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プロセッコとスプマンテの違いとは?イタリア産スパークリングワインの魅力を紹介

プロセッコとスプマンテの違いとは?イタリア産スパークリングワインの魅力を紹介

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プロセッコ、スパークリングスプマンテの違い値段やおすすめ

スパークリングワインにはさまざまな種類がありますが、その中でも世界的に人気を誇るのがイタリア産のプロセッコです。

シャンパン(フランス)、カヴァ(スペイン)と並び、世界三大スパークリングワインに数えられるプロセッコは、フルーティで軽やかな味わいが特徴。手頃な価格で楽しめることから、カジュアルな場面でも愛されています。

この記事では、プロセッコの特徴や選び方、おすすめの飲み方などを詳しく解説します。

美味しいスパークリングワインをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
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イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」

プロセッコとは

プロセッコとは、イタリアにて作られるスパークリングワインの一種を指します。スパークリングワインの中でも特に有名な存在で、フランスのシャンパン(シャンパーニュ)、スペインのカヴァと並んで世界3大スパークリングワインにも数えられています

軽快な泡と新鮮な果実の風味で非常に飲みやすく、幅広い層に親しまれているのがプロセッコです。口当たりがよく飲みやすいので、普段はワインを飲み慣れていないという方にもおすすめです。

プロセッコの産地とブドウ品種について


EUの原産地名称保護制度にはプロセッコという名に関する決まりがあり、決められたエリアで特定の製法を守って作られたものしかプロセッコを名乗ることができません

プロセッコが作られるのは、イタリアのヴェネト州・ヴェネツィアの北に広がるエリア、トレヴィーゾ周辺です。中でもコネリアーノ地区ヴァルドッビアーデネ地区はプロセッコの産地として有名で、このあたりのエリアは真南向きの斜面で日当たりがよく、さらに山脈や海からの風で冷却されることから良質なブドウが育ちます。

そんなプロセッコには、「グレーラ」というブドウ品種を中心に、グレラ・ルンガ、ヴェルティゾ、ペレラ、ビアンチェッタというブドウが原料に使われるのが特徴です。またシャンパンにも使われるシャルドネやピノノワールのブレンドも認められています。

グレーラ種は全体の85%以上を占めることが必須で、グレーラのフローラルでフレッシュな味わいがそのままプロセッコの味わいにつながっています。

POINT:
プロセッコはイタリアで作られる有名スパークリングワイン。グレーラというブドウが生み出すフレッシュな味わいが特徴。

スプマンテやシャンパンとの違いは?

プロセッコとスプマンテの違い

スプマンテの名称
それぞれの特徴
プロセッコ
  • ヴェネト地方中心に作られる
  • 大きなタンクで発酵することで生まれるフルーティーな味が特徴
ランブルスコ
  • ロンバルティア州やエミリア・ロマーニャ州の一部エリアで作られる
  • 赤が中心の珍しいスパークリングワイン
  • 甘口から辛口まで幅広いバリエーションあり
アスティ・スプマンテ
  • モスカート(マスカット)から作られるスプマンテ
  • イタリア各地で作られるがピエモンテ州のアスティは特に有名
フランチャコルタ
  • フランチャコルタ地域で作られるスプマンテ
  • 瓶内二次発酵方式で作られる

イタリアのスパークリングワインといえば、「スプマンテ」も有名です。イタリアで作られるスパークリングワイン全般が“スプマンテ”と呼ばれるので、プロセッコはスプマンテの中の一つということになります。

ちなみにスパークリングワインは一般的にガス圧が3気圧以上のもののことを指します。ガス圧が1〜2.5気圧の微発泡タイプはスプマンテではなく「フリッツァンテ」と呼ばれています。

スプマンテの中には「プロセッコ」のほか「ランブルスコ」「アスティ・スプマンテ」「フランチャコルタ」というものも存在しています。それぞれ特徴が違うので、イタリアワインを選ぶ際には名称やラベルを比較しながら比べてみましょう。

シャンパンとプロセッコの違い

シャンパンとプロセッコの違い

シャンパン
プロセッコ
産地
フランス・シャンパーニュ地方 イタリア・ヴェネト州付近
製法
  • 瓶内二次発酵にて作られる
  • イーストが生み出すパンのような香り
  • 密閉式タンクにて作られる
  • フレッシュでフルーティーな香り
残糖分
  • 12g/L以下のものが多い
  • スマートな辛口タイプが人気
  • 12g/L以上のものが多い
  • ほんのりとした甘口を楽しめる
価格
1本数万円以上の高級品も多い 1,000円台で買える安価なものもある

スパークリングワインといえば、シャンパンも有名でプロセッコとよく比較されます。シャンパンはフランス・シャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインで、特に高級品として日本でもよく親しまれています。

