【PR】

タリスカー18年を飲んでみた!まずい?終売の可能性と味の評価

タリスカー18年を飲んでみた!まずい?終売の可能性と味の評価

リンクサスお酒通販で探す

近年のウイスキーブームにより、スコッチウイスキーやシングルモルトの種類を試してみたいウイスキーファンも増えています。
中でも「タリスカー」は、そのスモーキーで力強い味わいが特徴のスコットランド産ウイスキーですが、正直なところ「まずい」と感じる人も少なくないようです。

タリスカーの独特の風味が合わないという声もありますが、逆にそのスモーキーさが癖になると評判のウイスキーでもあります。

今回は、タリスカーウイスキーの魅力と「まずい」と感じるポイントを交えながら、味わいの評価レビューをご紹介します。ウイスキー選びに迷っている方、タリスカーに挑戦したい方、また「まずい」と感じたことがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
ウイスキー買取はこちら

タリスカー18年を飲んで評価レビュー

タリスカー18年を飲んで評価レビュー

「タリスカー18年」をストレート・ロック・ハイボール別に飲み評価レビューをしていきます。

タリスカー18年 容量700ml alc.45.8% 定価14,200円※ただし、実際の販売価格は2万円以上が多い

  • ・・・オレンジ寄りの綺麗な琥珀色
  • 香り・・・オレンジの皮や柑橘類を思い出させる。後からピート香がふんわり香る

ストレート

ストレート

口に含むと、まず潮系の辛みと交じり合う柑橘系の酸味が感じられ、ナッツのようなニュアンスもあります。

鼻から抜けるヨード香が特徴的で、全体的にバランスが良くリッチな味わいに仕上がっています。しかし、潮気が強く、刺激が強すぎて「まずい」と感じる人もいるかもしれません。

正直、少し強すぎて飲みにくいと感じる場面もあり、好みが分かれるところです。

ロック

ロック

ロックにすると、全面的に甘さが主張してきます。

甘さから柑橘類のスッキリとした味わいへと変化し、最後に胡椒のようなスモーキーな味わいが訪れます。

個人的にはロックが一番バランスが良く、優しく香る燻製香に甘さと柑橘系のスッキリさが合わさり、非常にリッチで落ち着いた味わいが楽しめます。ピーティーさが控えめで、高級感も感じられる一杯です。

ハイボール

ハイボール
ほのかに燻製香が主張してきますが、タリスカー18年の良さが消えてしまった印象を受けます。

スッキリとしてほのかに甘く、優しく燻製香放つハイボールになりました。

ハイボールはタリスカー10年の圧勝でした。

個人的評価

個人的評価

個人的には、タリスカー18年はロックで楽しむのがベストだと思います。ストレートだと潮気が強く、刺激が強すぎて「まずい」と感じることもありました。ロックにすることでその味わいが柔らかくなり、甘さやスモーキーさがバランスよく調和します。
ハイボールにすると、タリスカー18年の個性が薄まり、もったいなく感じる部分もありました。

とはいえ、タリスカー18年は高級感があり、ピーティーすぎず絶妙なバランスを楽しめるので、ロックでじっくり味わいたいウイスキーです。

タリスカー18年はウイスキーを多く扱っている酒屋さんなら置いていることも多いですが、ネットの方が安く手に入ることもあるので比較してみて下さい。

タリスカー18年終売?終売ボトルや限定品はプレミア化


現在のところ、タリスカー18年が終売となったという情報はありません。しかし、品薄状態が続いており、多くの店舗で在庫切れとなっている場合があります。また、旧ラベルのボトルは既に販売終了となっています。そのため、タリスカー18年を購入する際は、在庫状況や価格を慎重に確認することをおすすめします。

タリスカーの中でも、通常発売されていない限定品や終売となったボトルは、希少価値の高さから値段が上がっています。特に熟成ボトルは、1本に何十万円という値段がつくこともあります。

タリスカーには非常にさまざまなボトルがあるので、購入する際は予算や好みに合わせてボトルを選ぶことが大切です。希少品であるタリスカーは、その分入手も難しくなりますが、もし見かけた際には、ボトルごと購入するほか、タリスカーを取り扱うバーやレストランで楽しむのも一つの方法です。

