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貴州茅台酒なぜ値段高い？本物偽物の見分け方・マオタイ酒の種類と買取価格

貴州茅台酒なぜ値段高い？本物偽物の見分け方・マオタイ酒の種類と買取価格

リンクサス酒販
茅台酒は中国のお酒の一種で、中国本土では「国酒」と言われるほどの知名度です。世界的な人気も高く、日本では高級酒としてその地位を築いています。近年はオークションや買取市場で高額になるお酒としても有名で、お酒ファンはもちろん投資家やコレクターからの注目度も高まっています。
この記事ではそんな茅台酒についてまとめています。ラベルによる価値の違いや見分け方なども解説しているので、茅台酒に興味がある方、また茅台酒をお持ちで価値が知りたい方はぜひ参考にしてください。 貴州茅台酒買取はこちら

中国の高級酒「茅台酒」について

茅台酒（マオタイ酒）とは

茅台酒（マオタイ酒）とは
茅台酒は中国で作られるお酒の一種です。数ある中国酒の中でも特に高級品として扱われていることが多く、日本でもその名が知られています。茅台酒は、中国の貴州省北西部仁懐市茅台鎮というところで作られており、なんと800年にものぼるほどの歴史があります。
長い歴史と伝統を誇る茅台酒は、スコットランドのウイスキー「スコッチ」そしてフランスのブランデー「コニャック」と並んで世界三大蒸留酒の一つとされています。その価値は高く、特別な式典や外交の場などにも選ばれるようなお酒となっています。

いわゆる白酒と呼ばれる蒸留酒である

茅台酒は、中国で作られる「白酒」の一種に当たります。白酒は高粱（コーリャン）やトウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモといった穀物を原料にする蒸留酒で、豊かな香りに特徴があります。茅台酒は白酒の中でも原料に使われる穀物の量が多いのがポイントであり、また使われる素材にもこだわりが持たれてます。
茅台酒は製造過程において、発酵時間が長くとられています。また熟成される期間も3年と長く、これにより深く繊細な味が生まれています。さらに水に関しても、高品質と言われる赤水河の水が使用されています。硬度の低い水を使って蒸留されることで、ほんのりとした上品な甘口に仕上がっています。

茅台酒の特徴！アルコール度数はどれくらい？

豊富な原料を丁寧に蒸留して作られる茅台酒は、やや黄色に色づいたような透明の色味が特徴です。アルコール度数は50％以上のものが多く、とにかくパワフルです。パワフルといっても雑な力強さではなく、品格があり特別な場にふさわしいです。
白酒は基本的に度数が高く刺激が強めのものが多いですが、茅台酒は白酒にしてはアルコール度数が極端に高すぎず、しかも熟成でまろやかになっているため飲みやすいのが魅力です。

茅台酒はどう飲む！？度数は高いがせっかくならストレートで

茅台酒のアルコール度数は、ウイスキーや焼酎よりも高くインパクトは強めです。それでも本場中国では、ストレートで飲むのが基本とされています。本場らしい飲み方で試したい方は、ぜひストレートから楽しむようにしましょう。変に冷やしたり温めたりせず、そのままの味で楽しむのがベストです。
ストレートそのままの茅台酒は、とにかく香りが豊かです。まずはじっくりと香りを堪能し、ぐいっと飲み切るようにして飲むのがおすすめです。なお度数が高いので、グラスは小さめのものを選ぶようにしましょう。
なお茅台酒のアルコールがどうしてもきついという方は、氷を入れてロックで飲むのもありです。自分好みのバランスを見つけながら、飲み過ぎに注意しつつ味わってみてください。

