな塩気や潮風のニュアンスも感じられる。

味わいの特徴

味わいは、最初にピートのスモーキーな風味とともに、バニラやハチミツのような甘みが広がります。次第にオーク樽由来のスパイス感がじんわりと感じられ、ダークチョコレートやキャラメルのようなコクのある味わいが現れます。

後味にはほのかな潮気とスモーク、そしてシトラス系の酸味がバランスよく残り、余韻が長く続くのが特徴です。

なお味わいや風味は熟成年数によっても変化し、12年はバランスの取れたスモーキーさとフルーティーさ、15年はシェリー樽の影響で濃厚な甘みとスパイス感が際立ちます。

18年になるとスモーキーさが和らぎ、ドライフルーツやカカオのような深みのある味わいへと変化します。

おすすめの飲み方

おすすめの飲み方
ボウモアは飲み方によって異なる表情を見せるウイスキーです。シンプルに楽しむのはもちろん、アレンジを加えることで新たな味わいを発見できます。

1. ストレート(ウイスキー本来の味を楽しむ)

ボウモアの複雑な香りと味わいをダイレクトに感じるには、ストレートがおすすめ。特に15年以上の熟成ボウモアは、その深みを堪能するのに最適です。

  • 室温でそのまま飲み、最初はゆっくりと香りを楽しむ。
  • 口に含んだ後、数秒味わってから飲み込むことで、余韻の変化を感じる。

2. ロック(甘みと香りを引き出す)

氷を入れることで温度が下がり、ボウモアの甘みや香りがより引き立ちます。スモーキーさが穏やかになり、飲みやすくなるのが特徴です。

  • 大きめの氷を入れると、ゆっくりと溶けて風味の変化を楽しめる。
  • 12年や15年のボウモアに特におすすめ。

3. ハーフロック(水割り)(まろやかで飲みやすく)

ウイスキーに少量の水を加えることで、香りがより広がり、口当たりが滑らかになります。特にアイラモルトが初めての人や、強いスモーキーさが苦手な人にもおすすめです。

  • 水は常温のものを使い、少しずつ加えて好みの濃さに調整。
  • フルーティーな香りが際立ち、スモーキーさが穏やかになる。

4. ハイボール(爽やかに楽しむ)

ボウモアのスモーキーさと炭酸の爽快感が絶妙にマッチし、食事との相性も抜群。特に燻製料理やグリルした肉料理とよく合います。

  • ウイスキー1:炭酸水3の割合で注ぐのが基本。
  • 軽くかき混ぜて、レモンやオレンジピールを加えるとさらに飲みやすくなる。

5. カクテル(アレンジして楽しむ)

ボウモアの個性的な味わいを活かしたカクテルもおすすめ。特に、スモーキーな風味と甘みのバランスを楽しめるクラシックなカクテルが人気です。

  • オールドファッションド:ボウモア15年をベースに、角砂糖、アンゴスチュラビターズ、オレンジピールを加えたクラシックなカクテル。スモーキーさと甘みが絶妙に融合。
  • スモークド・マティーニ:ボウモア12年をジンと組み合わせ、スモーキーな香りを楽しめる洗練された一杯。

ボウモアに合う料理やおつまみ






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ボウモアに限らずアイラ島のウイスキーはピート臭、独特の香り・風味が強いのが特徴であり個性です。 しばしば「正露丸のように薬臭い」「強烈な燻製の香り」「潮っぽい磯のにおい」などと酷評されることも。

しかし冒頭でも書きましたが、この個性を受け入れないとウイスキー通、モルト通とは名乗らせてもらえないのです。

香りは個性的ですが、味わいはまろやか。南国の果実を思わせるフルーティさ、蜂蜜のような食感があるという感想もあります。中には”焼き芋”の甘さを感じるという意見さえあります。つまり間違いなく”うまい”モルトなのです。