シャンパンとプロセッコは作られるエリアだけでなく、味わいや製法にも違いがありますシャンパンは瓶内二次発酵で作られるのに対し、プロセッコは密閉式タンクにて仕込まれるというのが大きなポイントです。

密閉タンクで作るプロセッコにはイーストの香りは付きにくく、そのぶんブドウ本来のフレッシュな香りを感じやすいです。甘みもプロセッコの方が強く、シャンパンのような複雑さが少ないぶんカジュアルに楽しみやすいのがプロセッコの魅力と言えるでしょう。

なお密閉式タンクによる製法は、瓶内二次発酵よりも手間がかからず大量生産がしやすいです。そのためプロセッコはシャンパンよりも安価で、1,000〜2,000円台で買えるようなボトルも多いので注目です。

POINT:
シャンパンと比較すると、香りは控えめで味わいがフレッシュ。
価格も安めで挑戦しやすいのが魅力

プロセッコの製造方法と種類

シャルマ法(タンク法)とは?

シャルマ法(タンク法)とは?
プロセッコの特徴であるフレッシュで軽やかな味わいは、主に「シャルマ法(タンク法)」と呼ばれる製法によって生み出されています。シャルマ法とは、発酵を密閉された大型タンク内で行うスパークリングワインの製造方法です。

シャンパンのような瓶内二次発酵とは異なり、大量生産が可能でコストを抑えられるため、手頃な価格で楽しめるのも魅力のひとつ。短期間で発酵を終えるため、ブドウ本来のフルーティな香りや爽やかな酸味を活かせるのが特徴です。

また、シャルマ法で作られるプロセッコは、一般的に繊細な泡立ちとスムーズな飲み心地を持ち、ワイン初心者にも親しみやすい仕上がりになります。

そのため、カジュアルなシーンで気軽に楽しめるスパークリングワインとして世界中で愛されています。

プロセッコの種類と特徴

プロセッコには味わいや甘さの違いによっていくつかの種類が存在します。主に「ドライ」と「スウィート」に分類され、食事やシーンに応じて選ぶことができます。

種類 残糖量 特徴
ブリュット (Brut) 12g/L以下 スッキリとした辛口。食前酒や魚介料理との相性が抜群。
エクストラ・ドライ (Extra Dry) 12~17g/L やや甘みを感じるがドライな飲み心地。食事にも合わせやすい。
ドライ (Dry) 17~32g/L ほどよい甘さとフルーティな香りが特徴。スイーツやチーズと好相性。
デミ・セック (Demi-Sec) 32~50g/L しっかりとした甘みがあり、デザートワインとして人気。

一般的には「ブリュット」や「エクストラ・ドライ」が最も流通しており、食事と合わせやすいプロセッコとして親しまれています。

一方で、甘口タイプのプロセッコは、デザートやパーティーシーンで活躍するため、用途に応じて選ぶのがポイントです。

プロセッコにも格付けがある

プロセッコにも格付けがある

DOCGとDOCの格付けを知っておこう

安価でカジュアルなイメージの強いプロセッコですが、実はきちんと格付けもあります。プロセッコの格付けには「DOCG」と「DOC」の2種類があります

DOCGの格付けはDOCよりも上とされており、価格も高くなりやすいです。格付けの違いはワイン上部の栓、シール部分に記載されていることが多いのでぜひチェックしてみましょう。

DOCGのプロセッコには、「コネリアーノ地区」で作られるものや「ヴァルドッビアーデネ地区」で作られるものがあります。

さらに上位のプロセッコには、限られた村だけで作られる「リヴェ」や「カルティッツェ」という単一畑の表記のものもあります。

2021年にはロゼも解禁に

2021年にはロゼも解禁に

プロセッコは元々、発泡性の白ワインにのみ名称が認められていました。今までDOCに該当するエリアでもロゼの発泡性ワインが作られていましたが、これまでのロゼはプロセッコDOCを名乗ることは認められておらず、イタリアン・ロゼやスプマンテ・ロゼといった名称で呼ばれていました。

しかし2021年の1月1日に「プロセッコ・ロゼ」が解禁となり、プロセッコを名乗れるロゼワインが誕生しました。ロゼの場合はグレーラ種85%のほか残りはピノ・ネロというブドウ品種だけを使うことが許されています。