茅台酒はなぜ高い？希少価値や受賞歴に注目

茅台酒の中でも高級品とされているのが「貴州茅台酒」という商品です。貴州は中国貴州省のことであり、メーカー名の総称にも当たります。中国貴州省の限られた地域で生産される伝統品が「貴州茅台酒」となります。
そんな貴州茅台酒には、現在非常に高い価値が付けられています。中には1本10万円〜100万円を超えるようなボトルも存在しているほどです。貴州茅台酒は手に入りにくいレア酒であることも有名で、現在市場では高額取引の対象になっています。
茅台酒に高い価値が付けられている最大の理由は、とにかく生産に手間がかかるからです。茅台酒は蒸留や熟成に時間がかかるため、製造から出荷までに5年以上の月日を要します。原料もたくさん必要であり、それだけボトル1本の値段が上がってしまうのです。
また茅台酒の中にはレアボトルと呼ばれるものが存在します。茅台酒のラインナップの中には生産数自体が少ないボトルや既に終売してしまったボトルもあり、このようなレアボトルは日に日に市場価値が高くなる一方です。お酒としての愛好家が多いのはもちろんのこと、コレクション目的や転売目的、そして資産のように茅台酒を買う人も増えてきています。こうした状況が、茅台酒の高騰化を進めている要因となっています。
なお茅台酒は1915年に開催された「サンフランシスコ万国博覧会」にて、金賞も受賞しています。1950年代には世界への販売も始まっており、現在では世界的な知名度があります。買い手が中国内だけでなく世界中にいることも、茅台酒の価値や値段が上がっている理由と言えるでしょう。これらの状況を踏まえると、茅台酒の価値は今後もさらに高まっていくと考えられます。

茅台酒には偽物も多いので注意しよう

先ほども述べたように、茅台酒として価値があるのは中国貴州省で作られる貴州茅台酒と呼ばれるものです。しかし近年は、この貴州茅台酒の名を謳った偽物商品も横行しているので注意しなければなりません。
ブランド品の偽造品が流通してしまうのと同じように、茅台酒にも残念ながら偽物が存在している状況です。茅台酒に似せたデザインでありながら見た目が違う、そして当然ながら中身のクオリティも低い品が流通しているのが実情です。
偽物の販売は当然ですが犯罪に当たります。中国でも茅台酒の偽物は摘発対象となっており、定期的に取り締まりが強化されています。しかしそれでも市場の中には、茅台酒の偽物も出回ってしまっています。飲み手・買い手側は、偽物をつかまされないように気をつけておきたいところです。ラベルにコピーのようなざらざらした跡がないか、そもそもデザインが異なっていないかなどをチェックしましょう。また中には本物のボトルに偽物のお酒を詰めているという非常に悪質な手口もあるので、キャップに開封跡がないかどうかも確かめておきたいところです。
茅台酒に挑戦したい方は、信頼のおけるお店で茅台酒を買う、もしくは注文するようにしておきましょう。ネットショップは特に偽物を見分けにくいので気をつけましょう。茅台酒には複数のラベルがあるので、それぞれの特徴を覚えておくと偽物をつかまされるリスクも減ります。

茅台酒の種類と見分け方！買取価格はそれぞれどのくらい？

ここからは茅台酒の種類や見分け方について解説していきます。本物の茅台酒の特徴を知る際に参考にしてみてください。なお茅台酒は本物の商品であっても、それぞれラベルによって市場価値が違います。価格に関しても解説していくのでぜひ参考にしてください。

＜貴州茅台酒　サンフラワー＞

  • 買取価格：約50〜100万円前後
  • 特徴：アルコール度数55％で濃厚な味、ボトルの大半が希少で高級
貴州茅台酒　サンフラワーは、ラベルの左上にヒマワリのマークが描かれているのが目印です。現行品の茅台酒よりも古い時代に生産されていたボトルであり、現在は終売となっています。本場中国でも手に入りにくいレアボトルの一つであり、市場価値は日に日に高まっています。日本国内で狙おうとすると、1本で100万円を超えることも珍しくありません。買取に出した場合も、50万円超えと高い値がつくボトルがあります。 中身はアルコール度数が55％と高めであり、濃厚、力強い香りがする特別なお酒です。

＜貴州茅台酒　天女ラベル＞

貴州茅台酒 飛天牌 500ml 53度
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  • 買取価格：約20〜50万円前後
  • 特徴：さまざまな時代のボトルがあり旧ボトルは価値が高め
天女ラベルと呼ばれる茅台酒には、時代の古いものから新しいものまでさまざまな種類があります。どれも茅台酒であることには変わりありませんが、古いボトルは旧ボトルと呼ばれ、入手困難なぶん市場価値が高くなっています。旧ラベルの天女ボトルは30万円〜90万円といった価格で取引されることもあり、想像以上の価格で売れることがあるので必見です。
なお近年のボトルは、キャップフィルムに年号が書かれていることが多いです。フィルムに年号がなく古そうなボトルの茅台酒は、ぜひプロの査定員に価格を査定してもらいましょう。

＜貴州茅台酒　五星＞

  • 買取価格：約10〜30万円
  • 特徴：現行品にはないデザインでボトルのほとんどが高額買取対象に
五星の茅台酒は、サンフラワーと同様に現行品にはないデザインで希少価値があります。五星のマークは1980年代に多かったデザインと言われており、30年前のボトルである可能性が高く高額買取も期待できます。なお2000年すぎてから発売されたボトルもあります。
当然入手は困難なので、それだけ高い値段がつきます。

