愛知県名古屋でしか買えないお酒有。日本酒九平次地酒や知多等8選

製造業や商業が盛んな愛知エリアは、お酒の産地としても有名でさまざまなタイプのアルコールが作られています。愛知県のお酒文化は意外に歴史が長く、今もなお成長し続けています。
今回はそんな愛知のお酒事情について触れながら、人気銘柄やおすすめのお酒を紹介していきます。名古屋ならではのお酒や限定酒なども紹介しているので、ぜひお酒選びの参考にしてみてください。

名古屋エリアの人気銘酒も！愛知県のお酒事情

愛知県は古くから酒造りが行われてきた土地

愛知県は、日本酒文化が古くからある土地だと言われています。愛知の酒造りの起源は明確ではないものの、古事記や日本書紀の頃には既に酒造りが行われてきたような記載があります。愛知県は立地的にも関西地方に近く、灘や伏見、そして京都で発展した酒技術が比較的早い段階から伝えられてきたといいます。
また愛知県といえば、戦国武将たちが名を馳せた場所としても有名です。武将や藩主には酒を好む人物も多く、愛知の酒造りは歴史と共に発展してきました。そんな愛知の酒造りは、伝統のもと成長してきたような銘柄がたくさんあります。こだわりの蔵元やブランドが多く、酒好きの方であればぜひ注目しておきたいエリアといえるでしょう。

新進気鋭のブランドや最先端の技術を活かしたお酒も多い

愛知の日本酒は、伝統だけに固執している訳ではありません。古い歴史と伝統を大切にしながらも、次々と新たなブランドが生まれたり、新しい技術が開発されたりしているのが愛知の酒造りの特徴とも言えます。
そんな愛知で作られるお酒には、海外受けするような日本酒や、新進気鋭のブランドが多いです。中にはミシュランガイドの三つ星レストランに並ぶような、国内外から認められたブランド酒もあります。
愛知のお酒は蔵元ごとのコンセプトや狙い、そしてこだわりを感じられるので飲み比べも楽しめます。全体的には濃醇甘口のお酒が多く、お米の良さを感じられるものがたくさんあります。

グレーンウイスキーが作られる知多蒸留所も有名

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愛知県は日本酒以外のお酒文化も発展しています。特に有名なのが、知多半島にあるサントリーの知多蒸留所です。
知多蒸留所では主にグレーンウイスキーが製造されています。モルトだけでなくサイレントスピリッツと呼ばれるグレーンウイスキーを細かく作り分けしているのがサントリーのこだわりです。知多のグレーン原酒は響など人気のブレンデッドウイスキーにも使われています。また知多グレーンだけをブレンドしたウイスキー「サントリー知多」もリリースされており、絶大な人気を集めています。

赤味噌味ビールなど地元ならではの個性派アルコールも

そのほか愛知県では、名産品や伝統・文化を活かしたような酒造りも行われています。例えば名古屋の赤味噌を使った「名古屋赤味噌ラガー」という地ビールや、家康のイラストがラベルに描かれた「家康B」などの地ビールもあります。これらのお酒は、愛知ならではのお土産として人気がとても高いです。
また愛知県の知多半島では梅もよく栽培されています。知多の梅を使った梅酒なども高い評価を得ています。

愛知県で人気のおすすめお酒ランキング8選

1位：醸し人九平次　純米吟醸　山田錦 EAU DU DÉSIR

• お酒の種類：日本酒（純米吟醸）
• 製造元：萬乗醸造
• アルコール度数：16〜17％
• 価格：720ml 2,200円（税込）

醸し人九平次は、愛知県名古屋にある萬乗醸造にて作られている日本酒の銘柄です。1997年からリリースされているという比較的新しいブランドで、蔵元の15代目である久野九平治氏のもとで作られています。
「エレガント」をテーマに作られるお酒は、透き通るような旨味はワイングラスで飲むのにふさわしく、三つ星レストランのワインリストにも入るほどの評価です。
そんな醸し人九平次には豊富なラインナップがあります。そのうちEAU DU DÉSIRには「希望の水」という意味があります。フランスソムリエコンクールでも優勝するほどの実力派で、フローラルな香りと酸味のバランスに優れています。

2位：サントリー知多

• お酒の種類：グレーンウイスキー
• 製造元：サントリー
• アルコール度数：43％
• 価格：700ml 4,400円（税込）

サントリー知多は、軽やかな味が特徴的なグレーンウイスキーです。モルトに比べ静的なウイスキーであり、さっぱりとした爽やかなテイストでほんのりとした甘みもあります。
ピュアでスムースな味わいは、特にハイボールにすると美味しく感じられます。知多で作るハイボールは「知多ハイボール」の愛称で親しまれており、雑味が少なく食中酒にもぴったりです。
人気のウイスキーですがコンビニなどでも購入ができます。180mlなどミニボトルもあり、トライしやすいのが魅力です。