ピノ・ネロがもたらす赤い果実の味わいと香りが特徴で、これまでの白のプロセッコとはまた違った華やかさを楽しめる仕上がりになっています。

ロゼのプロセッコは特に貴重なので、ぜひ見かけたら試してみてください。
【関連リンク】ロゼワインなぜピンク?作り方・味の特徴・合う料理とおすすめ10選

プロセッコのおすすめボトル8選

プロセッコについての理解が深まったら、ぜひお気に入りボトルを探してみましょう。

ここからはおすすめのプロセッコをピックアップしてご紹介していきます。

1.フレシネ プロセッコ

生産者 フレシネ
ワインの色
ブドウ品種 グレーラ
味わい 辛口
価格 750ml 約2,500円

白桃のようなみずみずしい香りに白い花のニュアンスが加わった、爽やかな味わいのプロセッコです。日本ではサントリーが販売元となっているので、入手がしやすく親しみやすい1本です。

ゴージャスなダイヤモンドカットのボトルデザインが印象的で、乾杯シーンやパーティーシーンにも相応しいです。見た目に反して2,000円台とお手頃価格で入手できるのも魅力です。

2.トッレゼッラ プロセッコ エクストラドライ

生産者 トッレゼッラ
ワインの色
ブドウ品種 グレーラ
味わい 辛口
価格 750ml 約2,000円

優しいイエローの色味が特徴的な、ドライな口当たりの辛口プロセッコです。洗練されたアロマと調和のとれた味わいで飲みやすく、プロセッコの入り口としてもおすすめしやすいボトルです。

乾杯シーンのほか、前菜やスパイシーな料理にもよく合います。

3.ミオネット プレステージコレクション プロセッコ DOC トレヴィーゾ ブリュット

生産者 ミオネット
ワインの色
ブドウ品種 グレーラ
味わい 辛口
価格 750ml 約2,300円

ミオネットはプロセッコの中でも世界NO.1の売り上げを誇るメーカーです。そんなミオネットの提供する定番プロセッコがこちらで、オレンジ色のラベルが特徴です。

きめ細かな泡立ちの中からはゴールデンアップルのような華やかな香りが漂います。トレヴィーゾ地区のブドウのみを使用して作られるこだわりの1本です。

4.チンザノ プロセッコ

生産者 チンザノ
ワインの色
ブドウ品種 グレーラ
味わい 辛口
価格 750ml 約2,000円

チンザノはピエモンテ州・州都トリノの生産者です。ベルモットを製品化した先駆者としても知られています。

チンザノのプロセッコはフルーティさが強く、バランスにも優れていて食前から食中まで広く楽しめます。プロセッコらしい青リンゴの香りが印象的で、控えめな甘みと程よい酸味があります。

5.ボッテガ ヴィーノ・ディ・ポエーテイ プロセッコ

生産者 ボッテガ
ワインの色
ブドウ品種 グレーラ
味わい 辛口
価格 750ml 約1,400円

レモンやバナナのようなフレッシュな香りを感じられる人気のプロセッコです。イオンなどのスーパーでも購入可能で、1,000円台と手に取りやすい価格帯が魅力です。

雰囲気を盛り上げてくれるボトルデザインが人気で、リッチな気分を手軽に味わいたい時にぴったりな1本です。

6.セレナ プロセッコ ロゼ

生産者 セレナ
ワインの色 ロゼ
ブドウ品種 グレーラ88%、ピノ・ノワール12%
味わい 辛口
価格 750ml 約1,650円
  • 生産者:セレナ
  • ワインの色:ロゼ
  • ブドウ品種:グレーラ88%、ピノ・ノワール12%
  • 味わい:辛口
  • 価格:750ml 1,650円(税込)

プロセッコとしては珍しいロゼタイプの商品です。イチゴやチェリーを思わせる要素が含まれていて、味わいの広がりを感じられます。

見た目もロゼなのでキュートであり、女性人気も高いです。

7.ヴィッラ サンディ ヴァルドッビアーデネ プロセッコ  DOCGミレジマート

生産者 ヴィッラ・サンディ
ワインの色
ブドウ品種 グレーラ
味わい 辛口
価格 750ml 約2,000円

DOCG格付けの高級なプロセッコです。ヴィッラ・サンディがヴァルドッビアーデネに所有する自社畑や契約農家のブドウを原料としており、高い品質が認められています。

繊細な泡立ちの中には若々しくも熟した印象があります。口に含むとホワイトグレープフルーツの爽やかさ、そしてマルメロのジャムや杏のようなニュアンスも感じ取ることができます。

8.アダミ カルティッツェ ドライ

生産者 アダミ
ワインの色
ブドウ品種 グレーラ
味わい 辛口
価格 750ml 約6,000円

プロセッコの中でも最高と認められたテロワール、カルティッツェ村のプロセッコです。いわゆるプロセッコにおけるグラン・クリュ(特級畑)の位置付けのもので、とにかく高い品質を感じることができます。

一般的なプロセッコに比べボディ感が強めで、きめ細やかな泡の中に華やかで複雑な香りが広がります。一本5,000円強とプロセッコにしては高級なので、特別な日の1本におすすめです。

