「黒松剣菱」は、500年以上の歴史を誇る剣菱酒造が生み出した、深い味わいと独自の琥珀色で多くの日本酒ファンに愛されている銘酒です。
しかし、その飲み方には一工夫が必要。冷やして楽しむもよし、温燗でその旨味を引き出すもよし、黒松剣菱は飲む温度やシーンに応じて、その魅力を存分に味わうことができます。
本記事では、「黒松剣菱」の最適な飲み方、温度帯別の楽しみ方、さらにはお料理とのペアリング方法を徹底解説します。また、実際に飲んだ方々の体験談もご紹介し、自宅での楽しみ方から特別なシーンでの飲み方まで幅広くご提案。
あなたの理想の「黒松剣菱」の飲み方を見つけて、その魅力をもっと深く堪能してみてください。
黒松剣菱の美味しい飲み方:温度帯別アプローチ
冷やして飲む:爽やかでキリっとした味わい
【冷酒での楽しみ方】:冷やして飲むと、引き締まった味わいとともに、すっきりとした後味を楽しめます。冷蔵庫で十分に冷やし、グラスに注いでお楽しみください。
常温で飲む:まろやかさとすっきり感のバランス
【常温での味わい】:冷やすよりもまろやかさが感じられ、すっきり感を残しつつ、味の深みを堪能できます。常温での飲み方は、食事との相性を楽しむのに最適です。
燗酒での楽しみ方:温かさで広がる米の旨味
【ぬる燗で最も美味しく飲める】:燗にすると、米の旨味と香りが一層引き立ち、優しい飲み口になります。40℃前後のぬる燗が黒松剣菱にはぴったりです。
※温燗のコツ:【燗酒の理想温度】:40℃が最適。温め過ぎないよう注意しましょう。
黒松剣菱の飲み方に最適なシーンと料理とのペアリング
食事との相性:和食との最高のペアリング
【焼き鳥とのペアリング】:タレではなく塩で焼いた焼き鳥と合わせると、黒松剣菱の旨味と相性抜群です。
おつまみと合わせて楽しむ
【シンプルなつまみ】:塩昆布やチーズなど、シンプルで軽いおつまみとの組み合わせもおすすめです。
黒松剣菱は魚の干物と合うお酒です。魚の干物を口に入れて黒松剣菱を口に含むととても美味しいと言われています。他にはお鍋にも合います。味噌やお醤油との相性も良いので和食全般に合う日本酒と言えるでしょう。
味付けがしっかりされているお料理にも合わせることができます。お好みのおつまみやお料理と一緒に楽しんでみてください。
黒松剣菱の歴史や特徴とは?
剣菱酒造さんで特別に酒蔵見学と懇親会に参加させて頂きました
— SAYOKOチャンネル (@s_y_Singer) February 9, 2020
時代の波に流されず手間を惜しまず守り続ける伝統の技と酒造り、素晴らしいです😋
私は「丹波流 酒造り唄保存会」で今酒造り唄の練習をしています
この工程でこの唄だっ✨って去年見学させて頂いた時より興味深くしっかり勉強できました pic.twitter.com/cPGKDcRwFk
黒松剣菱は、兵庫県神戸市灘区にある剣菱酒造は500年以上の歴史がある酒蔵です。しかも創業は1505年以前というかなりの老舗であり、黒松剣菱はそんな老舗の代表的な日本酒の1つとなっています。
アルコール度数は17パーセントと、日本酒の中では比較的強めのお酒です。
昔ながらの味を守りながら造られているお酒で、時代の流れとともに最新の技術も取り入れ機械化もされているものの、手作業でなければ繊細な味を作り出せない部分に関しては手作業を行うなど変わらない味を提供するために工夫されています。
剣菱は剣菱酒造の中でも有名な銘柄となっています。少し黄色っぽいお酒は濃い味がして日本酒通に人気です。
日本酒は透明な色のものが多いですが黄色になっているのはろ過方法に違いがあるからです。この黄色い色も剣菱の魅力になります。
精米歩合が書かれていない
そして、この日本酒を手に取った人は、不思議なことに気がつくのではないでしょうか。
それは、精米歩合が書かれていないという点です。
剣菱は精米歩合は毎回変えているそうで、表示されていないのも特徴的です。
その理由は、毎年米の出来は違います。その出来によって精米歩合は変わります。そのため、ラベルに精米の歩合は書かれてはいないのです。
つまり、今年の出来と次の年の出来ではかなり違うかもしれないのです。
そして、その違いを楽しむのもまた日本酒の楽しみ方ではないでしょうか。
日本酒そのものの味を堪能するのも良いですし、料理と合わせて飲むのもピッタリです。
黄色い琥珀色の液体と芳しい香り。
そして、類いまれな日本酒の味わいを心ゆくまで楽しむことが出来ます。
黒松剣菱の美味しい飲み方とは?