＜貴州茅台酒　ゴールドラベル＞

  • 買取価格：約15万円前後
  • 特徴：ラベルがゴールドで高級感がある。現行品もあるが旧ボトルは価値が大幅UP
ゴールドラベルの茅台酒は、その名の通りラベルが金色でわかりやすいです。市場に出回るボトル数が少なく、全体的に価値が高めです。なお年代によってデザインに差があり、旧ボトルであればあるほどその価値は高いです。
古いゴールドラベルのボトルであれば、10〜15万円の値がつくケースもあります。

＜貴州茅台酒　15年＞

貴州茅台酒 15年 正規品 500ml 53度
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  • 買取価格：約10万円前後
  • 特徴：15年熟成させた特別な茅台酒で箱・付属品も豪華な仕様に
茅台酒には15年もののボトルもあります。通常の茅台酒は3年以上の熟成なので、比べるといかにスペシャルな商品であるかがわかるかと思います。15年ものの茅台酒は箱や付属品もスペシャルな仕様となっており、特別なギフトなどにも相応しいです。
熟成期間が長いぶん生産本数そのものが少なく、希少価値も高いです。古い商品なら10万円以上の買取価格となるケースも多いです。

希少な茅台酒はお酒買取専門店に査定依頼しよう

希少な茅台酒はお酒買取専門店に査定依頼しよう
ここまで解説したように、茅台酒は非常に希少なお酒であり、買取では高値がつくことが予想されます。特に旧ボトルの茅台酒であれば、1本に何十万円という値がつくことも珍しくありません。中には100万円超えのボトルも存在するほどです。実際に茅台酒の中には、オークションで1億超えの値がついたようなボトルもあります。
茅台酒をお持ちであり飲む予定がない方は、ぜひ買取専門店の買取査定依頼を申し込んでみましょう。買取査定ならお持ちの茅台酒の価値がわかる上、値段に納得ができればその場で売り、現金に変えることもできます。
茅台酒はボトルによって大きく価値が変わるので、安心・安全に取引するのであればメルカリやヤフオクといったサイトよりも買取専門店の利用をおすすめします。お酒に精通したプロの査定員がいる買取専門店なら、偽物販売や価格ミスのトラブルも防ぐことができます。
お酒買取専門店リンクサスでは、現在茅台酒の買取を強化しています。ここで紹介した「サンフラワーボトル」「天女ラベル」といった茅台酒はもちろん、「貴州茅台酒50年」「貴州茅台酒30年」などさまざまなボトルの買取査定に対応しているのでまずはご相談ください。茅台酒の買取査定はお客様負担ゼロで利用可能で、店頭買取のほか出張買取や宅配買取にも対応しています。

茅台酒高額買取のコツ

  • ラベルやマークで年代を見極める
  • ボトルはできるだけ綺麗な状態にしておく
  • 箱などの付属品は揃えて査定に出す
  • まとめ売りで査定額がUPする可能性も
茅台酒を売る際は、ラベルやマークから年代を推測すると、買取相場がわかりやすいです。買取専門店ではもちろんプロ査定員が種類や状態をきちんと見極めますが、あらかじめLINEや電話での査定時に特徴を伝えておくと取引がスムーズになるのでおすすめです。また買取査定に出す場合は、付着している埃を取り除いたり、付属の箱を用意したりと見た目のコンディションを整えるようにもしておきましょう。
なお売りたいお酒が複数ある場合は、まとめて買取査定に出した方が査定額がUPしやすいです。茅台酒以外のお酒と組み合わせて売ることも可能なので、ぜひお酒コレクションがある方は整理しつつ査定に出すお酒を考えてみましょう。
貴州茅台酒買取はこちら

まとめ

貴州茅台酒の中には、1本で数万〜100万円以上の価値がつくようなボトルがあります。特に旧ボトル・古い茅台酒には高い価格が付けられるケースが多く、注目度は高まる一方です。もちろん値段だけでなく、高いクオリティの味にも注目しておきたいところです。
茅台酒は、ワインやウイスキー、そして日本酒といったお酒にはない中国らしい魅力も詰まっています。なかなか見かけることのできないレアなお酒ではありますが、ぜひ機会があればトライしてみてはいかがでしょうか。
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