3位：二兎　純米大吟醸　雄町四十八

• お酒の種類：日本酒（純米大吟醸）
• 製造元：丸石醸造
• アルコール度数：16％
• 価格：720ml 1,936円（税込）、1,800ml 3,871円（税込）

二兎は「二兎を追うものしか二兎を得ず」をコンセプトに愛知県岡崎市にて作られている日本酒です。名前が表すように、味と香、酸と旨、重と軽、甘と辛といった相反する要素をバランスよく両立させているのが特徴です。
うさぎが2匹向かい合ったロゴのラベルがとってもキュートで、お土産やプレゼントとしても人気があります。二兎　純米大吟醸　雄町四十八は雄町米を48％の精米歩合まで磨いて作られるお酒で、アロマティックでまろやかな香りをしています。

4位：國盛　超特選國盛　大吟醸

• お酒の種類：日本酒（大吟醸酒）
• 製造元：中埜酒造
• アルコール度数：15％
• 価格：720ml 2,800円（税込）、1,800ml 6,093円（税込）

國盛は愛知県の半田市で作られる伝統のお酒です。ラインナップが豊富で、特に大吟醸酒は評価が高く、全国新酒鑑評会でも金賞を受賞する実力があります。
また大吟醸酒以外にも、どぶろくや濁り酒などの種類があり好みに合わせて選ぶことができます。アルコール度数の低いお酒もあるので、ぜひチェックしてみましょう。

5位：金しゃちビール

• お酒の種類：ビール
• 製造元：盛田金しゃちビール株式会社
• アルコール度数：5〜7％
• 価格：330ml瓶　約380円（税込）

金しゃちビールは1996年に誕生した名古屋のクラフトビールです。ビールらしさを守りつつ日本の風土や食文化、味覚にあったオリジナルのビールを開発しています。
そんな金しゃちビールのシリーズには、定番の「ピルスナー」「アルト」「IPA」といったラインナップのほか「名古屋赤味噌ラガー」などの愛知らしい味わいもあります。コクのある味わいで、一度飲んだら病みつきになること間違いなしです。

6位：ほうらいせん　リキュール　自家製焼酎でつくった梅酒

• お酒の種類：梅酒（リキュール）
• 製造元：関谷醸造
• アルコール度数：14％
• 価格：720ml　1,540円（税込）

蓬莱泉は関谷醸造株式会社の手掛ける日本酒の銘柄です。関谷醸造は日本酒以外にも多彩なジャンルのお酒を手がけていて、そのうちの一つに梅酒リキュールがあります。
愛知県の鳳来町（現在の新城市）は梅の名産地として有名で、特に梅酒にふさわしい青梅が盛んに作られています。ほうらいせんブランドの梅酒には、そんな地元産の梅が使われているのが特徴です。
梅酒専用に蒸留された焼酎に漬け込んで作られたその味は、砂糖が少なめの辛口タイプで飲み飽きしにくい味わいです。このほか完熟梅の梅酒や青じそ梅酒など、梅酒のラインナップがいくつかあるので飲み比べもおすすめです。

7位：長珍　生生熟成5055 純米吟醸

• お酒の種類：日本酒（純米吟醸）
• 製造元：長珍酒造
• アルコール度数：18％
• 価格：1,800ml 4,070円（税込）

長珍は木曽三河の伏流水を使って作られる日本酒です。原料の処理にこだわりを持つブランドであり、旨味と酸味を兼ね備えた味わいをしているのが特徴です。
中でも新聞紙で包まれた日本酒は、見た目のインパクトも強く高い人気を誇っています。「長珍　生生熟成5055 純米吟醸」は季節限定の生熟成酒で、愛知らしい旨口酒をお求めの方にピッタリな1本となっています。

8位：愛知クラフトウイスキー　キヨス

• お酒の種類：ブレンデッドウイスキー
• 製造元：清洲桜醸造
• アルコール度数：45％
• 価格：500ml 3,300円（税込）

クラフトウイスキーキヨスは、愛知県の清洲桜醸造が手掛けるウイスキー銘柄です。清洲桜醸造はもともと1853年に創業された伝統ある酒造で、日本酒「鬼ころし」や焼酎「ええなも」などの酒造りに取り組んできました。
愛知クラフトウイスキーキヨスは、これまで培ってきた酒造りの技術を活かしたウイスキーとなっています。このウイスキーは清酒酵母を使用、樫樽5年貯蔵することで、濃厚かつ重厚さを感じられるような味わいに仕上がっています。