黒松剣菱にはいくつか種類があります。ラインアップと美味しい飲み方をご紹介します。
極上黒松剣菱
口に含むと力強い旨味が口の中に広がります。口いっぱいに広がる旨味は甘みと辛さのバランスが取れていて飲んだ後はすっきり爽快な感じになります。
キレのある味で飲みごたえがあります。お米の美味しさを感じられる日本酒となっています。
剣菱
冷やしても燗でも美味しい日本酒です。辛さの中にしっかりお米の旨味が出ていてバランスが取れています。やわらかな味わいの日本酒です。
燗にするとさらにお米のうま味や香りを楽しめます。冷やすとキリっと引き締まった味となり温度による味の変化も楽しめる日本酒です。
黒松剣菱
口に含むと濃厚な香りが口の中に広がります。お米の風味がしっかり感じられる日本酒で旨味がしっかりしています。
まろやかな味わいですが飲んだ後はキレもあり飲みやすく上品な日本酒です。余韻が程よく残ります。
瑞穂黒松剣菱
山田錦を使用している日本酒で2年間熟成させて完成させています。熟成させたことで香りが華やかになっていてコクも増しています。
後味はキレがあってスッキリしていますが奥行のある味わいで何杯も飲みたくなる日本酒です。燗で飲むと美味しいです。
瑞祥黒松剣菱
冬限定で販売される日本酒です。5年以上熟成させて完成させた古酒だけをブレンドして完成させています。
それぞれのお酒の旨味が凝縮されていて甘みのある香りを楽しめます。まろやかな口当たりで飲んだ後も余韻が残ります。
期間限定でしか飲めない貴重なお酒となっています。燗で飲むと美味しいです。燗の温度は40℃くらいが一番美味しくいただけるといわれています。
酒器でもお酒の美味しさが変わってきますので、酒器選びにもこだわってみてくださいね。
薄い琥珀色の液体に魅了される人も多い
お正月に近所のコンビニで偶然見つけた「黒松剣菱」180ml瓶。
— 犬山しんのすけ (@shinnosuke_inu) January 8, 2022
令和元年11月製なれど売れ残り続け琥珀色の古酒に。
店内の棚で陳列だから温度変化も直射日光も大丈夫なはずゆえゲット!
以前飲んだ新鮮な剣菱とは、また一味違い老酒のような趣きも感じる一献
U^ω^Uつ🍶#1月のもみゃりー#もみゃりー pic.twitter.com/sETAzj2hpH
黒松剣菱をグラスに注ぐと、その薄い琥珀色の液体に魅了される人も多いのではないでしょうか。
日本酒といえば無色透明なイメージがあるかもしれませんが、それは濾過をしているからです。
黒松剣菱の色が濃いのは、日本酒本来の旨味が抜けてしまわないために調節してあるからです。
口に入れた瞬間、その濃厚な香りと米そのものの味の濃さを堪能することが出来て、甘味と酸味、更には辛味が交ざり合い、なんとも言えないサッパリとした後味が残ります。
そして、黒松剣菱を存分に味わうには、熱燗で飲むのがピッタリです。
もちろん、冷酒で飲んでも美味しいのですが、熱燗にすると更に米の旨味を楽しむことが出来ます。
黒松剣菱の飲み方レビュー:実際の体験談

40代前半男性Kさんのおすすめ飲み方
最初に冷やして飲んだところ、アルコールの刺激が強すぎず、仄かな甘みと爽やかな後味が感じられました。
ただ、少し物足りなさを感じたので、常温で試すと、まろやかさとすっきり感のバランスが良くなり、さらにぬる燗で飲んだ時が一番のお気に入りとなりました。
ぬる燗にすると、まろやかな味わいと香りが広がり、後味もスッキリと感じられます。おすすめのつまみは、焼き鳥の塩焼きや、赤身の刺身などさっぱりした料理との組み合わせです。
50代前半男性Bさんの体験
年末年始、友人たちと麻雀を楽しむ際、差し入れで黒松剣菱を飲んで驚きました。
普段ワイン派の私ですが、この日本酒はフルーティーで、程よい辛味が感じられました。
黒松剣菱を初めて味わい、寿司や刺身、漬物などとの相性が抜群だと実感しました。日本酒に対する印象が変わり、今後も楽しみが増えたと感じています。
まとめ
黒松剣菱の飲み方を知り、温度帯や料理との相性を楽しむことで、その深い味わいを最大限に引き出すことができます。
冷やす、常温で飲む、燗酒で楽しむなど、自分に合った飲み方を見つけて、さらにその美味しさを堪能してください。
また、お料理とのペアリングや、ユーザーの体験談を参考にすることで、黒松剣菱をより一層楽しむことができます。
お酒の通販LINXAS(リンクサス)で日本酒などのお酒を探す