プロセッコの選び方:シーン別おすすめ

プロセッコの選び方:シーン別おすすめ

食事に合うプロセッコ

プロセッコは爽やかな酸味と軽快な泡立ちが特徴のため、食事との相性が非常に良いスパークリングワインです。特に、前菜、シーフード、サラダ、軽めのパスタなどとよく合います

  • シーフードや寿司には「ブリュット(Brut)」が最適。柑橘系の風味が魚介の旨味を引き立てます。
  • クリーミーなソースのパスタやリゾットには「エクストラ・ドライ(Extra Dry)」が好相性。適度な甘みと酸味のバランスがポイント。
  • 軽めの前菜やサラダには「ドライ(Dry)」がおすすめ。ほどよい甘さが野菜のフレッシュさを引き立てます。

食事に合わせる場合は、甘すぎないタイプのプロセッコ(ブリュットまたはエクストラ・ドライ)を選ぶと、料理とのバランスが取りやすくなります。

プレゼントにおすすめのプロセッコ

プロセッコはその華やかな泡立ちとエレガントなボトルデザインから、ギフトとしても人気があります。特別な日や記念日の贈り物にぴったりです。

プレゼント用のプロセッコを選ぶ際は、華やかなデザインのボトルや高品質なDOCG認定のものを選ぶと、特別感が増します。贈る相手の好みに合わせたタイプを選びましょう。

プロセッコを美味しく飲む方法

プロセッコを飲む際は、温度帯や飲み方にもこだわってみましょう。ここからはプロセッコを飲む際のポイントについて解説していきます。

飲み頃温度は6〜8度

飲み頃温度は6〜8度

スパークリングワインであるプロセッコは、一般的なワインよりも飲み頃温度がやや低めに設定されています。飲み頃温度は6〜8℃前後なので、飲む前には冷蔵庫で冷やしておくと良いでしょう。

日頃から保管しておく際も、直射日光や高温な場所は避けておきましょう。ボトルを扱う際は泡に刺激を与えないよう、静かに保管しておくのがおすすめです。

白ワイングラスやフルートグラスがおすすめ

白ワイングラスやフルートグラスがおすすめ

プロセッコを飲む際は、白ワイン向きのグラスや細いシルエットのフルートグラスがおすすめです。

あまり大きなグラスを使うよりも、コンパクトな白ワイングラスなどを使う方がプロセッコのフレッシュさを感じやすいです。

グラスに注ぐのはあくまでも少量が良いでしょう。たくさん注ぎすぎると飲み切る前にぬるくなってしまい、プロセッコの魅力が半減してしまうので注意です。

プロセッコに関してよくある質問(FAQ)

Q.プロセッコとシャンパンの違いは?

A.プロセッコとシャンパンは産地や製法が異なります。

プロセッコはイタリア・ヴェネト州産で、シャルマ法(タンク内発酵)により軽やかでフルーティな味わい。一方、シャンパンはフランス・シャンパーニュ地方産で、瓶内二次発酵による繊細でコクのある味わいが特徴です。

泡立ちはシャンパンの方がクリーミーで持続力があり、価格も高め。カジュアルに楽しむならプロセッコ、特別な場面にはシャンパンがおすすめです。

Q.プロセッコの保存方法は?

A.プロセッコは開封前は冷暗所、開封後は冷蔵庫での保存が基本。飲む3〜4時間前に冷やし、適温5〜7℃で楽しむのがベストです。

開封後は炭酸が抜けやすいため、スパークリングワイン用のストッパーを使用し、1~2日以内に飲み切るのがおすすめ。プロセッコは長期熟成向きではないため、購入後は早めに飲む方が美味しく楽しめます。

Q.プロセッコはどこで買うのがおすすめ?

A.プロセッコはオンラインショップ、ワイン専門店、スーパーで購入可能。手軽に買うならネットショップ、知識を得たいなら専門店、コスパ重視なら業務スーパーや量販店がおすすめです。

初心者はDOC/DOCG認定のものやレビュー評価の高い商品を選ぶと安心。特別なギフト用なら高級プロセッコやギフトボックス付きを選ぶと喜ばれます。
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まとめ

プロセッコは、爽やかでフルーティな味わいと手頃な価格が魅力のイタリア産スパークリングワイン。シャンパンと比べてカジュアルに楽しめるため、食事やパーティー、ギフトなど幅広いシーンに適しています。

また、最近ではロゼのプロセッコも登場し、さらに選択肢が広がっています。種類や格付けを理解して、自分にぴったりの1本を見つけてみてください。

手軽に楽しめるプロセッコで、気軽にスパークリングワインの世界を堪能しましょう!

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