名古屋でしか買えないお酒・限定酒にも注目してみよう

愛知県には大都市名古屋があり、全国各地から多くの観光客が訪れます。名古屋には名古屋でしか買えない限定のお土産があり、お酒・アルコールにも名古屋限定の品や愛知限定の品が登場しています。
ここからは限定のお酒について紹介していきます。名古屋や愛知に立ち寄る際はぜひチェックしてみましょう。

蓬莱泉　純米吟醸「飛」

今回の戦利品
中部国際空港(セントレア)でしか買えないセントレアブランドの蓬莱泉蓬莱泉　純米吟醸、純米大吟醸「飛」とセントレアラベルのほしいずみ 純米辛口 pic.twitter.com/aB94yU5b6N

— Bear_sho (@jkumacis) May 29, 2018

• お酒の種類：日本酒（純米吟醸酒）
• 製造元：関谷醸造
• アルコール度数：15％
• 価格：300ml 880円

蓬莱泉　純米吟醸「飛」は、関谷醸造の蓬莱泉ブランドから登場しているお酒で、中部国際空港セントレアのオリジナルブランドです。第1ターミナル3階にある銘品館のお酒コーナーで入手ができます。
純米吟醸のほか純米大吟醸酒もあり、お土産に人気があります。冷やして飲むことで、より一層旨味と香りを楽しむことができます。

亀若焼酎　常滑焼壺入　25度

大人気商品！愛知県田原市名産品。
全国に先駆けて、亀若焼酎 常滑焼 デビュー！
数量限定
お土産に最適。 pic.twitter.com/BlX0uncipm

— 田原物産センター亀若焼酎 (@taharakamewaka) June 2, 2017

• お酒の種類：芋焼酎
• 製造元：亀若焼酎
• アルコール度数：25％
• 価格：720ml　7,700円（税込）

亀若焼酎は愛知県田原の本格焼酎です。温暖な気候で有機無農薬栽培された“紅あずま”で作られる芋焼酎であり、豊かで甘い味わいをしています。
そんな亀若焼酎を、常滑市で作られる常滑焼の壺に入れた焼酎がこちらで、限定品となります。常滑焼は全てハンドメイドであり、思わず飾っておきたくなるようなクオリティです。

愛知県のお酒に合わせたい人気おつまみは？

商業や物流の中心地として発展を遂げてきた愛知には、さまざまなグルメ品があります。ここからは、お酒のおつまみにもピッタリな愛知のグルメを紹介していきます。

味噌カツ

名古屋の定番おつまみで、ご飯のお供にもおすすめなのが味噌カツです。名古屋の味噌カツは豆味噌がアクセントになっていて、甘くコクのある味わいのものが多いです。濃い味のカツにはさっぱりとしたハイボールや自ビールなどが特に相性が抜群です。料理店から定食屋、そして家庭でも定番の品なのでどこでも楽しむことができます。

手羽先唐揚げ

鶏の手羽先を唐揚げにし、甘タレで食べるのは名古屋の定番料理です。いわゆる名古屋めしの一つであり、お酒のおつまみとしてもふさわしいです。
自宅で作るほか、冷凍タイプで簡単に食べられる品もあります。お取り寄せギフトなどでも人気があるので、名古屋のお酒を手に入れた方はぜひ合わせてみてはいかがでしょうか。

レア日本酒やウイスキーなど愛知のお酒は買取専門店でも人気

愛知のお酒には、入手困難な日本酒や人気のウイスキーなど高い評価を得ているボトルが多数あります。そんな愛知のお酒は、買取専門市場でも安定の評価が得られます。
もし愛知のお酒で未開封のものがあり、これからも飲む予定がないのであれば、お酒買取専門店の利用を検討してみましょう。お酒買取専門店に買取査定を依頼すれば、手持ちの不要なお酒を現金に変えることができるかもしれません。
お酒買取専門店リンクサスでは、愛知県のお酒を現在買取強化しています。「醸し人九平次」のような人気日本酒、「知多」などのウイスキー、そのほかどんなお酒でも査定・買取の相談をしていただけます。査定料は0円で宅配買取などにも対応しているので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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まとめ

愛知県のお酒を紹介しましたが、いかがでしたか？
お酒の魅力は飲んでみることでより一層実感できます。愛知のお酒が気になるという方は、ぜひこの機会に挑戦してみましょう。愛知のお酒には親しみやすいものからレア銘柄までさまざまなバリエーションがあります。飲み比べながら、自分好みのお酒を探してみてください。