スモーキーな味わいが魅力のタリスカー

スカイ島で製造されるシングルモルト


タリスカーはスコットランドで生産されるウイスキー、いわゆるスコッチの銘柄の一つです。タリスカー蒸留所のモルト原酒のみを使ったシングルモルトウイスキーとなります。

スコットランドは国内の各地でウイスキーが生産されており、場所や蒸留所ごとに味わいに差があります。

タリスカー蒸留所はハイランド地方の「スカイ島」と言われる場所にあり、島の環境や気候をダイレクトに表現した個性のある味わいで人気を集めています

アイラモルトにも似たスモーキーさと潮気

アイラモルトにも似たスモーキーさと潮気

タリスカーの味わいを一言で表すなら、「力強くスモーキー」胡椒のようなスパイシーさが特徴で、複雑さがありつつもバランスが取れています

タリスカーが造られるスカイ島は、スコットランドの6つの地域の中でも“アイランズ”というところに該当します。しかしピートによるスモーキーさ、そして海に面した環境で生まれる潮気のある味わいは、アイラモルトに似ていると言われています。

スモーキーなウイスキーが苦手な方には、タリスカーの味わいはもしかすると合わないかもしれません。しかし一方で、「アイラモルトのような個性のある味が好き」「スモーキーでスパイシーなウイスキーを探している」といった方には、まずおすすめしたい銘柄でもあります。

ボウモアやラフロイグといったスコッチ銘柄が好きな方は、タリスカーの味わいもきっと好みだと予想できます

1830年から続く伝統的なタリスカー蒸留所


タリスカー蒸留所は1830年創業という、非常に長い歴史を持つ蒸留所でもあります。

創業以来の製法を忠実に守り、伝統のもとウイスキーづくりを行なってきました。大恐慌や戦争、火災といった災害や試練に見舞われながらも、情熱を注ぎウイスキー作りの灯火を消さずに現代まで歴史が続いています。

そんなタリスカー蒸留所は、スカイ島の過酷な自然と共存することで独特の美味しさを表現しています。雨水から生まれる湧水を仕込み水とし、さらにピート(泥炭)の土壌を生かしたウイスキー作りに強みを持ちます。

蒸留所の特徴としては、まず発酵の過程で昔ながらのオレゴンパイン製の発酵槽で長時間の乳酸発酵をしているのがポイントです。通常は50時間程度しか行われない発酵を、タリスカー蒸留所ではなんと70時間もかけています。これにより、独特のフルーティーな香りが生まれます。

さらにタリスカー蒸留所では「ストレートヘッド型」と「ボール型」の2種類のポットスチルを変則的に使用しています。昔からのスタイルを今も活用し、モルトの豊かな味わいの表現につなげています。

タリスカーのラインナップは?

1.タリスカー 10年

タリスカー10年は、タリスカーシリーズのスタンダードボトルです。
10年以上熟成の原酒をバランスよくブレンドして造られており、タリスカーらしいスモーキーさ、胡椒のようなスパイシーなニュアンスが特徴です。

「ジキル博士とハイド氏」や「宝島」といった著書で知られるR.L.スチーブンソンが酒の王様と絶賛したボトルでもあり、ほのかな潮味とドライフルーツのような甘味も共存しています。ストレートだけでなく、ハイボールにしても美味しいと評判です。

2.タリスカー ストーム

タリスカーストームは、いわゆるノンエイジタイプのウイスキーです。熟成年数に拘らず、数ある原酒の中から個性の際立つものをブレンドして造られます。

ストーム=嵐というネーミングからも分かる通り、スカイ島の気候を感じさせる荒々しい味わいに魅力があります。甘美なスモーキーさと熱くなるほどのスパイシーさは、ステーキなどの肉料理に合わせても負けることがありません。

3.タリスカー ポートリー

タリスカーポートリーは、ポートワインの樽での追加熟成がポイントです。

独特の潮味と胡椒味に、ポート樽由来の赤いベリーのようなリッチさが加わっています。

余韻が長くドライなスモーキーさを長く堪能できるのが特徴で、ゆっくりとウイスキーを味わいたい時にぴったりな1本です。コストパフォーマンスに優れているウイスキーでもあります。

4.タリスカー 18年

タリスカー18年は、酒齢18年以上の原酒をヴァッティングして造られるタリスカーの熟成ボトルです。

タリスカー10年がアメリカンオークのリフィル樽を使用しているのに比べ、タリスカー18年にはヨーロピアンオークのリフィル樽原酒が使用されているのがポイントです。

ハチミツのような甘さからピートの主張が出てくる、バランスの取れた絡み合いが魅力です。2007年に「ワールド・ウイスキー・アワード」でのグランプリを受賞したこともある、世界一に認められたシングルモルトでもあります。