飲み方の基本はこの個性を充分に味わうことです。そして現地の気候風土を考慮したアテを用意することです。

熟成の進んだもの、例えば18年以上であればストレートが良いでしょう。少量口に含み、体温で暖まり鼻孔に登る香りを楽しみます。キツイようなら少し加水しトワイスアップで香りを開いてあげると良いでしょう。同量の水で割る方法ですが、一般的にウイスキーの香りがもっとも引き立つのはアルコール度数が20~30度とされています。

12年などの若いモルトなら、ハイボールで飲むスタイルが人気です。少し濃いめにしてレモンなどは入れず、炭酸の気泡とともにボウモアの香りを楽しみます。グラスのふちに塩を飾るスノースタイルも浸透し始めているとか。

牡蠣
アテに相応しいのはシーフード類です。 例えば牡蠣、アイラ産は有名です。
ボウモアが潮風のウイスキーと言われるように、海の幸とのマリアージュは完璧です。

ボウモアの価格と購入方法:どこで買うべきか

ボウモアの価格帯と市場での取引価格

希望小売価格 流通価格(楽天・Amazonなど)
ボウモア12年 700ml 7,260円(税込) 約5,000円~6,000円
ボウモア15年 700ml 13,156円(税込) 約12,000円~13,000円
ボウモア18年 700ml 18,480円(税込) 約18,000円~20,000円
ボウモア25年 700ml 99,792円(税込) 約82,000円~87,000円

ボウモアの価格は、熟成年数や限定性によって大きく異なります。​一般的なボトルの価格帯は上表の通りです。​

基本的に定番ボトルとされるこれらの4種は、希望小売価格とほぼ同程度の値段で購入が可能です。通販サイトやウイスキーに強い酒販店を利用すると、定価よりも安く手に入れられるケースもあります

しかし、限定品や終売品のボウモアに関しては話が別です。特別なボトルは、プレミア価格(プレ値)がつき、市場価格が大幅に上昇することがあります。

ボウモアを購入するおすすめの方法

  1. オンラインショップ
    お酒に強い通販サイトを利用すれば、定番ボトルを比較的手頃な価格で購入できます。定期的にセールやポイント還元があるため、購入時期を見極めるとよりお得に手に入れることができます
  2. ウイスキー専門の酒販店
    信頼できるウイスキー専門の酒販店では、適正価格で購入できることが多く、特に限定品や希少なボトルを探す際におすすめです。 実店舗では試飲ができる場合もあり、自分の好みに合ったボトルを選びやすいのがメリットです。
  3. 免税店(空港・海外)
    海外の免税店では、定番ボトルを国内より安く購入できることがあります。特に長期熟成のボウモアは、免税店限定のパッケージや大容量ボトルが販売されていることもあるので、旅行の際にはチェックしてみると良いでしょう。
  4. 二次流通市場
    限定品や終売品のボウモアを探す場合、オークションサイトや二次流通市場を利用するのも一つの方法です。 ただし人気ボトルは高額になることが多く、偽物や劣化品の心配もあるので、信頼できる販売者を選ぶことが重要です。

まとめ

まとめ

ボウモアは、アイラモルト特有のスモーキーな個性を持ちながらも、フルーティーな甘みと滑らかなバランスを備えたウイスキーです。熟成年数によって異なる風味が楽しめるのも魅力で、12年の爽やかさ、15年のシェリー樽由来の濃厚な甘み、18年の深みのある味わいと、それぞれに個性が際立っています。

伝統的なフロアモルティングを今も守り続け、海抜0メートルの貯蔵庫「No.1 Vaults」で熟成されることで、独特の潮のニュアンスが加わるのもボウモアならでは。ストレートでじっくり味わうのはもちろん、ロックやハイボールで爽やかに楽しむのもおすすめです。

時を超えて愛され続けるボウモア。その深みのある味わいを、ぜひ自分のスタイルで堪能してみてください。

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