5.タリスカー 25年

タリスカー25年は、いわゆる25年熟成という長熟タイプのウイスキーです。

長期熟成によるまろやかさが表現されていながらも、タリスカーらしい力強さも感じられます。

かつてはカスクストレングスのスペシャルシリーズとして不定期リリースされていましたが、近年では定期的なリリースが可能となりアルコール度数も45.8%に調整されています。年1のボトリングで、生産数は少なめのため人気度が高いです。

6.タリスカー 30年


タリスカー30年は、酒齢30年以上の原酒から生まれるタリスカーです。

現行品の中では最長熟成のボトルとなります。25年ものよりもクセの抑えた味わいになっていて、タリスカーの中では非常にまろやかで飲みやすい味わいです。

控えめでリッチな中にも潮のニュアンスや甘味、スモーキーなペッパー風味もあります。加水すると甘味がより増すため、トワイスアップやロックで飲むと非常に美味しいです。

7.タリスカー ディスティラーズ エディション

タリスカーディスティラーズエディションは、シェリー酒の一種であるアモロソの樽を使い二段熟成しているのがポイントです。

力強いペッパーフレーバーにフルーティーな甘味が加わっていて、レギュラーなタリスカーよりも熟成が進んでいます。

年1回の蒸留しか行われない希少なボトルとしても知られていて、蒸留年やボトリングの日付、バッチ番号などがボトルに刻印されています

そのほか限定品も


タリスカーは上記で紹介したボトルのほか、定期的に限定品もリリースしています。

定番商品よりもさらに長期の熟成が加えられたボトルや、特別な樽熟成をした味のものなどバリエーションは様々です。

限定品のボトルは希少なため入手が難しいですが、タリスカーの味わいが好きな方はトライしてみる価値があります。ぜひ機会があれば探してみてください。

タリスカーの評価と受賞歴について

タリスカーの評価を調べてみた



タリスカーは日本への流通量も多いため、飲んで評価している方が多く見受けられました。

独特なスモーキーさに対して定評があり、「美味しい」とコメントしている方が多かったです。

特に濃く刺激の強い味は、ハイボールにすると相性がいいと述べている方が多かったです。

タリスカーは世界的にも認められているウイスキーであるため、プロの評価も高めです。有名な品評会などで数々の賞を受賞しています。

タリスカーの主な受賞歴

<タリスカー10年>

  • ISC金賞(2017年、2015年など)
  • WWAベストシングルモルトアイランズ(2017年、2011年など)
  • IWSC最優秀シングルモルト12年未満(2010年、2009年など)
  • IWSCゴールドメダル(過去13回受賞)

<タリスカー18年>

  • ISC金賞(2011年、2008年など)
  • WWA世界最優秀シングルモルト(2007年)
  • IWSCゴールドメダル(2015年、2011年など)

こちらの受賞歴はあくまでもほんの一部であり、タリスカーは他にもさまざまなボトルが数多くの名誉ある賞を受賞しています。

世界最高賞に選ばれたこともある実力派として、各国で愛されています。

タリスカーの定価や入手方法は?

タリスカーの定価や入手方法は?

タリスカーの定価・価格

タリスカーはボトルによって価格が異なります。最もメジャーなタリスカー10年の場合、定価の目安となる希望小売価格は5,500円(税込)となっています。

Amazonや楽天市場といった通販でも簡単に購入可能で、酒販店によっては定価よりも安い価格で購入を狙える場合があります

基本的に18年熟成ものまでの定番ボトルであれば、比較的簡単に見つけることができます。

「タリスカーストーム」「タリスカーポートリー」あたりのボトルなら1万円前後、「タリスカー18年」は20,000円以上で購入ができます。
一方定番ボトルの中でも、25年もの、30年ものは数万円を超える高額がついているので注意です。

まとめ

スモーキーで強い個性がありつつも、バランスに優れている味わいのタリスカー。世界的な品評会での受賞歴も多く、評価の高い銘柄でもあります。

タリスカーにはさまざまなボトルがありますが、「タリスカー10年」「タリスカー18年」などは入手もしやすくウイスキーに挑戦してみたい方におすすめです。ぜひ見かけたらトライしてみてください。
お酒の通販LINXAS(リンクサス)でウイスキーを探す

블로그로 돌아가기